JPS5840026A - 水生植物の育成方法 - Google Patents
水生植物の育成方法Info
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- JPS5840026A JPS5840026A JP56135624A JP13562481A JPS5840026A JP S5840026 A JPS5840026 A JP S5840026A JP 56135624 A JP56135624 A JP 56135624A JP 13562481 A JP13562481 A JP 13562481A JP S5840026 A JPS5840026 A JP S5840026A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、河川や湖沼および海域における岸辺の天然水
草および海藻の移植が容易で1着生・繁茂が確実な水生
植物の育成方法に関する。
草および海藻の移植が容易で1着生・繁茂が確実な水生
植物の育成方法に関する。
従来、湖沼や海域あるいは河川の沿岸の開発に伴い、こ
れらのに1岸における動植物の生態系への悪影響、ひい
ては、これらの資源の減少9枯かつは水質悪化、水産資
源確保の点から大きな問題となっている。
れらのに1岸における動植物の生態系への悪影響、ひい
ては、これらの資源の減少9枯かつは水質悪化、水産資
源確保の点から大きな問題となっている。
この問題を解消する手段として、開発後の沿岸に天然水
草や天然海藻を植設するのが従来の最善の方法であった
。
草や天然海藻を植設するのが従来の最善の方法であった
。
しかしながら。この方法では開発後の沿岸に湖沼域では
さらに土砂金持ち込む必要があり、水質汚濁やこれら人
工岸辺の波浪による破壊などのため水草の繁茂が十分で
なく、さらに沿岸の開発工事終了後に天然の水草を植設
することになり9岸辺の水草が工事前の状態を再現する
には数年という長期間を要するという欠点があった。
さらに土砂金持ち込む必要があり、水質汚濁やこれら人
工岸辺の波浪による破壊などのため水草の繁茂が十分で
なく、さらに沿岸の開発工事終了後に天然の水草を植設
することになり9岸辺の水草が工事前の状態を再現する
には数年という長期間を要するという欠点があった。
また海域では一般に自然着生による小動物の繁殖は著し
いが、N藻類の生態系を再現する方法はなかった。
いが、N藻類の生態系を再現する方法はなかった。
本発明者らは造成された岸辺に魚類の産卵、繁殖に必須
で、水質の改善に役立ち、環境保全に欠かせない天然水
草や海藻を、速かに育成する方法について検討し、特願
昭56−25442号等を17y案したが、この発明は
これらをさらに改良せしめたものである。
で、水質の改善に役立ち、環境保全に欠かせない天然水
草や海藻を、速かに育成する方法について検討し、特願
昭56−25442号等を17y案したが、この発明は
これらをさらに改良せしめたものである。
すなわち1本発明の目的は、河川や湖沼および海域にお
ける岸辺の開発に伴う植物生態系の破壊を補償するため
9できるだけ速かに該岸辺に天然水草や海藻を育成する
方法’fr: 4Jl供することにある。
ける岸辺の開発に伴う植物生態系の破壊を補償するため
9できるだけ速かに該岸辺に天然水草や海藻を育成する
方法’fr: 4Jl供することにある。
このような本発明の目的は水生4’i/(物のlli胞
子および/または根茎を多孔質シー!・状物からなる沈
設可能な着生床に植生した後、該着生床を浮設可能な支
持体に装着して水面に浮設し、その状態で水生植物を所
定の大きさに生育せしめた後、該着生床を該支持体から
取り外し1次いでこれを利用水域に搬送して水底に沈設
固定し9水生植物を水底に根付かせる水生植物の育成方
法によって達成することができる。
子および/または根茎を多孔質シー!・状物からなる沈
設可能な着生床に植生した後、該着生床を浮設可能な支
持体に装着して水面に浮設し、その状態で水生植物を所
