JPS584548B2 - ボウジヨウタバコセイヒン トクニシガレツトノケンサノホウホウ オヨビ ソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、煙草加工業の棒状品の少なくとも一部が測定
時期に高周疲交流電界によって貫通されるように、上記
棒状品が互いに間隔を置いて上記電界を経て送給され、
その際棒状品め密度に依存する測定信号が形成される、
煙草加工業の棒状品の密度の容量性検査法に関するもの
である。

また本発明は、互いに間隔を置いてシガレットを送給す
るコンベヤおよび高周波電源と結合された少なくとも２
個の電極を有する煙草密度容量性厠定装置を有し、上記
電極から出る高周波電界が測定時期にそのつどシガレッ
トの少なくとも一部を貫通するように、シガレットに対
する電極の位置が選定されている棒状煙草製品、特にシ
ガレットの検査必置に関する。

質量決定のための容量性測定法は高周波電圧を使用する
めでドリフド現象に対してすこぶる敏感である。

この現象のため測定値は緩慢に「移動」し、その結果、
偏差または測定誤差がおこることがある。

応急策として安定化回路を設けることは公知であるが、
それは費用の増加にかかわらず、多くの場合問題を完全
に解決しない。

本発明の根底にある課題は、シガレットの密度の容量性
測定に対する妨害量の影響を、実際の必要に対して十分
な程度に減少することである。

との課題の本発明による解決は次の通りである。

すなわち測定信号を品物の密度に依存しない基準信号と
比較し、該基準信号は２つの相前後する品物の検査の間
に高周波交流電界が貫通する基準誘電体の容量性検出に
よって形成するのである。

本発明の特に簡単な、そして後述のように再加工のため
に特に好適な発展によれば、基準信号は、空気の容量性
検出によって形成される。

高周波容量性測定回路の妨害作用による測定値のドリフ
トは、本発明の上述の措置によってほとんど排除される
。

本発明による措置の好適な応用は、いわゆるフィルタ取
付ま機の検査装置で可能である。

この機械に棒状品（シガレット）が、その縦軸と交さし
て送給される。

上記の機械においては、フィルタ片と結合されたシガレ
ットの頭部（シガレット端部とも呼ばれる）の十分な煙
草充填を検査することがしばしば要求される。

本発明の好適な構成によれば、このことは高周波交流電
界の電気力線が品物の端部区域だけを貫通することによ
って達成される。

このために本発明の別の構成では、品物が高周波交流電
界を経て送給される前に、整列される。

本発明による措置の別の好適な適用は、たとえば品物の
無限連続体から品物を切断し、相互の間隔を作るために
切断の後、加速する、いわゆる連続製造機でシガレット
を軸沿い方向に送給する場合に可能である。

すなわち上記の機械においては、たとえば密度の特に負
方向の偏差を適時に識別し、当該の欠陥シガレットを再
加工から選別するために、製造されて機械を退出するシ
ガレットの密度を検出することがしばしば要求される。

また本発明は測定信号と基準信号の比較に従って差信号
を作り、該差信号が所定の標準から偏る時に欠陥信号を
作り、この欠隔信号が標準から偏る品物のその搬送路か
らの排除を制御するものである。

ところがそれぞれの品物が測定装置に対して所定の位置
にある時に、測定値が正確に適正な時期に検出されない
ことによって、測定結果のゆがみが起こることもある。

従来はこの「読取り」のために１個または数個の刻時パ
ルス発生器が使用された。

これは比較的正確に動作するが、しかし判明したところ
によると、絶対に正確に動作する訳ではないのである。

ところが測定時期に品物が常に測定電極に対して同じ位
置を占めること、たとえば電極の丁度中央にあることを
保証するために、絶対に正確な動作が必要である。

刻時パルス発生器がひきおこす、解析すべき信号のこう
したドリフト現象は、本発明の別の特に好適な構成によ
れば、次のようにして折制される。

すなわち測定信号と基準信号を並列させて連続する信号
の流れとし、その際測定信号と基準信号が上記信号の流
れにおいて極限値をなし、２つの信号の一方が極限値に
到達する時期を検出し、その信号をこの時期に比較のた
めに転送するのである。

