JPH0687645B2 - 複数個の相間絶縁体を固定子集成体に同時に配置する方法並びにコイル嵌入装置 - Google Patents

複数個の相間絶縁体を固定子集成体に同時に配置する方法並びにコイル嵌入装置

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JPH0687645B2
JPH0687645B2 JP55041242A JP4124280A JPH0687645B2 JP H0687645 B2 JPH0687645 B2 JP H0687645B2 JP 55041242 A JP55041242 A JP 55041242A JP 4124280 A JP4124280 A JP 4124280A JP H0687645 B2 JPH0687645 B2 JP H0687645B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般的に磁性鉄心、2相又は更に多相の巻
線、及び異なる相の巻線の端コイル部分を隔てる端コイ
ル絶縁体で構成された固定子集成体に端コイル絶縁体を
配置する改良された方法並びに装置に関する。
従来、この明細書で相間絶縁体と呼ぶ絶縁体は、端コイ
ル絶縁体、相間紙、H形絶縁体、梯子形絶縁体及び窓絶
縁体とも呼ばれている。
従来、相間絶縁体は手作業で固定子鉄心のスロツトに配
置されていた。勿論、これは電動機製造業者の生産性が
制限されるし、電動機の製造費が高くなる。
この問題は従来から認識されており、係属中の米国特許
出願通し番号第918,055号及び同第8,603号に記載されて
いる解決策の他に、この問題に対する他の解決策も提案
されている。
例えば米国特許第3,857,171号では、相異なる相の巻線
が固定子鉄心のスロツトに軸方向に嵌入されるのと略同
時に、絶縁紙を固定子鉄心のスロツトに配置することが
望ましい。米国特許第4,090,290号でも、鉄心のスロツ
トに個々の絶縁体を手作業で配置することを避けるのが
望ましいことが述べられている。この米国特許では、端
コイル絶縁体と少なくとも1つの巻線コイルとをコイル
移送工具から固定子鉄心のスロツトに同時に移送する。
従来の方式に伴う或る問題が、英国特許第1,461,126号
にも記載されている。
今述べた米国特許並びに英国特許は、いずれも普通に利
用し得るコイル配置(即ちコイル嵌入)装置を使うもの
である。然し、これらの特許には、この装置が概略的に
しか示されていない。米国特許第3,402,462号にはコイ
ル配置装置が割合よく示されており、これは現在では周
知である。
コイル嵌入装置を用いて相間絶縁体を軸方向に挿入する
ことによる相間絶縁体の機械による配置に関する従来の
手順を守ろうとして、この発明では、こういう方法が使
えなくなる様な他の数多くの問題があることが判つた。
平坦な薄板材料から打抜いた普通の相間絶縁体を使つて
も、或いは前掲英国特許に記載されている様に、フイラ
メント状材料及び平坦な条片材料で相間絶縁体を作つた
場合でも、多くの問題は依然として残つている。
更に具体的に云うと、コイル嵌入装置を用いて相間絶縁
体を固定子(5乃至5.5吋程度の中孔を持ち、積重ねの
高さが例えば5乃至8吋)の軸方向に伸びるスロツトに
軸方向に配置しようとした時、相間絶縁体がちぎれて破
壊されたり、或いは著しく位置が狂つて、相間絶縁体を
最初から手作業で配置するのに必要な以上に、満足出来
る様に相間絶縁体の位置を直すのに一層余分の作業員の
時間が必要であることが判つた。
この為、相間絶縁体が使いものにならなくなる程損傷を
受けたり、或いは絶縁体を機械で配置することによつて
得られた時間の節約以上に、狂つた位置にある相間絶縁
体を手作業で直すのに余分な時間がかかゝる程、著しく
位置が狂うことがない様に、回転電気機械の固定子の軸
方向に伸びるスロツトに沿つて軸方向に伸びる脚部を持
つ、相間絶縁体を軸方向に嵌入する新規で改良された方
法並びに装置を提供するのが望ましいことが理解されよ
う。
従つて、この発明の全般的な目的は、固定子鉄心の軸方
向に伸びるスロツトに巻線ターンを軸方向に配置する為
に使うコイル嵌入工具の動作と関連して、相間絶縁体を
コイル嵌入装置からスロツトに移送することにより、固
定子鉄心のスロツトに相間絶縁体の脚部部分を軸方向に
位置ぎめする新規で改良された装置並びに方法を提供す
ることである。
この発明の別の目的は、フイラメント状相互接続部を持
つ相間絶縁体のみならず、平坦な脚部を持つ普通の相間
絶縁体を用いて実施することが出来る様な、前述の目的
を達成する新規で改良された装置並びに方法を提供する
ことである。
この発明の別の目的は、普通のコイル配置手順に関連し
て、固定子鉄心の中に相間絶縁体を軸方向に挿入する新
規で改良された方法並びに装置を提供することである。
上記並びにその他の目的を達成する為、この発明の好ま
しい1形式では、現在のコイル配置又はコイル嵌入装置
を大いに利用する改良された方法並びに装置を提供す
る。好ましい1形式の方法では、コイル嵌入装置の工具
によつて限定された軸方向に伸びるすき間によつて、各
相巻線を局限する。その後、絶縁体保持及び送出し手段
を、前に配置されている各相巻線から隔てゝコイル嵌入
工具内に位置ぎめする。次に、相互接続脚部をコイル嵌
入装置のすき間限定部材の間に配置して、相間絶縁体を
まとわせる。処理された相間絶縁体が(フイラメント状
でなく)リボン形接続脚部を持つ場合、この発明の方法
の1つの工程として、接続脚部が、縁から固定子鉄心の
スロツトに入る位置に保たれる様に、接続脚部の前部の
角度方向の向きを定める。更に、実際の端コイル絶縁部
分を、それらがコイル嵌入工具の内部に沿つて円筒を設
定する傾向を持つ様に局限する。相間絶縁体をまとわせ
る好ましい工程を実施する時、絶縁体の上側端部がコイ
ル嵌入工具の自由端の近くに位置ぎめされる。その後、
固定子集成体を軸方向に工具の上へと移動し、その上に
まとわせた、既に配置されている相間絶縁体に沿つて移
動させることにより、相間絶縁体の少なくとも1つの脚
部を固定子集成体のスロツトの中に少なくとも途中まで
入れる。鉄心が嵌入工具に坐着した後、鉄心を所定位置
に締付けることが好ましい。その後、コイル嵌入装置を
作動し、相間絶縁体を軸方向に移動させ、各相巻線が固
定子に沿つて軸方向の移動を開始する直前に、固定子鉄
心のスロツトに送込む。
上に述べた方法を実施する為に利用し得る好ましい1形
式の装置では、普通のコイル嵌入装置を若干変更して、
普通はワイヤ抜取り部材を工具に沿つて移動させる為に
使われる主駆動棒が、普通の抜取り部材の対応する移動
を伴わずに、初期の増分行程を移動する様にする。云い
