JPS5837154A - 6段圧延機列の前段スタンド用ワ−クロ−ル - Google Patents

6段圧延機列の前段スタンド用ワ−クロ−ル

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Publication number
JPS5837154A
JPS5837154A JP13642781A JP13642781A JPS5837154A JP S5837154 A JPS5837154 A JP S5837154A JP 13642781 A JP13642781 A JP 13642781A JP 13642781 A JP13642781 A JP 13642781A JP S5837154 A JPS5837154 A JP S5837154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work roll
rolling mill
row
roll
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13642781A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Takashima
高島 孝弘
Takatoo Mizoguchi
溝口 孝遠
Sadao Oota
太田 定雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP13642781A priority Critical patent/JPS5837154A/ja
Publication of JPS5837154A publication Critical patent/JPS5837154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は6段圧延機列の前段スタンド用ワークロールに
関する。
近年、冷間圧延においては4段圧延機に代え、バックア
ップロールとワークロールとの間に中間ロールを設け、
該中間ロールの中方向への左右動により形状性制御が行
ないうる6段圧延機が使用されるに至っている。
本発明者らは先に上記6段圧延機用ワークロールとして
、 CO,7〜1.6%、SiO,15〜1.6%、Mn0
.15〜1.6%、Cr3,5〜12%を含み、CとC
rとの関係が 16zcr%+15×C%427 Cr%=<21XC%−9 を同時に満足する関係にあり、かつMoQ、4〜3%、
V O,2〜2%の1種又は2種を含み、残部鉄及び不
純物からなり、表面硬度をI(V720〜800に調整
したものが耐摩耗性及び耐スポーリング性に優れた性状
を示すことを見い出し、特許出願をした(特願昭55−
123208号)。
しかしながら、その後さらに研究を重ねた結果、特に6
段圧延機列の前段スタンドでは圧下量を大きくした高圧
下圧延が行われるため、圧延材との咬み込みが充分に行
われるように従来の4段圧延機のワークロールより表面
粗さの大きいワークロールを使用することが必要であり
、さらに優れた耐摩耗性を有するだけでな(、圧延中に
表面粗さが小さくなってスリップが発生しないようにい
わゆるスクラッチ保持性の良い材質が必要であることを
知った。
そこで、本発明者らは、6段圧延機列の前段スタンド用
ワークロールにおける上述の課題を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、マl−IJッス硬度の増大に伴なって耐
摩耗性は向上するが、材料中に含まれる炭化物粒子が摩
耗に対して抵抗する役割を果すものと考えられ、炭化物
大きさがある値までは同一硬度のマトリックスでも炭化
物の体積率の増大に伴なって耐摩耗性が向上するととも
に、スクラッチ保持性もCr量の多い、すなわち炭化物
の多い程良好であることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明はC1,0〜1.4%、Si0.15
〜1.6%、Mn o、 15〜1.6%、Cr5〜1
6%を含み、C(!:Crとの関係が 27〈Cr%+15×C%434 Cr量、<zixc%−9 の両関係式を同時に満足する関係にあり、残部鉄および
不純物からなる耐摩耗性およびスクラッチ保持性に優れ
た6段圧延機列の前段スタンド用ワークロールを提供せ
んとするものである。
以下、本発明をさらに具体的に説明する。なお、以下の
結果は、実圧延時のワークロール、中間ロールの転勤接
触をシミュレートしている西原式転勤摩耗試験に基づき
、30φリング片2個を転勤接触させて行なう。一方の
リング材は中間ロールとして一般に用いられる0、85
 C−3,5Cr材であって、硬さHV700、表面粗
さRmax = 1.5μmのものを用いる一方、他方
のリング材は6段要な硬さ7々OO1表面粗さに−・・
=1シこ設定された種々の成分のものを用いる。
第1図はロール材中のCおよびCr含有量と表面粗さR
max(μm)および摩耗減量(■)との関係を示し、
CおよびCr含有量、特にCr含有蓋が増加するにつれ
て、表面粗さの減少が少なくなり、いわゆるスクラッチ
保持性が向上するとともに摩耗減量も少なくなり、耐摩
耗性が向上することがわかる。
これは、CおよびCrの増加に伴い、炭化物の形成量が
多くなり、この炭化物が耐摩耗性を向上させるものと思
われる。例えば、第2図に示すように、炭化物体積率(
