JPS5841084A - 転動輪を備えたタンク類のフレ−ムベ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉粒体もしくけ液体を収納した大容量のタン
クまたはコンテナを塔載して、更に車輛等に積載し運搬
するために使用するタレームベースに関するものである
。

前記粉粒体や液体等を収納するタンクやコンテナの比較
的小容量のものけ、荷扱場に通常設置されている一程度
のクレーンやフォークリフト等の能力で貨車やトラック
からの積卸しができるが、大容量のもので重量が大きく
なるへ、通常設備の能力を遥かに超えて、専用設備がな
いと荷扱いが難かしくなる。このようなことから、大容
量の輸送の場合タンクやコンテナを専用の車輌に固定積
載したタンクローリ−などが多く用いられているが、こ
の方式ならば、特別の荷役設備を要しないで運搬単位を
大きくできて、その経済効果は一応達成される。しかし
ながらその一方、タンクやコンテナが固定積載された貨
車やト→ツクは、遊休時に他に転用することは不可能で
あり、低い稼動率に甘んじなければならない欠点をもう
。

ここにおいて本発明は、大容量のタンク塾コンテナの運
搬用台架として横持荷役の能力を備えたフレームベース
を提供するものである。

本発明゛のフレームペースは主要部分は鋼材等によって
強固に構成され、その下面に常時は部材内に押込まれ、
必要時には外部からの操作によってフレームを押上げあ
るいは復元する機能を備えた転動輪群をフレームベース
の縦方向ならびに横方向に排列し、該転動輪群は自由に
選択して操作できるようになっており、その上面にタン
クまたはコンテナを塔載するのである。

塔載されたタンクまたはコンテナは前記転動輪群の作用
によってフレームベースと一体ニ僅カの労力で容易に車
上または床上を縦、横自由な方向に移動することができ
るのである。

すなわち、これによればタンクやコンテナを車輛に積載
する場合も、あるいけ荷卸しに際しても吊り上げ荷役の
必要はなく、車上とプラットフォーム相互間の横持荷役
を行うことができ、このため専用の車輛を占有する必要
もなくなり、ここに大容量タンクまたはコンテナを用い
た経済的に優れた大量輸送のイヌテムを実現することが
できる。

またこのフレームベースけ、タンク捷たはコンテナとの
分離は自由であり、上記用途の外タンク類以外の重量物
の運搬台架としても使用することができ、または小型コ
ンテナを積み合せて一つの運搬単位として運搬効率を高
めるなどの利用方法もあり応用範囲は広い。

次に本発明の構成を実施例に基いて図面によって説明す
ると、第１図Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅｔ’ｉｌ実施例のフレ
ームベースの外形と一部断面を示す図面である。

フレーム本体１は溝形断面の鋼材または耐食アｔｖミ材
を溶接等によって一強固に構成した縦部材２および横部
材３によりて成る剛体である。

転動輪群４Ｆｉ、第２図の部分拡大図に示すように、転
動輪５、押上げ用空気袋６、押込み用空気袋７、転動ロ
ーラ枠８、転動輪保持板９より成り、縦部材２および横
部材３の下面凹部に第１図りおよびＥＫ示す要領で排列
され、前記縦部材２および横部材８側に設けられたスト
ッパ１０によって保持される。

押上は用空気袋６および押込み用空気袋はゴム状の物質
で作られ、給気されて膨張し、排気するときけ収縮する
。

空気袋に給気する圧力空気は図示しない空気源から四方
切換弁１８の給気口１７に供給され、これに連なる縦方
向給気管１３および横方向給気管１４に選択供給され、
支管弁１６を通って分岐し、縦方向給電管１８の系統は
縦部材２にある押上げ用給気ノズル１１と横部材３にあ
る押込み用給気ノズル１２とに、また横方向給気管１４
の系統は横部材８にある押上げ用給気ノズル１１と縦部
材２にある押込み用給気ノズ／ｌ／１２にそれぞれ給気
する。捷たこれらけ四方切換弁１８で給気径路を切換え
ると給気を絶たれた給気管系は排気口１５に連なって排
気される。

これを炉に詳説すると、所望部材例えば縦部材２０転動
輪群４を押上げようとするときけ、四方切換弁】８を操
作して給気管１３に給気すると、縦部材２に在る転動輪
群４の押上げ用空気袋６が膨張して該転動輪群４Ｖｉ下
方へ押出されフレーム本俸ｌを押上げる。同時に゛横部
材８Ｖｃある転動輪群４の押込み用空気袋７にも給気さ
れて膨張し該転動輪群４はフレーム本体ｌの下面内に押
込まれ床面から離れる。すなわち、フレーム本体１は、
縦部材２にある転動輪群４のみに支えられて床上から浮
いた形となるのである。

