JPS5833994Y2 - 支柱に対する腕の放射状開閉装置 - Google Patents

支柱に対する腕の放射状開閉装置

Info

Publication number
JPS5833994Y2
JPS5833994Y2 JP1980077282U JP7728280U JPS5833994Y2 JP S5833994 Y2 JPS5833994 Y2 JP S5833994Y2 JP 1980077282 U JP1980077282 U JP 1980077282U JP 7728280 U JP7728280 U JP 7728280U JP S5833994 Y2 JPS5833994 Y2 JP S5833994Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
shaft
stopper
support
long hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980077282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS578097U (ja
Inventor
浩一 徳久
Original Assignee
クリタ家庭用品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリタ家庭用品株式会社 filed Critical クリタ家庭用品株式会社
Priority to JP1980077282U priority Critical patent/JPS5833994Y2/ja
Publication of JPS578097U publication Critical patent/JPS578097U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5833994Y2 publication Critical patent/JPS5833994Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、これに限定されるものではないが物干し具
の垂直状に立った支柱の回りに放射状に開閉することが
できる様に枢着され、略々水平状態に開いて干し物を懸
ける状態となり、不使用時は支柱の回りに平行に揃って
閉じる物干し腕など支柱に対する腕の放射状開閉装置に
関する。
本出願人は実願昭51−159283 (実開昭53−
7n37)で洞旨の放射状開閉装置を提案したが、これ
は支柱に摺動可能に嵌めた作動筒の回りに腕の全部を夫
々放射状に開閉可能に枢着し、作動筒を支柱に対して押
上げることにより腕の全部を一斉に開き、又、逆に上昇
状態の作動筒を引下げることにより腕の全部を一斉に閉
じさせるもので、腕の全部を一斉に開閉すると言う長所
はあるものの、反面作動筒の押上げ、引下げに成る程度
の力を要するとか、作動筒のほかにストッパも必要であ
って機構が複雑であると言う問題点もある。
そこで本考案は腕を必要本数だけ一本宛開閉する様にし
、その代り機構が簡素で、力を要さずに腕を開閉できる
様に改良したのであって、以下、図面を参照して本考案
を説明する。
1は支柱で、下部には適宜の三脚状或いは四脚状の好ま
しくは開閉式のスタンド装置を有し、これにより垂直状
に佇立する。
支柱1は腕2を枢着すべき位置の回りに、腕と同数(こ
こでは三つ)の放射方向外向きに突出した軸受片3を四
周方向に等間隔に有し、腕2は軸受片3に対して一本宛
基部を軸4で枢着されて常時は自重で軸受片から垂れ下
がり、閉じている(第1図実線)。
従って、腕2を開くには垂れ下っている状態から第1図
矢示の如く外上向きに一本宛所要角度(物干し腕の場合
は90°前後)引起す。
支柱1の回りからは、上述の様にして腕2を所要角度引
起して開いたときに腕2の基端上面2aを受止め、腕が
閉じる状態に戻ろうとするのを阻止して開いた状態に維
持するストッパ5が放射方向外向きに、突出して設けら
れている。
そして、軸受片3には軸4を支柱から離れる方向に移動
させることができる長孔6を設ける。
ストッパ5と長孔6の位置関係は、軸4を長孔6の支柱
に近い方の端部(内端)6aに位置させた状態から閉じ
ている腕を開くために引起すと途中で腕の基端下面がス
トッパ5に当接し、又、軸4を長孔の支柱から遠い方の
端部(外端)6 bに位置させた状態から引起すと腕の
基端はストッパに当接せずに開く様に定めである。
軸受片3にある長孔6は外端6bが内端6aよりも少し
高位置の傾斜状になって居り、腕2の基端は端面から下
面にかけて軸4の回転中心に対して偏心ないし渦状にな
った曲線カム面2bになっている。
このため腕が閉じているとき軸4は長孔の傾斜によって
内端6aに位置し、開くために引起すと途中でカム面2
bはストッパ5に当接する(第6図鎖線)が、それでも
開くことを続けると(第6図矢印穴)、カム面2bはス
トッパに摺接して腕は外方に押され、軸4は長孔中を外
端6bに向けて移動する(第6図実線及び矢印B)。
そしてカム面2bがストッパ5を通過し終ると軸4は傾
斜により長孔中を内端まで移動しく第7図実線及び矢印
D)かくして腕を引上げたあと押したりしないでも一挙
動で開にすることができる。
こうして開いた腕に干し物をかける場合、或いはかけた
後、誤って腕に引く力が加わると、腕の基端上面2aは
ストッパ5から外れて閉に戻り、かせられている干し物
を地上に落して汚す虞れがある。
このため腕の基端上面には突起7を設け、ストッパには
この突起7と係合する下向きの溝、爪などの係合部材7
′を備えさせ、腕が単純に長手方向に真直ぐ引かれた場
合にストッパから外れない様にする。
従って、閉じるときは軸4を長孔の外端6bに位置させ
るために引張る前に腕を少量引上げて突起7を溝や爪と
の保合から外す。
又、軸受片3とストッパ5は一つ宛支柱の回りに接着な
どで固定してもよいが、この実施例の様に支柱に嵌める
ことができる筒体8と一体にプラスチックで成形し、筒
体8を支柱に嵌めて固定すると組立手数がかからず都合
がよい。
この筒体8は図示の如く腕2・・・・・・を設ける位置
が支柱の上端部であるときは上端が塞がれた有底筒体と
する。
又、軸受片3はこの実施例では各腕の基部の両側部間の
幅に略々等しい間隔で平行に突出した二つの片3’、3
’からなる段状をなし、ストッパ5は両片3’、3’の
基部上方間をつないで筒体8と連接し、両片3’、3’
を補強しているが、勿論、腕の基部を二股にし軸受片の
両側部を挾ませる様にしてもよい。
そして、軸受片3には上端が開放し、下端は長孔6に連
通する導溝9を設けであるので、軸受片から腕を分離し
、腕だけを纒めて小容積に梱包でき、且つ購入者に軸を
導溝9から長孔6に入れさせ、簡単に組立てさせて安価
に提供できる。
この場合、導溝9を軸4が常時位置する長孔の内端6a
に連通させないことにより使用時、不使用時に不意に腕
が外れることもない。
更に、使用中誤って腕を折ったりした場合は腕だけを安
価に購入し、付は換えることができる。
そして、軸4の各先端には軸の中心を特定の方向に横切
る細長い突出部4′を突設すると共に、相対向した導溝
9の底にはこの突出部4′が通る細溝9′を導溝9と同
方向に設け、腕を例えばこの実施例の様に開いた状態よ
りももつと斜上向きの通常の使用状態では腕に把らせな
い向き(第7図鎖線)にして突出部4′を細溝9′に通
し、(第7図矢印C)これにより軸4を導溝9を通し長
孔6中に導入すれば、腕が通常の使用状態で不意に分離
することを確実に防止でき、好都合である。
尚、この場合細溝9′は軸受片の各側部から外側に張り
出た部分3′に形成する様にすればよい。
実施に際しては、支柱1は金属或いはプラスチックから
なる比較的細いが剛性のある丸パイプ材、角パイプ材か
ら得ることができ、腕2と、筒体8と一体な軸受片3は
プラスチックの成形品とするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部を
断面とした側面図、第2図は腕の基部の側面図、第3図
は腕の基部の平面図、第4図は腕が閉じている状態の拡
大平面図、第5図は同上の−部の拡大斜視図、第6図は
腕を開いている途中の状態の説明図、第7図は腕を開い
ている状態の説明図で、図中、1は支柱、2は腕、3は
軸受片、4は軸、5はストッパ、6は長孔、6aは長孔
の内端、6bは同じく外端を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支柱の回りに放射方向外向きに突出した軸受片を設け、
    この軸受片に腕の基部の軸を枢着して腕を支柱に対し放
    射状に開閉できる様にし且つ常時は自重で軸受片から垂
    れ下って閉る様にした支柱に対する腕の放射状開閉装置
    において、 軸受片には支柱に近い内端と、支柱から離れた外端を有
    し、腕の軸を支柱に対し接離方向に移動可能に通すと共
    に、外端が内端よりも上にある傾斜した長孔と、軸を上
    記長孔に通すために下端が長孔に連通し、上端が開放し
    た導溝を設け、軸を上記導溝を通し長孔に出入して腕を
    軸受片に分離可能に枢着し、 支柱には閉じている腕を引上げて開いたときに腕の基端
    上面を受止めて腕を開いた状態に維持するストッパを腕
    ごとに回りから突設すると共に、腕の基端とストッパの
    間には腕を開いたときに相係合して腕が支柱から離れる
    方向に動くのを阻止する保合装置を設け、 腕の基端には、軸を長孔の内端に位置させて開く際にス
    トッパに摺接して軸を長孔の外端に向けて移動させるカ
    ムを設け、 長孔の内端に軸を位置させて腕を引上げるときは腕が開
    く前に腕の基端のカムがストッパに摺接し、長孔の外端
    に軸を位置させたときはカムをストッパから離して腕を
    開閉できる様になっている゛支柱に対する腕の放射状開
    閉装置。
JP1980077282U 1980-06-05 1980-06-05 支柱に対する腕の放射状開閉装置 Expired JPS5833994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980077282U JPS5833994Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 支柱に対する腕の放射状開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980077282U JPS5833994Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 支柱に対する腕の放射状開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578097U JPS578097U (ja) 1982-01-16
JPS5833994Y2 true JPS5833994Y2 (ja) 1983-07-29

