JPS584069B2 - ネツコウカセイフンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ - Google Patents

ネツコウカセイフンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ

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JPS584069B2
JPS584069B2 JP2451274A JP2451274A JPS584069B2 JP S584069 B2 JPS584069 B2 JP S584069B2 JP 2451274 A JP2451274 A JP 2451274A JP 2451274 A JP2451274 A JP 2451274A JP S584069 B2 JPS584069 B2 JP S584069B2
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acid
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱硬化性粉体塗料用樹脂組成物に関する。
エポキシ基を有するアクリル系樹脂またはメタクリル系
樹脂に硬化剤として多価カルボン酸を用いた熱硬化性粉
体塗料はすでに公知である。
この公知の熱硬化性粉体塗料は、耐熱性、耐候性に優れ
た塗膜を形成し、その塗膜は190〜200℃の範囲の
燵付温度で形成されるのが好ましいとされ、上記以下の
焼付温度で形成された塗膜は硬度、機械的性質、耐衝撃
性、耐水性、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性等の低下が
認められる。
そこで、充分なる架橋密度を得るためにアクリル樹脂中
のエポキシ基濃度を増したり、またこれにともなって低
下する熱流動性を改良するために分子量を低くする必要
がある。
その結果、塗膜の硬度、耐溶剤性、耐汚染性の低下をき
たし、更にこれを解決するために、硬化剤である多価カ
ルボン酸のうちエポキシ基との反応性が大きく、溶剤に
とけにくい分子構造のものを用いた場合は、塗膜の平滑
性、光沢、鮮映性の低下をきたし、他の諸性能との均衡
を保つことが困難となる。
このようにエポキシ基を有する樹脂に硬化剤として多価
カルボン酸のみを用いた熱硬化性粉体塗料は、190℃
未満の焼付温度では外観と物性との均衡を保つことが困
難であった。
本発明の目的は、塗膜の光沢、硬度、耐溶剤性、耐汚染
性に優れ、更に従来低い焼付条件で均衡を保つことが困
難であった塗膜の外観(平滑性、光沢)と他の諸性能と
の均衡を保つことができる熱硬化性粉体塗料用樹脂組成
物を提供することにある。
即ち、本発明は、アクリル酸グリシジルおよび(または
)メタクリル酸グリシジル5〜40重量%、またはこれ
とヒgoキシル基を1個以上有する重合性単量体10重
量%以下とを含む共重合性単量体混合物を共重合して得
られる、ガラス転移温度5〜100℃および数平均分子
量3000〜30000の固型共重合体、2個以上のカ
ルボキシル基を有する化合物またはその酸無水物および
アミノプラスト樹脂から成り、カルボキシル基を有する
化合物まだはその酸無水物が固型共重合体中のエポキシ
基1個当り0.7〜1.2個のカルボキシル基を提供す
る量およびアミノプラスト樹脂が固型共重合体100重
量部当り1〜10重量部の量であることを特徴とする熱
硬化性粉体塗料用樹脂組成物に係る。
次に、本発明の熱硬化性粉体塗料用樹脂組成物の構成成
分について具体的に説明する。
本発明に用いる固型共重合体はアクリル酸グリシジルお
よび(または)メタクリル酸グリシジルを必須成分とす
る共重合性単量体混合物を共重合して得られるが、アク
リル酸グリシジルおよびメタクリル酸グリシジルは本発
明の樹脂組成物の実用に際して主として多価カルボン酸
化合物またはその酸無水物と反応して塗膜を架橋させ、
耐溶剤性、耐薬品性、耐水性、硬度、エリクセン、耐衝
撃性、耐汚染性等の塗膜の化学的および物理的性能を向
上せしめる。
アクリル酸グリシジルおよび(または)メタクリル酸グ
リシジルの量は共重合性単量体混合物中5〜40重量%
