JPS5850488A - 腕時計用外装部品及びその製造方法 - Google Patents
腕時計用外装部品及びその製造方法Info
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- JPS5850488A JPS5850488A JP14979881A JP14979881A JPS5850488A JP S5850488 A JPS5850488 A JP S5850488A JP 14979881 A JP14979881 A JP 14979881A JP 14979881 A JP14979881 A JP 14979881A JP S5850488 A JPS5850488 A JP S5850488A
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- Japan
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- tac
- cemented carbide
- outer casing
- brazing
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-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/22—Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超1便合金より成る腕時計用外装部品及びそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
85%以」二のf”acを官有する装飾用超硬合金は、
高硬産月としての特許に依り、キズが付キ叶いばかりで
無く、研摩加工向の美麗な事に依り、腕時計用外装材料
として有用である。しかし、超硬合金を用いてこれに直
接ネジ切り、又は溝加工等の細密加工を施して時計用外
装と成すことは、加工コスト、及び加工精度」−困難が
伴なう。このため従来は第1図VC示すように、加工容
易材からなる内胴1を、超硬合金より成る外胴2に接着
剤を用いて接合せしめているが、接着剤の経時変化によ
る耐久性劣化があり、又デザイン上にも制約が有るため
、満足な製品とは言い難い。
高硬産月としての特許に依り、キズが付キ叶いばかりで
無く、研摩加工向の美麗な事に依り、腕時計用外装材料
として有用である。しかし、超硬合金を用いてこれに直
接ネジ切り、又は溝加工等の細密加工を施して時計用外
装と成すことは、加工コスト、及び加工精度」−困難が
伴なう。このため従来は第1図VC示すように、加工容
易材からなる内胴1を、超硬合金より成る外胴2に接着
剤を用いて接合せしめているが、接着剤の経時変化によ
る耐久性劣化があり、又デザイン上にも制約が有るため
、満足な製品とは言い難い。
一般にロー付は法による部材の接合は、接合強度及び耐
久性が高く又デザイン上の制約も少なく有利であるが、
超硬材と他種金属のロー付けには種々の困難が伴なう。
久性が高く又デザイン上の制約も少なく有利であるが、
超硬材と他種金属のロー付けには種々の困難が伴なう。
なかんずく、TaC系装飾用超硬に於いては、研摩加工
表面の色調を生かす目的より、バインダーであるN1及
びCoの含有量が制限される。その結果として、バイン
ダー量の多い超硬材料に比較して、冒い強度を得ること
はできない。このため超硬合金との間の熱膨張係数の差
の大人な、SUS 30 /I、SUS 316(F)
等の合金との高温ロー付けでは、冷却時に、両者の収縮
量の差に依って生ずる応力に耐える事ができず、TaC
超硬合金素地中に、第2図に示すクラックAが生ずる。
表面の色調を生かす目的より、バインダーであるN1及
びCoの含有量が制限される。その結果として、バイン
ダー量の多い超硬材料に比較して、冒い強度を得ること
はできない。このため超硬合金との間の熱膨張係数の差
の大人な、SUS 30 /I、SUS 316(F)
等の合金との高温ロー付けでは、冷却時に、両者の収縮
量の差に依って生ずる応力に耐える事ができず、TaC
超硬合金素地中に、第2図に示すクラックAが生ずる。
又TaC系装飾用超硬は、ロー材との結合を期待で久る
バンダー相が少ない上に、該バインダー中には耐食性を
向上する目的よす、Cr、Ae等の添加が多くバインダ
ー表面を酸化物が覆っている可能性が高いため、ロー材
と前記TaC系超硬表面のヌレは非常に悪い。このだめ
TaC系7+イ(硬合金と熱膨張係数の異なる材料との
ロー伺けでは、「1−材と超硬との境界に)・クリ現象
が起ることを避けることは困難であった。
バンダー相が少ない上に、該バインダー中には耐食性を
向上する目的よす、Cr、Ae等の添加が多くバインダ
ー表面を酸化物が覆っている可能性が高いため、ロー材
と前記TaC系超硬表面のヌレは非常に悪い。このだめ
TaC系7+イ(硬合金と熱膨張係数の異なる材料との
ロー伺けでは、「1−材と超硬との境界に)・クリ現象
が起ることを避けることは困難であった。
TaC系装飾用超硬合金の熱膨張係数(7X 10’、
’C)に近いか又はこれより小さい材料としては、Wl