上述の表現はもちろん、当該信号から派生する信号をも
意味するものとし、その際制御信号はこの信号が本来の
解析のために転送される時期を定める。

従って上述の措置は在来の刻時パルス発生器の使用を不
要にし、このため測定装置が測定時期自体に関して制御
されるのである。

極限値への到達の時期は信号の流れの連続微分と微分し
た信号の流れのしきい値の読取りによって、すこぶる正
確に検出される。

周知のように微分計算によって、第１導関数で或る点で
の曲線の傾斜が確かめられる。

曲線が最大または最小を有するならば、上記の点の曲線
の傾斜はゼロに等しい。

ところが微分信号流れのゼロ通過は僅かな費用で電子的
に検出されるから、容量性測定法において不断に変化す
る信号の解析に上述のように微分計算を利用すれば、高
精度の制御信号を得るためにこの方法を使用することが
できる。

測定コンデンサの大きさを適当に選定すれば（その外延
が２個のシガレットの間隔に相当するのが適当である）
、上述の措置によって、シガレットまたは２個のシガレ
ットの間の空隙が測定装置の中央にある時期が正確に検
出される。

基準信号が極限値に到達する時期または測定信号が極限
値に到達する時期または基準信号と測定信号が極限値に
到達する時を検出し、この時期の信号を比較のために転
用することができる。

測定信号と基準信号が信号の流れの中で異なる極限（最
大と最小）をなすならば、基準信号の極限値と測定信号
の極限値の区別は最も簡単である。

たとえば前に既に述べたように、基準信号を空気の容量
性検出によって作るならば、基準信号が信号の流れにお
いて最小をなす。

また、測定装置が被検シガレットの目標値をなす信号を
幻像から作るというやり方で、幻像によって基準信号を
得ることもできる。

後続のサイクルのあいだ、すなわち極限値を確かめるこ
とによって測定装置が基準信号を作るために再び同一の
幻像を検出するまで、この期間中に果して目標値に到達
するか、を監視するだけでよく、そればたとえば補償器
によって行なうことができる。

この構成は以下では詳述しないが、この場合は検査コン
ベヤ上に、それぞれ２回のシガレット受領の間に１個の
幻像を配置するのが適当である。

特に上述の方法の実施に適する、冒頭に挙げた装置
は次の特徴を有する。

すなわち煙草密度に依存する測定信号とこれに依存しな
い基準信号の差に従って信号（差信号）を生じる比較装
置を容量性測定装置に後置し、その際２個の相前後する
シガレットの検査の間に測定装置の電極の作用区域にシ
ガレットの代わって存在する基準誘電体の容量性検出に
よって、基準信号が作られる。

本発明は特にコンベヤと相対して定置された２個の電極
を有する容量性測定装置に適する。

本発明の好適な構成においては、基準装置はシガレット
によって干渉されない容量性測定装置基準信号の受領と
記憶のための記憶装置を有しミこれに差発生器の入力が
後置されている。

シガレットの密度に依存する測定信号のための、差廃生
器の他方の入力は容量性測定装置と結合されでいる。

本発明の特に好適な発展によれば、２個の相前後するシ
ガレットの検査の間に測定装置の電極の検出区域にシガ
レットに代わって誘電体として存在する空気の容量性検
出によって、基準信号が簡単に作られる。

本発明の好適な応用は、コンベヤ（検査コンベヤ）がシ
ガレットを軸交さ方向に送給するように構成されている
フイルメ取付け機での頭部端部検査のために容量性測定
装置の電極はシガレットに関して、電気力線がシガレッ
ト端部だけを貫通するように配置されている。

ジガレット端部の煙草密度の厳密な検出のためには、測
定装置に対して被検シガレットの厳密な位置が好ましい
。

従って本発明の好適な構成は容量性測定装置の電極に関
するシガレット端部の位置決め装置を特徴とする。

本発明を更に発展させて、上記位置決め装置を、軸向き
変位によってシガレットを整列する固定案内面として構
成すれば、機械的に簡単な信頼性ある整列が得られる。

本発明の別の用途は、シガレットを製造する、いわゆる
連続製造機で可能である。

製造されるシガレットの密度の偏差が監視される。

本発明を更に発展させて、特に好適な測定点すなわち電
極の配置は、それぞれ２個のシガレットの間隔を形成す
るために加速手段が設けてある区域で可能である。

比較装置の出力は差信号解析装置と結合することができ
、該解析装置は好ましくは差信号が標準から外れている
時に欠陥シガレットを搬送路から除去するための選別装
置の制御装置と結合されている。

