JPS5846710B2 - ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ - Google Patents

ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ

Info

Publication number
JPS5846710B2
JPS5846710B2 JP50009243A JP924375A JPS5846710B2 JP S5846710 B2 JPS5846710 B2 JP S5846710B2 JP 50009243 A JP50009243 A JP 50009243A JP 924375 A JP924375 A JP 924375A JP S5846710 B2 JPS5846710 B2 JP S5846710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
machine
equation
voltage
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50009243A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5185401A (ja
Inventor
信光 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP50009243A priority Critical patent/JPS5846710B2/ja
Publication of JPS5185401A publication Critical patent/JPS5185401A/ja
Publication of JPS5846710B2 publication Critical patent/JPS5846710B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は誘導電動機を同期速度から停止に至る回転領域
の任意回転数に於て安定に回転せしめ得る親規な可変負
荷装置に関するものである。
一般に、電動機の負荷特性を測定する場合には、被試験
機の回転速度を広範にして円滑に変化せしめ得る何等か
の可変負荷装置を必要こするが、被試験機を所望の回転
数(Nxとする)に於て安定に回転させるためには、第
1図に示す如く負荷の制動トルク曲線(TL曲線)と被
試験機のトルク対速度曲線(TM曲線)の交点に於て次
式の関係が成立せねばならない。
而して電動機の可変負荷装置としては、従来よりブロー
ニブレーキ、渦電流ブレーキ及び直流動力計等が広く使
用されているが、ブローニブレーキの制動トルクはブレ
ーキシューの締付けを加減することによってのみ変化し
、被試験機の回転速度には依存しないから、誘導電動機
の負荷試験にブローニブレーキを用いると、第2図より
明らかな如<N=Niから停止に至る回転領域に於ては
(1)式の関係は成立せず、従ってこの領域の特性は測
定不能である。
また、渦電流ブレーキ及び直流動力計の制動トルク特性
はいずれも第3図のTL直線で示され、該ブレーキ又は
動力計の励磁コイルに供給する電流を増すことにより、
前記直線の勾配を増加せしめ得るが、第3図より明らか
なように渦電流ブレーキ乃至は直流動力計による場合も
Ne1〉N>Ne2なる回転領域に於ける誘導電動機の
特性を測定することは出来ない。
ところで、誘導電動機、特に簾形誘導電動機に於ては各
種高周波磁界に起因する寄生トルクのために低速回転領
域のトルク対速度曲線に起伏が生じ、前記寄生トルクが
優勢なる場合にはクローリング等の異常現象を呈するか
ら、誘導電動機の特性試験に於ては屡々、低速領域のト
ルク特性を詳細に測定することが必要となる。
そこで斯かる場合に有効な可変負荷装置が提案されては
いるが、該装置は直流電動機、直流発電機及び誘導発電
機により構成される関係上、据付に広い場所を必要とし
、而も製作費が高く、操作が面倒である等の難点を有す
るため、殆ど実用に供されていない現状にある。
本発明は上記の如き実情に鑑み検討の結果創案されたも
ので、その目的は誘導電動機の負荷特性を全回転領域に
ついて測定可能ならしめる操作簡易にして安価に製作し
得る電気的な可変負荷装置を提供せんとするにある。
以下本発明を図面を参照して詳説すると、第4図は本発
明に係る可変負荷装置の電気的結線図にして、ACは電
圧■(実効電圧)及び周波数fなる交流電源、Dは他励
直流機を示し、該直流機には被試験電動機(誘導電動機
)Mが機械的に直結されている。
また、F、A、bは夫々直流機りの界磁巻線、電機子及
び刷子を示し、前記界磁巻線の入力端子間には直流電源
UF1可変抵抗VF及びスイッチSが直列に接続されて
いる。
尚、電動機Mが回転している状態に於てスイッチSを閉
