JPS5837874B2 - 塗膜のすじ目模様形成法 - Google Patents

塗膜のすじ目模様形成法

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JPS5837874B2
JPS5837874B2 JP907278A JP907278A JPS5837874B2 JP S5837874 B2 JPS5837874 B2 JP S5837874B2 JP 907278 A JP907278 A JP 907278A JP 907278 A JP907278 A JP 907278A JP S5837874 B2 JPS5837874 B2 JP S5837874B2
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viscous
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリバース式の連続ロールコーター設備のアブリ
ケーターロール、ピックアップロール(以下コーターロ
ール等と総称する)のロール表面に粘性樹脂塗膜が有し
た状態において、この塗膜の一部にドクターを圧接し、
このドクターをロール面に対して平行及び上下方向の制
御機構を介して、ロール表面の塗膜に所定の連続又は断
続した曲線又は直線のすじ目模様を形或ぜしめ、しかる
のちこの塗膜を亜鉛メッキ鋼板、冷延鋼仮、ステンレス
鋼仮、アルミニウム板、銅板などのストリップ(以下鋼
帯と総称する)へ塗缶し、その後この塗膜を乾燥焼付げ
などの処理により硬化して模様を固定する塗膜のすじ目
模様形或法に関する。
尚、ここでいう粘性とは塗膜にドクターを圧接すること
により塗膜が雌の部分に移動できる柔軟な状態でしかも
移動された塗膜が、塗装硬化される1での間、そのま1
の状態を保てる程度のものを云う。
又ここで言うリバースコートとは銅帯の進行方向と逆の
方向にアプリケーターロールを回転させて塗装する方法
である。
従来、塗装物の表面に模様を形或する方法としては、グ
ラビア印刷スプレーによる重ね塗り彫刻された凸版ロー
ルによる直接印刷方式あるいは、特公昭47−357.
22及び特公昭47−32694などの発明にみられる
不規則反復模様の形或法などの種々の方法が公知である
特に、グラビア印刷による模様は多種用途に使用されて
むり、美しい模様が得られている。
しかしグラビア印刷に使用されている凹版ロールは一般
に写真によるエッチング等で作成されてむり、製版費用
が非常に高価な上凹版ロールの摩耗によりインキ塗市量
か変化し、模様の状況が使用頻度によって変化する為ロ
ール寿命には一定の限界がある。
又、転写されたインキは一般に薄くグラビア印刷された
表面の外観はほとんどが平面的になる。
又スプレーの重ね塗りによる模様形成も多く行なわれて
いるが、塗料飛散による汚染防止の為の補助設備が必要
であり、塗料損失も多く塗料噴射ノズルの管理が微妙で
あり連続した生産の場合に再現性に乏しいなどの欠点が
ある。
さらに彫刻された凸版ロールによる直接印刷の場合は、
複雑な模様が得られるが、ロール製作費が高価な上、疵
などが入った場合、模様の再現性が困難であり、1た立
体的な模様が得難く、版の再生費用が高いなどの問題点
がある。
このほか特公昭47−35772及び特公昭4.7−3
2694のどとく弾力性のある模様ロールを基材表面の
塗膜が湿潤している間に基材の移動速度と異なる回転速
度で回転させながら被膜に模様を形敗しその後乾燥する
という模様形或法がある。
この方法は木目模様を形或する為のものであり、基材表
面にあらかじめ湿潤被膜を被覆しそれに模様を形或した
のちに乾燥する。
しかしこの方法の問題点は前述の凸版ロールと同様に非
常に高価な模様ロールが必要であるということである。
さらにこの方法は基材の移動速度とロールの回転速度と
を変化させて不規則な模様を得ることを主眼にしている
が、ロール自体に彫刻したパターンが一定の為長手方向
に変化しても一完全模様サイクルは短かくなり全体の調
子は変化しない。
最近はロールによる繰返しパターンがあきられている為
、一完全模様サイクルを長くするには模様ロールの直径
を大きくする必要があり、ロールコストはもちろん印刷
設備全体の費用も非常に高くなっている。
又、基材とロールの速度が違う為にロールに摺疵が入り