ZrXTi、コバール、5US430 等が挙げられる
が、■ロー材のヌレ性、■機械加工性及び■耐食性の三
要素をすべて躍す足することはでへない。
’C)に近いか又はこれより小さい材料としては、Wl
ZrXTi、コバール、5US430 等が挙げられる
が、■ロー材のヌレ性、■機械加工性及び■耐食性の三
要素をすべて躍す足することはでへない。
本発明は、TaC系装飾用超硬合金より成る腕時計用外
装に、機械加工性及び耐食性を満足するが、熱膨張係数
に超硬合金と犬Aな差のあるステンレス合金より成る部
品を高い信頼性のもとにロー付けする方法を提供するも
のである5、 以「、実施例に依って本発明を説、明する。
装に、機械加工性及び耐食性を満足するが、熱膨張係数
に超硬合金と犬Aな差のあるステンレス合金より成る部
品を高い信頼性のもとにロー付けする方法を提供するも
のである5、 以「、実施例に依って本発明を説、明する。
第3図は本発明に依るTaC系超fi!14を用いた腕
時計用外装の断面図であり、TaCの外装用3にステン
レス合金であるSO3316F より1反るネジブツ
/ユ4をロー+1けし、このネジブツ/ユに防水用0リ
ング5を介してウラブタ6をネジ7によりネジトメした
、防水構造となっている。第1表は本実施例で説明する
8 5 wt%以上のTaCを有する超硬の合金組成で
ある。
時計用外装の断面図であり、TaCの外装用3にステン
レス合金であるSO3316F より1反るネジブツ
/ユ4をロー+1けし、このネジブツ/ユに防水用0リ
ング5を介してウラブタ6をネジ7によりネジトメした
、防水構造となっている。第1表は本実施例で説明する
8 5 wt%以上のTaCを有する超硬の合金組成で
ある。
第 1 表
i成分組成(重量%)
次に本発明の製造方法・′r(ついて述べる。
〈胴へのNi層の形成〉
TaC系超硬合金より成る外装用には、放電加工により
、ネジブツ/ユをロー伺けするメクラ穴を加工し、穴の
内壁の放電加工変質層を、ホーミング研摩に依り除去し
た後、Nlノツギ浴中にて5μ以上のN1メッキ層を設
ける。前記加工処理によりTaC超硬のロー伺けされる
表面は、ロー材とのヌレ性に優れた金属相にて覆われ、
高い接着強度を期待でへるとともに、ロー付は作業温度
を使用するロー材の融点直上に設定することがでA1大
変有利である。
、ネジブツ/ユをロー伺けするメクラ穴を加工し、穴の
内壁の放電加工変質層を、ホーミング研摩に依り除去し
た後、Nlノツギ浴中にて5μ以上のN1メッキ層を設
ける。前記加工処理によりTaC超硬のロー伺けされる
表面は、ロー材とのヌレ性に優れた金属相にて覆われ、
高い接着強度を期待でへるとともに、ロー付は作業温度
を使用するロー材の融点直上に設定することがでA1大
変有利である。
〈ネジブツンユへのNi層の形成〉
TaC超硬にロー付けされる、5US3’16F利より
なるネジブソノユには、外周表面に15μ以上のNiメ
ッキ層を設けた後、真空炉中900℃にて15分の焼鈍
を行なう。第2表にSUS:316Fより成るネジブツ
/ユに形成されたNiメッキ層の厚さとロー付は後の研
摩工程にて超硬材中に発生するクラックの頻度を示す。
なるネジブソノユには、外周表面に15μ以上のNiメ
ッキ層を設けた後、真空炉中900℃にて15分の焼鈍
を行なう。第2表にSUS:316Fより成るネジブツ
/ユに形成されたNiメッキ層の厚さとロー付は後の研
摩工程にて超硬材中に発生するクラックの頻度を示す。
この様に、5US316F材へのN1メッキ層の形成は
、ロー付けの際のクラックの発生を押え健全なロー伺け
を可能とするために必須条件となる。
、ロー付けの際のクラックの発生を押え健全なロー伺け
を可能とするために必須条件となる。
第 2 表
iネジブツンユに形成された:超硬素地中に発生する:
N1メッキ層厚ザ(μ ) lクラックの頻度
□〈ロー付は方法〉 TaC系超硬」こり成る外装用と5US316Fより成
るネジブツ/ユは予めNiメッキ処理を施しだ後組立て
られて、真空炉中10” torr 以上の真空雰囲気
中でロー(−1けを行なう。使用1するロー材は第3表
に示す。
N1メッキ層厚ザ(μ ) lクラックの頻度
□〈ロー付は方法〉 TaC系超硬」こり成る外装用と5US316Fより成
るネジブツ/ユは予めNiメッキ処理を施しだ後組立て
られて、真空炉中10” torr 以上の真空雰囲気
中でロー(−1けを行なう。使用1するロー材は第3表
に示す。
第3表
:成分組成(重…°%):
1゜
時計用外装に要求される耐食性を満足する融点780℃
の組成の金ロー材を選び、第4図に示すロー付はプログ
ラムにて熱処理を行なった。本実施例の様に、熱膨張係
数の異なる材料間のロー付けの際には、ロー材の融点以
下における冷却速度は特に重要であり、300℃/時間
以上の冷却速度を取った場合には、超硬より成る外装層
のロー付は部周辺に高率にてクラックが発生した。
の組成の金ロー材を選び、第4図に示すロー付はプログ
ラムにて熱処理を行なった。本実施例の様に、熱膨張係
数の異なる材料間のロー付けの際には、ロー材の融点以
下における冷却速度は特に重要であり、300℃/時間
以上の冷却速度を取った場合には、超硬より成る外装層