の範囲であることが好ましく、5重量%未満では充分な
架橋密度を提供することができないため塗膜の化学的お
よび物理的性能の向上がともなわれない。
また、40重量%を越えると、塗装後の焼付工程におい
て熱溶融が不充分なうちに架橋反応が進み、塗膜の表面
の平滑性が著しく阻害されるので実用的でない。
上記共重合性単量体混合物において、アクリル酸グリシ
ジルおよび(または)メタクリル酸グリシジルと併用す
る、ヒドロキシル基を1個以上有する重合性単量体とし
ては、例えばアクリル酸2一ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシプ口ピル、アクリル酸1−メチル−
2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸1−メチル−2−ヒドロキシエチル
、モノメタクリル酸ポリプロピレングリコール、モノメ
タクリル酸グリセロール、メタクリル酸3−クロロ−2
−ヒドロキシプ口ピル等が代表的である0 エポキシ基とカルボキシル基との付加反応は1個のエス
テル結合と1個のヒドロキシル基を生成するので、上記
ヒドロキシル基を有する重合性単量体が用いられていな
い固型共重合体でもアミノプラスト樹脂と反応し、塗膜
を架橋させて本発明の目的を充分満足させるが、更にヒ
ドロキシル基を有する重合性単量体の成分を固型共重合
体中に含めることにより、ヒドロキシル基と上記硬化剤
との反応が一層容易となり、本発明の目的を達成せしめ
ることとなる。
しかし、ヒト加キシル基を1個以上有する重合性単量体
が共重量性単量体混合物中10重量%を越える範囲では
、架橋後の塗膜に未反応のヒドロキシル基が多量に残存
し、耐水性等の性能を低下させ好ましくない。
固型共重合体を製造するだめの共重合性単量体混合物に
おける他の重合性単量体としては、メタクリル酸メチル
、メタクリル酸エチル、メククリル酸n−ブチル、メタ
クリル酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタク
リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i
−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ドデシル等で代表されるメタク
リル酸またはアクリル酸と炭素数1〜18のアルキル基
を有するアルコールとのエステル類、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、パラーt−プチルスチ
レン等で代表されるスチレンおよびスチレン誘導体が代
表的である。
これらは固型共重合体の改質用として使用されるが、耐
プロツキング性、熱流動性、塗膜の鮮映性、光沢、物理
的諸特性に大きな影響を与えるので、その選択には各々
の特性を充分に把握して、樹脂組成物の用途に応じてそ
の量的割合を決定すべきである。
例えば、メタクリル酸メチルは塗膜に耐久性、透明性、
硬度、光沢保持性を与え、他のメタクリル酸エステルま
たはアクリル酸エステルは塗膜に耐久性、透明性、光沢
保持性、柔軟性を与えるが、多量に用いると粉末の耐プ
ロツキング性の低下をきたす。
また、スチレンおよびその誘導体は塗膜に鮮映性、光沢
、耐水性を与えるが、多量に用いると光沢保持性、耐黄
変性の低下をきたすので、40重量%以下にするのが好
ましい。
固型共重合体は先に述べた共重合性単量体混合物の共重
合によって得られるが、溶液重合、乳化重合、懸濁重合
、塊状重合等の公知の方法で容易に得ることができる。
溶液重合においては、前述の共重合性単量体混合物を単
一溶剤まだは混合溶剤中で共重合する。
乳化重合においては、前述の共重合性単量体混合物、水
、分子量調節剤、乳化剤、乳化補助剤および触媒を激し
く攪拌しながら混合し、混合物を温度40〜90℃で1
〜8時間反応させる。
メタノール、エタノールまたはイソプ0/ノールのよう
な少なくとも1部水溶性のアルコールあるいは塩酸等の
酸を添加することにより、ラテックスを沈殿させる。
懸濁重合は塊状重合の1種と考えられており、通常保護
コロイド(例えば、天然高分子またはその誘導体、水性
合成高分子、難溶性無機塩類、無機高分子等)を含有す
