JPS5850542A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPS5850542A
JPS5850542A JP15009581A JP15009581A JPS5850542A JP S5850542 A JPS5850542 A JP S5850542A JP 15009581 A JP15009581 A JP 15009581A JP 15009581 A JP15009581 A JP 15009581A JP S5850542 A JPS5850542 A JP S5850542A
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charge
coupling agent
layer
silane coupling
electrophotographic photoreceptor
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立木 繁雄
Ikunori Shibuya
渋谷 郁紀
Makoto Fujikura
誠 藤倉
Atsushi Tsunoda
敦 角田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/043Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
    • G03G5/047Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure characterised by the charge-generation layers or charge transport layers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電荷発生層と電荷輸送層を有し。
暗滅衷が小さく光疲労の少ない電子写真感光体に関する
従来、光導電性物質を感光材料として利用する電子写真
材料においてはセレン、酸化亜鉛。
at化チタン、硫化カドミウムなどの無機系導電性物質
が主に用いられてきた。
しかしこれらは一般に毒性が強いものが多く。
廃棄する方法にも問題がある。
一方、有機光導電性化合物を使用する感光材料は、無機
系光導電性物質を使用する場合に比べ一般に毒性が弱く
更に透明性、可とう性、@鷺性、−面平滑性0価格など
の点において有利であることから最近広く研究されてき
ている。
その中で電荷の発生と輸送という機能を分離した複合型
感光体は、従来、有機光導電性化合一を使用した感光体
の大きな欠点であった感度を大幅に向上させることがで
きるため近年、急速な進歩を遂げつつある。
しかしながらこれらの複合型感光体を例えばカールソン
法による電子写真装置に適用すると。
繰シ返しの使用によって初期電位が低下し、また暗減衰
が増大するために得られる複写画像にかぶシが生じ、か
つ、像のコントラストが著しく損われることが多い。ま
た−回の露光によって形成した靜’IK潜像を損うこと
なく現像転写を繰り返して多数枚の複写画像を得る電子
写真装置KJ用した場合にも暗減衰が大きいために複写
画像a度が徐々に低下する。
このように複合型感光体は高い夢度を有する反面、暗減
衰が大きく、また長時間露光すると。
初期電位が低下するとともに暗減訛が増大する光疲労現
象が発現する欠点を有している。とシわけ電荷発生層が
厚い場合に光疲労による特性の低下が著しい。
本発明は、このような問題点を解決するものであり。
(11lii滅良が小さく。
12)  i電露光を繰り返しても帯電電位の低下が小
さく、また暗減衰も増加せず(すなわち。
光疲労が少なく)。
(3)シかも、高感度を示す複合屋電子写真感光体を提
供するものである。
即ち本発明は、414.電荷を発生する有機顔料を含有
する電荷兄生層及び電荷保持、輸送の機能を有する電荷
輸送層とを有する電子写真感光体において、上記電荷発
生層及び電荷輸送層のうち少々くとも一方にシランカッ
プリング剤を含有させてなる電子写真感光体に関する。
本発明の電子写真感光体に用いられる材料について以下
に好運する。
