JPS5838545A - 局部表面の処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、研摩剤の混合しているキャリアガスおよび水
用の互いに別々にされた管と放出口とを有するノズル装
置−を備え、前記水を供給しながら、前記キャリアガス
によって、局部特に歯の表面を処理特に洗浄するための
処理装置に関する。

この種の処理装（Ｗはとりわけ歯垢（プラーク）を取除
いたりあるいは歯のブリッジをつや消ししたりするため
に使用される。歯垢を取除いたりあるいは歯のブリッジ
をつや消ししたりするための研摩剤としては種々の材料
が問題となっているが、患者の口内で歯の治療を行なう
ためには、たとえば歯垢を除去するためには、水溶性材
料（たとえばソーダ）が好ましいことが判明している。

公知のこのような処理装置（米国特許Ｍ４１７４５７１
号明細書）においては、ハンドグリップの自由端部にノ
ズル装置が設けられており、このノズル装置は一方では
乾燥した研摩剤の混合しているキャリアガス（空気）′
ｆ、供給し、そして他方では別の供給管を介して水を供
給する。水用放出管はその場合に研摩利用に備えられた
空気用管の放出口を同心的に取囲み、そしてその空気用
管よりも若干前方へ突き出ている。

実際の使用に際しては、一方では、このような構成の処
理装置においては、放出口が処理表面つまり歯と間違っ
て接触した場合には特に、放出部において管が詰まった
りもしくは管に研摩剤が付着するということがよくある
。その隙に生じた堰（でよって、ノズルから放出される
前に乾燥したキャリアガスが水と混合され、その結果特
に体１Ｌ時間が使い場合には研摩剤がノズルの螢に付層
してこびり付いてしまうということが生じる。

実際の使用に際しては、他方では、この公知の処理装置
における取除き作用つまり洗浄効果は。

ガス使用量および研磨剤使用量が適切であって多くはな
いために、満足できるものではない。研摩剤の賢明な輸
送が侍られかつ研摩剤用管の詰まりを１刺止するために
は、比較的大きな管断面積およびノズル断面積が必要で
ある。満足できる研摩作用は、公知の処理装置において
は、比較的高いガス圧力および大きなガス量をもっての
み、もしくは、研摩剤の添加をＤ］成り高められた適切
なガス使用量の場合にのみ得られるでろろう。後者の場
合には、患者治療中に、処理表面のながめ（視界）が恕
くなったり、また吸い取り量が止むを傅ず増加したりす
るという欠点が生じる。

本発明は、研磨剤使用量およびキャリアガス使用量が比
較的僅かでも最良の取除き作用が得られ。

かつ研摩剤の導かれる管およびノズルの詰まりの危険が
有効シて回避されるように、冒頭で述べた種類の処理装
置を改良することを目的とする。

このような目的は、本発明によれば、冒頭で述べた種類
の処理装置において、研摩剤の入っていないガスを供給
するための別の管が設けられ、この管はキャリアガスが
流入する室内に開口し、前記キャリアガスはこの室を通
って放出口に導かれ、そして前記別の管内に導かれるガ
スは前記キャリアガスに比べて高い加速エネルギでもっ
て前記室内に送られるようにすることによって達成され
る。

本発明の特に優れた。実施態様は特許請求の範囲第２項
以下に記載した通りである。

キャリアガスとは別に、研摩剤の入っていないガスを供
給するための付加的な管を設けることによって１両カス
導管を最大限に活用することが可能となった。これらの
断面積が比較的大きい場合に、研摩剤キャリアガスのわ
りあい緩慢な流れを加速するためには、研摩剤の入って
いない補助カスは大きなエネルギを持たされる。このエ
ネルギは、歯表面上における物質の最良の取除きを保証
するために、ノズルから放出される前の研摩剤に与えら
れる。後で更に詳細に説明するように、ノズルの構成に
より、研摩剤キャリアガスが−Ｆ＃削の入っていないガ
スによって加速される室内では、相対的な負圧が発生す
る。それにより、詰まりの危蔭を一層回避する吸い取り
効果が生じる。ノズル装置の別の利点は、水が環状外被
の形で研摩剤を取り囲み、そして研摩剤が放出された後
でこの研摩剤と混合されるということである。それによ
り、研摩剤の飛散が抑制される。本発明の−れた実７１
４　軸様によって提案されているように、水放出部をキ
ャリアガスおよび研摩剤の入っていないガス用の放出口
よりも若干後ろに直くことによって。

同様に、研摩剤放出ノズルが歯の治療表開に接触した際
に、管に研摩剤が付着してとびり付くという危険が回避
される。

次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図はグリップ１を備えた、歯科用ハンドピースの概
略回である。グリップｌには供給ホース２が接続されて
おり、この供給ホースを介して媒体、たとえば水（Ｗ）
、研摩剤の混合しているキャリアガス（”　Ｇ）ｓおよ
び研摩剤の入っていない補助カス（Ｇ）が供給される。

