JPS5841749Y2 - 三重同軸コネクタ - Google Patents

三重同軸コネクタ

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Publication number
JPS5841749Y2
JPS5841749Y2 JP1980069803U JP6980380U JPS5841749Y2 JP S5841749 Y2 JPS5841749 Y2 JP S5841749Y2 JP 1980069803 U JP1980069803 U JP 1980069803U JP 6980380 U JP6980380 U JP 6980380U JP S5841749 Y2 JPS5841749 Y2 JP S5841749Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner shell
locking step
shell
insulator
contact
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980069803U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56170890U (ja
Inventor
薫 吉川
和男 小川
Original Assignee
多治見無線電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 多治見無線電機株式会社 filed Critical 多治見無線電機株式会社
Priority to JP1980069803U priority Critical patent/JPS5841749Y2/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外部シェルと各絶縁物を介しての内部シェル
および中心コンクトを有する三重構造に構成して、外来
ノイズ等の電波雑音を遮断すると共に、静電ノイズや輻
射電波を防止してクリーンな信号の伝送を可能とした低
レベル信号の伝送に効果的な三重同軸コネクタに関し、
その目的とするところは、内部シェルの接触部分に対す
る絶縁物つば部による保護手段を設けることによって、
外的条件による内部シェル接触部分の外方への拡開等の
変形を防止し、以ってプラグとの良好なる電気的機械的
接続が常に得られる信頼性に優れた三重同軸コネクタを
提供することにある。
この目的のため、本考案は、外部シェルと絶縁物を介し
ての端子部を有する内部シェルおよび中心コンタクトを
有する三重同軸コネクタにおいて、外部シェル内に固装
される内部シェルの前方寄り部分の内外周にそれぞれ係
止段部が設けられると共に、前端縁外周には接触部が設
けられ、また、前方寄り部分の軸方向には4本の割溝が
十字形に設けられ、このうち対向する2本は外周係止段
部まで切欠され、他の対向する2本はそれよりも長く切
欠されており、この内部シェルの内部軸方向には、前端
部にその外径が内部シェル接触部の外径よりもやや小径
で、短い割溝を有する部分の外径と同径のつば部が設け
られると共に、略中央部外周には係止段部が設けられた
中心コンタクトを内挿固装する絶縁物が、そのつば部を
内部シェル前端面との間に間隙をもたせて外方に突出さ
せると共に、前端から内周係止段部までの部分の内周面
との間には間隙をもたせた状態で係止段部を内部シェル
係止段部に係止させて圧入固装された構成を特徴とする
ものである。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図から第4図a、l)は本考案に係る三重同軸コネ
クタの一例を示し、図中1は筒形の外部シェルで、その
前方寄り部分の外周上下には、プラグ(図示しない)と
バイオネット式に接続させるための突出部1a、laが
対称に突設されると共に、後方寄り部分の外周には、四
隅に孔1Cを有するシャーシ等の取付板(図示しない)
に取り付けるためのつば部1bが設けられ、このつば部
1bが位置する内周面には係止段部1dが周設されてい
る。
2はその外周に周設された係止段部2aを外部シェル1
の係止段部1dに係止せしめて、袋の先端部を突出部1
aよりもやや後方に位置させると共に、その後端部をつ
ば部1bよりもやや後方に位置させた状態をもって外部
シェル1内に圧入固装された絶縁物であり、3は外部シ
ェル1の電線接続側(つば部1bの後方開口側)の内部
に、その先端面を絶縁物2に接合させると共に、その後
端部をやや外方に突出させ、外部シェル1の開口端縁を
カシメ止めすることにより絶縁物2と一体的に固装され
た絶縁物である。
4は内部シェルで、前方寄り部分の外周と内周に係止段
部4bと係止段部4aが設けられると共に、前端縁外周
には接触部4gが設けられ、また、前方寄り部分の軸方
向には、接触部4gがバネ接触されるようにするため、
4本の割溝4Cが十字形に設けられ、このうち対向する
2本は外周係止段部4bまで切欠され、他の対向する2
本はそれよりも略2倍の長さをもって切欠されている。
内部シェル4にはまた、その後方寄り部分・の外周につ
ば部4dが設けられると共に、この後方寄り部分の一部
は矩形状に一体に延設されて孔4fを有する端子部4e
となっている。
そして、この内部シェル4はその外周係止段部4bを絶
縁物2の前方の内周係止段部2bに、つば部4dを絶縁
物2の後方の内周係止段部2Cと絶縁物3の角孔3aの
端縁にそれぞれ係止せしめて割溝4C側を絶縁物2より
外方に突出させると共に、端子部4eを絶縁物3の角孔
3aより外方に突出させた状態をもって絶縁物2,3内
の軸方向に固装されている。
5は内部シェル4内の軸方向に圧入固装された絶縁物で
、前端部にその外径が内部シェル接触部4gの外径より