換えれば、コイル嵌入装置の動力又は駆動部材を空動き
接続によつて抜取り部材と接続する。然し、主駆動棒
が、ワイヤ抜取り部材の対応する移動を伴わずに移動し
ている間、相間絶縁体を固定子の中孔に沿つて軸方向に
移動し、固定子集成体上の所望の最終位置まで、そして
固定子鉄心によつて既に支持されている各相巻線と所望
の空間的な関係を持つ様に、半径方向外向きに抜取る。
上に述べた方法を実施する好ましい形式の装置は、複合
形ブレード整合及び絶縁体保持及び抜取り装置を含む。
好ましい形式では、この装置が、コイル嵌入装置の隣合
つたすき間限定ブレードの間に所望の整合状態を維持す
る為に、真鍮又はその他のそれに応じた硬質で頑丈な材
料で作られたブレード整合工具で構成された集成体を含
む。同じ様な形であるが弾性材料で形成された別の工具
がブレード整合工具から隔たつている。多数の頑丈な相
間絶縁体移動及び抜取りフインガが、弾性材料の抜取り
部材の直ぐ上に重なつている。更に、装置は、相間絶縁
体の一部分を軸方向に伸びる大体半径円筒形の局限する
のに少なくとも十分である様なすき間をもつて、コイル
嵌入工具内にはまる様な寸法の円筒形部分(これも弾性
材料で作るのが便利である)を持つことが好ましい。
この発明の要旨は特許請求の範囲に具体的且つ明確に記
載してあるが、この発明自体並びにその他の目的及び利
点は、以下図面について説明する所から、更によく理解
されよう。図面全体にわたり、同じ様な部品には同じ参
照数字を用いている。
最初に第1図及び第2図について説明すると、巻線及び
絶縁体配置装置10が、普通のコイル嵌入装置と、ワイヤ
抜取り部材12並びにワイヤ抜取り部材12と一緒に移動す
る様に該部材によつて支持された可動ブレード13で構成
された集成体11を含む。集成体11は、主駆動棒14が矢印
A(第2図参照)の方向に往復動する結果、第2図で見
て軸方向に可動である。第1図及び第2図を比較すれば
判る様に、主駆動棒14が上側支承面16を持ち、これはワ
イヤ抜取り部材12の下側支承面17と係合する様に移動し
得る。更に、主駆動棒14には上側支承面18が付設されて
いて、主駆動棒14が第2図で見て下向きに移動する時、
支承面18がワイヤ抜取り部材12の対応する支承区域19に
当つて、抜取り部材12を下向きに移動させる様になつて
いる。棒14は20に示す様な直径の細くなつたねじつき部
分を持つことが好ましく、このねじつき部分がワイヤ抜
取り部材12の中心開口22内に摺動自在にはめられてい
る。主駆動棒のねじつき部分20に複数個のスペーサ23,2
4,26が螺着しており、これらのスペーサは後で更に詳し
く説明する様に、重要な作用をする。然し、こゝでは、
面16に対する支承面18の軸方向の位置が、スペーサを棒
14にねじ込む程度によつて調節自在に決定されることを
承知されたい。勿論、これによつて棒14と抜取り部材12
の間の空動きの程度が決定される。参考として云うと、
積重ねの高さ又は鉄心の軸方向の長さが約5吋(約127m
m)又はそれ以上の鉄心に図示の装置を使う時、1.5吋
(約38mm)の空動きが適していることが判つた。
見易くする為、普通のコイル嵌入装置の主要部分を省略
してあるが、普通のくさび形案内部27が示されているこ
とに注意されたい。当業者であれば判る様に、くさび形
案内部27がくさび形案内部ハウジングに支持されてお
り、このハウジングが任意の適当な形式の装置に支持さ
れている。この発明を実施する為に使われる装置の場
合、インデイアナ州のインダストラ・プロダクツ・イン
コーポレーテツド社から購入したコイル嵌入装置を使つ
た。この形式の装置は前掲米国特許第3,402,462号に詳
しく説明されており、従つてこゝでは説明しない。第2
図aは本願発明で用いることのできる相間絶縁体の例で
ある。
以上説明した装置は、駆動棒14の直径の細くなつたねじ
つき部分20、支承面16,17,18,19の関係並びに構造的な
差の為に生ずる駆動棒14と抜取り部材12の間の空動き用
の接続部を別にすれば、従来公知である。即ち、装置の
部品が第2図に示す様な相対位置にある時、棒14は(第
2図で見て)一番下側の位置にあり、装置の種々の部品
は全てその定位置又は休止位置にある。然し、コイル嵌
入装置を作動すると、棒14が第2図で見て上向きに移動
し、スペーサ21,23,24,26を上向きに駆動するが、(支
承面16,17の間の初期間隔によつて決定された)行程の
初期増分の間、ワイヤ抜取り部材12は不動のまゝでい
る。その後、主駆動棒14の支承面16が抜取り部材12の底
に係合すると、主駆動棒14の引続く移動と共に、抜取り
部材12が上向きに移動し始める。
この発明を実施している間、相間絶縁体が送込まれ、抜
取られて固定子鉄心上の所望の最終位置に来るのは、抜
取り部材12の対応する移動を伴わない、駆動棒14の行程
のこの特定の増分の間だけである。今述べた絶縁体送出
し及び抜取り動作を行う為に図示の装置と共に使われる
手段が集成体28であり、これはブレード整合工具29、ス
ペーサ31、上側ブレード整合及び絶縁体保持工具32及び
8個(4対)の絶縁体押出し及び抜取り要素33を含んで
いる。更にこの手段は、絶縁体整形及び押え手段として
作用する円筒形断面の押え34と、任意の所望の形にする
ことの出来る把手36とを含む。
この発明の好ましい1つの方法を実施する時の第2図に
示した種々の要素の作用の為、その異なる部分は異なる
構造的並びに物理的な特性を持つている。例えば、ブレ
ード整合工具29は、コイル嵌入工具の隣合つたブレード
の間に一様なすき間の間隔を保つ為に用いられる。この
為整合工具29は真鍮の様な硬質金属材料で作るのが典型
的である。スペーサ31は離隔作用にだけ使うものである
から、スペーサ31は鋼、真鍮、木材、硬質プラスチツク
又はその他の事実上任意の材料で作ることが出来る。同
様に把手36は、その目的が集成体28をこの発明の方法を
実施する際に手で操作する為の手段であるから、事実上
任意の適当な材料で作ることが出来る。
ブレード整合及び絶縁体保持工具32、円筒形断面の押え
34及び絶縁体押出し及び抜取り要素33は、図示の装置を
満足に動作させる上で重要な役割を果たし、これらの部
品を作る材料は、装置の満足し得る動作が得られる様に
するのに適した特性に基づいて選ばれる。これらの部品
の作用は、第1図及び第2図と共に第5図を見ればよく
理解されよう。
好ましい1つの方法を実施する用意として、前述の空動
き動作をする様に変更してあるが、その他の点では前掲
米国特許第3,402,462号又は同第3,689,976号に記載され
ているものと同様なコイル嵌入装置の部品を第2図に示
す様に相対的に位置ぎめする。即ち、主駆動棒14は一番
