JP3135794B2 - 同軸変換アダプタおよびその製造方法 - Google Patents

同軸変換アダプタおよびその製造方法

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JP3135794B2 JP06224909A JP22490994A JP3135794B2 JP 3135794 B2 JP3135794 B2 JP 3135794B2 JP 06224909 A JP06224909 A JP 06224909A JP 22490994 A JP22490994 A JP 22490994A JP 3135794 B2 JP3135794 B2 JP 3135794B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、接続形態の異なる同軸路どうし
を接続する際に用いられる同軸変換アダプタおよびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、同軸路の接続は、一方の同軸路
の端部に取り付けたフランジ体を他方の同軸路に設けた
フランジ体ないし同等品にネジ等で連結することで行わ
れている。同軸路の接続形態(フランジ体どうしの接続
形態、およびフランジ体と同軸路との接続形態)にはN
TT規格、EIAJ規格、JIS規格等の規格があり、
このような接続規格を設けることで、接続の統一化を図
っている。
【0003】しかしながら、異種規格どうしの間で接続
を行うことが困難であり、そのため、異種規格どうしの
接続には、フランジ体どうしの接続規格と、フランジ体
と同軸路との接続規格とを、違いに異ならせて構成した
同軸変換アダプタが用いられていた。さらには、同一の
接続規格においても接続形態が異なる場合があり、その
ような場合であっても、同軸変換アダプタが用いられて
いた。
【0004】このような同軸変換アダプタとして、従来
から図3に示すものがある。この同軸変換アダプタ50
は、異種規格どうしの接続に用いられるものであるが、
接続形態の異なる同種規格どうしの接続に用いられる同
軸変換アダプタも同様の構成となっている。
【0005】この同軸変換アダプタ50は、フランジ体
51と接続シェル52とを備えている。フランジ体51
の一端には接続フランジ53が形成されている。接続フ
ランジ53は所定の接続規格(以下、説明の都合上、第
1の接続規格と称す)に適応した形状を有している。接
続シェル52はフランジ体51の他端側に防水用ガスケ
ット54を介してネジ結合されており、その先端側に
は、接続用カップリング55が回転自在に取り付けられ
ている。この接続カップリング55は、同軸路の接続端
部に取り付けられたジャック(図示省略)に連結される
ものであって、このジャックと同様、前記した第1の接
続規格とは異なる第2の接続規格に適応した形状を有し
ている。
【0006】また、この同軸変換アダプタ50は中心コ
ンタクト56を備えている。中心コンタクト56は絶縁
インシュレータ57を介してフランジ体51および接続
シェル52内に収納配置されており、この同軸変換アダ
プタ50によって接続される第1、第2の同軸路の内部
導体どうしを接続するようになっている。すなわち、中
心コンタクト56のカップリング側端部は、前記した第
2の接続規格に適応した形状になっており、同じく第2
の接続規格に適応して加工された第2の同軸路の内部導
体端部に接続されるようになっている。また、中心コン
タクト56の接続フランジ側端部は図示しないアンカー
コネクタ等を介して第1の同軸路の中心導体端部に接続
されるようになっている。第1の同軸路の中心導体端部
は前記した第1の接続規格に適応して加工されている。
【0007】さらには、この同軸変換アダプタ50は外
部コンタクト58を備えている。外部コンタクト58
は、接続カップリング55の内部に収納配置されてお
り、接続シェル52を介してフランジ体51に電気的に
接続されている。この外部コンタクト58は前記した第
2の接続規格に適応した形状をしており、同じく、第2
の接続規格に適応して加工された第2の同軸路の外部導
体端部に接続されるようになっている。このように、こ
の同軸変換アダプタ50では、外部コンタクト58、接
続シェル52、フランジ体51を介して第1の同軸路の
外部導体を第2の同軸路の外部導体に接続するようにな
