JPS5833915B2 - 繊維柔軟化作用を有する洗剤組成物 - Google Patents

繊維柔軟化作用を有する洗剤組成物

Info

Publication number
JPS5833915B2
JPS5833915B2 JP54146978A JP14697879A JPS5833915B2 JP S5833915 B2 JPS5833915 B2 JP S5833915B2 JP 54146978 A JP54146978 A JP 54146978A JP 14697879 A JP14697879 A JP 14697879A JP S5833915 B2 JPS5833915 B2 JP S5833915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
clay
composition
carbon atoms
sodium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54146978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55112371A (en
Inventor
チヤールス・フレデリツク・バツトレル
マクシー・デイビス・ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS55112371A publication Critical patent/JPS55112371A/ja
Publication of JPS5833915B2 publication Critical patent/JPS5833915B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、家庭の洗たく作業にて繊維製品を調整するた
めの固形組成物および方法に関する。
洗たく作業全般を通して(through−the−w
ashlaundering operation)な
らびに家庭洗たく作業のす\ぎサイクル中に繊維製品を
調整する組成物および方法が、本発明にて開示される。
洗たくした繊維製品に、触感が滑らかで、柔かくそして
ふわふわした(すなわち、柔軟な)組織もしくは手ざわ
りを附与し、そしてまた、特に該繊維製品を自動乾燥器
にて乾燥する場合に、該繊維製品への静電荷の蓄積およ
び/または保持する傾向を低減(すなわち静電気の調節
)させることが一般的に広く行なわれている。
近年、主婦が繊維調整用組成物を使用することは、普通
となってきた。
大部分を占める水、少量の繊維調整剤および微少量の香
料、着色剤、保存剤および安定剤等の任意成分からなる
繊維調整用組成物をす\ぎサイクル中にて使用するのが
、般的である。
このような組成物を、家庭洗たく操作のす\ぎ浴に好都
合に添加することができる。
他の方法は繊維調整剤を含有する洗たく組成物を提供す
ることであり、該調整剤は繊維製品上に耐着しそして洗
浄およびす\ぎのサイクルを経由して移送され、乾燥繊
維製品に繊維調整特性をもたらす。
背景技術 有機カチオン性繊維柔軟剤を使用することは知られてい
る。
米国特許第3,095,373号明細書には、洗たくし
た繊維製品のための柔軟剤として用いられる、少くも1
6個の炭素原子を有する少くも1個の疎水性鎖を含有す
るカチオン性化合物を開示されている。
柔軟化剤として粘土を使用することも知られている。
多種類の粘土が洗剤組成物用に多年にわたって示唆され
てきた。
例えば、英国特許第401.413号明細書および同4
61,221号明細書には、毛髪、繊維製品または硬表
面器材の洗浄に使用が意図されるビルダー入りもしくは
無ビルダーの合成洗剤組成物中に、コロイド状ベントナ
イトを使用することが開示されている。
更に最近では、英国特許第1,400,898号明細書
には、ビルダー入り洗剤組成物中に成るスメクタイト(
smectite)粘土を用いて洗たく操作全般中に繊
維製品の柔軟化を附与することが開示されている。
英国特許第1,401,726号明細書には、カード分
散剤として少量の合成洗剤を含有する石けん組成物中に
これらの粘土を用いることが開示されている。
他の従来技術文献には、洗浄用組成物中に粘土を用いて
、ビルダー、水軟化剤、ケーキ化防止剤、懸濁剤、汚れ
開放剤、髪洗い剤およびフィラー等の他の効果を附与す
ることが開示されてきた。
静電気調節等の他の補助的効果に加えて、同時に繊維製
品を洗浄および柔軟化するために、洗剤組成物中に粘土
および有機カチオン性繊維柔軟化成分配合物を使用する
ことも知られている。
米国特許第3,886,075号明細書には、共存性の
洗剤でありそしてそれで洗った繊維製品に柔軟化および
静電防止効果を附与する、特定のスメクタイト粘土、カ
チオン性静電防止剤および成る種類の置換アミノ共存化
剤を含む組成物が開示されている。
同第3,948,790号明細書中には、非イオン性洗
剤と共に繊維柔軟化を附与するのに有効である短鎖第四
アンモニウム粘土を含有する洗剤組成物を開示している
一般に、成る粘土は繊維の柔軟化を附与するけれども、
このような柔軟化は乾燥した感じの性質のものでありそ
して従来の有機カチオン性繊維柔軟剤に関連する柔軟化
性能に限定されることが、認識されていた。
有機カチオン性柔軟削は繊維製品に望ましい柔軟でかつ
滑らかな感じを附与するけれども、該柔軟剤の使用は、
主婦の洗たく作業にて容易に可溶性/分散性でありそし
て繊維製品に耐着する親和性を有するこれらの化合物に
代表的には限定されている。
これらの範囲に属する有機カチオン性柔軟化用化学品は
、アニオン性表面活性剤と非共存性(incompat
1ble)である傾向があり、従ってすNぎの洗たく
工程にてまたは機械乾燥器中にて一般に使用されてきた
この非共存性のために、す\ぎ工程における柔軟化性能
は洗浄工程から移行されたアニオン性洗剤の機能である
ように思われる。
しかもこの性能は変化しやすい傾向がある。本発明の目
的は、す\ぎ操作中にまたは洗たく操作全般を通しての
繊維柔軟化用のアニオン性表面活性剤含有・洗剤組成物
中にて使用できる、接合物形態(complex fo
rm)の粘土および有機繊維柔軟剤からなる繊維柔軟化
用組成物を提供することである。
発明の開示 本発明は、家庭の洗たく操作に用いられる固形の洗剤組
成物に関する。
この洗剤組成物は、繊維製品調整用組成物と洗浄用組成
物とからなり、この繊維製品調整用組成物は下記の三種
類の主要成分からなる。
すなわち、(a)少くも50ミリ当量(maq)/1o
oグラムのイオン交換容量を有する約10〜約80重量
%の微細(impalpable)粘土、(b)該粘土
の約1〜約50重量%の量の、有機第一、第二および第
三アミンおよびこれらの水溶性または水分散性の塩、お
よび有機第四アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホ
ニウム化合物からなる群から選ばれる化合物、こ\にこ
れらの化合物は炭素原子8〜22個の少くも1個の炭化
水素基を有する、および(c)20℃の水100部あた
り少くも約7部の水中への溶解度を有する電解質、アニ
オン性表面活性剤、およびこれらの混合物からなる群か
ら選ばれる湿潤および分散剤、ここで上記の電解質が単
独にて存在する場合には約10〜約90%の量にて存在
しそして上記のアニオン性表面活性剤が単独にて存在す
る場合には成分(b)に対しで少くも30%モル当量の
量にて存在し、そして上記の成分(a)および(b)は
組合わされて有機繊維柔軟剤−粘土の複合物(comp
lex)を形成する。
この有機−粘土柔軟剤複合物は疎水性であり、そして該
湿潤および分散剤は繊維柔軟剤複合物の分散に効果的で
あり、そのため繊維製品に対する良好な耐着が達成され
そしてその結果として望ましい滑らかな性質の良好かつ
持続性の繊維柔軟化性能が得られることが予想外にも見
出された。
このような繊維製品調整用組成物を、(i)アニオン性
表面活性剤およびアニオン性表面活性剤と少量の非イオ
ン性、両性および双イオン性表面活性剤との混合物から
なる群から選ばれる約l〜約50%の表面活性剤および
、(11)約10〜約60重量%の有機または無機のビ
ルター塩からなる洗浄用組成物中に混合もしくは混入さ
せることにより、洗たく中の繊維製品の柔軟化が得られ
る。
更に、本発明の組成物によって、該組成物にて処理され
た繊維製品(%にポリエステル製品)からの油性/脂性
汚れの改善された除去が達成される。
発明の詳しい記述 以下にまず本発明の洗剤組成物に用いられる繊維製品調
整用組成物について説明する。
粘土 本発明の三種類の主要成分の第一はスメクタイト粘土(
smect ite clay)である。
該粘土は有機繊維柔軟剤と複合されて、繊維製品調整の
効用を提供する。
スメクタイト粘土は、該組成物の重量の、約10〜約8
0%そして好ましくは約20〜約60%の量にて粒状繊
維調整組成物中に存在する。
本発明の組成物の柔軟化特性の一部を提供するために用
いられる該粘土鉱物は、微細な膨張性の三層粘土として
記述することができる。
該粘土中にて、アルミニウム/酸素原子またはマグネシ
ウム/酸素原子の1つのシート層が珪素/酸素原子の2
層の間に存在する。
すなわち、該粘土は、粘土100gにつき少くも50m
eqのイオン交換容量を有するアルミノ−シリケートお
よびマグネシウムシリケートである。
本発明にて使用する粘土を記述するために用いられる「
微細 (impalpable) Jという用語は、個々の粘
土粒子が触覚にて知覚できない大きさであることを意味
する。
このような粒径は、有効直径が約100ミクロンより小
さい範囲内にある。
一般に、本発明に用いる粘土は、約1〜約50ミクロン
の範囲内の極限粒径を有する。
粘土の記述に用いられる「膨張性(expandabl
e)J という用語は、粘土の層構造が水と接触して膨
潤または膨張する能力に関する。
本発明に用いられる三層膨張性粘土は、地質学上スメク
タイト類に分類される粘土鉱物の例である。
スメクタイト粘土には、外層中の珪素−酸素原子の数に
対する中央層中の金属−酸素の8面体配列の数にもとづ
いて広範囲に相違する二つの異なった種類がある。
2重8面体鉱物は、主に3価の金属イオン系の粘土であ
り、そして原型ピロフィライト(pyrophylli
te)および下記の鉱物、すなわちモンモリロナイト(
montmorilloni te)(OH)4Si8
− AI (AI4−xMg)002o、モントロナイ
ト(montronite) (OH)4Si8−AI(A1.−xFex)02o、
およびポルコンスコイト(volchonskoite
)(OH)4Si8−yAly(AI4−xCrx)0
2o(こ\にXはO〜約4.0の値を有しモしてyはO
〒約2.0の価を有する)からなる。
これらの中で、50meq/100f1より大きい交換
容量を有するモンモリロナイトだけが、本発明に適当で
ありそして繊維柔軟化効果を提供する。
該3重8面体鉱物は、主に二価の金属イオン系のもので
あり、そして原型タルクおよび下記の鉱物、すなわちヘ
クトライト(hectorite)(OH)4S i、
、AI、(Mg、 −xLix) 02o、サポナイ
ト(saponite) (OH)4 (S i、−yAly) (Mga −X
AIX ) 020、ソーコナイト(sauconi
te) (OH)4Si、−AI (Zna−xAlx)02o
、バーミキュライト(vermicul i te)(
OH)4 Sig + AI (Mga −x”ex
) o20 (ここにyはO〜約2.0の価を有しそし
