JPS58512B2 - 気化性防錆剤 - Google Patents
気化性防錆剤Info
- Publication number
- JPS58512B2 JPS58512B2 JP48070449A JP7044973A JPS58512B2 JP S58512 B2 JPS58512 B2 JP S58512B2 JP 48070449 A JP48070449 A JP 48070449A JP 7044973 A JP7044973 A JP 7044973A JP S58512 B2 JPS58512 B2 JP S58512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- rust
- rust preventive
- hexamethylenetetramine
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄および鉄合金(以下「鉄材料」という。
)の防錆に使用する気化性防錆剤(以下「防錆剤」とい
う。
う。
)に係るもので、ヘキサメチレンテトラミン、亜硝酸ソ
ーダおよび芳香族カルボン酸まだはそのアルカリ金属塩
、炭素数が6〜12である飽和脂肪酸またはそのアルカ
リ金属塩から選択された一種あるいは二種以上とからな
り、特に鉄材料の酸性条件下での防錆効果を高めたもの
である。
ーダおよび芳香族カルボン酸まだはそのアルカリ金属塩
、炭素数が6〜12である飽和脂肪酸またはそのアルカ
リ金属塩から選択された一種あるいは二種以上とからな
り、特に鉄材料の酸性条件下での防錆効果を高めたもの
である。
従来、鉄材料の防錆にはジシクロヘキシルアンモニウム
ナイトライト(以下「ダイカン」という。
ナイトライト(以下「ダイカン」という。
)を主成分とする防錆剤が広く使用されている。
しかしこの種の防錆剤は常温、常湿あるいは高温、高湿
の条件では優れた防錆力を有するが、工業地帯あるいは
酸使用地域における亜硫酸ガスまたは他の酸性ガスの環
境下では防錆力の低下することは避けられなかった。
の条件では優れた防錆力を有するが、工業地帯あるいは
酸使用地域における亜硫酸ガスまたは他の酸性ガスの環
境下では防錆力の低下することは避けられなかった。
本発明者はこのような欠点を解消したものとしてヘキサ
メチレンテトラミンと亜硝酸ソーダおよびヘキサメチレ
ンテトラミンと有機カルボン酸又はそのアルカリ金属塩
とからなる防錆剤が酸性条件下で優れた防錆力を有する
ことを研得している。
メチレンテトラミンと亜硝酸ソーダおよびヘキサメチレ
ンテトラミンと有機カルボン酸又はそのアルカリ金属塩
とからなる防錆剤が酸性条件下で優れた防錆力を有する
ことを研得している。
本発明者はこれらへキサメチレンテトラミンを用いた防
錆剤よりも酸性条件下で更に優れた防錆力を有する防錆
剤を得ることに成功したものである。
錆剤よりも酸性条件下で更に優れた防錆力を有する防錆
剤を得ることに成功したものである。
すなわち、本発明はへキサメチレンテトラミンと亜硝酸
ソーダを主成分とし、これに芳香族カルボン酸またはそ
のアルカリ金属塩、炭素数が6〜12である飽和脂肪酸
またはそのアルカリ金属塩から選択された一種あるいは
二種以上を加えることよりなる防錆剤で、鉄材料に対し
て酸性条件下で極めて防錆効果を有する。
ソーダを主成分とし、これに芳香族カルボン酸またはそ
のアルカリ金属塩、炭素数が6〜12である飽和脂肪酸
またはそのアルカリ金属塩から選択された一種あるいは
二種以上を加えることよりなる防錆剤で、鉄材料に対し
て酸性条件下で極めて防錆効果を有する。
本発明において用いられる芳香族カルボン酸またはその
アルカリ金属塩としては安息香酸、安息香酸ソーダ、フ
タル酸、フタル酸ソーダ等である。
アルカリ金属塩としては安息香酸、安息香酸ソーダ、フ
タル酸、フタル酸ソーダ等である。
まだ、炭素数が6〜12である飽和脂肪酸またはそのア
ルカリ金属塩はカプロン酸、ラウリン酸、クエン酸、ク
エン酸ソーダ等である。
ルカリ金属塩はカプロン酸、ラウリン酸、クエン酸、ク
エン酸ソーダ等である。
本発明による防錆剤の特長は第一に酸性の環境下で従来
の防錆剤では得られなかった極めて優れた防錆効果を発
揮することである。
の防錆剤では得られなかった極めて優れた防錆効果を発
揮することである。
すなわち、亜硫酸ガスあるいは他の酸性ガスの多い工業
地帯でも安心して使用することが出来る。
地帯でも安心して使用することが出来る。
第二に高温、高湿の環境下でも充分な防錆効果を発揮す
