JPS5846143Y2 - 装飾地 - Google Patents
装飾地Info
- Publication number
- JPS5846143Y2 JPS5846143Y2 JP17214080U JP17214080U JPS5846143Y2 JP S5846143 Y2 JPS5846143 Y2 JP S5846143Y2 JP 17214080 U JP17214080 U JP 17214080U JP 17214080 U JP17214080 U JP 17214080U JP S5846143 Y2 JPS5846143 Y2 JP S5846143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diagonal
- sewn
- oblique plane
- base material
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は諸般の織物（例えば、東し株式会社製の商品名
エクセーヌを含む。
エクセーヌを含む。
）セーム皮等の皮革、柔軟なる人造皮革を素地とした装
飾地に関し、更に詳細には、機械による量産手段によら
ないで、手作業により独特の立体模様を構成した装飾地
、例えばバンドバック、ドレス、ショール等に供し得る
ようにした装飾地に関するものである。
飾地に関し、更に詳細には、機械による量産手段によら
ないで、手作業により独特の立体模様を構成した装飾地
、例えばバンドバック、ドレス、ショール等に供し得る
ようにした装飾地に関するものである。
今日の諸製品は、その殆んどがマスプロにより得られて
おり、それだけコスト安と云う利点はあるが、反面あま
りにも画一的に過ぎてオリジナリテイに欠け、云わば無
味乾燥に戒す勝ちで、特に個性の表現が望まれている衣
服及びその付属品、携行品等に於ては充分なる満足感を
得られ難いものであった。
おり、それだけコスト安と云う利点はあるが、反面あま
りにも画一的に過ぎてオリジナリテイに欠け、云わば無
味乾燥に戒す勝ちで、特に個性の表現が望まれている衣
服及びその付属品、携行品等に於ては充分なる満足感を
得られ難いものであった。
又吾人等中には、損得を考慮外として独特の手作業によ
る巧芸品の製作に日夜心魂を傾注している者も数多見ら
れ、出願人もこの範時に入るが、出願人は決してマスプ
ロを否定している者ではない。
る巧芸品の製作に日夜心魂を傾注している者も数多見ら
れ、出願人もこの範時に入るが、出願人は決してマスプ
ロを否定している者ではない。
即ち出願人は現に近代企業としての合資会社アインの会
長職にある関係よりしてもマスプロの良さを充分認識し
ており、且つ充分なる恩恵を受けているが、他方では手
作業による巧芸技術の開発と育成及び保存に日夜努力を
傾注しているのが実状である。
長職にある関係よりしてもマスプロの良さを充分認識し
ており、且つ充分なる恩恵を受けているが、他方では手
作業による巧芸技術の開発と育成及び保存に日夜努力を
傾注しているのが実状である。
本考案は前記のような経緯に立脚して開発されたもので
、その目的は巧緻にして独特の美観を呈し得る装飾地を
提供するにある。
、その目的は巧緻にして独特の美観を呈し得る装飾地を
提供するにある。
本考案の他の目的は、前記の如く巧緻なる表現を得られ
る反面、荒削りの観を呈し、即ち一世紀前以上もの技術
観を呈し、所謂先祖返り希求と云うか、はのぼのたる一
種のノスタルジャも得られる装飾地を提供するにある。
る反面、荒削りの観を呈し、即ち一世紀前以上もの技術
観を呈し、所謂先祖返り希求と云うか、はのぼのたる一
種のノスタルジャも得られる装飾地を提供するにある。
又本考案の他の目的は、主観の如何にもよるが蛇腹の如
き観も呈し、且つ触手及び他物への接触により形態が微
妙に交換する、即ち極めて斬新にして奇抜なる装飾地を
提供するにある。
き観も呈し、且つ触手及び他物への接触により形態が微
妙に交換する、即ち極めて斬新にして奇抜なる装飾地を
提供するにある。
更に、本考案の他の目的は、通常廃棄さるべき皮革等の
裁断層をテープとして用い得る装飾地を提供するにある
。
裁断層をテープとして用い得る装飾地を提供するにある
。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の一実施例を、添
付図面について詳細に説明する。
付図面について詳細に説明する。
１は諸般の織物、セーム皮等の皮革又は柔軟なる人造皮
革を材料とした素地を示すが、好しくは東し株式会社製
の商品名エクセーヌ（表面がスェードの如き観を呈して
いる。
革を材料とした素地を示すが、好しくは東し株式会社製
の商品名エクセーヌ（表面がスェードの如き観を呈して
いる。
）の使用がなお一層の雅美感が得られる。
２は所望色、所望幅、所望厚のテープを示し、例えば素
地１と異色の幅５〜ｌＱｍｍ、厚さ０．５〜１０ｍｍ程
度の皮革が用いられている。
地１と異色の幅５〜ｌＱｍｍ、厚さ０．５〜１０ｍｍ程
度の皮革が用いられている。
２ａはテープ２の長方向に対し、所望の角度（例えば１
０°）の下に斜状に形成された数多の斜状***部、２ｂ
は斜状***部２ａと交互に形成された斜状平面部、３は
細糸、４は太糸を示し、その斜状***部２ａが素地１の
表面より所望の間隙を介して離開した状態に於て、且つ
斜状平面部２ｂが素地１の表面に接着した状態に於て、