成すると、直流機りの電機子巻線には刷子b1側が刷子
b2側より高電位となるような極性の速度起電力が誘起
されるものとする。
BはサイリスタTH−1乃至TH−4を図示せる如くに
接続して成る全波整流ブリッジ回路(以後、ブリッジ回
路と略称する)にして、サイリスタTH−1の陰極とサ
イリスタTH−4の陽極は交流電源ACの一端に、また
サイリスクTH−2の陰極とサイリスタTH−3の陽極
は前記交流電源の他端に夫々接続され、更に前記サイリ
スタTH−1゜TH−2の各陽極はチョークコイルCH
を介して直流機りの刷子b2に、また前記サイリスタT
H−3TH−4の各陰極は前記直流機の刷子b1に夫々
接続されている。
更に、Kは後述する如く高速回転領域に於て直流機りを
電動機として運転するための駆動回路にして、該回路は
電圧EKなる直流電源UK(但しEK>v’2 V )
と可変抵抗VKを直列接続して成るものである。
而して、1駆動回路にの高電位側は直流機りの刷子b1
に、また低電位側は前記直流機の刷子b2に夫々接続さ
れている。
第5図は点弧回路(図示せず)からサイリスタTH−1
乃至TH−4に夫々供給されるゲート信号G1乃至G4
(いずれも繰返し周期は1/f)の発生順序と、これら
ゲート信号の供給に応じて前記各サイリスクが後述の如
く動作している状態に於けるブリッジ回路Bの直流側電
圧eD(但し該電圧は第4図示の導線L1側が導線L2
側より高電位にある場合を正とする)の時間的変化を交
流電源ACの電圧V(瞬時値)と関連付けて示したもの
で、図中、EDは電圧eI)の平均値、tDはゲート信
号Gの遅延時間である。
尚、ゲート信号Gの遅延時間は上記点弧回路の一構成要
素たる位相調整用の可変抵抗(以後、可変抵抗と略記す
る)を加減することにより変化せしめられるが、その可
変範囲はO〜1/(’2 f )であるものとする。
鼓で、説明の都合上、第5図を用いてブリッジ回路Bの
動作を簡単に述べておく。
但し導通状態に於けるサイリスクTHの順電圧降下は非
常に小さいから、以後の説明に於ては前記電圧降下は零
と仮定する。
いま、ブリッジ回路Bが正常に動作しているものとすれ
ば、後述する如く電圧Vの正の半サイクルの開始時点に
於てはサイリスクTH−i (i = 1.3 )は不
導通状態、サイリスタTH−i+1は導通状態にあり、
而も斯かる状態はサイリスタTH−iが点弧するまで維
持されるから、電圧Vの正の半サイクルが開始されると
前記サイリスクTH−iは該電圧によって順バイアスさ
れることとなる。
従って時刻t1に於てサイリスタTH−1にゲート信号
Gi −nが供給されると、該サイリスクは点弧する。
サイリスタTH−iが点弧すると電圧■によってサイリ
スクTH−i+1は逆バイアスされるから、該サイリス
クは消弧し、ブリッジ回路Bを流れる電流はサイリスク
I’H−i+1からサイリスタTH−iに転流する。
而して、転流完了時点より時刻t3に至る期間に於ては
サイリスクTI−(−i+1にゲート信号は供給されな
いから、該サイリスクは順バイアスされても点弧せず、
他方、サイリスタTH−iは時刻t3に至るまで導通し
続ける。
尚、時刻t2゜43間に於て電圧Vの絶対値が駆動回路
にの端子間電圧より犬となる期間が存在してもチョーク
コイルCHのインダクタンスが適当に選定されているた
めにサイリスタTH−iの順電流は前記期間に於ても該
サイリスクの保持電流以上に保たれ、従って前記サイリ
スクはサイリスタTH−i+iが点弧せぬ限り消弧する
ことはない。
その後、時刻t3に至りサイリスタT”H−i + 1
にゲート信号Gi+I nが供給されると、この時点
に於てはサイリスクTH−i+1は電圧Vによって順バ
イアスされているから、該サイリスクは点弧し、これに
伴いサイリスタTH−iは消弧する。
而して、サイリスクTH−i+1はチョークコイルCH
の作用により時刻t5に至るまで導通し続けるから、時
刻t4に於て電圧Vの正の半サイクルが開始されると、
該電圧によってサイリスクTH−iは順バイアスされる
従って時刻t5に至りサイリスタTH−iにゲート信号
G l−n+1が供給されると該サイリスクは再び点弧
し、以後、同様な動作が繰返される。
上記動作態様から明らかな如く、サイリスクTH−iが
導通状態にある期間に於ては、サイリスタTH−i+1
は不導通状態にあるから電圧eDは−Vに等しく、また
サイリスタTH−i+1が導通状態にある期間に於ては
サイリスタTH−1は不導通状態にあるから前記電圧は
Vに等しい。
従って電圧eDの平均値は次式で与えられる。
但し、α:サイリスタTH−1の点弧角(=2πftD
)次に本発明装置の作用について詳説すると、第4図の
構成に於て、いまスイッチSは開放されており、また「
可変抵抗」はサイリスタTH−1の点弧角がα0(但し
αo−Fπ)となるように調整されているものとする。
この状態に於て電動機Mに規定の電圧(Voとする)を
