JPS5850585Y2 - 回路遮断器の可動片取付機構 - Google Patents

回路遮断器の可動片取付機構

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JPS5850585Y2
JPS5850585Y2 JP4793278U JP4793278U JPS5850585Y2 JP S5850585 Y2 JPS5850585 Y2 JP S5850585Y2 JP 4793278 U JP4793278 U JP 4793278U JP 4793278 U JP4793278 U JP 4793278U JP S5850585 Y2 JPS5850585 Y2 JP S5850585Y2
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JP
Japan
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movable piece
protrusion
movable
mounting mechanism
circuit breaker
Prior art date
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Expired
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JP4793278U
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English (en)
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JPS54149655U (ja
Inventor
博 岡本
基之 戸水
光司 林
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オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回路遮断器における可動片の取付機構に関する
ものである。
従来、回路遮断器において、主回路を開閉する可動片は
その基端を復帰手段たとえば板ばねとともにねじで締付
けて固定していた。
ところが、上記のごとく可動片と板ばねとを一緒にねじ
で締め付ける作業は極めて煩雑で、しかも多数回の使用
によってねじに緩みが生じ、特性劣化をきたすとともに
可動片が脱落する虞れもあった。
そこで、回路遮断器のケースに第1図に示すごとき支持
部1を一体に設け、この支持部1に可動片3を第2a図
〜第2C図の手順に従って挿入することにより、可動片
3を回動自在に取付けることも考えられる。
この場合にはねし止め作業が不要であり、特性劣化の心
配もないが、可動片3の挿入時に、可動片3の基端部に
ハンダ付けされた主回路用導線5に無理な力が掛かるた
め、上記導線5が断線したりハンダが割れたりする心配
がある。
また、可動片3が動作するとき支持部1の前壁2と可動
片3の切欠部4とが摺接するので、その摩擦により可動
片3の動作不良をきたす心配がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、可動片の
取付時に導線には何ら無理な力が掛からず、しかも摩擦
による可動片の動作不良を防止した回路遮断器の可動片
取付機構を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
第3図〜第6図は漏電ブレーカを示し、10は合成樹脂
にて一体成形したケース、15はカバー、17は操作つ
まみ、33は電磁石、35は零相変流器である。
操作つまみ17はその中心軸17 aがフレーム18に
より保持され復帰ばね19によって上記軸17aを中心
に常時時計回り方向に付勢されている。
また操作つまみ17の偏心位置にはリンク機構を構成す
るコ字形アーム20の一端が回転自在に装着され、この
アーム20の他端には揺動自在かつフレーム18の長溝
18 aに沿って下降可能なレバー21が軸支されてい
る。
22はケース10に設けた縦溝10 aに沿って上下動
自在な略丁字形摺動板で、この摺動板22は復帰スプリ
ング25.25により上方に付勢される可動片23.2
4により上方に押し上げられ、フレーム18の突起18
bで位置規制されている。
可動片23.24は、先端部に可動接点23 a 、2
4 aを、基端近傍の両側に切欠部23 b 、24
bを、はぼ中央部に上方に切起こされた突部23 C,
24Cをそれぞれ有し、ケース10の支持部11.11
に基端部が回動自在にかつ上下動自在に支持されている
すなわち、ケース10の支持部11には両側がら対向方
向にかつ可動片23.24の板巾り小となるように1形
状の突壁12が突設され、この突壁12の水平部12a
下面に上記可動片23.24の基端部上面が支持され、
かつ水平部12aの下面に突設した突起12bが可動片
23.24の上記切欠部23 b 、24 bに嵌合し
ている。
また、上記摺動板22が可動片23.24の上面でかつ
突部23 C,24Cの先端側に当接し、可動片23.
24の先端方向への移動を規制している。
なお、一方の可動片23の基端部には主回路導線26が
スポット溶接あるいはハンダ付は等にて接続され、他方
の可動片24の基端部にはテスト回路用リード線27と
主回路用導線26とが一体的にスポット溶接あるいはハ
ンダ付けされ、上記導線26.26およびリード線27
は支持部11の突壁12の垂直部12 Cの間から導出
されている。
上記可動片23.24を支持部11に取付ける場合には
、基端部に導線26またはリード線27を接続した状態
で可動片23.24をほぼ水平にして突壁12内に挿入
し、切欠部23 b 、24 bを突壁12下面の突起
12bと嵌合させて仮止めするとともに、復帰スプリン
グ25.25を若干圧縮させた状態で可動片の上面に摺
動板を圧接させればよい。
28.29はソケット端子である一対の負荷端子で、ケ
ース10端部の凹所13に嵌め込んで取付けられ、図示
しない負荷の差込プラグを挿入孔14゜16から直角な
二方向より挿着できるようになっている。
上記負荷端子28.29の一方28には主回路用導線2
6が接続され、他方29には制御回路用リード線30を
間にして主回路用導線26と上記リード線30とが一体
的に接続されている。
31.32は一端が電源への差込プラグを兼ねる電源端
子で、上面に固定接点31a、32aを有し、上記可動
片23.24の可動接点23 a 、24 aと接離し
て主回路を開閉する。
電磁石33はフレーム18と一体の支持板18 Cに固