下側の位置にあり、抜取り部材12は、くさび形案内部27
及び固定ブレード37に対して第2図に示す様な位置にあ
る。この時、固定子集成体38、集成体28、相間絶縁体4
1,42及び巻線ターン43,44はコイル嵌入装置から離れた
所にある。次に、この発明の好ましい方法に関連して、
少なくとも部分的には不動の又は固定の作業ブレード37
によつて限定された工具の予め選ばれた軸方向に伸びる
すき間の間に、巻線ターン43,44をまとわせる。又はそ
の他の方法で配置する。その後、ブレード整合工具29の
歯46の工具の軸方向に伸びるすき間の中に入れて、集成
体28をコイル嵌入装置の内部に配置する。この様に配置
した時、歯46が固定ブレード37と可動ブレード13(これ
は前に述べた様に、抜取り部材12に取付けられていて、
それと一緒に可動である)を隔てると共に、それらを整
合した状態に保つ。同様に、ブレード整合及び絶縁体保
持工具32の歯47も、第2図に於ける部品の相対位置から
はつきりと判る様に、コイル嵌入装置の軸方向に伸びる
ブレードの近くに配置する。図示の装置は抜取り部材と
一緒に可動のブレードを持つ形式であるが、この発明
が、全てのブレードが固定であるか、或いは米国特許第
4,047,293号に記載されている様に、若干のブレードが
可動であるが、抜取り部材とは無関係である様な装置を
用いても容易に実施出来ることは云う迄もない。
集成体28を工具上に配置した後、絶縁体41,42を工具に
まとわせる。この時のルーチンは後で更に詳しく説明す
る。絶縁体41,42を工具にまとわせた時、その脚部48,49
は少なくとも幾分か、工具の軸方向に伸びるブレードに
沿つて軸方向に伸びており、各々の絶縁体の一方の端コ
イル絶縁部分(例えば部分51,52)は前にまとわせた巻
線ターンの近くに配置される。2番目の端コイル絶縁部
分53,54は工具の軸方向に伸びるブレードと円筒形断面
の押え34との間に局限され、この為、少なくともその一
部分が少なくとも近似的に第2図に示す様な円筒形を設
定する様に拘束される。円筒形断面の押えを使わない場
合、端コイル絶縁部分53,54は、例えば第2図に示した
端コイル絶縁部分53の仮想の破線位置で表わされる様
に、嵌入工具の中心に向つて内向きに曲がる傾向を持
つ。然し、こういう向きは好ましくないし、こういう配
置になつた端コイル絶縁部分は、この方法の後の工程の
間、問題になる程損傷される傾向があると共に、絶縁体
配置過程の終りに希望する様に配置されなくなるので、
実際に好ましくない。
この発明の方法で行われる一連の事象を全般的に引続い
て説明すると、一旦相間絶縁体41,42をコイル嵌入工具
上の所定位置にまとわせた時、周知の様に、鉄心56、予
め配置されている各相巻線57及び任意の適当な大地絶縁
装置で構成された固定子集成体38が、コイル嵌入工具上
に軸方向に被せられる。この時、コイル嵌入装置の工具
部分が、鉄心の中心に形成された中孔に入り、この中孔
に沿つて軸方向に移動し、コイル嵌入工具の軸方向に伸
びるブレードが、軸方向に伸びるスロツトの、中孔と連
通する開放端を構成する、鉄心の歯先と噛合い且つ整合
する。勿論、これらのスロツトは固定子に沿つて、端面
59,60の間を軸方向に伸びている。鉄心56は、その下側
端面60がくさび形案内部27の先端にのつかるまで、コイ
ル嵌入工具に沿つて軸方向に移動させることが好まし
い。更に、固定子の中孔に沿つた軸方向に伸びるスロツ
トの開口は、コイル嵌入工具の軸方向に伸びるブレード
によつて限定されたすき間と整合している。コイル嵌入
工具のブレード並びに固定子鉄心自体の間のこういう関
係は、前掲米国特許第3,402,462号の第2図、同第3,85
7,171号の第2図並びに同第3,689,976号の第5図にはつ
きりと示されている。この為、図面を簡単にする為に、
こういう点についてはこれらの米国特許を参照された
い。
固定子集成体がコイル嵌入工具上に位置ぎめされている
時間の間、相間絶縁体41,42及び固定子集成体は相対的
に軸方向に移動する。即ち、相間絶縁体は、鉄心がコイ
ル嵌入装置上の最終位置に来る時までに、少なくとも部
分的に鉄心と組合される。この為、第2図に示す様に、
絶縁体41の脚部又はコネクタ48の内、(第2図で見て)
点62の下にある部分は、既に固定子鉄心のスロツト内に
配置されている。同様に、絶縁体42の脚部49の内、(第
2図で見て)点63の下にある部分も、固定子鉄心のスロ
ツト内に配置されている。更に、端コイル絶縁部分53,5
4の一部分が、固定子鉄心の中孔の領域内で、全体的に
円筒形に局限され且つ押えられている。上に述べた工程
は固定子集成体を嵌入工具上に移動させることによつて
行うことが好ましいが、この代りに固定子集成体を工具
の上方の所定位置に保持しておいて、コイル嵌入工具自
体(又は少なくとも第2図に示したその部分)を上昇さ
せて、固定子鉄心に対する所定位置にもつて来てもよ
い。
次に第5図について、巻線ターン43,44(第2図参
照)、集成体28、及び相間絶縁体41,42を配置する工程
を更に詳しく説明する。最初に、第5図の正面図を示し
た装置の特定の部分が、端コイル絶縁部分53,54の一部
分を別にすると、第2図の断面図では見えないことに注
意されたい。然し、絶縁体41,42の脚部48,49が第2図で
は見えるが、第5図では見えない。然し、絶縁体41の脚
部66及び絶縁体42の脚部67が第5図には示されている。
絶縁体41はシート状の端コイル絶縁部分51,53と相隔た
る1対の脚部66,48とで構成されることが認められよ
う。同様に、絶縁体42がシート状の端コイル絶縁部分5
2,54と脚部67,49とで構成される。当業者であれば判る
様に、巻線ターン43は第1の端コイル部分68、第2の端
コイル部分69、第1のコイル辺部分70(第2図参照)及
び第2のコイル辺部分71を含む。コイル辺部分70と端コ
イル部分68の接続部が、固定のブレード27及び可動のブ
レード13によつて限定された軸方向に伸びるすき間に沿
つて配置されている。同様に、コイル辺部分71と端コイ
ル部分68の間の接続部が、可動のブレード13(これは第
5図では参照数字72でも表わしてある)と固定のブレー
ド27(これが第5図では参照数字81で示してある)との
間に配置される。巻線ターン44も第1及び第2の端コイ
ル部分74,76(第2図参照)及びコイル辺部分77(第2
図参照)及び78(第5図参照)で構成されている。第5
図で見て、巻線44の端コイル部分74及びコイル辺部分78
の間の接続部が、可動のブレード13(これを参照数字79
で示してある)と固定のブレード27(これを参照数字81
で示してある)の間に設定された軸方向に伸びるすき間
の中に局限されている。