印加して起動させると共に点弧回路を動作させてサイリ
スタTHにゲート信号Gを供給し、更に前記電動機の起
動完了後にスイッチSを閉成し、然る後に可変抵抗VF
、VKを加減して直流機り従って電動機Mの回転数Nを
該電動機の同期速度(Noとする)に一致させる(この
場合の直流機りの界磁電流をIfとする)。
斯様な操作により電動機Mが回転数Noで回転している
状態に於ては電動機Mはトルクを発生させないから、該
電動機の機械損は直流機りから機械的に供給されており
、従って前記直流機は電動機として運転されているわけ
である。
そこで、斯かる状態に於ける直流機りの電機子誘起起電
力をEAOとすればEAO<EKである。
一方、サイリスタTH1乃至′rH−4は既述の如く動
作しているからチョークコイルCHのインダクタンスが
十分大きく、ブリフジ回路の直流側を流れる電流に殆ど
交流弁が含まれないものとすれば、前記チョークコイル
にはほぼ次式で示す電流IcQが流れている。
上述の如き状態に於て「可変抵抗」を調整し、サイリス
タTHの点弧角を進ませると、以下に説明する如く電動
機Mの回転数は低下し、点弧角αによって定まる或回転
数(以後設定回転数という)に於て前記電動機は安定回
転するようになる。
而して印加電圧Voに於ける電動機Mの軸出力Wと直流
機りの(機械損+鉄損)J(但し直流機の界磁電流はI
f)が等しくなる回転数をN ONこの回転数に対応す
るサイリスタTH−1の点弧角をαCとすれば、α〉α
Cなる場合には直流機りは電動機として運転され、また
α〈αCなる場合には前記直流機は発電機として運転さ
れる。
ところで、同期速度の近傍に於ける誘導電動機の軸出力
及び高速回転領域に於ける他励直流機の(機械損+鉄損
)はいずれも回転数の一次式で表わされる。
そこでまず、W、JがいずれもNの一次式で表わされる
高速回転領域の動作特性について検討してみる。
第6図は直流機りが電動機として運転されている場合の
本装置の等何回路(但し刷子すの接触抵抗電圧降下は無
視)を示したもので、同図により次の電圧方程式を得る
また、電動機Mが回転数Nで安定回転している場合の出
力方程式は次のように書き表わされる(IA<Oなる場
合、即ち直流機りが発電機として動作している場合にも
(5)式の関係は成立する)。
β、I fNIA +W= J ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)更に、回
転数Nに対する電動機Mの軸出力W及び直流機りの(機
械損+鉄損)Jが夫々第7図示のW、J曲線で表わされ
るものとすれば、回転領域I(第7図示)に於けるW、
Jは夫々(6)、(7)式で与えられるから、上記出力
方程式は(8)式の如くとなる。
尚、他励直流機に於て界磁電流を一定に保ち、種々の回
転数に於ける(機械損+鉄損)を測定し、その結果を回
転数を横軸にとってグラフ化すると、第7図の5曲線と
同様な形状の特性曲線が得られるから)該特性曲線の直
線部の延長と横軸との交点に該当する回転数は一般に正
である。
と置けば、αυ、02)式は夫々IAを変数とする直線
及び双曲線の方程式であるから、卸、α2)、(13)
式の関係を図示すると、夫々第8図の点線、一点鎖線及
び二点鎖線の如くになるが、IA>(β2+β3′)/
Cβ1■f)なる領域に関しては(9)式より明らかな
ように、N〈Oとなるから、この領域は考慮しなくてよ
い。
そこで、点弧角α(α〉αC)に対応する電機子電流I
Aは(10)式の関係によりη直線とφ曲線の交点(以
後、動作点という)、即ち第8図示のQ点の横座標で与
えられる。
而して、サイリスタTHの点弧角を進ませると、ηが減
少するから第8図に於てQ点がQc点に接近し、従って
電機子電流IAは減少する。
電機子電流IAが減少すると、(9)式より明らかなよ
うにNが低下するから、結局サイリスタTHの点弧角を
進ませると、設定回転数は低下することとなる。
上記動作点がφ曲線上を移動してQc点に達すると、電
機子電流IAは零となるから(5)式によりW=Jとな
る。
この場合のサイリスタTH−1の点弧角は既述の如くα
Cであり、また設定回転数はNcである。
サイリスタTHの点弧角を更に進ませてα〈αCにする
と、第8図に於て動作点が縦軸n′の左側に移動しIA
<Oとなるから直流機りは発電機として運転される。
尚、IA〈0なる場合には(5)式によりW>Jである
から第1図を参照すれば明らかな如<N<NCであり、
従って直流機りの電機子誘起起電力はEAOより小さい
然るに既述の如<EAO<EKであるから、直流機りが
発電機として動作している場合も駆動回路Kに逆電流は
流れない。
上述の如くα〈αCなる場合にはIA<Oであるから、
■A′ニーIAと置けば、(9)式は次のようになる。
而して、第8図を参照すれば明らかなようにサイリスタ
