JPS585137B2 - カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ - Google Patents

カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ

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JPS585137B2
JPS585137B2 JP8705475A JP8705475A JPS585137B2 JP S585137 B2 JPS585137 B2 JP S585137B2 JP 8705475 A JP8705475 A JP 8705475A JP 8705475 A JP8705475 A JP 8705475A JP S585137 B2 JPS585137 B2 JP S585137B2
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JP
Japan
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flange
scale
plate
horizontal
setting
Prior art date
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Expired
Application number
JP8705475A
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English (en)
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JPS5210979A (en
Inventor
沼田幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5210979A publication Critical patent/JPS5210979A/ja
Publication of JPS585137B2 publication Critical patent/JPS585137B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、管型取治具等を用いて作成した工場製作用
図面に基いて組立てられる型取管を高精度な完成管にす
るために、型取管の検査、修正用として同一図面に基き
現場と全く同じフランジ位置を工場で再現する場合に使
用するフランジ位置設定装置に関する。
そしてその目的は、その多くが非常に複雑な形状である
型取管を製作用図面に基き定盤上で組立て完成すること
の困難性、非能率性に鑑み、フランジ位置を再現してこ
れに当てはめることにより、容易迅速に高精度の製作が
できるようにすることにある。
従来、この種の型取管制作用フランジ位置設定装置はな
い。
ところで現場型取管を金型方式から図面化して工場内で
完成するために、この出願人は型取治具を開発し、これ
につき、すでに出願している(特開昭49−10430
0号公報参照)。
しかしこの型取治具により精密に型取りして作成した製
作用図面に基いて定盤上で管組立てを試みたが、曲げ加
工、フランジの大割角度を調整した取付けなどが非常に
難しく、熟練作業者でも時間がかかり、また精度も均一
に得られないという結果となり、この点で型取前製作は
一般の管製作のようにはいかないことが判明した。
そこで型取管をまず形状加工した後、再現されたフラン
ジ位置を使って精度を得れば、型取前製作の能率を上げ
うることに着眼してなしたのがこの発明である。
以下、この発明を図示する実施例により説明すれば、こ
のフランジ位置設定装置では、一対のフランジ固定板1
,1’が■形鋼を組んだ水平架台2上に設けられている
そしてフランジ固定板1はX方向(横)、Y方向(縦)
およびZ方向(上下)の三方向に移動しうるようにされ
、またフランジ固定板1′は必要に応じZ方向に移動し
うるようにして固定され、さらにいずれのフランジ固定
板も水平回転、垂直回転およびフランジ大割角度調整が
なしうるようにされている。
第1図、第2図はこのような装置構成をさらに詳細に示
している。
図中3はフランジ固定板1を支持するための移動支柱3
′はフランジ固定板1′を支持するための固定支柱で、
いずれも横断面正方形をなし、水平架台2の上に立設さ
れている。
4,5はそれぞれ移動支柱3の上部に設けられた1形状
の水平回転フレームと受板で、水平回転フレーム4がそ
の底部中央に受板5に突設されたピン(図示せず)を嵌
挿させて該受板に回転自在に連結されている。
6はこの水平回転フレーム4の底部に設けられた溝でそ
の内部に挿通させて受板5に蝶ネジ7がねじ込まれ、こ
れにより水平回転フレーム4がさらに該受板に固定自在
にされている。
なお8は受板5の上に設けられている水平回転フレーム
4の回転角度設定用目盛である。
また9はこのような水平回転フレーム4の対向片部間に
X方向の水平軸の回りに回転自在に設けられた円板状の
縦板で、その一回転軸端に水平回転フレーム4の対向片
部外面に摺接する垂板10が設けられている。
11はこの垂板10に設けられた溝で、その内部に挿通
させて水平回転フレーム4に蝶ネジ12がねじ込まれ、
これにより縦板9が該水平回転フレームに固定自在にさ
れている。
なお13は垂板10の表面に設けられている縦板9の回
転角度設定用目盛である。
フランジ固定板1はこのような縦板9にその回転中心線
がフランジ固定面上にくるようにしてその線上の所定点