更に第5図について説明すると、一旦巻線を適当な軸方
向に伸びるすき間(例えば第5図のすき間82,83)にま
とわせたら、集成体28を前に述べた様に工具内に配置す
る。その後、相間絶縁体41を第5図に示す位置へ移動
し、それに続いて相間絶縁体42(これを第5図にも示し
てある)を配置する。この点で、2組の巻線ターン、即
ち巻線ターン43,44しか図に示さず、2つの相間絶縁体4
1,42しか説明していないことに注意されたい。然し、典
型的には4つの相間絶縁体が設けられていると共に4つ
の別々の巻線がある(所定の電動機で、4つの磁極又は
巻線のコイル群が設けられていると仮定して)。
相間絶縁体41の脚部の一部分を押出し及び抜取り要素33
と固定のブレード37の間で最初に引張ることにより、相
間絶縁体41を所定位置に引張り込む。例えば、脚部66を
最初に押出し及び抜取り要素33と、参照数字86で示した
固定のブレード37とによつて限定されたすき間84の中に
引張り込む。そうしたら、扁平リボン形脚部66の縁を立
て、工具32の歯87と固定のブレード86との間に捕捉する
ことによつて、縁を押える。同様に、第2図に一番よく
示されている様に、絶縁体41の脚部48が工具32の歯88と
固定のブレード37(これを第2図では参照数字89で示し
てある)との間に捕捉される。脚部66,48は、工具32の
歯47によつて捕捉されている部分のみに沿つて縁で押え
られている(即ちその幅寸法が第2図で見て工具の中心
から全体的に半径方向に伸びている)から、これらの脚
部の残りの部分は捩れる傾向を持ち、その為、下側の端
コイル絶縁部分51に隣接したその部分が、第5図に見ら
れる様に、端コイル絶縁部分51とぴつたり沿う様な向き
になる。
相間絶縁体41の配置に関連して今説明した手順は、所定
のコイル配置過程で使われる相間絶縁体42及び他の相間
絶縁体でも同じである。(前掲英国特許第1,461,126号
あるいは米国特許出願第8603号に記載されている様な)
フイラメント状の脚部又はコネクタを使う時も、「縁」
という言葉が丸いフイラメント状脚部の場合は適当では
ないけれども、全体として同じ手順を用いることに注意
されたい。
第2図に見られる工具パツケージ全体は、作業員がコイ
ル嵌入装置の前に立つていて、第1の絶縁体41を位置ぎ
めし、(円周方向に等間隔の4つの絶縁体を使う時)工
具を90゜割出し、次に第2の相間絶縁体42を配置又は位
置ぎめすることが出来る様に、割出しが出来る様に支持
されるのが普通である。勿論、所望の数の相間絶縁体を
工具にまとわせるまで、この順序で続けられる。
押出し及び抜取り要素33は、嵌入サイクルの間、端コイ
ル絶縁部分55,54等の下側の縁に接するという作用をす
る。この為、押出し及び抜取り要素33は鋼で作つて高度
に研磨し、固定子鉄心上の所定の位置へ半径方向外向き
にスナツプ式に移動する時、端コイル絶縁部分53,54の
移動に対する摩擦が最小限になる様にするのが典型的で
ある。他方、ブレード整合及び絶縁体保持工具32の歯47
は、(脚部が扁平でリボン形である時)縁を向けた配置
にある絶縁体の脚部を捕捉して保持する為のものである
が、脚部が歯47と隣接した工作ブレードとの間に配置さ
れるのを妨げない様にすべきである。この為、整合及び
絶縁体保持工具32の少なくとも歯47は、耐久力があつて
弾力性を持つ材料で作ることが好ましい。
歯47をこういう材料で作つて、ホルダーに取付けてもよ
いが、この発明の好ましい方法では、ブレード整合及び
絶縁体保持工具32全体を耐久力のある弾性材料で作る。
1実施例では、ブレード整合及び絶縁体保持工具並びに
円筒形断面の押え34は、ニユーヨーク州のデクスター・
コーポレーシヨンから商業的に入手し得るウレタン成型
装置(商標HYSOLを付して販売されている)を用いて成
型した。当業者であれば判る様に、HYSOLウレタンの成
型装置は可撓性であるが強靭で、良好な機械的な抵抗力
並びに耐磨耗性を持ち、高温で目立つ程軟化しないウレ
タン・エラストマが得られる。今述べた例では、デクス
ター・コーポレーシヨンから入手し得るTUO 590というH
YSOL樹脂及びHDO 146という名称のHYSOL硬化剤を用い
た。この樹脂と硬化剤は、樹脂100部に対して硬化剤45
部の割合で使い、硬化した部品はD56乃至D65のシヨワ硬
度を持つのが典型的であつた。
HYSOL材料について上に述べたことは、例として挙げた
にすぎないことに注意されたい。即ち、選ばれる材料
が、絶縁体接続脚部を絶縁体保持工具の歯87とそれに隣
接した工具嵌入ブレードの間に捕捉して保持することが
出来る位の弾力性を持つのが好まいしという点さえ認識
していれば、この他の材料を用いてもよい。
これ迄の説明は、扁平リボン形接続脚部を持つ絶縁体の
場合について説明したが、前掲米国特許に例示されてい
る様な丸いフイラメント状接続脚部の場合にも用いるこ
とが出来ることを承知されたい。絶縁体の端コイル絶縁
部分53,54等は幾分弾力性を持つ円筒形断面の押え34と
工作ブレードとの間に重なるピンホイール状に配置して
局限することが出来ることを承知されたい。この様なピ
ンホイール状の配置又は形は、係属中の米国特許出願通
し番号第918,055号を参照すれば容易に理解されよう。
絶縁体の端コイル絶縁部分を工具内で重なるピンホイー
ル状にした場合、絶縁体が固定子の中に配置された後、
固定子にもそれに対応する重なり合うピンホイール状の
形が現われるが、これは今述べた係属中の米国特許出願
に記載されている特徴である。
巻線をコイル嵌入工具にまとわせた後、集成体28のその
上に配置する。その後、端コイル絶縁部分を円筒形の押
え34に重なる様に配置して、相間絶縁体をまとわせ、そ
の部分が全体的に円筒形に保持される様にする。その
後、固定子集成体38を固定子工具上の所定位置に移動
し、種々の部品が第2図に示す様な相対位置を持つ様に
する。接続脚部の一部分が歯47と隣接した工作ブレード
との間に捕捉される為、絶縁体の脚部は、コネクタ及び
固定子鉄心を相対的に軸方向に移動させた時、固定子鉄
心のスロツトの入口に容易に入る。即ち、鉄心の下側端
面60が接続脚部の点62,63(第2図参照)に接近する時
までに、脚部は十分に固定子のスロツト内に配置されて
おり、脚部が固定子の中孔に捕捉されたり、或いは固定
子のスロツトからとび出すという問題は全くない。
一旦各部分が第2図に示す様に相対的に位置ぎめされた
ら、鉄心を締付け、動かない様に押えることが好まし
い。その後、主駆動棒14を付勢して、第2図に示す様に
上向きに移動させる。棒42が上向きに移動する時、抜取
り部材12は一定位置にとゞまつているが、棒14はスペー
