JPS5843336Y2 - 複合型スピ−カシステム - Google Patents
複合型スピ−カシステムInfo
- Publication number
- JPS5843336Y2 JPS5843336Y2 JP12771279U JP12771279U JPS5843336Y2 JP S5843336 Y2 JPS5843336 Y2 JP S5843336Y2 JP 12771279 U JP12771279 U JP 12771279U JP 12771279 U JP12771279 U JP 12771279U JP S5843336 Y2 JPS5843336 Y2 JP S5843336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- mid
- sound
- axis
- high range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複合型スピーカシステム、特に自動車のリア
トレイやドア等に埋め込む型式の複合型スピーカシステ
ムの改良に関する。
トレイやドア等に埋め込む型式の複合型スピーカシステ
ムの改良に関する。
従来、同軸複合型スピーカシステムを自動車のリアトレ
イ等に埋め込んで使用した場合には、低音域から高音域
１で総てリアガラスで反射されるが、低音域ではリアト
レイとリアガラスとの間が丁度ホーンの作用をなすこと
によって、優れた低音再生を実現する。
イ等に埋め込んで使用した場合には、低音域から高音域
１で総てリアガラスで反射されるが、低音域ではリアト
レイとリアガラスとの間が丁度ホーンの作用をなすこと
によって、優れた低音再生を実現する。
しかし、ステレオ感を演出する中音域以上ではリアガラ
スで反射する際に音圧レベルが減衰するといった欠点が
あった。
スで反射する際に音圧レベルが減衰するといった欠点が
あった。
第１図はリアトレイに埋設した複合型スピーカシステム
の音圧周波数特性で、実線■はリアガラスで反射せず直
接前方に放音した場合を、点線■はリアガラスで反射し
た場合を夫々示しである。
の音圧周波数特性で、実線■はリアガラスで反射せず直
接前方に放音した場合を、点線■はリアガラスで反射し
た場合を夫々示しである。
そこで本考案は、低音用スピーカの音軸上に取付器具を
介して中高音域用スピーカを取ジ付けると共に、該中高
音域用スピーカを、当該中高音域用スピーカの開口面側
寄りを通り、当該中高音域用スピーカの音軸と直交する
軸であって、前記低音用スピーカの音軸にも直交し、更
に両スピーカの雨音軸上に位置する軸の１わりに回転自
在に取り付けることにより、中音域以上の音圧レベルの
低下という上記欠点を防止できるのは勿論、中高音域用
スピーカの放音方向を適宜変えても、音源としての位置
が低音用スピーカとの関係で差程変わらず、はぼ一定の
位置にしておくことのできる複合型スピーカシステムを
提供するのが目的である。
介して中高音域用スピーカを取ジ付けると共に、該中高
音域用スピーカを、当該中高音域用スピーカの開口面側
寄りを通り、当該中高音域用スピーカの音軸と直交する
軸であって、前記低音用スピーカの音軸にも直交し、更
に両スピーカの雨音軸上に位置する軸の１わりに回転自
在に取り付けることにより、中音域以上の音圧レベルの
低下という上記欠点を防止できるのは勿論、中高音域用
スピーカの放音方向を適宜変えても、音源としての位置
が低音用スピーカとの関係で差程変わらず、はぼ一定の
位置にしておくことのできる複合型スピーカシステムを
提供するのが目的である。
以下第２図に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説
明する。
明する。
低音用スピーカ１の開口面には取付器２が着脱自在に装
着されており、該取付器具２の前記低音用スピーカ１の
音軸上となる位置には中高音域用スピーカ３が取り付け
られている。
着されており、該取付器具２の前記低音用スピーカ１の
音軸上となる位置には中高音域用スピーカ３が取り付け
られている。
ここで取付器具２は低音用スピーカ１の防護用及び外観
向上のために装着されるグリルより成る。
向上のために装着されるグリルより成る。
このグリルすなわち取付器具２は輪部Ａと、中央のこじ
き部Ｂと、この両部Ａ、Ｂを放射状に連結する輪部Ｃ２
Ｃ・・・とからなり、金属製あるいはプラスチック製で
ある。
き部Ｂと、この両部Ａ、Ｂを放射状に連結する輪部Ｃ２
Ｃ・・・とからなり、金属製あるいはプラスチック製で
ある。
尚、該取付器具２は前記グリル構造に限定されず、低音
用スピーカ１の開口面に、その直径方向に横架して端を
低音用スピーカ１に着脱自在にネジ止めする形式のアー
ムであってもよい。
用スピーカ１の開口面に、その直径方向に横架して端を
低音用スピーカ１に着脱自在にネジ止めする形式のアー
ムであってもよい。
筐た、取付器具２の表面には図示しないが金属ネットが
張設されている。
張設されている。
中高音域用スピーカ３ば、ケースに収納されて前記取付
器具２のこしき部の上面に配設されている。
器具２のこしき部の上面に配設されている。
そして該中高音域用スピーカは、当該中高音成用スピー
カ３の開口面側寄りを通ると共に当該中高音域用スピー
カ３の音軸と直交する軸であって、前記低音用スピーカ