まず、vt電荷発生層ゴまれる電荷を発生する有機顔料
としては、アゾキンベンゼン系、ジスアゾ系、トリスア
ゾ系、ベンズイミダゾール系。
11キノン系、インジゴイド系、キナクリドン系、フタ
ロシアニン系、ペリレン系、メチン系等の電荷を発生す
ることが知られている顔料が使用できる。これらの顔料
は9例えば1%開昭47−374538公報9%開昭4
7−37544号公報1%開昭47−18543号公報
、I¥i開昭47−18544号公報、411F開昭4
8−43942号公報、特開昭48−70538号公報
、特開昭49−1231号公報、特開昭49−1055
36号公@1%開昭50−75214号公報、特開昭5
0−92738号公報等に開示されている。このような
もののほか、光照射によシミ荷担体を発生する有機顔料
はいずれも使用可能である。
電荷輸送層の主成分である電荷輸送性物質としては高分
子化合物のものではポリ−N−ビニルカルバソール、ノ
蔦ロゲン化ポリーN−ビニルカルバソール、ポリビニル
ピレン、゛ポリビニルインドロキノキサリン、ポリビニ
ルベンゾテオフエン、ポリビニルアントラセン、ポリビ
ニルアクリジン、ポリビニルピラゾリ7等が、低分子化
合物のものではフルオレン、フルオレノン。
λ7−シニトロー9−フルオレノン、λ4,7−ドリニ
トロー9−フルオレノン、4H−インデノ(1,2璽6
)チオ7エンー4−オン、3.7−ノ ジニトロージ著ベンゾチオフェン−5−オキサイド、l
−・グロムビレン、2−フェニルピレン。
カルバソール、3−フェニルカルバゾール、2−フェニ
ルインドール、2ニフェニルナ7タレン、オキサジアゾ
ール、トリアノール、l−フェニル−3−(4−ジエチ
ルアミノスチリ/L、 )T5−(4−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、2−フェニル−4−(4−ジエ
チルアミノフェニル)−5−フェニルオ中すゾール、ト
リフェニルアミン、イミダゾール、クリセン。
テトラフェン、アクリデン、これらの酵導体等がある。
まえ、′−電荷発生層び1!#輸送層には電子写真感光
体に通常使用される結合剤、可塑剤、流動性付与剤、ピ
ンホール抑制剤等の添加剤を使用することができる。結
合剤としては、シリコーン樹脂、ポリアミド、ポリウレ
タン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリ
カーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル
、ポリアクリルアミド等が挙げられるが特に′電荷輸送
層に鼠用する結合剤としては、シリコーン樹脂、スチレ
ン樹脂等が好適である。また、熱及び/又は光によって
架橋する熱硬化聾及び光硬化型樹脂も使用できる。いず
れにしても絶縁性で通常の状態で皮膜形成能を有する樹
脂、並びに熱及び/又は光によって硬化し皮膜を形成す
る樹脂であれば特に制限はない。可鎧剤としてはノ・ロ
ゲン化パラフィン、ジメチルナフタレン、ジブチルフタ
レート等が挙げられる。
流動性付与剤としてはモダフロー(モンテントケミカル
社製)、アクロナール4F(バス7社^)等が、ピンホ
ール抑制剤としてはベンゾイン、ジメチルテレフタレー
ト等が挙げられる。
これらは4’Jt選択して使用され、その遊も適宜決定
されればよい。
本発明において、′(荷発生層及び電荷輸送層のうち少
なくとも一方に含有される72/カツプリング剤として
は、ビニルトリクロルシラン。
ビニルトリエトキシン2ン、ビニルトリス(β−メトギ
シエトキシ)シラ/、r−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン等のビニルシ2ン、γ−グリシドキシプ
ロビルトリメトキシシ2ン等のエポキシ7ラン、N−β
−(アミノエテル)−r−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、r−アミノプロピルトリエトキシシラ/。
N−β−(アミノエチル)−r−アミノプロビルメチル
ジメトキシン2ン、N−β−(N−ビニルベンジルアミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等