Family

ID=29439857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980077282U Expired JPS5833994Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 支柱に対する腕の放射状開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833994Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091502A (ja) * 1983-10-24 1985-05-22 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 照明器具
JP4592621B2 (ja) * 2006-03-07 2010-12-01 積水樹脂株式会社 物干し具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225628B2 (ja) * 1973-11-07 1977-07-08

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520309Y2 (ja) * 1975-08-13 1980-05-15
JPS54160335U (ja) * 1978-04-26 1979-11-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225628B2 (ja) * 1973-11-07 1977-07-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS578097U (ja) 1982-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5147089A (en) Golf bag stand
US5156366A (en) Golf bag stand
US2215402A (en) Collapsible, detachable handle for paper drinking cups
US4524890A (en) Collapsible garment hanger
US6318550B1 (en) Compact disc container
US20060054646A1 (en) Foldable clothes hanger
EP0015273A1 (en) Collapsible coat hanger
JPS5833994Y2 (ja) 支柱に対する腕の放射状開閉装置
US3960351A (en) Refuse devices
US2437020A (en) Trap
JPS6031563Y2 (ja) 折レルハンガ−
CN212520780U (zh) 一种电子烟盒
KR940003729Y1 (ko) 여행용 코펠
JP3023204U (ja) 洗濯用小物収納箱
JPH04156804A (ja) 折畳式ハンガ
JPS5933314Y2 (ja) 魔法瓶等の注出口の蓋開閉装置
JPS5851792Y2 (ja) 洋服たんすの鏡取付装置
JP2572994Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0426009Y2 (ja)
JPS601087Y2 (ja) ペダル開閉式容器
JPH0618466Y2 (ja) 携帯折り畳み式魚釣台の固定装置
JPH0139500Y2 (ja)
JP3008731U (ja) スタンド付きゴルフバッグ
JPH0131056Y2 (ja)
JPS6215148Y2 (ja)