JPS5833269B2 - 粉末被覆剤 - Google Patents

粉末被覆剤

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JPS5833269B2
JPS5833269B2 JP50059181A JP5918175A JPS5833269B2 JP S5833269 B2 JPS5833269 B2 JP S5833269B2 JP 50059181 A JP50059181 A JP 50059181A JP 5918175 A JP5918175 A JP 5918175A JP S5833269 B2 JPS5833269 B2 JP S5833269B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/20Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
    • C08G59/32Epoxy compounds containing three or more epoxy groups
    • C08G59/3209Epoxy compounds containing three or more epoxy groups obtained by polymerisation of unsaturated mono-epoxy compounds

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱硬化抜性質の優れた被覆を施すのlこ好適な
熱硬化性粉末被覆剤(屡々粉末ラッカーとも言われる)
に関する。
この被覆剤は特別に選択したアクリル樹脂及び特殊な硬
化剤を含む。
グリシジル基を含む共重合物を特徴とする特許化性粉末
被覆剤を製造し、使用することは既に公知である。
しかしこの種の公知生成物には安定な塗膜を得るには生
成物を200℃以上の温度で焼付けなければならないと
いう欠点がある。
この種の公知粉末被覆剤で、促進剤の添加により焼付は
温度を低下しようと試みても、その作用は不充分である
が、又は得られる塗膜は焼付は工程で既に黄変し、また
しばしば付着障害も起る。
この種の公知粉末被覆剤はドイツ公開公報第22403
12号、同第2240314号、同第2240315号
、同第2057577号、同第2064916号、同第
2214650号及び同第2122313号に説明され
ている。
1、本発明の課題は、それら公知の粉末被覆剤に比べて
種々の方向で同時(こ改良されている熱硬化性粉末被覆
剤を提供することである。
必要な成分を簡単に混合し、均一に融解させ一諸に粉砕
することによってその様な粉末被覆剤が製造出来ること
が本発明の目的である。
2、激しく混合し、均一に融解させ、粉砕することによ
って製造した粉末被覆剤は約−40〜+40℃の通常の
貯蔵温度で貯蔵に安定であるべきである。
3、この被覆剤は塗布後、約150〜180℃で約15
〜30分焼付けることによって、レベリングが良く、泡
やアバタがなく、光沢が良く、黄変しない被膜を生じる
べきである。
4、焼付けた塗膜は黄変してはならず、耐候性が優れて
いると共に、有機溶媒及び化学薬品に対して著しく良好
な抵抗性を有するべきである。
これらの性質の比較はアクリレート共重合物を基体とす
る粉末ラッカーに対するものである。
本発明の対象は、 (4)数種のエチレン性不飽和化合物の、グリシジル基
を含む比較的低分子量の共重合体及び(lB)その共重
合体のエポキシ基1個につき0.8〜1.1個の酸残基
に対応する量の少なくとも1種の脂肪族ジカルボン酸 より成る混合物及び場合により C)その混合物の少なくとも0.05重量多の量の流動
調節剤であって、平均分子量(M n )が少なくとも
1000であり、そのガラス転移温度が共重合体(A)
のガラス転移温度より少なくとも50’C低い重合体及
び場合により 0 他の常用の添加物より成る粉末被覆剤であり、それ
らの成分が (4)a)一般式: %式% (式中R1及びR2は−H又は−CH3を表わし、R3
は −C−0−CH2−又は−CH2−0−CH2−〇 又は −CH2()−C−CH=CH−C−CH2−又は−C
H−0−C−0−CH2 ■ OO 又は直接結合を表わす)の炭素原子数6〜12のエチレ
ン性不飽和エポキシドモノマー4〜28重量多 b)炭素原子数1〜8の飽和脂肪族モノアルコールのア
クリル酸エステル又はヌククリル酸エステル10〜96
重量φ及び場合によりC)スチロール又はビニルドルオ
ールア0重量φ以下より成り、デユラン法軟化点が約9
0〜120℃で、有機溶剤に可溶性であり、エポキシド
基及び水酸基を含有する共重合物80〜96重量多、 Φ)式:HOOC(CH2)n−C00H(式中nは5
〜12の整数を表わす)の飽和直鎖脂肪族ジカルボン酸
と2.4 t 6 Fリス(N′。