定の大きさに生育せしめた後、該着生床を該支持体から
取り外し1次いでこれを利用水域に搬送して水底に沈設
固定し9水生植物を水底に根付かせる水生植物の育成方
法によって達成することができる。
すなわち1本発明は先ず、水生植物の種胞子・根茎を植
生可能で、植設された水生植物の生育を妨げず、餓茎と
絡み合い強固に固定し、しかも搬送に十分耐える強度を
有し、十分な平面保持性を有する多孔質ノート状物から
なる着生床に、開発工I」し1(域の在来の植種等から
選ばれた水生植物の種胞子・根茎をあらかじめ植設し、
該着生床を浮設可能な支持体に装着するか、あるいは該
支持体に前記着生床ヲロープ等を介して結合重たは懸架
状に装着せしめた後、該水生植物の種胞子・根茎を植設
して湖沼やc1σ域の水面に浮設したり、水中にi15
架して、利用水域の在来の水生植物の繁茂状態からあら
かじめ目標とした所定の大きさに生育させる。次いで水
生植物が所定の生育を遂げた前記着生法全前記支持体か
ら取り外した後、開発工事後の利用水域に搬送して、該
着生床を単独で水底に沈めて杭打ち方式または重石載積
方式により固定して水生41−1物を水底に根付かせる
か、あるいは前記着生床を前記支持体から取り外して比
重が1を越えるコンクリ−1・、プラスチック、ゴム。
生可能で、植設された水生植物の生育を妨げず、餓茎と
絡み合い強固に固定し、しかも搬送に十分耐える強度を
有し、十分な平面保持性を有する多孔質ノート状物から
なる着生床に、開発工I」し1(域の在来の植種等から
選ばれた水生植物の種胞子・根茎をあらかじめ植設し、
該着生床を浮設可能な支持体に装着するか、あるいは該
支持体に前記着生床ヲロープ等を介して結合重たは懸架
状に装着せしめた後、該水生植物の種胞子・根茎を植設
して湖沼やc1σ域の水面に浮設したり、水中にi15
架して、利用水域の在来の水生植物の繁茂状態からあら
かじめ目標とした所定の大きさに生育させる。次いで水
生植物が所定の生育を遂げた前記着生法全前記支持体か
ら取り外した後、開発工事後の利用水域に搬送して、該
着生床を単独で水底に沈めて杭打ち方式または重石載積
方式により固定して水生41−1物を水底に根付かせる
か、あるいは前記着生床を前記支持体から取り外して比
重が1を越えるコンクリ−1・、プラスチック、ゴム。
鉄4AなどのC)′l−独(1モ造物またはこれらの組
合せ構造物の表面に該着生床を装着して水底に沈設固定
して水生植物を水底に根イス]かせるものである。
合せ構造物の表面に該着生床を装着して水底に沈設固定
して水生植物を水底に根イス]かせるものである。
本発明方法によれば、あらかじめ水面に浮設した多孔質
シート状物からなる着生床で水生植物を生育させるよう
にしたので、水生植物自体、水底に根を張ることなく水
位の変動に追随して良好に生育できると共に植設に際し
移送が簡11iであり。
シート状物からなる着生床で水生植物を生育させるよう
にしたので、水生植物自体、水底に根を張ることなく水
位の変動に追随して良好に生育できると共に植設に際し
移送が簡11iであり。
十分に生育した水生植物の群落を水底に沈設固定するこ
とができる。
とができる。
なお1本発明において適用される水生植物としては、湖
沼域ではヨシやマコモなとの抽水植物。
沼域ではヨシやマコモなとの抽水植物。
コウガイモなど沈水植物などの天然水草が挙げられ、捷
た海域では、アオザ、ノリなどの緑藻類。
た海域では、アオザ、ノリなどの緑藻類。
ホンダワラ、コンブなどの褐藻類その他紅藻類などの海
藻が挙げられる。
藻が挙げられる。
本発明で使用する多孔質シート状物からなる着生床は糸
条物および/またはフィルム状物を相互に絡合して不織
布状の絡合体にするか、又は該糸条物および/またはフ
ィルム状物を用いて網状物全作成し、この網状物を相互
に積層もしくは折りたたみ、接着剤や加熱融着により糸
条物やフィルム状物を相互に結合させたものである。
条物および/またはフィルム状物を相互に絡合して不織
布状の絡合体にするか、又は該糸条物および/またはフ