この状態において、フレームベースあるいけ塔載したタ
ンクまたはコンテナに縦方向水平の力を加えると転動輪
５が床上を転動してフレームベースを縦方向に容易に移
動セしめることができる。

横方向に移動させようとするときは、四方切換弁」８を
そのように操作すれば良く、また静止させる場合も四方
切換弁１８の操作で両方向への給気を断てば良い。

別の実施例として、転動輪群４に代えて第４図に示すよ
うな単一の転動輪５を用いてもよくこの場合、図示して
いないが自由車輪を使用′すると操作は尚一層簡単に行
うと−とができる。

また転動輪１９の押上げ装置例を第５図に示−したがＡ
図は空気袋式であり、Ｂ図は螺桿を用いた手動式である
。

第６図は、フレームベースにタンク、を塔載した状態を
示す要領図であり、第７図はトラック上から荷扱場のプ
ラットフォームへ荷卸しする場合を示す説明図であり、
図示しないロープ巻取機などを使用して横持ちする状態
のものである。

以上に述べたように、本発明のフレームベースに転動輪
の押」げ、押込みにより塔載した大容量タンクまたはコ
ンテプと共に、所望の時に所望の方へ、僅かの外力をも
って横持移動ができるようにしたもので、併せて該タン
ク類の台架として安定した静置状態をももたらすもので
ある。

これにより、荷扱場の設備は軽減され、高価な専用車輛
は不要となり、かつ専用車輛の稼動率の心配も解消して
、大量輸送におけるその経済効果は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例のフレームベースＤ外形図で
あわ、そのうちＡ図は側面図、Ｂ図はＡ図のＡ−Ａ視、
Ｃ図ＶｉＢ図のＢ−Ｂ視、Ｄ図はＡ図のｃ　−ｃ視、Ｅ
図ｆ″ｉＤ図のＤ−Ｄ視である。 第２図は１実施例の転動輪重部分の拡大説明図であり、
Ａ図は側断面図、Ｂ図ＶｉＡ図のＥ−Ｂ視、Ｃ図ＶｉＢ
図のＦ−Ｆ視である。 第８図は転動輪群の作動状態の説明図であり、Ａ図は全
ての転動輪群が押込着れてフレームベースが静止の状態
を示し、Ｂ図は縦方向の転動輪群のみが押上げられ縦方
向に移動可能の状態を示し、０図は横方向の転動輪群が
押上けられて横方向の移動可能の状態を示したものであ
る。 第４図は別の実施例における転動輪５の配設状ａ　ｋ　
示すフレームベースの外形図であり、Ａ図は側面図、Ｂ
図は４図００−Ｇ視、Ｃ図１ｄＢ図のＨ−Ｈ視、Ｄ図は
Ａ図のＪ−，１視、Ｅ図ｆ′ｉＤ図のに−に視である。 第５図は、第４図実施例の転動輪５の押上げ装置の実施
例説明図であり、Ａ図は圧力空気による実施例、Ｂ図は
手動螺桿式の実施例を示す。 第６図はフレームベースにタンクを塔載した状態を示す
要領図であり、Ａ図に側面図、Ｂ図は平面図である。 第７図は、積載した）ラックから荷扱場のプラットフォ
ームの荷卸し中を示す説明図である。 １・・・フレーム本体。２・・・縦部材。８・・・横部
材。 ４・・・転動輪群。５・・・転動輪。６・・・押上は用
空気袋。 ７・・・押込み用空気袋。８・・・転動輪枠。９・・・
転動輪保持板。１０・・・ストッパ。１１・・・押上げ
用給気ノズル。 １２・・・押込み用給気ノズル。１８・・・縦方向給気
管。１４・・・横方向給気管。１５・・・排気口。１６
・・・支管弁。１７・・給気口。１８・・・四方切換弁
。 特許出願人 三興商事株式会社 代表取締役　亀井克已

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 粉粒体もしくけ液体等を収納するタンクまたはコンテナ
   ラ塔載するフレームベースにおいて、押上げ装置と、こ
   れを復元する押込み装置を各々に備えた転動輪群をフレ
   ームに適宜に配設し、これを系統的に操作し得るようＶ
   ｃｌ、て、該転動輪を押出して塔載したタンクまたはコ
   ンテナとともにフレームを浮上させて床上の移動を自由
   に行ない。 転動輪を押込んで静置せしめるごとくしたことを特徴と
   する、転動輪を備えたタンク類のフレームベース。