てXは0〜約6.0の価を有する)からなる。
ヘクトライトおよびサボナイトだけが、本発明にて価値
のあるこの種類の鉱物である。
繊維柔軟化性能の静電気低減は、交換可能な陽イオンの
種類ならびに交換容量に関連する。
本発明に有用なスメクタイト粘土は、本来親水性であり
、すなわち水性媒体中にて膨潤する性質を示す。
上記の式の水和水の範囲は、該粘土が処理される工程に
よって変化し得ることが認識されるべきである。
このことは、水和された粘土の膨張特性は珪酸塩の格子
構造によって支配されるので、本発明のスメクタイト粘
土の使用には重要ではない。
上記のように、本発明の組成物に用いられる粘土鉱物は
、プロトン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カル
シウムイオン、マグネシウムイオン、リチウムイオン等
の陽イオン性の対イオンを含有する。
優先的または独占的に吸収されている1つの陽イオンに
もとづいて、粘土類を識別するのが習慣である。
例えば、ナトリウム粘土とは、吸収されている主たる陽
イオンがナトリウムである粘土である。
このような吸収陽イオンは、水溶液中に存在する陽イオ
ンと交換反応を伴なうことができる。
スメクタイト粘土に関与する代表的な交換反応は下式に
て表わされる。
スメクタイト粘土(Na)十NH40H =スメクタイト粘土(NT(4)+NaOH上記の平衡
反応において1当量重のアンモニウムイオンが1当量重
のナトリウムと置換するので、粘土ioogあたりのミ
リ当量(me q/100.!9 )にて陽イオン交換
容量(「塩基交換容量jともいわれる)を測定するのが
習慣である。
粘土類のこの陽イオン交換容量は、電気透析法、アンモ
ニウムイオンにて交換してから滴定する方法またはメチ
レンフルー法による方法等を含む、各種の方法にて測定
できる。
これらの方法は、Gr imshaw氏により著わされ
た「The Chemistry andPhysic
s of C1ays J 、 264〜265頁、に
詳しく記載されている。
粘土鉱物の陽イオン交換容量は、該粘土の膨張特性、該
粘土の荷電等の要素に関連するものであり、これらは少
くも部分的には格子構造等によって決定されるものであ
る。
粘土のイオン交換容量は約2 meq/10011以上
の範囲にて広範に変化し、カオリナイト (kaol 1nites)類の場合には約150me
q/Ionまで、そして成る種類のスメクタイト粘土の
ではそれ以上に変化する。
イライト(illite)粘土は、三層構造を有するけ
れども、非膨張性格子型でありそしてこの範囲の低い部
分の領域のイオン交換容量、すなわち平均のイライト粘
土の場合約26 meq/ 10011の容量を有する
他の種類の粘土鉱物であるアクパルジャイト(atta
pulgites)は、低交換容量(25〜30me
q/ 100.!? )の針状結晶を有する。
これらの構造は、AIおよびMg原子を含有する酸素お
よび水酸基の8面体群によって相互に結合されたシリカ
の4面体銀から構成される。
比較的低いイオン交換容量を有するイライト、アタパル
ジャイトおよびカオリナイト粘土は、本発明の組成物に
有用でないと決定された。
しかしながら、アルカリ金属のモンモリロナイト、サポ
ナイトおよびヘクトライト、およびこれらの鉱物の成る
種類のアルカリ土類金属変成物、例えばカルシウムおよ
びナトリウムモンモリロナイトは、本発明に従って組成
物中に含有される場合には、有効な繊維柔軟化効果を示
すことが見出された。
このような繊維柔軟化用スメクタイト粘土鉱物の具体例
は下記の通りであるが、これらに限定されない。
ナトリウムモンモリロナイト ブロック(Brock) ポルクレイBC(Volclay BC)ゲルホワイト
GP (Gelwhite GP )チグソージエル+
1 (Thixo −jel 41−1 )ペンーA
−ゲル(Ben−A−gel) ナトリウムへクトライト ビーガムF (Veegum F ) ラポナイトS P (Laponite S P )ナ
トリウムサポナイト バラシムNAS 100(100(Barasy
100)カルシウムモンモリロナイト ソフトクラーク(Sof t clark)ゲルホワイ
トL (Gelwhite L )リチウムへクトライ
ト バラシムLIH200(Barasym LIH200
)本発明に有用なスメクタイト粘土の大部分は、例えば
Georgia Kaolin社からTh1xo−Je
l#1およびQel wll i t eG Pなどの
商品名にてAmer 1can Col 1oid社か
らVolclay BCおよびVolclay 4J−
325の商品名にて、およびR,T 、Vanderb
iltからVeegum Fの商品名にて、市販されて
いる。
上記の商品名にて入手されるスメクタイト鉱物は、各種
類の別々の鉱物性物体の混合物からなり得ることが認識
されるべきである。
該スメクタイト鉱物のこのような混合物は、本発明での
使用に適当である。
少くも約50meq/100.9の陽イオン交換容量を
有するモンモリロナイト、ヘクトライトおよびサポナイ
トの粘土鉱物の種類の中で、成る種類の粘土が繊維柔軟
化の目的に好ましい。
例えば、Gelwhite G Pは極めて白色の形態
のスメクタイト粘土であり、そしてそのため白色または
僅かに着色した凝集物と配合する場合に好ましい。
Volclay BCは、結晶格子中に少くも3%の鉄
(Fe203 として)を含有するスメクタイト粘土鉱
物でありそして非常に高いイオン交換容量を有するが、
凝集された繊維調整用組成物中に使用するのに最も能率
的かつ効果的な粘土の一つでありそして製品性能の見地
から好ましい。
他方、「ベントナイト(bentonite)Jの名称
にて発売されている成る種類のスメクタイト粘土は、低
コロイド含量(約50%)にて示されるように他の珪酸
塩材料がかなり混入しており、イオン交換容量が必要と
される範囲よりも低い。
このような粘土は本発明の組成物に有用ではない。
事実、ベントナイトは火山灰から生成した岩石型であり
そしてその主要粘土成分としてモンモリロナイト(スメ
クタイト粘土の一種)を含有する。
ベントナイトの名称にて商業的に入手される材料が広範
囲の陽イオン交換容量および繊維柔軟化性能を有するこ
とを、下表に示す。
二種類以上の粘土の混合物は本発明の範囲内である。
また、成るスメクタイト鉱物は、該組成物中にて洗浄さ
れた繊維製品上の静電気の蓄積を低減または消失できる
ことが見出された。
静電気の蓄積が防止されたという可視的な証拠は、「ま
つわりつき(cl ing)J 、すなわち繊維製品の
異なる部分が相互に耐着する傾向が存在しないことであ
る。
静電荷の消失に対する測定法は、繊維製品の平均電圧で
ある。
凝集された繊維調整用組成物中に含有させた場合に静電
気の蓄積を低減させるのに効果的であると判明したスメ
クタイト粘土は、リチウムおよびマグネシウムのヘクト
ライトおよびサポナイト、すなわち、それぞれ(OH)
s 5ia−y”y(Mga−xLix)02oおよび (OH)4 S I B −8AI 、Mg6−xAl
x02oの構造を有する鉱物である。
上式においてこの対イオンは主としてマグネシウムまた
はリチウムであり、すなわち少くも50%の該対イオン
がLi またはMg であり、そして残りは他のア
ルカリ土類金属またはアルカリ金属の対イオンである。
好ましい鉱物は、対イオンがリチウムまたはマグネシウ
ムでありそしてイオン交換容量が60meq7100g
より大きい鉱物である。
このような好ましい物質の具体例には、マグネシウムへ
クトライト、リチウムへクトライトおよびマグネシウム
サポナイトがある。
Mg およびLl ヘクトライトおよびサポナイト
粘土鉱物によって提供される広範な効果は、これらの陽
イオンの数量対電荷の比および該鉱物に保持され得る通
常多数モルの水に関連するものと信じられる。
ナトリウムおよびカルシウムモンモリロナイトおよびナ
トリウムヘクトライトおよびサポナイト等の繊維柔軟化
%性を有する鉱物は、認められる程度には静電防止活性
を示さない。
またマグネシウムモンモリロナイトも該活性を示さない
従って、本発明の繊維調整用組成物に有用なスメクタイ
ト粘度は、少くも約50meq7100gのそして好ま
しくは少くも60meq/1009のイオン交換容量を
有するモンモリロナイト、ヘクトライトおよびサポナイ
ト粘土鉱物として特徴づけることができる。
本発明に用いる適当な粘土鉱物は、スメクタイト類が1
4人の真正X線回折図を示す事実によって選定すること
ができる。
この特性線図は、上記の態様にて行われるイオン交換容
量の測定と組合せて、本発明で開示される粒状繊維柔軟
化用組成物に用いる特定のスメクタイト鉱物を選定する
基準を提供する。
上記のスメクタイト粘土類は、繊維表面そして特に負に
滞電している木綿の表面上に耐着(deposi te
)させることによって、繊維調整剤として機能する。
ioo%木綿の繊維製品上だけでなく、有意量の木綿を
含む混紡繊維製品、例えば50%木綿150%ポリエス
テルの混紡物についても、該粘土は効果的である。
分離された個々のスメクタイト粘土粒子は、平らな小板
の形状であり、そして結晶格子が不完全である端部の周
囲に主として正電荷を有しそして平らなその側部に主と
して負電荷を有する。
有機繊維柔軟化剤 本発明の第二の必須成分は、粘土と反応して水に不溶性
の複合物を形成する有機繊維柔軟化剤である。
有機繊維柔軟化剤は本発明の組成物中に、粘土成分の1
〜50%の量で存在する。
好ましい量の範囲は粘土成分の3〜30%であり、最も
好ましいのは5〜20%である。
一般に、有用な柔軟剤は第1、第2、第3又は第4チツ
素を含む有機化合物又はホスホニウム化合物あるいはス
ルホニウム化合物である有機化合物であって、そして疎
水性および滑らかさを付与する比較的長鎖の炭化水素置
換基を少なくとも一つ有する化合物である。
代表的な繊維柔軟剤には次のものが9まれる。
A、第1、第2および第3アミンおよびそれらの水溶性
又は水分散性の塩および第4アンモニウム化合物。
この群の一般式はR,R2R3N; (R,R2R3R
4N)nXnである。
ここでR8は約8〜約22個の炭素原子を有するアルキ
ル又はアルケニルを表わし、そしてR2,R3およびR
4はそれぞれ独立に水素又は1〜22個の炭素原子を有
するアルキル、アルケニル、アリールアルキルまたはア
ルキルアリールを表わし、そしてX は水溶性又は水分
散性のアニオンを表わし、そしてnは1〜3、好ましく
は1〜2、の整数である。
適当なアニオンには、水酸基、塩素、臭素、硫酸、メタ
硫酸又は類似のアニオンが含まれる。
上記の例としては第1タローアミン、第1ココナツツア
ミン、第2ジラウリルアミン、第2タローメチルアミン
、タロージメチルアミン、ココナツツジブチルアミン、
トリラウリルアミン、トリタローアミン、第1タローア
ミン、ヒドロクロリド、第1ココナツツアミン、ヒドロ
クロリド、モノステアリルジメチルアンモニウムクロリ
ド、トリオレイルアンモニウムクロリド、ジココナッツ
ジメチルアンモニウムクロリド、タロートリメチルアン
モニウムクロリド、シタロージメチルアンモニウムクロ
リド、テトララウリルアンモニウムクロリド、テトラタ
ローアンモニウムクロリド、シタローメチルアミン、シ
タローメチルアンモニウムクロリドおよびタロージメチ
ルアンモニウムクロリドが挙げられる。
B、下記の一般式を有するジアミンおよびジアンモニウ
ム塩。
R1R2NR5NR3R,; (R1R2NR5NR3
R。
R6) +X”−(R,R2R3NR5N%R6)n
+Xn−; (’%I(2RsNI(5R4R6B?