N/I )N”’−ジメチルアミノメチル)−フェノー
ルとの付加物であって、その付加物の成分が97:3〜
99:1の重量比であるもの4〜20重量多 及び場合により (C) 流動調節剤及び 0 他の常用の添加物 より戊ることを特徴とする。
本発明の有利な実施態様では、成分(4)がa)グリシ
ジルメタクリレート 14〜18重量φb)2−エチル
へキシルアクリレート 10〜14重量饅 及びメチルメタクリレート 25〜35重量袈及び C)スチロール 40〜55重量饅から構
成されている共重合物からなっている。
本発明の別の優れた実施態様では成分(4)がa)グリ
シジルメタクリレート 14〜18重量咎b)メチルメ
タクリレート 40〜55重量咎及び2−エチルへ
キシルアクリレート 10〜14重量φ 及び C)スチロール 25〜35重量φから
構成されている共重合物からなっている。
また、成分(4)が a)グリシジルメタクリレート 16〜26重量多b)
ブチルメタクリレート 25〜40重量多及び C)スチロール 40〜60重量多から
構成されている共重合物からなるものも本発明の有利な
実施態様である。
更に成分(4)が、 a)グリシジルメタクリレート 16〜24重量φb)
メチルメタクリレート 40〜55重量悌及びブチ
ルメタクリレート 30〜40重量φ及び C)スチロール 30重量φ以下から構
成されている共重合物からなるものも、本発明の有利な
実施態様である。
成分a)としては、一般式: %式% (式中R返びR2は−H又は−CH3を表わし、R3は −C−0−CH2−又は−CH2−0−CH2又は1 −CH2−O−C−CH=CH−C−0−CH2−又は
1l −CH2−0−Co−百−0−CH2 ++ 1 0 0 又は直接結合を表わす) の炭素原子6〜12のエチレン性不飽和エポキシモノマ
ーを使用することができる。
このような七ツマ−にはグリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレート、アルリルグリシジルエーテル、
メタアルリルグリシジルエーテル、グリシジルクロトネ
ート、ビニルグリシジルエーテル、アルリルグリシジル
マレイネート、アルリルグリシジルフタレート、ブタジ
ェンモノオキシドがある。
成分b)としては、炭素原子数1〜8の脂肪族飽和モノ
アルコールのアクリル酸又はメタクリル酸エステル、例
えばメチルメタクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、2
−エチルへキシルメタクリレート、インブチルアクリレ
ート、ブチルメタクリレートを使用することができる。
n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート又
は2−エチルへキシルアクリレートを使用するのが有利
である。
成分C)としては、スチロール又はビニルドルオールを
併用する。
共重合物は公知の塊状重合法、溶液重合法及び懸濁重合
法、特に溶液重合法により製造する。
このような方法は例えば「メトーデン・デル・オルガニ
ツシエン・ヘミ−、ツーベン−ワイル、第4版、14/
1巻、24〜556頁、1961年」に説明されている
溶液重合を行なう場合には、塩化メチレン、エタノール
、イソプロパツール、n−プロパツール、n−ブタノー
ル、インブタノール、tert−ブタノール、酢酸メチ
ル−1酢酸エチル−1酢酸プロピル−1酢酸フチルエス
テル、アセトン、メチルエチルケトン、ペンゾール、ド
ルオール等のような溶剤を使用することができる。
重合は40〜約160°Cの温度が実施される。
開始剤としては、例えば過炭酸塩、パーエステル、例え
ば過ピバリン酸tert−ブチル、バーオクトエート:
過酸化ベンゾイル、過酸化O−メトキシベンゾイル、過
酸化ジクロルベンゾイル、ゾジイソ酪酸ジニトリルをモ
ノマーにつき0.5〜8重量φの量で使用することがで
きる。
更に、常用の分子量調節剤、例えばn−又はtert−
ドデシルメルカプタンを併用することができる。
共重合物溶液から真空中又は適当な装置、特に蒸発器(
Verdampferschnecken )中で約9
0−220°Cの温度で溶剤を溜置し、冷却し、造粒し
、粉砕する。
しかし、この単離は他の方法、例えば噴霧乾燥するか、
又は溶剤を水蒸気と共に除去し、同時に水中に分散させ
るか、又は水と混和しうる溶剤から水で沈澱させる方法
によっても行なうことができる。
脂肪族連鎖中に7〜14個の炭素原子を有し付加物(e
、分B)の製造に使用しうるジカルボン酸としては、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デ
カンジカルボン酸−1,10及びウンデカン−1,11
−ジカルボン酸を使用することができる。
一般には80〜1600Gの融点を有する脂肪族ジカル
ボン酸が有利である。
