JPS5838803A - タツチ信号プロ−ブ - Google Patents

タツチ信号プロ−ブ

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JPS5838803A
JPS5838803A JP13651481A JP13651481A JPS5838803A JP S5838803 A JPS5838803 A JP S5838803A JP 13651481 A JP13651481 A JP 13651481A JP 13651481 A JP13651481 A JP 13651481A JP S5838803 A JPS5838803 A JP S5838803A
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spindle
contact
spring
touch signal
signal probe
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JP13651481A
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Toru Kotado
亨 古田土
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/002Constructional details of contacts for gauges actuating one or more contacts

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タッチ信号プローブに係り、特に。
3次元測定機或いは位置測定機に用いるに好適な、被測
定物との接触による接触子の3次元的な!位をとらえて
、接触子と被測定物との接触を検知するタッチ信号プロ
ーブの改良に関する。
一般に、測定基盤上に載置された被測定物の大きさ及び
形状を測定する3次元測定機或いは、工作機械の刃物台
と被加工物との相対的な位置を測定する位置測定機が知
られており、これらの測定機においては、被測定物に対
して任意の方向に移動可能な移動台に、被測定物との接
触による接触子03次元的な変位をとらえて、接触子と
被測定物どの接触を検知するタッチ信号プローブを装着
し、このタッチ信号プローブにより被測定物との接触が
検知され念時の位置信号を測定値とすることKよシ、正
確な測定値を得るようKさhている。
このタッチ信号プローブは、被測定物と交互に係合及び
離脱させながら1つの測定点から次の測定点へと迅速に
移動させ得るようになっているが。
通常、接触子と被測定物とが係合した瞬間に直ちにプロ
ーブの動きを停止することができないので、プローブが
限られ念量だけ係合点からオーバーランし得るように、
接触子を機構学的位置決め装置によって基部に取付け、
接触子が基部に対して相対的に限られ念範凹で移動する
のを許容し得るようになっている。又、プローブが被測
定物から離れ友時に、接触子を、その初期位置、即ち静
止位置へと復帰する友めの復元機構が設けられており。
前記のオーバーランはこの復元機構の作用に抗して起こ
るようにされている。
このようなタッチ信号プローブにおいては、接触子と被
測定物との接触を正確に検出できると共に、被測定物に
当接する接触子が損傷を受けることのない構造とするこ
とが必要であり、(1)接触子が被測定物と接触してい
ない状態においてFi、接触子とプローブ本体及び移動
台との相対位置関係が常に一定となること、(2)比較
的慣性の大番い移動台に装着される場合や、移動台が高
速で移行運転される場合には、接触時に接触子がプロー
ブ本体に対して傾き或いは移動して、タッチ信号プロー
ブのオーバーラン時における接触子に加わる過大な負荷
を吸収できるよう、位置決め装置により許容される接触
子の変位量が大きいこと、(3)接触子が被測定物に係
合し之瞬間に発生する接触信号の応答性が優れているこ
と、(4)被測定物に係合した時に接触子に働く力が十
分に小さいこと、(5)プローブ移動台がプローブを加
速又は減速する際に接触子又はプローブの他の構成部材
に作用する慣性力により、疑似信号が発生しないこと、
等が要求される。
前記のような目的を達成するタッチ信号プローブとして
、例えば特開昭49−94370号に示される如く、2