) ” ”X2−こ ここでR1,R2,R3,R4n
およびX−は上に定義した通りであり、R6およびR7
はR2−R4の定義と同じであり、そしてR5は4〜6
個の炭素原子を有するアルキレン鎖であり、ここで中央
の炭素原子はエーテル酸素又は二重或いは三重結合によ
り互いに連結していてもよい。
有用なジアミンのうち一般的なものはN−アルキルトリ
メチレンジアミン(R−■−C3H,−NH2)である
適当なジアミンの具体例は2゜2′−ビス(ステアリル
ジメチルアンモニオ)ジエチルエーテルジクロリドであ
る。
C,2〜50モルのエチレンオキシド(代表的には2,
5.15又は50モルのエチレンオキシド)を有する、
ココナツツ、タロー、大豆およびステアリルの脂肪アル
キル基を持つエトキシル化されたアミンおよびジアミン
の塩もまた適当である。
D、アルキル基がラウリル、オレイル、ステアリル、又
はトール油(tall oil)であるアルキルイミダ
シリンおよびイミダゾールの塩も、その系O)アルカリ
性が強すぎない限り、本発明に適している。
これらの化合物の具体例は、1−ベータヒドロキシエチ
ル−2−ステアリルイミダシリンアンモニウムクロリド
および2−ステアリル−1,1−メチル〔(2−ステア
リルアミド)エチル〕イミダゾリニウムメタサルフェー
ト(methosulfate)である。
E、更に別の適当な柔軟化剤には、アルキル基が約8〜
22個の炭素原子を有するアルキルピリジンおよびピペ
リジンの塩が含まれる。
例として、ステアルアミドメチルピリジニウムクロリド
およびステアリルピリジニウムクロリドが含まれる。
F、更に他の柔軟化剤には、アルキル基が8〜22個の
炭素原子を有するアルキルスルホニウム塩およびアルキ
ルホスホニウム塩が自まれる。
この群の化合物は第4化合物であり、そして粘土と結合
するであろう。
この種の塩の例は、である。
G、更に他の柔軟化剤には、アミノ酸とアミノアルコー
ルとのエステルが含まれ、ここで二つの炭化水素鎖の中
の少なくとも一つは8〜22個の炭素原子を有し、そし
て2番目の炭化水素鎖は1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル又は8〜22個の炭素原子を有するアルキルであ
ることができる。
H0更に他の柔軟化剤には、モノ−、ジーおよびトリー
エタノール−アミン塩の脂肪酸エステル塩、およびアル
キル基が8〜22個の炭素原子を有するアルキルグアニ
ジン塩が含まれる。
適当な有機繊維柔軟化剤は粘土と結合して、塩の形体で
はない化合物を包含する複合物 (complex)を形成するであろう。
しかしながら、アミンのような化合物を、粘土と結合さ
せる前に、まず塩の形に変換するのがより便利であるこ
とが見出された。
有機カチオン性柔軟剤とスメクタイト粘土との反応は、
粘土のカチオン交換容量に近づくまではイオン交換機構
により主として進行し、その後の機構は吸着の一種であ
る。
いったん負に荷電した粘土粒子が次第に陽電気を帯びそ
して吸着が続くと、有機−粘土複合物に荷電の逆転が起
る。
粘土と有機カチオン性柔軟剤との間の相互作用は強く、
そしてこの相互作用は粘土の物理的特性を変える(即ち
、粘性、コロイド安定性が変化し、そして粘土は疎水性
になる)。
形成される複合物は疎水性であり、そして家庭内洗濯工
程においては分散しにくい。
該複合物を適当な湿潤剤および分散剤と組合せることに
より、湿潤されそして水性媒体中に分散された場合には
、該複合物が繊維上に良く耐着する組成物が固体の形で
提供されることが発見された。
湿潤および分散剤 第3の必須成分は、複合物に対する湿潤および分散剤(
wetting and dispersing ag
ent)である。
湿潤および分散剤は、20℃の水100部当り少なくと
も7部、好ましくは少なくとも10部の水中への溶解度
を有する電解質、アニオン性表面活性剤およびそれらの
混合物から成る群から選ばれる。
電解質が単独で存在する場合には、それは組成物の約1
0〜約90重量%、好ましくは約20〜約80重量%、
そして最も好ましくは約30〜約50重量%の量で存在
する。
アニオン性表面活性剤が単独で存在する場合には、それ
は有機柔軟化剤の少なくとも約30%のモル当量の量で
存在し、有機柔軟化剤の約50%のモル当量から約1モ
ル当量の量で存在するのが好ましく、そしてアニオン性
表面活性剤がモル当量より僅かに多い量で存在するのが
複合物の湿潤および分散に最も好ましい。
アニオン性表面活性剤の量が有機柔軟化剤のモル当量よ
りもずっと多い場合には、湿潤および分散を良くするの
に有害ではないが、本発明の組成物をすすぎに使用しよ
うとする場合には望ましくない。
アニオン性表面活性剤を電解質と組合せて湿潤および分
散のために使用する場合には、アニオン性表面活性剤は
有機柔軟化剤に対して約1〜約29%のモル当量で存在
する。
アニオン性表面活性剤は有機繊維柔軟化剤に対して約5
%〜約25%のモル当量の量で存在するのが好ましく、
最も好ましいのは約10〜約20%のモル当量である。
電解質 上に述べたように、20℃の水100部当り少なくとも
7部、好ましくは少なくとも10部の溶解度を有する電
解質が、有機−粘土複合物に対する適当な湿潤および分
散用の薬剤であることが見出されている。
湿潤および分散剤として機能するためには、電解質は組
成物中に組成物の約10〜約90重量%の量で存在しな
ければならない。
組成物中にいかなる量で電解質が存在していても、フィ
ラーおよび加工助剤として使用できる。
電解質は性質上結晶性又は無定形のいずれであってもよ
い。
更にそれらは、無水物或いは水和物の形態のいずれであ
ってもよい。
なぜなら、いずれの形態も本発明に適しているからであ
る。
電解質は、水が本発明の組成物中へ急速な侵入を促進し
、該組成物がその最終的粒子に急速に分散することを促
進し、そして有機−粘土複合物の最終的粒子がすすぎ浴
全体に急速に分散するのを促進する。
本発明の組成物を粘土/有機繊維柔軟化側抜合物および
電解質を凝集させることにより製造する場合には、凝集
前の電解質の分離した個々の粒子は約200ミクロンよ
り小さい有効直径。
好ましくは約30〜約100ミクロンの有効直径を有す
る。
好ましい電解質は硫酸アルミニウムおよび塩化アルミニ
ウム、およびアルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩
化物、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、オル
トリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ホウ酸
塩、ケイ酸塩、硝酸塩、酢酸塩、尿素および前に記載し
た溶解度テストに適合するそれらの混合物である。
セスキ炭酸ナトリウム(sodium 5esqui
carbonate)は本発明で使用するのに非常に好
ましい電解質である。
他の非常に好ましい電解質は水硬度−電解質塩(har
dness−electrolyte 5alt) 、
特にCa およびMg の塩である。
特に好ましいのは硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム
、および塩化カルシウムである。
これらの水硬度−電解質塩は、さらにそして予想外にも
本願組成物の繊維調整効力を増大させる。
理論により拘束されることを望まないが、水硬度−電解
質が繊維の状態調整に有益な結果をもたらす二つの現象
が働いているものと信じられる。
一つの因子は、繊維表面における負電荷とスメクタイト
粘土小板の面上に存在する負電荷とが水硬度−電解質に
より橋渡しされ、それにより粘土/有機繊維柔軟化側抜
合物の繊維表面への引力が増大し、従って該複合物の耐
着が増大することであると思われる。
第2の因子は、水硬度−電解質が粘土小板間の二重層反
発力を崩壊することにより有機柔軟化削−粘土複合物の
分散を不安定化し、それにより該複合物を更に容易に繊
維表面上に耐着させることであろう。
水硬度−電解質塩は、すすぎ浴に使用した水が軟水であ
る場合には、即ちCaCO3で表わして米国ガロン(3
,78,/、)当り約3グレン以下の硬度を含有する場
合には、特に有益であることが理解されるであろう。
軟水と比較して繊維調整効力の増大は、すすぎ浴の水の
硬度が15グレン/米国ガロンの場合に本発明の組成物
に認められた。
例示的な電解質物質の溶解度は次の通りであり、これら
に限定されるものではない(20℃の水100部当りの
電解質の部)。
硫酸アルミニウム・80水和物(36)、塩化カルシウ
ム・6水和物(74)、塩化マグネシウム・6水和物(
54)、硫酸マグネシウム・7水和物(35)、炭酸ナ
トリウム・10水和物(21)、硫酸ナトリウム・7水
和物(19)、塩化ナトリウム(101)、無水炭酸ナ
トリウム(15)、無水重炭酸す) IJウム(9)、
セスキ炭酸ナトリウム(19)。
アニオン性表面活性剤 高級脂肪酸の水溶性塩、即ち“石けん”は本発明のアニ
オン性表面活性剤として有用である。
この群の表面活性剤には、約8〜約24個の炭素原子、
好ましくは約10〜約20個の炭素原子を含む高級脂肪
酸のナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびアルカ
ノールアンモニウム塩のような、普通のアルカリ金属石
けんが含まれる。
石けんは脂肪および油の直接のケン化により又は遊離脂
肪酸の中和により製造できる。
