JPS5850466B2 - インサツデンシンソウ ジユシンキノドウキドウサホウホウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、印刷電信伝送が印刷電信送信機から受信機
に一方向に向けられ、印刷電信送信機から印刷されるべ
き符号を表わす符号信号が送出され、更に送信機の動作
状態を表わす動作状態信号が送出されるようにされた印
刷電信送、受信機の同期動作方法に関する。

送信側から送出される符号信号は、一般に受信側におい
て印刷されるべきアルファベラ）Ａ、Ｂ、Ｃの符号を特
徴づける。

動作状態信号としては一般に送信機から、持続スタート
極性および持続ストップ極性が送出される。

公知の印刷電信伝送方式によれば、個々の符号に対応す
る符号信号はスタートエレメントおよびそれぞれのスト
ップエレメントによって表示される。

かかる符号信号の他に印刷電信受信機の動作を制御する
公知の制御信号が送信される。

かかる印刷制御信号は例えば復帰、行送り、文字、数字
の印刷、間隔に対する信号および送り情報である。

かかる制御信号は同様にスタートエレメントで始まり、
ストップエレメントで終る。

符号信号および制御信号のスタートエレメントおよびス
トップエレメントに基づき、受信側において正確な符号
フレームを検出することができる。

それぞれ一定数のビットを包含しかつそれぞれ一定の時
間連続する符号信号および制御信号とは反対に、動作状
態信号は任意に長く送信することができ、かつスタート
エレメントおよびストラフエレメントの一定の配置によ
って表示されるもので無い。

この発明の目的はかかる送信側から送出された動作状態
信号を用いて、受信側において正確な符号フレームを検
出し、かつ送信側および受信側のクロックパルスにより
結ばれた装置の同期動作を行わせることにある。

この発明によれば冒頭に述べた形式の同期動作方法にお
いて、送信側において動作状態信号をコード変換器に導
入し、このコード変換器が動作状態信号に、符号フレー
ムを識別することができるコード語を割当てるようにす
る。

このコード語は伝送区間を経て伝送され、しかして符号
フレーム弁別器を使用して、印刷電信送信機および受信
機の同期動作を確実にするクロックパルス信号が導出さ
れ、伝送されたコード語は送信側で行われたコード変換
を逆行させる受信側に配置されたコード変換器を経て印
刷電信受信機に導かれるようにする。

この発明による同期方法は、例えば持続スタート極性お
よび持続ストップ極性のような動作状態信号が伝送され
る場合にも同期が行われることで優れている。

この発明の同期方法の特別な利点はこの同期が通信伝送
の休止期間中に行われる点にある。

印刷電信送信機および受信機の同期を急速に作るため、
受信機の動作に影響する符号信号或は制御信号に、コー
ド変換器を使用して符号信号コード語或は制御信号コー
ド語を割当て、これらコード語は印刷電信送信機および
受信機の同期が作られない場合にも、動作状態信号に割
当てられコード語と区別されるようにすると良い。

符号信号および制御信号が２進コードの語により与えら
れる場合には、符号信号コード語および制御信号コード
の第１ビツトがスタートエレメントのビットと同じ或は
反対であるようにし、更に符号信号コード語および制御
信号コード語の他のビットが、２進コードの個々の語の
ビットと同じ或は反対であるようにし、しかして符号信
号コード語および制御信号コード語の最終ビットが先行
ビットのパリティを表示するようにすると良い。

動作状態信号が同様に２進コードの語によって与えられ
る場合には、コード語の第１ビツトが符号信号コードお
よび制御信号コードの第１ビツトと反対の値を持ち、更
にコード語の他のビットが２進コードの個々の語のビッ
トと同じ或は反対であるようにし、しかしてコード語の
最終ビットが先行ビットの誤った極性を表示するように
すると良い。

印刷電信送信機および受信機の同期をできるだけ少ない
技術的費用によって行う必要がある場合には、上記の前
提の下に伝送された印刷電信信号をシフトレジスタに送
入すると良い。

その際シフトレジスタのフリップフロップ段は印刷電信
信号の情報が転送された後、周期的に一定の初期状態に
セットされる。

これらのフリップフロップ段はその一定の初期状態の期
間中に、持続ストップ極性（ＤＳＰ）の動作状態信号に
対応するコード語を送出するように接続される。

従ってシフトレジスタは持続ストップ極性に関してはコ
ード変換器として使用される。

次に図示実施例についてこの発明を説明する。

図において同じ構成部分および信号は、同じ参照数字お
よび文字で示す。

第１図に示す印刷電信伝送設備の送信側は、印刷電信送
信機２、ノットゲート３，７、シフトレジスタ４、スタ
ートストップ発信器５、シフトレジスタ６、クロックパ
ルス発信器１４、コード変換器１５、コーグ１６から成
る。

更に印刷電信伝送設備は、伝送区間１７および受信側に
配置されたデコーダ１８、クロックパルス発信器１９、
符号フレーム弁別器２０、並直列変換器２１．印刷電信
受信機２２から成る。