個の球軸受を接近配置してv*’を形成し、このV溝を
円周上に1201f間隔で3個配設し、各V溝に、中央
部が接触子の非接触側端部に固定され九円盤状の部材か
ら放射状に延長された軸をそれぞれ収容させるようにし
て、前記各球軸受と各軸との保合の有無から接触子と被
測定物の接触を感知するようにしたタッチ信号プローブ
が提案されている。
しかしながらこのタッチ信号グローブは、3方向に突き
出た軸を球によって支持しているので、測定の不感帯の
幅が大きく(8μm)、又接触子の移動方向(X、Y軸
)によって、1本の軸を持ち上げて球との接触をオフと
する場合と、2本の軸を持ち上げて球との接触をオフと
する場合とでは、!!触子に係る一定力に2倍以上のば
らつきを生じる。したがって接触子の移動方向によって
測定精度にばらつきを生じてしまうという不都合があつ
几。
又前記タッチ信号プローブは、接触子を上方で支持する
ための上支点がないために、原点位置復帰性が低く、従
って繰返し測定精度が悪く、更に、2軸方向については
、前記3本の軸を持ち上げるととKよって測定すること
になるので、繰返し精度が低く、不感帯の輻も大きくな
るという不都合があった。
更Ktた、このタッチ信号プローブは、構造が複雑であ
り、V@を形成するに際し、それぞれのV溝が同一形状
となるよう球軸受を精密に固定しなければならず、又、
ケーシングに対し各V溝の高さ方向を正確に位置決めし
なければならず、更に、各球軸受の加工精度も高度のも
のが要求される等C)M進上の欠点を有するだけでなく
、外部から侵入した塵埃や構成部品の摩耗により発生し
た塵が、前記V溝°内に堆積すると精度が低下し、又、
保守点検も容易ではないという使用上の欠点を有してい
た。更に、接触子が球軸受の半径に対応する角贋を越え
て回動してしまった場合には、円盤状の部材から延長さ
れた軸が元のV溝内に戻ることができず、測定に大きな
支障をきたす恐れもあつ几。又、構造が複雑で、各構成
要素の加工精度、組立時の誤差が直ちに精度に影響を与
えるため。
特に、数11mオーダーの精度を要求される3次元測定
機等には不適であった。
本発明は上記従来の不都合に鑑みてなされたものであっ
て、測定力及び測定精度にばらつきがなく、しかも不感
帯の幅が小さく、原点位置復帰性、繰返し測定精度の高
いタッチ信号プローブを提供することを目的とする。
又この発明は、簡単な構造により接触子と被測定物との
接触状態を確実に検知することができ、実用性の高いタ
ッチ信号プローブを提供することを目的とする。
この発明は、被測定物との接触による接触子の3次元的
な変位をとらえて、接触子と被測定物との接触を検知す
るタッチ信号プローブにおいて;本体ケースからI![
下方に突出して先端に前記接触子を支持するとともに、
基端側で吊下げ支持、位置決めされ念スピンドルと;こ
のスピンドルの弱力ばねおよびこれより強い強力ばねを
1組とする。少なくとも2組の位置規制手段と;前記測
定子が被測定物に当接したときに生ずる前記スピンドル
の姿勢変化もしくは変位を電気信号として検知する信号
検出手段と1を設けることによって前記目的を達成した
ものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
スピンドル基端部の吊下げ支持、位置決め手段を、前記
スピンドルが上方に変位できるよう基端部を載置して上
記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
位置規制手段の前記強力ばねを、前記スピンドルを中立
位置を越えて付勢しないようにストッパーにより位置、
規制し、まt前記弱カばねを。
前記強力ばねと反対方向に前記スピンドルを付勢するよ
うにすることによって上記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
位置規制手段を2組とし、相1iK直交する方向から前
記スピンドルを付勢するように配置したことによ、って
上記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号グローブにおいて、前記
強力ばねおよび弱力ばねを板ばねとすることKよって上
記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
信号検出手段を、中立位置における前記スピンドルと強
力ばねとの接触点と、該強力ばねが前記スピンドルによ