定され、一方アマチュア34もフレーム18に軸支され
るとともに図示しない復帰ばねによって常時第4図中反
時計回り方向に付勢されている。
このアマチュア34の背面には突起34 aを形成して
あり、この突起34 aはレバー21の一端と保合可能
である。
36はプリント基板37に適宜変圧器、ダイオード1、
コンデンサ等を接続することにより構成した制御回路で
、零相変流器35の急激な磁界の変化を検知・増巾して
電磁石33を駆動させるようになっている。
38はテスト回路用接点で、該接点はカバー15に設け
られたテストボタン(図示せず)を押圧することにより
閉成される。
ここで上記構成からなる漏電ブレーカの作動を説明する
まず、第3図、第4図の状態にある操作つまみ17を復
帰ばね19の付勢力に抗して反時計回り方向に回動させ
ると、アーム20を介してレバー21が押し下げられる
これに伴い、レバー21に係合する摺動板22も押し下
げられ、可動片23.24は支持部11を支点として復
帰スプリング25.25の付勢力に抗して反時計回り方
向に回動しつつ、若干下降する。
そして、上記レバー21の一端がアマチュア34の突起
34 aに係合して、その下降が停止するとともにその
位置で保持され、可動片23.24の接点は電源端子3
1.32の接点に接触して主回路は閉路され、負荷回路
に通電される(第5図参照)。
つぎに、負荷回路に漏電が生じると、零相変流器35の
作用により電磁石33が励磁され、アマチュア34は鉄
心33 Hに吸引されて時計回り方向に回転する。
これによってレバー21はアマチュア34の突起34
aから外れ、それまで復帰スプリング25に抗して摺動
板22および可動片23.24を押し下げていた押圧力
を解除するため、接点23a、24a 、31 a 、
32 aは開離し、主回路は瞬時にして遮断される。
その後、操作つまみ17は復帰ばね19によって時計回
り方向に回動し、これに伴い、アーム20を介してレバ
ー21か゛上昇して第3図、第4図の状態に復帰する。
上記動作において、可動片23.24は、前後方向には
突壁12の垂直部12Cと可動片の基端との当接および
突部23 C,24Cと摺動板22との当接により位置
決めされており、左右方向にはケース10の側壁40と
41および42と43(第3図参照)により位置決めさ
れている。
したがって、可動片23.24は前後方向および左右方
向に移動することなく、確実に位置決めされる。
なお、本考案にかかる可動片の取付機構、とくにその支
持部は上記実施例のごとくケース10に一体成形したも
のに限定することなく、たとえば、金属でケース10と
は別個に形成したものでもよい。
また、可動片の左右方向の位置決め手段としては、ケー
ス10の側壁40〜43に限らず、例えば摺動板22に
可動片と係合する切欠部を形成してもよく、さらには可
動片の下面に復帰スプリングの上端部と係合するボス部
を設け、復帰スプリング25によって位置決めしてもよ
い。
さらに可動片23.24の上面に設ける突部としては、
実施例のような切起片に限らず、可動片23.24を突
き出し加工してもよく、あるいは上面に小突片を溶接し
てもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば1形状の
突壁で可動片の基端部を支持し、可動片の上面の突部を
摺動板で位置規制するようにしたことにより、可動片に
導線を接続した状態で突壁に取付ける際、可動片を縦方
向に挿入する必要がないので、導線には無理な力が掛か
らず、断線したり接続が外れたりする心配がない。
しかも、上記突壁には従来の前壁に相当するものがない
ので、可動片が動作するとき、可動片と摺接する部分が
極めて少なく、摩擦によって可動片が動作不良をきたす
心配もない。
なお、上記突壁は従来の前壁に相当するものを有しない
ため、可動片をケースに取付ける際の仮止めを行なうこ
とができないが、上記実施例のごとく突壁下面に突起を
設け、この突起に可動片の切欠部を嵌合させることによ
り、可動片を仮止めでき、組立作極が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可動片取付機構の斜視図、第2a、l)
、c図はその取付順序を示す断面図、第3図以下は本考
案を示し、第3図は回路遮断器の主回路・開路時におけ
るカバーを外した状態の平面図、第4図は第3図のIV
−IV線断面図、第5図は主回路閉路時における第3図
のIV−IV線断面図、第6図は一部斜視図であ。 10・・・・・・ケース、11・・・・・・支持部、1
2・・・・・・突壁、12 a・・・・・・水平部、1
2 b・・・・・・突起、12 C・・・・・・垂直部
、15・・・・・・カバー、17・・・・・・操作つま
み、23.24・・・・・・可動片、23 a 、24
a・・・・・・可動接点、23 b 、24 b・・
・・・・切欠部、23 C,24C・・・・・・突部、
26・・・・・・主回路用導線、27・・・・・・テス
ト回路用リード線、28.29・・・・・・負荷端子、
30・・・・・・制御回路用リード線、31.32・・
・・・・電源端子、33・・・・・・電磁石、35・・
・・・・零相変流器、36・・・・・・制御回路、38
・・・・・・テスト回路用接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に可動接点を有し、基端部に主回路用導線が接続
    されるとともに、上面に突部を設けた可動片と、両側か
    ら対向方向にかつ互いの間隔が可動片の板巾より小とな
    るように突設された1形状の突壁と、上記可動片を常時
    上方に付勢する復帰ばねと、可動片の上面に常時圧接し
    、操作つまみに連係して上下動する摺動板と、上記可動
    片を左右方向に位置決めする手段とからなり、可動片の
    基端部上面を上記突壁の水平部の下面で支持し、可動片
    の基端部に接続された導線を突壁の垂直部の間から導出
    するとともに、摺動板を可動片の突部先端側に位置させ
    たことを特徴とする回路遮断器の可動片取付機構。
JP4793278U 1978-04-11 1978-04-11 回路遮断器の可動片取付機構 Expired JPS5850585Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54149655U JPS54149655U (ja) 1979-10-18
JPS5850585Y2 true JPS5850585Y2 (ja) 1983-11-17

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