っている。
【0008】ところで、現在、接続規格として用いられ
ている規格は前述したように複数あり、これらの規格す
べての間で接続を可能にするように、同軸交換アダプタ
50を多種類用意する必要がある。そのため、同軸変換
アダプタ50では、各接続規格ないし各接続形態に適応
たフランジ体51、および接続シェル52をそれぞれ
作成しておき、相手側の接続形態や接続規格に応じて結
合するフランジ体51と接続シェル52とを種々選択し
ており、これによって部品の共通化を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の同軸変換アダプタ50には、次の
ような問題があった。すなわち、同軸変換アダプタ50
をフランジ体51と接続シェル52とに分離しているた
め、その分、接続する同軸路間に存在する接続箇所が増
えてしまい、接触抵抗、VSWR(電圧定在波比)、S
/N比等の電気特性が劣化するという問題があった。
【0010】また、この同軸変換アダプタ50には、部
品の共通化が図れる反面、部品点数が増加して、その
分、製造コストを上昇させるという問題があった。すな
わち、比較的、接続する機会の少ない接続規格(接続形
態)どうしの接続にこの同軸変換アダプを用いる場合に
おいては、部品の共通化によるコストダウン効果や部品
在庫負担の軽減効果が大きいものが、接続する機会の多
い接続規格(接続形態)どうしの接続にこの同軸変換ア
ダプタ50を用いる場合においては、 全体をフランジ体51と接続シェル52との二つに分
離して構成する分、部品点数が増大する、 両者の間に防水ガスケット54を設ける分、さらに部
品点数が増大する、といったことに起因するコストアッ
プ作用の方が大きくなり、かえって製造コストを増大さ
せていた。
【0011】さらには、フランジ体51と接続シェル5
2とを連結する構造上、軸方向に大型化するうえ、重量
も増大するといった問題があった。
【0012】したがって、本発明においては、電気特性
の向上、製造コストの削減、さらには、小型軽量化を図
ることのできる同軸変換アダプタの提供を目的としてい
る。
【0013】このような目的を達成するために、本発明
の請求項1に記載の同軸変換アダプタは、一端側に所定
接続形態に適応した接続フランジを有するフランジ体
と、前記所定接続形態とは異なる接続形態に適応した接
続部を有して前記フランジ体の他端側に設けられた接続
体とを備え、前記フランジ体と前記接続体とを一体に形
するともに、径方向の外側に絶縁体を外嵌した中心コ
ンタクトを、前記フランジ体の内部に圧入により同軸配
置し、かつ、中心コンタクトの接続フランジ側端部に
は、前記所定接続形態に適応した接続端を、また、この
中心コンタクトの接続体側端部には、前記所定接続形態
とは異なる接続形態に対応した接続端を、それぞれ設け
たことに特徴を有している。また、請求項2に記載の同
軸変換アダプタの製造方法は、一端側に所定接続形態に
対応した接続フランジを有するフランジ体と、前記所定
接続形態とは異なる接続形態に対応した接続部を有して
前記フランジ体の他端側に設けられた接続体とを備え、
これらフランジ体と接続体とを一体に形成するととも
に、径方向の外側に絶縁体を外嵌した中心コンタクト
を、前記フランジ体の内部に圧入により同軸配置してな
同軸変換アダプタの製造方法であって、前記中心コン
タクトに前記絶縁体を外嵌装着したうえで前記絶縁体を
一時的に冷却してその外形寸法を収縮させ、この状態で
前記絶縁体および前記中心コンタクトを前記フランジ体
内の所定位置に収納配置し、さらに、前記絶縁体の冷却
を停止してその外形寸法を元に戻し、これにより前記絶
縁体および前記中心コンタクトを前記フランジ体の内部
に圧入配置することに特徴を有している。
【0014】
【作用】上記構成によれば、フランジ体と接続体とを一
体に形成したから、その分、この同軸変換アダプタによ
って接続する同軸路間に存在する電気的接続箇所が少な
くなる。
【0015】また、フランジ体と接続体とを一体に形成
したから、その分、部品点数が少なくなる。このような
同軸変換アダプタでは、フランジ体と接続体との一体形
成体の内部に中心コンタクトを同軸配置し、さらに、中
心コンタクトを前記一体形成体内で電気的に絶縁された
状態で支持固定する必要がある。そこで、本発明では、