ィルム状物を用いて網状物全作成し、この網状物を相互
に積層もしくは折りたたみ、接着剤や加熱融着により糸
条物やフィルム状物を相互に結合させたものである。
該多孔質シート状物はポリオレフィン、ボリア5−
ミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコールなど公知の
各種合成重合体で形成されるが、該多孔質シート状物を
構成する糸条物としてはモノフィラメント糸1発泡モノ
フィラメント糸、マルチフィラメントの集束ないし加熱
糸、細ロープなどがあり、又フィルム状物としてはフィ
ルムスリット糸、フィルムスブリット糸、不織布のスリ
ット糸1発泡フィルムスリット糸などがある。糸状物、
フィルム状物は長尺のものでも良いが、短くQノ断した
ものでも良く天然繊維が混じったものでも良い。
ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコールなど公知の
各種合成重合体で形成されるが、該多孔質シート状物を
構成する糸条物としてはモノフィラメント糸1発泡モノ
フィラメント糸、マルチフィラメントの集束ないし加熱
糸、細ロープなどがあり、又フィルム状物としてはフィ
ルムスリット糸、フィルムスブリット糸、不織布のスリ
ット糸1発泡フィルムスリット糸などがある。糸状物、
フィルム状物は長尺のものでも良いが、短くQノ断した
ものでも良く天然繊維が混じったものでも良い。
水底に沈設固定して、水生植物が水底の土砂に根イ」い
た後には着生床が腐蝕崩壊するのが望捷しい場合は、部
子繊維・麻・綿その他天然繊維の糸状物による多孔質シ
ート状着生床を用いることもできる。
た後には着生床が腐蝕崩壊するのが望捷しい場合は、部
子繊維・麻・綿その他天然繊維の糸状物による多孔質シ
ート状着生床を用いることもできる。
なお、前記合成重合体と前記天然繊維とを繊維状、糸状
あるいはシート状で混用した着生床は天然繊維が腐蝕し
、肥料分となり、水生植物の育成6− に有利である。
あるいはシート状で混用した着生床は天然繊維が腐蝕し
、肥料分となり、水生植物の育成6− に有利である。
本発明の方法に用いる着生床は植設された水生植物の生
育を妨げず、該根茎と絡り合い強固に固定、保持し、し
かも移送に十分耐える強度を有し十分な平面保持性を有
するものであれば」:い。
育を妨げず、該根茎と絡り合い強固に固定、保持し、し
かも移送に十分耐える強度を有し十分な平面保持性を有
するものであれば」:い。
かかる点から多孔質7−ト状物からなる着生床の見損は
密度は001〜o5g/aロ″、灯1しくけ0.02〜
01g/♂がよい。すなわち見損は密度が001g/a
n″より小さいと、天然水草やdσ藻の根茎や種胞子を
強固に固定、保持できず1寸/ζ移送の際の負荷に耐え
られなくなったり9浮泥の堆積が少なくなり、天然水草
やnn藻の成長が悪くなったり。
密度は001〜o5g/aロ″、灯1しくけ0.02〜
01g/♂がよい。すなわち見損は密度が001g/a
n″より小さいと、天然水草やdσ藻の根茎や種胞子を
強固に固定、保持できず1寸/ζ移送の際の負荷に耐え
られなくなったり9浮泥の堆積が少なくなり、天然水草
やnn藻の成長が悪くなったり。
成育した水生植物全十分に保持できなくなったりする。
一方、約0.5g/cm”を1戦えると天然氷I:i
ヤn+J藻ノ根茎の植設に当たっての作業性が低下し、
JiT1水性が悪化し、根腐り音生じやすく、実質的に
天然水草や海藻の成長が悪くなり、また高価になるので
好1しくない。
ヤn+J藻ノ根茎の植設に当たっての作業性が低下し、
JiT1水性が悪化し、根腐り音生じやすく、実質的に
天然水草や海藻の成長が悪くなり、また高価になるので
好1しくない。
多孔質シート状物からなる着生床の厚さは2〜2 D
an 、女了寸しくけ約5〜1o、のものが」二く。
an 、女了寸しくけ約5〜1o、のものが」二く。
厚さが’l anより薄くなると9植設された天然水草
やdU藻の成長に伴い、該水草や海藻を安定に支持。