ることである。
ることである。
これは従来の防錆剤と同等か優れたもので変色すること
がない。
がない。
第三に非鉄金属に対しても悪影響を及ぼすことがなく、
錫、ニッケル、コバルト、クロム、アルミニウム、銅等
の単体、合金、メッキ品にも使用可能である。
錫、ニッケル、コバルト、クロム、アルミニウム、銅等
の単体、合金、メッキ品にも使用可能である。
すなわち、本発明の防錆剤は従来品がもっている防錆力
の外に従来品にはない酸性環境下で極めて優れた防錆力
を有するものである。
の外に従来品にはない酸性環境下で極めて優れた防錆力
を有するものである。
本発明の防錆剤がこのように極めて優れた防錆力を有す
るのはその詳細については判然としないが、防錆剤を構
成している各成分の相乗効果と同時に各成分の反応生成
物も関係しているためと考えられる。
るのはその詳細については判然としないが、防錆剤を構
成している各成分の相乗効果と同時に各成分の反応生成
物も関係しているためと考えられる。
このような防錆効果はへキサメチレンテトラミンを用い
て初めて発現されるもので、一般に知られているジシク
ロヘキシルアミンやアルカノールアミン等を用いても本
発明の防錆剤のような防錆効果は得られない。
て初めて発現されるもので、一般に知られているジシク
ロヘキシルアミンやアルカノールアミン等を用いても本
発明の防錆剤のような防錆効果は得られない。
本発明の防錆剤はへキサメチレンテトラミン:亜硝酸ソ
ーダが10〜90:90■10からなるヘキサメチレン
テトラミン−亜硝酸ソーダ50〜90部と安息香酸、安
息香酸ソーダ等の芳香族カルボン酸またはそのアルカリ
金属塩、カプロン酸、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸
ノーダ等の炭素数が6〜12である飽和脂肪酸まだはそ
のアルカリ金属塩から選択された一種又は二種以上が5
0〜10部とからなる配合で良好な防錆効果が発現され
る。
ーダが10〜90:90■10からなるヘキサメチレン
テトラミン−亜硝酸ソーダ50〜90部と安息香酸、安
息香酸ソーダ等の芳香族カルボン酸またはそのアルカリ
金属塩、カプロン酸、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸
ノーダ等の炭素数が6〜12である飽和脂肪酸まだはそ
のアルカリ金属塩から選択された一種又は二種以上が5
0〜10部とからなる配合で良好な防錆効果が発現され
る。
本発明の防錆剤を使用して防錆包装材料を製造するには
紙またはポリエチレン等のプラスチックフィルムまだは
シートに含浸または塗布すればよい。
紙またはポリエチレン等のプラスチックフィルムまだは
シートに含浸または塗布すればよい。
また、本発明の防錆剤は防錆包装材料だけでなく水まだ
は有機溶媒に溶解させて直接鉄材料を浸漬まだは塗布し
処理することもできる。
は有機溶媒に溶解させて直接鉄材料を浸漬まだは塗布し
処理することもできる。
以下、実施例によって本発明の防錆剤の防錆効果を示す
。
。
実施例1
ヘキサンメチレンテトラミン20部、亜硝酸ソーダ50
部、安息香酸ソーダ30部を水に溶解し30チ水溶液を
作成した。
部、安息香酸ソーダ30部を水に溶解し30チ水溶液を
作成した。
これを坪量74.5g/m2のクラフト紙に防錆剤10
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
JIS−G−3141の冷延鋼板を完全に前処理した後
、前記防錆紙で包装し、防錆試験を行なった。
、前記防錆紙で包装し、防錆試験を行なった。
結果は、次のとおりで極めて優れた防錆力を得た。
つぎに、比較品としてヘキサメチレンテトラミン、亜硝
酸ソーダ、ヘキサメチレンテトラミンと亜硝酸ソーダ等
の10g/m2含浸品、従来の防錆剤ダイカン1.Og
/m2塗布品、ブランクとして74.5g/m2未処理
クラフト紙を使用した。
酸ソーダ、ヘキサメチレンテトラミンと亜硝酸ソーダ等
の10g/m2含浸品、従来の防錆剤ダイカン1.Og
/m2塗布品、ブランクとして74.5g/m2未処理
クラフト紙を使用した。
防錆試験
(1)酸性条件試験
0.03%、0.06係亜硫酸水11を入れた容器内に
各防錆包装材料を吊し2日間放置した結果はつぎの通り
であった。
各防錆包装材料を吊し2日間放置した結果はつぎの通り
であった。
なお、上記表中の記号Aはへキサメチレンテトラミン−
亜硝酸ソーダ含浸紙、Bはへキサメチレンテトラミン含
浸紙、Cは亜硝酸ソーダ含浸紙、Dは安息香酸ソーダ含
