JPS5852029Y2 - 帯鋸盤における切曲り検出装置 - Google Patents

帯鋸盤における切曲り検出装置

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JPS5852029Y2
JPS5852029Y2 JP2495980U JP2495980U JPS5852029Y2 JP S5852029 Y2 JPS5852029 Y2 JP S5852029Y2 JP 2495980 U JP2495980 U JP 2495980U JP 2495980 U JP2495980 U JP 2495980U JP S5852029 Y2 JPS5852029 Y2 JP S5852029Y2
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JP
Japan
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band saw
saw blade
detection rod
detection device
cutting
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JP2495980U
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JPS56132036U (ja
Inventor
光好 沢村
Original Assignee
株式会社 アマダ
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は帯鋸盤、特に横型帯鋸盤に訃ける切曲り検出
装置に係るもので、更に詳しくは、帯鋸刃に切曲りが発
生した場合、帯鋸盤を自動的に停止させる検出装置に関
するものである。
従来、帯鋸盤によって棒材等のソータを切断する場合、
帯鋸刃の摩耗、帯鋸刃の走行速度、切込量など、種々の
切削条件により帯鋸刃にたわみ等を生じて切曲りが生じ
やすいものである。
したかつて、切曲りを検出する検出装置として・薄板状
の検知板あるいは一定の張力で張ったワイヤーを、帯鋸
刃の背部に追従して、帯鋸刃がワークに切削した溝に畝
して行くよう構成t−前記検知板あるいはワイヤーが帯
鋸刃を追従しなくなったときに切曲りが生じたことを検
知する形式のものが開発されている。
しかし、@知板を用いた形式のものにトいては、帯鋸刃
が切削した溝内に切粉が多量に付着していると、帯鋸刃
の追従が円滑に行なわれないことがあり、また、ワイヤ
ーを用いた形式のものに釦いては、前述のごとき問題の
他に、鋸刃ノ・ウジングの歪みや、ワイヤー自身の沖等
の影響を受ける問題があった。
さらに、前記画形式のものとも、帯鋸刃の背部に追従す
るものであるので、帯鋸刃が切曲りを生じた時点にトい
て即時に検出することが困難であり、切曲ジが大きく社
有した後に切曲りを検出するために、ソータの損失が大
きい等の諸問題があった。
この考案は、かかる従来の諸問題に鑑み案出されたもの
で、その目的とするところは、帯鋸刃の切曲りを即時に
、かつ区確に検出できるようにした帯鋸盤に3ける切曲
り検出装置を提供するものである。
また、この考案の他の目的は、帯鋸刃に切曲りが発生し
た場合、帯鋸盤を自動的に停止させるようにした帯鋸盤
にトける切曲り検出装置を提供するものである。
以下、添付図面に基づいて、この考案の好適−実施列を
説明する。
第1図は、この考案を実施した横型帯鋸盤1のモ面図を
示し、横型帯鋸盤1に訃ける基台3上には、ワークWを
緊締自任のバイス機構5が装着しであるとともに、鋸刃
ハウジングIがヒンジピン9を介して昇降自在に装着し
である。
前記鋸刃ハウジングT内には、左右に離間して駆動ホイ
ール11と、従動ホイール13とが回転自任に内装して
あり、駆動ホイール11と従動ホイール13には、エン
ドレス状の帯鋸刃15が掛回しである。
前記基台3と鋸刃・・ウジングIとの間には、鋸刃ハウ
ジングγを昇降するための昇降用シリンダ1γが介設し
てあり、また前記鋸刃・・ウジング7の中央部に設けた
梁部材19には固定ガイドアーム21と可動ガイドアー
ム23とが位置調節自在に装着しである。
前記固定ガイドアーム21と可動ガイドアーム23は、
下端部に装着した図示しない超硬チップにより帯鋸刃1
5の両側な挾持案内するものであり、また、一方の固定
ガイドアーム21の下端部側壁には、この考案の要旨と