って押される時離間する該強力ばねと前記本体側との接
触点と、を電気接点とし、これら電気接点のオン・オフ
を検知するようにして上記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
スピンドル基端部の吊下げ支持、位置決め手段を、肢ス
ビ/ドル基端部を載置するとともに、これtスピンドル
引込み方向に付勢する板ばねと、該板ばねを下方から支
持し前記スピンドルの軸方向中立位置より先端方向への
突出を前記板ばねを介して規制するストッパーとKよ多
構成し、前記信号検出手段を、前記ストッパと前記板ば
ねの接触点を電気接点とし、この電気接点のオン・オフ
を検知するようKして上記目的を達成するものである。
又この発明は、前記タッチ信号プローブにおいて、前記
スピンドル基端部の吊下げ支持、位置決め手段の板ばね
H<、その自由端近傍にスピンドル載置用の円孔12形
成し、前記スピンドルの基端部を逆円錐形状とするとと
もに、該円錐形テーパ面において前記板ばねの円孔に載
置し、かつ基端平面において、ばねにより先端方向に付
勢することKよって上記目的を達成する屯のである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
この実施例は、図に示されるように、被測定物との接触
による接触子lの3次元的な変位をとらえて、接触子l
と被測定物との接触を検知するタッチ信号プローブPに
おいて;略円筒形状の本体ケース2から下端開口2人を
通って垂直下方に突出して先端に前記接触子lを支持す
るとともに、基端側で吊下げ支持1位置決めされたスピ
ンドル3と;このスピンドル3の軸線と直交する面内に
配置され、該スピンドル3を中立位置にあるよう半径方
向に付勢してその外径を挾み込む2組の異方ばね4A、
強力ばね4Bと異方ばね5A及び強力ばね5Bから成る
位置規制手段と;前記接触子1が被測定物に轟接した時
に生ずる前記スピンドル3の姿勢変化もしくは変位を電
気信号として検知する信号検出手段としての電気接点6
A、6B〜IOA、IOBと;を設けたものである。
前記2組の異方ばね、強力ばね4A及び4Bと5A、5
Bは、各々板ばねとされ、そのスピンドル3の外径への
作用方向が、第2図に示されるように、X軸及びY軸方
向とされている。
前記強力ばね4B及び5Bは1本体ケース2の外側から
、スピンドル3に向って半径方向に位置可変として取付
けられたサポートll及び12に、これを挾み込むよう
にして各々ボルト13及びナツト14によシ締付は固定
されている。
前記強力ばね4B及び5BFi前記サポー)11及び1
2の側面をストッパーとして、前記スピンドル3をX%
Y方向の中立位置を越えて付勢しないように位置規制さ
れ、又前記弱力ばね4人、5Aは、前記強力ばね4B%
5Bよりも相当程度弱くされ、中立位置にあるスピンド
ル3を前記強力ばね4B、5Bと反対方向に付勢するよ
うKされているが1強力ばねしL5BK抗してスピンド
ル3を付勢できないようにされている。
又電気接点6A、8At1前記強力ばね4B、5Bのス
ピンドル3の外径に接触する部分とされ。
第1図に示されるように、断面が略半円形状とされ、こ
の半円形の円弧の先端においてスピンドル30表面に接
触するようにされている。
前記強力ばね4B、5Bのスピンドル3と反対側には、
第2図に示されるようKX軸及びY軸上に軸線を有する
ロッド15.16が各々一体的に連結されている。これ
らロッド15.16の後端は、本体ケース内周面とスピ
ンドル3の略中関位置で、第2図において、時計方向に
各々直角に折り曲げられ、折曲げ部15A及び18Aを
形成し【いる。
これら折曲げ部15A及び16AKは、各々スピンドル
3儒の面に前記電気接点i7A、9Aが設けられ、該電
気接点(?h及び9AK対向して本体ケース2の内周面
から延在される接点支持部材17及び18に設けられた
接点7B及び98に対向されている。前記接点支持部材
17及び18は、その途中に絶縁材17人、18Aが介
在され、これによって接点?B及びtflBと本体ケー
ス2が絶縁されるようKなっている。
又前記強力ばねしL5Bに取付けられた電気接点6A、
7Aは、#強力ばねしB、5Bの途中に絶縁材4C,5
Ct介在させることによって本体ケース2側との絶縁が
形成されている。
前記スピンドル3の上端である基端部3Aは、第1図に
示されるようK、逆円錐台形状とされ、この基端部3A