浸紙、Eはモノエタノールアミン−亜硝酸ソーダ含浸紙
、Fはモノエタノールアミン−亜硝酸ソーダー安息香酸
ソーダ含浸紙、Gはダイカン紙、Hはクラフト紙、Uは
へキメチレンテトラミンプ安息香酸ソーダ含浸紙、■は
亜硝酸ソーダー安息香酸ソーダ含浸紙を示す。
亜硝酸ソーダ含浸紙、Bはへキサメチレンテトラミン含
浸紙、Cは亜硝酸ソーダ含浸紙、Dは安息香酸ソーダ含
浸紙、Eはモノエタノールアミン−亜硝酸ソーダ含浸紙
、Fはモノエタノールアミン−亜硝酸ソーダー安息香酸
ソーダ含浸紙、Gはダイカン紙、Hはクラフト紙、Uは
へキメチレンテトラミンプ安息香酸ソーダ含浸紙、■は
亜硝酸ソーダー安息香酸ソーダ含浸紙を示す。
(以下同様)(2)高温高湿条件試験
「60℃、90チRH,16hr」−「10℃。
90%RH,3hr」−「60℃、90%RH。
3hr」−「10℃、90%RH,2hr」を1サイク
ルとして15サイクル(15日間)の条件下で防錆包装
試料について試験した。
ルとして15サイクル(15日間)の条件下で防錆包装
試料について試験した。
結果はつぎの通りであった。
(3)非鉄金属に対する影響
錫メッキ、ニッケルメッキ、コバルトメッキ、銅、アル
ミニウム、クロムメッキ品を各防錆包装試料で包装し、
前記高温高湿条件下に20日間放置し試験した。
ミニウム、クロムメッキ品を各防錆包装試料で包装し、
前記高温高湿条件下に20日間放置し試験した。
結果はつぎの通りであった。なお、上記表の防錆試験結
果欄中の記号○は異状なし、△1はやや変色または光沢
低下、×は強い変色または発錆を示す。
果欄中の記号○は異状なし、△1はやや変色または光沢
低下、×は強い変色または発錆を示す。
(以下同様)実施例2
ヘキサメチレンテトラミン30部、亜硝酸ソーダ50部
を水に溶解し、30%水溶液を作り、一方クエン酸20
部をメタノール50部に溶解し前記水溶液と混合した。
を水に溶解し、30%水溶液を作り、一方クエン酸20
部をメタノール50部に溶解し前記水溶液と混合した。
この混合液を74.5g/m2クラフト紙に防錆剤10
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
この試料について実施例1と同様の防錆試験を行なった
ところ本発明品は極めて優れた防錆力を示した。
ところ本発明品は極めて優れた防錆力を示した。
(1)酸性条件試験
なお上記表中の記号Qはクエン酸含浸紙、Rはモノエタ
ノールアミン−亜硝酸ソーダークエン酸含浸紙、■はへ
キサメチレンテトラミン−クエン酸含浸紙、Nは亜硝酸
ソーダークエン酸含浸紙を示す。
ノールアミン−亜硝酸ソーダークエン酸含浸紙、■はへ
キサメチレンテトラミン−クエン酸含浸紙、Nは亜硝酸
ソーダークエン酸含浸紙を示す。
(以下同様)実施例3
ヘキサメチレンテトラミン25部、亜硝酸ソーダ25部
を水250部に溶解し、一方安息香酸25部、フタル酸
25部をメタノール50部に溶解し前記水溶液と混合し
た。
を水250部に溶解し、一方安息香酸25部、フタル酸
25部をメタノール50部に溶解し前記水溶液と混合し
た。
この混合液を74.5g/m2クラフト紙に防錆剤10
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
g/m2含浸させ防錆紙を得た。
この試料について実施例1と同様の防錆試験を行なった
ところ本発明は極めて優れた防錆力を示した。
ところ本発明は極めて優れた防錆力を示した。
なお上記表中の記号Jは安息香酸ソーダ含浸紙、Kはフ
タル酸含浸紙、Sはモノエタノールアミン−亜硝酸ソー
ダー安息香酸−フタル酸含浸紙、Wはへキサメチレンテ
トラミン−安息香酸−フタル酸含浸紙、0は亜硝酸ソー
ダー安息香酸−フタル酸含浸紙を示す。
タル酸含浸紙、Sはモノエタノールアミン−亜硝酸ソー
ダー安息香酸−フタル酸含浸紙、Wはへキサメチレンテ
トラミン−安息香酸−フタル酸含浸紙、0は亜硝酸ソー
ダー安息香酸−フタル酸含浸紙を示す。
(以下同様)実施例4
ヘキサメチレンテトラミン30部、亜硝酸ソーダ30部
、安息香酸ソーダ20部、フタル酸ソーダ20部を水に
溶解し30チ水溶液を作成した。
、安息香酸ソーダ20部、フタル酸ソーダ20部を水に
溶解し30チ水溶液を作成した。
この水溶液74.5g/m2クラフト紙に防錆剤10g
/m2含浸させ防錆紙を得た。
/m2含浸させ防錆紙を得た。
この試材について実施例1と同様の防錆試験を行なった
ところ本発明品は極めて優れた防錆力を示しだ。
ところ本発明品は極めて優れた防錆力を示しだ。
