JPS5841966A - 多液性染料の連続自動調合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多液性染料の連続自動調合装置に関するもの
であり、特に合成繊維の原液着色紡糸時に使用する液体
調合染料の調合装置の改良に係る。

これまでの染料等の調合は、希望する色見本に対して該
色の成分を構成する数種の原色染料を経験曲目分量にお
いて希望する色見本に対応させながら調合する方法が採
られていて、その調合に際して極めて高い経験と熟練と
を要している。又、上述する熟練者のした調合も所望量
以上の過分調合がしばしば行なわれると共に、複数の液
体染料を混合してなる調合染料は、予め配合処理が施こ
されたまま放置されていると、該調合染料は経時変化に
よる染料スケールの発生、色調変化等種々問題点を有し
ている。このため調合染料の使用直前において、上記複
数の原色液体染料を配合して調合染料を作る必要があり
、又かかる染料の配合比は高い精度を必要とし乍ら、配
合作業場ではｊ１ｎ常有機溶剤等を取り扱うため、上記
高い精度の配合作業を人為的に行う上での作業環境が悪
く満足な作業を遂行出来ないこともある。

本発明の目的は、上述する諸々の問題点および欠点を解
消する多液性染料の連続自動調合装置を提供することに
ある。

この発明のさらに別の目的は、複数の染料を収容する染
料タンクを設けて、該タンクの排出量をそれぞれ個別に
予め定めたプログラムによって制御調合し、また必要に
応じて調合染液が所定の配合量なっているのか、自動サ
ンプリング装置と測色器とデータ処理装置（コンピュー
ター）からなるシステムでチェックとフィードバック出
来る手段を具備した多液性染料の連続自動調合装置を提
供することにある。

本発明は、上述する目的を達成するにあたって具体的に
は異なった液体原色染料を各別に収容した複数個の染料
タンクの排出口に設けた開閉パルプ部材と、前記各開閉
パルプ部材は計量機を通じてあらかじめ定めた設定値に
従い開閉操作するだめの制御機構と、各染料タンク内の
染料溶液を針様溶剤を受入れ混合して調合染料とする混
合槽と、この混合槽を２槽以上持ち、交互に使用するこ
とにより調合染液が連続的に供給されることを具えた多
液性染料の連続自動調合装置である。

以下、この発明に成る多液性染料の連続自動調合装置に
ついて、図面に示す一実施例にもとすいて詳細に説明す
る。

動作説明すると、染料原液容器Ｑ′りの染料原液は電動
パルプ（４ｎ）’ｒ開き、原液染料送液ポンプ（１４）
を駆動することによって染料原液容器αのから吸上げら
れ、Ｙ染料ヘッドタンク（１）内に適当置針わえられる
。同様にしてＲ液、Ｂ液も、図示していないが染料原液
容器から吸上げられ、Ｒ染料ヘッドタンク（２）、　Ｂ
染料ヘッドタンク（３）内に適当置針わえられている。

尚この染料ヘッドタンクは実装置の場合は、３〜４０個
の範囲内で使用して色の多様化に対応している。この状
態から多液性染料を配合しようとする時は、所望の配合
量に応じて電動パルプ（４ａ）、（４ｂ）、　（４ｃ）
は予め定めだ設定値に従い、計量機（７）と制御装置−
の制御のもとに開閉操作を行い、計量槽（５）に原液染
料を流下させ設定配合量同志の６液が供給されることに
なる。計量された原液染料は電動弁（４ｅ）を開いて３
方弁（１功を通じて所定の染液混合槽（９ａ）又は（９
ｂ）に流下する。全ての原液染料の計量が終了した時点
で電動弁（４ｄ）が開き有機溶剤（アセトン）タンク■
よシ有機溶剤送液ポンプａ９で圧送された有機溶剤の洗
浄液を計量槽洗浄シャワー（８）を通じて噴出させ、計
量槽（５）内部と導管内の洗浄を行いながら所定量の流
量を計量計（ハ）で測定して染液混合槽（９ａ）に流下
させる。尚、計量槽（５）の内部を有機溶剤で洗浄する
ため、作業環境を考慮して計量槽上蓋（６）が取付けて
あり、計量槽（５）とのシールは、シール液体（シリコ
ン油）α傷でシールを行っている。又、計量槽内部に発
生した溶剤蒸気は溶剤回収塔Ｏに配管で導かれ処理され
る。

染液混合槽（９ａ）に流下供給された原液染料と有機溶
剤は、Ｎｏｔ撹拌羽根（１０ａ）とＮｏｔ撹拌機用電動
機（ｔｔａ）により、タイマー（制御装置−）によって
セットされた時間だけ駆動し、上記染料と有機溶剤を撹
拌混合する。こうして撹拌されて出来上った調合染料は
、電動バルブ（４ｊ）を開にして４力切換コツクａ３を
通じて合成繊維の原液着色紡糸工程Ｏに送られ、紡糸原
液（ドープ）と混合され紡糸することによシ着色繊維が
生産される。