中心コンタクトと前記一体形成体との間に絶縁体を圧入
配置している。この同軸変換アダプタでは、フランジ体
と接続体とが一体化しているので、一体形成体の内部と
中心コンタクトとの間に絶縁体を圧入配置することは容
易ではない。そこで、本発明では、その請求項2で記載
したように、中心コンタクトに前記絶縁体を外嵌装着し
たうえで前記絶縁体を一時的に冷却してその外形寸法を
収縮させ、この状態で前記絶縁体および前記中心コンタ
クトを前記一体形成体内の所定位置に収納配置し、さら
に、前記絶縁体の冷却を停止してその外形寸法を元に戻
し、これにより前記絶縁体および前記中心コンタクトを
前記一体形成体の内部に圧入配置している。これにより
フランジ体と接続体とが一体化した状態でも、その内部
と中心コンタクトとの間に絶縁体を圧入配置することが
可能となっている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施例の同軸変換ア
ダプタ1の構成を示す半断面図である。この同軸変換ア
ダプタ1は、従来例と同様、異種接続規格どうしの接続
に用いられるものである。
【0018】この同軸変換アダプタ1はフランジ体2を
備えている。フランジ体2は、金属(例えば、黄銅)か
らなる本体筒2Aの一端に接続フランジ2Bを回転自在
に取り付けて構成されている。接続フランジ2Bは同軸
路における第1の接続規格(例えば、NTT規格)に適
応した構造(フランジ径、連結ネジ取付孔の取付径およ
び数等)を備えている。また、本体筒2Aの表面は電気
導通性を高めるために銀メッキ(図示省略)が施されて
いる。
【0019】フランジ体2の他端には、接続シェル(請
求項の接続体に相当する)3が設けられている。接続シ
ェル3は本体筒2Aと一体に形成された金属(例えば銀
メッキされた黄銅)の筒体からなっている。この接続シ
ェル3の端部には同軸状に、接続カップリング4が回転
自在に取り付けられている。この接続カップリング4は
例えば黄銅にニッケルメッキを施して構成されており、
前記した第1の接続規格とは異なる第2の接続規格(例
えば、EIAJ規格)に適応した雌ネジ部4aを有して
いる。
【0020】また、同軸変換アダプタ1は中心コンタク
ト5を備えている。中心コンタクト5は、例えば黄銅に
銀メッキを施して構成されている。中心コンタクト5は
絶縁インシュレータ6A,6Bを介して本体筒2Aおよ
び接続シェル3内に同軸状に収納配置されている。この
中心コンタクト5は、絶縁インシュレータ6Aによって
本体筒2A内に支持された第1コンタクト5Aと、絶縁
インシュレータ6Bによって接続シェル3内に支持され
た第2コンタクト5Bとからなっており、両コンタクト
5A,5Bは接続筒5Cを介して結合されている。すな
わち、第2コンタクト5Bに接続筒5Cがネジ結合およ
び半田付けの手法により接続固定され、さらに、圧着ス
リット16を有する接続筒5Cの端部に第1コンタクト
5Aが嵌合圧着されている。
【0021】第2コンタクト5Bのカップリング側端部
には雄型嵌合部5aが設けられている。この雄型嵌合部
5aは前記した第2の接続規格に適応して加工されてお
り、第2コンタクト5Bは、第2の同軸路の内部導体
(図示省略)に雄型嵌合部5aを介して接続されるよう
になっている。
【0022】一方、第1コンタクト5Aの接続フランジ
2B側端部は図示しないアンカーコネクタ等を介して、
前記した第1の接続規格に適応して加工された第1の同
軸路の中心導体(図示省略)に接続されるようになって
いる。
【0023】また、この同軸変換アダプタ1は外部コン
タクト7を備えている。外部コンタクト7はガスケッ
介して接続カップリング4の内部に収納配置されてお
り、外部コンタクト7は接続シェル3を介してフランジ
体2に電気的に接続されている。また、外部コンタクト
7は前記した第2の接続規格に適応した形状をしてお
り、同じく、第2の接続規格に適応して加工された第2
の同軸路の外部導体端部に接続されるようになってい
る。このように、この同軸変換アダプタ1では、外部コ
ンタクト7、接続シェル3、本体筒2A、および接続フ
ランジ2Bを介して第2の同軸路の外部導体を第1の同
軸路の外部導体に接続するようになっている。
【0024】なお、図1中、符号10は接続フランジ2
Bを本体筒2Aに回転自在に取り付けるスナップリン
グ、11は接続カップリング4を接続シェル3に回転自