のアミノン2ノ、これらの塩酸塩、γ−メルカプトグロ
ビルトリメトキシシラン等のメルカブトシ2ンなどが挙
げられる。特にアミノシランは暗減衰及び光疲労の向上
に効果が大きい。
電荷発生層に上記シランカップリング剤を含有させる場
合には、tvi発生層中0.5〜40重瀘−9好ましく
は1〜20i1臓チ含有される。
0.5重量−未満では暗減衰を小さくシ、光疲労−を少
なくする効果がなく、40重量−を越、えると初期電位
、暗減試、光疲労に対する改善効果は良好であるが感度
が低下する。電荷発生層中上記有機顔料および7ランカ
ツグリング剤以外に暗減衰および光疲労に改善効果のあ
る下記一般式(1)で我わされるシアニン系色素ペース
及び/父は下記一般式+II)で表わされるスチリル系
色素ベースを添加することもできる。
(但し、一般式(11中、 R,、R,、R,、R4,
R,および几、は水素原子、・・ロゲン原子、アルキル
基。
アラルキル基、ブシル基、ヒドロキフル基、フェニル基
または置換フェニル基であり、R1−R6は同一でも異
なっていてもより。) (但し、一般式(■)中、R7,凡、、R9およびR1
゜は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル
基、アシル晶、ヒドロキシル基、フェニル基または置換
フェニル基であり、R1−R4は同一でも異なっていて
もよい。RIIおよびR□は水素原子またはアルキル基
であり、 R1,およびR1,は同−でも異なっていて
もよい、) 一般式(1)で表わされるシアニン系色素ペースとして
は例えば。
C,H。
等があり、一般式(II)で表わされるスチリル系色素
ベースとしては例えば。
等がある。
上記シアニン系色素ベース及び/又はスチリル系色素ベ
ースを上、記シランカップリング剤と併用する場合には
、72ンカツプリング剤とシアニン系色素ベース及び/
又はスチリル系色素ペースの合針含有蓋が電荷発生層中
40重量−以下になるようKそれぞれ含有量を調整する
必要がある。40重量%を越え今と電子写真感光体の感
度が低下する。電荷発生層中上記有機顔料、シランカッ
ブリング剤、場合によt)用いるシアニン系色素ベース
及び/又はスチリル系色素ペース以外の成分としては、
上記結合剤、可履剤、添加剤などがある。結合剤は、上
記有機顔料に対して300重量−以下で使用される。
300重量sを越えると電子写真特性が低下する。可塑
剤は上記有機顔料に対して5重量−以下で使用されるの
が好ましい。その他の添加剤11t3重11−以下で適
宜使用してもよい。
電荷輸送層に上記シランカップリング剤を含有させる場
合には電荷輸送層中αo5〜30重量−1好ましくは0
.1〜101t%含有される。0.05重量−未満では
、暗減衰を小さくシ、光疲労を少なくする効果がなぐ、
30重tLsを越えると初期電位、暗減衰及び光疲労に
対する改善効果は良好であるが感度が低下し残留電位が
増加する。電荷輸送層中、上記電荷輸送性物質およびシ
ランカップリング剤以外に暗減試及び光疲労に改善効果
のある上記シアニン系色素ベース(1)及び/又はスチ
リル系色素ベースを添加することができる。
上記シアニン系色素ベース及び/又はスチリル系色素ベ
ースを土日己シランカップリング剤と併用する場合には
、シランカップリング剤とシアニン系色素ベース及び/
又はステリル系色素ペースの合計會有量が電荷輸送層中
30重tts以下になるようにそれぞれ含有量を調整す
る必要がある。30]iilチを越えると電子写真特性
が低下する。電荷輸送層中、上記電荷輸送性物質。
シランカップリング剤、場合によプ用いるシアニン系色
素ベース及び/又はスチリル系色素ペース以外の成分と
しては、上記結合剤、5T塑剤。
添加剤などがある。上記電荷輸送性物質として高分子化
合物を使用する場合には、結合剤を用いなくてもよいが
、該高分子化合物に対して結合剤を300重jt俤以下
で使用してもよい。
300重J1−を越えると電子写真特性が低下する。ま
た、上記電荷輸送性物質として低分子化合物を使用する
ときは、結合剤は該低分子化合物に対して30〜300
重tチ使用される。30重瀘チ未満では電荷輸送層の形
成が困難になシ。
300ムktsを越えると電子写真特性が低下する。そ