細糸３により斜状平面部２ｂの対角線上の両端部が素地
１に縫着され、太糸４により斜状平面部２ｂの一端部が
素地１に縫着されているが、その太糸４の縫着は第２図
の如くして威されている。
０°）の下に斜状に形成された数多の斜状***部、２ｂ
は斜状***部２ａと交互に形成された斜状平面部、３は
細糸、４は太糸を示し、その斜状***部２ａが素地１の
表面より所望の間隙を介して離開した状態に於て、且つ
斜状平面部２ｂが素地１の表面に接着した状態に於て、
細糸３により斜状平面部２ｂの対角線上の両端部が素地
１に縫着され、太糸４により斜状平面部２ｂの一端部が
素地１に縫着されているが、その太糸４の縫着は第２図
の如くして威されている。
即ち太糸４が相当長に互って斜状平面部２ｂ上に現われ
る状態に於て、（注、例えばテープ幅の２１５程度。
る状態に於て、（注、例えばテープ幅の２１５程度。
）且つ斜状平面部２ｂの端縁から外れた個所に結び目４
ａが形成した状態で縫着されている。
ａが形成した状態で縫着されている。
又第１図に於ては、テープ２が蛇行状を呈して素地１に
縫着されているが、これは蛇行状に限られず直状に縫着
されることもあり、又テープ２の幅はこれをテーパー状
とすることもある。
縫着されているが、これは蛇行状に限られず直状に縫着
されることもあり、又テープ２の幅はこれをテーパー状
とすることもある。
叙上のように成る本考案の装飾地によれば、全体として
巧緻にして独特の美観を呈し得る反面、数多の斜状***
部２ａ、太糸４が相当長に亙って斜状平面部２ｂに現わ
れ、且つ斜状平面部２ｂの端縁から外れた個所に形成さ
れた結び目４ａにより荒削りの観を呈し、又斜状***部
２ａが素地１の表面と離開していることにより触手及び
他物への接触により形態が微妙に交換する等の極めて斬
新にして奇抜なる観を呈し得る等の効果を奏し得られ、
その他前記の如き所期の目的を良く達成し得るものであ
る。
巧緻にして独特の美観を呈し得る反面、数多の斜状***
部２ａ、太糸４が相当長に亙って斜状平面部２ｂに現わ
れ、且つ斜状平面部２ｂの端縁から外れた個所に形成さ
れた結び目４ａにより荒削りの観を呈し、又斜状***部
２ａが素地１の表面と離開していることにより触手及び
他物への接触により形態が微妙に交換する等の極めて斬
新にして奇抜なる観を呈し得る等の効果を奏し得られ、
その他前記の如き所期の目的を良く達成し得るものであ
る。
図面は本考案に係る装飾地の一実施例を示し、第１図は
平面図、第２図は同上の一部の拡大平面図、第３図は同
上の正面図である。 １・・・・・・素地、２・・・・・・テープ、２ａ・・
・・・・斜状***部、２ｂ・・・・・・斜状平面部、３
・・・・・・細糸、４・・・・・・太糸、４ａ・・・・
・・結び目。
平面図、第２図は同上の一部の拡大平面図、第３図は同
上の正面図である。 １・・・・・・素地、２・・・・・・テープ、２ａ・・
・・・・斜状***部、２ｂ・・・・・・斜状平面部、３
・・・・・・細糸、４・・・・・・太糸、４ａ・・・・
・・結び目。
Claims (1)
- テープ２の長さ方向に対し、所望角度の斜状の下に、数
多の斜状***部２ａと斜状平面部２ｂとを交互に形成し
、且つ斜状***部２ａが素地１の表面より離開した状態
に於て、斜状平面部２ｂを細糸３により素地１に縫着し
、更に太糸４を用い該太糸４の相当長を斜状平面部２ｂ
上に現わしながら且つ斜状平面部２ｂの端縁から外れた
個所に結び目４ａを形成した状態で素地１に縫着して戊
る装飾地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17214080U JPS5846143Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 装飾地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17214080U JPS5846143Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 装飾地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796994U JPS5796994U (ja) | 1982-06-15 |
| JPS5846143Y2 true JPS5846143Y2 (ja) | 1983-10-20 |
Family
ID=29530465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17214080U Expired JPS5846143Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 装飾地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846143Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP17214080U patent/JPS5846143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5796994U (ja) | 1982-06-15 |
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