１の音軸にも直交し、更に両スピーカ１と３の雨音軸上
に位置する軸の１わりに回転自在に取り付けられている
。
カ３の開口面側寄りを通ると共に当該中高音域用スピー
カ３の音軸と直交する軸であって、前記低音用スピーカ
１の音軸にも直交し、更に両スピーカ１と３の雨音軸上
に位置する軸の１わりに回転自在に取り付けられている
。
すなわち、中高音域用スピーカ３の放音方向を調整する
ツマミ４の位置を通る軸の１わりに、当該中高音域用ス
ピーカ３は回転自在に構成されている。
ツマミ４の位置を通る軸の１わりに、当該中高音域用ス
ピーカ３は回転自在に構成されている。
該ツマミ４の締着により中高音域用スピーカ３を任意の
位置１で固定することができる。
位置１で固定することができる。
尚、取付器具２のこしき部Ｂを有底構造にしておき、中
高音域用スピーカ３を収納しているケースの高さを短尺
にしておけば、該中高音域用スピーカ３を前記軸の１わ
りに回転しても占有空間が小さく、当該スピーカ３のい
ずれの部分も前記こじき部Ｂの外周より食み出さないた
め、該こじき部Ｂの低音用スピーカ１に対するイコライ
ザーとしての効果に悪影響を与えないようにすることが
できる。
高音域用スピーカ３を収納しているケースの高さを短尺
にしておけば、該中高音域用スピーカ３を前記軸の１わ
りに回転しても占有空間が小さく、当該スピーカ３のい
ずれの部分も前記こじき部Ｂの外周より食み出さないた
め、該こじき部Ｂの低音用スピーカ１に対するイコライ
ザーとしての効果に悪影響を与えないようにすることが
できる。
次に第３図により低音用スピーカ１と中高音域用スピー
カ３の複合構造について説明する。
カ３の複合構造について説明する。
低音用スピーカ１におけるフレーム５の外周縁部５ａに
は、一対の雌端子９ａ、９ｂが該外周縁部５ａ。
は、一対の雌端子９ａ、９ｂが該外周縁部５ａ。
エツジ７、バッキング８を貫通して、これらと絶縁状態
で設けられている。
で設けられている。
該雌端子９ａ、９ｂはフレーム５に取り付けられた中継
端子１２にリード線１３を介して導通されている。
端子１２にリード線１３を介して導通されている。
１０は筒状の絶縁チューブ、１１は導電端子であり、こ
れらにより前記雌端子９ａ、９ｂが構成されている。
れらにより前記雌端子９ａ、９ｂが構成されている。
１４は低音用スピーカ１のボイスコイルの引出線に至る
錦糸線、１５は図示しない増巾器のスピーカ端子に接続
されるリード線である。
錦糸線、１５は図示しない増巾器のスピーカ端子に接続
されるリード線である。
一方、取付器具２の輪部Ａの裏面には、上記の雌端子９
ａ、９ｂと対応して一対の雄端子１６ａ。
ａ、９ｂと対応して一対の雄端子１６ａ。
１６ｂが輪部Ａと絶縁状態で設けられており、この雄端
子１６ａ、１６ｂには、中高音域用スピーカ３から引き
出されたリード線１７ａ 、１７ｂが接続されている。
子１６ａ、１６ｂには、中高音域用スピーカ３から引き
出されたリード線１７ａ 、１７ｂが接続されている。
尚、雄端子１６ａ、１６ｂを所定間隔毎に複数対設ける
等により、取付器具２を低音用スピーカ１の音軸の１わ
りに回転可能に構成してかくと、取付作業時に中高音域
用スピーカ３の向きによる規制を受けることなく簡単に
取り付けることができる。
等により、取付器具２を低音用スピーカ１の音軸の１わ
りに回転可能に構成してかくと、取付作業時に中高音域
用スピーカ３の向きによる規制を受けることなく簡単に
取り付けることができる。
本考案は以上のように、低音用スピーカ１の音軸上に取
付器具２を介して中高音域用スピーカ３を取り付けると
共に、該中高音域用スピーカ３を当該中高音域用スピー
カの開口面側寄りを通り、当該中高音域用スピーカ３の
音軸と直交する軸であると同時に、前記低音用スピーカ
１の音軸にも直交する軸であって、前記低音用スピーカ
１と３の雨音軸上に位置する軸（ツマミ４の位置を通る
軸）の昔わりに回転自在に取り付けた複合型スピーカシ
ステムである。
付器具２を介して中高音域用スピーカ３を取り付けると
共に、該中高音域用スピーカ３を当該中高音域用スピー
カの開口面側寄りを通り、当該中高音域用スピーカ３の
音軸と直交する軸であると同時に、前記低音用スピーカ
１の音軸にも直交する軸であって、前記低音用スピーカ
１と３の雨音軸上に位置する軸（ツマミ４の位置を通る
軸）の昔わりに回転自在に取り付けた複合型スピーカシ
ステムである。
従って、例えば自動車のリアトレイに埋設して使用した
場合に、中高音域用スピーカ３の再生音はリアガラスに
反射されずに直接鋭い指向性をもって前方に放音される
ため、中音域以上の音圧レベルが減衰しないのは勿篩の
こと、中高音域用スピーカ３を回転しても、その軸が該
中高音域用スピーカ３の開口面側を通ると共に当該中高
音域用スピーカ３の音軸に直交しており、更に低音用ス
ピーカ１の音軸にも直交しており、また、更に両スピー
カ１と３の雨音軸上に位置しているため、当該中高音域
用スピーカ３の音源としての位置が低音用スピーカ１と
の関係において差程変わらず、はぼ一定にしておくこと
ができる。
場合に、中高音域用スピーカ３の再生音はリアガラスに
反射されずに直接鋭い指向性をもって前方に放音される
ため、中音域以上の音圧レベルが減衰しないのは勿篩の
こと、中高音域用スピーカ３を回転しても、その軸が該
中高音域用スピーカ３の開口面側を通ると共に当該中高