サ26及び集成体28を上向きに駆動し始める。集成体28が
上向きに移動すると、相間絶縁体が上向きに運ばれる。
然し、接続脚部が典型的には鉄心の軸方向の長さ又は積
重ねの高さより僅かしか長くない様に相間絶縁体の寸法
が選ばれている。この為、下側の端コイル絶縁部分51,5
2が固定子鉄心の下側の面60(又はスロツト内張り絶縁
体のカフス)に当る時、抜取り要素33が上側の端コイル
絶縁部分53,54等を、それらが固定ブレード37の頂部へ
と外向きにスナツプ式にはまる点まで上昇させるまで、
接続脚部が幾分伸びる様に強制されると思われる。固定
ブレード37の先端は、典型的には鉄心の端面より3/4吋
(19mm)だけ伸び出している。軸方向の高さが8.25吋
(209.6mm)で、各々の端面から約3/16吋(4.8mm)だけ
伸び出すカフス99を持つスロツト内張り部材98で絶縁さ
れていて、カフスからカフスまでの全長が になる様な鉄心に使う場合、典型的には絶縁体の接絶脚
部の長さは約9吋(228.6mm)である。カフスを設けた
絶縁体は、鉄心に直接適用したエポキシ又はその他の絶
縁被覆に置き換えてもよいことは云う迄もない。この場
合、絶縁体脚部の長さは短くなる。接続脚部のこの様な
伸び又は変形が弾性的であることが好ましく、上側端コ
イル絶縁部分53,54が固定ブレードの上端に接触しない
から、絶縁体の下側カフスは撓み又は圧縮され、この
時、相間絶縁体全体が半径方向外向きにとび出し、その
端コイル絶縁部分が予め配置されている巻線57に当つた
り、鉄心の端面59,60(又はスロツト内張り部材のカフ
ス)に接近する。上に述べた様に各部分の寸法を決め、
ブレード37の自由端が鉄心の端面から3/4吋(19.1mm)
伸出していると、変形しない時の絶縁体の下側カフス99
の下側の縁から、丁度絶縁体が外向きに送出される時の
抜取り要素33の頂部までの垂直距離は、 になる。他方、鉄心の下側端面60から要素33の頂部(問
題の時点に於けるブレード37の先端と同一平面)までの
垂直距離は9吋(228.6mm)になる。従つて、相間絶縁
体の脚部を9吋(228.6mm)の寸法にすると、絶縁体の
下側カフス並びに相間絶縁体の一方又は両方の弾性変形
が、少なくとも相間絶縁体をコイル嵌入工具から送出す
直前に起ることが理解されよう。
相間絶縁体並びにスロツト内張り部材は、例えばポリエ
チレンテレフタレートの様な同じ材料で作るのが便利で
ある。この種の材料をE.L.ジユポン・ドウ・ネムアース
・アンド・カンパニーから入手し得るマイラー(MYLAR,
商標)として購入する時、この発明では、厚さ0.075吋
(1.91mm)の材料を使う。スロツト内張り部材98を形成
するのにも同じ厚さの材料を使うことが出来る。
第3図は、端コイル絶縁部分53,54の下側の縁91,92がブ
レード37の自由端の周りをスナツプ式に通つて離れた直
後の種々の部品の相対位置を示している。図示の装置並
びに部品が第3図に示す相対位置にある時点では、下側
の抜取り部材12は、巻線43,44を固定子鉄心のスロツト
に配置する為に、移動し始めたばかりである。然し、抜
取り部材12が最初に上向きに(第2図及び第3図で見
て)移動し始める時点では、絶縁体41,42は工具から固
定子鉄心上の所望の位置へ既に送出されている。これ
は、適当な長さのスペーサ26,31を使つて、押出し及び
抜取り要素33の絶縁体を押出す上側の縁が、工具の各部
分が初期休止位置にある時、固定ブレード37の上側末端
から1.5吋(約37mm)又はそれより若干短い距離の所に
ある様にするとによつて、保証することが出来る。即
ち、抜取り部材12が移動し始める為には、その前に棒14
が1.5吋(約37mm)移動しなければならないから、押出
し及び抜取り要素33の上面は、抜取り部材12が実際に移
動し始める前に、固定の工作ブレードの上端又は自由端
から離れ、絶縁体のコイル絶縁部分53,54等を外向きに
送出している。
棒14が最初の1.5吋(37mm)の行程増分を越えて引続い
て移動すると、抜取り部材12が固定子の中孔の中心の中
を上向きに前進し、巻線43,44を固定子内に配置する。
抜取り部材12は引続いて上向きに移動し、第4図に示す
工程の上限に達するまで、可動ブレード13を一緒に連れ
て行く。
抜取り部材12が上向きに移動する間、くさび押出し工具
も上向きに移動し、くさび96を固定子のスロツトに入れ
て、スロツトを閉じ、嵌入した巻線のコイル辺部分が誤
つて固定子のスロツトからとび出さない様にする。絶縁
用くさび(これはスロツト閉塞くさびとも呼ばれる)の
配置は公知であるから、それについてはこゝで説明しな
い。一旦駆動棒14が第4図に示す一番上側の位置まで移
動すると、その後後退し、その時、集成体28は、端コイ
ル部分68,74上で静止するまで、重力によつて下降す
る。然し、棒14が引続いて移動すると、抜取り部材12及
び可動ブレードは、鉄心の中孔の中を逆向きの下向きに
(第4図で見て)初期休止位置又は出発位置まで引戻さ
れる。
その後、集成体28を嵌入工具から取外し、固定子集成体
をコイル嵌入工具から取外す。典型的には、その後固定
子集成体を、固定子の中孔から端コイル68,74等を遠ざ
ける為に使われるブレツド・ブレスの上に移動する。
軸方向の長さが異なる鉄心に、こゝに示した装置から巻
線及び絶縁体を入れる時、スペーサ26,31等の様なスペ
ーサを適当な寸法のスペーサに取替え、工作ブレードの
位置又は長さを変えることが出来る。然し、空動き期間
中の好ましい初期の行程増分は、鉄心の長さに関係な
く、約1.5吋(38.1mm)であることが判つた。即ち、任
意のこの様な鉄心を工具に配置すると、実際に相間絶縁
体は途中まで鉄心のスロツトに入り、その最終位置から
約1.5吋以内の所に来る。
この発明では、固定子の中孔に開口する、 軸方向に伸びる鉄心のスロツト内に、軸方向に伸びる絶
縁体のコネクタを配置して、複数個の相間絶縁体を固定
子集成体に略同時に配置する方法を提供したことが理解
されよう。更に、好ましい方法では、絶縁体の端コイル
絶縁部分の少なくとも一部分を、中孔と略同軸に伸びる
仮想の円筒内で少なくとも近似的に円筒形に局限し、固
定子集成体及び複数個の相間絶縁体を相対的に移動し
て、各々の絶縁体の局限された端コイル絶縁部分を鉄心
の中孔に沿つて相対的に軸方向に移動させると共に、絶
縁体の脚部又はコネクタを鉄心のスロツトに入れて、該
スロツトに沿つて相対的に軸方向に移動させる。その
後、絶縁体と固定子集成体の間のそれ以上の相対的な軸
方向の移動を中断し、絶縁体の前端を中孔領域から半径
方向外向きに、鉄心の端面、並びに既に鉄心上に配置さ
れている各相巻線の端コイル部分に一層接近した位置ま
で移動する。絶縁体のコネクタが弾性変形の出来る材料