やdU藻の成長に伴い、該水草や海藻を安定に支持。
固定することが困t11となったり、移送の際の負荷に
1111えられなくなるので好寸しくない。
1111えられなくなるので好寸しくない。
一方、厚さが20c+nより大きいと9着生床内の、J
1水性を損い、実質的に天然水草や海藻の成育を々J1
げることになり、?f、た着生法自体が高価となるため
好寸しくない。
1水性を損い、実質的に天然水草や海藻の成育を々J1
げることになり、?f、た着生法自体が高価となるため
好寸しくない。
さらに、水生植物の根茎を十分固定、保持し。
該水生41h物が成育後、移送するにあたって、該成育
した水生植物や着生法自体の負荷に酬えられるJ:うに
、および移送の作業性を改善するために棒状体や「l−
プ状物およびシート状物から選ばれた1種あるいはこれ
らを組み合せて補強した着生床を用いるのがよい。
した水生植物や着生法自体の負荷に酬えられるJ:うに
、および移送の作業性を改善するために棒状体や「l−
プ状物およびシート状物から選ばれた1種あるいはこれ
らを組み合せて補強した着生床を用いるのがよい。
水生植物は地■:茎や幼芽を植設する方法9種胞子を着
生させイ)方法などによって着生床に植生される。
生させイ)方法などによって着生床に植生される。
着生床に地]で茎や幼芽を植設する方法としては。
該多孔質シート状物に穴を開は差し込む方法、該多孔質
シート状物全多層積層し、この間に挾持する方法、該多
孔質シート状物と他のシートあるいはネット全積層し、
この間に挾持する方法などがある。
シート状物全多層積層し、この間に挾持する方法、該多
孔質シート状物と他のシートあるいはネット全積層し、
この間に挾持する方法などがある。
ただしこれらの方法のうち、多層に積層した多孔質シー
ト状物間に挾持する方法は1発芽時に幼芽を傷つけやす
く1発芽歩留りが低下する恐れがあるので注意を要する
。
ト状物間に挾持する方法は1発芽時に幼芽を傷つけやす
く1発芽歩留りが低下する恐れがあるので注意を要する
。
また1種胞子を着生させる方法としては、多孔質シート
状物自体に着生させる方法、他のネット捷たはシートに
種胞子全封入、接着″1.たは着生させた後、該多孔質
シート状物と積層する方法などがある。
状物自体に着生させる方法、他のネット捷たはシートに
種胞子全封入、接着″1.たは着生させた後、該多孔質
シート状物と積層する方法などがある。
次に水生植物を植生した着生床を水面に浮設する方法と
しては、十分な余剰浮力を有し、かつ水面に浮設された
棒状体やロープ状物からなる支持体に該着生床を係合し
たり、水底に固定され、水面に露出した杭に浮体を取り
+1けた該着生床を係合するなど水位の変動に良好に追
随できる方法で9− あればよい。寸だ着生床の設置水深は植設する水生植物
の植種により適宜選択すればよい。たとえば湖沼域にお
いてヨシやマコモなとの抽水植物の場合d゛、、水深
nn ;R゛度の水面に、マツモ・フザジュンザイ・コ
ウガイモなど沈水植物の場合は。
しては、十分な余剰浮力を有し、かつ水面に浮設された
棒状体やロープ状物からなる支持体に該着生床を係合し
たり、水底に固定され、水面に露出した杭に浮体を取り
+1けた該着生床を係合するなど水位の変動に良好に追
随できる方法で9− あればよい。寸だ着生床の設置水深は植設する水生植物
の植種により適宜選択すればよい。たとえば湖沼域にお
いてヨシやマコモなとの抽水植物の場合d゛、、水深
nn ;R゛度の水面に、マツモ・フザジュンザイ・コ
ウガイモなど沈水植物の場合は。
水深50 cn+〜2DDa++の水中に設置するのが
よい。
よい。
海域においては、穏やかな内湾の水域を利用して海藻類
を生育させるのがよい。
を生育させるのがよい。
さらに、水中に懸架した該着生床の周囲の海水や湖水は
肥別分が少なく、水生植物の生育が不十分になる傾向が
あるので、施肥したり、海底や湖底の泥を油層させたり
するのが、水生植物の成育を促すのに有効である。
肥別分が少なく、水生植物の生育が不十分になる傾向が
あるので、施肥したり、海底や湖底の泥を油層させたり