これは一方向に向けられた印刷電信伝送システムであり
、印刷電信送信機２から送出された信号は受信機２２に
伝送され送信機および受信側に配置された装置の符号同
期は、送信側に配置された装置の影響なしに作られる。

第２図はが第１図に示す印刷電信伝送設備の動作の際に
生じる信号を示す。

これらの信号は信号を送出する出力側と同じ参照符号で
示す。

例えば印刷電信送信機２の出力側２ａから送出される信
号は参照符号２ａで示す。

信号２ａは印刷電信コードＣＣＩＴＴ Ｎｒ２によっ
てコード化され、それにより符号に対応する語はそれぞ
れ１個のスタートニレメン）ＡＮ、更にそれぞれ５個の
情報ニレメン）Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ、ＩＶ、Ｖおよびそれ
ぞれストップエレメントＳＴから成る。

ストップエレメントＳＴは個々の情報エレメント■乃至
■と同じ長さを持つことができる。

しかし個々の情報エレメントより５０％長くすることも
できる。

第２図に示す信号２ａは例えば符号Ｆのビットを示す。

スタートニレメン）ＡＮ、情報エレメント■乃至Ｖ１ス
トップエレメントＳＴは、０値或は１値で与えられる２
通信号で示される。

Ｏ値或は１値を表わす信号は以後Ｏ信号或は１値号と呼
ぶことにする。

例えば符号Ｆは時点ｔ１においてスタートエレメントＡ
Ｎで始まり、時点ｔ２においてストップエレメントＳＴ
で終る。

その間に２進値１．０．１．１．０を持つ５個の情報エ
レメントが存在する。

時点ｔ２からｔ３まで１値の列で表わされる持続ストッ
プ極性ＤＳＰが与えられる。

時刻ｔ ３からｔ４までは、スタートニレメン）ＡＮで
始まりストップエレメントＳＴで終る符号Ｃが送信され
る。

その間に２進値０．１、■、１．０を持つ情報エレメン
トが存在する。

時点ｔ４からｔ５までは、Ｏ値の列から成る持続スター
ト極性ＤＡＰが与えられる。

第１図の印刷電信送信機２から送出された信号は、総計
７個の双安定フリップフロップ段から成るシフトレジス
タ４に導入される。

これらフリップフロプ段および後述のすべてのフリップ
フロップ段の２つの安定な状態は以下にＯ状態或は１状
態と呼ぶ。

フリップフロップ段は入力軸ａ ｔ ｂ ｔｃ、ｄおよ
び出力側ｅ、ｆを持つ。

フリップフロップ段はそのＯ状態の期間中出力側ｅを経
て１値号、しかして出力側ｆを経て０値号を送出する。

１状態の期間中は出力側ｅを経てＯ信号、しかして出力
側ｆを経て１値号を送出する。

入力側ｄに０値号が導入されると、Ｏ状態から１状態へ
の変換が行われる。

更に入力側Ｃおよびｄにそれぞれ１値号が印加され、し
かして入力端すにおいて１値号からＯ信号への変換が生
じたとき、０状態から１状態への転換が行われる。

入力側ａおよびｄに１値号が印加され、入力側すにおい
て１値号からＯ信号への変換が生じたときには、フリッ
プフロップ段は１状態から０状態にリセットされる。

印刷電信送信機２から送出された信号はシフトレジスタ
中に直列に蓄積される。

その際出力側２ａは一方においてフリップフロップ段４
／ＳＴの入力側Ｃと直結され、他方においてノットゲー
ト３を経てフリップフロップ段４ ／Ｓ Ｔの入力側ａ
と接続される。

この蓄積はクロックパルス発信器１４およびスタートス
トップ発信器５を使用して行われる。

クロックパルス発信器１４は出力側１４ａを経て第２図
に示す信号１４ａを送出する。

この信号のパルス列周波数は信号２ａの個々のビットパ
ルス列周波数より著しく高い。

例えば信号１４ａの個々のパルス列周波数は、信号２ａ
の個個のビットの周波数よりも１０００倍高い。

信号２ａは入力側すを経てスタートストップの受信器５
に導かれ、この発信器はスタートエレメントＡＮに対応
してＯ信号が存在するか否かを検査する。

存在する場合には、スタートストップ発信器５は、スタ
ートニレメン）ＡＮおよび個々の情報ニレメン）Ｉ乃至
■のほぼ中央に存在する、信号５ｃなる７個のパルスを
送出する。

信号５ｃのこの７個のパルスはシフトパルスとして役立
ちシフトレジスタ４のフリップフロップ段の入力側すに
導入される。

スタートストップ発信器５は７個のパルスの後に信号５
ｄ１を送出する。

従って符号Ｆの個々のエレメントの蓄積は、スタートエ
レメントで始まり、それに５個の情報ニレメン）Ｉ乃至
■およびストップニレメン）ＳＴが続くものである。

スタートニレメン）ＡＮはフリップフロップ段４／ＡＮ
中に蓄積され、以下の５個のフリップフロップ段には右
から左に連続して５個の情報エレメント■乃至Ｖが蓄積
され、４／ＳＴ中にストップエレメントＳＴが蓄積され
る。