る水溶液とリン酸塩(例えば、リン酸第一ナトリウム塩
、リン酸第二ナg潟ウム塩等)の水性緩衝液少量とを前
述の共重合性単量体混合物、触媒および分子量調節剤を
含有する第2の溶液に混合することにより行う。
反応器を不活性ガスで置換し、急速に攪拌して共重合性
単量体混合物を水中に分散させる。
温度40〜90℃で1.5〜8時間保持すると反応は完
結し、パール状生成物が得られる。
重合反応の触媒としては公知のものが使用でき、有機過
酸化物(例えばペンゾイルパーオキサイド、ジーt−プ
チルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド等)、
無機過酸化物(例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カリ
ウム等)、アゾ化合物(例えばアゾジイソブチロニg潟
ル等)などがある。
このようにして製造された固型共重合体はガラス転移温
度5〜100℃であるが、ガラス転移温度5℃未満では
実用に際し本発明の樹脂組成物が粘着性を有し、粉末状
を保持できない程の耐プロツキング性の低下をもたらし
使用に供しえず、また、100℃を越えると熱流動性が
劣るために平滑な塗膜が得られない。
当該固型共重合体の数平均分子量は3000〜3000
0であるが、3000未満では塗膜の強度、耐溶剤性、
耐汚染性等の性能が低下し、また30000を越えると
熱流動性が不良となって平滑な塗膜が得られないので、
本発明には不適である。
2個以上のカルボキシル基を有する化合物またはその酸
無水物としては、コハク酸、アジピン酸、Znシン酸等
で代表される樹脂族多価カルボン酸類、フタール酸、イ
ソフタール酸等で代表される芳香族多価カルボン酸類、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等で代表される
不飽和カルボン酸を重合したビニル系樹脂、酸価30以
上のアルキド樹脂などがあげられる。
酸無水物としては、無水フタール酸、ヘキサヒド口無水
フタール酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸
などがあげられる。
かかる2個以上のカルボキシル基を有する化合物まだは
その酸無水物の必要量は、固型共重合体中のエポキシ基
1個当り0.7〜12個のカルボキシル基を提供する量
である。
固型共重合体中のエポキシ基1個当り0.7個未満のカ
ルボキシル基を提供する量である場合には、塗膜の架橋
密度が不充分となり、またエポキシ基残存量が多くなり
、塗膜の耐候性等の性能の低下をきよし、更に本発明の
樹脂組成物の製造が経済的にも不利となる。
また1.2個を越えるカルボキシル基を提供する量であ
る場合は、塗膜のカルボキシル基残存量が多くなり、そ
の耐水性、耐候性等の性能の低下をきたし好ましくない
アミノプラスト樹脂としては、尿素、メラミンまたはグ
アナミン類とアルデヒド類(例えばホルムアルデヒド等
)との付加縮合反応あるいは更にこれらとアルコール類
との反応によりエーテル化したもの、ポリアクリルアミ
ドのN−メチロール化またはN−アルコキシメチル化し
たものがあげられる。
アミノプラスト樹脂は本発明の樹脂組成物中の活性水素
をもつ基(例えばヒドロキシル基等)と反応して架橋を
形成する。
かかるアミノプラスト樹脂を用いることにより、擬集力
の大きい分子溝造(例えばトリアジン環、ベンゼン環等
)および結合(例えばアミド結合等)を塗膜成分中に導
入することができ、塗膜の耐汚染性、耐溶剤性、硬度、
耐候性等の性能を向上させる。
また、比較的容易に官能基数の多いものを入手でき、こ
れを用いることにより少量で塗膜の架橋密度をあげるこ
とができ且つ表面状態の低下をきたすことも少ない。
更に、このアミノプラスト樹脂は、工ポキシ基とカルボ
キシル基との反応よりも低温で有利に活性水素をもつ基
と反応することができ、より低い焼付温度を実現できる
このようなアミノプラスト樹脂は固型共重合体100重
量部当り1〜10重量部の範囲で使用されることが好ま
しく、1重量部未満の場合は使用効果が充分に達成され
ない。
また、10重量部を越える範囲では、架橋反応により副
生ずる低分子物が多くなるために塗膜にピンホールが発
生しやすくなり好ましくない。