で形成されている時、この方法は、これらの接続部分を
弾性変形させてから、絶縁体の前側の端コイル絶縁部分
が中孔に対して半径方向外向きに移動する時に、接続部
分を弛緩させる。更に、この方法はスロツト内張りカフ
スの弾性変形を含んでいてよい。
絶縁体が鉄心に対して軸方向に移動し、且つこの相対的
な軸方向の移動が中断した後、普通の軸方向コイル配置
方式に従つて、別の相巻線の少なくともコイル辺部分を
鉄心に対して軸方向に移動させることにより、別の相巻
線を固定子集成体上に配置する。この方法は、単相分割
巻線電動機の固定子集成体では、大体1回又は更に多
く、或いは3相巻線電動機では、2回又は更に多く実施
することが出来る。
相間絶縁体のコネクタ又は脚部が扁平リボン形材料で形
成されている時、この方法は、このコネクタ又は脚部の
先頭部分の縁を向けて、その幅が工具並びに/又は固定
子の中孔の中心から伸びる半径に沿つて配置される傾向
を持つ様にすることが好ましい。更に、コネクタがリボ
ン形であつてもフイラメント形であつても、その前側部
分は細長いコイル嵌入工具又はブレードに密接に接近し
て弾力的に保持することが好ましい。
この発明を好ましい形式で実施する装置は、軸方向に伸
びるコイル嵌入ブレード又は工具、コイル抜取り手段、
及び抜取り手段と空動き接続によつて接続された駆動手
段とを含むことが理解されよう。空動き接続手段(これ
は任意の適当な形式であつてよい)を利用して、抜取り
手段によつて巻線の軸方向の移動が開始される前に、絶
縁体を固定子鉄心上に最終的に配置するのに十分な距離
だけ、絶縁体保持、押出し及び抜取り機構を駆動手段に
よつて作動することが出来る様にする。こうすると、相
間絶縁体の後端又は後側部分が、工具内に支持されてい
る巻線によつて捕捉されたり或いは挾まれたりするとい
う問題が避けられ、その為絶縁体のちぎれ、挾み込み、
並びに都合の悪い配置に伴う問題が著しく少なくなる。
好ましい装置では、コイル嵌入用駆動棒が、相間絶縁体
を鉄心の中孔に沿つて軸方向に移動して、所望の最終位
置まで半径方向外側へ抜きとられる初期の行程増分の
間、ワイヤ抜取り部材の対応する移動を伴わずに移動す
ることが出来る。更に、好ましい装置は、複合ブレード
整合及び絶縁体保持及び抜取り装置を含む。この複合装
置又は集成体は弾性材料の抜取り部材、絶縁体コネクタ
押え手段、並びに多数の頑丈な相間絶縁体移動及び抜取
りフインガを含んでいる。更に、複合装置が、固定子の
中孔の範囲内にある大体円筒形に、絶縁体の前端にある
端コイル絶縁部分を押える手段を含むことが好ましい。
以上の詳しい説明に、比較的大形の3相交流電動機(例
えば積重ねが で中孔が5.5吋(139.7mm)の電動機)を製造する場合に
使う部品の寸法も述べた。然し、勿論、この発明はこれ
より大きい又は小さい電動機の製造にも利用し得る。
以上、現在この発明の好ましいと考えられる実施例並び
にその変形と、この発明を実施する好まいし方法を説明
したが、当業者であれば、この発明の範囲内で、種々の
変更が可能であることは明らかであろう。従つて、特許
請求の範囲の記載は、この様な全ての変形を包括するも
のと承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を1形式で実施した装置の各部分の分
解斜視図であり、この装置はこの発明を別の形式で実施
する為にも利用することが出来る。第2図はこの発明を
好ましい形式で実施した装置の一部分を除去し、一部分
を破線で示し且つ一部分を断面で示した側面図で、この
発明の好ましい方法の1つの工程が完了した状態を示
す。 第2図aは相間絶縁体の例である。 第3図は第2図と同様な図であるが、方法の1つ又は更
に多くの付加的な工程が実行されたことによつて、部品
の相対位置が変わつている。第4図は第2図及び第3図
に示したのと同じ装置及び部品の図であるが、この発明
の方法を実施する更に後の時点に於ける状態を示す。第
5図は第2図に示した装置の部品及び材料の側面図であ
る。 主な符号の説明 38:固定子 41,42:相間絶縁体 43,44:各相巻線 48,49,66,67:絶縁体の脚部 51,52,53,54:絶縁体の端コイル絶縁部分 56:鉄心 68,69,74,76:端コイル 70,71,77,78:コイル辺部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−133806(JP,A) 米国特許4090290(US,A)

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心が中心中孔に開孔する軸方向に伸びる
    複数個のスロットを持っていて、相間絶縁体の各々が少
    なくとも1つの脚部によって相互接続された相隔たる端
    コイル絶縁部分を含み、前記鉄心に支持しようとする少
    なくとも1つの相巻線を有し、その巻線のコイル辺部分
    が少なくとも若干のスロット内に配置されるようにし且
    つ端コイル部分が鉄心の端面の近くに配置されるような
    固定子集成体の鉄心に複数の相間絶縁体を配置する方法
    に於て、(a)各々の相間絶縁体の第1の端部分を鉄心
    の中孔内に軸方向に移動させかつ、相間絶縁体の脚部を
    スロットに沿って移動させるように鉄心と複数の相間絶
    縁体とを相互に相対的に軸方向に移動し、(b)相間絶
    縁体と鉄心との間の相対的な軸方向移動を中断し、
    (c)相間絶縁体の第1の端部分を中孔から半径方向外
    向きに動かして該絶縁体の脚部を部分的に鉄心のそれぞ
    れのスロットに入れ、(d)鉄心と前記相巻線のコイル
    辺部分とを相対的に軸方向に移動して鉄心に相巻線を挿
    入する間に、該絶縁体の脚部の残りをスロット内に配置
    することからなる方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、相間絶縁体と鉄心とを相互に移動する前に、少なく
    とも一つの相巻線が鉄心上に支持されコイル辺部分が少
    なくとも若干のスロット内に配置され且つ端コイル部分
    が鉄心の端面近くに配置されている方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲2)に記載した方法に於
    て、相間絶縁体と鉄心との間の相対的な軸方向移動を中
    断した後で相間絶縁体の第1の端部分を中孔から半径方
    向外向きに、鉄心に支持されている相巻線の端コイル部
    分に隣接したそれぞれ位置まで動かす方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、前記相間絶縁体のそれぞれの第1の端コイル絶縁部