時点ｔ２の後スタートストップ発信器５は差当って０値
号を持たない。

その故にこの発信器は時点ｔ３までパルス５ｃを送出し
ない。

シフトレジスタ４中に蓄積された符号Ｆのビットは、信
号５ｃのシフトパルスがもはや導入されないので、蓄積
されたままである。

パルス５ｄ１からパルス５ｇ１が導出され、シフトレジ
スタ６の入力側すに導入され、これによりシフトレジス
タ４中に蓄積された情報はシフトレジスタ６中に転送さ
れる。

シフトレジスタ６のフリップフロップ段カシフトレジス
タ４のフリップフロップ段の出力側ｅおよびｆに異なる
仕方で接続されているにもかかわらず、符号Ｆの個々の
ビットは蓄積変更の終了後コード変換器１５０入力側ａ
、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ 、ｆ、ｇに送出される。

その際フリップフロップ段６／ＡＮはＯ状態にとどまり
、出力側ｆを経てＯ信号を送出する。

これに対しフリップフロップ段６／ＳＴはストップエレ
メントＳＴにより１状態にセットされ、出力側ｆを経て
１信号を送出する。

第１表はコード変換器１５により行われる割当てを示す
。

第１表の第１行にコード変換器の入力側ａ乃至ｇおよび
出力側り乃至ｎが記入しである。

表１の第１欄中に、第１図の印刷電信受信機２２を用い
て書かれるべきアルファベラ）Ａ、Ｂ、Ｃ・−・・・・
−・・Ｚの符号が記入しである。

更に第１欄には受信機２２内の受信部分を制御する制御
信号、ＷＲ（復帰）、ＺＬ（行送り）、ＢＵ（文字）、
ＺＩ（数字）、ＺＷＲ（間隔）、ＶＯＲ（送り情報）を
記入しである。

更に印刷電信送信機２の状態を表わす動作状態信号の記
号である信号ＤＡＰ（持続スタート極性、送信機２が送
信準備に無いことを示す）と、信号ｄｓｐ （送信機２
の送信準備を表わす持続ストップ極性ＤＳＰに関係する
）とが記入しである。

入力側ａの下に記入しであるビットは、持続スタート極
性ＤＡＰおよびコード組合せｄｓｐを除いてスタートエ
レメントを示し、従ってＯ値である。

入力側ｂ ｙ ｃ ｔ ｄ ｔ ｅ ｔ ｆの下のアル
ファベット記号および受信機の制御信号の２進値はＣＣ
ＩＴＴＮｒ２コードによる情報ビットである。

入力側ｇの下に記入されている２進値は持続スタート極
性ＤＡＰを除き総て１値である。

コード変換器１５によって行われる割当てに関し、まず
Ａ乃至ＺＷＲの表示について説明する。

出力側りの下に記入された横巾でこの表示Ａ乃至ＺＷＲ
にすべてＯ値が割当てられ、従ってコード変換器１５の
出力側りを経てすべてＯ信号が送出される。

出力側１ ｙ Ｊ 、に、ｌ ｔ’ｒｎを経て、入力側
す、ｃ、ｄ、ｅ、ｆに導入されるのと全く同一の２進値
が送出される。

出力側ｎを経て、先行の２進値のパリティに関係する２
進値が送出される。

■値の個数が偶数のときＯ信号が送出され、奇数のとき
は１値号が出力側ｎを経て送出される。

従って符号Ｆの場合コード変換器１５の入力側ａ。

ｂ 、Ｃｙ ｄ 、ｅ ｙ ｆ ｙ ｇに語０１０１１
０１が導入され、出力側り、ｉ、ｊ、に、ｌ、ｍ、ｎを
経て語−０１０１１０１が送出される。

出力側り乃至ｍを経て送出される語０１０１１０は１値
の個数が奇数であるから、出力側ｎを経て１値号が送出
される。

コード変換器１５の動作のため、クロックパルス発信機
１４から供給される多数の信号が必要である。

これらの信号１４ｂ、１４ｃ、１４ｄを第２図に示しで
ある。

信号１４ｅのパルスは時点ｔ１１ 、ｔｌ２．ｔｌ３．
ｔ１４．ｔｌ６゜ｔｌ ７ 、 ｔｌ ８において現わ
れ、信号２ａに無関係に一定の時間間隔で互に連続する
。

その際時間間隔ｔ２−ｔ１は時間間隔ｔ１１−ｔｌＯよ
り若干長く、例えば前者は１５０ ミＩＪ秒、後者は１
４５ ＋５／６ミリ秒とすることができる。

パルス１４ｃ１により、コード変換器１５０入力側ａ乃
至ｇに印加されたビットがコード変換器中に収容される
。

従って符号Ｆの個々のビットは今やコード変換器１５中
に蓄積される。

その値後にパルス１４ｂ１ （これはＯ値として否定さ
れた形で入力側ｄに導入される）により、シフトレジス
タ６のすべてのフリップフロップ段が１状態にセットさ
れる。

