JPS5843165A - コイル***装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛　　本発明は、電気機械のステータの製造装置に関す
るもので、特にステータコアの溝にコイルを挿入する・
イル赫入装置において、広い製品仕様、高い製品効率を
持ったモータの製造に適用しうるコイル挿入装置を提供
することを目的する。

円周上に配置されたブレードの間にコイルを懸架し、前
記ブレードと摺動するコイルプッシャーにて突き上げ、
ステータコアのスロッ士内に挿入する型式のコイ、ル挿
入装置においては、製品の多様化、高効率化の要請に伴
い、コイル線径にも様々なものが採用され、挿入に対し
、抵抗の大きい線径の線材を用いたコイルや、ステータ
コアのスロット内に対するコイルの占積率の高いステー
タや、ステータコアの両端部でコイルが出た部分、すな
わちコイルエンド部の低いコイルによって構成されたス
テータの製造に適したコイル挿入装置が要望されている
。しかしながら、そのいずれもがコイルの挿入の際のコ
イルのブレードに対する力を増加させるものである。

従来、一般に使用されているコイル挿入装置を、第１図
〜第６図に基づいて説期する。

第１図〜第６図において、１はブレード１．２はウェッ
ジガイド、３は押し棒、４はコイルプッシャー、６は予
め巻線されたコイルであり、ｅｓａ、ｓ、ｂはコイル６
のうぢ各々小コイル、大フィル、６はステータコア、１
ａはブレード薄肉部、６・ａはステータ５アのスロット
１．６ｂはステータコア歯部である。

次に挿入動作について駁明する。

まず第１図〜第２図に示すようにマイル５をブレード１
°の・間に懸架し、次にステータコア６をブレード・１
にがん合させ、ウェッジガイド２の上方に装着する。仄
に油圧シリンダー等の駆動源（図示せず）によって押し
棒３を駆動し、それによって押し棒３に固着さ扛たコイ
ルブツシャ−４によってコイル６をステータコア６のス
ロ？トロａに第３図に示すように挿入する。この状態に
おいて、第１図骨のＡ　−Ａ／断面図を第２図に示す。

第２図に示すようにステータコア６のスロット６ａに挿
入されつつあるコイルは矢印Ｘ方向にブレード１を押す
。

この力は小コイル６ａの場合はブレード１の群の作る円
の法線方向成分が接線方向成分に比してカナリ大きいた
めブレード１はステータコア６の内周壁６Ｃに押しうけ
られ、ブレード１は所定の位置に保持される。

しかしながら、大コイル６ｂの場合は、ブレード１の群
の作る円の接線方向成分が法線方向成分に比べ著しく大
ぎいため、ブレード１はステータ・アロの内周壁６”’
：・に沿−て動こうとする。第・図に示されるようにブ
レード１は押え７によってウェッジガイド２とともにブ
レードホルダー８に押え付けられてい゛る。しかしブレ
ード１Ｆｉ下端部のみで押えられているためブレード１
の群が作る円の法線方向に力がかかるなζばブレード１
とウェッジガイド２ステータコア６とは互いに密着する
。しかしながらブレード１の群が作る円の接線方向に力
がかかるならば、ブレード１の薄肉部１ａにはステータ
コア６との間で大きな力がかかる。

特にコイルプッシャーが第４図に示すようか位置にある
場合は、コイルプ・ソシャー４の規正がブレード１の先
端部までは及ばないとともに、ブレード１はウェッジガ
イド２に対しかなり自由に動くことができる。かつこの
位置では挿入によ゛リーコイ゛ル５は大きな力をブレー
ド１に与える。よって第６図および第６図に示すように
ブレード１はウェッジガイド２．ステータコア６の密着
がはずれ、ブレード１の、薄肉部１ａに、ステータコア
の歯部６ｂどの間に力がかかつて折損する。