染液混合槽（９ａ）、　（９ｂ）内に有機溶剤受入中発
生する１醇剤蒸気は溶剤回収塔０に配管で導かれ処理さ
れる。

調合染料がＮｏｌ染液混合槽（９ａ）中に滞留して間に
ＮＯ２染液混合槽（９ｂ）はＮｏｌ染液混合槽（９ａ）
に仕込んだと同一操作で調合染料を作っておきＮ。

１染液混合槽（９ａ）中の調合染液が空になった時点で
４方切換弁α１が作動して、ＮＯ２染液混合槽（９ｂ）
よシ新たな調合染料を原液着色紡糸工程０に送液を開始
すると共にＮｏ　ｌ染液混合槽（９ａ）の残液は電動パ
ルプ（４ｍ）を開にすることによシ廃染料用容器（ハ）
内に排出される。尚Ｎｏｌ染液混合槽（９ａ）の槽内に
残った染液を完全に洗浄するため純水タンク■よυ洗浄
液送液ポンプ０Ｑよシ加圧されだ純水をタイマー翰によ
って電動弁（４ｇ）を開き、Ｎｏｔ洗浄ノズル（２２ａ
）より噴出させて槽内全洗浄して廃染料用容器（ト）に
流出させる。第２次洗浄として、アセトンタンク［有］
から有機溶剤送液ポンプａ＄と流量計ＱＤを通して一定
量の溶剤をＮｏ　１溶剤洗浄ノズル（２８ａ）より噴出
させ洗浄を行い、排染液は廃染料容器（ト）に排出する
訟浄を完了した時点で電動バルブ（４ｊ）、　（４ｍ）
は閉となシ次回の調合染料の仕込の受入体勢を作る。こ
れ等一連のサイクル１ＮＯ１混合槽（９ａ）とＮａ３混
合槽（９ｂ）　ｆ繰返すことにより調合染料が連続して
供給出来るのである。

以上詳述せる如く、本発明にかかる多液性染料の連続自
動調合装置は、１種以上の染料を自動的に秤量し、しか
も該秤量された染料と有機６剤の撹拌、排出、洗浄等の
全サイクルを自動化し、これによって連続的に調合染液
が得ることが出来、更に完全自動化によって作業環境の
改善および省力化に大幅に貢献し得る効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる多液性染料の連続自動調合装置
の一実施の態様を例示する概略構成図である。 （１）・・・Ｙ（黄色）染料ヘッドタンク、（２）・・
・Ｒ（赤色）染料ヘッドタンク、（３）・・・Ｂ（青色
）染料ヘッドタンク、（４ａ）、　（４ｂ）、　（４ｃ
）、　（４ｄ）、　（４ｅ）、　（４ｆ）、　（４ｇ）
。 （４ｈ＞、　＜４１）、　＜４ｊ＞、　＜４ｋ＞、　＜
４ｍ＞、　＜４ｎ＞−・・電動パルプ、　　　　　　　
（５）・・・計量槽、（６）・・・計量槽上蓋、　　（
７）・・・計量器、（８）・・・計量槽洗浄シャワー、 （９ａ）・・・Ｎｏｌ染液混合槽、 （９ｂ）・・・Ｎｏ２染液染液槽、 （１ｏａ）　＋・＋　Ｎｏｌ撹拌羽根、（ｔａｂ）　　
、、、　Ｎｏ２撹拌羽根、（ｌｌａ）・・・Ｎｏｔ撹拌
機用電動機、（ｌｌｂ）・・・ＮＯ２撹拌機用電動機、
（２）・・・３方切換コツク、０３・・・４方切換コツ
ク、ａ→・・・原色染料送液ポンプ、 ａ９・・・有機溶剤送液ポンプ、 ０Ｑ・・・洗浄液送液ポンプ、 Ｑ７）・・・染料原液容器、　α帽・・廃染料用容器、
ＯＩ・・・シール用液体（シリコン油）、（イ）・・・
制御装置、　　　Ｑυ・・・流量計、（２２ａ）　・Ｎ
ｏｔ洗浄ノズル、 （２２１））　−Ｎｏ２洗浄ノズル、 （２８ａ）　−８，Ｎｏｌ溶剤洗浄／　、（ｋ、（２３
ｂ）・・・ＮＯ２Ｏ２溶性洗浄ノズル・・・有機溶剤（
アセトン）タンク、■・・・純水タンク（洗浄水）、 ０・・・原液着色紡糸工程、 ０・・・溶剤回収塔。 特許出願人　　鐘淵化学工業株式会社 代理人　弁理士　浅　野　真　− 第１＠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２種以上の液体染料を自動配合して調合染料を得て、こ
   れを連続供給出来る自動染料調合装置であって、上記そ
   れぞれの液体染料収納タンクから個別的に、かつ順番に
   各液体を計量ポツパーに供給するように操作される切換
   弁群と、上記計量ホッパー内に供給される液体染料毎に
   配合量を検出して上記パルプをあらかじめ定めた設定値
   に従い開閉操作するための制御機構を有した計量手段と
   、上記染料排出後、計量ホッパー内に洗浄液として有機
   溶剤を噴出して洗浄する手段とを有せしめた計量槽から
   供給された染料と有機溶剤とを撹拌して調合染料とする
   だめの撹拌手段と、調合染液排出後、洗浄液を噴出して
   洗浄する手段とを具備した混合槽内で調合染液を作り、
   上記混合槽を交互に使用することによシ調合染液が連続
   的に供給されることを特徴とする多液性染料の連続自動
   調合装置。