の回りに、かつ該縦板に平行に回転自在に組込まれてい
る。
その組込みは縦板9をリング状としてその裏面側に外止
め用の内向き縁(図示せず)を設け、また表面側に止金
14を回転自在に設けてその90°回転によりフランジ
固定板1を脱着しうるようにされている。
なお15はフランジ固定板1に等円周ピッチで放射状に
設けられたフランジ固定用のボルト長孔である。
また16はフランジ固定板1の中心に設けられたフラン
ジ芯出し部である。
さらに17はフランジ固定板1の一ボルト長孔15を基
準とした大割角度を設定するための目盛である。
しかしてフランジ固定板1を水平回転、垂直回転および
フランジ大割角調整がなしうるように支持している移動
支柱3はさらに外筒3aに内筒3bを摺動自在に嵌挿さ
せた二重構造としてその断面形状(正方形)と相俟って
Z方向にのみ伸縮自在にされている。
18はその断面形状の対角線方向に進退自在に外筒3a
に設けられたストッパーで、これにより内筒3bの高さ
、すなわち伸縮長さを設定しうるようにされている。
なお、固定支柱3′も前記の構成において移動支柱3と
同一であるので、対応する部分には部品番号にダッシュ
(′)をつけて表示することにより説明を省略する。
この場合縦板9′の回転軸はY方向に沿わせてフランジ
固定板1,1′がそれぞれY方向、X方向に向けられて
いる。
また19は移動支柱3の伸縮用油圧ジヤツキで、内筒3
b内に配されている。
20はそのジヤツキ作動による移動支柱3の伸縮長さ設
定用に内筒3bの表面に縦設した目盛である。
さらに21は水平架台2の上に敷設された一対の台形レ
ール、22はそのレール上を走行自在に配されたX方向
走行台車、また23はその台車上に敷設された一対の台
形レール、24はそのレール上を走行自在に配されたY
方向走行台車で、このY方向走行台車24上に移動支柱
3を固定することにより、該移動支柱X、Y両方向に可
動自在1にされている。
25,26はそれぞれ水平架台2、走行台車22の上に
設けられたX方向目盛とY方向目盛、また27,28は
それぞれ走行台車22゜24に設けた停止装置である。
さらにこのようなフランジ位置設定装置において、目盛
8,25,26の指示用指針がフランジ固定板1のフラ
ンジ固定面の中心を通るように各各水平回転架台4、走
行台車22,24に設けられ、(目盛25の指示用指針
29のみ図示)、また目盛8′の指示用指針も同様に水
平回転架台4′に1設けられている。
また目盛13,17の指示用指針がそれぞれ水平回転フ
レーム4、フランジ固定板1のボルト長孔端に設けられ
(目盛17の指示用指針30のみ図示)、また目盛13
’、17’も同様に設けられている。
このようなフランジ位置設定装置を使用するに際しては
、まず型取治具を用いて作成した工場製作図面から、一
方のフランジに対する他方のフランジX、Y、Z三方向
の位置(座標)を求め、また管曲げ角から、生じるフラ
ンジの管に対しなす角度、フランジ大割角度等を求めて
、これらをフランジ位置設定数値とする。
その設定数値の表示方法は第3図a、bに示すようなフ
ランジ固定板1.1′の二通りの組合せを考え、同図c
に示すような設定数値表を作成する。
表中のA、Bその他の連続番号は次のように定められる
A・・・・フランジ固定板1′に固定されるフランジB
・・・・フランジ固定板1に固定されるフランジX、Y
・・・・フランジの沿う方向 (第3図aではA、BはそれぞれY。
X、同図すではA、Bはそれぞれ X、Yである。
)1・・・・フランジ固定板1,1′のフランジ固定面
中心間のX方向長さ 2・・・・フランジ固定板1,1′のフランジ固定面中
心間のY方向長さ 3・・・・フランジ固定板1,1′のフランジ固定面中
心間のZ方向長さ 4・・・・フランジ固定板1′のフランジ固定面の水平
回転角度 5・・・・フランジ固定板1′のフランジ固定面の垂直
回転角度 6・・・・フランジ固定板1′のフランジ固定面の大割
角度 7・・・・フランジ固定板1のフランジ固定面の水平回
転角度 8・・・・フランジ固定板1のフランジ固定面の垂直回
転角度 9・・・・フランジ固定板1のフランジ固定面の大割角
度 但し、・角度目盛は目盛板に向って指針が時計回り方向
に回ったときを(+)、反対方向に回ったときを(+)
で示す。
型取管の設定姿勢には第4図a、第5図a、第6図a、
第7図a、第8図a、第9図a、に示すものが主に考え
られる。
図示したものの設定数値表は各図cに示す。
しかして設定数値表に基づくフランジ位置設定は各図a
に示すようにすれはできる。
すなわちフランジ固定板1,1’がいずれもその回転、
縦板の垂直回転、水平回転フレームの水平回転にかかわ
らず、X、Y、Z三方向に変動しない回転中心をフラン
ジ固定面中心にとっているため、フランジAに対するフ
ランジBの位置(座標)はX方向、Y方向両走行台車2
2,24の走行操作および支柱(特に移動支柱)のZ方
向伸縮により簡易、迅速に設定することができる。
この場合、Z方向座標のリミットを大きくするには固定
支柱を伸縮ずればよい。
しかもフランジ固定板1,1′それ自体が回転し、かつ
その回転面が垂直回転、水平回転するため、管曲げ角か
ら生じるフランジの管に対する角度やフランジ大割角度
等は簡易、迅速に設定することができる。
このようにフランジ位置設定が簡易、迅速にできこのた
め製作用図面に基づいて製作した型取管をフランジ固定
板間に嵌込んで検査、修正して高精度の完成管にするこ
とができる。
実験によれば、設定数値の誤差がX、Y、Z方向で1m
m以内、角度で5を以内にできるので、高精度な完成管