の円錐形テーバ面において板ばね19の円孔20に挿通
されることによって、該板ばね19に載置されている。
前記板ばね19は、その基端側において本体ケース2に
ポル)21によって片持ち状に固定され。
前記円孔20Fi該片持ち状の板ばね19の自由端側に
形成されている。
前記板ばね19の先端は、第1図に示されるように、該
板ばね19と反対方向から半径方向に片持ち状に配置さ
れ九強力板ばね22の先端上面の電気接点10BK上方
から接触するととKよって、下方への変位が規制され、
これによって前記スピンドル3Fi、軸方向中立位置よ
り先端方向への突出が規制されている。図の符号23F
i強力板ばね22を片持ち状に支持するためのボルトを
示す。
又前記スピンドル30基端部3Aは、その逆円錐台の底
面である基端平面24と本体ケース20蓋部2Bとの関
に装架された圧縮コイルばね25により下方に付勢され
ている。
前記板ばね19は、第1図に示されるようにスピンドル
3が中立位置にある時、無負荷状態よりも図において下
方に変形され、即ち蓄力状態となるように取付けられる
とともに、圧縮コイルばねる。
又前記強力板ばね22は、圧縮コイルばね25の復元力
及びスピンドル3の荷重との合力によってもたわまない
強さとされるとともに、板ばね19を介してスピンドル
3を中立位置KM椅で龜るようにされている。この強力
板ばね22Fi、スピンドル3が異常な力によって先端
方向に引張られるような場合に撓むことによってプロー
ブの破壊を防止するものである。前記強力板ばね22は
、絶縁材22AKよって本体ケース2との電気的絶Bは
各々独立して電気信号取出用導線6C〜10Cが接続さ
れ、又他の電気接直L6B、 +に、8B、春情及び1
0AFi各々本体ケース2t−介して接地され、これK
よって、スピンドル3のX′軸ラプラス方向の変位は電
気接点6A、6B、X軸マイナス方向への変位は電気接
点7A、7B、Y軸プラス方向への変位は電気接点8A
、8B、Y軸マイナス方向への変位は電気接点9A、9
B、又2軸方向KTri電気接点10A、IOHの各々
のオープンによって検出されるように構成するものであ
る。
具体的には1例えば第4図に示されるように、各接点6
A、7B、8A、9B及びIOBと検出回路26を並列
に接続するとともK、本体ケース2も検出回路26に接
続し、前記電気接点の少なくとも1個がオフ状態になっ
たことから、接触子1と被測定物との接触を検出するも
のである。図の符号3Bは絶縁材を示し、接触子lとス
ピンドル3の上学部とを電気的に絶縁するものである。
次に本実施例に係るタッチ信号プローブPの作用を説明
する。
まず接触子lが被測定物と接触していない定常状態にお
いては、スピンドル3はサポート11及び12によって
変位を規制された強力ばね4B。
5Bと、これに対向する着力ばね4A、5AKよってX
軸及びY軸方向く同時に位置決めされている。又2軸方
向については、スピンドル3の基端部3At載置する板
ばね19が強力板ばね22によって下方へ撓むことが規
制されているので、これによっても位置決めされている
プローブ移動体等の移動に伴なってタッチ信号プローブ
Pが移動され、接触子lの先端が被測定物に当接すると
、例えば第2図におけるX軸のマイナス方向に当接する
と、スピンドル3t−を着力ばね4Aに抗してX軸のプ
ラス方向に変位し、これによって電気接点6A及び6B
が非接触状態となる。従ってこの非接触状態が検出回路
26により検出され、被測定物と接触子1との接触が検
出される。
被測定物への接触の後にタッチ信号プローブPがX軸の
プラス方向に戻ると、スピンドル3の基端部3Aは、そ
の基端平面24が圧縮コイルばね25によって付勢され
ているので、極めて迅速に中立位置に復元されることK
なる。従って繰返し測定は迅速かつ精寂良くなされるこ
とKなる。
タッチ信号プローブPがX軸のプラス方向に移動する場
合は、接触子lが被測定物に!!接すると、スピンドル
3Fi強力ばね4Bに抗してX軸のマイナス方向に変位
される。
従ってスピンドル3は、基端部3Aを中心として傾動し
、この時ロッド15t−X軸マイナス方向に押すことK
なる。ロッド15がX軸のマイナス方向に変位されると
、その折曲げ部15Aに形成された電気接点7Aが電気
接点7Bから離間して、非接触状態となる。この非接触
状態は前述と同様に検出回路26によって検出され、ス
ピンドル3の接触子1が被測定物に当接したことが検出
される。