特に有用なのは、ココナツ油および獣脂(タロー)から
誘導された脂肪酸の混合物のナトリウムおよびカリウム
塩、即ちナトリウム又はカリウムタローおよびココナツ
ツ石けんである。
本発明に適したアニオン性合成表面活性剤には水溶性塩
、特にアルカリ金属塩、又は分子構造中に約8〜約22
個の炭素原子を含むアルキル基およびスルホン酸部位お
よび硫酸エステル部分から成る群から群から選ばれた部
分を有する有機硫酸反応生成物が含まれる。
(アルキルなる用語には、高級アシル部位のアルキル部
分が含まれる。
)本発明の柔軟剤組成物の一部を形成するこの群の合成
表面活性剤の例としては、(イ)アルキル硫酸ナトリウ
ムおよびカリウム、特にタロー又はココナツツ油のグリ
セリドの還元により製造された高級アルコール(C8〜
cpsの炭素原子)を硫酸化することにより得られる硫
酸塩、(+:0直鎖又は分枝鎖構造中にアルキル基が約
9〜約20個、好ましくは9〜15個、の炭素原子を含
むアルキルベンゼン又はトルエンスルホン酸ナトリウム
およびカリウム、例えば米国特許第2,220,099
号明細書および第2,477,383号明細書に記載さ
れた種類のもの0持に価値のあるのは、アルキル基の平
均が11.8炭素原子でありそして通常C,1++ 8
LASと略される線状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩である)、(ハ)アルキルグリセリルエーテルスルホ
ン酸ナトリウム、特にタローおよびココナツツ油から誘
導された高級アルコールのエステル;ココナツツ油脂肪
酸モノグリセリドスルホン酸および硫酸ナトリウム;1
モルの高級脂肪アルコール(例えばタロー又はココナツ
ツ油アルコール)と約1〜6モルのエチレンオキシドと
の反応生成物の硫酸エステルのナトリウムおよびカリウ
ム塩、に)1分子当り約1〜約10単位のエチレンオキ
シドを有しそしてアルキル基が約8〜約12個の炭素原
子を有するアルキルフェノールエチレンオキシドエーテ
ル硫酸塩のナトリウムおよびカリウム塩が挙げられる。
アニオン性リン酸塩表面活性剤もまた本発明に有用であ
る。
これらは、アニオン性可溶化基を連結する疎水性部位が
リンのオキシ酸である、表面活性物質である。
更に一般的な可溶化基は、勿論−8o、Hおよび−5O
3Hである。
Rが約8〜約20個の炭素原子を含むアルキル鎖を表わ
す(R−O)2PO2HおよびROPO3H2のような
アルキルリン酸エステルは本発明に有用である。
これらのリン酸エステルを、該分子中に1〜約40のア
ルキレンオキシド単位、例えばエチレンオキシド単位、
を含ませることにより改質することができる。
これらの改質したリン酸塩アニオン性表面活性剤の式は
次の通りである。
ここでRは約8〜20個の炭素原子を含むアルキル基、
又はアルキル基が約8〜約20個の炭素原子を含むアル
キルフェニル基を表わし、そしてMは水素、ナトリウム
、カリウム、アンモニウム又は置換アンモニウムのよう
な可溶性カチオンを表わし、そしてnは1〜約40の整
数である。
本発明に特に有用な別の種類の適当なアニオン性有機表
面活性剤には、2−アシルオキシ−アルカン−1−スル
ホン酸の塩が含まれる。
これらの塩は下記の式を有する。
ここでR8は約9〜約23個の炭素原子のアルキルであ
り(2つの炭素原子でアルカン基を形成する)、R2は
1〜約8個の炭素原子のアルキルであり、そしてMは水
溶性カチオンである。
前に記載した構造式中の水溶性カチオンMは、例えばア
ルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リ
チウム)、アンモニウム又は置換されたアンモニウムカ
チオンであることができる。
置換アンモニウムカチオンの具体例にはメチル−ジメチ
ル−1およびトリメチル−アンモニウムカチオンおよび
テトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニ
ウムカチオンのような第4アンモニウムカチオン、およ
びエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
それらの混合物等のようなアルキルアミンから誘導され
たものが含まれる。
本発明に有用なベーターアシルオキシーアルカシー1−
スルホン酸塩、或いは2−アシルオキシ−アルカネル−
1−スルホン酸塩の具体例には、2−アセトキシ−トリ
デカン−1−スルホン酸のナトリウム塩;2−プロピオ
ニルオキシ−テトラデカン−1−スルホン酸のカリウム
塩;ブタノイルオキシ−テトラデカン−1−スルホン酸
のリチウム塩;2−ペンタノイルオキシ−ペンタデカン
−1−スルホン酸のす) IJウム塩;2−アセトキシ
−へキサデカン−1−スルホン酸のナトリウム塩;2−
オクタノイルオキシ−テトラデカン−1−スルホン酸の
カリウム塩;2−アセトキシ−へブタデカン−1−スル
ホン酸のナトリウム塩;2−アセトキシ−オクタデカン
−1−スルホン酸のリチウム塩;2−アセトキシ−ノブ
デカン−1−スルホン酸のカリウム酸;2−アセトキシ
−ワンコサン−1−スフレホン酸のナトリウム塩;2−
フロピオニルオキシ−トコサン−1−スルホン酸のナト
リウム塩;それらの異性体が含まれる。
本発明におけるベーターアシルオキシ−アルカン−1−
スルホン酸塩の例は、R2が約12〜約16個の炭素原
子からなるアルキルである上記の式に対応するベーター
アセトキシ−アルカン−1−スルホン酸のアルカリ塩で
ある。
上記のベーターアセトキシアルカンスルホン酸塩の代表
的例は文献に記載されており、ベルギー特許第650,
323号明細書はある種の2−アシルオキシアルカンス
ルホン酸の製造を開示している。
同様に米国特許第2,094,451号明細書および同
第2,086,215号明細書は、ベーターアセトキシ
−アルカンスルホン酸のある塩を開示している。
これらの参考文献を参照として本明細書に包含させる。
本発明にてアニオン性表面活性剤化合物の別の好ましい
ものは、約10〜約23個の炭素原子を含むそして下記
の式を有するアルキル化されたα−スルホカルボキシレ
ートである。
ここでRはC8〜C20のアルキルであり、Mは前に開
示したような水溶性カチオン、好ましくはナトリウムイ
オンであり、そしてR′は短鎖アルキル、例えばメチル
、エチル、プロピルおよびブチルである。
これらの化合物は、市販のα−スルホン化カルボン酸を
標準的方法を用いてエステル化することにより製造され
る。
本発明で使用するのに好ましいアルキル化されたα−ス
ルホカルボン酸塩の具体例には次のものが含まれる。
メチル−グースルホパルミチン酸アンモニウム、エチル
−α−スルホステアリン酸トリエタノールアンモニウム
、 メチル−y−スルホパルミチン酸ナトリウム、エチル−
グースルホパルミチン酸ナトリウム、ブチル−グースル
ホステアリン酸ナトリウム、メチル−グースルホラウリ
ン酸カリウム、メチル−1−スルホラウリン酸リチウム
、およびそれらの混合物。
別の種類のアニオン性有機表面活性剤はβ−アルキルオ
キシアルカンスルホン酸塩である。
これらの化合物は下記の式を有する。
ここでR1は6〜20個の炭素原子を有する直鎖アルキ
ル基であり、R2は1〜3個(1個が好ましい)の炭素
原子を有する低級アルキル基であり、モしてMは前に記
載したような水溶性カチオンである。
硬度(力、ルシウムイオン)感受性が低く、家庭での洗
濯条件下で優れた洗浄水準を与えるために本発明で有用
なβ−アルキルオキシアルカンスルホン酸塩、或いは2
−アルキルオキシ−アルカン−1−スルホン酸塩の具体
例には、次のものが名まれる。
β−メトキシデカンスルホン酸カリウム、2−メトキシ
トリデカンスルホン酸ナトリウム、2−エトキシテトラ
デシルスルホン酸カリウム、2−イソプロポキシヘキサ
デシルスルホン酸ナトリウム、 2−1−ブトキシテトラデシルスルホン酸リチウム β−メトキシオクタデシルスルホン酸ナトリウム、およ
び β−n−プロポキシドデシルスルホン酸アンモニウム。
本発明で有用な他の合成アニオン性表面活性剤は、アル
キルエーテル硫酸塩である。
これらの物質はRO(C2H6O)xSO3Mの式を有
し、ここで、Rは約10〜約20個の炭素原子をもむア
ルキル又はアルケニルであり、Xは1〜30であり、モ
してMは前に定義した水溶性カチオンである。
本発明で有用なアルキルエーテル硫酸塩は、エチレンオ
キシドと約10〜約20個の炭素原子を有するm個アル
コールとの縮合生成物である。
Rが14〜18個の炭素原子を有するのが好ましい。
このアルコールは例えばココナツツ油およびタローから
誘導された脂肪或いは合成物であることができる。
ラウリルアルコールおよびタローから誘導される直鎖ア
ルコールが本発明に好ましい。
それらのアルコールを1〜30モル比、特に6モル比、
のエチレンオキシドと反応させ、そして生成した例えば
アルコール1モル当り平均6モルのエチレンオキシドを
有する分子種の混合物を硫酸化しそして中和する。
本発明のアルキルエーテル硫酸塩の具体例としては、コ
コナツツアルキルエチレングリコールエーテル硫酸ナト
リウム、タローアルキルトリエチレングリコールエーテ
ル硫酸リチウムおよびタローアルキルへキサオキシエチ
レン硫酸ナトリウムが挙げられる。
好ましいアルキルエーテル硫酸塩(普通AExSと略記
される)は、平均約1〜約10個のエチレンオキシド部
位を有するアルキル金属ココナツツーおよびタロー−ア
ルキルオキシエチレンエーテル硫酸塩である。
本発明のアルキルエーテル硫酸塩は既知の化合物であり