するのが、水生植物の成育を促すのに有効である。
次に、水生植物が生育後は該着生法全係合した支持体か
ら解除し9人力あるいは機械力によって沈設水域に移送
する。したがって支持体は何度でも+rr使用できる。
ら解除し9人力あるいは機械力によって沈設水域に移送
する。したがって支持体は何度でも+rr使用できる。
沈設水域の水底に沈設固定する方法としては。
水牛植物が生育した着生床を水底の状況に応じて杭打ち
したり、土盛りしたりして行ったり、ある10− いは該着生法全比重が1を越えるコンクリート。
したり、土盛りしたりして行ったり、ある10− いは該着生法全比重が1を越えるコンクリート。
プラスチック、ゴム、鉄材などの単独構造物またはこれ
らを組み合せたブロック状構造物の表面に貼り付けたり
、係合した構成とし、該構造物自体の重量により水底に
沈設固定するものである。
らを組み合せたブロック状構造物の表面に貼り付けたり
、係合した構成とし、該構造物自体の重量により水底に
沈設固定するものである。
水底に沈設された該着生床に植生した水生植物は水底に
根を伸ばしたり、該着生床の構造内に根を伸ばしたシし
て繁茂するのである。
根を伸ばしたり、該着生床の構造内に根を伸ばしたシし
て繁茂するのである。
以下本発明を図面により説明する。
第1図は1本発明の方法に使用する着生床の1例を示す
もので、1は多孔質シート状物からなる着生床、2は植
設された水生植物、3はロープ状物または棒状物等より
なる補強体、1′は補強ネットである。
もので、1は多孔質シート状物からなる着生床、2は植
設された水生植物、3はロープ状物または棒状物等より
なる補強体、1′は補強ネットである。
第2図は1着生床を水面に浮設する方法の1例を示すも
ので、これは着生床1を浮体を兼ねた棒状体4と連結ブ
ロック4′よりなる支持体で支持したものである。
ので、これは着生床1を浮体を兼ねた棒状体4と連結ブ
ロック4′よりなる支持体で支持したものである。
第3図は9着生床を水中に懸架する方法の1f!/IJ
を示すもので、5は浮体、6は水底に固定したアンカー
、7け係留ロープである。
を示すもので、5は浮体、6は水底に固定したアンカー
、7け係留ロープである。
第4図は支持体から[反り外され、水生植物が繁茂した
着生床の1例を示すもので、2′は生育した水生植物。
着生床の1例を示すもので、2′は生育した水生植物。
2″は根および地下茎である。
第5図は水生植物が生育した着生床全コンクリ−+−製
ブロック8の表面に係合した例を示すものである。
ブロック8の表面に係合した例を示すものである。
第6図は本発明の方法により水生植物帯を造成した岸辺
の1例を示し、1は多孔質シート状着生床、2は成育し
た水生植物、8はコンクリート製ブロック、9は水面、
10は水底線、11 は水底に打ち込壕れた杭、12は
重石である。
の1例を示し、1は多孔質シート状着生床、2は成育し
た水生植物、8はコンクリート製ブロック、9は水面、
10は水底線、11 は水底に打ち込壕れた杭、12は
重石である。
以」二のように本発明の方法によれば水生植物の群落を
、開発前の態様に速かに造成することができ、岸辺や水
中の動物の生態系への悪影響を最小限に抑えることがで
きるものである。
、開発前の態様に速かに造成することができ、岸辺や水
中の動物の生態系への悪影響を最小限に抑えることがで
きるものである。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
約2000デニールのナイロン製モノフィラメント糸か
らなるランダム絡合体を作製し、加熱加圧して、該モノ
フィラメント糸相互の接触点全接合した見掛は密度0.
05 g/an” 、厚さ5cmの多孔質シート全作製
した。秋期〜初春にかけて該多孔質シートに湖の岸辺か
ら採取し約25(2)に切断したヨシおよびマコモの地
下茎を約15削間隔で多数。
らなるランダム絡合体を作製し、加熱加圧して、該モノ
フィラメント糸相互の接触点全接合した見掛は密度0.