本発明の別の構成によれば、十分に正確に動作しな
い測定信号読取りのための刻時パルス発生器がひきおこ
す被解析信号のドリフト現象は、次のようにして抑制さ
れる。

すなわち測定信号と基準信号よりなる信号の流れが測定
装置に送られるように、該装置と回路装置を結合し、そ
の際上記の信号が信号の流れの極限値をなし、回路装置
は２つの信号の一方が極限値に達する時期の検出のため
に構成されており、かつ回路装置は比較装置と結合され
、当該の信号を比較装置に転送させる制御装置を上述の
時期に送出するように構成されている。

極限値の検出に特に適する回路装置は、微分素子および
しきい値段を有する。

回路装置は基準信号の極限値の検出手段または測定信号
の極限値の検出手段または両手段を有することができる
。

実施例を示す図面にもとづいて本発明を詳述する。

第１図および第２図の端部走査シリンダ４２９は、その
シリンダ本体４３６、孔４３９を有する受領部４３８お
よび制御リング４４３が見えており、ここに容量性測定
装置４５６の環状電極４５８とこれと同心に配設された
電極４５８が定置すべり面５０１の端部をなす。

上記すべり面５０１は測楚電極４５７，４５８に対する
シガレット端部の位置決め装置をなす。

シリンダ４２９はたとえば米国特許公報第３６７２３７
３号に記載されている、それ自体公知の、図示しないフ
ィルタ取付け機の一部をなす。

シリンダ４２９が矢印５０２（第２図）の方向に回転す
る場合、シガレットＺは定置すべり面５０１によって孔
４３９において作用する比較的弱い吸気の作用に静かに
逆らって摺動せしめられ、その端面が電極４５７，４５
８に沿い、密接して軽触し、それによって容量性測定装
置４５６、とりわけ測定電極４５７，４５８に対して所
定の位置を占める。

測定装置４５６は高周波電源４５９ｂを有し、該電源は
公知の共振回路４６２の周波数決定部である電極４５７
および４５８に、水晶結晶で安定化した定周波数の高周
波電圧を送る。

上記の発振器の一例がラジオ・コーポレーション・オブ
・アメリカ社発行のＲＣＡトランジスタ・マニュアル１
９６７年版５０７ページに出ている。

電極４５７および４５８の間の電気力線が貫通するシガ
レット端部の煙草装置に依存する、共振回路の電気量（
電圧、電流）の振幅に対する解析装置４６１ｂは、煙草
質量に依存する出力信号を送り出す。

個々の構成要素４５９ｂ ，４６２および４６１ｂは抵
抗電熱器５０４によって加熱されるケース５０３の中に
ある。

ケース５０３内の温度の定常化のために温度整器５０６
が使用される。

該温度調整器５０６は抵抗電熱器５０４のほかに更にケ
ース５０３内の温度検知器５０７、比較要素５０８、基
準入力素子５０９および制御増幅器５１１を有する。

温度調整器５０６は温度変動によるドリフト現象を減少
するために、ケース５０３内の容量性測定装置の電気部
品を定温に保つためのものである。

ドリフト現象を更に抑制するために、シガレット端部の
煙草密度に依存する測定信号とそれに依存しない基準信
号の差に従って差信号を形成するための比較装置５１０
が容量性測定装置に後置されている。

このために解析装置４６１ｂの出力はアナログ記憶装置
５１２（最も簡単な場合はＲＣ素子）の入力ｂと結合さ
れ、該記憶装置は受領した信号を新たに置き換えられる
まで記憶する。

新しい記憶信号の受領のために入力ｂが使用される。

入力ｂは制御カム５１４を植込んだタイミングディスク
５１６と接近起動装置５１７よりなる刻時パルス発生器
５１３から制御信号を受取る。

タイミングディスク５１６は主駆動装置と同期させてあ
るので、電極４５７および４５８の手前にシガレットＺ
でなく、間隙がある時に、接近起動装置５１７が制御信
号を送りだす。

