JPS5848444Y2 - 水栓具用表示体 - Google Patents

水栓具用表示体

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Publication number
JPS5848444Y2
JPS5848444Y2 JP2887778U JP2887778U JPS5848444Y2 JP S5848444 Y2 JPS5848444 Y2 JP S5848444Y2 JP 2887778 U JP2887778 U JP 2887778U JP 2887778 U JP2887778 U JP 2887778U JP S5848444 Y2 JPS5848444 Y2 JP S5848444Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
faucet
display
synthetic resin
display body
mold
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Expired
Application number
JP2887778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54131138U (ja
Inventor
茂 江副
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP2887778U priority Critical patent/JPS5848444Y2/ja
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水栓具に用いる表示体に関する。
従来この種の表示体で水栓具のバンドル表面に取付ける
構造のものが知られているが、その構造の最も簡単なも
のとしては、実公昭35−14509号公報記載のもの
や実公昭39−28427号公報記載のものなどがある
これらはいづれも水栓具のバンドルに設けた凹所に金属
製表示体に設けた取付は用爪を嵌合させその弾性力を利
用してバンドルに保持させたり、あるいは着色表示板を
ビス留めによってバンドルに固定するものである。
上記のような従来の表示体においては、表示体が金属板
から戒っていてその表面に刻印を施して表示を行なわせ
たり、あるいは単色の着色板によって表示を行なわせる
ものであったために、錆びて表示が消えたり見にくくな
ったり、大量生産に適さないばかりか表示も不鮮明で見
栄えが悪かったり、また汚れが付着し易くて不潔である
などの欠点があった。
本願考案者は、従来の表示体のこれらの欠点を解消する
ために、実願昭53−141192号明細書および図面
(実開昭54−66229号公報)に開示されているよ
うに、異色の合成樹脂部材を一体成形して、円板状頭部
とその裏面に突出して設けられた水栓具に対する圧入係
合用脚部とを備えて成る水栓具用表示体を考案した。
この実開昭54−66229号公報に記載された表示体
について説明すると、この表示体は異色の合成樹脂部材
を一体成形して形成されるものではあるけれども、先に
成形された合成樹脂部材から成る頭部の外周面を後で成
形された異色の合成樹脂部材によって被覆させた構造を
有しているために、この表示体の裏面に突設された圧入
係合用脚部を水栓具の凹所に圧入嵌合させて表示体を水
栓具に装着する際、または表示体を水栓具から取外す際
に表示体に下向きおよび上向き方向すなわち表示体の頭
部表面から裏面に向かう方向および裏面から表面に向か
う方向に力を加えた場合に、先に成形された合成樹脂部
材と後で成形された合成樹脂部材との接着面において両
部材が互に分離して表示体の破損を生じることがあった
本考案が解決しようとする技術的課題は、異色の合成樹
脂部材を一体成形して形成された水栓具用表示体におい
て、両部材の接着部分の面積を広くして接着力を充分に
強化せしめると共に、表示体の装着時および取外し時に
それぞれ加えられる下向きの力および上向きの力がいづ
れも両部材を引離す力として作用して両部材が互に分離
されることかないようにすることである。
本考案の表示体の要旨とする構成は、異色の合成樹脂部
材を一体成形して形成され円板状頭部とその裏面に突設
され水栓具の凹所に圧入係合せしめられる脚部とを備え
た表示体において、先に成形された合成樹脂部材から成
る頭部の表面にその周縁部を適宜幅狭して凹部を形成さ
せ、後に成形される合成樹脂部材を上記周縁部と路面−
になるように上記凹部に充填させて表示を形成させたも
のである。
このような構成によれば、先に成形された合成樹脂部材
と後に成形される合成樹脂部材とは比較的広い面積を有
する凹部の全内壁面において互に接着していて充分に強
固な接着が得られるばかりでなく、表示体装着時に表示
体表面に加えられる下向きの力は両部材を互に圧着接合
させる力として作用し、また表示体取外し時に表示体に
加えられる上向きの力は頭部の裏面または周縁部に加え
られるため両部材を引離す力としては全く作用しないの
で、上記の技術的課題を有効に達成することができる。
本考案の実施例を図面によって詳細に説明する。
図において1は本考案の水栓具用表示体、1aはABS
樹脂等の合成樹脂により先に成形された部材であり、1
bは部材1aの表面の・一部を覆い部材1aと異色の同
一素材の合成樹脂により後で一体成形された部材で、上
記水栓具用表示体1は両部材1a、Ibで一体に構成さ
れている。
3は先に成形される部材1a裏面に突出して設けられた
脚部であって、第15図で示す水栓具用バンドル本体5
の中心凹部7に圧入した際、中心凹部7の内周面に弾性
的に圧着係止するように外面が湾曲状に上記表示体1の
裏面に所定数形成され、これによりバンドル本体5に対
して表示体1の着脱を可能ならしめる。
この脚部3は後で成形する部材1bに設けてもよい。
部材1a及び部材1bは相互に任意形状のものに成形で
きるが、普通部材1aを白色、部材1bを青色又は赤色
のカラーマーク等の表示とし両者を同心円状に一体成形
するとか(第9図参照)、又は望ましいその他の図形、
例えばバス吐水口やシャワー等(第1図参照)を部材1
aと部材1bとで表示するよう一体成形し、例えば湯と
水等を区別できるようにしたり、吐水する器具を表示し
たりする。