05 g/an” 、厚さ5cmの多孔質シート全作製
した。秋期〜初春にかけて該多孔質シートに湖の岸辺か
ら採取し約25(2)に切断したヨシおよびマコモの地
下茎を約15削間隔で多数。
また適当長の地下茎を残したヨシの茎を多数差し込み方
式により植設した。またヨシおよびマコモの種子を薄い
シートよシなる袋に入れ基盤目状に縫い止めた種子シー
トラ作製し、これを多孔質シート状物質の水面側に係合
した。一方、水面に浮設する支持体として、ABS製の
直径が10 =w 。
式により植設した。またヨシおよびマコモの種子を薄い
シートよシなる袋に入れ基盤目状に縫い止めた種子シー
トラ作製し、これを多孔質シート状物質の水面側に係合
した。一方、水面に浮設する支持体として、ABS製の
直径が10 =w 。
長さが2mの棒をポリエチレン樹脂製の直径が45q、
厚さが65■のブロックに嵌合して、枝棒が5kg/m
の浮体を兼ねる。余剰浮力が約10kg/ mlの基盤
目状の枠体を作製し、前記ヨシおよびマコモの地下茎を
約半面に1種子シートラ他の半面に植設した着生床を、
該基盤口状枠体に取付は第2図のような構造物を作製し
、これを着生床の上面の水深が約5■になるようにして
水深1m〜13− 5 +nの湖に浮設した。
厚さが65■のブロックに嵌合して、枝棒が5kg/m
の浮体を兼ねる。余剰浮力が約10kg/ mlの基盤
目状の枠体を作製し、前記ヨシおよびマコモの地下茎を
約半面に1種子シートラ他の半面に植設した着生床を、
該基盤口状枠体に取付は第2図のような構造物を作製し
、これを着生床の上面の水深が約5■になるようにして
水深1m〜13− 5 +nの湖に浮設した。
夏期から秋にかけて、ヨシおよびマコモは繁茂し、地下
茎を伸ばした。この間、湖の底の泥砂をかき混ぜ、施肥
した。
茎を伸ばした。この間、湖の底の泥砂をかき混ぜ、施肥
した。
さらに、秋期ヨシおよびマコモが繁茂し地下茎を伸ばし
た着生床を基盤目状枠体から取り外して同じ湖の造成さ
れた岸辺に搬送して、該着生床を第6図に示す方法で水
底に固定した。これらの作業は問題になるほどの湖水汚
濁を招かず、遂行でき9次年度の春から夏にかけ、これ
らの岸辺にはヨシおよびマコモの群落が達成でき、初春
から夏にかけては魚類の着卵が多(2年間を通して魚類
の棲息場になった。
た着生床を基盤目状枠体から取り外して同じ湖の造成さ
れた岸辺に搬送して、該着生床を第6図に示す方法で水
底に固定した。これらの作業は問題になるほどの湖水汚
濁を招かず、遂行でき9次年度の春から夏にかけ、これ
らの岸辺にはヨシおよびマコモの群落が達成でき、初春
から夏にかけては魚類の着卵が多(2年間を通して魚類
の棲息場になった。
実施例2
実施例1と同一の着生床を水深約10mのホンダクラ群
生帯の海域に第3図の方法で初夏に懸架し、芽だ第5図
の方法でコンクリートブロックに多孔質シート状物全係
合した構造物全沈設して胞子を着生させた。初秋から初
冬にかけ上記両着生床を造成された海岸の漸深帯に搬送
して第6図に14− 示すように沈設した。
生帯の海域に第3図の方法で初夏に懸架し、芽だ第5図
の方法でコンクリートブロックに多孔質シート状物全係
合した構造物全沈設して胞子を着生させた。初秋から初
冬にかけ上記両着生床を造成された海岸の漸深帯に搬送
して第6図に14− 示すように沈設した。
これらの着生床を沈設したησ域は次年度にはホンダワ
ラの群生帯が出現した。
ラの群生帯が出現した。
また冬期にはノリ類等の海藻の繁茂が観察され。
年間を通して魚類の群が多く観察された。
第1図は本発明で使用する着生床の1態様を示す部分斜
視図、第2図は水生植物を植設した着生床を水面に浮設
する方法の1態様を示す模式糸1祝図、第3図は水生植
物全植設した着生床を水中に懸架する方法の1態様を示
す模式斜視図、第4図は水生植物が繁茂した着生床の1
態様を示す部分斜視図、第5図は水生植物が生育した着
生床をコンクIJ −ト製ブロックの表面に係合した1
態様を示す模式斜視図、第6図は本発明の方法により。 水生植物帯金造成した岸辺の1例を示す横断面図である
。 1:多孔質シート状着生床 1′:補強ネット 2.2’:水生植物2′:根
および地下茎 6:補強体 4:棒状支持体 4′ニブロック5:浮体
6:アンカー 9:水面 10:水底線 11:杭 12:重石
視図、第2図は水生植物を植設した着生床を水面に浮設
する方法の1態様を示す模式糸1祝図、第3図は水生植
物全植設した着生床を水中に懸架する方法の1態様を示
す模式斜視図、第4図は水生植物が繁茂した着生床の1
態様を示す部分斜視図、第5図は水生植物が生育した着
生床をコンクIJ −ト製ブロックの表面に係合した1
態様を示す模式斜視図、第6図は本発明の方法により。 水生植物帯金造成した岸辺の1例を示す横断面図である
。 1:多孔質シート状着生床 1′:補強ネット 2.2’:水生植物2′:根
および地下茎 6:補強体 4:棒状支持体 4′ニブロック5:浮体
6:アンカー 9:水面 10:水底線 11:杭 12:重石
Claims (2)
- (1) 多孔質シート状物質からなる沈設可能な着生
床に水生植物の根茎および/または種胞子を植生した後
9該着生床を浮設可能な支持体を介して水面に浮設し、
その状態で所定期間」二部水生植物を生育せしめた後、
該着生床を該支持体から取り外し、利用水域の水底に沈
設固定して水生植物を水底に根付かせることを特徴とす
る水生植物の育成方法。 - (2) 水生植物が育成した着生床を他の構造物また
は支持部材を介して利用水域の水底に沈設することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の水生植物の育成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56135624A JPS5840026A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 水生植物の育成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56135624A JPS5840026A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 水生植物の育成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840026A true JPS5840026A (ja) | 1983-03-08 |