易くごく一部に疵が入ってもロール全部を交換しなげれ
ばならないなどの経済的な問題点が多いのである。
本発明はこれら公知の方法の問題点を解決した全く新し
い模様形戊法に関するものである。
即ち本発明の原理はリバース式の複数個のロールよりな
る連続ロールコーター設備のコーターロール等の表面に
あらかじめ粘性を有した塗膜を被覆してむき、ロール表
面と相対的に移動可能なドクターをこの粘性塗膜に直接
圧接し、塗膜をドクターの両端に押し分けて所定のすじ
目模様を形成せしめ、しかるのち、とのすし目模様塗膜
を銅帯に転写塗装し、その後模様が消えないように塗膜
を硬化して模様を固定するものである。
即ち本発明の特徴は高価な凹版ロールや凸版の彫刻ロー
ルを使用することなく、リバース回転のコーターロール
等の表面に任意の大きさの連続又は断続した直線及び曲
線を立体的に形成せしめ、前述の各種の模様形或法と1
つたく違う種類の美しい模様を得ることができ、しかも
スプレー塗りの場合と違って周囲を1つたく汚染しない
ものである。
さらにドクターは長手方向に複数個取付可能な為複雑な
模様が得易く、ドクター個々の交換も作業中に手軽に行
なうことができる。
又、異なる材質のドクターの複合使用により、すじ目模
様の濃淡の形戊も可能である。
さらにプレコート鋼仮の尚接性に関しても、本発明では
あらかじめ醇接部分に塗膜を被覆しない事が可能である
ため、従来の酵接部分の塗膜を剥離するという手間が省
け、そのメリットは非常に大きいものである。
本発明による模様形或設備は非常に簡単なドクター及び
その制御装置からなる。
ドクターは粘性塗膜に接触してこれをその両側ら押し分
ける剛体又は弾性体からなるもので、ドクター個々の太
さ、その間隔を模様によって換えられるものである。
又、制御装置はこのドクターのロール表面に対する平行
及び上下方向の移動を制御する機能を有するものである
本発明における模様の調整は制御装置によるドクターの
ロール表面に対する相対運動によって行なうものである
即ち本発明による塗膜の連続模様の形或方法としてはコ
ーターロール等へ圧接したドクターを固定して直線的な
すじ目模様を得る場合、ドクターをロール回転方向と直
角の方向に移動して曲線を得る場合及びこれらの二つの
方法を組合せる場合がある。
又、断続的なすじ目を得たい場合にはドクターのロール
面への圧接時間を変化させることで簡単に得られる。
本発明で対象とする塗膜については一般に使用される各
種の塗料、例えはポリエステル系、アクリル系などを用
い熱硬化性又は熱可塑性のいずれのものも使用が可能で
ある。
又、用途によっては耐蝕性、耐候性を増すため塗料に防
錆顔料などが含1れることか望1しい。
次に本発明を具体的に図面によって説明する。
第1図は本発明の模様形成法の一実施例を示す全体概略
図であり、銅帯Aは供給装置1より模様形戊設備2へ供
給され鋼帯Aの表面に所定の模様を転写塗装する。
こうして鋼帯Aの表面に模様が形或された直後鋼帯Aは
硬化設備3に、移動されて表面の塗膜を硬化させられ模
様が固定される。
その後鋼帯Aは受取装置4によって巻取られる。
第2図は本発明の模様形戊設備の一例を示す正面図であ
る。
ドクター31は金属、プラスチックもしくはゴム等の材
質からなりコーターロール等の表面の粘性塗膜に直接圧
接し模様を形戊する。
このドクター31の太さによってすじ目の太さが決定す
る。
保持器32はドクター31を所定の間隔で固定し、すじ
目模様のピッチの調整及びドクターの圧接角度を調整す
る機能を有する。
圧接装置33は押付げシリンダーもしくは押付圧調整ボ
ルト等からなりロール面に対するドクターの押付圧を調
整して模様の鮮明度、巾等を決定する機能を有する。
さらに圧接装置33にはドクターがロール面に対して上
下の運動ができるようi機能も有している。
平行移動装置34はドクター及び圧接装置33をロール
面に対して平行に移動する装置であり、シリンダー、カ
ム機構等により往復運動が行なえるような機能を有する
第3図A,B,C,Dは本発明の模様形戚方法の具体的
な説明図である。
第3図Aはドクター31を2本ロール方式のロールコー
ター設備のアブリクーターロール36に圧接した場合の
一例である。
ロールの回転方向はアプリケーターロール36は鋼帯A
の進行方向に対しリバース回転、ピックアップロール3
