JPS5836505A - 和装用バツグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は和服や和装小物等を収容して携帯できる和装
用バッグに関するものである。

目的 この発明の目的は、バッグ本体に棒状のハンガーを着脱
可能に取着することにより、取着時にはバッグ本体の形
状を保持して衣服の型組れやしわの発生を防止し得ると
ともに、取υ外し時には種々の衣服を掛けて使用するこ
とができるハンガーを装備した新規な和装用バッグを提
供することにある。

実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明すると、第１図に示すようにバッグ本体１の表面は中
央の折り曲げ部２にて２つ折りにされた布製の外側カバ
ー３により覆われていて。

この外側カバー３の上部には一対の取手４が取着されて
いるとともに、外側カバー３の片面には上端開口部に蓋
５ａを有する外側ポケット５が設けられている。また、
第２図から明らかなように外側カバー３はその中央部両
側か幅狭になっていて。

第１図に示す２つ折りにしたとき釦１両側中央部が斜状
に狭まるようになっている。

２つ折９状態のバッグ本体１の左右両側および下端側の
８側縁に位置するように外側カバー３の外周縁には、第
８図に示すように第」のまち片６が縫着され、この第１
のまら片６の外周縁には第１のファスナーＴ、第２のま
ら片８および連結片２５が縫合され、そして第２のまら
片８の外周縁には第２のファスナー９が、連結片２５の
外周縁には第３のファスナー１１がそれぞれ縫合されて
いる。そして、第１および第２のファスナー１゜９を選
択的に使用してバッグ本体１２２つ折り状態に保持し得
るようになっている。

第２〜４図に示すように、前記外側カバー３の内面には
布製の内側カバー１０がその一側縁において重合装着さ
れていて、前記連結片２５０周縁に縫合された＠３のフ
ァスナー１１によりＮＭ可能となっている。そして、こ
の内側カバー１０の閉鎖時には外側カバー３との間に和
服収容部１２が形成されるようになっている。また、第
２図に示すように内側カバー１０の外面には合成樹脂製
の透明部材からなり、それぞれ蓋１３ａｉ有する複数個
の内側ポケット１３が設けられていて、帯留、足袋等の
和装小物を区分けして収納し得るようになっている。な
お、外側カバー３および内側カバー１０には防水加工が
施されている。

第３．４図に示すように前記和服収容部１２内において
１．外側カバー３の裏面にはその全体を覆うように合成
樹脂製の不織布からなる被覆地１４が重合縫着されてい
るとともに、外側カバー３の一万〇長縁および両短縁に
は同じく合成樹脂製の不繊布からなる８枚の文庫１５が
それぞれ開放可能に縫着されていて、和服収容部１２内
に収容された和服を被覆し得るようになっている。また
、前記折り曲げ部２に沿って位置するように文庫１５上
には互いに連結される一対のベルト１６が設けられてい
て、′携帯時には和服を文庫１５に被覆した状態で吊シ
下げ保持するようになっている。

第１．４．５図に示すように和服収容部１２の一側底部
には取付部１１を介して合成樹脂材料から成る伸縮自在
の棒状のハンガー１８が着脱可能に取着されている。す
なわち、第５図に示すように、取付部１１は前記第１の
まち片６の内面底部の中央に固着した基板１９と、この
基板１９に鋲着された取付金具２０と、この取付金具２
０に起伏自在に係着される取付枠２１と、この取付枠２
１に回転可能に嵌着さ、れた掛止金具２２とから構成さ
れている。−万、ハンガー１８は円筒状の大径筒部２３
と、この大径筒部２３内に出没自在に収納される一対の
小径筒部２４と、大径筒部２３に摺動可能に嵌着された
３個の摺動子２６と、左右２個の摺動子２６ａ、２６ｂ
に紐２７を介して支持さｉ＋ハンガー吊り下げ用のフッ
ク２Ｂとにより構成されている。そして１両摺動子２６
ａ。

２６ｂの摺動にともないこのフック２Ｂが左右に移動し
得るようになっている。また、中央の摺動子２１にはリ
ング２９が嵌着され、このリング２９は前記取付部１７
の掛止金具２２に取外し可能に掛止されるようになって
いる。

さて、以ｔのように構成された和装用バッグについて次
に使用方法を説明すると、まず和服を収容する場合には
、バッグ本体１を第１図に示す２つ折り状態から第２の
ファスナー９を開放スることにより第２図に示す開放状
態にした後、第４図に示すように内側カバー１０．ベル
ｚｓ、８枚の文庫１５を順次開放して折り畳んだ状態の
和服を和服収容部１２内の被覆地１４上に載置する。