のロー付は部周辺に高率にてクラックが発生した。
ロー付はプログラム中のロー付は温度における定時間保
持は、超硬表面に形成されたN1メッキ層の超硬素地へ
の拡散を促す目的により設定され、ロー材と超硬表面の
密着強度を向上する必要性の大さなTaC系装飾用超硬
合金のロー付けに於いては特に重要である。この拡散処
理はロー付は作業前に、Ni層をメッキしたTaC超硬
合金を真空中で高温に保持することによっても得られる
が、いずれかの処理を行わ々いものについては冷却後超
硬とロー材との間に頻繁に剥−が発生しロー付は強度の
低下が起る。
持は、超硬表面に形成されたN1メッキ層の超硬素地へ
の拡散を促す目的により設定され、ロー材と超硬表面の
密着強度を向上する必要性の大さなTaC系装飾用超硬
合金のロー付けに於いては特に重要である。この拡散処
理はロー付は作業前に、Ni層をメッキしたTaC超硬
合金を真空中で高温に保持することによっても得られる
が、いずれかの処理を行わ々いものについては冷却後超
硬とロー材との間に頻繁に剥−が発生しロー付は強度の
低下が起る。
同、本発明の方法はネジブツシュの接合の他に、ステン
レス製飾り石、パイプ、等の接合にも極めて有効である
。
レス製飾り石、パイプ、等の接合にも極めて有効である
。
」一連の如く、本発明に係るTaC系超硬材へのステン
レス部品の強固なロー付は接合の成功は、従来、TaC
系超硬を用いた時計用外装においては、製造上不可能と
されていたネジブツシュ等の部品を接合することがでA
信頼性の高い腕時計用防水構造4c ’T能とするもの
であり、その効果は多大である。
レス部品の強固なロー付は接合の成功は、従来、TaC
系超硬を用いた時計用外装においては、製造上不可能と
されていたネジブツシュ等の部品を接合することがでA
信頼性の高い腕時計用防水構造4c ’T能とするもの
であり、その効果は多大である。
第1図は従来のTaC系、に硬を用いた時計用外装構造
を示す…i而面、第2図は従来の製造方法でTaC系超
硬とステンレスとをロー付けしだ際発生するクラックを
顯微鏡写真で表わした図、第3図は本発明によるTaC
系超硬を用いた時計用外装構造の断面図、’g4図は本
発明に用いるロー付は熱処理プログラムグラフである。
を示す…i而面、第2図は従来の製造方法でTaC系超
硬とステンレスとをロー付けしだ際発生するクラックを
顯微鏡写真で表わした図、第3図は本発明によるTaC
系超硬を用いた時計用外装構造の断面図、’g4図は本
発明に用いるロー付は熱処理プログラムグラフである。
Claims (2)
- (1)85wt%以上のTaCを含有する装飾用超硬合
金より成る腕時計外装胴に、前記超硬合金より熱膨張係
数の大へなステンレス製ネジブツシュをNi層処理する
と共にロー付けし、防水用0リングを介してウラブタを
前記腕時計外装胴に前記ネジブツンユを介してネジ止め
して防水構造とした腕時計用外装部品。 - (2)85wt%以上のTaCを含有する、装飾用超硬
合金より成る腕時計用外装部品と、該超硬合金より大き
な熱膨張係数を持つステンレス合金より成る部品を接合
するに際し、前記腕時計用外装部品とステンレス合金部
品との接合表面にNi層を被覆した後、筒温ロー付は接
合する事を特徴とする腕時計用外装部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14979881A JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14979881A JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850488A true JPS5850488A (ja) | 1983-03-24 |
JPS6246835B2 JPS6246835B2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=15482943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14979881A Granted JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850488A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004070479A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-08-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | 電波時計 |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14979881A patent/JPS5850488A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246835B2 (ja) | 1987-10-05 |
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