    分の少なくとも一部分を全体的に円筒形に局限し、前記
    相対的な軸方向の移動が少なくとも中断されるまで、前
    記大体の円筒形を保持する工程を含む方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲1)乃至4)のいずれか1
    項に記載した方法に於て、各脚部の少なくとも一部分を
    軸方向に伸びる鉄心の1つのスロットと確実に整合し且
    つ入れ易くする位置に弾力的に保持する工程を含む方
    法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲5)に記載した方法に於
    て、前記脚部が扁平リボン形部材であり、更に、前記脚
    部の少なくとも一部分を、前記第1の端コイル絶縁部分
    に対して縁を向ける様にし、該脚部をこの配置に弾力的
    に保持する工程を含む方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、該方法を実施するにあたって軸方向コイル嵌入装置
    を用い、該装置は、円形通路に沿って配置された、軸方
    向に伸びるすき間限定部材と、ワイヤ抜取部材と、絶縁
    体押え、移動及び抜取り装置(32,33,34)と、を含み、
    更に、前記絶縁体押え、移動及び抜取り装置をすき間限
    定部材によって限定された中心領域内に配置する前に、
    相巻線を少なくとも若干の軸方向に伸びるすき間に最初
    に掛け、相間絶縁体の脚部を予め選ばれたすき間限定部
    材の間に最初に掛けて、前記第1の端コイル絶縁部分を
    前記相巻線から軸方向に隔て、鉄心のスロットを軸方向
    に伸びるすき間と整合させて、鉄心をすき間限定部材に
    沿って軸方向に移動し、こうして相間絶縁体の脚部を鉄
    心のスロット内に挿入し、前記ワイヤ抜取り部材に移動
    力を加えて、前記相巻線を鉄心のスロット内に抜取る前
    に前記第1の端コイル絶縁部分が鉄心の面に接近する様
    に配置され、相間絶縁体を一杯に鉄心のスロット内に入
    れる工程を含む方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、相間絶縁体の脚部を鉄心のスロット内に入れた後で
    一巻線を配置することを含む方法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲8)に記載した方法に於
    て、巻線の少なくともコイル辺部分を鉄心に対し相対的
    に軸方向に移動して鉄心の上に巻線を配置し、相間絶縁
    体と巻線は鉄心に対して同時に相対的に軸方向移動を受
    ける方法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲9)に記載した方法に於
    て、絶縁体が鉄心に沿って軸方向に移動する間、巻線を
    鉄心のスロットに沿って配置する方法。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲9)に記載した方法に於
    て、前記絶縁体及び巻線が鉄心に対して最初一緒に相対
    的に軸方向に移動した後、巻線と鉄心の間の相対的な移
    動を中断し、前記絶縁体と鉄心の間の付加的な相対的な
    移動を、絶縁体が鉄心上に一杯に配置されるまで行い、
    その後鉄心に対する巻線の相対的な軸方向の移動を再び
    行う工程を含む方法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、各脚部の一部を弾力的に捕捉し、捕捉された部分を
    軸方向に伸びるブレードと整合させて、この後で脚部が
    軸方向に伸びる鉄心のスロットと確実に整合する様に
    し、鉄心及び相間絶縁体を軸方向に相対的に移動させ
    て、各脚部の内、前記捕捉された部分より先の部分を鉄
    心の1つのスロットに入れて、該スロットに沿って相対
    的に軸方向に移動させ、その後絶縁体及び鉄心の間でそ
    れ以上の相対的な軸方向の移動の後で脚部の捕捉された
    部分を解放する工程から成る方法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、端コイル絶縁部分が少なくとも1つの扁平リボン形
    脚部によって相互接続されていて、各脚部の少なくとも
    一部分を端コイル絶縁部分に対して縁をたて、相間絶縁
    体と鉄心を軸方向に相対的に移動させる前に該脚部をこ
    の配置に保ち、各脚部の縁をたてた部分が鉄心の各スロ
    ットに入り、該スロットに沿って相対的に軸方向に移動
    する様にする工程から成る方法。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、各相間絶縁体の少なくとも一部を、軸方向に伸びる
    すき間を少なくとも部分的に限定する軸方向に伸びる部
    材に沿って最初に掛け、鉄心を軸方向に伸びる部材に沿
    って軸方向に移動させることにより絶縁体の脚部を鉄心
    のスロットに入れることからなる方法。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲14)に記載した方法に於
    て、軸方向に伸びる部材に沿って鉄心を移動させること
    を停止し、その後に、絶縁体を鉄心に対して軸方向に移
    動させる工程を含む方法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲15)に記載した方法に於
    て、絶縁体の脚部が鉄心のスロットに入った後に、鉄心
    上に巻線を配置する工程を含む方法。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲1)に記載した方法に於
    て、最初少なくとも若干の鉄心のスロットに絶縁体が支
    持されていて、且つカフスが鉄心の端面から軸方向に伸
    びていて複数個の相間絶縁体と鉄心を軸方向に相対的に
    移動させることにより、最終的に相間絶縁体の端コイル
    絶縁部分を少なくも若干のカフスと係合させ、相対的な
    軸方向の移動を続けることにより、最終的に相間絶縁体
    を鉄心上に配置する前に絶縁材料を変形させる工程から
    成る方法。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲17)に記載した方法に於