信号１４ｃに関係して信号１４ｄが送出され、そのパル
スはコード変換器１５の出力側り乃至ｎに既に存在する
ビットを送出するためのシフトクロックパルスとして役
立つ。

従って符号Ｆの個々のビットは時点ｔ１１からｔｌ２ま
でに送出される。

コ−ダ１６においてコンボリューションコードにより新
規のコード変換が行われるが、このコード変換はこの発
明の対象で無いので説明を省く。

コード１６の出力側から信号が伝送区間１７を経て伝送
され、デコーダ１８に導かれる。

このデコーダはコンボリューションデコーダの形式に構
成され、やはりこの発明の重要な対象で無いので説明を
省く。

誤りの無い伝送の際デコーダ１８はコード１６によって
行われた各コード変換を逆方向に行う。

デコーダ１８の動作のためクロックパルス発信器１９が
必要であり、その出力１９側ａを経てクロック信号がデ
コーダ１８に供給される。

誤りの無い伝送のとき出力側１８ａを経て信号が送出さ
れ、この信号はコード１６に先に導入された各信号と同
じである。

更に出力１８側すを経て、記号が誤り無く伝送されたか
否かを示す信号が送出される。

符号フレーム弁別器２０において、符号の開始を表わす
時点が確定される。

従って今まで述べた例の範囲において時点ｔ１に対応す
る時点ｔ１１が検出され、出力側２０ａを経て符号Ｆを
表わす語が並直列変換器２１に送出される。

図を簡単にするため第１図において出力側２０ａから並
直列変換器２１に至る単一線のみを示しであるが、実際
には多数の線が備えられる。

並直列変換器２１および符号フレーム弁別器２０は共働
して、コード変換器１５およびシフトレジスタ６と反対
のコード変換の作用を行う。

並直列変換器２１の出力側を経て受信された語０１０１
１０１が印刷電信受信機２２に導かれ、そこで符号Ｆと
して書かれる。

以上第１図および第２図により符号Ｆに対応する信号の
伝送を説明した。

アルファベットＢ乃至２に対応する信号および制御記号
ＷＲ，ＺＬ。

ＢＵ 、ＺＩ 、ＺＷＲおよびＶＯＲＫ対応する信号も
類似の方法で伝送される。

さて第２図に示す時点ｔ２から時点ｔ３まで持続ストッ
プ極性ＤＳＰに対応する１値が送信機２から与えられた
と仮定する。

出力側２ａを経て同様に持続ストップ極性ＤＳＰに対応
する信号を得るスタートストップ発信器５は、スタート
ニレメン）ＡＮが到達したか否かを連続的に検査する。

スタートエレメントＡＮが到達しないので、スタートス
トップ発信器は時点ｔ２からｔ３まで出力側５ｃおよび
５ｇを経て信号を送出しない。

従って符号Ｆのビットはシフトレジスタ４中になお蓄積
されたままであり、シフトレジスタ６０個々のフリップ
フロップ段の状態は変化されない。

このことはシフトレジスタ６の全フリップフロップ段カ
、パルス１４ｂ、によりセットされた１状態にとどまる
ことを意味する。

１状態の期間中にシフトレジスタ６のフリップフロップ
段は、第１表において参照率ｄｓｐで表わされたコード
語１００１１１１を送出する。

時点ｔ２後に符号Ｆと同様に他の符号が信号２ａを用い
て導入された場合、この符号の個々のビットは前述のよ
うにシフトレジスタ４中に蓄積されパルス５ｄの１つに
よりシフトレジスタ６中に転送される。

しかし本例の場合、パルス１４ｂ１の出現後１値の列か
ら成る持続ストップ極性ＤＳＰが与えられると仮定して
いる。

シフトレジスタ６の使用により、持続ストップ極性ＤＳ
Ｐにコード語ｄｓｐ １００１１１１が割当てられ、コ
ード変換器１５０入力側ａ乃至ｇに導入される場合、コ
ード変換器１５の前において既にコード変換が行われる
。

第１表に示すようにコード語ｄｓｐはコード変換器１５
により変化されない。

コード変換器１５の出力側り乃至ｎから送出された語１
００１１１１は、前述のようにコーグ１６、デコーダ１
８の使用により処理され、誤りの無い受信の際符号フレ
ーム弁別器２０に導かれる。

符号フレーム弁別器２０は語１００１１１１に基き、符
号フレームの始めおよび終りを認識する。

持続ストップ極性ＤＳＰがシフトレジスタ６を使用せず
に伝送されたとし、かつデコーダ１８の出力側から１値
の列が送出されたとすれば、符号フレームの始めおよび
終りを確認できないであろう。