の池上記可塑剤、添〃ロ剤は上記′−電荷輸送性物質対
して5重1に一以下で適宜使用される。
上記シランカップリング剤は、*荷発生層および電荷輸
送層のうち少なくとも一方に含有されるが、好ましくは
電荷発生層および電荷輸送層の両方に含有されると、#
滅良および光疲労に対する改善効果は大きくなる。
本発明において導電層とは、導電処理した紙またはプラ
スチックフィルム、アルミニウムのような金属箔を積層
したプラスチックフィルム。
金属板等の導電体である。
本発明の電子写真感光体は導電1−の上に電荷発生層を
形成し、その上に電荷輸送層を形成したものが電子写真
特性上好ましいが、it電荷発生層電荷輸送層が逆にな
っていてもよい。電荷発生(−の厚さは、0.1〜10
μm、好ましくは0.2〜5μmが望ましい、、0.1
μm未満では。
電荷発生層を均一に形成するのが困難になり。
10μmを越えると電子写真特性が低下する。
また、電荷輸送層の厚さは5〜50μm、好ましくは8
〜20μmでおる。5μm未満では初期電位が低下し、
50μmを越えると感度が低下する。
電性発生層および電荷輸送層を形成するには。
各層の成分を、アセト/、メチルエチルケトン等のケト
ン系溶剤、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤、ト
ルエン、キ7レン等の芳香族系溶剤に均一に溶解または
分散させたのち、導電層上に塗布乾燥することにより行
なうことができる。
本発明になる電子写真感光体は、さらに、導電層のすぐ
上に薄い接着層、バリヤ層を有していてもよい。また9
表面にシリコン等の保護層を設けることができる。□ 本発明になる電子写真感光体を用いた複写法は従来と同
様1表面に帯電、露光を施した後。
現像を行ない、普通紙上に画像を転写し定着すればよい
本発明になる電子写真感光体は、高い感度を有し、且つ
暗減衰が小さく、光疲労が少ないなど優れた利点を有し
ている。
以下に比較例およ、び実施例を示す。
以下の例中に用いる各材料を次に列記する。()内は略
号を示す。
(1)電荷を発生する有機顔料 ・ジスアゾ系: 8ymular Fast Blue
 4135(SFB) 〔大日本インキ化学工業■商 品名〕 Q7りCIシアニン系: Fastogen Blue
 FGF(FGF)〔大日本インキ化学工業■商 品名〕 o−1−ノアゾ系: Re5jno Red BX  
 (BX )シト西六写^工業■商品名〕 (2)電荷輸送性物質 ・2−(p−シュー1−ルアミノ)フェニル−4−(p
−ジメチルアミノ)7−cエル−6−(0−クロル)フ
ェニル−1,3−オキサゾール           
  (OXZ)−1−フェニル−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−5=(p−ジエチルアミノフェニル)
ピラゾリン      (pyz)(3)本発明におけ
るシランカッブリング剤OアミノシランとじてN−β−
(アミノエチル)−r−アミノグロビルトリメトキシシ
2ン:(KBM  603.信越化学工業■商品名〕 Gメルカプトシランとしてr−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン: (KBM 803゜信越化学工業■
商品名〕 (4)結合剤 Oボリスチレ/:ハンマーST 〔三井東圧化学■商品名〕 Oシリコーンワニス:KP−255(不揮発分50−)
〔信越化学工業■商品名〕 0ポリエステル:バイロン200 〔東洋紡■商品名〕 (5)色素ペース Oシアニン系色素ペース (NK−2321,日本感光色素研究所商品名〕Oスス
チリル色素ペース (NK−2020、日本感光色素研究所商品名〕比較例
1〜3 表1に示す有機jjAII+、結合剤を所定菫配合し。
これにメチルエチルケト/を固形分が3重量−になるよ
うに加え、この晶合液80tをボールミル(日本化学陶
業製3寸ポットミル)を用いて8時間混練した。得られ
た顔料分散液をアプリケーターによりアルミニウム板(
導電層)上に塗工し。
90℃で15分間乾燥して厚さ1μmの電荷発生層を形
成した。
次に表1に示す電荷輸送性物質、結合剤を所定量配合し
、これにメチルエチルケトンを固型分が30重量優にな
