JPS583733A - プレス型構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプレス型構造に関する。

例えば従来のワークの傾斜面に穴（ピアス）を穿つプレ
ス型構造としては第１図に示すようなものがある。すな
わち、（１）は下型（２）に形成したワーク載置部であ
り、このワーク載置部（１）にはボタンダイ（３）が取
り付けである。（４）はウェアプレート（５）や、ギブ
プレート（６）によって下型（２）上に摺動可能に支持
され、ワーク載置部（１）に対して接近離隔可能なスラ
イドカムである。このスライドカム（４）には後述する
ドライブカムとの当接面（４ａ）が形成しである。（力
は圧縮ばねであり、スライドカム（４）をワーク載置部
（１）から離隔する方向に付勢している。（８）は図示
しない駆動装置によって上下に駆動され下型（２）に接
近離隔する上型であり、（９）は上型（８）に固定され
該上型（８）の下降に伴なってスライドカム（４）の当
接面（４ａ）に当接し、これを駆動するウェアプレート
（９ａ）を有するドライブカムである。

しかして、ドライブカム（９）に駆動されたスライドカ
ム（４）は、前記圧縮ばね（７）の反撥力に抗してウェ
アプレート（５）上をワーク載置部（１）へ向かって摺
動し、その一端に取り付けであるピアスポンチＱｌと前
記ボタンダイ（３）との協働によりワーク載置部（１１
に載置されたワークａυにピアスを穿つ。

しかしながら、このような従来のプレス型構造にあって
は、スライドカムの摺動によりプレス加工を施すため、
装置が大型になってしまい、特に型内が入り組んでいる
場合、または、スペースがない場合には、設計が非常に
難しくなってしまう。

また、プレス型構造が複雑になるため、製作費用、製作
工数が嵩んでしまうという問題点があった。

この発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、ダイを有する型に先端部にポンチを設けたアー
ムを揺動可能に設け、揺動手段により、アームを駆動し
、ポンチとダイとてプレス加工を施すようなプレス型構
造にすることにより上記問題点を解決することを目的と
している。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第２，３図は、この発明の一実施例を示す図である。ま
ず構成を説明すると、Ｑυはボタンダイ（ハ）を有する
ワーク載置部＠が形成しである下型である。この下型Ｑ
υ上に固定したブラケット（至）には略り字形状のアー
ム（至）がピン（イ）Ｋよって揺動可能に取り付けであ
る。このアーム（ハ）の一端部は傾斜スライド面（５）
を有する階段状に形成してあり、一方の段の肩部にはロ
ーラ（至）が取り付けである。また、前記傾斜スライド
面（５）には第３図に示すようにＶ字型断面形状を有す
るガイド溝（ハ）が設けである。

前記アーム（ハ）の一端部側面にはポンチリテーナ（７
）が固定してあり、このポンチリテーナ（至）Ｋは前記
ボタンダイ（２２１と協働してワークにピアス加工を施
すピアスポンチ６υが取り付けである。ここで、アーム
（ハ）を支持しているピン（イ）の中心、すなわちアー
ム（ハ）の揺動中心、は前記ボタ／ダイ（ハ）の加工面
曽の略延長線（口（半径無限大の接線）上に位置するよ
うに構成されており、ワークにピアス加工を施すときピ
アスポンチ（３１）がボタンダイ＠に食い込まないよう
になっている。（ハ）、（ロ）はプラタン）　Ｃ２４）
を間に挾んで下型Ｑυに固定され、アーム（ハ）の他端
部の前端（ハ）および後端（３）と当接して該アーム（
ハ）の揺動範囲を規定するストッププレートである。１
３ηはプレス加工を行なった後のアーム（ハ）を第２図
に仮想線で示す非作動位置へ押し戻すために下型Ｑυ上
に取り付けであるウレタンゴム等の弾性体である。一方
、（４υは図示しない駆動装置によって上下に駆動され
、下型Ｃυに接近離隔する上型であり、（４２１は上型
（４Ｎ）に取°り付けられた駆動手段としてのドライブ
カムである。このドライブカム（４２は第１傾斜面（４
３と第２傾斜面（４４Ｊを有しており、第２傾斜面（４
４１には前記アーム（ハ）のガイド＃Ｉ＠と嵌合可能な
Ｖ字型断面形状を有する突条（４５１が形成しである。