薄肉部１ａの破損したブレード１を用いてコイル６をス
テータコア６に挿入しようとするならば、コイル６はブ
レード１の薄肉部１ａの折損した部分によって著しく傷
つけられ、製品として不適当となる。

また薄肉部１ａの折損に伴うグレード１の交換には多く
の時間を必、要とし、著しい生産能率の著しい低下をき
たす。

この折損を防止するためには、グレード１の薄肉部１ａ
の厚さを厚くする。高さを低くする。隅のＲを大きくす
る。グレードの材質を強靭なものにする等の方策が考え
られるが、グレード１の薄肉部の厚さを厚くするならば
グレード１の相互の間のすき間が狭くなり、挿入できる
コイル５の線径の制限が厳しくなったり、あるいは逆に
コイル挿入に伴うグレードに与える抵抗が大きくなる等
の弊害を引き起こす。また薄肉部１ａの高さを低くしよ
うとするならば、薄肉部１ａによるステータコア６のお
おいが不充分となり挿入の際コイルに傷をつけたり抵抗
を増大させる原因と、なる。またグレード１の隅部１ｄ
の曲がりを大きく−ｔ−るならばステータコア６とのか
ん合が不充分となる。

本発明は、上記従来のコイル挿入装置の欠点を解消する
もので、その一実施例を第７図〜第１゜図に基づいて説
明する。

１１は本発明によるグレード、１２は本発明によるウェ
ッジガイド、１３はブレード１１に設けられた溝であり
、１４はウェッジガイド１２に設けられた突起部である
。溝１３と突起部１４とは互いに摺動可能であり、グレ
ード１１をウェッジガイド１２に対し摺動可能に保持し
ている。溝１３と突起部１４のかん合深さは、グレード
１１の薄肉部１１ａと、ウェッジガイド１２のかん合深
さよりかなり深くなっており、従来のグレー、ド１とウ
ェッジガイド２とでは簡単に外れていたかん合が非常に
確実とたり第９図で示されたブレード１１とウェッジガ
イ）１２の関係図においてＰ方向の力すなわちグレード
１１の群の作る円の円周方向分力が大きくかかるならば
グレード１１とウェッジガイド１２は、互いに緊密にか
ん合する。

Ｑ方向のカすなわちタルレード群の作る円の接線方向分
力が大きい場合においても、グレード１１の溝１３と、
ウェッジガイド１２の突起部とのかん合は容易には外ｎ
ない。従ってブレード１１の薄肉部１１ｆｉのステータ
コア６との間での破損は皆無となる。

本発明の他の実施例を第１０図に基づいて説明する。

第１０図において１６はブレードと対面する面にグレー
ドの溝１３とかん合する突起物１６を固定、したウェッ
ジガイドである。第１０図ではウェッジガイドにまずピ
ン穴をあけ、次に、ピンを固定した後、ブレード１１に
施した溝の位置、幅。

深さに適応させて追加削り加工を施したものである。こ
れにより、ブレード１１の溝との間の摺動を面で行なえ
るようにしたもので、ピンのままより規正をより確実に
行なうことができ、る。

また、この突起物は、キーのように当初より長方形の断
面形状をもったものでもよい。この方法は従来のウェッ
ジガイドをブレードとのかん合が１１・１ 確実なウエッジガブドに修正するに適したものである。

さらに別の実施例を第１１図〜第１３因に基づいて説明
する。

第１１図は、本実施例によるグレード、第１２図は同ウ
ェッジガイドの斜視図であり、第１３図は本実施例によ
るウェッジガイド、グレードのかん合状態を断面にて示
したものである。

第１１図〜第１３図に示したように、プレート１ウエツ
ジガイドの凹部、凸部が各々Ｔ字型になっていることに
より、グレードとウェッジガイドのかん合がより緊密に
なっている。

続いてさらに別の実施例を第１４図〜第１６図だ基づい
て説明する。

第１４図〜第１６図において、１ｅは本実施例のブレー
ド、２０は同ウェッジガイド、２１．２２は各々グレ・
−）’　１９．ウェッジガイド２０に設けられた穴、２
３はピンである。