その上語１００１１１１はまた、それがＣＣＩＴＴＮｒ
２コードの他のコード語と間違えられず、符号フレーム
が知られていない場合でも間違えられないことで優れて
いる。

第２表はこの事情を２個の連続する語 １００１１１１０例について明らかにする。

正当な符号フレームを時点ｔ６ 、ｔ７ 、ｔ８によっ
て示す。

この符号フレームが知られていない場合には、他の時点
に始まる語も、符号フレームの検出および語の識別のた
めに関連させることが必要でありその際かかる他の語が
他の意味の語と一致しないことが重要である。

例えば語００１１１１１は符号Ａ乃至Ｚおよび印刷制御
符号ＷＲ、ＺＬ 、ＢＵ。

ＺＩ、ＺＷＲを意味しないようにすることができる。

何故なら最終ビットが１値を持ち、この最終ビットに先
行する１値の個数が偶数のため最終ビットは持たねばな
らないＯ値を持たないからである。

類似の理由から語０１１１１１０は前記の符号および印
刷制御符号を意味しない。

なぜなら最終ビットがＯ値を持ち、パリティの理由によ
り持たねばならない１値を持たないからである。

１値で始まる他の語は符号Ａ乃至Ｚおよび印刷制御符号
ＷＲ，ＺＬ、ＢＵ 、ＺＩ 、ＺＷＲを意味しない。

なぜならすべてのかかる符号および印刷符号は０値で始
まるからである。

持続ストップ極性ＤＳＰの終了後、時点ｔ３から時点ｔ
４まで符号Ｃを表わすスタートニレメン）ＡＮ、情報エ
レメント■乃至■、ストップニレメン）ＳＴが伝達され
ると仮定する。

符号Ｃの個個のビットは信号５ｃの７個のパルスにより
、符号Ｆの蓄積について既に述べたのと同様の方法で蓄
積される。

更にパルス５ｄ２によりパルス５ｇ２が導出され、従っ
て第１表から得られる符号Ｃの語０Ｏ１１１０１がシフ
トレジスタ６中に与えられ、パルス１４ｃ４によりコー
ド変換器１５に転送される。

時点ｔ１４から時点ｔ１６まで信号１４ｄのパルスによ
り、符号Ｃに対応するコード語００１１１０１がコード
変換器１５の出力側り乃至ｎを経て送出される。

続いてこのコード語００１１１０１はコーグ１６、デコ
ーダ１８、クロックパルス発信器１９符号フレーム弁別
器２０および並直列変換器２１を使用して、符号Ｆの対
応するコード語と類似の方法で処理され、最後に印刷電
信受信機２２により符号Ｃが書かれる。

さて第２図に示す時点ｔ４から時点ｔ５まで持続スター
ト極性ＤＡＰが与えられると仮定する。

スタートストップ発信器５は持続スタート極性ＤＡＰの
第１ピツトを認識し、それをスタートエレメントとして
解釈し、従って引続いて７個のパルス５ｃ１ を送出し
、よって一方においてシフトレジスタ４中に語ｏｏｏｏ
ｏｏｏが蓄積され、他方においてシフトレジスタのフリ
ップフロップ段の出力側を経て同様に語ｏｏｏｏｏｏｏ
がコード変換器１５に送出される。

第１表に示すようにＣＣＩＴＴＮｒ２のコード語ｏｏｏ
ｏｏｏｏにはＦＥＣコード語１１１１０１０が割当てら
れ、これがコード変換器１５から出力側り乃至ｎを経て
送出される。

続いてこのコード語１１１１０１０はコーグ１６、デコ
ーダ１８、クロックパルス発信器１９および符号フレー
ム弁別器２０￥使用して前述と類似の方法で処理される
。

符号フレーム弁別器２０は語１１１１０１０によって正
確な符号フレームを認識することができる。

更にこの語は、正確な符号フレームが知られない場合に
も、他の符号と間違われること無く、かつ印刷を行うこ
とができる点において優れている。

持続スタート極性ＤＡＰの伝送の途中において多くのコ
ード変換後に、コード変換器２１において、持続スター
ト極性を表わすＯ値の列が再び得られる。

この０値の列はまず第２図において信号１４ｄに示され
た時点ｔ１６から時点ｔ１７まで送出される。

時点ｔ１６からｔ１７までに送出された信号１４ｄの７
個のパルスは７個のパルス５ｃ１に対応する。

この７個のパルス５ｃ１ に続いて、第１図に示すスタ
ートストップ発信器５は他の７個のパルス５ｃ２を計数
し、パルス５ｄ４を送出する。

時点ｔ５において再び持続ストップ？ｔＥＤ Ｓ Ｐが
与えられるので、スタートストップ発信器５は第７エレ
メントが１値を持ち、従ってストップニレメン）ＳＴを
意味することを確認する。