この時、電極区域に誘電体として存在する空気の容量性
検出によって作られる基準信号はシガレットＺに無関係
であり、次にアナログ記憶装置５１２に転送される。

アナログ記憶装置５１２の出力は基準信号の伝送のため
に差発生器５１８の一方の入力ａと結合されており、そ
の他方の入力ｂには解析装置４６１ｂが作用する。

基準信号と測定信号の差に相当する差信号をシュミット
・トリガ４７６の形のしきい値素子に伝送するために、
後置のＡＮＤ回路５１９が使用される。

その入力ｂにはカム４７１を植込んだタイミングディス
ク５２２および接近起動装置４７２よりなる刻時パルス
発生器５２１から制御パルスが送られる。

タイミングディスク５２２はシリンダ本体４３６よりな
ることもでき、主駆動装置と同期させてあるから、シガ
レットＺが丁度電極４５７，４５８の測定位置にある時
に、接近起動装置４７２が制御パルスを送りだす。

この構成によって、シュミット・トリガ４７６に常に測
定信号と基準信号の差に相当する信号が送られる。

上記の差は望ましくないドリフトにより測定信号の絶対
量が変化する場合も、大体維持される。

差が所望の標準から外れている時は、シュミット・トリ
ガ４７６が送りレジスタ４７７に欠陥信号を送り出し、
この信号はケタ送り刻時パルス線５２３を介して送られ
る刻時パルスによって、送りレジスタの個別段４７７ａ
・・・・・・・・・・・・・・・４７７ｄを経てケタ送
りされる。

欠陥信号は増幅器４７９で増幅の後、電磁弁４８１に作
用する。

この弁は通風機４４７から来る送風を導管４５２に放出
する。

そこでこの送風が欠陥シガレット端部を有するシガレッ
トを除去する。

包装に適する集合体（たとえばそれぞれ２０本よりなる
、いわゆるシガレットブロック）にまとめられたシガレ
ットの端部検査において、同様にしてドリフト現象が回
避される。

第３図は、細部を図示しない、それ自体公知のシガレッ
ト連続製造機の排出区域を示す。

この機械はたとえば米国特許公報第３６７２３７３号で
明らかである。

回転切刃を有するカッター装置６０１は無限シガレット
連続体からシガレットＺを切取るためのものである。

シガレットは回転カム６０３の形の加速装置によって互
いに引離され、その際加速カム６０３の加速面の周速は
カッター装置６０１を退出するシガレットＺの速度より
大きいから、シガレットは矢印６０４の方向に加速され
る。

こうして個別シガレットＺの間に間隙６０５が作られる
。

加速され、それと共に後続のシガレットから引離された
シガレットは排出シリンダ６０７の凹溝６０６に転送さ
れ、ここでシガレットは再加工のため、たとえばフィル
タ取付け機へ搬出される。

測定装置６１１はシガレットの煙草密度の容量性検出の
ためのものである。

この測定装置は、公知の共振回路（たとえば第１図４６
２）の周波数決定部である２個の電極６１２，６１３を
有する。

この共振回路は水晶結晶により安定化した定周波数の高
周波電圧を供給される。

この高周波電圧は高周波電源（たとえば第１図４５９ｂ
）が送りだす。

共振回路の電気量（電圧、電流）の、シガレットの煙草
質量に依存する振幅に対する解析装置（たとえば第１図
の４６１ｂ）は、煙草質量に依存する出力信号を送りだ
す。

上述の回路素子はケース（たとえば第１図５０３）の中
に置くことができる。

このケースは第３図では６１４で示してあり、前述のよ
うに上記の回路部品を包含する。

６１４の出力信号はアナログ記憶装置６１６の入力ａに
送られ、該記憶装置は受領した信号を、新しい信号によ
って置換えられるまで、アナログ的に記憶する。

６１６への信号の転送は、タイミングディスク６１８と
接近起動装置６１９よりなる刻時パルス発生器６１７を
制御する。

タイミングディスク６１８は主駆動装置１と同期させて
あり、電極６１２，６１３の間にシガレットＺがない時
に、接近起動装置６１９が６１６の制御入力ｂに信号を
送り出すようにしてある。