この３種類の媒体は公知の方法で詳細には図示されてい
ない管を介してノズル装＃ｔ３に導かれる。このノズル
装置は第２図にその縦断面図が示されている。

ノズル装＃３は回転対称形に形成されている基体４を有
し、この基体には、研摩剤の入っていないガス（Ｇ）を
供給するための２個の管路５，５ａ、水用′＃路６．な
らびに研摩剤の混合されているキャリアガス（ＳＧ）を
供給するための別の管路７が設けられている（第４図参
照）。両管路５，５ａには共通の供給導管あるいは個別
の供給４管を接続するようにしてもよい。これらの管路
５，５ａは斜めに形成された管路８，８ａを介して番号
９で示された加速ノズルと連通して−る。この加速ノズ
ル９はさらに室ＩＯ内に開口している。この室１０は基
体４の前面１１および同心的に配置された漏斗状部材１
２によって形成されており、その漏斗状部材１２は研摩
剤の混合しているキャリアガス（ＳＧ）ならびに研摩剤
の入っていないガス（Ｇ）用の放出Ｗ１３を有してｈる
。

研摩剤の混合しているキャリアガス（ＳＧ）の供給管路
７には、加速ノズル９と比べて大きい断面積を有して室
ｌＯ内に直接開口する管路１４が接続されている（第３
図参照）。水用管路６は斜孔１５を介して中空環状室１
６（第２図）に案内されている。この中空環状室１６は
漏斗状部材１２およびこの漏斗状部材１２に対して同心
的に基体４に取付けられたキャップ１７によって形成さ
Ｉれている。このキャップ１７はその前襟１８が放出管
１３の前縁よりも若干後ろに置かれており、それゆえ、
たとえば、治療すべき表面に接触することにより放出管
１３を間違って塞いでしまった際でも、放出された水が
放出管１３内に直接達しそこへ研摩剤が付着するという
ことが有効に回避される。さらに、研摩側供給の停止後
、ノズル９によって、研摩剤供給導管をノズル装置の領
域内では研摩剤の残りから解放する吸い取り効果が生ぜ
しめられる。それゆえ、研摩剤の残りによって管路が詰
まるということは有効に明止される。

加速ノズル９、ならび漏斗状部材１２およびキャップ１
７は基体４にねじで取付けられる。すなわち、それらは
基体４に容易に分解可能に結合され、そして適当なＱ　
＋　ＩＪング７−ル１９，２０によってお互いに密封さ
れる。ノズルを分解出来るように構成することにより、
必要な場合には、傷ついた部品を問題なく交換すること
ができる。上述したこのようなノズル装置によって１次
のような効果が侍られる。

研摩剤たとえばンーダの混合しているキャリアガスは導
管路７および別の管路１４を介して約１〜１．５バール
の圧力でもって室１０内に送られる。

一方、管路５，５ａを介して、研摩剤の入っていないガ
スたとえば空気が約２〜２．７バールの圧力でもって加
速ノズル９を通って室ｌＯ内に送られる。放出管１３が
約０．８１の直径を有し、加速ノズル９のノズル直径が
約０．６１１１でるる場合には、この加速ノズル９には
１分当り約１０１Ｊツトルの流量が生じる。比較的高い
加速エネルギを有する。。

研摩剤の入っていないこの空気を導入することにより、
研摩剤の混合している空気混合体は室ｌＯ内で強く加速
され、そして、比較的高いエネルギでもって放出管１３
から放出される。加速ノズル９はその際に中心部が放出
管１３の空気出口の方向に形成される自由噴流を発生し
、そしてこの自由噴流は自由噴流ノズルの様式に基づい
て室１０内に、研摩剤のＩ＃ＰＫ望ましい供給に貢献す
る相対的な負圧を発生させる。このようにして、詰１り
の危険が大幅に回避されるような、研摩剤のための確実
な吸い取り効果が生じる。研摩剤が斜めに配設された供
給管路１４を介して漏斗状室ｌＯ内に送られ、それによ
り研摩剤・ガス混合体が回転運動をさせられて加速ノズ
ル９からの加速ガスに均一に混入させられるようにする
ことは、特に好ましいことである。

水は環状室１６からノズル先端に導かれ、放出１ｉ１３
の外で研摩剤に混合される。その場合に、水は放出され
た研摩剤を取り囲み、それゆえ研摩剤が飛散するのが著
しく回避される。第５図から明らかなように、水は４個
のノズル２１から放出される。これらのノズルはキャッ
プ１７における切欠きと放出管１３の外壁に接する支持
部２２とによって形成される。