7はアプリケーターロール36に対しナチュラル(同方
向)回転である。
この場合、塗料パン40内の塗料はピックアップロール
37にてピックアップされ、ピックアップロール37と
アブリケーターロール36との間で膜厚調整される。
調整後、この塗膜はドクター31にて模様が形或され鋼
帯Aに転写塗装される。
もしも、アブリケーターロール36が銅帯Aに対してナ
チュラル回転とするとドクター31にて形戊された模様
はピックアップロール37に(アプリケーターロールと
ナチュラルに回転する。
)にて消されてし1う為アプリケーターロール36はリ
バース回転で塗装を行なうものである。
この方法は比較的低粘度の塗料を使用する場合及び直線
の模様形戊に適しており形成された模様は鮮明度の浸れ
たものが得られる。
第3図Bはドクター31を3本ロール方式のロールコー
ター設備のアブリケーターロール36に圧接した場合の
一例である。
この場合のロールの回転方向はアブリケーターロール3
6ぱ銅帯Aの進行方向に対しリバース回転、ピックアッ
プロール37はアプリケーターロール36に対してリバ
ース回転、メタリンクロール38はピックアップロール
37に対してナチュラル回転となる。
この方法は高粘度の塗料を使用する場合に適している。
第3図Cはドクター31をロールコーター設備のピック
アップロール37に圧接した場合の一例である。
ロールの回転方向はアプリケーターロール36は鋼帯A
の進行方向に対しリバース回転、ピックアップロール3
7はアブリケーターロール36に対しリバース回転、メ
タリングロール38はビックアップロール37に対しナ
チュラル回転である。
この場合、塗料パン40内の塗料はピツクアツフーロー
ル37によりピックアップされ、メタリングロール38
により膜厚調整される。
調整後との塗膜はドクター31により模様が形或されア
プリケーターロール36を介して鋼帯Aに転写塗装され
る。
ピックアップロール表面での模様形或の利点としては、
このロールは通常スチールロールであり表面硬度が高く
、従ってドクターの揺動性に適している為、曲線模様の
形成に最適である。
第3図Dはドクター31をアブリケーターロール36及
びピックアップロール37に圧接した場合の一例である
ロールの回転方向はアプリケーターロール36は鋼帯A
の進行方向に対し、リバース回転、ピックアップロール
37はアブリケーターロール36に対しリバー゛ス回転
、メタリングロール38はピックアップロール37に対
シナチュラル回転である。
この場合、塗料パン40内の塗料はピックアップロール
37によりピックアップされ、メタリングロール38に
より膜厚調整される。
調整後との塗膜はピックアップロール37上のドクター
31で模様が形戊され、さらにアプリケーターロール3
6に転写後、曲のドクター31で再び模様が形成される
その後これらの模様が形戊された塗膜は鋼帯Aに転写塗
装される。
この方法は複雑な模様を得るのに適してむり、ドクター
31の上下左右運動及びドクター硬度の使い分げにより
変化のある複雑な美しい模様が得られる。
本発明はドクターの材質、硬さ、形状、圧接力、コータ
ーロール等表面との圧接角度、移動速度などの条件を適
正に調整することで安定した美しい模様を得ることがで
きる。
これらの条件はすべて定量的なものであり模様の再現性
を数値で把握できる点が有利である。
本発明に用いるドクターの材質はスチール、アルミ等の
金属、ポリスチレン、ポリエチレン、ユリア、A.B
.S.、ポリプロピレン、ナイロン、塩ビ等のプラスチ
ック系、もしくはS.B.R.、ブチル、ニトリル、シ
リコン、ウレタン、クロロプレン等のゴム系のものが推
奨されるがコーターロール等の表面に疵をつげないこと
、耐摩耗性のあること、圧接力に耐える強度のあること
、さらに粘性塗膜によって変質しないことなどを考慮し
て選択することが肝要である。
一般的には弾性に富んだドクターは圧接するロールの表
面硬度が比較的高い(例えばショア硬度で50以上)も
のに適し、剛性に富んだドクターはロール表面硬度の低
いものに適している。
又、バネ鋼などの硬い材質のドクターはロール表面がウ
レタン、ニトリル、ネオフレンなどのゴムで被覆された
アプリケーターロールに圧接する場合に適し、プラスチ
ック系やゴム系の軟質な材質のドクターは硬質のクロー
ムメッキやチルド加工を施した硬い表面のピックアップ