グレード１９に設けられた穴２１．ウェッジガイド２０
に設けられた穴２２にピン２３全通し、グレード１９と
ウェッジガイド２ｏのかん合を確実に規制する。穴２１
．２２を積厚に応じて複数個設け、積厚変更時にはピン
を挿入する穴を変更することにより、グレード１９のウ
ェッジガイド２０から出る長さを簡単確実に変更するこ
とができる。

この方法は、特に従来のブレード、ウェッジガイドを本
発明のブレード、ウェッジガイドに改造するに適した方
法である◎ 以上本発明によると、ブレードとウェッジガイドのかん
台が確実となり、ブレード薄肉部のステータコアとの間
での破損が皆無となるため、コイルの、挿入時にブレー
ドに大きな力のかかる挿入圧の大きいすなわち゛高い製
品効率を持ったモータの製造が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコイル挿入装置の一部断面の正面図、第
２図は第１図のＡ　−Ａ／断面図、第３図は第２図の一
部拡大詳細図、第４図はコイル挿入過程のうち、ブレー
ドが最もステータコアから外ｎ易い状態の一部断面にし
たコイル挿入装置の正面図、第５図はブレードがウェッ
ジガイドから外れブレードがウェッジガイドから外ｎた
状態での斜視図、第７図は本発明の一実施例のブレード
の斜視図、第８図は同ウェッジガイドの斜視図、第９図
は同ブレード、ウェッジガイド、ステータコア。 コイルの関係を示す断面図、第１０図は本発明の他の実
施例のウェッジガイドの斜視図、第１１図は本発明の別
の実施例のブレードの斜視図、第１２図は同ウェッジガ
イドの斜視図、第１３図は上記ブレードとウェッジガイ
ドのかん合状態の断面図、第１４図は本発明の更に別の
実施例あブレードの斜視図、第１６図は同ウェッジガイ
ドの斜視図、第１６図は同ブレードとかん合したウェッ
ジガイドの一部断面の斜視図である。 １１、−−−−＠ブレード、１３−１−＠−，溝、１２
−１・・・・ウェッジガイド、１４・・・・・・突起部
、１６・・・・・φウェッジガイド、１６・・・・・・
突起物、１７・・・ａドブレード、１８・・・・・・！
、、ウェッジカイト、１９−Ｉ＋＠・・・ブレード、２
０−・働瞭−ウエツジガイド、２１・・・・・・穴、２
２・・・・・・穴。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第４図 第５図 第７図 第８図 第９図 第１Ｑ図 ｍ１ｌｌ　　ＩＩ 第１４図 第１６図 軒 ２１ ″−ｆ’？

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１ｉ　　電気機械の固定子のステータコアの歯部とか
   ん合する薄肉部を有し、かつ円周状に配置され、各々の
   間に一コイルを一懸架する複数のブレードと、このブレ
   ードの外側に配置され、薄肉部によってブレードとかん
   合し、ブレードを保持もしくはブレードと摺動可能に設
   けら扛たウェッジガイドと、前記複数のブレードに囲ま
   れ、ブレードの長手方向に摺動可能なコイルブツシャ−
   とを有したコイル挿入装置において、前記ブレード亡前
   記ウェッジガイドは互いにかん合する凸部、凹部を備え
   たコイル挿入装置。 （２１前記ウェッジガイドと前記ブレードが対面する面
   に、溝、および溝とかん合する突起物を具備してなる特
   許請求の範囲第１項記載のコイル挿入装置。 （３）　　ウェッジカイトとブレードの各々ＩＩＣ設け
   られ互いにかん合する凸部および凹部が断面形状がＴ字
   型をなした特許請求の範囲第１項記載のコイル挿入装置
   。 （４１ウェッジガイドとブレードに各々１個もしくは複
   数個の穴を有してなる特許請求の範囲第１項記載のコイ
   ル挿入装置。