、そして参照としてこの記載に色名させる米国特許第3
,332,876号明細書に記載されている。
本発明の範囲に属するアニオン性ノン−ソープ型合成表
面活性剤の別の例は、イセチオン酸でエステル化しそし
て水酸化ナトリウムで中和した脂肪酸の反応生成物(こ
こで、該脂肪酸は、例えばココナツツ油から誘導された
ものである);メチルタウリドの脂肪酸アミドのナトリ
ウム又はカリウム塩(ここで脂肪酸は、例えばココナツ
ツ油から誘導されたものである)である。
この種類の他のアニオン性合成洗剤は米国特許第2,4
86,921号明細書、同第2,486,922号明細
書および同第2,396,278号明細書に記載されて
いる。
本発明の範囲に属するアニオン性ノン−ソープ型合成表
面活性剤の別の例は、二つのアニオン性官能基を含む化
合物である。
これらはジ−アニオン性洗剤と呼ばれる。
適当なジ−アニオン性表面活性剤は、下記の式で表わす
ことのできるジスルホン酸塩、二硫酸塩、又はそれらの
混合物である。
R(803) 2 M2’ R(804) 2 M2
’R(5O3) (SO4) M2’ ここでRは15〜20個の炭素原子を有する非環式脂肪
族ヒドロカルビル基であり、そしてMは水可溶化カチオ
ンであり、例えばC1,〜C20の1゜2−アルキルジ
硫酸ジナトリウム、CI5〜C20の1.2−アルキル
−ジスルホン酸ジカリウム又は−ジ硫酸ジカリウム、1
,9−ヘキサデシルニ硫酸ジナトリウム、CI5〜C2
0の1,2−アルキルスルホン酸ジナトリウム、1,9
−ステアリルニ硫酸ジナトリウムおよび6,10−オク
タデシル二硫酸ジナトリウムである。
二硫酸塩又はジスルホン酸塩の脂肪族部位は一般に実質
的に線状であり、従って表面活性剤化合物に望ましい生
物的分解可能性を付与する。
水可溶化カチオンには洗剤業界で公知の慣用のカチオン
、即ちアルカリ金属、およびアンモニウムカチオン、お
よびホウ素を除く周期律表中第■A、IIB、HA、I
VAおよびIVB族のその他の金属が含まれる。
好ましい水可溶化カチオンはナトリウム又はカリウムで
ある。
これらのジアニオン性表面活性剤は、米国での特許出願
(第564,556号)に基づいて優先権を主張してい
る英国特許第1.151,392号明細書に更に詳しく
記載されている。
更に他のアニオン性合成表面活性剤にはスフシナメート
およびスクシネートといわれる種類が含まれる。
この種類にはジナトリウムN−オクタデシルスルホ−ス
フシナメート;四ナトリウムN−(1,2−ジカルボキ
シエチル)−N−オクタデシルスルホースクシプメート
;スルホコハク酸ナトリウムのシアミルエステル;スル
ホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステル;スルホコ
ハク酸ナトリウムのジオクチルエステルのような表面活
性剤が含まれる。
本発明にて使用できる他の適当なアニオン性表面活性剤
は、約12〜約24個の炭素原子を有するオレフィンス
ルホン酸塩である。
オレフィンスルホン酸塩を誘導するα−オレフィンは、
12〜24個の炭素原子、好ましくは14〜16個の炭
素原子、を有するモノ−オレフィンである。
それらは直鎖オレフィンであるのが好ましい。
適当な1−オレフィンの例には1−ドデセン、1−テト
ラデセン、1−へキサデセン、1−オクタデセン、1−
エイコセンおよび1−テトラデセンが含まれる。
真のアルケンスルホン酸塩およびある割合のヒドロキシ
−アルカンスルホン酸塩のほかに、該オレフィンスルホ
ン酸塩は、少量の他の物質を含むことがあり、例えば反
応条件、反応物質の割合、出発オレフィンおよびオレフ
ィン中の不純物の性質、およびスルホン化工程における
副反応に応じてアルケンジスルホン酸塩などを含むこと
がある。
本発明での使用に優れていることが見出された具体的な
アニオン性表面活性剤は、米国特許第3.332,88
0号明細書に更に詳しく記載されており、その開示を参
照としてこの記載に包3させる。
上記の種類のアニオン性表面活性剤全体の中で、好まし
い化合物にはアルキル鎖の平均が約10〜18、更に好
ましくは約12個の炭素原子長である線状アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、タローアルキル硫酸ナトリ
ウム、2−アセトキシ−トリデカン−1−スルホン酸、
メチル−α−スルホパルミチン酸−zトリウム、β−メ
トキシオクタデシルスルホン酸ナトリウム、ココナツツ
アルキルエチレングリコールエーテルスルホン酸ナトリ
ウム、1モルのタローアルコールと3モルのエチレンオ
キシドとの反応生成物の硫酸エステルのナトリウム塩、
およびそれらの混合物が自まれる。
適当なアニオン性表面活性剤は、通常水性媒体中で、有
機−粘土複合物と組合される。
アニオン性表面活性剤は該複合物の表面上に吸着される
ものと信じられている。
とにかく、アニオン性表面活性剤は必要な複合物の湿潤
および分散をもたらす。
本発明の繊維柔軟化性を有する洗剤組成物の製造におい
て、有機−粘度複合物を、アニオン性表面活性剤を名む
洗剤組成物の他の成分に添加して、別の段階としてでな
くその場にて有機−粘度複合物をアニオン性表面活性剤
と組合させる。
任意成分 該柔軟剤組成物は、三つの必須成分を含有することだけ
が必要とされる。
該組成物はまた2%〜約75%、好ましくは5%〜60
%、最も好ましくは10%〜50%、の水溶性フィラー
(filler)を含むことができる。
該フィラーには無機および有機の物質が含まれる。
そのようなフィラーには炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、セスキ炭酸ナトリウム、尿素、硫酸ナトリウム、
ホウ酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム
、およびそれらの混合物が含まれる。
これらのフィラーはまた、本発明の柔軟剤組成物の製造
において加工助剤としての働きをする。
別の任意成分には、アニオン性表面活性剤の加工助剤と
して、0.1%〜約9%、好ましくは0.5%〜3%、
のトルエンスルホン酸ナトリウムおよび/またはキシレ
ンスルホン酸ナトリウムがある。
別の任意成分には、少量の、即ち0.01%〜約1%の
、着色剤、香料、繊維増白剤、漂白剤等がある。
製造 アニオン性表面活性剤が湿潤および分散剤である柔軟剤
組成物は、三つの必須成分を二つの基本的段階で組合さ
せることにより製造される。
第1段階では、スメクタイト粘土を有機柔軟剤と接触さ
せて、有機−粘土複合物を形成させる。
この段階は水性系で実施するのが便利である。
特に有機柔軟剤が塩の形態にある場合には、複合物が周
囲温度で形成されるであろう。
有機柔軟剤が塩の形態でなくそして固体である場合には
、粘土に添加する前に柔軟剤を融解して複合物を都合よ
く形成させなければならない。
有機−粘土複合物の製造においては、約80℃までの温
度を用いるのが便利である。
第2の段階では、有機−粘土複合物をアニオン性表面活
性剤と接触させる。
この段階もまた水性系中で行うのが便利である。
上記の添加順序はアニオン性表面活性剤を含有させるの
に重要である。
アニオン性表面活性剤の添加前に有機柔軟剤が粘土と組
合わされた状態にあることが重要である。
そうでないと有機柔軟剤は、特にそれがカチオン型であ
る場合には、該アニオン性表面活性剤により中和され、
そして有機柔軟剤から期待される柔軟剤の働きが減少す
る結果となるであろう。
本発明の組成物を顆粒の形体で製造する方法は公知であ
る。
その方法は、少量の水を使用する方法からかなりの量の
水を使用する方法までの範囲にわたる。
特に、顆粒組成物を製造する一つの方法は、凝集による
有機柔軟剤のスラリーを粘土粒子上に噴霧して複合物を
形成させ、その段階の次にアニオン性表面活性剤のスラ
リーを該複合物上に噴霧することができる。
凝集に使用できる装置としては、セメントミキサー、D
ravoパン型凝集機、KG/SchugiBlend
er−Granulator、回転ナイフ連続垂直流動
床凝集機、Ni ro Fluidized Bedお
よびObr ian Mixer / Agg lom
eraが挙げられるが、これらに限定はされない。
多量の氷を使用する他の方法および装置には、噴霧乾燥
塔、プリル塔(prilling塔)、回転乾燥器およ
び押出法がある。
柔軟剤組成物の製造工程において、電解質、着色剤、香
料およびフィラーなどの任意成分を添加するに都合のよ
い時期は、有機−粘土複合物が形成した後であって且つ
アニオン性表面活性剤の添加の前および/または後であ
る。
任意成分は加工助剤として働くことができる。
電解質が湿潤および分散剤である柔軟剤組成物は、三つ
の必須成分を二つの基本的方法で組合させることにより
製造する。
一つの方法、即ち凝集法、においで、工程の第1段階は
、スメクタイト粘土を有機柔軟剤と接触させて、上に述
べた有機−粘土複合物を形成させることである。
第2の段階で、該有機−粘土複合物および電解質の混合
物上に結合/マトリックス剤(例えば水、電解質溶液、
アニオン性表面活性剤等)を噴霧することにより、該有
機−粘土複合物を電解質と凝集させる。
上に述べた凝集化装置をこの工程で使用できる。
第・2の方法、即ちスラリー乾燥法、を用いる場合には
、組成物製造の第1段階は水中に電解質を含むスラリー
を作り、粘土を加え、そして最後に有機柔軟剤を加えて
、粘土を有機柔軟剤と複合させることである。
アニオン性表面活性剤スラリーおよび他の任意成分を次