が得られる。
なお、このようなフランジ位置設定装置では金型管等を
嵌込めば、その開角度を測定する場合にも使用できる利
点がある。
この発明は以上の構成よりなり、一対のフランジ固定板
の一方が固定、他方が可動にされ、いずれの回転中心も
X、Y、Z三方向の位置設定後は回転操作により変動し
なくなる構成であるから、フランジX、Y、Z三方向の
位置設定ができ、しかもフランジ固定板が回転し、その
回転面が垂直、水平回転する構成であるので、全てのフ
ランジの傾き角、大割角度の設定ができ、もってフラン
ジ位置の設定が簡易、迅速にできる。
したがって型取管は設定されたフランジ位置に合せて工
場で検査、修正して高精度に製作でき、その製作能率は
著しく向上させうる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明の実施例を示す正面図、平面
図、第3図a、bは固定、移動側のフランジ固定板相互
の組合せ例を示す概略的平面図、同図cは設定数値表、
第4図〜第9図のaはこの発明の装置における型取管の
設定姿勢例の概略的平面図、bは型取管の線図的完成状
態を示し、cはbを導出する設定数値表を示す。 1.1′・・・・・・フランジ固定板、2・・・・・・
水平架台、3・・・・・・移動支柱、3′・・・・・・
固定支柱、4,4′・・・・・・水平回転フレーム、5
,5′・・・・・・受板、6,6′・・・・・・溝、7
.7′・・・・・・蝶ネジ、8,8′・・・・・・目盛
、9,9′・・・・・・縦板、10,10’・・・・・
・垂板、11,11’・・・・・・溝、12.12’・
・・・・・蝶ネジ、13,13’・・・・・・目盛、1
4゜14′・・・・・・止金、15・・・・・・ボルト
長孔、16・・・・・・フランジ芯出し部、17,17
’・・・・・・目盛、18.18’・・・・・・ストッ
パー、19・・・・・・油圧ジヤツキ、20・・・□・
・・目盛、21,23・・・・・・台形レール、22,
24・・・・・・走行台車、25,26・・・・・・目
盛、27,28・・・・・・停止装置、29,30・・
・・・・指針。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平架台の上に固定支柱と可動支柱を立設し、両支
    柱の上部に水平回転フレームとその回転角度設定用目盛
    付き受板を設け、水平回転フレームに水平軸の回りに回
    転自在な縦板とその回転角度設定用目盛を設け、縦板に
    はその回転中心線がフランジ固定面上にくるフランジ固
    定板をその線上の所定点の回りに、かつ該縦板に平行に
    回転自在に組込み、さらにフランジ大割角度設定用目盛
    を設け、また可動支柱は水平架台上に設けたX方向走行
    台車の上に設けられているY方向走行台車の上に設けて
    X、Y両方向に可動自在にし、また可動、固定画支柱の
    少なくとも一方はZ方向に伸縮自在にし、かつその伸縮
    長さ設定用目盛を当該支柱に設けてなることを特徴とす
    る型取管制作用フランジ位置設定装置。
JP8705475A 1975-07-15 1975-07-15 カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ Expired JPS585137B2 (ja)

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JP8705475A JPS585137B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ

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JP8705475A JPS585137B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ

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JPS5210979A JPS5210979A (en) 1977-01-27
JPS585137B2 true JPS585137B2 (ja) 1983-01-29

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JP8705475A Expired JPS585137B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 カタドリカンセイサクヨウフランジイチセツテイソウチ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54101058A (en) * 1978-01-26 1979-08-09 Aisin Seiki Co Ltd Hydraulic pressure control system for multi-system brake
JPS58192084U (ja) * 1982-06-16 1983-12-20 シヤチハタ工業株式会社 ボ−ルペン用ペン先体
JPS59214567A (ja) * 1983-05-18 1984-12-04 日立電線株式会社 ユニバ−サル方式の取付治具
JPS62271643A (ja) * 1986-04-25 1987-11-25 Koike Sanso Kogyo Co Ltd パイプフランヂ組立装置

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