ロールに圧接する場合に最適である。
ドクターの圧接力については模様の鮮明さ、ドクターの
太さ、圧接角度、粘性の程度、コーターロール等の表面
の硬さなどによって変化すべきであるが、ドクターの単
位長さ当り30g/cmから5 0 0 g/αの範囲
が一般的である。
圧接力が30g/CIrLより少ないとすじ目模様が不
鮮明になる。
500.9/釧以上の圧接力ではドクターの摩耗、先端
形状の変形、コーターロール等の表面への疵等の問題が
起こる。
圧接角度については第4図に示すように図中Bで表現し
た角度が大きい範囲で使用した場合は塗膜の押し分けが
完全になり、鋼帯に転写塗装後、下地の色差による良好
な模様の鮮明度が得られる。
圧接角度が小さくなるにつれて、すじ目の模様形戚部に
若干塗膜が残るようになり鋼帯に転写塗装後、色調が鋼
帯表面の下地色と塗膜の巳との中間色が得られる。
ロールの回転速度については使用される塗料タイプ、膜
厚、粘度等により適正な膜厚が得られるように調整され
る。
銅帯の移動速度は粘性塗膜のチキントロピツク性および
生産性などを考慮して決定される。
チキソトロピツク性が低い塗膜の場合は模様形戊後なる
べく早く塗装し硬化設備で硬化すべきであり、又、生産
性の向上の点からも移動速度はなるべく早い方が望1し
いがロールコートの場合の物理的な限界や硬化設備の能
力との関係によって最高か抑えられ一般的には毎分15
0m程度である。
硬化設備としては熱風式、紫外線式、電子線式などの設
備があるが、これらは使用される塗料タイプ、性状によ
って決定すべきである。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例 1 基 材 ポリエステル系塗料を被覆した亜鉛
鉄板コイル 粘性塗膜 樹脂系 ポリエステル系県料 塗膜厚 未乾燥で約40ミクロン 粘 度 #4フォードカツプで約 100秒 ドクター条件 圧接場所 材 質 硬 度 配 置 圧接角度 圧接力 移 動 通仮速度 硬化条件 設 備 焼付時間 焼付温度 得られた模様 実施例 2 第3図Aロール表面はニトリルゴム H.8.50° バネ鋼SUP−6 HB 3 6 0〜430 アブリケーターロールの回転方向に 直角に複数個1列 25° 4 0 0 g/CTL アブリケーターロールの巾方向一定、 上下方向一定 90m/分 熱風循環式乾燥炉 30秒 300’C 第5図Aに示す 基 材 塩ビ系塗料を塗装硬化させた冷延錯 仮コイル ?性塗膜 樹脂系 塩ビゾル系塗料 塗膜厚 未乾燥で約100ミクロン 粘 度 7000CPS ドクター条件 圧接場所 第3図Cロール表面は硬質クロームメツキH
.8.70’ 材 質 ウレタンゴム 硬 度 H.S.55゜ 配 置 ピックアップロールの回転方向と直角に複数
個1列 圧接角度 60゜ 圧接力100g/C1rL 移動 ピックアップロールの回転方向と直角に揺動 通板速度 30m/分 硬化条件 設 備 熱風循環式乾燥炉 焼付時間 90秒 焼付温度 2500C 得られた模様 第5図Bに示す 実施例 3 基 材 ポリエステル系塗料を塗装硬化させた亜鉛
鉄板コイル 粘性塗膜 樹脂系 ポリエステル系塗料 塗膜厚 未乾燥で約40クロン 粘 度 #4フオードカツプで約30秒ドクター条件 圧接場所 第3図Bロール表面はウレタンゴムH.S.
50゜ 材 質 塩化ビニル樹脂 硬 度 H.8.50° 配 置 アブリケーターロールの回転方向と直角に複
数個2列 圧接角度 90 圧接力60g/crrL 移 動 一列目と二列目を交互にロール面に対して上
下運動 30m/分 通仮速度 硬化条件 設 備 紫外線硬化式乾燥炉 焼付時間 5秒 焼付温度 120WX6本 得られた模様 第5図Cに示す 実施例 4 基 材 ポリエステル系塗料を塗装硬化させた亜鉛
鉄板コイル 粘性塗膜 樹脂系 熱硬化アクリル系塗料 改膜厚 未乾燥で約30ミクロン 粘 度 #4フオードカツプで約80秒ドクター条件 圧接場所 第3図D 通仮速度 40m/分 硬化条件 設 備 焼付時間 焼付温度 得られた模様 実施例 5 基 材 リン酸亜鉛系の化戚処理を施した冷 延鋼板コイル 熱風循環式乾燥炉 60秒 3000C 第5図Dに示す 粘性塗膜 樹脂系 熱硬化アクリル系塗料 塗膜厚 未乾燥で約15ミクロン 粘 度 #4フオードカツプで約80秒ドクター条件 圧接場所 第3図Aロール表面はウレタンゴムH.8.