なお上記表中の符号りはジシクロヘキシルアミン−亜硝
酸ソーダ塩含浸紙、Mはジシクロヘキシルアミン−亜硝
酸ソーダー安息香酸ソーダーフタル酸ソーダ含浸紙、T
はフタル酸ソーダ含浸紙、Xはへキサメチレンテトラミ
ン−安息香酸ソーダーフタル酸ソーダ含浸紙を示す。
酸ソーダ塩含浸紙、Mはジシクロヘキシルアミン−亜硝
酸ソーダー安息香酸ソーダーフタル酸ソーダ含浸紙、T
はフタル酸ソーダ含浸紙、Xはへキサメチレンテトラミ
ン−安息香酸ソーダーフタル酸ソーダ含浸紙を示す。
(以下同様)実施例5
ヘキサメチレンテトラミン40部、亜硝酸ソーダ20部
を水に溶解し30係水溶液を作り、一方、クエン酸25
部、フタル酸15部をメタノールに溶解し、前記水溶液
と混合した。
を水に溶解し30係水溶液を作り、一方、クエン酸25
部、フタル酸15部をメタノールに溶解し、前記水溶液
と混合した。
この混合液74.5g/m2クラフト紙に防錆剤10g
/m2含浸させ防錆紙を得た。
/m2含浸させ防錆紙を得た。
この試料について実施例1と同様の防錆試験を行なった
ところ、本発明品は極めて優れた防錆力を示した。
ところ、本発明品は極めて優れた防錆力を示した。
なお、上記表中の符号Pはモノエタノールアミン−亜硝
酸ソーダークエン酸−フタル酸含浸紙、Yばへキサメチ
レンテトラミン−クエン酸−フタル酸含浸紙を示す。
酸ソーダークエン酸−フタル酸含浸紙、Yばへキサメチ
レンテトラミン−クエン酸−フタル酸含浸紙を示す。
Claims (1)
- 1ヘキサメチレンテトラミンと亜硝酸ソーダを主成分と
し、これに芳香族カルボン酸またはそのアルカリ金属塩
および炭素数が6〜12である飽和脂肪酸まだはそのア
ルカリ金属塩から選択された一種あるいは二種以上を加
えてなることを特徴とする気化性防錆剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48070449A JPS58512B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 気化性防錆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48070449A JPS58512B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 気化性防錆剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5019646A JPS5019646A (ja) | 1975-03-01 |
JPS58512B2 true JPS58512B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=13431813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48070449A Expired JPS58512B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 気化性防錆剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58512B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028217U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-19 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4149708B2 (ja) * | 2002-01-16 | 2008-09-17 | 中部キレスト株式会社 | 気化性固形防錆剤 |
-
1973
- 1973-06-23 JP JP48070449A patent/JPS58512B2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CHEMICAL ABSTRACTS#N12=1973 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028217U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5019646A (ja) | 1975-03-01 |
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