上記の例以外に各種の表示態様をとることができ、例え
ば部材1bを三角や四角などの図形にしたりH又はCな
るカラー文字形状となしてもよく、或はこれらの文字や
図形とカラーマークとを部材1aに一体成形し、多色に
する等によっても表示できる。
更に逆に部材1aを赤色又は青色となし、部材1bを白
色となしてもよい。
要するに表示体1の表面で表示すればよいのであり、表
示の内容は水栓具の操作力法例えばバンドルの回転力向
を示すものなどであってもよい。
次に部材1a及び部材1bの一体成形方法を、図面に基
づき説明する。
先ず部材1aは第1金型9に、第1ゲート11を通じて
溶融した合成樹脂を射出成形することにより成形される
第1金型9は第5,6図、および第11,12図により
示され、夫々の第1金型9は上型9人及び下型9Bもし
くは9B’からなり、溶融した樹脂は第1ゲート11を
経て脚片3を形成するための空所13に射出されるよう
になっている。
このようにして先に成形された部材1aを第1−金型9
から取り出し、上記部材1aの脚部3を嵌合することが
できる空所15を有し且つ部材1aとは異色の合成樹脂
を注入することができる第2ゲート17及び注入案内孔
19を設けた第2金型21の下型21Bに先に成形した
部材1aの脚部3を空所15に嵌着して位置決めするか
(第7゜8図参照)又は予め第2ゲート17及び注入案
内孔19も設けた第1金型の下型9B’を第2金型の下
型として兼用し脚片3を空所13に入れたまま部材1a
を保持して位置決めしく第13.14図参照)、次いで
部材1bを成形する空所23を有する第2金型の上型2
1Aを第2金型の下型21Bもしくは兼用した第1金型
の下型9B’上に取り付け、次いで第2ゲート17及び
注入案内孔19を通じて溶融した部材1aとは異色の合
成樹脂を射出する。
この際、最初の冷えた流動性の悪い溶融合成樹脂は注入
案内孔19内に溜まり、次いで流動性の良い高温の溶融
合成樹脂がフローマークの発生を防止されて第2金型2
1の空所23を充填し、部材1aの表面の一部力5iR
J’tbにより覆われ上記溶融樹脂の熱により部材1a
の接触面は溶融して部材1aと熱融着した接合面25を
有する部材1bが成形され、水栓共用表示体1が一体成
形される。
この時注入案内孔19内に充填された樹脂により形成さ
れる突起1b’は折るなどして除去してもよい。
本考案は、種々の変形が可能であり、脚部の形状も任意
に変えることができる。
本考案の表示体は上記したような構成を有せしめたので
、次に述べるような特有の効果を達成することができる
(1) 表示体を形成する両合成樹脂部材が頭部表面
に設けた凹部の底壁面と内周側壁面とで接着しているの
で接着面積が広くて強固に接着しているために、表示体
に湯水がかかつて熱膨張と収縮とを繰返しても両部材が
分離して凹部内の部材が頭部から外れるおそれがない。
(2)先に成形される合成樹脂部材における後で成形さ
れる合成樹脂部材により被覆される部分を変えることに
より表示に多様性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案水栓具用表示体の1測子面図、第2図は
同底面図、第3図は第1図の■入−IA線による断面図
、第4図は第1図のIB−IB線による断面図、第5図
乃至第8図は第1図に係る水栓具用表示体の成形方法を
示し、第5図は第1図IA−IA線による第1金型の断
面図、第6図は同じ<IB−IB線による第1金型の断
面図、第7図は同じ<IA−IA線による第2金型の断
面図、第8図は同じ<IB−IB線による第2金型の断
面図、第9図は本考案水栓具用表示体の他の例を示す平
面図、第10図は同底面図、第11図乃至第14図は第
9図に係る水栓具用表示体の成形方法を示し、第11図
は第9図XVA−XVA線による第1金型の断面図、第
12図は同じくXVB−XVB線による第1金型の断面
図、第13図は同じ<XVA−XVA線による第2金型
の断面図、第14図は同じ<XVB=XVB線による第
2金型の断面図、第15図は本考案の水栓具用表示体を
水栓具に取り付ける状態を示す説明図である。 1・・・水栓具用表示体、1a・・・部材、1b・・・
部材、3・・・脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異色の合成樹脂部材を一体成形して形成され円板状頭部
    とその裏面に突出して設けられた水栓具に対する圧入係
    止用脚部とを備えた水栓具用表示体であって、先に成形
    された合成樹脂部材から成る頭部の表面にその周縁部を
    適宜幅狭して形成された凹部内に後で成形される合成樹
    脂部材が上記周縁部と路面−になるように充填されて表
    示が形成されている、ことを特徴とする水栓具用表示体
JP2887778U 1978-03-06 1978-03-06 水栓具用表示体 Expired JPS5848444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2887778U JPS5848444Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 水栓具用表示体

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JP2887778U JPS5848444Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 水栓具用表示体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54131138U JPS54131138U (ja) 1979-09-11
JPS5848444Y2 true JPS5848444Y2 (ja) 1983-11-05

Family

ID=28875680

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JP2887778U Expired JPS5848444Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 水栓具用表示体

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