THの点弧角を進ませるに従い、電機子電流■A′は増
加するからoa式により設定回転数は低下する。
斯様にして設定回転数が第7図示のNeに達し、更にサ
イリスタTHの点弧角を進ませると電動機Mの回転数は
回転領域■(第7図示)に移行する。
同期速度からNeまでの回転領域に於ける動作特性は上
記の如くであるが、該領域の任意設定回転数に於ける定
常運転状態が安定なることは次のようにして証明される
即ち、点弧角αがα0≧α〉αCなる場合には既述の如
く直流機りは電動機として運転されるから、制動トルク
TLは次式の如く表わされる。
起因する制動トルク 而して、トルクTDはTD−AIfIA(β4は定数)
と表わされ、また(3)、(4)式よりIcを消去して
得られる式からIAを求めると、 そこで、αを一定としてα0式の関係を図示すると第9
− a図のTD直線を得る。
また、トルクTJはTJ二β5(J/N)(β、は定数
)と表わされるから、この式に(7)式を代入すると次
式を得る。
(18)式はNを変数とする双曲線の方程式であり、且
つN=NCなる場合には既述の如<W=J従ってTM=
TJ(TMは電動機Mの軸トルク)であるから、08)
式の関係は第9図示のPC点を通るTJ曲線で表わされ
る(但し、電動機Mのトルク特性は第9図の70曲線で
表わされるものとする)。
依って、サイリスタTH−1の点弧角がα(但しα0≧
α〉αC)なる場合の制動トルク特性は05)式により
第9−a図のTL凸曲線表わされる。
そこで斯かる場合の設定回転数は前記70曲線と前記T
L凸曲線交点即ち第9−a図に示すP点の横座標で与え
られる。
また、α−αCなる場合にはα6)式により、(22)
式の関係は第9−b図のTD直線で表わされるからα−
αCなる場合の制動トルク特性は同図のTL凸曲線表わ
される。
而して、斯かる場合の設定回転数は既述の如くNcであ
る。
更に点弧角αがα〈αCなる場合には直流機りは発電機
として運転されるから該直流機の発生トルクTD及び制
動トルクTLは夫々(23) 、 C11!4)式で表
わされる。
αを一定として(2!19式の関係を図示すると第9−
C図のTD直線を得るから、サイリスタTH−1の点弧
角がα(但しα〈αC)なる場合の制動トルク特性は同
図のTL凸曲線表わされ、従って斯かる場合の設定回転
数は第9− c図に示すP点の横座標で与えられる。
さて、電動機Mが第9図示のP点乃至はPC点に対応す
る設定回転数で運転されている状態に於て、何等かの原
因で回転数が僅かに低下(または上昇)したとすると、
第9図より明らかな如くトルクTMは増加(または減少
)シ、制動トルクTLは減少(または増加)するから電
動機Mは加速(または減速)され、その結果回転数Nは
自動的に前記設定回転数に引戻される。
斯くの如き抑制作用により電動機Mの回転数は所望の設
定回転数に保持されるから、No≧N≧Neなる回転領
域の如何なる設定回転数に於ても前記電動機は安定に運
転される。
次に回転領域Hに於ける動作特性について検討すると、
第1図より明らかな如く、この領域に於てはW>Jであ
るから、直流機りは発電機として運転される。
従って前記直流機の発生トルクは(25)式で与えられ
る。
また、制動トルクTLは(24)式で与えられるが、一
般に回転領域■に於てはTD> T Jなる関係が成立
し、トルクTJは無視し得るから、制動トルクTLは次
式の如く表わされる。
そこで、αを一定として上式の関係を図示すると第10
図のTL直線を得るから、電動機Mのトルク特性が同図
のTM曲線で表わされるものとすれば、サイリスタTH
−1の点弧角がαなる場合の設定回転数は第10図示の
P点の横座標で与えられる。
而して、サイリスクTHの点弧角を進ませるに従い(2
6)式の右辺に於ける定数項が犬となるため第10図に
於てTL直線が左方に平行移動し、これに伴いP点が2
8点に接近するから設定回転数は低下する。
斯様にして点弧角αが(27)式の関係を満足する電気
角αSに一致すると、P点がPS点に合致してN=0と
なるから電動機Mは通電状態で拘束されることとなる(
但し■f + EK 、 Vは(28)式の関係を成立
せしめるような適当な値に逸走されているものとする)
但し、T、;電動機Mの始動トルク 尚、定常運転時の安定性は被試験機のトルク対速度曲線
と負荷の制動トルク曲線の交点に於ける該制動トルク曲
線の接線の勾配が犬なる程良好であり、本発明装置では
回転領域■に於ける制動トルクは(26)式で与えられ
るから、界磁電流■fを増すことにより前記安定性を十
分に高め得る。
従って低速領域に於ける被試験機のトルク対速度曲線の
形状が如何様であろうと本発明装置によれば、前記領域
の負荷特性を詳細に測定することが可能である。
第11図は下記仕様の他励直流発電機及びチョークコイ
ルを用イ、V=100 (V〕、 EK180(V)、
If=0.09(A)、RK=100〔Ω〕に選定した