るように加え、完全溶解し九。この溶液を前記の電荷発
生層の上にアプリケーターによシ塗工し、90℃で20
、分間乾燥して、厚さ15μmの電荷輸送層を形成した
得られた感光体の電子写真特性を、静電記録紙試験装置
(川口電機製5P−428)を用いて測定した結果を表
1に示す。
尚1表中の初期電位(Vo)は負5KNのコロナラ瞬時
に放電したときの帯電電位を示し、暗減衰(Vx)はそ
の後暗所において10秒間放置したときの電位減衰を示
し、半減露光量(Ei。)は101xの白色光を照射し
、電位が半分になるまでの光量値を示している。
また、光疲労の影響をみるため、感光体を1250jx
の白色光に10分間露光した直後の電子写真特性及び光
疲労の目安である露光前後の初期電位の比率(■。’/
Vo)ttM]に併わせて示し九。
実施例1〜3 表1に示す有機顔料及び結合剤各所定量配合して比較例
1〜3に準じて混練し九−料分散液に表1に示す7ラン
カツプリング剤k F/i )〆緻添加し溶解し友。こ
の血液をアプリケーターにょ9アルミニウム板上K11
l工し、90”Cで15分間乾燥して厚さ1μmの電荷
発生層を形成しfC6電荷輸送層は表1に示す配合によ
り比較例1−3に準じて形成した。得られた感光体の電
子写真特性を表1に示した。
実施例4〜6 表1に示す有機顔料及び結合剤を用いて比較例1〜3に
準じて電荷発生ノーを形成し九。
次に表1に示す電荷輸送性物質、結合剤及びシランカッ
プリング剤を配合し、比較例1〜3に準じて電荷輸送J
−を形成した。得られた感光体の電子写真特性を表1に
示し九。
実施例7〜9 表1に示す有機顔料及び結合剤を所定量配合し。
比較例1〜3に準じて混練し丸顔料分散液に表1に示す
シランカップリング剤を所定蓋添加し溶解し丸。この塗
液をアプリケーターによシアルミニウム板上に塗工し、
90℃で15分間乾燥して厚さ1μmの電荷発生層を形
成し友。
次に表1に示す電荷輸送性物質、結合剤及びシランカッ
プリング剤を配合し、比較例1〜3に準じて電荷輸送層
を形成し丸。得られ九感光体の電子写真特性を表1に示
し友。
比較例4〜6 電荷発生層を厚くし九以外は比較例1〜3に準じて行な
った。各材料の配合、膜厚及び電子写真特性は表2に示
した。
実施例10〜12 電荷発生層を厚くした以外は実施例1〜3及び7〜9に
準じて行なつ九。各材料の配合、膜厚及び電子写真特性
は表2に示した。
実施例13 8FB1.08F、アミノシラン[KBM 603]0
.24f、テトラヒドロンラン2 (+ fをボールミ
ル(日本化学陶業製3寸ポットれ・・)に入れ、1時間
混練した。次にシリコーンヮニースCKR−255)1
.2)、テトラヒドロフラン28シーをボールミルに追
加し、3時間混練した。そのtξ再度KR−2550,
967、テトラヒドロ7ラン21・tをボールミルに混
合し、4時間混練した。111)Jした頑科分敢液をア
プリケーターによりアル4−、゛tム板上に塗工し、9
0℃で15分間乾燥しく)t、、% l pmの電荷発
生層を形成した。
表3に示す電荷輸送性物質及び枯汁剤を所定量配合し比
較例1〜3に準じて電荷輸送層を形成した。得られた感
光体の電子写真特性を表3に示した。
実施例14 SFBo、96N、メルカプト72ン(KBM803)
0.48?、ポリエステル〔パイロy20010.36
)、メチルエチルケトン20)をボールミル(日本化学
陶業製3寸ボットミル)に入れ、2時間混練した。次に
ポリエステル〔バイロン20010.3F、メチルエチ
ルケトンさ5tをボールミルに追加し、4時間混練した
。その後再製ポリエステル〔パイロ/200)0.3P
、メチルエチルケトン22?をボールミルに混合し、3
時間混練した。
得られた願科分畝液をアプリケーターによシアルミニウ
ム板上に塗工し、90℃で15分間乾燥して厚さ1μm
の電荷発生層を形成した。
表3に示す電荷輸送性物質、結合剤及びシランカップリ
ング剤を所定量配合し比較例1〜3に準じて電荷輸送層
を形成した。得られた感光体の電子写真特性を表3に示
した。
実施例15〜22 表4に示す有機顔料及び結合剤を所定量配合し。
比較例1〜3に準じて混練したfI科仕分散液表4に示
tンランカノプリング剤及び場合によシ(実施例15.