時点ｔ１５からシフトレジスタ４中に蓄積されたビット
が、ＣＣＩＴＴＮｒ２コードのコード語として解釈され
ることを防ぐために、スタートストップ発信器５中に検
査回路が備えられ、これはシフトレジスタ４中に時点ｔ
１５かも蓄積されたビットがコード語を意味するか否か
を検査する。

この検査回路から送出される信号を用いて、パルス５ｄ
４が抑圧されるようにする。

従ってシフトレジスタ６中に蓄積された語ｏｏｏｏｏｏ
ｏは維持されていて、信号１４ｂの直ぐ次のパルスによ
りコード変換器１５中に送入される。

従ってパルス１４ｄの使用により時点ｔ１７からｔ１８
まで、持続スタート極性ＤＡＰに対応するコード語１１
１１０１０が送出される。

第１表の出力側り乃至ｎの下に記入された語１００１１
１１．１１１１０１０および １０１０１００は、そのハミング距離が４であることに
より優れている。

語１００１１１１は必らずしも持続ストップ極性ＤＳＰ
に割当てられる必要は無く、むしろ持続スタート極性Ｄ
ＡＰ或は送り情報ＶＯＲに割当てることもできる。

同様に語１１１１０１０は持続ストップ極性ＤＳＰ或は
送り情報ＶＯＲに割当てることもできる。

語１００１１１１．１１１１０１０および１０１０１０
０の他に、一方において持続ストップ極性ＤＳＰ、持続
スタート極性ＤＡＰおよび送り情報ＶＯＲへの割尚ての
識別が可能であり、また符号フレームが知られない場合
にも印刷制御符号ＷＲ，ＺＬ 、ＢＵ、ＺＩ 、ＺＷＲ
と間違えられないことによって優れている他の語も存在
する。

第３表はかかる性質を持つ３１個の語を示す。

第３表には参照記号１０１乃至１３１を持つ語が示され
ている。

この語の各々はローマ数字■乃至■で示す７個のビット
を持つ。

ビット■にはすべて１値が割当てられる。

ビット■乃至■はＣＣＩＴＴ Ｎｒ ２コードの語で
ある。

ビット■は先行ビット■乃至■のパリティであり、１値
の個数が偶数のときパリティ１、しかして１値の個数が
奇数のときパリティ０が割当てられる。

従って語１０１乃至１３１のビット■乃至■には、第１
表により出力側り乃至ｍを経て記号Ａ、Ｂ、Ｃに割当て
られたビットに与えられるの丁度逆のパリティが割当て
られる。

本例においては語１１１に送り情報ＶＯＲ１語１２５に
持続ストップ極性ＤＳＰ、語１２７に持続スタート極性
ＤＡＰが対応する。

前述のようにこれらの語１１Ｌ１２５゜１２７はハミン
グ距離４を持つことによって優れている。

かかる語の他の組合せも考えられ、例えば語１０１，１
１１および１２５を信号の持続ストップ極性ＤＳＰ１持
続スタート極性ＤＡＰおよび送り情報ＶＯＲに割当てる
こともできるであろう。

かかる組合せもハミング距離４により優れている。

第３図は第１図に概略的に示したコード変換器１５の実
施例である。

これはノットゲート２５乃至３９、アンドゲート４０、
ナントゲート４１乃至４９、フリップフロップ段５１乃
至５７およびパリティ段５８から成る。

コード変換器１５の入力側ａ乃至ｆに印加された信号は
、ゲート２５乃至３０および４１乃至４６を経てフリッ
プフロッ５４．５６０出力側ｆを経てそれぞれ１値号が
送出され、その反対にフリップフロップ段５３゜５５０
出力側ｆを経てそれぞれＯ信号が送出される。

フリップフロップ段５２，５４．５６の１値号により、
パリティ段５８の使用によりフリップフロップ段５７の
出力側ｆを経て同様に１値号が、しかしてコード変換器
１５の出力側ｎを経てＯ信号が送出される。

結局コード変換器１５の出力側り乃至ｎには、第１表に
示すようにＦＥＣコード語１０１０１００が与えられる
。

コード変換器１５０入力端ａ乃至ｇに、前述のように持
続ストップ極性ＤＳＰを表示するコード語ｄｓｐ １０
０１１１１が印加される場合、入力端す乃至ｆを経て導
入されたピッ）００１１１は変更されずにコード変換器
１５の出力側ｉ乃至ｍに伝達される。

なぜならゲート４０の出力側を経てＯ信号が送出され、
かつゲート３２ 、４Ｂ 、 ４９の出力側を経てそれ
ぞれ１値号が送出されるからである。

コード変換器１５０入力側ａにおける１値号、およびゲ
ート４１の人力における対応する０値号は、ノリツブフ
ロップ段５１０入力ｄに１値号を与え、よってフリップ
フロップ段５１はＯ状態にとどまり、しかしてコード変
換器１５の出力側りを経て１値が送出される。