場合の制動トルク特性の実測結果を点弧角αをパラメー
タとして示したものである。
他励直流発電機;定格出力 400(W)定格電流
4〔A〕 定格回転数 2800(RPM、1 チョークコイル;定格電流 5〔A〕 インダクタンス 400(mH) 以上詳説したところから明らかな如く本発明によれば被
試験機(誘導電動機)を同期速度から停止に至る回転領
域の任意回転数に於て安定に回転せしめ得るから、プロ
ーニブレーキ又は渦電流ブレーキ或は直流動力計の如き
従来装置による場合には測定不可能な回転領域の特性も
詳細且つ正確に測定することが出来、従って異常現象等
の検討に極めて有用なるデータを得ることができる。
また、本発明装置は他励直流機以外に回転機を必要とせ
ず、回路構成も甚だ簡単であるから安価に製作し得ると
共に据付に広い場所をとらず、且つサイリスクの点弧角
を制御することにより被試験機の回転速度を広範に而も
円滑に変化せしめ得るから操作が至って簡単である等の
利点を有し、その工業的実用的価値は極めて犬である。
尚、本発明装置は誘導電動機の可変負荷装置として開発
されたものであるが、直流電動機又は交流整流子電動機
等の負荷試験に於ける可変負荷装置としても勿論使用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は安定運転の条件を説明するための図、第2図は
プローニブレーキの制動トルク特性図、第3図は渦電流
ブレーキ又は直流動力計の制動トルク特性図、第4図は
本発明装置の電気的結線図、第5図は前記装置の構成要
素たる全波整流ブリフジ回路に於ける各部の電圧及び電
流波形図、第6図は本発明装置の等価回路図、第7図は
前記装置の動作説明に必要な諸式を導出するための特性
図、第8図乃至第10図は本発明装置の動作説明図、第
11図は本発明装置の制動トルク特性図である。 而して、図中ACは交流電源、Mは被試験電動機(誘導
電動機)、Dは他励直流機、Bは全波整流ブリッジ回路
、Tnはサイリスク、CHはチョ−クコイル、 Kは駆動回路、 UKは直流電源、 VKは可変抵抗器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のサイリスタから成る全波整流ブリッジ回路
    の交流側端子間に交流電源を接続すると共に、前記ブリ
    ッジ回路の直流側端子間に被試験機(誘導電動機)によ
    り駆動される他励直流機の電機子とチョークコイルを直
    列に接続し、更に直流電源と可変抵抗を直列接続して成
    る駆動回路を前記電機子に並列接続したことを特徴とす
    る誘導電動機の可変負荷装置。
JP50009243A 1975-01-23 1975-01-23 ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ Expired JPS5846710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50009243A JPS5846710B2 (ja) 1975-01-23 1975-01-23 ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50009243A JPS5846710B2 (ja) 1975-01-23 1975-01-23 ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5185401A JPS5185401A (ja) 1976-07-27
JPS5846710B2 true JPS5846710B2 (ja) 1983-10-18

Family

ID=11714954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50009243A Expired JPS5846710B2 (ja) 1975-01-23 1975-01-23 ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5846710B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230926B2 (ja) * 1985-12-27 1990-07-10 Omori Machinery

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230926B2 (ja) * 1985-12-27 1990-07-10 Omori Machinery