なお、（４ｅは上型０υに取り付けられたパッドである
。

次に作用を説明する。

ワーク載置部ｃ！３１上にワークとしてのパネル（４η
を載置し、上型（４υを下降させる。このとき、アーム
（ハ）はその他端部後端（至）がストッププレート（財
）に当接した非作動静止位置にある。上型（４１）の下
降に伴ない、まずパッド（４１１９がパネル０ηをワー
ク載置部（ハ）に押圧し固定する。次いで、下降して来
たドライブカム（４４の第１傾斜面（４３がアーム（２
）のローラ＠に当接し、これを回転させながら該アーム
（ハ）を第２図の矢印内方向へ回動させる。アーム（ハ
）を回動させながら上型０υが更に下降すると、ドライ
ブカム（４）は今度は第２傾斜面（４４）でアーム（ハ
）の傾斜スライド面罰と当接するようになり、前記突条
Ω四がガイド溝（至）に嵌入する。更に上型Ｃυが下降
すると、アーム（至）は傾斜スライド面一でドライブカ
ム（４Ｂの第２傾斜面０４）と摺接しつつ前記弾性体（
３ηの反撥力に抗して該弾性体０７）を圧縮しながら回
動し、ガイド溝（ハ）と突条（４５１との嵌合によって
正確に案内され１ピアスポンチ６Ｎ）でボタンダイ（ハ
）と協働してノくネル（４ηの傾斜面の所定個所にピア
スを穿つ。・くネル（４つにピアスを穿ち終えた直後に
上型（４υが下死点に達しかつ、アーム（ハ）の他端部
前端（ハ）がストッププレート（ハ）に当接する。その
結果アーム（ハ）はそれ以上の矢印内方向への回動を規
制され停止する。次に、上型（４Ｉ）の上昇に伴なって
ドライブカム（４２１が上昇すると、アーム（ハ）は弾
性体６７）の反撥力によって押し戻され矢印（Ｂｌの方
向へ回動して最初の非作動静止位置へ復帰する。

なお、前述の如くアーム（ハ）を揺動させる駆動手段と
してドライブカム（４２１を用いる替りにテコを用いる
こともできる。その−例を第４図に示す。すなわち、６
１）は上端部に傾斜スライド面やローラ等を有しない以
外は前記実施例のアーム（ハ）と同様に構成されたアー
ムであり、５のは下型（至）上に設けられた（約点を支
点としてテコを構成するバーである。

６４）は、その下端がバー■の一端ｔ５？）に回動可能
に連結され、上端が上型５５１に回動可能に連結された
口ラドであり、このロッド６４）は上型５５１の上下動
に伴ない図示しないガイド部材に案内されて上下動する
。■はその下端がバー６２の他端５８に回動可能に連結
され、上端がアームｔ５υの下端部に回動可能に連結さ
れたロッドである。他の部分の構成は、弾性体が設けら
れていないことを除いては前記実施例と同様になってい
る。そこで、上型５５１を下降させるとロッド５４）が
バー（５２の一端ｉ！１Ｉ７）を押し下げる。

その結果、バー５りの他端（至）がロッド（４）を介し
て非作動位置にあるアーム６υの下端部を押し上げ、該
アーム６υを矢印（Ｊ）方向に回動させてピアス加工を
行なう。ピアス加工が終了して上型５つを上昇させると
、バー６２が前記とは逆の動作をし、アーム６υを矢印
（６）方向に回動させて非作動静止位置に復帰させる。

このような駆動構造にした場合、ドライブカムを別の位
置に設定でき、型の設計をより簡単にすることができる
。なお、上記以外にアームを揺動させる揺動手段として
アクチュエータを用いることも可能である。

以上説明してきたようにこの発明によれば、その構成を
ダイを有する型と、該型に揺動可能に取り付けられ、そ
の揺動中心が前記ダイのプレス加工面の略接線上に位置
し、前記ダイと協働してプレス加工を行なうポンチを有
するアームと、該アームを揺動させる駆動手段と、を有
するようにしたため、従来のスライドカムを摺動させて
ワークにプレス加工するプレス型のようにスライドカム
を正確に摺動させるためのウェアプレートやギブプレー
ト、それに圧縮ばねな設ける必要がなく、構造を簡単に
、かつ、小型にすることができ型の設計を容易にするこ
とができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプレス型構造の部分断面正面図、第２図
はこの発明に係るプレス型構造の一実施例の部分断面正
面図、第３図は第２図の■−■矢視断面図、第４図はこ
の発明に係るプレス型構造のアームを駆動させる揺動手
段の変形例を示す概略正面図である。 Ｑυ・・・下型、　　　　　（ハ）・・・ダイ、ｃ！ツ
・・・アーム、Ｃ１υ・・・ポンチ、Ｃ３２１・・・ダ
イの加工面、　（４Ｉ）・・・上型、（４２１・・・ド
ライブカム（ホルダ駆動手段）、（Ｕ・・・ダイの加工
面の接線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイを有する型と、該型に揺動可能に取り付けられ、そ
   の揺動中心が前記ダイのプレス加工面の略接線上に位置
   し、前記ダイと協働してプレス加工を行なうポンチを有
   するアームと、該アームを揺動させる駆動手段と、を備
   えたことを特徴とするプレス型構造。