Y軸方向についても上述と同様であるので説明は省略す
る。
Z軸方向については、タッチ信号プローブPが下方に変
位されると、スピンドル3の先端の接触子1が被測定物
に上方から当接し、これによってスピンドル3が圧縮コ
イルばね25に抗して上方に変位される。
スピンドル3が上方に変位すると、スピンドル30基端
部3Aを支持する板ばね19が解放されるので、その自
由端が上方に迅速に復元する。従って板ばね19先端の
電気接点10Aと強力板ばね22先端の電気接点10B
が離間してこの非接触状態が検出回路26によって検出
され、被測定物と接触子1との接触が検出されることに
なる。
タッチ信号プ四−ブPが上方に復帰すると、板ばね19
は、スピンドル3の荷重及び圧縮コイルばね25の復元
力によって迅速KaI帰し、電気接点10AとIOBが
閉成される。測定中にスピンドル3が誤って下方に引張
られる等のスピンドル3央出方向への異常な力が加わっ
た場合は、強力板げね22が撓むととKよって、電気接
点10A、10BIIjいはスピンドル3の損傷が肪止
されることKな゛る。
既述の如く、タッチ信号プローブにおいては、その不感
帯の幅が問題となるが、この実権例においては、X%Y
軸方向については着力ばね4A。
5A及び強力ばね4B、5Bの強さ及びz軸方向につい
ては板ばね19及び圧縮コイルばね25の強さ並びにス
ピンドル3の自重を調整することによって行なう、この
場合弱力ばね4A%5A及び強力ばね4B、5Bの調整
は、サポート11及び12を本体ケース2に対してX軸
及びY軸方向にその進退量を調整するととによって行な
うことができる。
前記実権例においては、!I触子1と一体のスピンドル
3を付勢する板ばねの変位を介して電気接点を開くよう
にしたので、測定における不感帯の幅を従来け8 pm
であったのに対して2〜3μmとすることが可能になつ
九。又測定力のばらつきについても、測定方向の相違に
よるばらつきが解消された。
更に接触子1と一体のスピンドル30基端部3Aを逆円
錐台形状として、これを板ばね19により支持するとと
もに、その基端平面24を圧縮コイルばね25によって
付勢するようにし九ので。
スピンドル3の姿勢変化に対する復帰動作を迅速にする
ことができ、これによって繰返し測定を容易、確実とし
たという効果がある。
なお上記実施例は、スピンドル3の基端部3Aを板ばね
19によって、強力板ばね22t−介して支持するとと
もに、圧縮コイルばね25によって先端方向に付勢し、
これKよって位置決めするものであるが、本発明はスピ
ンドル3の基端部を単に吊り下げ支持するようkしたも
のも含むものである。
又前記実施例は、スピンドル3のX軸方向の位置決め及
びその姿勢変化もしくは変位の検出手段として、板ばね
である異方ばね及び強力ばねをX軸方向及びY軸方向に
各1組使用しているが、本発明は、これらのばねが引張
り或いは圧縮コイルばね又は捩りコイルばねの場合、及
び、これらのばねが3組以上の場合も包含するものであ
る。
但し圧縮コイルはね又は引張りコイルばねの場合は、ス
ピンドル3を付勢する力の調節が板ばね或いは捩シコイ
ルばねに比較して困−である。又異方ばね及び強力ばね
を3組以上とした場合は、スピンドル3を拘束する力が
強くなる可能性があるので、その力の調節が問題となる
父上記実施例において、強力ばね4B、5Bは、各々サ
ボー)11.12をストッパーとしてスピンドル3を中
立位置から更に異方ばね4A、5Aを押す方向に変位さ
れないようにするものであるが、これら強力ばねしL5
Bは、無負荷状態でスピンドル3を中立位置に維持する
ようにすれば、ストッパーは必ずしも必要では碌い。
本発明Fi、被測定物との接触による接触子の3次元的
な変位をとらえて、接触子と被測定物との25・・・圧
縮コイルばね。
接触を検知するタッチ信号プローブにおいて、上記のよ
うに構成′したので、測定力及び測定精度にばらつきが
々く、しかも不感帯の幅が小さく、原点位置復帰性、繰
返し測定精度を高くすることができるという優れた効果
を有する。又簡単な構造によシ接触子と被測定物との接
触状11を確実に検知することができ、実用性が高いと
いう効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタッチ信号プローブの実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図の…−H1llに沿う断面