音域用スピーカ３の音軸に直交しており、更に低音用ス
ピーカ１の音軸にも直交しており、また、更に両スピー
カ１と３の雨音軸上に位置しているため、当該中高音域
用スピーカ３の音源としての位置が低音用スピーカ１と
の関係において差程変わらず、はぼ一定にしておくこと
ができる。
一般にスピーカの音響中心はセンターキャップの少し前
方の位置にあるため、この点からしても本考案に係る複
合型スピーカシステムの場合、中高音域用スピーカ３の
音源としての位置が、その回転によってもほとんど変わ
らないと言うことができる。
方の位置にあるため、この点からしても本考案に係る複
合型スピーカシステムの場合、中高音域用スピーカ３の
音源としての位置が、その回転によってもほとんど変わ
らないと言うことができる。
第１図は複合型スピーカシステムを自動車内に取り付け
た場合の音圧周波数特性、第２図は本考案に係る複合型
スピーカシステムの分解斜視図、第３図は同複合構造を
示す要部断面図である。 １・・・・・・低音用スピーカ、２・・・・・・取付器
具、３・・・・・・中高音域用スピーカ。
た場合の音圧周波数特性、第２図は本考案に係る複合型
スピーカシステムの分解斜視図、第３図は同複合構造を
示す要部断面図である。 １・・・・・・低音用スピーカ、２・・・・・・取付器
具、３・・・・・・中高音域用スピーカ。
Claims (1)
- 低音用スピーカの音軸上に取付器具を介して中高音域用
スピーカを、当該中高音域用スピーカの開口面側寄りを
通り当該中高音域用スピーカの音軸と直交する軸である
と同時に、前記低音用スピーカの音軸にも直交する軸で
あって、前記両スピーカの雨音軸上に位置する軸の１わ
りに回転自在に取り付けたことを特徴とする複合型スピ
ーカシステム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12771279U JPS5843336Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 複合型スピ−カシステム |
| DE19803034522 DE3034522C2 (de) | 1979-09-14 | 1980-09-12 | Lautsprechereinheit für Kraftfahrzeuge |
| US06/186,792 US4365114A (en) | 1979-09-14 | 1980-09-12 | Automotive loudspeaker having variable speaker orientation and particular electrical connections |
| FR8019776A FR2465385A1 (fr) | 1979-09-14 | 1980-09-12 | Enceinte a plusieurs haut-parleurs pour vehicule automobile |
| GB8029752A GB2063618B (en) | 1979-09-14 | 1980-09-15 | Composite speaker system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12771279U JPS5843336Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 複合型スピ−カシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5643990U JPS5643990U (ja) | 1981-04-21 |
| JPS5843336Y2 true JPS5843336Y2 (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=29359567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12771279U Expired JPS5843336Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 複合型スピ−カシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843336Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5116308B2 (ja) * | 2007-01-24 | 2013-01-09 | シャープ株式会社 | スピーカ装置 |
| US8873787B2 (en) * | 2008-10-28 | 2014-10-28 | Konindlijke Philips N.V. | Two-way audio speaker arrangement |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12771279U patent/JPS5843336Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5643990U (ja) | 1981-04-21 |
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