に都合よく加えることができる。
次にこのスラリーを、上に述べたような噴霧乾燥等によ
り過剰の水分を追出すことにより固体の形態に変える。
柔軟剤組成物製造の工程において、任意成分は加工助剤
として働くことができる。
顆粒の粒径は、凝集法又はスラリー−乾燥法のいずれで
製造しても一様ではないであろう。
顆粒の形体の本発明の繊維柔軟剤組成物での使用に好ま
しい粒径は、約20メツシユ〜約65メツシユ(Tyl
er )である。
本明細書に開示したように、三つの必須成分を3有する
柔軟剤組成物は、洗濯の後のすすぎ操作中に繊維製品に
柔軟性を与えるのに使用するよう意図されている。
或いは、繊維柔軟剤組成物を単に洗剤組成物と混合する
か又は洗濯溶液に添加して、洗濯中に繊維を柔軟化する
ことができる。
洗剤組成物 上記のような繊維製品調整用組成物を、洗浄用組成物(
以下単に洗剤組成物ということがある)に配合すること
によって、本発明による洗剤組成物が得られる。
この場合には、湿潤および分散剤と組合せた有機−粘土
複合物を、製造工程中に洗剤組成物の他の成分に加える
或いは、表面活性剤が主として又は全体的にアニオン性
である洗剤組成物については、有機−粘土複合物を成分
混合物に加えて、該複合物を別個の予備的段階としてで
なく該成分の混合中にその場でアニオン性表面活性と組
合させることができる。
洗濯全体中での柔軟化には、ナトリウムスメクタイト粘
土が好ましい。
言及した固体組成物には顆粒状および固形棒状の組成物
が含まれる。
完全配合洗剤組成物中には、三つの必須成分を含有しそ
して洗剤組成物の成分である柔軟剤組成物が、全組成物
の約10〜約50重量%、好ましくは約20〜約40重
量%、の量で存在するであろう。
該組成物の残りは、アニオン性表面活性剤または少量の
非イオン性、両性および双イオン性表面活性剤およびそ
れらの混合物を含む主としてアニオン性の表面活性剤で
ある1〜約50重量%そして好ましくは10〜30重量
%の洗剤用表面活性剤、および約lO〜約60重量%そ
して好ましくは20〜45重量%の洗剤ビルダーをその
他の慣用の洗剤成分と共に含むであろう。
表面活性剤 上記のように、洗たく全般にわたる洗剤組成物中の使用
に適用な表面活性剤は、アニオン性表面活性剤または主
としてアニオン性活性剤と少量の非イオン、両性および
双イオン性表面活性剤およびこれらの混合物を含むこと
ができる。
繊維柔軟化性を有する完全浄剤組成物中に使用できる適
当なアニオン性表面活性剤は、柔軟剤組成物の製造用に
前記したものである。
本発明に有用な好ましい非イオン性表面1f3性剤は、
1〜12個のエチレンオキシド部分をC8゜〜C1,3
の脂肪族アルコールと縮合させて得られるものである。
該アルコールは、植物油および動物脂の原料から誘導さ
れる材料中に存在するような完全に線状のものでもよく
、またはオキソ法合成によって製造される石油−誘導ア
ルコール中に存在するような僅かに分枝したものでもよ
い。
特に好ましい材料は、平均7個のエチレンオキシド基と
縮合されたCI4〜C15アルコール、および平均4個
のエチレンオキシド基と縮合しそして次に末エトキシル
化および低エトキシル化材料をストリップ除去して平均
4.5のエチレンオキシド基を有するエトキシル化物を
残したC1□〜C13のアルコールである。
好ましい双イオン性材料は、炭素原子14〜18個の脂
肪族直鎖基およびサルフェートもしくはスルホネートの
アニオン性可溶化基を含有する第四アンモニウム化合物
の誘導体である。
具体例としては、3−N、N−ジメチル−N−ヘキサデ
シルアンモニオ−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホ
ネート、3−(N、N−ジメチル−N=タローイルアン
モニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネート
、3−(N、N−ジメチル−N−テトラデシルアンモニ
オ)−プロパン−1−スルホネート、および6−(N、
N−ジメfルーN−ヘキサデシルアンモニオ)ヘキサノ
エートが挙げられる。
洗剤ビルダ一 本発明を構成する洗剤組成物はまた、該組成物の約10
〜16重量%のそして好ましくは約20〜45重量%の
量の洗剤ビルダーを含有することができる。
本発明にて有用なビルダーには、従来のすべての無機お
よび有機の水溶性ビルダー塩ならびに各種の不水溶性ビ
ルダーが含まれる。
本発明の組成物中にて、これらの水溶性ビルダー塩は、
洗たく液のpHを約7〜約12そして好ましくは約8〜
約11の範囲に維持するのに役立つ。
更に、これらのビルダー塩は、該組成物全般の繊維洗浄
性能を高め、そして同時に、繊維製品の表面から放出さ
れた微粒状汚れを懸濁させそして該繊維製品上への再汚
染を防止するのに役立つ。
本発明に有用である適当な洗剤ビルダー塩は、多価の無
機物および多価の有機物、またはこれらの混合物であり
得る。
適当な水溶性の無機アルカリ性洗剤ビルダー塩としては
、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、ポIJ
IJン酸塩、トリポIJ IJン酸塩、重炭酸塩、珪
酸塩および硫酸塩が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
こ0ような塩の具体例には、ナトリウムおよびカノウム
のテトラホウ酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、トノポリリン酸
塩、ピロリン酸塩およびヘキサメタリン酸塩が含まれる
適当な有機アルカリ性洗浄ビルダー塩には、(1)水溶
性のアミノポリアセテート、例えばナトリウムおよびカ
リウムのエチレンジアミンテトラアセテート、ニトリロ
トリアセテートおよびN−(2−ヒドロキシエチル)−
ニトロジアセテート、(2)フィチン酸の水溶性塩、例
えばフィチン酸−21−リウムおよびカリウム、および
(3)下記を包含する水溶性ポリホスホン酸塩、すなわ
ちエタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸のナ
トリウム、カリウムおよびリチウム塩、メチレンジホス
ホン酸のナトリウム、カリウムおよびリチウム塩、等が
ある。
本発明に有用な他の有機ビルダー塩には、米国特許2,
264,103号明細書に記載された、メリット酸の水
溶性アルカリ金属塩を包含するポリカルボキシレート材
料が含まれる。
参照としてこの記載に包含させる米国特許3,308,
067号明細書に記述されているようなポリカルボキシ
レート重合体および共重合体の水溶性塩も、本発明に適
当である。
上記の無機および有機の多価アニオン性ビルダー塩のア
ルカリ金属塩は経済的観点から本発明の使用に好ましい
が、上記のビルダー陰イオンのいずれのアンモニウム、
アルカノールアンモニウム(例えばトリエタノールアン
モニウム、ジェタノールアンモニウム)等の水溶性塩も
本発明に有用であることが理解されるべきである。
有機および/または無機ビルグーの混合物が本発明に使
用できる。
ビルダーのこのような混合物、例えばナトリウムトリホ
スフェート、トリナトリウムニトリロトリアセテートお
よびトリナトリウムエタン−1−ヒドロキシ−1,1−
ジホスホネートの三元混合物が、カナダ特許755,0
38号明細書に開示されている。
他の種類のビルダー塩は、陽イオン交換によって溶液か
ら多価の鉱物性水硬度イオンおよび重金属イオンを除去
するように作用する不溶性のアルミノシリケート型のも
のである。
この種類の好ましいビルダーは、Naz(AlO2)Z
(SiO)y−XFY20の組成を有し、こ\に2およ
びyは少くも6の整数であり、2対yのモル比は1.0
〜約0.5の範囲モしてXは約15〜約264の整数で
ある。
この種類のビルダー塩を含む組成物は、カナダ特許1.
035,234号明細書の主題を構成するものである。
該特許の開示を参照としてこの記載に包含させる。
本発明の組成物に有用な別の不水溶性アルミノシリケー
トは、式Na x (XAlO2・y S t 02
)の不定形不水溶性の水利化合物であり、ここにXは1
〜1.2の数でありそしてyは1である。
該不定形化合物は、約507119 ・eq CaC0
a/ g (ミリグラム当量のCa COa硬度/グラ
ム)〜約150mg ・eq CaC0a/、¥ (
ミリグラム当量のCaC03硬度/グラム)の無水基準
Ms 交換容量を更に特徴とする。
このイオン交換ビルダーは、参照としてこの記載に包含
させる、英国特許1.470.250号明細書に更に詳
しく記述されている。
例1 綿100%からなるテスト用タオルを、標準的粒状洗剤
を用いて下記の条件下にてたで型機械で洗浄した。
製品の濃度:0.25%(13,5ガロン(50,67
)の水中に127.5g) 製品の組成:20%の表面活性剤(70/30C12の
分枝Mアルキルベンゼンスル ホン酸塩/C12の分枝鎖トルエンス ルホン酸塩)、33%の5TPP。
10%のケイ酸塩固形物 (2SiO2/Na20)、25%の N a 2 S Oい2%のトルエンスルホン酸す)
IJウム、残量の水および種々 雑成分。
水の硬度=19グレン/ガロン、3/1であるC a/
Mg比 水の温度ニア0〜75°F(21,1〜23.9°C)
水:布の比:25〜1 86%綿/14%ポリエステルのタ オルをテスト用タオルと共に入れて 洗濯装填量を十分にした。
洗濯時間:20分 洗濯後、タオルを手で絞り、そして洗濯機内にて13.