%)に対し上記と同様の試験条件下において5時間後の
摩耗減量(■)を求めると、炭化物体積率(%)の増加
に伴い、摩耗減量が減少し、耐摩耗性が向上することが
わかる。
しかしながら、CおよびCrの増加、主としてCrの増
加により第3図に示すように炭化物サイズも次第に増大
し、C0,9〜1.5%の範囲ではCr 15%で摩耗
減量が最少となり、以後Crの増加とともに増大に転す
る。また、炭化物サイズが30μmを越えると、粗大炭
化物にクラックがみられたり、炭化物が脱落して好まし
くない。
以上の観点から、CとCrとの関係をまとめると ■ 炭化物体積率(%)からみると、炭化物体積率(%
)は12%以上必要である。この領域は第4図の直線A
より上側の領域であり、いまこの直線Aは Cr%+15×C%−27 の関係式で表わされるから、炭化物体積率が12%以上
であるためには、 Cr%+15×C%〉27 であることが必要である。
■ また、炭化物サイズからみると、炭化物サイズは3
0μm以下であることが必要である。この領域は第4図
において直線Bより下側の領域であり、いまこの直線B
は Cr%+15×C%−34 の関係式で表わされるから、炭化物サイズが30μm以
下であるためには、 Cr%+15×C%イ34 であることが必要である。
■ なお、ロールの鍛造性を確保するためには、61.
4%以下であることが必要である。これは第4図におい
て直線Cの左側の領域である。
■ また、硬さについては、高硬度程、耐摩耗性に優れ
るが、熱処理及び実用性の点からllv 800以上が
好ましく、焼入れ硬度がHv8QQ以上となる領域は第
4図の直線りより右側の領域にあり、この直線りは Cr%=21XC%−9 の関係式で表わされるから、焼入れ硬度Hv800以上
であるためには、 Cr%=<21XC%−9 であることが必要となる。
尚、本発明においては、脱酸剤として更には焼入れ住改
善元素としてSi、Mnを含有せしめるが過剰に添加す
ると脱酸生成物が増加し、鋼の清浄度lこ悪影響を及ぼ
すので、Si0.15〜1.6%、Mn 0.15〜1
.6%とする。
シタカッチ、C1,O〜1.4%、s i o、t 5
〜1.6%、Mn 0.15〜1.6%、Cr6〜16
%を含み、CとCrとが 27<cr%+15×C%と34 Cr%z21×C%−9 の両関係式を同時に満足する関係にあり、残部鉄および
不純物からなるロールはその硬度およびml岸耗性の関
係から、6段圧延機列の前段スタンド用ワークロールと
して最適である。
なお、その他合金元素、特にMoQ、4〜3%、Vo、
2〜2%、Ni1%以下が添加されてもよい。
実施例 下記第1表に示す成分からなる6段圧延機前段スタンド
用ワークロールを溶製し、焼入れ、焼戻し処理して試験
材の硬度11v8QQに調整し、さらに研削により表面
粗さをRmax = 12μmに調整し、一方中間ロー
ルとしテ0.85 C−3,5Cr材(硬さHV700
、表面粗さRmax = 1.5 μm)を用いて、西
原式転勤摩耗試験法により、接触面圧200に9/−と
し、エマルジョン潤滑下に、その摩耗減量を測定した。
すべり率は20%である。
その結果を第1表に示す。表中、i1〜4は本発明のワ
ークロール、x5〜11は比較例である。
【図面の簡単な説明】
第1図は硬さf(V2O3,表面粗さRmax=1.5
μmの中間ロールに対しワークロール(表面粗さRma
x=12pm1硬さHV800)のCおよびCrの含有
量を変化させたときの摩耗減量(点線)および表面粗さ
の減少(実線)との関係を示すグラフ、第2図は炭化物
体積率(%)と摩耗減量との関係を示すグラフ、第3図
はCr含有鰍(%)と炭化物サイズとの関係および相対
摩耗減量との関係を併記したグラフ、第4図はCおよび
Crについて焼入れ硬度、炭化物体積率、炭化物サイズ
および鍛造性との関係を総合的に表示したグラフで、・
印は炭化物サイズの分布を示す。 特許出願人 株式会社 神P5製鋼所 代理人弁理士青山 葆)勤”1名 第1図 第4図 in2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  C1,O〜1.4%、Si 0.15〜1.
    6%、Mn 0.15〜1..6%、Cr6〜16%を
    含み、CとCrとが 27くCr%+15×C%434 Cr%&21XC%−9 の両関係式を同時に満足する関係lζあり、残部鉄およ
    び不純物からなることを特徴とする6段圧延機列の前段
    スタンド用ワークロール。
JP13642781A 1981-08-31 1981-08-31 6段圧延機列の前段スタンド用ワ−クロ−ル Pending JPS5837154A (ja)

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JPS5837154A true JPS5837154A (ja) 1983-03-04

Family

ID=15174890

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JP13642781A Pending JPS5837154A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 6段圧延機列の前段スタンド用ワ−クロ−ル

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