JPH034171B2 JPH034171B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=15156152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56135624A Granted JPS5840026A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 水生植物の育成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840026A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59161960U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | 小林 芳一 | こんぶ類培養用沈床 |
JPS59205921A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | 富山漁網株式会社 | 藻場造成法 |
JP2006296240A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Tanaka:Kk | アマモ苗海中育成方法およびアマモ場造成方法 |
JP2007167077A (ja) * | 2007-03-22 | 2007-07-05 | Ohbayashi Corp | ヨシの育苗システム |
JP2011205969A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Fujita Corp | 沈水植物の群落形成方法及びこれに用いられる植生基盤 |
JP2011254759A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Fujita Corp | 閉鎖性水域の水質浄化方法 |
JP2020127379A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | パネフリ工業株式会社 | 移植補助材、移植補助キットおよび大型藻類の移植方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013833U (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-13 | ||
JPS5673259U (ja) * | 1979-11-12 | 1981-06-16 |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56135624A patent/JPS5840026A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013833U (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-13 | ||
JPS5673259U (ja) * | 1979-11-12 | 1981-06-16 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59161960U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | 小林 芳一 | こんぶ類培養用沈床 |
JPH0229893Y2 (ja) * | 1983-04-15 | 1990-08-10 | ||
JPS59205921A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | 富山漁網株式会社 | 藻場造成法 |
JPH0143532B2 (ja) * | 1983-05-09 | 1989-09-21 | Toyama Fishing Net Mfg | |
JP2006296240A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Tanaka:Kk | アマモ苗海中育成方法およびアマモ場造成方法 |
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JP4693063B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2011-06-01 | 株式会社大林組 | ヨシの育苗システム |
JP2011205969A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Fujita Corp | 沈水植物の群落形成方法及びこれに用いられる植生基盤 |
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JP2020127379A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | パネフリ工業株式会社 | 移植補助材、移植補助キットおよび大型藻類の移植方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034171B2 (ja) | 1991-01-22 |
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