JPS5843354B2 - 補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法 - Google Patents
補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法Info
- Publication number
- JPS5843354B2 JPS5843354B2 JP18696780A JP18696780A JPS5843354B2 JP S5843354 B2 JPS5843354 B2 JP S5843354B2 JP 18696780 A JP18696780 A JP 18696780A JP 18696780 A JP18696780 A JP 18696780A JP S5843354 B2 JPS5843354 B2 JP S5843354B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bars
- bricks
- reinforcing
- built
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロータリーキルンのハブレンガとして用いられ
る耐火レンガ等において、その耐摩耗性、耐衝撃性を高
めた耐火レンガの製造方法に関する。
る耐火レンガ等において、その耐摩耗性、耐衝撃性を高
めた耐火レンガの製造方法に関する。
一般にロータリーキルン１は第３図に示すようにキルン
１の内側に耐火レンガ２が内張すされており、更にキル
ン１の内側に向って突出するハブレンガ突出部３がキル
ン内周に沿って所定間隔ごとに設けられている。
１の内側に耐火レンガ２が内張すされており、更にキル
ン１の内側に向って突出するハブレンガ突出部３がキル
ン内周に沿って所定間隔ごとに設けられている。
上記ロータリーキルンに用いられるハブレンガ突出部３
は焼成りンカによる減耗、熱衝撃、スポーリング等極め
導苛酷な条件下にある。
は焼成りンカによる減耗、熱衝撃、スポーリング等極め
導苛酷な条件下にある。
従って突出部を有する全てのハブレンガは、亀裂、剥落
、又は折損が容易に発生する状態にある。
、又は折損が容易に発生する状態にある。
従来の突出部を有するハブレンガは単に内張り用耐火レ
ンガ２を部分的に突出させた状態のものであるため酸化
又は剥離による減耗がはなはだしく、経済的においても
決して満足すべきものではない。
ンガ２を部分的に突出させた状態のものであるため酸化
又は剥離による減耗がはなはだしく、経済的においても
決して満足すべきものではない。
即ち、ハブレンガを使用する目的はロータリーキルンの
回転に伴ない突出部による原料の転勤によりタリンカー
の均一焼成をはかると共に熱効率を向上させるためであ
る。
回転に伴ない突出部による原料の転勤によりタリンカー
の均一焼成をはかると共に熱効率を向上させるためであ
る。
従ってハブレンガとしての効果を充分に発揮させるため
には突出部の原形を保持することが必要であり、突出部
の剥離、折損等による突出部の欠落が生じないようにす
ることが必要である。
には突出部の原形を保持することが必要であり、突出部
の剥離、折損等による突出部の欠落が生じないようにす
ることが必要である。
本発明は補強用鉄筋を一体焼成することにより耐火レン
ガの強度を高めたものであり、その構成は、レンガの原
料内部に補強用鉄筋を埋込み、該鉄筋の端部および軸周
りに該鉄筋の溶融膨張に見合う量の紙類やアスベストを
詰込んで成型した後に一体戦成することを特徴とする。
ガの強度を高めたものであり、その構成は、レンガの原
料内部に補強用鉄筋を埋込み、該鉄筋の端部および軸周
りに該鉄筋の溶融膨張に見合う量の紙類やアスベストを
詰込んで成型した後に一体戦成することを特徴とする。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
耐火レンガの原料としては一般にＳｉＯ２系、Ａｌ２Ｏ
３系、ＭｇＯ系およびこれらの混合系など各種の組成の
ものが用いられている。
３系、ＭｇＯ系およびこれらの混合系など各種の組成の
ものが用いられている。
上記原料粘土に補強用鉄筋を埋設して所定形状に成型す
る。
る。
尚、使用する配合土は使用温度に適応した耐スポール性
を有するものを用いる。
を有するものを用いる。
突出部を有する異形レンガ１０は第１図ａに示す形状の
ものや、第１図すに示す形状のものなど各種形状のもの
があるが第１図ａに示す異形レンガについては第２図に
示すＶ形状の補強鉄筋１１を用いるとよい。
ものや、第１図すに示す形状のものなど各種形状のもの
があるが第１図ａに示す異形レンガについては第２図に
示すＶ形状の補強鉄筋１１を用いるとよい。
又第１図すに示す異形レンガについてはレンガの長手方
向に沿った棒状ないし板状の鉄筋１２を用いれば足りる