本発明の樹脂組成物には、必要ならば、ルイス酸(例え
ばBF3等)、塩基(例えばベンジルジメチルアミン、
2−エチル−5−メチルイミダゾール,トリエチレツア
ミン、N−メチルモルホリン等)、塩類(例えば三フツ
化ホウ素モノエチルアミン錯塩、トリエタノールアミン
ボレートA塩化第一錫)、有機金属化合物(例えばオク
チル酸第一錫、テトラブチルチタネート、ジブチル錫ジ
ラウレート等)などの硬化触媒を添加してもよい。
更に必要により、本発明の樹脂組成物にはエポキシ樹脂
Aアルキド樹脂、セルロースアセテートブチレートなど
の改質用の樹脂を添加してもよい。
この目的に用いられるエポキシ樹脂としてはビスフェノ
ールAとエビクロルヒドリンとの縮合物、ノボラツクと
エビクロルヒドリンとの縮合物、ポリエーテル鎖を骨格
に有するジエポキシ化合物、脂環式エポキシ樹脂などが
あげら扛るつアルキド樹脂は下塗りに対する接着性を最
適にし、塗膜の耐食性の向上、塗膜に所望の町撓性を与
えるために有用である。
アルキド樹脂としては油または脂肪酸変性アルキド樹脂
およびポリエステル樹脂(通常オイルフリーポリエステ
ル樹脂と称す)がある。
その使用量は前述の固型共重合体100重量部に対して
40重量部以下が好ましい。
40重量部を越える量を用いると、本発明の樹脂組成物
の耐プロツキング性の低下、塗膜の硬度、耐水性、耐黄
変性の低下をきたすので好ましくない。
セルロースアセテートブチレートは前述の固型共重合体
100重量部に対して50重量部以下を添加することが
できる。
この場合のセルロースアセテートブチレートは、アセチ
ル基2〜25重量%、ブチリル基25〜55重量%およ
びヒドロキシル基3重量%以下を有しA0.1〜3秒の
粘度(ASTMD式871−48弐Bによる測定)のも
のが好ましい。
本発明の目的とする樹脂組成物は、前述の各構成組成を
常法により混合することによって得られる。
混合には乾式ブレンド法、半乾式ブレンド法、溶融ブレ
ンド法などがあり、スーパーミキサー、エクストルーダ
ー、ホットニーダー、ホットローラミルなどの混合機を
用いて行うことができる。
混合は130℃以下で行うことが好ましく、130℃を
越えた温度では樹脂組成物の硬化反応が進みすぎて好ま
しい結果が得ら1ない場合が多い。
加熱混合に当っては、かかる硬化反応が進みすぎてゲル
化しないよう適切な混合温度と時間を選ぶことが必要で
ある。
本発明の樹脂組成物を熱硬化性粉体塗料として実用に供
するに際し、例えば、酸化チタン、酸化鉄、珪砂、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、アルミニウムフレークのよ
うな各種金属フレークなどの無機顔料、カーボンブラッ
ク、フタロシアニンブルーおよびグリーン、シン力シア
レツドなどの有機顔料、染料顔、更に必要により表面調
整剤、安定剤などの通常の添加剤類と共に混合分散処理
した後、アトマイザーなどの粉砕機で粉末状とする。
また、金属フレークは当該樹脂組成物を粉末状とした後
に添加し、乾式ブレンド法で混合分散することが塗膜の
メタリック感を得やすい。
塗装は静電塗装法、流動浸漬法などの通常の方法により
行ない、焼付炉で通常140〜200℃で5〜60分間
焼付け処理を行うことにより、平滑にして、鮮映性、光
沢、耐溶剤性、耐薬品性、耐汚染性、耐候性に優れた塗
膜を得ることができる。
次に、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
なお、実施例中[部jとあるは[重量部Jを意味する。
実施例 1 メタクリル酸メチル40部、メタクリル酸nーブチル1
0部、スチレン30部およびメククリル酸グリシジル2
0部の割合で懸濁重合により得られた、ガラス転移温度
69℃および数平均分子量3600の固型共重合体70
0部、デカンジカルボン酸104部、チタン白(石原産
業社製商品名rR−820コ)200部、メラミンーホ
ルムアルデヒド樹脂(住友化学工業社製商品名[スミマ
ールM−100コ)14部および表面調整剤(モンサン
ト社製商品名[モダフロ一J)10部をス一パーミキサ
ーで均一に混合した後、エクストルーダーにより110
℃で混合分散処理した。
更に、アトマイザーで微粉末にし、150メッシュのふ