50” 材 質 塩化ビニル樹脂 硬 度 H.8.75° 配 置 アプリケーターロールの両側に各1ヶ進行方
向に対し45゜の角度で配 置 圧接角度 30゜ 圧接力5 0 0 El/cm 移 動 アブリケーターロール巾方向一定、上下方向
一定 通仮速度 60m/分 硬化条件 設 備 熱風循環式乾燥炉 焼付条件 45秒 焼付温度 3000C 得られた模様 第5図Eに示す 第5図の5はドクターによってコーターロール等の表面
の塗膜が押し分けられて未塗装となり転写塗装後、鋼帯
下地表面が見える部分であり、6はドクターとドクター
との間でコーターロール等の表面の痘膜が寄せ集1りそ
の後鋼帯に転写塗装された部分である。
ここで転写塗装された塗膜とドクターによりコーターロ
ール等の表面で塗膜が押し分けられ転写塗装後未塗装と
なって現われた鋼帯下地表面との対比で模様となり、さ
らにコーターロール等の表面で塗膜が押し分けられた部
分と寄ぜ集められた部分が転写塗装後、銅帯表面で塗膜
厚差が生じ立体感が得られる。
これらの示すととく非常に簡単な設備によって種々の鮮
明な模様が得られる。
さらにこれらの組合せあるいはドクターの個数や配置及
びドクターの揺動の方法などを変えることによってより
複雑な模様も得ることができる。
更に本発明による効果としては例えば意匠効果、廖接用
効果等があり意匠効果としてはロール印刷方式により得
られる一完全模様サイクルとは違い、より長くより複雑
な模様を得ることができ、色、立体感との組合ぜにより
、装飾性豊かなものが得られる。
又、廖接用効果としてはシーム醇接、スポット晦接等を
行なうために醇接部分をあらかじめ未塗装にすることが
可能である。
従って従来のように醇接部分の塗膜を剥離する手間、時
間等が不要になり仕上りも良好であるなどその効果は非
常に大きい。
本発明により得られたすじ目模様鋼板の用途としては、
意匠用としては下見材、屋根材及び間仕切、ドアー、床
、天井パネルなどの建築内装用として用いられる。
さらに晦接用としては一般器物である家具、ペルー缶、
家電製品、各収納箱など、製作の際鹸接を必我とする物
に広く利用されている。
以上の様に本発明は非常に簡単に美しく、しかも再現性
の確かな模様が得られる新しい塗膜のすじ目模様形或法
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す全体概略図、第2図は模
様形戊装置の正面図、第3図A,B,C,Dは本発明の
模様形或方法を示す説明図、第4図はコーターロール等
とドクターとの圧接角度を示す図、第5図A,B,C,
D,Eは本発明により形或されたすじ目模様の一例を示
す図である。 1・・・供給装置、2・・・模様形戊設備、3・・・硬
化設備、4・・・受取り装置、5・・・押し分けられた
部分、6・・・寄せ集められた部分、A・・・鋼帯、B
・・・コーターロール等とドクターとの圧接角度、31
・・・ドクター、32・・・保持器、33・・・圧接装
置、34・・・平行移動装置、35・・・コーターロー
ル等、36・・・アプリケーターロール、37・・・ピ
ックアップロール、38・・・メタリングロール、39
・・・バックアップロール、40・・・塗料パン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リバース式の連続ロールコートにおいて、ロールコ
    ーター設備のアプリケーターロール表面に付着している
    粘性樹脂塗膜の一部にロールと相対的に移動可能な剛体
    もしくは弾性体の複数個の模様付け用ドクターを圧接し
    、このドクターのロール表面に対する相対運動を制御し
    て、粘性塗膜の表面にすじ目模様を形或ぜしめ、しかる
    のちとのすし目模様を銅帯に転写塗装し、その後硬化す
    ることを特徴とする塗膜のすじ目模様形戊法。 2 リバース式の連続ロールコートにおいてロールコー
    ター設備のピックアップロール表面に付着している粘性
    樹脂塗膜の一部にロールと相対的に移動可能な剛体もし
    くは弾性体の複数個の模様付け用ドクターを圧接し、こ
    のドクターのロール表面に対する相対運動を制御して、
    粘性塗膜の表面にすじ目模様を形或せしめ、しかるのち
    とのすし目模様を銅帯に転写塗装し、その後硬化するこ
    とを特徴とする塗膜のすし目模様形或法。 3 リバース式の連続ロールコートにあ・いて、ロール
    コーター設備のアプリケーターロール表面及びピックア
    ップロール表面に付着している粘性樹脂塗膜の一部にロ
    ールと相対的に移動可能な剛体もしくは弾性体の複数個
    の模様付け用ドクターを圧接し、このドクターのロール
    表面に対する相対運動を制御して、粘性塗膜の表面にす
    じ目模様を形威せしめ、しかるのちとのすじ目模様を銅
    帯に転写塗装しその後硬化することを特徴とする塗膜の
    すし目模様形或法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995029768A1 (fr) * 1994-04-28 1995-11-09 Taiyo Steel Co., Ltd. Procede de peinture en continu

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