。
向に沿った棒状ないし板状の鉄筋１２を用いれば足りる
。
上記補強鉄筋１１．１２をレンガの原料粘土と一体に焼
成する場合、焼成温度１０００’Ｃ前後におよぶかなり
の高温であるため補強鉄筋が熱膨張し、更には一部溶融
状態になる。
成する場合、焼成温度１０００’Ｃ前後におよぶかなり
の高温であるため補強鉄筋が熱膨張し、更には一部溶融
状態になる。
この場合原料粘土の熱膨張量に比べて鉄筋の熱膨張量が
大きいので単に原料粘土中に補強鉄筋を埋設しただけで
は焼成の際、亀裂を生じたり、更には亀裂から溶融した
鉄が漏出する不都合が生ずる。
大きいので単に原料粘土中に補強鉄筋を埋設しただけで
は焼成の際、亀裂を生じたり、更には亀裂から溶融した
鉄が漏出する不都合が生ずる。
そこで本発明は第２図に示すように補強鉄筋の端部にダ
ンボール紙１３を取付け、鉄筋の軸周りにはアスベスト
ヤーン１４を巻付け、その上に酸化防止のためコールタ
ールを被覆する。
ンボール紙１３を取付け、鉄筋の軸周りにはアスベスト
ヤーン１４を巻付け、その上に酸化防止のためコールタ
ールを被覆する。
尚、ここでＶ型上２ＩＩＬ
ボール紙を取付け、アスベストヤーンを約１ｎ〜２ｒＩ
Ｌ７ＩＬφの厚さになるよう巻付ければよい。
Ｌ７ＩＬφの厚さになるよう巻付ければよい。
上記鉄筋の端部に取付けられたダンボール紙等はレンガ
の焼成時に焼失して鉄筋の膨張量に見合う空間が確保さ
れる。
の焼成時に焼失して鉄筋の膨張量に見合う空間が確保さ
れる。
次に上記補強鉄筋を埋設した原料配合土を成形するには
、始めに必要な配合量の約偽程配合士を型枠内に充填し
、この原料配合土の中央部に補強鉄筋を正確に埋設し、
残り約偽程の配合土を被せて加圧成型し、脱型する。
、始めに必要な配合量の約偽程配合士を型枠内に充填し
、この原料配合土の中央部に補強鉄筋を正確に埋設し、
残り約偽程の配合土を被せて加圧成型し、脱型する。
以上説明した本発明の補強鉄筋を一体焼成した耐火レン
ガは従前の耐火レンガに比べて格段に優れた耐久性を有
する。
ガは従前の耐火レンガに比べて格段に優れた耐久性を有
する。
即ち本発明に係る耐火レンガをロータリーキルンに用い
従来のハブレンガとの比較試験を行ったところ、従来の
ハブレンガは短期間に酸化による減耗損が犬であったが
、本発明によるハブレンガは折損は全くなく、剥落、キ
レン等は極めて微少であり、クリンカーの均−焼成及び
熱効率の向上にすぐれた効果が実証された。
従来のハブレンガとの比較試験を行ったところ、従来の
ハブレンガは短期間に酸化による減耗損が犬であったが
、本発明によるハブレンガは折損は全くなく、剥落、キ
レン等は極めて微少であり、クリンカーの均−焼成及び
熱効率の向上にすぐれた効果が実証された。
以上のように本発明に係る耐火レンガは突出部に若干の
キレンが発生してもレンガと鉄筋の融着により剥落を防
止し骨材である鉄筋により折損が避けられるのでロータ
リーキルンの突出部に用いるのに好適であり、従来のも
のに比べて耐久性ば格段に優れるので経済的に有利であ
り、又ロータリーキルンの構造及ゾーンに適合した扇形
、アーチ型等すべての品質、形状の焼成耐火レンガに容
易に鉄筋を装着することが可能であるなど実用上優れた
利点を有する。
キレンが発生してもレンガと鉄筋の融着により剥落を防
止し骨材である鉄筋により折損が避けられるのでロータ
リーキルンの突出部に用いるのに好適であり、従来のも
のに比べて耐久性ば格段に優れるので経済的に有利であ
り、又ロータリーキルンの構造及ゾーンに適合した扇形
、アーチ型等すべての品質、形状の焼成耐火レンガに容
易に鉄筋を装着することが可能であるなど実用上優れた
利点を有する。
第１図ａ，ｂは本発明に係る耐火レンガをロータリーキ
ルンに装着した状態を示す説明図、第２図は本発明に係
る耐火レンガに埋設する補強鉄筋の概略図、第３図はロ
ータリーキルンの部分縦断面図である。 図中、１・・・・・・キルン、２・・・・・・内張り耐
火レンガ、３・・・・・・突出部、１０・・・・・・異
形レンガ、１１，１２・・・・・・補強鉄筋、１３・・
・・・・ダンボール紙、１４・・・・・・アスベストヤ
ーンである。
ルンに装着した状態を示す説明図、第２図は本発明に係
る耐火レンガに埋設する補強鉄筋の概略図、第３図はロ
ータリーキルンの部分縦断面図である。 図中、１・・・・・・キルン、２・・・・・・内張り耐
火レンガ、３・・・・・・突出部、１０・・・・・・異
形レンガ、１１，１２・・・・・・補強鉄筋、１３・・
・・・・ダンボール紙、１４・・・・・・アスベストヤ
ーンである。
Claims (1)
- １ レンガの原料内部に補強用鉄筋を埋込み、該鉄筋の
端部および軸周りに該鉄筋の溶融膨張に見合う量の紙類
やアスベストを詰込んで成型した後に一体焼成すること