する検出装置25が装着しである。
また前記帯鋸盤1は、昇降用シリンダ11に巴油を供給
することにより、鋸刃・・ウジングγがヒンジピン9を
中心として回動し上昇するものであり、昇降用シリンダ
17内の匣油を排出することにより自重によって下降し
、下降するときに帯鋸刃15でもってワークWの切断を
行なうものである。
この種の帯鋸盤の作用は通常のものであるので、帯鋸盤
の全般的な詳細な説明は省略する。
前記検出装#25は、第2図及び第3図に示すように、
前記帯鋸刃15を案内する固定ガイドアーム21の、帯
鋸刃15の側面と平行する側壁に回動自任に装着され、
以下のように構成されている。
即ち、固定ガイドアーム21の側壁には、ヒンジ2γを
介して第1検出ロツド29が、帯鋸刃15の走行方向と
直交する方向に揺動自在に枢支され、この第1検出ロツ
ド29の下端部には、帯鋸刃15の歯先部15aに近接
した一側面と常時接触するL字状の接触子31が取付け
られている。
この接触子31は、ワークWと、固定ガイドアーム21
との間に訃いて、上述のように帯鋸刃15の一側面と常
に接触しているものであり、耐摩耗性に優れた超硬チッ
プ等によって形成しである。
なむ、接触子31は、超硬チップ等に代えて回転自任な
ローラとすることも可能である。
また第1検出ロツド29のヒンジ2Tよりも上方に位置
する上端部には、一端部が、該検出ロッド21の上端部
側壁と当接自任で、かつ検出ロッド29と直交する向き
に摺動自任な案内ロッド33が設けられている。
またこの案内ロッド33の他端部には、前記第1検出ロ
ツド29と平行に、第2検出ロツド35が設けられ、こ
の第2検出ロツド35は、その中間部を、ヒンジ部材3
γを介して揺動自在に枢支されている。
前記第2検出ロツド35の下端部には、この第2検出ロ
ツド35の上端部を常時反時計方向に回動させるための
スプリングの如き弾性部材39が介設しである。
従って、前記案内ロッド33は、第2検出ロツド35を
常時反時計方向に附勢する弾性部材39の弾性力により
、第2図に3いて左方向に押圧され、更に、この案内ロ
ッド33の一端部と当接し、かつ反時1↑方向に回動附
勢される第1@出ロツド29の下端部の接触子31は、
帯鋸刃15の一側面と常時接触することになる。
また、前記第2検出ロツド35の上端部には、マグネッ
ト等の被検出体41が設けられて耘す、この被検出体4
1の上方には、第1検出ロツド29の回転による変位を
検出するためのマグネットセンサ43が図示しないブラ
ケットを介して取付けられている。
なむ、前記検出装置25を、固定ガイドアーム21に回
転自任に取付けたのは、帯鋸刃15を交換する場合や、
ガイドアーム等を移動する場合に邪魔にならな丸・よう
にするためである。
また上記の実施例では、検出装#25を固定ガイドアー
ム21の側壁に設けであるが、可動がイドアーム23に
設けても勿論良い。
次に、上記のような構成から成るこの考案の作用につい
て説明する。
先ず、第1検出ロツド29の下端部に設けた接触子31
が、帯鋸刃15の側面に接触している状態で、昇降用シ
リンダ1Tを作動させてワークWの切削加工を開始する
そして例えばワークWの切削中に帯鋸刃15が切曲り、
第1検出ロツド29の接触子31が帯鋸刃15の捩りに
より押されながら第2図に訃いて時計方向に回動すると
、ワークWの切断寸法はマイナス側に移行する。
上記第1検出ロツド29の接触子31が、時計方向に回
動されると、第1検出ロツド29の上端部と圧接してい
る案内ロッド33が第2図に釦いて右方向に移動し、更
にこの案内ロッド33の他端部と接触している第2検出
ロツド35の上端部を時計方向に回動させる。
この検出ロッド35の上端部に設けたマグネットの如き
被検出体41が時計方向に回動すると、この変位をマグ
ネットセンサ43が検出し、このマグネットセンサ43
と接続する図示しない表示装置が、切断寸法のマイナス
表示を行なう。
そして、この表示装置内に、あらかじめ設定したマイナ
ス量哄上に、切断寸法がなった場合、図示しない制御装
置を介して、鋸刃・・シリングTの下降作動を停止させ
、更にその後は昇降用シリング゛11を呻張作動させて
、鋸刃・・シリング1を上昇させて、上死点で停止させ
る。
また、帯鋸刃15が逆方向に捩れた場合には、第1@出
ロツド29は反時3↑方向に回動し、これと同時に第2
@出ロツド35も、弾性部材390弾性力によって反時
計方向に回動する。
