JPS5852006A - 包装機のフイルム搬送装置におけるフイルム押え部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば青果物用包装機において、帯状の包
装用フィルムを同機の包装部へ搬送するためのゝ搬送装
置によって包装部に展張された帯状の包装用フィルムを
品物に対しその前後左右方向から折込んで品物を包装す
るとき、包装用フィルムの幅方向両端縁部を挾持する包
装用フィルム押え部材に関するものである。

包装部において包装用フイ゛ルムの幅方向両端縁部を包
装部両側の上下一対のベルトに挾んで搬送するものは周
知となっている。しかし、上下両ベルトは上下方向へぶ
れて離間し易いため、包装用フィルムの両端縁部が同ベ
ルトから内側へ抜は落ちたり、内側へずれて包装用フィ
ルムにしわがでこの欠点を解消するために特、願昭 ５６−７１９２１号として、上下対向させて架は渡され
た複数本の丸ベルトを少なくとも１本ずつ交互に並へて
配置して同丸ベルトに対し包装用フィルムの両端縁部を
上下蛇行させて挟入可能にすることにより、その両端縁
部の抜は落ちやずれを防止することができる搬送装置を
提供している。

しかし、押え部材によって丸ベルトを包装用フィルムの
両端縁部とともに挾持しているため、包装部に展張され
た包装用フィルムに対し品物を押包装用フィルムの上方
への引き伸ば しによって、前記ベルト列は内側へ彎曲され易い欠点が
あった。

本発明の目的はこの欠点を防止するためのストッパ突条
を備えた−え部材を提供することにある。

以下、本発明を青果物用包装機に利用した場合について
説明すると、図中１は機台上部に設置した包装用フィル
ム搬送装置であって、第１図及び第２図に示すように、
前後側固定枠２間の左右両側には上下一対で一組とした
３組の軸３，４．５と一本の軸６とを平行にそれぞれ架
設し、そのうち最も内側の軸３と外側の軸５．６とを固
定枠２に対し固定するとともに、他の軸４を固定枠２に
対し回動可能にしている。７は前記軸３の後端部に対し
回動可能に支持した上下一対のローラ、８は前記軸４の
後端部に対し同品−ラ１と対応させて固定した上下一対
のローラ、９は前記軸５の前後両端部間全体にわたり回
動可能に支持した上下一対のローラ、１０は同ローラ９
の後端部と前記ローラ８の後端部との間に架は渡した上
下一対の無端状チェーン、１１は前記軸６の前後両端部
間全体にわたシ回動可能に支持したローラ、１２は同ロ
ーラ１１の前端部と前記上下一対のローラ９のうち下側
のローラ９の前端部との皿ｆ架は渡した無端状丸ベルト
である。１３は前記左右両軸３の内側においてそれぞれ
後側の固定枠２に固定した上下一対の軸、１４は同軸１
３の先端部に対し回動可能に支持した上下一対のローラ
であって、前記ローラ７の中程まで延びている。

１５は固定枠２両側の前記上下一対のローラ１゜８．１
４のうち上側の左右両ローラ７．８．１４間に架は渡し
た３本の無端状丸ベルト、１６は同じく下側の左右両ロ
ーラ７．８．１４間に前記丸ベルト１５と対向させて架
は渡した４本の無端状丸ベルトであって、第８図に示す
ように、同丸ベルト１６の上側走行部１６８間に前記丸
ベルト１５の下側走行部１５ａを介在させ、両走行部１
５ａ、１５’ａを１本ずつ交互に並べて配置して７本の
ベルト列Ｍとしている。なお、同ベルト列Ｍのうち内側
の５本は間隔が狭くなっている。１１は前記上下両丸ベ
ルト１５、．１．６よりも前側において上側と下側の前
記左右両ローラ７と８間にそれぞれ架は渡した５本の無
端状丸ヘルドである。

１Ｂは前記左右両軸１３の内側においてそれぞれ後側の
固定鉢２に固定した左右一対の軸、１９は同軸１８の先
端部に対し回動可能に支持したてこ部材、２０は両てこ
部材１９の一方の腕部１９ａ間上にピン２１により回動
可能に支持した筒吠の後押え部材、２２は前記軸１８に
巻装したねじりコイ゛ルばねであって、その一端部を両
てこ部材１９のもう一方の腕部ｔｓｂに係着して前記後
押え部材２０を常には下方へ付勢している。そして、後
押え部材２０はてこ部材１９の一方の腕部１９ｂをねじ
シコイルばね２２の付勢に抗して下動させることにまり
上動可能となっている。