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5185401A (ja) 1976-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mirzaeva et al. Advanced diagnosis of stator turn-to-turn faults and static eccentricity in induction motors based on internal flux measurement
KR830006980A (ko) 역율조정기(力率調整器)
KR20100057845A (ko) 브러쉬리스 전기 머신들에서 계자 전류를 결정하기 위한 방법 및 장치
US20090174360A1 (en) Method And Device For Reducing The Influence Of A DC Component In A Load Current Of An Asynchronous Three-Phase Motor
FI92115B (fi) Menetelmä invertterisyötetyn oikosulkukoneen jäännösvuon määrittämiseksi
JPS5846710B2 (ja) ユウドウデンドウキノカヘンフカソウチ
Chan Low-cost electronic-controlled variable-speed reluctance motors
Soong et al. Validation of lumped-circuit and finite-element modelling of axially-laminated brushless motors
Cattermole et al. The design optimisation of a split phase fan motor with triac voltage (speed) control
Harrison The dynamic braking of induction motors
US20210273590A1 (en) Method Of Performing Fast De-Excitation Of A Brushless Synchronous Machine
Zhou et al. Dynamic modeling of universal motors
Krishna et al. Investigation on stator winding interturn fault in induction motor using the autotransformer based approach
Shepherd et al. The quadrature synchronous reactance of salient-pole synchronous machines
RU1820342C (ru) Способ контрол неравномерности воздушного зазора асинхронного двигател
Zou et al. An Indirect Testing Method for the Temperature-Rise of Multi-unit Permanent Magnet Synchronous Machines
Reiter et al. Increased losses in a DC motor when operated from grid-controlled rectifiers
KR20170017823A (ko) 자기 센서 및 자기 센서의 동작 상태를 제어하는 방법
SU34073A1 (ru) Способ косвенного испытани трехфазных асинхронных двигателей на нагрев
JPS6010587B2 (ja) 無整流子電動機の等価試験方法
LaPierre et al. DC Dynamic Braking of Squirrel-Cage Induction Motors [includes discussion]
SU1327024A1 (ru) Способ косвенного контрол неравномерности воздушного зазора асинхронного двигател
SU955467A1 (ru) Электропривод переменного тока
Akinin et al. Test devices for experimental researches of low power electric drives on the basis of permanent magnet brushless machines
Sharma et al. Simulation and Analysis of Parameter Identification Techniques for Induction Motor Drive