そして被検出体41の移動を、前述のようにマグネット
センサ43により検出し、この検出f直を表示装置にプ
ラスの表示を行ない、上記と同様に設定値弘上で停止す
る。
なト、第1検出ロツド29の時計方向、反時計方向の回
動によりマイナス、プラスの表示を行なうものであるが
、マイナスの場合は設定値を小さく、プラスの場合は多
少大きくすることもできる。
また、上記の実施列では、第2検出ロツド35の上端部
に、被検出体41を設けて、マグネットセンサ43によ
りその回転変位を検出しているがこれに限定されず、第
2検出ロッド35自体の動きを検出するようにしても良
い。
更に、この考案は、上述のようにマグネットセンサ43
で、電流値の変化を検出して、帯鋸刃15の切曲り量を
検出するものであるが、この実施列に限定されず、例え
ば、第4図に示すように第1検出ロツド29の上端部に
、ミラー45を取付けるとともに、その上方に、フォト
、トランスタ、レーザー等の投・受光器4γを設けて、
帯鋸刃15の傾きをミラー45の動きに変換し、光学的
に検出するようにしても良い。
更に、第1検出ロツド29の動きを、リンク機構等を介
して拡大させ、リミットスイッチ等を作動させて検出す
るようにしても良い。
この考案は、上記のように帯鋸刃15の切曲り量を、検
出ロッドを介してマグネットセンサ43によす検出する
ようにしたため、帯鋸刃15の切曲り量を迅速かつ区確
に検出でき、従って、高師な被剛材に対して不良品を出
すことがない。
また、帯鋸刃15の切曲り状況を応答性良く検出するこ
とができることから、帯鋸刃15をいためることが少な
く、帯鋸刃の寿命な沖すことができる。
更に、帯鋸盤の昇降位置を、帯鋸刃15の切曲り量に応
じて自動的に発停することができろ。
なか、この考案は上記の実施例に限定されず、他の実施
態様により行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案を実施した横型帯鋸盤の概略IE面
図、第2図はこの考案に係る検出装置の拡大側面説明図
、第3図は第2図の区面図、第4図は他の実施例を示す
説明図である。 図面中の主要な符号の説明、15・・・帯鋸刃、21・
・・固定ガイドアーム(ガイドアーム)、29・・・第
1検出ロツド(検出ロッド)、W・・・ワーク、43・
・・マグネットセンサ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)帯鋸刃15を案内するガイドアームに、前記帯鋸
    刃15の走行方向に対して、直交する方向に揺動自任な
    検出ロッドを設け、前記検出ロッドの一端部を、ソータ
    Wと、ガイドアームとの間にむいて、前記帯鋸刃15の
    歯先部近傍の側面と追従自任に接触させるように構成し
    、前記帯鋸刃15の切曲り時に、前記検出ロッドの他端
    部を介して、前記ガイドアームに設けたマグネットセン
    サ43を作動させるように構成した帯鋸盤に訃ける切曲
    り検出装置。
  2. (2)前記帯鋸刃15の切曲り時に、検出ロッドの他端
    部な介して、光学的検出装置を作動させるように構成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の帯鋸盤に訟け
    る切曲り検出装置。
JP2495980U 1980-02-29 1980-02-29 帯鋸盤における切曲り検出装置 Expired JPS5852029Y2 (ja)

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JPS56132036U JPS56132036U (ja) 1981-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58171216A (ja) * 1982-03-30 1983-10-07 Amada Co Ltd 帯鋸盤における切削背分力検出装置
JP4635617B2 (ja) * 2005-01-18 2011-02-23 株式会社Sumco 切断装置及びその制御方法並びにシリコン単結晶の切断方法

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JPS56132036U (ja) 1981-10-06

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