    て、変形された絶縁材料が、少なくとも若干のカフスを
    含む方法。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲17)または18)に記載し
    た方法に於て、絶縁材料を変形させることが、少なくと
    も1つの相間絶縁体脚部を長くすることを含む方法。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲19)に記載した方法に於
    て、少なくとも1つの脚部が弾性的に引伸ばされる様に
    した方法。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲17)に記載した方法に於
    て、相間絶縁体の脚部が鉄心のスロットに入った後、巻
    線を鉄心上に配置する工程を含む方法。
  22. 【請求項22】鉄心が中心中孔に開孔する軸方向に伸び
    る複数個のスロットを有し、複数の相間絶縁体がそれぞ
    れ少なくとも1つの脚部によって相互接続された相隔た
    る端コイル絶縁部分を含む、固定子集成体の鉄心に複数
    の相間絶縁体を配置する装置であって、相間絶縁体を保
    持する保持工具、該工具に配置された各相間絶縁体の第
    1の端部分を鉄心の中孔に沿って軸方向に移動させると
    共に、該絶縁体の脚部が鉄心の各スロットに入って、該
    スロットに沿って相対的に軸方向に移動する様に鉄心と
    保持工具を相互に相対的に軸方向に移動させる手段、ワ
    イヤを固定子鉄心のスロットに軸方向に入れる抜取り手
    段と、ワイヤ抜取り手段に動力が加えられる前に相間絶
    縁体保持工具に動力を加える空動き駆動手段とを有する
    装置。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲22)に記載した装置に於
    て、保持工具が、各相間絶縁体の第1の端部分の少なく
    とも一部分を、相対的な軸方向移動の間、近似的に円筒
    形に保持する装置。
  24. 【請求項24】特許請求の範囲22)に記載した装置に於
    て、保持工具が絶縁体脚部の一部分を捕捉する複数個の
    弾力的な歯を有する装置。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲22)に記載した装置に於
    て、相間絶縁体の脚部が扁平リボンであり、保持工具
    が、その周りに相間絶縁体が配置される保持工具の中心
    軸に対して各脚部の縁を立てるような向きにリボン脚部
    を保持する歯および固定ブレードを含む装置。
  26. 【請求項26】特許請求の範囲25)に記載した装置に於
    て、保持工具が滑らかな面を持つ、頑丈で全体的に半径
    方向の向きの要素の形をした絶縁体配置手段を有する装
    置。
  27. 【請求項27】回転電気機械の固定子鉄心の軸方向に伸
    びるスロットに軸方向に嵌入しようとする巻線ターンを
    受入れる軸方向に伸びるすき間を設定する、円形通路に
    沿って配置された複数個の軸方向に伸びるすき間限定部
    材と、前記すき間限定部材の中に配置されていて、巻線
    ターンを前記軸方向に伸びるすき間に沿って固定子鉄心
    のスロット内に移動させる為に少なくとも選ばれた軸方
    向に伸びるすき間の中へ半径方向外向きにのびているブ
    レードを持つワイヤ抜取り手段と、前記すき間限定部材
    の中に配置されていて、それぞれが少なくとも1つの脚
    部によって相互接続された相隔たる端コイル絶縁部分を
    含む相間絶縁体を鉄心のスロット内に送出す絶縁体保持
    手段と、前記ワイヤ抜取り手段及び前記絶縁体保持手段
    を前記すき間限定部材に沿って軸方向に移動させる手段
    とを持つ形式のコイル嵌入装置に於て、前記軸方向に移
    動させる手段が空動き接続によって前記ワイヤ抜取り手
    段と相互接続されることにより、ワイヤ抜取り手段を移
    動させる前に、予定の第1の増分行程だけ、絶縁体保持
    手段をすき間限定部材に対して軸方向に移動させ、第1
    の増分行程の間に絶縁体脚部が鉄心の各スロットに入
    り、スロットに沿って相対的に軸方向に移動させる様に
    作用するコイル嵌入装置。
  28. 【請求項28】特許請求の範囲27)に記載したコイル嵌
    入装置に於て、前記ワイヤ抜取り手段が、それに取付け
    られて一緒に移動する複数個の軸方向に伸びるすき間限
    定部材を持っているコイル嵌入装置。
  29. 【請求項29】特許請求の範囲27)に記載したコイル嵌
    入装置に於て、絶縁体保持手段が複数個の相間絶縁体の
    少なくとも一部分を少なくとも近似的に円筒形に保持す
    るようにしたコイル嵌入装置。
  30. 【請求項30】特許請求の範囲27)に記載したコイル嵌
    入装置に於て、絶縁体保持手段が、少なくとも若干のす
    き間限定部材に対して密な間隔で隔たって伸びる複数個
    の弾力的な歯で構成された装置を含んでいるコイル嵌入
    装置。
  31. 【請求項31】特許請求の範囲27)に記載したコイル嵌
    入装置に於て、前記絶縁体保持手段が、相間絶縁体の端
    コイル絶縁部分に接し且つそれを移動させる平坦な面を
    持つ複数個の絶縁体押出及び抜取り要素を含んでいるコ
    イル嵌入装置。
  32. 【請求項32】鉄心が中心中孔に開孔する軸方向に伸び
    る複数個のスロットを有し、複数の相間絶縁体がそれぞ
    れ少なくとも1つの脚部によって相互接続された相隔た
    る端コイル絶縁部分を含む、固定子集成体の鉄心に複数
    の相間絶縁体を配置する装置であって、相間絶縁体を保
    持する保持工具、該工具に配置された各相間絶縁体の第
    1の端部分を鉄心の中孔に沿って軸方向に移動させると
    共に、該絶縁体の脚部が部分的に鉄心の各スロットに入
    って、該スロットに沿って相対的に軸方向に移動する様
    に鉄心と保持工具を相互に相対的に軸方向に移動させる
    手段、鉄心と相間絶縁体との相対的な軸方向移動を中断
    した後で、相間絶縁体の第1の端部分を半径方向外向き
    に動かす手段、および相巻線の少なくともコイル辺部分
    を鉄心に対して相対的に動かして鉄心に相巻線を配置す
    る手段を有する装置。
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