【図面の簡単な説明】

第１　（ｌは本発明による歯科用処理装置の概観図、第
２図は第１図に示した処理装置のノズル装置の縦断ｎ図
、第３図は第２図に比べて９０’回転させた位置におけ
るノズル装置の部分断面図、第１図および第５図は第２
図に示したノズル装置の正面図および背面１匂である。 ３・・ノズル装置、４・・・基体、５，５ａ・・・研摩
剤の入っていないガス用管路、６・・・水用管路、７・
・・研摩剤の混合しているキャリアガス用管路、９・・
加速ノズル、１０・・・室、１１・・・基体の前面、＋
２・・Ａ漏斗状部材、１３・・・放出管、１６・・・中
空環状室。 １７・・・キャップ、２１・・ノズル、２２・・支持部
、ＳＧ・・・キャリアガス、Ｇ・・・研摩剤の入ってい
ないガス、Ｗ・・・水。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）研摩剤の混合しているキャリアガス（ＳＧ）および
   水（Ｗ）用の互いに別々にされたＶ（６，７）と放出口
   とを有するノズル装［（３）を備え、前記水（Ｗ）を供
   給しながら、前記キャリアガス（ＳＧ）によって、局部
   の表向を処理するための装置において、研摩剤の入って
   いないガス（Ｇ）を供給するための別の管（５）が設け
   られ、この管は前記キャリアガス（ＳＧ）が流入する室
   （１０）内に開口し、前記キャリアガスはこの室を通っ
   て放出口に導かれ、そして前記別の管（５）内に導かれ
   るガス（Ｇ）は前記キャリアガス（ＳＯ）に比べて高い
   加速エネルギ（流速）でもって前記室（ｌＯ）内に送ら
   れることを特徴とする局部表面の処理装置。 ２）前記室（ｌＯ）内には前記別の管（５）と接続され
   た加速ノズル（９）が配置され、この加速ノズルによっ
   て前記研摩剤の入っていないガス（Ｇ）が前記室（ｌＯ
   ）の放出管（１３）の放出口への自由噴流を形成し、そ
   して噴流周辺で前記キャリアガス（８Ｇ）の供給が行な
   われることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の局
   部表面の処理装置。 ３）前記室（１０）は漏斗状に形成され、その中心部に
   前記加速ノズル（９）が配置されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項記載の局部表向の処理装置。 ４）前記キャリアガス（ＳＧ）は前記室（ｌＯ）内に斜
   めに開口する管（１４）を介して前記室（１０）内に供
   給され、それにより研摩剤・ガス混合体は回転運動をさ
   せられて前記加速ノズルからの研摩剤の入っていないガ
   ス（Ｇ）に均一に混入させられることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか′に記載の局
   部表面の処理装置。 ５）水放出管（１６）は前記キャリアガス（ＳＯ）の放
   出管（１３）に対して同心的に配首されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか
   に記載の局部表面の処理装置。 ６）前記水放出管（１６）の放出口は前記キャリアガス
   （ＳＯ）および研摩剤の入っていないガス（Ｇ）用の放
   出ｖ（１３）の放出口に比べて若干後ろに置かれている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の局部表面
   の処理装置。 ７）キャップ（１７）は漏斗状部材（１２）の前縁（１
   ８）の領域においてこの漏斗状部材に、水用の放出口（
   ２１）を形成する支持部（２２）を介して支持されてｂ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項
   の込ずれかに記載の局部裏面の処理装置。 ８）前記ノズル装＆（３）は研イ剤の混合されているキ
   ャリアガス（ＳＧ）用の供給−Ｉ（７）と研摩剤の入っ
   ていないガス（０）用の供給管（５）と水（Ｗ）用の供
   給管（６）とを少なくとも備えた回転対称形の基体（４
   ）を有し、この基体（４）の中心部には前記自由噴流を
   発生する加速ノズル（９）が配設され。 この加速ノズル（９）に対して同心的に、前記基体（４
   ）の一つの面と共に前記室（１０）を形成しかつ前記放
   出管（１３）を有する漏斗状取付は部材（１２）が保持
   され、そして、この取付は部材（１２）に対して同心的
   に、主として前記ノズル装置の外ｗｔｔ形成する回転対
   称形の部材（１７）が保持され、この部材（１７）は前
   記取付は部材（１２）と共に前記水用放出’Ｉｆ　（１
   ６）を形成することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第７項のいずれかに記載の局部表面の処理装置。 ９）前記加速ノズルＣ”９　’）　、取付は部材（１２
   ）およびこの取付は部材に対して同心的に保持された回
   転対称形部材（１７）Ｉ／′ｉ前記基体（４）に取外し
   可能に保持され、特にねじで止められて取外し可能に保
   持されていることを特徴とする特許請求の範囲第８項記
   載の局部表部の処理装置。 １０）研摩剤の混合されているキャリアガスおよび研摩
   剤の入っていないガス用の共通の放出口（１３）は約０
   ．８ｆｆｉｊｌの直径を有し、前記加速ノズル（９）は
   約（１，６ｕの山径を有し、この加速ノズルを通るガス
   流量は１分当り約１０リツトルでめることを特徴とする
   特許請求の範１２ｆｌ第１項ないし第９項のいずれかに
   記載の局部表面の処理装置。