JPS58500755A - 容器用の閉鎖部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容器用の閉鎖部材 本発明は、容器用の閉鎖部材（クロージヤー）、特に容易に開けることが出来る タイプの容器の閉鎖部材に関連するものである本発明が関連する一般タイブの容 易に開けることが出来る容器、例えば金属罐は、主に飲料の充填のために意図さ れたものである。　このような容器の閉鎖部材として知られているものの一つは 、容器の蓋に形成された切り離し部分から成り、この切り離し部分は切込み線に より縁取られている。　引っ張り用のつまみが切り離し部分に取りつけられ、こ のつまみを引き上げると切込み線の裂開が始まり、さらにつまみを引（と切り離 し部分は容器から完全に切り離されるように構成されている。　容器から切り離 し部分が分離され名と、取り出し口が蓋の中に形成され、この取り出し口から容 器の内容物を注出するか、或いはその他の方法により取り出すことが出来る。

この公知の閉鎖部材のタイプは機能の面では有効であるが、切り離し部分が容器 から完全、に分離されて公共の場にしばしば捨てられ、ごみ問題を引き起こすと いう欠点がある。　この問題を解決する為に種々の提案がなされており、これら 提案は一様に、切り離し部分を容器に付いたままにして、切り離し部分が容器と は別々に捨てられないようにする工夫に基づいている。　このタイプの通常の構 造は切り離し部分を一本の切込み線で縁取るが、この線は切り離し片の主要部分 を縁取るけれども、一点で中断して切込みのない部分を残し、この部分が切り離 し部分が容器から完全に分離するのを防ぐようなものである。　直接に指圧を加 えるか、引き上げつまみを用いて、下向きの圧力を切り離し部分に加えて、切込 み線を裂開し、切り離し部分を下方に容器内に折り曲げて、切り離し部分は切込 みを入れなかった部分がつなぎの役割を果たして容器に付いたままその位置に留 まる。　この構造は切り離し部分が容器から完全に分離するのを防ぐことは出来 るが。

切り離し部分が容器内にある時に切り離し部分が飲料を汚染する可能性があるの で、完全に満足出来るものとはいえず、公衆及び衛生管理当局によって全面的に 受け入れられるものとはなっていない。

提案された別の構造においては、切り離し部分は切込み線が裂開しても容器につ いたままではあるが、容器の中へ折り曲げるのではなく、取り出し口から離れる ように罐の外周から飛び出す位置に折り曲げられる。　この構造は９口を開いた 羅が捨てられた場合に、切り離し部分の鋭利な端が露出したままで、特に裸足の 人に危険であるという点で満足出来るものではない。

本発明の目的は、切り離し部分が容器についたままで、取り出し口をふさがない 位置に且つ容器の境界内にあり容器の内部に入らない位置に折りたたむことの出 来る容器用の閉鎖部材によって、上記の欠点を克服酸ｔ１は少なくとも緩和する ことにある。

本発明の一形態は、容器用の閉鎖部材であり、この閉鎖部材は容器の一端の蓋、 　（この蓋は直立した外周フランジを持つ）、蓋から部分的に分離することが出 来る切り離し部分を縁取る蓋に切り込まれた線、蓋の第１．第２及び第３の領域 に渡る切り離し部分、　（第１領域は蓋の中央に位置し、第２領域は蓋の端部に 近く、第３領域は第１及び第２領域及び蓋の端部からも離れている）、第１．第 ２及び第３の領域を囲み、且つ中断されて第３の領域で切込みの無い部分を形成 する切込み線、第１領域で切込み線を裂開し切込み線に沿って切り離し部分を蓋 から分離する手段、及び切込み線に沿って蓋から離したときに切込み線の入って いない部分によって容器についたままで蓋の境界内で蓋と直立フランジの外周に より定まる空間内の位置に折りたたむことの出来る切り離し部分から成っている 。

本発明は、その特定の具体例の下記の記述を参照することによって理解を深める ことが出来るであろう。この記述は添付した図面を参照するが、これら図面にお いては。

第１図は、実施例に従う閉鎖部材を持つ容器の平面図であり、閉鎖部材が閉じた 状態を示している； 第２図は、第１図に示した容器の平面図であり、閉鎖部材が開いた状態を示して いる； 第３図は、第１図の容器の部分断面立面図で、閉鎖部材が開いた状態を示してい る； 第４図は、容器の平面図であり、切込み線の裂開と切り離し部分の分離の後の、 切り離し部分の処置を示している：第５図は、第４図の線５−５に沿って見た容 器の蓋の断面図である； 第６図は、第４図と似通った図であり、切込み線を離したもつと後の段階での切 り離し部分の処置を示している；第７図は、第６図の線７−７に沿って見た罐の 蓋の断面図である第８図は、罐の上面の一部分の断面図であり、持ち上げつまみ が切込み線を裂開する位置を示している；第９図は、ある部分の平面図であり、 切り離し部分と持ち上げつまみとを示している； 第１０図は、＆Ｉの蓋を一部分拡大した断面図であり、持ち上げつまみの後方部 分への接合を示している。

以上の図に示した実施例は、飲料の充填用に使用されるタイプの金属罐の閉鎖部 材として意図されたものである。　罐１１は一端に蓋１３を持っており、この蓋 は罐の側壁１５に巻き締め接合１７によって固着されている。　巻き締め接合１ ７の性格により、蓋１３は直立した外周フランジ１９を持っている。