16及び19〜22)シアニン系色素ベース及び/又は
スチリル系色素ベースを所定音添加し溶解した。この塗
液をアプリケーターによりアルミニウム板上に塗工し、
90℃で15分間乾燥して厚さ1μmの電荷発生層を形
成した。
次に表4に示す電荷輸送性物質、結合剤及びシ゛ランカ
ップリング剤、場合により(実施例17〜22)シアニ
ン系色素ペース及び/又はスチリル系色素ペースを所定
量配合し、比較例1〜3に準じ厚さ15μmの電荷輸送
層を形成した。得られた感光体の電子写真特性を表4に
示した。
以]:余白 比較例1〜3は1表1に示すごとく暗減k(VW)が約
40−と低く、光疲労も大きく、(■。勺は(Vo)の
約20チに低下している。
しかるにシランカップリング剤を電荷発生層及び電荷輸
送層のうち少なくとも一方に添加した実施例1〜9にお
いては暗減良及び光疲労ともに大幅に向上しているのが
わかる。符に、実施例7〜9にみられるように電荷発生
層及び電荷輸送層の両方にシランカップリング剤を添加
すると12501xの白色光露光@tJ後の暗減屓が約
50〜60%。
光疲労が約60〜70チ向上している。尚、シランカッ
プリング剤を添加しても半減露光11 E soの低下
はほとんどみられない。
また、光疲労の程度は電荷輸送層の結合剤の種類及び電
荷発生層の厚みによっても影響を受ける。
衆2の比較例4に示すごと<′dl荷輸送層の結合剤に
ポリスチレンを使用すると、 11t#m乍層の厚みが
1μmの場合には電荷輸送層の結合剤にポリエステルを
用いた比較例1に比べて光疲労による(VO’)の低下
は比較的少ない、しかし、電荷発生j−の厚みが厚くな
ると電荷輸送j−の結合剤にポリスチレンを使用しても
光疲労による(Vo’)の低下は著しく悪くなる(比較
−」5及び6)、、しかし。
このように電fi発生層の厚みが厚くなっても1本兄明
になるンラ/Vツゾリング創を添加することにより光疲
労VCよる(”o勺の低ドシま極めて少なく。
暗減成も良好になる(実地例10〜12)。
−荷発生鳩用龜液である劇料分散液の装造方法は、実施
例1〜12に示すように一料、結合剤。
溶剤、場合により7ランカツプリング剤を一度に全II
k混合して混練を行なう方法と、実施例13及び14に
示すようVこ何回かに分けて逐次分散する方法があるが
、顔料の分散は後者の方が良好である。また得られた感
光体の電子写真特性も表3の実施列13及び14のほう
が実施例2及び9に比べて1かに上まわっている。
一方1表4に示すように電荷発生層及び/又は電荷輸送
(−に7ランカツプリング剤とシアニン系 ′色素ベー
ス及び/又はスチリル系色素ベースを併用した系におい
ても、電子写真特性及び光疲労は良好な値を示している
このように本発明に係る電子写真感光体は大幅に暗減衰
及び光疲労を改善した良llfな′成子写真特性を何す
る複合型の電子写真感光体11@ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電層、電荷を発生する有機顔料を含有する電荷発
    生層及び電荷保持、輸送の機能を有する電荷輸送層を有
    する電子写真感光体において、上記電荷発生層及び電荷
    輸送層のうち少\なくとも一方にシランカップリング剤
    を含有させてなる電子写真感光体。 2 上tシランカップリング剤を電荷発生層中に0.5
    〜40重量−含有させてなる特許請求の範囲第1項記載
    の電子写真感光体。 3.47ランカツプリング剤を電荷輸送層中にα05〜
    30重量%含有させてなる特許請求の範囲第1項ま九は
    第2項記載の電子写真感光体。゛ 4、上表シランカップリング剤がアミノシランカップリ
    ング剤である特許請求の範囲第1項。 第2項または第3項記載の電子写真感光体。 & 電荷発生層および/lたは電荷輸送層にシアニン系
    色素ペースおよび/またはスチリル系色素ペースを含有
    させてなる特許請求の範囲第1項記載の電子写真感光体
    。 a 電荷発生層中に、シランカップリング剤をα5重量
    −以上かつシランカップリング剤とシアニン系色素ベー
    スおよび/またはステリル系色素ペースを合計で40重
    菫−以下含有させてなる特許請求の範囲第5項記載の電
    子写真感光体。 7゜電荷輸送層中に、シランカップリング剤を0.05
    重量−以上かつシランカップリング剤とシアニン系色素
    ベースおよび/lたはステリル系色素ペースを合計で3
    0重量−以下含有させてなる特許請求の範囲第5項tf
    I−は第6項記載の電子写真感光体。
JP15009581A 1981-09-22 1981-09-22 電子写真感光体 Granted JPS5850542A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234167A (ja) * 1985-08-02 1987-02-14 ゼロツクス コ−ポレ−シヨン 光受容体
JPH04128764A (ja) * 1990-09-19 1992-04-30 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH0611873A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体
JP2018151421A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置

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