もやや小径で、短い割溝4Cを有する部分の外径と同径
のやや肉厚のつば部5aが設けられると共に、略中央部
外周には係止段部5bが設けられており、この絶縁物5
は、内部シェル4の接触部4g側の開口部より割溝4C
の作用を介し拡開させて圧入しく第4図す参照)、つば
部5aを内部シェル4の前端面との間に僅かな間隙aを
もたせて外方に突出させると共に、内部シェル4の前端
から内周係止段部4aまでの部分の内周面との間には間
隙すをもたせた状態で係止段部5bを内周係止段部4a
に係止させて固装され(第1図参照)、内部シェル4の
接触部分は割溝4Cを介してのバネ作用によってバネ接
触されるようになっている。
内部シェル4の接触部4gを含む部分は上記したように
、絶縁物5のつば部5aにより完全に保護されているの
で、内部シェル接触部分の軸方向に加わる外的負荷によ
るも接触部分が外方に拡開する等して変形することがな
く、シたがって、内部シェル4とプラグのそれぞれの電
気的機械的接続が常にバネ接触をもって確実に行われる
6は前方寄り部分の軸方向に割溝6aが設けられ、後方
端部には切欠部6bが設けられた中心コンタクトで、こ
の中心コンタクト6はこれに外挿された止めリング7を
介し、その切欠部6b側を外方にやや突出させた状態を
もって絶縁物5,3内の中心軸方向に固装されている。
第5図から第7図a、l)、cは本考案に係る三重同軸
コネクタの他側を示したもので、本例は、第5図に示す
ように、絶縁物3に相当する絶縁物は分割した2つの絶
縁vlJ8,9によって形成され、がつ絶縁物9は端子
部4eを除いた内部シェル4の端縁によりカシメ止めさ
れて固装されている点において上記実施例のものと相違
し、他の構成については全く同じであるので、その説明
は省略する。
なお、本案三重同軸コネクタはプラグとの接続構造をね
じ式とすることも可能であり、また、寸法的には従来の
二重同軸コネクタと電気的機械的に互換性を有するよう
に設定されて、二重同軸ケーブルを電気的機械的に接続
でき、用途によっては従来の二重同軸コネクタと同一条
件で使用することができるようになっている。
しかして、本考案によれば、外部シェル1、内部シェル
4および中心コンタクト6を有する三重同軸コネクタに
おいて、内部シェル4の接触部4gを含む先端の部分は
絶縁物5のつば部5aによって完全に保護されているも
のであるから、この内部シェル4の接触部分の軸方向に
いかなる外的負荷が加わっても、内部シェル接触部分と
絶縁物5との間隙すはつば部5aによって閉塞されてい
るため、間隙すに作用する外力によって内部シェル接触
部分が外方へ拡開変形する等のおそれは皆無となり、常
にプラグとのバネ接触を介しての確実な電気的機械的接
続が得られ、信頼性に優れた三重同軸コネクタを提供す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る三重同軸コネクタの一例での半断
面図、第2図は同上側面、第3図は平面図、第4図aは
内部シェルの半断面図、第4図すは内部シェルに対する
絶縁物の内挿状態を示す断面図、第5図は本考案に係る
三重同軸コネクタの他側でも半断面図、第6図は同上側
面図、第7図aは内部シェルに絶縁物が内挿固装された
状態での平面図、第7図すは同上半断面図、第7図Cは
内部シェルに対する絶縁物の内挿状態を示す断面図であ
る。 1・・・・・・外部シェル、2・・・・・・絶縁物、3
(8,9)・・・・・・絶縁物、4・・・・・・内部シ
ェル、4a・・・・・・内周係止段部1.4b・・・・
・・外周係止段部、4C・・・・・・割溝、4e・・・
・・・端子部、4g・・・・・・接触部、5・・・・・
・絶縁物、5a・・・・・・つば部、5b・・・・・・
係止段部、6・・・・・・中心コンタクト、a・・・・
・・絶縁物つば部と内部シェル先端面との間隙、b・・
・・・・内部シェル接触部分と絶縁物との間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部シェルと絶縁物を介しての端子部を有する内部シェ
    ルおよび中心コンタクトを有する三重同軸コネクタにお
    いて、上記外部シェル1内に固装される内部シェル4の
    前方寄り部分の外周と内周に係止段部4bと係止段部4
    aが設けられると共に、前端縁外周には接触部4gが設
    けられ、また、前方寄り部分の軸方向には4本の割溝4
    Cが十字形に設けられ、このうち対向する2本の外周係
    止段部4bまで切欠され、他の対向する2本はそれより
    も長く切欠されており、この内部シェル4の内部軸方向
    には、前端部にその外径が内部シェル接触部4gの外径
    よりもやや小径で、短い割溝4Cを有する部分の外径と
    同径のつば部5aが設けられると共に、略中央部外周に
    は係止段部5bが設けられた上記中心コンタクト6を内
    挿固装する絶縁物5が、そのつば部5aを内部シェル前
    端面との間に間隙aをもたせて外方に突出させると共に
    、前端から内周係止段部4aまでの部分の内周面との間
    には間隙すをもたせた状態で係止段部5bを内部シェル
    係止段部4aに係止させて圧入固装されてなる三重同軸
    コネクタ。
JP1980069803U 1980-05-21 1980-05-21 三重同軸コネクタ Expired JPS5841749Y2 (ja)

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JPS56170890U JPS56170890U (ja) 1981-12-17
JPS5841749Y2 true JPS5841749Y2 (ja) 1983-09-20

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