るいを通して粉体塗料を得た。
この粉体塗料を静電塗装によりリン酸塩処理した鉄板に
焼付塗膜の膜厚が80μ前後になるように塗装し、熱風
焼付炉で180℃で20分間焼付けた。
塗膜の性能を第1表に示す。
実施例 2 メタクリル酸メチル30部、メタクリル酸n−ブチル1
0部、スチレン30部、メタクリル酸グリシジル20部
およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル10部の割合
で懸濁重合により得られた、ガラス転移温度60℃およ
び数平均分子量4200の固型共重合体700部、セバ
シン酸100部、チタン白(ブリテイシュ・チタン・プ
ロダクト社製の商品名[チオキサイドRCR−3J)2
00部、メラミンーホルムアルデヒド樹脂溶液(犬日本
インキ化学工業社製商品名[スーパーベツカミンJ−8
20J)の固型分49部、エポキシ樹脂(シェル化学社
製商品名「エポン−1004J)35部および実施例1
で団用した表面調整剤5部を実施例1と同様な操作によ
り塗料化、塗装および焼付けして得た塗膜の性能を第1
表に示す。
実施例 3 メタクリル酸メチル35部、メタクリル酸n−ブチル1
0部、スチレン20部、メタクリル酸グリシジル30部
およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル5部の割合で
懸濁重合によシ得られた、ガラス転移温度57℃および
数平均分子量4500の固型共重合体700部、デカン
ジカルボン酸136部、実施例2で用いたチタン白20
0部とエポキシ樹脂20部および実施例1で用いたメラ
ミンーホルムアルデヒド樹脂28部と表面調整剤5部を
実施例1と同様な操作により塗料化、塗装および熱風焼
付炉で170℃で20分間焼付けて得られた塗膜の性能
を第1表に示す。
比較例 1 実施例1における粉体塗料中メラミンーホルムアルデヒ
ド樹脂を使用しない以外は、実施例1と同一条件下で得
た塗膜の性能を第1表に示す。
■目視判定による ■60゜測定値 ■三菱ユ二使用 ■1mm角100個のテープ剥離残数 ■デュポン式500g、1/2インチ径 ■40℃で10日間浸漬 ■5規定酸水溶液に2日間浸漬 ■5規定アルカリ水溶液に2日間浸漬 ■15W,30(1照射高さ、1日間照射030℃で1
日間浸漬 0油性マジック塗布後1日間放置し、エタノールで除去 なお、評価は非常に良好(◎)から非常に劣る(××)
までの5段階法による。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリル酸グリシジルおよび(またはうメタクリル
    酸グリシジル5〜40重量%を含む共重合性単量体混合
    物を共重合して得られる、ガラス転移温度5〜100℃
    および数平均分子量3000〜30000の固型共重合
    体、2個以上のカルボキシル基を有する化合物またはそ
    の酸無水物およびアミノプラスト樹脂から成り、カルボ
    キシル基を有する化合物またはその酸無水物が固型共重
    合体中のエポキシ基1個当り0.7〜1.2個のカルボ
    キシル基を提供する量およびアミノプラスト樹脂が固型
    共重合体100重量部当り1〜10重量部の量であるこ
    とを特徴とする熱硬化性粉体塗料用樹脂組成物。 2 アクリル酸グリシジルおよび(または)メタクリル
    酸グリシジル5〜40重量%およびヒドロキシル基を1
    個以上有する重合性単量体10重量%以下を含む共重合
    性単量体混合物を共重合して得られる、ガラス転移温度
    5〜100℃および数平均分子量3000〜30000
    の固型共重合体、2個以上のカルボキシル基を有する化
    合物またはその酸無水物およびアミノプラスト樹脂から
    成り、カルボキシル基を有する化合物まだはその酸無水
    物が固型共重合体のエポキシ基1個当り).7〜1.2
    個のカルボキシル基を提供する量およびアミノプラスト
    樹脂が固型共重合体100重量部当り1〜10重量部の
    量であることを特徴とする熱硬化性粉体塗料用樹脂組成
    物。
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