フリップフロップ段５４，５５，５６０出力側ｆにおけ
る０値はコード変換器の出力側ｎから１値を与える。

従ってコード変換器の出力側り乃至ｎを経て、第１表に
示す語１００１１１１が送出される。

第４図は第１図に示すスタートストップ発信器５を検査
回路８と共に概略的に示す。

スタートストップ発信器には一方において、入力側ａ、
ｂを経て信号１４ａ或は２ａが導入され、他方において
入力端ｅ或はｆを経てフリップフロッグ段４／ＳＴの出
力側ｅ或はｆが接続される。

このスタートストップ発信器５はそれに導入された信号
に関係して、第２図に示す信号５ｃおよび５ｄを普通の
方法により発生するものとする。

検査回路８はフリップフロップ段９．２個のナントゲー
ト１０，１１およびノットゲート１２から成る。

接合点１３を経て信号５ｄが導入される。ゲート１０の
出力側から１値号が送出されたとき信号５ｄのパルスは
ゲート１１の出力側にＯ信号ゲ−Ｎ２の出力側に１値号
を生じる。

このようにして第２図に示すパルス５ｄ１，５ｄ２，５
ｄ３に対応してパルス５ｇｘ ＋ ５ｇ２ｔ ５ｇｇが
発生すれ、スタートストップ発信器５の出力側ｇを経て
送出される。

これに対しゲート１０の出力側から０値号が送出された
とき、スタートストップ発信器５の出力側ｇを経てＯ信
号が送出される。

このようにして持続スタート極性ＤＡＰから持続ストッ
プ極性ＤＳＰへの移行が生じた場合、パルス５ｄの各々
は抑圧される。

持続スタート極性ＤＡＰの場合、スタートストップ発信
器５０入力側ｆ１更にフリップフロップ段９０入力側Ｃ
およびゲート１０の一方の入力側にＯ信号が存在する。

フリップフロップ段９０入力側ａには、これがフリップ
フロップ段４／ＳＴの出力側ｅと接続されていることに
より１値号が印加される。

この前提の下にフリップフロップ段９はパルス５ｄ３に
より０状態にセットされ、その際出力側ｅを経て１値号
を送出する。

時点１５から信号２ａが１状態をとるので、フリップフ
ロップ段９の入力側Ｃおよびゲート１０の対応する入力
側に同様に１値号が存在し、ゲート１０の出力側から０
値号がゲート１１に送出される。

従って出力側ｇを経てパルス５ｄ４に対応するパルスは
送出されない。

そのすぐ後にパルス５ｄ４によりノリツブフロップ段９
は１状態にセットされ、その際出力側ｅを経てＯ信号が
送出される。

従って再びパルスは５ｄ１．５ｄ２および５ｄ３に対応
するパルス５ｇ１．５ｇ２および５ｇｇ となる前提
が生じる。

第５図は第１図に示す符号フレーム弁別器２０の詳細図
である。

これはフリップフロップ段６゜乃至６６、パリティ段６
７、ノットゲート７０乃至７６、ナントゲート７７乃至
８９がら成る。

この符号フレーム弁別器は第１表中に出力側り乃至ｎの
下に記入されたコード組合せが存在するか否かを検査す
る。

これらコード組合せはデコーダ１８の出力側１８ａおよ
び１８ｂを経て、フリップフロップ段６０乃至６６を持
つシフトレジスタに転送される。

フリップフロップ段６０はスタートエレメントＡＮに、
フリップフロップ段６１乃至６５はビットＩ −Ｖの列
に対応し、フリップフロップ段６６はコード語の最終ビ
ットに割当てられる。

符号Ａ乃至２の１つ或は印刷制御信号ＷＲ。ＺＬ、ＢＵ
、ＺＩ 、ＺＷＲの１つが存在すルトき、ノリツブフロ
ップ段６０の出力側ｅを経てＯ信号が送出され、正当な
パリティの際パリティ段６７から同様に０信号がゲート
７７に送出され、このゲートの出力側から１信号が送出
される。

従ってこの１信号は記号Ａ乃至２０１つ、および信号Ｗ
Ｒ、ＺＬ、ＢＵ、ＺＩ 、ＺＷＲの１つの存在を特徴づ
ける。

ゲー）７８，８０，８３を使用し持続ストップ極性ＤＳ
Ｐに対応するコード組合せが存在するか否かを検査する
。

ゲー）８０，８Ｌ８４を使用し、持続スタート極性ＤＡ
Ｐに対応するコード組合せが存在するか否かを検査する
。

持続スタート極性ＤＡＰ或は送り情報ＶＯＲが存在する
場合には、常にゲート８８の出力から１信号が送出され
る。

従って第１表中で出力側り乃至ｎの下に記入されている
コード組合せが存在するとき、ゲート８９の出力側８９
ａを経て信号が送出される。

図示シない公知の回路により、出力側８９ａかラコの信
号が順次に、符号フレームの周期的に繰返す正しい位置
において多数回出現するか否かを検査し、しかして出現
する場合には第６図に示す接合点２０ｂを経て転送りロ
ック信号が導入され、フリップフロップ段６０乃至６６
中に蓄積されたコード語を並直列変換器２１に転送する
ように作用する。