5ガロン(50,61)の70’F(21,1℃)、9
グレン硬度3/ICa/Mg比の水中で攪拌してすすい
だ。
1回目のすすぎの後、繊維製品を再び手で絞りそして2
回目のすすぎ水に下記に示す繊維柔軟化組成物を含ませ
る以外は1回目のすすぎと同様にして攪拌した。
次に繊維製品を絞りそしてひも干しし、その後テスト用
繊維をラウントロピンパネルテスト(round ro
bin panel test)で柔軟性について等
級化した。
O〜4の等級目盛を使用した等級化において三人の審査
員が従事した。
該目盛は次の意味を有する。
〇−違いがない、1−相違があると推定、2−少し相違
する、3−普通程度相違する、4−大きく相違する。
テストした組成物および二面の洗浄−すすぎサイクル後
の結果を、以下に示す。
柔軟性の結果 ブランク 慮l 屑2 屑3 (2回目のすすぎで は柔軟剤を不使用) 柔軟性パネルO(標準)2.4 3.2 2.4得
点(平均値) 最少有意差(LSD)=0.4 (95%の信頼度)組
成物41は噴霧乾燥により製造した顆粒であった。
組成物/162および/163は次のようにして水性ス
ラリーに調製した。
/162 1.88gの第1タローアミンヒドロクロリドを、23
℃の水道水500WLl中に分散させた。
37.5gの粘土を加え、そして得られたスラリーを2
0〜30分間混合した。
残りの成分を25 ONの水道水に前もって溶解させ、
そして得られた溶液を有機−粘土複合物に加え、そして
全混合物を2回目のすすぎに用いる前に5〜10分間攪
拌した。
/163 .2.5gの第1タローアミンヒドロクロリドを75℃
の水道水に溶解させた。
15gの粘土を加えそして20〜30分間混合したが、
混合物の温度は75℃に維持した。
残りの成分を75℃の水道水に前もって溶かした。
得られた溶液を有機−粘土複合物スラリーと使用前に5
〜10分間混合した。
結果で示されるように、本発明の組成物の溶液ですすい
だ綿タオルは、水のみですすいだ綿タオルよりも著しく
感触が柔らかかった。
綿繊維製品を1回目のすすぎで上記のように注意深くす
すがなかったため該繊維製品がより多くのアニオン性表
面活性剤を2回目のすすぎ操作に運び込んだ場合、柔軟
剤組成物について実質的に同じような効果が得られた。
測用 柔軟剤組成物を、すすぎにおける繊維製品の柔軟化およ
び(洗浄剤顆粒に混合することにより)洗濯全体を通じ
ての繊維製品の柔軟化について評価した。
綿タオル、65%ポリエステル/35%綿布切れ、およ
び二重線ポリエステル布切れを洗濯し、そして以下に示
す組成物による繊維製品の柔軟化についてテストした。
洗濯は、68リットル自動洗濯機中で120°F(49
℃)にてCa/Mg比が3/1の12グレン/ガロン硬
度の水中で行った。
柔軟剤組成物置 ブランク Φ4#5 洗剤顆粒(1) 87.48g 87.48g
87.48g柔軟剤組成物 すすぎ中に添加 洗濯中に添加 一〜−57.26g(2)−−− −−−−−−43,34濤3) (1)組成は、13.7%のCs 2 LAS N a
、6.85%のC14〜16アルキルEI SNa、3
9.5%の5TPP。
13.15%のケイ酸塩固形物(2S t 02/’N
a20)18.9%Na25O,、残量は水分と少量
物であった。
(2)組成は、3.7%の第1タローアミンヒドロクロ
リドと組合せた18.5%のフロック粘土、70.5%
の炭酸f トIJウムおよび7,4%の表面活性剤(は
ぼC12の分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムであり、水中にスラリーとして加えた)であった。
(3)組成は、12%の第1タローアミンヒドロクロリ
ドと組合せた62.3%のブロック粘土、25.2%の
N a Cr□分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩で
あり、スラリーとして水中に加えた。
繊維製品を例Iのように柔軟性についてパネルテストし
た。
ブランク 綿タオル 0(標準) 65・ポリA5綿O(標準) 二重線ポリ O(標準) 95% (信頼度) における すすぎ中洗濯全体LSD +3.3 +1.6 +0.4 +1.1 +1.0 +0.9 +0.7 −0.06 +0.3 上述したように、綿タオルおよび65ポリ/35綿につ
いてすすぎ中および洗濯全体の両者に柔軟剤組成物 涜 洗剤顆粒(1) 2回目のすすぎ中の柔軟剤 柔軟剤組成物: 複合物 Caモンモリナイト粘土 第1タローアミンヒドロクロリド シタロージメチルアンモニウムクロリド 分枝鎖C1□アルキルベンゼンスルホン酸塩、Na塩 トルエンスルホン酸ナトリウム 炭酸ナトリウム 硫酸ナトリウム セスキ炭酸ナトリウム (無水物基準) 水 雑成分 おいて繊維製品の柔軟化が示された。
例■ 例Iの冷水洗濯工程を用いて、綿タオルの柔軟性につい
て例■に示した処理を用いて評価した。
柔軟剤組成物置 ブランク #4#5 洗浄削顆粒(1) 127.5g 127.5g
127.5g柔軟剤糺成物 すすぎ中に添加 −−−57,26J2)洗濯中に添加
−−−−−−43,34()パネル得点数 O(
標準) +3.2 +3.095%(の信頼度)
にてLSD=0.46(1) 例Iに示した通り (It) 例■に示した通り (III) 例■に示した通り 綿タオルの繊維柔軟化がすすぎおよび洗濯全体の両者に
おいて再び認められた。
例■ 例Iの冷水洗濯工程を用いて、綿タオルの柔軟性につい
て以下の処理を用いて評価した。
ブランク 41.2 46127.5g
127.5g 127.5g−−−
62,5g 50g 60.0% 3.0 4.9 0.5 15.5 3.4 6.4 37.7 12.5 残量 10.0 残量 2回の洗濯−すすぎサイクル後の結果は次の通りである
ブランク #2#6 0 +3.2 +2.9 95%の信頼度における最少有意差=0,5組成物#2
は例Iに記載したように、スラリーの形態に調製した。
組成物#6は次のようにして調製した。
2.25gのジクロ−ジメチルアンモニラムク内すドを
70℃の水道水に分散した。
粘土を加え、そして得られたスラリーを10分間攪拌し
、次に室温に冷却した。
残りの成分を室温にて水道水に前もって溶解した。
得られた溶液を、2回目のすすぎに添加する前に、有機
−粘土スラリーと混合した。
綿タオルの繊維柔軟化が再び両種類の脂肪塩化アンモニ
ウム塩について示された。
例■ 下記の繊維柔軟剤組成物を本発明に従って調製する。
上記組成物を家庭内洗濯工程のすすぎ操作に使用して、
繊維を柔軟化することができる。
或いは上記組成物を洗浄剤組成物と混合して、洗濯の全
操作を通じて繊維を柔軟化することができる。
例■ 下記の繊維柔軟剤組成物を、 製する。
本発明に従って調 例■ 下記の洗剤組成物を調製する。
複合物 ブロック粘土および 20(至)タロー
ジメチルアンモニウムクロリド 4ナトリウムC3
2LAS 20トルエンスルホン酸ナ
トリウム 3トリポリリン酸ナトリウム
22ケイ酸塩固形物
8硫酸ナトリウム
15.6光学増白剤 0
.2青色着色剤(ウノ叶うマリンブルー)0.1香料
o、i 水 7例■ 繊維に有機−粘土複合物が存在することによる脂および
油性汚れの除去に対する効果をテストした。
100%の二重線ポリエステルから成る布切れおよび1
00%綿モスリンからなる布切れを、例Iで使用した洗
剤を用い下記の条件下にて1ガロン(3,78t)の小
型洗濯機内で洗濯した。
製品濃度:0.25%(9,45g) 水 温=70°F(21,1℃) 水の硬度=9グレン/ガロン、3:lのMg:Ca比 水:布比:20:1 洗濯時間=20分 洗濯後、テスト用布切れを手で絞り、そして上記のよう
に70’F(21,1℃)の水1ガロン(3,78t)
を用いて小型洗濯機内で攪拌しながら5分間すすいだ。
テスト用布切れの半分は、1回目のすすぎで用いた操作
に従って2回目のすすぎを行なった。
テスト用布切れの他の半分は同様に2回目のすすぎを行
なったが、但し2回目のすすぎ水に例I A Iに記載
した繊維柔軟化組成物を3.78g=、ませた。
次に全てのテスト用布切れを手で絞りそしてひも干しし
た。
次にテスト用布切れを汚れたモーター油(DMO)又は
ベーコン脂で目で見えるように汚しそして約18時間放
置した。
各種の汚れをもつテスト用布切れを、水:布比を25:
1にする以外は上記した洗濯条件を用いて別々に洗濯し
た。
86%綿/14%ポリエステルの顔ふきを入れて、繊維
装填量を満たした。
テスト用布切れの1回目のすすぎは以前と同様に行った
2回目のすすぎは1.06リツトルの水(水:布比は7
:1)中で攪拌せずに行った。
繊維柔軟剤を含むテスト用布切れについては、2回目の
すすぎ水に例IAIに記載した柔軟剤組成物を2.70
g含ませた。
5分間の静的すすぎ後、組のテスト用布切れを手で絞り
そしてひも干しした。
柔軟化処理しない一組のテスト用布切れを次に繊維柔軟
剤を含むテスト用布切れと、脂および油状の汚れの除去
について例Iの等級法を用いて比較した。
得られた結果は次の通りであった。上記の結果から、有
機−粘土柔軟剤の存在によって、脂状および油状の汚れ
の除去を助長するという効果が、更に付与されることが
示される。
:例 ■ 例Iに示した操作に従って、 柔軟剤組成物を評価した。
本発明の他の繊維 3種類の柔軟化組成物はすべて噴霧乾燥により調製した
もので、本発明の範囲内にある。
結果に示されるように、三つの組成物は全て綿タオルの
柔軟化に有効であった。
アニオン性表面活性剤を含まない組成物17は、複合物
の分散用の表面活性剤を含む組成物18および19と同
じように繊維柔軟化に有効であった。
例X 例■に示した組成物を、水中での分散性についてテスト
した。
操作は次から成る。
500m7の水道水(70〜75°F(21,10〜2
3.9℃)、9グレン/ガロンの硬度)をガラス製の1
クオー)(0,95t)びんに入れた。
この水を2インチ(5,1cm)の磁気攪拌器を用いて
、約1〜1/2インチ(約2.54〜1.3crrL)
の渦巻きを生じさせるに十分なほど攪拌した。
次に1.25gの製品を渦巻き中に加え、製品が分散す
るのに要した時間を記録した。
製品が分散した徴候は、ガラスびんの側面から見て渦巻
きが見えなくなるほど水が曇ってくることにより示され
た。
組成物 分散時間 例■の417 10〜12秒 例■の慮18 5〜6秒 例■のA19 5〜6秒 アニオン性表面活性剤を含有しない組成物置17を含め
て三つの組成物はすべて、このテストで良く分散した。
例M 100%綿からなるテスト用タオルを、ベンチスケール
の実験室用洗濯機内で通常の顆粒洗剤を用いて下記の条
件下にて洗濯した。
製品濃度:0.25%(1,0ガロン(3,78t)の
水中に9.45g) 製品組成:20%の表面活性剤(70/30 C1゜
分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩/C1□分枝鎖ト
ルエンスルホン酸塩)、33%ニア)STPP10%0
yfイa勿(2S 1027Na20)、25%7)N
a 2 S Oい2字’nトルエンスルホン酸ナトリ
ウへ残量の水および雑成分。
水の硬度:19グレン/ガロン、3/1のCa/M g
圧水 温ニア00〜75’F(21,1°〜23.9
℃)水:棺耽:20〜1 洗濯時間:20分 洗濯後、タオルを手で絞り、そして洗濯機内で1.0ガ
ロン(3,787)(7)70’F(21,1℃)、9
グレン硬度の3/1であるC a/Mg比の水中で攪拌
してすすいだ。
1回目のすすぎの後、繊維製品を再び手で絞り、そして
2回目のすすぎ水に以下に示す繊維柔軟化組成物を含ま
せる以外は1回目のすすぎと同様に攪拌した。
次に繊維製品を絞りそしてひも干しし、その後テスト用
繊維を例Iのように丸型ロビンパネルテストで柔軟性に
ついて等級化した。
テストした組成物および一回の洗濯−すすぎサイクル後
に得られた結果を以下に示す。