この時、誘電体として電極の間にある空気の容量性検出
によって作られる基準信号が次にアナログ記憶装置６１
６に転送される。

アナログ記憶装置６１．６の出力は差発生器６２１の入
力ａに送られる。

その入力ｂはシガレット端部の煙草含有量に依存する６
１４の出力信号を直接受取る。

こうして差発生器６２１は、６１４の瞬時値と６１６に
記憶された値の差に相当する信号を作る。

上記の記憶された値は一既に述べたように一電極６１２
および６１３の間に空気しかない時に形成されていた。

６２１の出力信号は一方ではしきい値素子６２２に、ま
たこの素子が操作する電子スイッチ６２３を介して積分
素子６２４に送られる。

しきい値素子６２２は送られる信号が所定のしきい値に
達すると、電子スイッチ６２３を導通状態に切換える。

上記のしきい値は、シガレットが電極６１２および６１
３の検出区域にあることを指示するように選定されてい
る。

６２４が送り出す信号はしきい値素子６２６に作用する
。

該しきい値素子の出力信号は、シガレットが指定の標準
に達しない時に送りレジスタ６２７および増幅器６２８
を経て電磁弁６２９アに送られる。

この電磁弁によって、欠陥シガレットの選別のための送
風源６３１の送風を制御することができる。

シガレットＺの煙草に対する密度測定信号はもちろん別
様に利用することもでき、たとえば統計の目的のために
計算機または記憶装置に送ることができる。

第４図の構成は第１図の構成の変型を示す。

ここで第１図と同じ部分は同じ参照番号に３００を加え
たものを付し、改めて説明しない。

第１図の構成との相違は、２つの刻時パルス発生器を回
路装置８３０に置換えた点である。

回路装置８３０は微分素子８３１、しきい値段８３２、
否定回路８３４およびパルス発生段８３３，８３６を有
する。

微分素子の配線例を第５図に示す。それによれば微分素
子は入力信号の移相のための演算増幅器８３７、抵抗器
８３８ないし８４２、コンデンサ８４３ ，８４４を有
する。

しきい値段８３２たとえばナショナル・セミコンダクタ
・コーポレーションのＬＭ３０１型であることができる
。

パルス発生段は「単安定マルチバイブレータ」の名称で
も知られている。

第６ｂ図ないし第６ｆ図は回路装置８３０の個個の回路
素子の出力信号の曲線と第６ａ図の信号曲線７６１Ｓと
の関係を示す。

ここで当該素子の参照番号を使用し、文字“Ｓ”を補足
する。

この曲線で判るように、微分素子８３１、しきい値段８
３２およびパルス発生器８３３は測定信号の極限値（最
大）の検出のための手段をなし、初めの二者と否定回路
８３４およびパルス発生器８３６は基準信号の極限値（
最小）の検出のための手段をなす。

すなわちパルス発生段８３３は必ずシガレットＺの端部
Ｚｅが電極７５７および７５８の中央にある時に信号を
送り出し、パルス発生段８３６は必ず２個のシガレット
Ｚの間の空隙が電極７５７および７５８の中央にある時
に信号を送りだす。

その他の点ではこの回路構成の機能は第１図の機能に相
当する。

その特別の利点は、測定信号自体によって測定装置に対
するシガレットまたは基準誘電体の所望の測定位置が検
出され、こうして測定信号と基準信号が適正な時期に解
析のために転送されることにある。

本発明の実施の態様は下記の通りである。

（１）基準信号が空気の容量性検出によって作られるこ
とを特徴とする特許請求の範囲１による方法。

（２）棒状品がその縦軸に交さして送られることを特徴
とする特許請求の範囲１および（または）上記第１項に
よる方法。

（３）高周波交流電界の電気力線が品物をその端部区域
でだけ貫通することを特徴とする上記諸項による方法。

（４）品物が高周波交流電界を経て送られる前に、整列
されることを特徴とする上記第２項および（または）第
３項による方法。

（５）品物を無限連続体から切断し、軸方向に送り、切
断の後、相互の間隔を形成するために加速することを特
徴とする特許請求の範囲１および（または）上記第１項
による方法。

（６）測定信号と基準信号の比較に従って差信号を作る
ことを特徴とする上記諸項による方法。

（力 差信号が指定の標準から偏る時、欠陥信号が作ら
れ、該信号が標準から偏る品物の搬送路からの排除を制
御することを特徴とする上記第６項による方法。

（８）測定信号と基準信号を並列させて連続する信号の
流れとし、その際測定信号と基準信号が信号の流れの極
限値をなし、かつ２つの信号の一方が極限値に到達する
時期を検出し、この信号をこの時期に比較のために転送
することを特徴とする上記諸項による方法。