図1.第3図は第1図の1−11aK沿う断面図、第4
図は同実施例における検出回路を示すブロック図である
。 P・・・タッチ信号プローブ、l・・・接触子、2・・
・本体ケース、3・・・スピンドル、3A・・・基端部
、4A、5A・・・異方ばね、4B、5B・・・強力ば
ね、6A、7B、8A、9B%IOB・・・電気接点、
11.12・・・サポート、19・・・板ばね、20・
・・円孔、22・・・強力板ばね、24・・・基端平面
、代理人  松 山 圭 佑 (ほか1名) 町58−38803(8) 第3目 第4図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  被測定物との接触による接触子の3次元的な
    変位をとらえて、接触子と被測定物との接触を検知する
    タッチ信号プローブにおいて;本体ケースから垂直下方
    に突出して先端に前記接触子を支持するとともに、基端
    側で吊下げ支持1位置決めされたスピンドルと;このス
    ピンドルの軸線と直交する面内に配置され、該スピンド
    ルを中立位置にあるよう半径方向に付勢してその外径を
    挾み込む弱力ばねおよびこれよシ強い強力ばねを1組と
    する、少なくとも2組の位置規制手段と;前記渕定子が
    被測定物に当接したときに生ずる前記スピンドルの姿勢
    変化もしくは変位を電気信号として検知する信号検出手
    段と;を設けたことを特徴とするタッチ信号プローブ。
  2. (2)  前記スピンドル基端部の吊下げ支持、位置決
    め手段は、前記スピンドルが上方に変位できるよう基端
    部を載置することを特徴とする特許請求の範囲ts1項
    記載のタッチ信号プローブ。
  3. (3)前記位置規制手段の前記強力ばねは、前記スピン
    ドルを中立位置を越えて付勢し々いようにストッパーに
    よシ位置規制され、また前記弱力ばねは、前記強力ばね
    と反対方向に前記スピンドルを付勢するようにされたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のタッチ信号プローブ。
  4. (4)前記位置規制手段は2組であって、相互に直交す
    る方向から前記スピンドルを付勢するように配置され九
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、筒2項または
    第3項記載のタッチ信号プローブ。
  5. (5)  前記強力ばねおよび弱力ばねは板ばねとされ
    たことを特徴とする特許請求の範囲jI1項乃至第4項
    記載のいずれかのタッチ信号プローブ。
  6. (6)前記信号検出手段は、中立位置における前記スピ
    ンドルと強力ばねとの接触点と、皺強力ばねが前記スピ
    ンドルによって押される時離間する核強力ばねと前配本
    体側との接触点とを電気接点とし、これら電気接点のオ
    ン・オフを検知するようにし友ことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、乃至第5項のうちいずれかのタッチ信
    号プローブ。
  7. (7)前記スピンドル基端部を載置するとともに、これ
    をスピンドル引込み方向に付勢する板ばねと。 該板ばを下方から支持し前記スピンドルの軸方向中立位
    置より先端方向への突出を前記板ばねを介して規制する
    ストッパーと、を有し、前記信号検出手段は前記ストツ
    、パと前記板ばねの接触点を電気接点とし、この電気接
    点のオン・オフを検知するようにし友ことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第6項のうちいずれかのタッ
    チ信号プローブ。
  8. (8)前記スピンドル基端部の吊下げ支持、位置決め手
    段の板ばねは、その自由端近傍にスピンドル載置用の円
    孔が形成され、前記スピンドルの基端部は逆円錐形状と
    されるとともに、該円錐形テーバ面において前記板ばね
    の円孔に載置され、かつ基端平面において、ばねKより
    先端方向に付勢されたことン特徴とする特許請求の範囲
    g7項記載のタッチ信号プローブ。
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