を特徴とする補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18696780A JPS5843354B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18696780A JPS5843354B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57111284A JPS57111284A (en) | 1982-07-10 |
| JPS5843354B2 true JPS5843354B2 (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=16197854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18696780A Expired JPS5843354B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843354B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62113753A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-25 | 株式会社アイジー技術研究所 | セラミツク成形体 |
| JP3202376B2 (ja) * | 1992-12-28 | 2001-08-27 | 有限会社アドセラミックス研究所 | 金属を骨格とした陶磁器質焼結体 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18696780A patent/JPS5843354B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57111284A (en) | 1982-07-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4194730A (en) | Molten metal handling vessels | |
| US4350325A (en) | Prefabricated multiple density blast furnace runner | |
| JPS5843354B2 (ja) | 補強鉄筋内蔵耐火レンガの製造方法 | |
| CA1075898A (en) | Vessels for containing molten metals | |
| US4366258A (en) | Blast furnace with a refractory lining of concrete components | |
| US4328957A (en) | Prefabricated multiple density blast furnace runner | |
| US1517820A (en) | Process of lining furnaces, converters, and the like | |
| JPS5917072B2 (ja) | 熱間投入補修用塊状耐火物 | |
| US5118085A (en) | Steel ladle lip closure apparatus | |
| CN2132958Y (zh) | 复合式出钢槽 | |
| JPS61238909A (ja) | 溶融金属処理用ランス | |
| CN220288203U (zh) | 一种回转窑内衬预制块 | |
| JPS6232150B2 (ja) | ||
| CN103033057A (zh) | 一种用于水泥窑的燃烧器耐火衬体预制筑块和生产方法及其应用 | |
| EP0049895A2 (en) | Refractory lining for ladles and process for the production thereof | |
| JP3643923B2 (ja) | 断熱取鍋及びその製造方法 | |
| JPS62263915A (ja) | 溶融金属処理用ガス吹込みランス | |
| US3343827A (en) | Taphole for a metallurgical vessel | |
| JP3447337B2 (ja) | 溶融金属用容器の底部における耐火物層構造及びその施工方法 | |
| US2843898A (en) | Hot top | |
| JPS5919905B2 (ja) | 耐火断熱ボ−ド | |
| SU699017A1 (ru) | Способ футеровки металлургических агрегатов | |
| JPH0428765B2 (ja) | ||
| JP4071867B2 (ja) | 取鍋及び取鍋炉底敷の施工方法 | |
| JPS6142672Y2 (ja) |