（９）極限値到達の時期を信号の流れの連続的微分およ
び微分した信号の流れのしきい値の読取りによって検出
することを特徴とする上記第８項による方法。

ＣＩＯ） 基準信号が極限値に到達する時期を検出し
、該基準信号をこの時期に測定信号との比較のために転
送することを特徴とする上記第８項および（または）第
９項による方法。

０υ 測定信号が極限値に到達する時期を検出し、該測
定信号をこの時期に基準信号との比較のために転送する
ことを特徴とする上記第９項ないし第１１項による方法
。

０渇 測定信号と基準信号が信号の流れにおいて異なる
極限値をなすことを特徴とする上記第９項ないし第１２
項による方法。

α３）電極４５７，４５８；６１２，６１３がコンベヤ
４３６，６０３に対して定置されているこ２ とを特徴
とする特許請求の範囲２による装置。

（１４）比較装置が容量性測定装置のシガレツトＺｅに
干渉されない基準信号の受領と記憶のための装置５１２
，６１６を有し、該記憶装置に差発生器５１８，６２１
の入力ａが後置してあり、その他方の入力ｂはシガレッ
トの密度に依存する測定信号に対して容量性測定装置と
結合されていることを特徴とする特許請求の範囲２およ
び上記第１３項による装置。

（１５１ ２個の相前後するシガレットの検査の間に
測定装置４５６；６１１の電極４５７，４５８；６１２
，６１３の作用区域にシガレットに代わって誘電体とし
て存在する空気の容量性検出によって基準信号を作るこ
とを特徴とする上記第１３項ないし第１５項による装置
。

１α６）コンベヤ４２９がシガレットを軸交さ方向に送
るように構成されていることを特徴とする上記第１４項
ないし第１７項による装置。

αＤ 回路装置８３０が微分素子８３１およびしきい値
段８３２を有することを特徴とする構成。

〇８）回路装置８３０が基準信号の極限値の検出のため
の手段８３１ ，８３２ ，８３４ ，８３６を有する
ことを特徴とする上記第１７項による構成。

（１９）回路装置８３０が測定信号の極限値の検出のた
めの手段８３１ ，８３２，８３３を有することを特徴
とする上記第１７項ないし第１９項による構成。

【図面の簡単な説明】

第１図はシガレット端部の密度の容量性測定検出装置を
有するフィルタ取付け機の一部断面図で示した検査シリ
ンダの図、第２図は第１図矢印■による検査シリンダの
平面図、第３図はシガレット密度容量性測定値検出装置
を有するシガレット連続製造機の排出区域の図、第４図
は第１図の構成の変型の図、第５図は微分素子の配線例
の図、第６ａ図ないし第６ｂ図は測定信号および基準信
号の検出のために第４図の回路素子によって得られる信
号曲線の図である。 ４５６，６１１・・・測定装置、４５７，４５８，６１
２，６１３・・・・・・電極、５１０，６１６，６２１
・・・・・・比較装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 煙草加工業の棒状品の少なくとも一部が測定時期に
   高周波交流電界によって貫通されるように、上記棒状品
   が互いに間隔を置いて上記電界を経て送給され、その際
   棒状品の密度に依存する測定信号が形成される、煙草加
   工業の棒状品の密度の容量性検査法において、測定信号
   と品物の密度に依存しない基準信号とが比較され、該基
   準信号は２個の相前後する品物の検査の間に高周波交流
   電界が貫通する基準誘電体の容量性検出によって形成さ
   れることを特徴とする方法。 ２ 互いに間隔を置いてシガレットを送給するコンベヤ
   および煙草密度の容量性測定装置を有し、該測定装置が
   高周波電源と結合された少なくとも２個の電極を備え、
   該電極から出る尚周波電界が測定時期にそのつどジガレ
   ットの少なくとも一部を貫通するように、シガレットに
   対する電極の位置が選定されている。 棒状煙草製品特にシガレットの検査装置において、特に
   上記諸項による方法の実施のために、煙草密度に依存す
   る測定信号とこれに依存しない基準信号の差に従って信
   号（差信号）を形成するために、比較装置５１０，６１
   ６ないし６２１が容量性測定装置４ｓｄ，ｓ１１に後置
   してあり、その際２個の相前後あるシガレットの検査の
   間に測定痣置４５６ ；６１ １の電極４５７，４５８
   ；６１２，６１３の作用区域にシガレットに代わって拌
   在する基準誘電体の容量性検出によらて基準信舟が作ら
   れることを特徴とする装置。