第３図に示すように、前記後押え部材２０内には前記丸
ベルト１６のうち内側の３本の丸ベルト１６の下側走行
部を挿入して間挿え部材２０上部の押圧部２０ａを同丸
ベルト１６の上下両走行部間に介在させている。なお、
この抑圧部２０ａの上面は前記ベルト列Ｍのうち内側の
５本に対応している。又、押圧部２０ａの内側縁にスト
ッパ突条２０ｂを立設している。２３は後側の固定枠２
から前記押え部材２０に対応して延設した受圧板であっ
て、”第３図に示すように、上側の３本の丸ベルト１５
の上下吻走行部間に介在させ、そこからさらに内方へ延
びる先端部を上方へ斜状に折曲させている。

２４は左右両側において上下一対の軸２５により連結し
た移動枠であって、左右両側を訃記左右両軸３，４の前
端部側に挿通してその軸線方向への移動可能となってい
る。２６は前だ移動枠２４間において軸４に対し回動可
能に支持した上下一対のローラであって、第４図に示す
ように、軸４に形成した長孔状の止め溝４ａに対し。−
ラ２６の外周面から螺会した止めねじ２１を係入するこ
とにより、軸４にローラ２６を固定可能にしている。な
お、第２図の想像線で示すように、移動枠２４は止めね
じ２７を緩めることにより止め溝４ａの範囲内だけ移動
可能である。２Ｂは前記移動枠２４間において軸３に対
し回動可能に支持した上下一対のローラ、２９は前記軸
２５に対し回−可能に支持した１下一対のローラである
。

３０は移動枠２４両側の前記上下一対のローラ２６．２
８．２９のうち上側の左右側ローラ２６゜２８．２９間
に架は渡した６本の無端状丸ベルト、３１は同じく下側
の左右側ローラ２６　、２８　、２９間に前記丸ベルト
３０と対向させて架は渡した５本の無端状丸ベルトであ
って、第３図に示すように、前記丸ベルト３０の下側走
行部３０８間に同丸ベルト３１の上側走行部３１ａを介
在させ、両走行部３０ａ、３１ａを１本ずつ交互に並べ
て配置して１１本のベルト列Ｍとしている。なお、同ベ
ルト列Ｍのうち内側の５本は間隔が狭くなっている。

第２図及び第３図中３２は前記移動枠２４の左右両側に
おいて前記軸２５より・も内側に固定したこ部材１９、
その腕部１９Ｂ、１９ｂ、後押え部材２０．その押圧部
２０ａとストッパ突条２θＮ）、ビン２１、ねじりコイ
ルばね２２及び受圧板２３にそれぞれ相当するでＣ部材
３３、その腕部３３ａ、３３ｂ、前押え部材３４、その
押圧部３４ａとストッパ突条３４ｂ１ピン３５、ねじり
コイル８は前記移動枠２４の左右両側から後側の固定枠
２を通してその外側へ延設した操作バーであって、これ
を操作することにより移動枠２４を軸３，４の軸線方向
へ移動調節可能としている。

第２図中３９は前記前後押え部材３４．２０の左右両端
部間に設けた左右押え部材であって、同様に上下移動可
能となっておシ、これら押え部材２０．３４．３９間に
包装部８を形成している。

第１図及び第２図中４０は固定枠２＾側の両・−９９，
１１間に設けた鋸刃であって、上方へ向けて上下移動可
能となっている。

以上のように構成された搬送装置１に対し、機台の左右
両側に上下一対ずつ設けた巻取ロール４１のうちその一
つから幅寸法Ｌｌの包装用フィルムＦを供給する場合に
ついて説明する。この場合予め＼、操作バー３８を操作
して移動枠２４の位置を包装用フィルムＦの幅寸法Ｌ１
に合わせて移動調節しておく。そして、第１図及び第２
図に示すように、ローラ４２を介して包装用フィルムＦ
を搬送装置１のローラ１１上に導き、さらに両ローラ９
間を通して上側の丸ベルト１５’、１’ｙ　、３’ｃ＋
と下側の丸ベルト１６，１７．３１間に挟入する。

すなわち、第８図に示すように、上側の丸ベルト１５．
３０の下側走行部１５８．３０ａと下側の丸ベルト１’
、”ｇ”、３１の上側走行部１６ａ、３１ａとのベルト
列Ｍ゛に対し、内側から１＋１ｌＩ４の走行部１６ａ、
３０ａの上、２列目の徒行部１５８．３１ａの下、３列
目の走行部１６Ｅｌ、３−Ｏａの上へと交互に、包装用
フィルムＦの両端縁部を上下蛇行させて挟入していく。

次に、実際の包装作用の概略について説明する。

搬送装置１の供給側の上下両軸４を駆動回転させると、
包装用フィルムＦは包装部Ｓに向けて搬送され、包装用
フィルムＦの一定長さＬ２ごとに、前記鋸刃４０の駆動
によって包装用フィルムＦに幅方向のミシン目を形成す
る。軸５のローラ９の周速よりも軸４のローラ８，２６
の周速の方が大きくなっているため、包装用フィルムＦ
は引張られてそのミシン目で切断され、第２図に想像線
で示すように、包装部Ｓ上まで搬送される。この包装用
フィルム搬送動作と同調して、第１図に示すように、供
給装置４３から品物Ｗが受台４４側に水平給送されて受
台４４上に載置される。