在に取り付けるスナップリング、12は接続フランジ2
B端面に取り付けられた防水用Oリング、13は絶縁イ
ンシュレータ6Bと接続シェル3との間に設けられた防
水用Oリングである。
【0025】この同軸変換アダプタ1では、絶縁インシ
ュレータ6A,6B、および中心コンタクト5を次のよ
うにして取り付けている。すなわち、まず、絶縁インシ
ュレータ6Bを接続シェル3内に挿入したうで、接続
シェル3に連結リング14を装着することで絶縁インシ
ュレータ6Bを固定する。そのうえで、予め、ネジ結合
および半田付けにより接続筒5Cを連結しておいた第2
コンタクト5Bを絶縁インシュレータ6B内に装着す
る。そして、絶縁インシュレータAを取り付けた第1
コンタクト5Aを本体筒2A内に挿入し、さらに、圧着
スリット16を有する接続筒5Cの端部に第1コンタク
ト5Aを圧入することで、中心コンタクト5を一体化す
る。このとき、絶縁インシュレータ6Aは本体筒2A内
で固定するために、その外径が本体筒2A内径より若干
大径になっている。そのため、絶縁インシュレータ6A
を液体窒素等によって極低温状態まで冷やすことで、そ
径を一時的に小さくして本体筒2Aに内嵌する。
【0026】この同軸変換アダプタ1では、フランジ体
2と接続シェル3とを一体に形成しているので、その
分、フランジ体2と接続シェル3との間に電気的接続箇
所が存在しない。このような電気的接続箇所は、接触抵
抗、VSWR(電圧定在波比)、S/N比等の電気特性
が劣化する原因となるものであり、電気的接続箇所が少
ないこの同軸変換アダプタ1では、その分、上記した各
電気特性が向上している。
【0027】また、この同軸変換アダプタ1はフランジ
体2と接続シェル3とを一体に形成しており、その分、
部品点数が少なくなっている。そのため、部品点数が少
なくなって製造コストの低減を図ることができる構造と
なっている。さらには、複数の部品から構成する場合に
は、両部品の間に防水構造を設ける必要があるが、一体
に形成したこの同軸変換アダプタ1では、このような防
水構造を設ける必要がなく、その分、さらに品点数が少
なくなっている。
【0028】このような特徴は、接続する機会の多い接
続形態どうしの接続にこの同軸変換アダプタ1を用いる
場合といったように、比較的大量に同軸変換アダプタ1
を製造する場合に特に有効である。
【0029】さらに、この同軸変換アダプタ1はフラン
ジ体2と接続シェル3とを一体化しており、これら部品
を連結する構造とはなっていない。そのため、連結構造
が必要でない分、軽量化が図れるうえ、軸方向に小型化
されている。
【0030】次に、本発明の第2実施例を図2に基づい
て説明する。図2は本発明の第2実施例の半断面図であ
る。
【0031】この同軸変換アダプタ20の基本構成は上
述した同軸変換アダプタ1と同様であり、同一ないし同
様の部分には、図1と同一の符号を付し、それらに付い
ての詳細な説明は省略する。
【0032】この同軸変換アダプタ20は、第2の同軸
路との接続構造に特徴がある。すなわち、この同軸変換
アダプタ20は、接続シェル3と一体にS型ジャック2
1が同軸状に取り付けられている。S型ジャック21
は、第2の接続規格に適応した雄ネジ部21aを備えて
いる。また、S型ジャック21の内周面は外部導体の接
続端部となっており、その形状は第2の接続規格に適応
したものとなっている。さらには、第2コンタクト5B
のS型ジャック側端部には、第2の接続規格に適応した
雌型嵌合部5bを備えている。一方、接続フランジ2B
は、第1実施例と同様、第1の接続規格に適応した形状
を備えている。
【0033】このように構成された同軸変換アダプタ2
0は、第2の接続規格に適応して加工された第2の同軸
路にS型ジャック21の雄ネジ部21aを介して連結さ
れる。そして、第2の同軸路の内部導体端部に、雌型嵌
合部5bを介して中心コンタクト5が接続される。さら
に、第2の同軸路の外部導体端部にS型ジャック21の
内周面を介して、S型ジャック21、接続シェル3、本
体筒2A、さらには接続フランジ2Bが接続されるよう
になっている。なお、第1の同軸路との接続は第1実施
例と同一であるので、その説明を省略する。
【0034】ところで、上述した各実施例は、異種規格
どうしの接続に用いられる同軸変換アダプタにおいて本
発明を実施していたが、同一の接続規格であるものの、