蓋１３の連続切込み線２１は切り離し部分２３を縁取り、この切り離し部分は蓋 から部分的にのみ離すことが出来る。　切り離し部分２１は、蓋の中央にある第 １領域２５．蓋の端部に近い第２領域２７゜そして第１及び第２の領域と蓋の端 部から離れた位置にある第３領域２９を占めている。　切込み線２１は、第１． 第２及び第３の領域を囲んでおり、第３の領域に於いて切込みの無い部分３１を 形成するように中断されている。　この中断部分で、切込み線２１には、外に向 かう一対の曲線３３が形成されている。　つまみ３５が第１領域で切り離し部分 にリベット３７で取りつけられ、このリベットは切り離し部分と一体に形成され ている。っまみ３５は通常の構造であり、ピール３８を備えており、このビール はつまみが通常の仕方で持ち上げられた時に切り離し部分を押さえるように採用 されている。

使用者がつまみを持ち上げると、切込み線２１は第１領域で裂開しく図８に示す 通り）、つまみを引くと切り離し部分を切込み線にそって蓋から離すことが出来 、取り出し口４１が形成されるが。

この口の大部分は第２領域２７に位置している。　切り離し部分２３は蓋１３に 切込みの無い部分３１を、介して接続されたままで、外に向いた曲線３３により 切り離しが切込み線を越えるのが防止されている。　切り離し部分２３は、取り 出し口４１から離れた位置で、且つ切り離し部分とつまみ３５が蓋１３の境界内 の蓋と直立したフランジ１９の外周４３とが作る空間内の位置（図２及び３に示 す通り）に折りたたむことが出来る。　このようにして、罐が開くと、切り離し 部分は罐についたままで、切り離し部分とつまみは罐の境界内の位置に折りたた むことが出来、そのようにすることによって。

切り離し部分の鋭利な端が露出しないようにする。

図示した実施例においては、切込み線２１は、一対の正確な切込み線部分４５か ら成り、この線部分は第１領域で一つになり、また第３領域２９において各曲線 ３３に終わっている。　この構造により、切込み線に沿っての切り離し部分の蓋 からの分離は第１領域から第２領域を経て第３領域へ滑らかに進行する。

蓋１３には補強リブ４７が各切込み線４５に沿って切り離し部分２３から遠い側 に設けられている。　図示した実施例においては、？ｉ強リブ４７は蓋１３に浮 き出させて形成したものである。　更に、切り離し部分２３には、補強リブ４９ が形成され、その目的は切り離し部分が切込み線に沿って離されたときに切り離 し部分が巻（のを防止することである。　切り離し部分が切込み線に沿って蓋か ら離れる時に切り離し部分が巻くと、切り離し部分を罐の側の位置に折りたたむ 前に少なくとも部分的に巻き戻しをする必要が生しると考えられる。　リブ４９ は切り離し部分２３に形成された浮°き出しであり、矢印の形をしており、切り 離し部分が切込み線に沿って蓋から離れる時に切り離し部分の動く方向を利用者 に指し示す方向指示の役割を果たす。

いままで述べたことから５本発明が、容器を開けた後にも切り離し部分が容器に ついたままで、且つ切り離し部分を容器の境界内の、罐を捨てても切り離し部分 の鋭利な端が露出せず怪我をさせる思れの無い位置に、折りたたむことの出来る 容器用の閉鎖部材をもたらすものであることは明白である。

本発明の範囲は記述した実施例の範囲に限定されるものでは無いこと、且つ種々 の変更及び改善を本発明の範囲を逸脱することなしに実施出来るものであること を銘記されたい。

国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　容器の一端の蓋、　（この蓋は直立した外周フランジを持つ）、蓋から部 分的に分離することが出来る切り離し部分を縁取□る蓋に切り込まれた線、蓋の 第１．第２及び第３の領域に渡る切り離し部分、　（第１領域は蓋の中央に位置 し、第２領域は蓋の端部に近く、第３領域は第１及び第２領域及び蓋の端部がら も離れている）、第１．第２及び第３の領域を囲み、且つ中断されて第３の領域 で切込みの無い部分を形成する切込み線、第１領域で切込み線を裂開し切込み線 に沿って切り離し部分を蓋から分離する手段、及び切込み線に沿って蓋から離し たときに、切込み線の入っていない部分によって容器についたままで蓋の境界内 で蓋と直立フランジの外周により定まる空間内の位置に折りたたむことの出来る 切り離し部分から成る容器用の閉鎖部材２、　請求の範囲第１項に記載の閉鎖部 材において、切込み線を裂開して切込み線に沿って切り離し部分を切り離すこと を可能にする前述の手段が、第１領域で切り離し部分に取りつけられたつまみで あるもの。 ３、　請求の範囲第１項又は第２項に記載の閉鎖部材において、切込み線が、前 述の中断部から遠い線の端で一つになった一対の正確な切込み線分であるもの。 ４、　請求の範囲第１項〜乃至第３項のいずれかに記載の閉鎖部材において、外 に向かった曲線が前述の中断部において切込み線の各端部に形成されているもの 。 ５、　請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の閉鎖部材において、切り 隙し部分が切込み線に沿って蓋から離れる時に切り離し部分の巻きを抑えるよう に補強リプが切り離し部分内に形成されているもの。 ６、請求の範囲第５項に記載の閉鎖部材において、補強リプの形が正確で、前述 の第１領域の近辺から前述の第２領域の近辺に延びているもの。 ７、請求の範囲第５項又は第６項に記載の閉鎖部材において、補強リプが方向指 示装置の形状をしているもの。 ８、請求の範囲第１項乃至第７項の何れかに記載の閉鎖部材において、請求の範 囲第３項の記載に基づき、補強リプが蓋に各正確な切込み線分のそばに切り離し 片から遠い側に形成されているもの。 ９、　基本的に本明細書に添付図面を参照しながら記述した通りの閉鎖部材。