包装部Ｓ上の包装用フィルムＦは前後左右の押え部材３
４．２０．３５１が上動してクランプされる。すなわち
、前後押え部材３４．２０においては、第５図及び第６
図に示すように、その押圧部３４ａ、２０ａと受圧板３
７，２３との間に前記ベルト列Ｍのうち内側から５本の
走行部を介して包装用フィルムＦを挾持する。又、左右
押え部材３９においては、包装用フィルムＦを直接挾持
する。

この包装用フィルムセット状態から、受台４４が上動し
て品物Ｗが第１図の想像線で示すように包装位置に押上
げられると、図示はしないが、品物Ｗの下側で包装用フ
ィルムＦの折込み動作が行われる。包装された・品物Ｗ
は前方へ搬出され、次工程の包装が同様に行われる。

前記品物Ｗの押上げ時には、包装用フィルムＦは上方へ
引き伸ばされるため、前記ベルト列Ｍは２０のストッパ
突条３４ｂ、２０ｂによって防止している。

なお、図示はしないが、以下のように構成してもよい。

（イ）　丸ベルト１’、５　、　、’ｔ　＋　、　ｊ７
を架は渡すローラ７．８も軸３．４の軸線方向へ、移動
可能に支持すること。

（ロ）ベルト列Ｍにおいて、上側の丸ベルト１５゜３０
の下側走行部１５ａ、３０ａと下側の丸ベルト１８．．
３１の上側走行部１６ａ、３１ａとを２本ずつ交互に並
べて配置すること。

以上詳述したように、本発明の搬送装置においては、固
定枠２の両側にそれぞれ架設駿た上下一対の軸３，４０
両端部にそれぞ°れ支持した両ローラ７．８間及び２６
．２８間に対し、複数本の無端状丸べＪ°レト１、．５
　、　”１　’６及び３．’、（１’、’：３１をそれ
ぞれ上下対向させて架は渡し、上側の丸ベルト１５゜３
００下側走行部１５ａ、３０Ｂと下側の丸ベルト１６．
３１の上側走行部１６Ｂ、３１ａとを少なくとも１本ず
つ交互に並べて配置してベルト列Ｍを形成し、この両ベ
ルト列Ｍに対し包装用フィルムＦの両端縁部を上下蛇行
させて挟入可能とした包装用フィルム搬送装置において
、前記両べ゛ルト列Ｍを包装用フィルムＦの両端縁部と
ともに挾持する抑圧部２０ａ、３４Ｂの内側縁にはスト
ッパ突条２０ｂ、３４ｂを立設したので、包装部Ｓに展
張された包装用フィルムＦに対し品物Ｗを押上げたとき
、包装用フィルムＦの上方への引き伸ばしによって、前
記ベルト列Ｍは内側へ彎曲されるおそれがなくなる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を利用した青果物用包装機の概略図、第
２図は搬送装置の概略平面図、第８図は第２図のＸ−Ｘ
線概略拡大断面図、第４図は移動枠内のローラを示す部
分拡大平面図、第５図及び第６図は前後押え部材による
クランプ状態を示す部分拡大断面図である。 搬送装置１、固定枠２、軸３，４、ローラ７゜１、押え
部材２０，３４，３９、押圧部２０ａ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　固定枠（２）の両側にそれぞれ架設した上下一対の
   軸（３，４）の両端部にそれぞれ支持した両ローラ（’
   ７．’８）間及び（２６，２８）間に対し、複数本゛の
   無端状丸ベルト（１５，１６）及び（３０，３１）をそ
   れぞれ上下対向させて架は渡し、上側の丸ベル）（１５
   ，３０）の下側走行部（１’ｓａ、３０ａ）と下側の丸
   ベルト（１６，３１）の上側走行部（１６ａ、３１Ｂ）
   とを少なくとも１本ずつ交互に並べて配置してベルト列
   Ｍを形成し、この両ベルト列Ｍに対し包装用フィルムＦ
   の両端縁部を上下蛇行させて挟入可能とした包装用フィ
   ルム搬送装置において、 前記両ベルト列Ｍを包装用フィルムＦの両端縁部ととも
   に挾持する押圧部（２０ａ、３４ａ）の内側縁にはベル
   ト列Ｍの内側への彎曲を防止するストッパ突条（、ｚＯ
   ｂ　、ｓ　４　ｂ　）を立設したことを特徴とする包装
   機のフィルム搬送装置におけるフィルム押え部材。