接続形態の異なる同軸路の接続に用いられる同軸変換ア
ダプタにおいても本発明を実施できるのはいうまでもな
い。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フランジ
体と接続体とを一体に形成したから、その分、この同軸
変換アダプタによって接続する同軸路間に存在する電気
的接続箇所が少なくなって、接触抵抗、VSWR(電圧
定在波比)、S/N比等の電気特性が向上した。
【0036】また、フランジ体と接続体とを一体に形成
したから、部品点数が少なくなるうえ防水構造も簡単に
なり、その分、製造コストを低減することができた。
【0037】さらには、フランジ体と接続体とを一体に
形成したから、その分、小型化、特に軸方向の小型化と
軽量化とが達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る同軸変換アダプタの
構成を示す半断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る同軸変換アダプタの
構成を示す半断面図である。
【図3】従来例の同軸変換アダプタの構成を示す半断面
図である。
【符号の説明】
2 フランジ体 2B 接続フランジ 3 接続シェル 4 接続カップリング 21 S型ジャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−30279(JP,A) 実開 平5−31142(JP,U) 実公 昭44−16844(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/02 H01R 31/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続形態の異なる同軸路どうしを接続す
    る際に用いられる同軸変換アダプタであって、 一端側に所定接続形態に適応した接続フランジを有する
    フランジ体と、前記所定接続形態とは異なる接続形態に
    適応した接続部を有して前記フランジ体の他端側に設け
    られた接続体とを備え、 前記フランジ体と前記接続体とを一体に形成するとも
    に、径方向の外側に絶縁体を外嵌した中心コンタクト
    を、前記フランジ体の内部に圧入により同軸配置し、
    つ、中心コンタクトの接続フランジ側端部には、前記所
    定接続形態に適応した接続端を、また、この中心コンタ
    クトの接続体側端部には、前記所定接続形態とは異なる
    接続形態に対応した接続端を、それぞれ設けたことを特
    徴とする同軸変換アダプタ。
  2. 【請求項2】 一端側に所定接続形態に対応した接続フ
    ランジを有するフランジ体と、前記所定接続形態とは異
    なる接続形態に対応した接続部を有して前記フランジ体
    の他端側に設けられた接続体とを備え、これらフランジ
    体と接続体とを一体に形成するとともに、径方向の外側
    に絶縁体を外嵌した中心コンタクトを、前記フランジ体
    の内部に圧入により同軸配置してなる同軸変換アダプタ
    の製造方法であって、 前記中心コンタクトに前記絶縁体を外嵌装着したうえで
    前記絶縁体を一時的に冷却してその外形寸法を収縮さ
    せ、この状態で前記絶縁体および前記中心コンタクトを
    前記フランジ体内の所定位置に収納配置し、 さらに、前記絶縁体の冷却を停止してその外形寸法を元
    に戻し、これにより前記絶縁体および前記中心コンタク
    トを前記フランジ体の内部に圧入配置することを特徴と
    する同軸変換アダプタの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200478736Y1 (ko) * 2014-05-02 2015-11-10 낙 권 김 남성용 성기능 개선기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4333697A (en) * 1980-07-14 1982-06-08 Sealectro Corporation Adapter for a coaxial connector

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