そして、３枚の文庫１５で被覆するとともに、ベルト１
６を連結した後、第８のファスナー１１によシ内側カバ
ー１０を閉鎖する。この内側カバー１０に設けた複数個
の内側ポケツ）１３には和服とともに携行する小物を区
分けして収納するが。

各ポケット１３が透明部材により形成されているため、
どこに何が収納されているかは一目瞭然となる。

和服、小物等を収容したバッグ本体１は折り曲れて第１
図に示す携行可能な形態となる。この時。

収容した和服等のかさが大きい場合には第２のファスナ
ー９を、そのかさの小さい場合には第１のファスナー１
をそれぞれ選択的に使用すれば、収容された和服を無理
のない状態で携帯でき、衣服のしわを防止することが可
能となる。

また、携帯時においてはハンガー１８が和服収容部１２
の底部に取着されているため、バッグ本体１が曲ったシ
するおそれがなくなシ、バッグの見栄えがよくなるばか
りでなく、収容した和服にしわが生じ大り、・型組れし
たりすることを防止できる。また、和服収容部１２内の
和服は防水性を有する外側カバー３と内側カバー１０と
に、！ニジ被覆された状態で収容されてい不ため、雨天
時でも安心して携帯することができる。

次に、旅行先等では和服とともに携行したハンガー１８
を和服収容部１２底部の取付部１７から取外してハンガ
一本来の目的に使用できる。特にこの実施例のハンガー
１８は前述したように伸縮自在であるため、和服の大き
さに応じて最適な状態で使用することができる。また、
掛ける和服の藤量が左右不均衡であったり、または左右
それぞれに異なった和服を掛ける場合など、ハンガー１
８が傾斜して水平状態に保持できない場合には、左右一
対の摺動子２６ａ、２６ｂを適宜の位置に摺動してフッ
ク２８を偏移させることにより、ハンガー１＠を水平状
態に吊り下げることができ。

掛けた和服の脱落を防止することが可能となる。

こうして、この実施例の和装用バッグを旅行。

特に海外旅行等に携帯すれば、ハンガー１８がバッグ本
体１に着脱可能に取着されているため、携帯時にはバッ
グ本体１の形状を保持することができ、ま九取り外し時
には適宜の長さに引き伸ばし種々の大きさの和服を掛け
て吊り下げることができるなど幾多の有用性を有する。

なお、この発明は前記実施例に限定されるーものではな
く、例えば取付部１７の構成をよシ簡略化するなど、こ
の発明の主旨を逸脱しない範囲で各部の構成や形状を任
意に変更して具体化することも可能である。

効果 以上詳述したように、仁の発明は和服収容部の底部に棒
状のハンガーを着脱可能に取着したことにまり、取着時
にはバッグ本体の形状を保持して衣服の型組れやしわの
発生を防止し得るとともにハンガーを取り外して本来の
目的に使用することができ、また、内、側カバーに透明
なポケットを設けたことによシ、小物等を収容してそれ
を透視でき、しかも外側カバーに設けた連結片と内側力
１＜−との間にファスナーを設けたことに上り、その外
側カバー側のファスナーを容易に縫付けることができる
という優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した和装用バッグの斜視図、
第２図は同じく開放状態を示す平面図、第８図はバッグ
本体の一外周楡を拡大して示す斜視図、第４図は内側カ
バーを開放した状態を示す平面図、第５図はハンガーの
取着状態を拡大して示す斜視図である。 バッグ本体１、外側カバー３、第１．第２のフアスナー
７．９、内側カバー１０．第８のファスナー１１、和服
収容部１２．内側ポケット１３、取付部１７、ハンガー
１Ｂ。 特許出願人　　　　株式会社　タ　ツ　ヒ　ロ代理人　
　弁理士恩田博宣

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　外側カバー（３）の内面に内側カバー（１ｏ）を開
   閉可能に設け１両カバー（３，１０）間に和服収容部（
   １２）を形成したバッグ本体（１）を中央部にて２つ折
   りにし、その左右両側および下端側の３側縁にて開放可
   能に連結閉鎖して成る和装用バッグにおいて、前記和服
   収容部（１２）の底部に棒状のハンガー（１Ｂ）を着脱
   可能に取着し１ｍｌｍｌ側内側カバー０）の上面には透
   明なポケット（１３）を設け、さらに、外側カバー（３
   ）の外周縁には連結片（２５）を設けて、その連結片（
   ２５）と内側カバー（１０）との間には互いに開閉され
   るファスナー（１１）を設けたことを特徴とする和装用
   バッグ。 ２　前記ハンガー（１８）は伸縮自在であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の和装用バッグ。