JPS5834867Y2 - スピ−カ−用ボイスコイル - Google Patents
スピ−カ−用ボイスコイルInfo
- Publication number
- JPS5834867Y2 JPS5834867Y2 JP5535679U JP5535679U JPS5834867Y2 JP S5834867 Y2 JPS5834867 Y2 JP S5834867Y2 JP 5535679 U JP5535679 U JP 5535679U JP 5535679 U JP5535679 U JP 5535679U JP S5834867 Y2 JPS5834867 Y2 JP S5834867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice coil
- bobbin paper
- speaker
- gap
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピーカー用ボイスコイルの改良に関する。
従来、金属箔よりなるボビン用紙を用いたボイスコイル
は、第1図に示すように、ボビン用紙1を円筒状に形成
すると共に対向する両端部1a+1bによって隙間2(
いわゆる合わせ目)を形成し、円筒状に形成したボビン
用紙1の外周面にボイスコイル導線3を巻装し、ボイス
コイル導線3の引き出し部を隙間2部において直角に折
曲げ、この隙間2に沿って上方へ引き出した構造を有す
る。
は、第1図に示すように、ボビン用紙1を円筒状に形成
すると共に対向する両端部1a+1bによって隙間2(
いわゆる合わせ目)を形成し、円筒状に形成したボビン
用紙1の外周面にボイスコイル導線3を巻装し、ボイス
コイル導線3の引き出し部を隙間2部において直角に折
曲げ、この隙間2に沿って上方へ引き出した構造を有す
る。
このような構造は、ボイスコイル導線3を隙間2部にお
いて直角に折曲げなければならないので、(a)ボイス
コイル導線3の絶縁被膜が破れて導線間、及び導線3と
ボビン用紙1との間のレアショート、(b)特に、太い
平角線の場合は、直角に折曲げることが困難で、折曲部
において盛上がり変形して、ギャップ不良になりやすい
、(C)アルミニウム導線(AI−Cuクラッド線、ア
ルマイト処理線)は直角に折曲げると極めて折れやすい
、(d)折曲部において折れないまでも、耐電圧特性が
劣化する、等の欠点があった。
いて直角に折曲げなければならないので、(a)ボイス
コイル導線3の絶縁被膜が破れて導線間、及び導線3と
ボビン用紙1との間のレアショート、(b)特に、太い
平角線の場合は、直角に折曲げることが困難で、折曲部
において盛上がり変形して、ギャップ不良になりやすい
、(C)アルミニウム導線(AI−Cuクラッド線、ア
ルマイト処理線)は直角に折曲げると極めて折れやすい
、(d)折曲部において折れないまでも、耐電圧特性が
劣化する、等の欠点があった。
本考案はこのような従来欠点を極めて単純な構造をもっ
て改良したもので、第2図について説明する。
て改良したもので、第2図について説明する。
第2図において、従来構造と同一部分については同一符
号を付して説明すると、ボビン用紙1の対向する両端部
1a 、1bの少なくとも一方の端部(例えば端部la
)の下端角部を切欠いて切欠部4を形成し、この切欠部
においてボイスコイル導線3を緩やかに略円弧状に折曲
げ、隙間2に沿って上方へ引き出した構造である。
号を付して説明すると、ボビン用紙1の対向する両端部
1a 、1bの少なくとも一方の端部(例えば端部la
)の下端角部を切欠いて切欠部4を形成し、この切欠部
においてボイスコイル導線3を緩やかに略円弧状に折曲
げ、隙間2に沿って上方へ引き出した構造である。
以上の構造は、ボイスコイル導線3を切欠部4において
緩やかに折曲げることができるので、(a)ボイスコイ
ル導線3間及び導線3とボビン用紙1との間のレアショ
ートがなくなる。
緩やかに折曲げることができるので、(a)ボイスコイ
ル導線3間及び導線3とボビン用紙1との間のレアショ
ートがなくなる。
(b)太い平角線の場合でも、折曲部において盛上がり
変形を生ずることなく折曲げることができ、ギャップ不
良がなくなる、(C)アルミニウム導線の場合でも、折
れない、(d)耐電圧特性が劣化しない、利点を有する
。
変形を生ずることなく折曲げることができ、ギャップ不
良がなくなる、(C)アルミニウム導線の場合でも、折
れない、(d)耐電圧特性が劣化しない、利点を有する
。
また、ボビン用紙1の端部の角部を切欠いただけの極め
て単純な構造であり、かつ製造も極めて簡略であるので
、安価である実用利点を有する。
て単純な構造であり、かつ製造も極めて簡略であるので
、安価である実用利点を有する。
尚、本考案は金属箔ボビン用紙に限られるものではなく
、紙、樹脂フィルム等にも適用しうるものである。
、紙、樹脂フィルム等にも適用しうるものである。
以上のように、本考案はボビン用紙1の対向する両端部
の少なくとも一方の端部の下端角部を切欠いて切欠部4
を形成、この切欠部4においてボイスコイル導線3を緩
やかに折曲げるようにしたので、導線間のレアショート
がなくなる等の種々の利点を有する。
の少なくとも一方の端部の下端角部を切欠いて切欠部4
を形成、この切欠部4においてボイスコイル導線3を緩
やかに折曲げるようにしたので、導線間のレアショート
がなくなる等の種々の利点を有する。
第1図は従来のスピーカー用ボイスコイルの構造を示す
図、第2図は本考案のスピーカー用ボイスコイルの構造
を示す図である。 1はボビン用紙、1a+1bは両端部、2は隙間、3は
ボイスコイル導線、4は切欠部である。
図、第2図は本考案のスピーカー用ボイスコイルの構造
を示す図である。 1はボビン用紙、1a+1bは両端部、2は隙間、3は
ボイスコイル導線、4は切欠部である。
Claims (1)
- ボビン用紙1を円筒状に形成すると共に対向する両端部
1a、1bによって隙間2を形成し、当該円筒状に形成
したボビン用紙1の外周面にボイスコイル導線3を巻装
し、当該ボイスコイル導M3を上記隙間2に沿って引き
出した構造におい−へ上記ボビン用紙1の対向する両端
部ia、ibの少なくとも一方の端部の角部を切欠いて
切欠部4を形成し、当該切欠部4において上記ボイスコ
イル導線3を緩やかに折曲げて引き出してなることを特
徴とするスピーカー用ボイスコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5535679U JPS5834867Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | スピ−カ−用ボイスコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5535679U JPS5834867Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | スピ−カ−用ボイスコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55155198U JPS55155198U (ja) | 1980-11-08 |
JPS5834867Y2 true JPS5834867Y2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=29289603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5535679U Expired JPS5834867Y2 (ja) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | スピ−カ−用ボイスコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834867Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533575A (ja) * | 2004-04-22 | 2007-11-22 | コネ コーポレイション | 人移送手段 |
-
1979
- 1979-04-24 JP JP5535679U patent/JPS5834867Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533575A (ja) * | 2004-04-22 | 2007-11-22 | コネ コーポレイション | 人移送手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55155198U (ja) | 1980-11-08 |
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