柔軟性結果 ブランク 20 21 22 (2回目のす すぎに柔軟剤 不使用) 柔軟性パネル得点0(標準) +2.8 (平均値) +1,1 +1.9 最少有意差=0.7(95%の信頼度にて)結果は、本
発明の範囲内にある三つの組成物全※※てがテスト用タ
オルを柔軟化したことを示す。
組成物/16:21は繊維の柔軟化について他の二つの
組成物はど効果的ではなかった。
組成物置21と同じ粘土−有機柔軟剤複合物を含み更に
少量の表面活性剤を含む組成物/i6.22は、涜21
と比較して改良された柔軟化性能を示す。
測知 下記の繊維柔軟化組成物を、本発明に従って調製する。
上記組成物を家庭内洗濯工程のすすぎ操作に使用して、
繊維に柔軟性を与えることができる。
このかわりに、上記の組成物を洗濯液に添加して、該洗
濯液が他の表明活性剤よりも相対的に優位量のアニオン
性表面活性剤を含有する場合には、洗たく工程にて繊維
柔軟化を提供することができる。
例XI[I 下記の繊維柔軟剤組成物を、本発明に従って調製する。
組成物置 30 1 2 複合物 ブロック粘土 ノ々ルメチルメチルエチルスルホニウムクロリドモノス
テアリルトリメチルホスホニウムクロリド1−ベータヒ
ドロキシエチル−2−ステアリルイミダシリン N a C12LA S トルエンスルホン酸ナトリウム セスキ炭酸ナトリウム(無水物基準) 水+少量物(香料、着色料等) 0 1.0 0.1 36.0 9 0 1.0 0.1 36.0 9 0 1.0 0.1 36.0 7.9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の成分からなることを特徴とする固形の洗剤組
    成物。 (a) 下記の成分からなる、約10〜約50%の繊
    維柔軟化用組成物。 (i) 少くも50 meq/100グラムのイオン
    交換容量を有する微細スメクタイト粘土約10〜約80
    %、 (11)該粘土の約1〜約50重量%の量の、有機第一
    、第二および第三アミンおよびこれらの水溶性または水
    分散性塩、および有機第四アンモニウム、ホスホニウム
    およびスルホニウム化合物からなる群から選ばれる化合
    物、ここに該化合物は炭素原子8〜22個の少くも1個
    の炭化水素基を有する、および、 (110上記の成分(ii)に対して少くも30%モル
    当量の量にて存在するアニオン性表面活性剤。 ここに成分(1)および(11)は、該アニオン性表面
    活性剤の添加前に、組合わされて複合物を形成している
    、および、 (b) 下記の成分からなる、約50〜約90%の洗
    浄用組成物。 (1)アニオン性表面活性剤およびアニオン性表面活性
    剤と少量の非イオン性、両性 (ampholytic)および双イオン性(zwit
    terionic)表面活性剤との混合物からなる群か
    ら選ばれる約1〜約50%の表面活性剤、および、 (ii)約10〜約60重量%の有機または無機のビル
    ダー塩。 2 該スメクタイト粘土が、アルカリ金属およびアルカ
    リ土類金属のモンモリロナイト、サポナイトおよびヘク
    トライトから選ばれる、特許請求の範囲第1項の洗剤組
    成物。 3 成分(aXiりが下式の第一、第二および第三アミ
    ン塩および第四アンモニウム化合物からなる群から選ば
    れる、特許請求の範囲第2項の洗剤組成物。 RIR2R3N l (R,R2R3R4N) nX式
    中、R1は約8〜約22個の炭素原子を有するアルキル
    またはアルケニルを表わし、R2,R3およびR2は、
    それぞれ独立して、水素または1〜22個の炭素原子を
    有するアルキル、アルケニル、アリールアルキルまたは
    アルキルアリールを表わし、nは1〜3の整数であり、
    そしてX は水溶性または水分散性のアニオンを表わす
    。 4 成分(bX i )がアニオン性表面活性剤であり
    そして成分(aX!!l)および(bXi)の両者が下
    記の群から選ばれる、特許請求の範囲第3項の洗剤組成
    物。 アルキル部位中に9〜15個の炭素原子を有する水溶性
    の直鎖または分枝鎖のアルキルベンゼンスルホネートま
    たはアルキルトルエンスルホネート、アルキル部位中に
    10〜約20個の炭素原子を有する水溶性の脂肪酸石け
    ん、アルキル部位中に8〜18個の炭素原子を有する水
    溶性のアルキルサルフェート、およびアルキル部位中に
    8〜18個の炭素原子を有しそして約1〜約6モルのエ
    チレンオキシドを含有する水溶性のアルキルエーテルサ
    ルフェート、およびこれらの混合物。 5 成分(aX!i)が下記からなる群から選ばれる、
    特許請求の範囲第4項の洗剤組成物。 第一タローアミン、第一タローアミンヒドロクロリド
    モノタロージメチルアミン モノタロージメチルアミン
    ヒドロクロリド、タロートリメチルアンモニウムクロリ
    ド、シタロージメチルアンモニウムクロリド、ジココナ
    ッツジメチルアンモニウムクロリド、シタローメチルア
    ミンおよびタローメチルアンモニウムクロリド、トリタ
    ローアミン、第ニジココナツツアミン、およびこれらの
    混合物。 6 洗剤ビルターが下記からなる群から選ばれる特許請
    求の範囲第5項の組成物。 アルカリ金属、アンモニウムおよびアルカノールアンモ
    ニウムのポリリン酸塩、ピロリン酸塩、重炭酸塩、炭酸
    塩、珪酸塩、ホウ酸塩、二) IJロトリアセテート、
    およびクエン酸塩。
JP54146978A 1978-11-13 1979-11-13 繊維柔軟化作用を有する洗剤組成物 Expired JPS5833915B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US96014778A 1978-11-13 1978-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55112371A JPS55112371A (en) 1980-08-29
JPS5833915B2 true JPS5833915B2 (ja) 1983-07-22

Family

ID=25502848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54146978A Expired JPS5833915B2 (ja) 1978-11-13 1979-11-13 繊維柔軟化作用を有する洗剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833915B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4609473A (en) * 1984-11-26 1986-09-02 Colgate Palmolive Company Bentonite-sulfate fabric softening particulate agglomerate, processes for manufacture and use thereof, and detergent compositions containing it
AU7114487A (en) * 1986-04-11 1987-10-15 Unilever Plc Fabric softener of clay and quaternary ammonium compounds
EP0313146B2 (en) * 1987-10-19 2001-09-05 The Procter & Gamble Company Detergent compositions

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4985102A (ja) * 1972-07-14 1974-08-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4985102A (ja) * 1972-07-14 1974-08-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55112371A (en) 1980-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4292035A (en) Fabric softening compositions
US4062647A (en) Clay-containing fabric softening detergent compositions
US3936537A (en) Detergent-compatible fabric softening and antistatic compositions
US3915882A (en) Soap compositions
CA2429648C (en) Fabric care composition comprising an organophilic clay and a functionalized oil
JPS5940200B2 (ja) 繊維柔軟化性を有する洗剤組成物
JPH0332598B2 (ja)
CA1203054A (en) Fabric softening heavy duty liquid detergent
JPS5829840B2 (ja) フハクノ コンデイシヨニングトクセイオモツ センザイソセイブツ
US20010011068A1 (en) Stain and soil removal release in the laundering of textile fabrics
JP2007522291A (ja) 粘土及びポリジメチルシロキサンを含む固形粒子状の洗濯用洗剤組成物
JPS5833915B2 (ja) 繊維柔軟化作用を有する洗剤組成物
GB1572815A (en) Process for making detergent compositions
US7105476B2 (en) Fabric treatment compositions comprising organically modified particles
CA1328959C (en) Detergent composition
US5234620A (en) Detergent composition containing modified dioctanedral fabric softening clay having from 100-10,000 micrograms of non-exchangeable lithium per gram of clay
CA1152262A (en) Fabric softening compositions
WO1999005249A1 (en) Agglomerated clay carrier with an antibacterial agent
US5102562A (en) Process for preparing a fabric softening lithium exchanged clay
EP1490465B1 (en) Fabric treatment compositions
CA1087061A (en) Detergent compositions containing low levels of orthophosphate/pyrophosphate mixtures and aluminosilicate
JPS612799A (ja) 帯電防止用合成有機洗剤組成物
JP3938445B2 (ja) 洗浄剤
CA2004165C (en) Fabric conditioning compositions
JP3938444B2 (ja) 洗浄剤