第６図に詳しく示す並直列変換器２１は、ナントゲート
１３２乃至１４３およびフリップフロップ段９２乃至９
８から成り、これらフリップフロップ段はスタートエレ
メントＡＮ、ビット■乃至Ｖおよびストップエレメント
ＳＴＯ列に割当てられる。

第１表中の出力側ｉ乃至ｍの下に記入されたコード語が
入力側２０ａ１．２０ａ２，２０ａ３゜２０ａ４．２０
ａ５を経て並列に導入される。

入力側２０ｂを経て転送タイミングが導入される。

持続ストップ極性ＤＳＰが与えられたとき、入力側２０
ｃを経て信号が導入される。

送り情報ＶＯＲ或は持続スタート極性ＤＡＰの何れかが
存在することを示す信号が入力側２０ｅを経て導入され
る。

第１図に示すクロックパルス発信器１９により発生され
たシフトパルスが、並列変換器２１０入力側すを経て導
入される。

かかるシフトパルスを使用し、フリップフロップ段９２
乃至９８中に蓄積された情報が、並直列変換器２１の出
力側ａに直列に送られる。

並直列変換器２１０作用に関し、まず入力側２０ｃを経
て信号が導入され、この信号は持続ストップ極性ＤＳＰ
が存在することを示すと仮定する。

この場合ゲート９１および１３７を経てフリップフロッ
プ段９２０入力側にＯ信号が存在し、このフリップフロ
ップ段を１状態にする。

従って並直列変換器２１の出力側ａを経て、持続ストッ
プ極性ＤＳＰを表示する所の１信号が連続して送出され
る。

入力側２０ａ１乃至２０ａ５を経てアルファベットＡ乃
至Ｚの符号および印刷制御信号ＷＲ。

ＺＬ、ＢＵ、ＺＩ、ＺＷＲに対応する語が導入された場
合、この語はフリップフロップ段９３乃至９７に並列に
転送される。

その他フリップフロップ段９２中にスタートエレメント
、フリラフフロップ段９８中にストップエレメントが蓄
積される。

その際並直列変換器２１の出力側ａを経て、符号Ａ乃至
Ｚおよび上記の印刷制御信号に対応して直列的に語が送
出される。

入力側２０ｄを経て持続スタート極性ＤＡＰを示す信号
が導入されたとき、フリップフロップ段９８は入力側ａ
に連続して１信号が印加されるので０状態にセットされ
る。

続いて他のフリップフロップ段９７乃至９２もＯ状態に
セットされ、よって並直列変換器２１の出力側ａを経て
、持続スタート極性ＤＡＰを表示するＯ値の列が送出さ
れる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は印刷電信信号
伝送設備の全体ブロック図、第２図はこの設備の動作中
に発生される信号のダイヤグラム、第３図は送信側のコ
ード変換器、第４図は送信側に設けられた検査回路、第
５図は受信側に配置された符号フレーム弁別器、第６図
は受信側に配置された並直列変換器の詳細ブロック図で
ある。 第１図において１７は信号伝送区間を示し、その上方が
送信側、下部が受信側の装置であり、２が印刷電信送信
機、４はシフトレジスタ、５はスタートストップ発信器
、６はシフトレジスタ、２２は受信機、１５はコード弯
換器、１６はコーグ、１８はデコーダ、２０は符号フレ
ーム弁別器２１は並直列変換器、１４および１９はクロ
ックパルス発信器である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 印刷電信送信機から符号信号がスタートエレメント
   、符号エレメント、ストップエレメントによって送出さ
   れ、持続スタート極性および持続ストップ極性に対する
   持続信号が送出され、符号弁別器を用いて印刷送信機お
   よび印刷受信機の同期を確保するクロック信号が導出さ
   れるようになった印刷電信機の同期方法において、符号
   信号は符号信号から符号コード語を導出する送信側のコ
   ード変換器に導かれ、その際符号コード語は符号信号の
   スタートエレメントに相応する同様のまたは反転された
   １つのビット、符号信号の各個符号エレメントに相応す
   る同様のまたは反転されたビット、パリティを特徴づけ
   る１つのパリティビットから成り、コード変換器は持続
   信号を符号フレームを識別させることのできるコード語
   にコード化し、該コード語は符号コード語の第１のビッ
   トに対して反転された第１のビットと、符号信号の符号
   エレメントの数に相応する数のビットと、前記パリティ
   に対して逆のパリティビットから成り、該コード語は伝
   送区間を介して伝送されて持続信号の期間の間符号フレ
   ーム弁別器の同期化のために用いられ、伝送されたコー
   ド語は送信側で行なわれたコード変換に対する逆変換を
   行なうデコーダを介して印刷電信受信機に導かれること
   を特徴とする印刷電信送信機および受信機の同期動作方
   法。