エポキシド樹脂用の硬化剤(−次硬化剤)として2,4
,6−トリス(N’ tN” p N”−ジメチルア
ミノメチル)フェノールを使用することは公知である。
更に、同じ目的でその化合物をポリアミノアミドと組み
合せて使用することも公知である。
硬化剤を含むエポキシド樹脂被覆に触媒量の2,4,6
−トリス(N’ p N〃e N”−ジメチルアミンメ
チル)−フェノールを添加することは提案されている(
アンカー、ケミカル、カンパニイ社の“エポキシド樹脂
用硬化剤″英国マンチェスター11,7頁及び8頁参照
)。
しかし、その公知硬化剤は炭素原子数7〜14の直鎖脂
肪族ジカルボン酸との付加物として、エポキシド樹脂の
酸硬化に促進作用を及ぼし、その際意外にも硬化の際又
は硬化後に黄変が起らず、屡々流動調節剤Cはもはや必
要でないということは知られてもいなかったし、予期す
ることもできなかった。
流動調節剤Cとしては、混合物中に使用する共重合体の
ガラス転移温度より少なくとも50℃低いガラス転移温
度を有するアクリル重合体を粉末被覆剤中に使用するこ
とができる。
流動調節剤として使用しうる有利なアクリル重合体はポ
リラウリルメクリレート、ポリブチルアクリレート、ポ
リ(2−エチルへキシルアクリレート)、ポリラウリル
メタクリレート及びポリイソデシルメタクリレートであ
る。
流動調節剤Cは、粉末混合物の焼付は温度で混合物中に
使用した共重合体より表面張力の低い弗素化した重合体
であってもよい。
流動調節剤として弗素化重合体を使用する場合には、ポ
リエチレングリコール又はポリプロピレングリコール及
び弗素化脂肪酸から成るエステルが有利である。
好適な流動調節剤は、例えば分子量が2500JJ上の
ポリエチレングリコールと過フルオルククン酸とのエス
テルである。
更にこの溶融物にレベリング剤、例えばシリコーン、ポ
リエステル、ケトン樹脂、エポキシド樹脂、セルローズ
誘導体を添加することができる。
顔料、レベリング剤及びその他の、この種の被覆剤に常
用の添加剤を添加することもできる。
脂肪族連鎖中に7〜14f固の炭素原子を有する飽和直
鎖、脂肪族ジカルボン酸と2 、4 、6−トIJス(
N’ s N〃s N”−ジメチルアミノメチル)−フ
ェノールとの付加物は、脂肪族ジカルボン酸を不活性ガ
ス、例えば窒素ガス下で溶融し、その溶融物を更fこ5
〜10分間加熱し乍ら2,4,6−トリス(N’ j
Nl/ # N16−ジメチルアミノメチル)−フェノ
ールを加え、その溶融物を@、冷することによって製造
される。
溶融温度は約80〜160’Cである。
@、冷は、例えば付加物溶融物を冷たい金属板上に流延
することによって行なわれる。
使用しうる付加物は下記の組成を有するものであってよ
い: ピメリン酸98重量部及び2,4,6−トリス(N’
I N// 9 N”−ジメチルアミノメチル)−フェ
ノール2重量部 スペリン酸98重量部及び2,4,6−ガス(N’ t
N/’ j N”’−ジメチルアミノメチル)−フェ
ノール2重量部 アゼライン酸98重量部及び2 、4 、6− トIJ
ス(N’ 、N// 、N///−ジメチルアミノメチ
ツリーフェノール2重量部 アゼライン酸98.5重量部及び2,4,6−トリス(
N’ j N/I t N”−ジメチルアミンメチル)
−フェノール1.5重量部 アゼライン酸99重量部及び2,4,6−1−IJス(
N’ 9 N// j N16−ジメチルアミノメチツ
リーフェノール1重量部 セバシン酸98重量部及び2,4,6−MJス(N’
j N// t N”’−ジメチルアミノメチル)−フ
ェノール2重量部 セバシン酸98.5重量部及び2,4,6−トリス(N
’ j N// # N16−ジメチルアミノメチル)
−フェノール1.5重量部 ウンデカン−1,11−ジカルボン酸97.5重量部及
び2,4,6−トリス(N’ 、N//。
N16−ジメチルアミノメチル)−フェノール2.5重
量部 有オリな付加物の組成は下記のとおりである:アゼライ
ン酸98重量部及び2,4,6−トIJス(N’ Z
Nil t N16−ジメチルアミノメチン0−フェノ
ール2重量部 セバシン酸98重量部及び2,4,6−ト!Jス(N’
、Nil 、N///−ジメチルアミンメチル)−
フェノール2重量部 使用準備の完了した被覆の貯蔵安定性が極めて良いこと
が重要であり、焼付けた塗膜に極めて良好なレベリング
性、光沢及び付着性を必要とする場合には、デカンジカ
ルボン酸−1,10の97.8重量部と2.4.6−
トリス(N’ 、Nil 、N///−ジメチルアミノ
メチル)−フェノール2.2重量部とから成る付加物が
特に良好な結果を生じる。
溶剤を含まず、場合により顔料を含み、網状化しない状
態で脆い取分を約100〜300μmの微粒子に粉砕し
、良く混合又は捏和しながら約95〜110℃で融解し
、冷却し、固化後再び微細に粉砕する。
5〜120μmの粒径に微細に粉砕するのが有利である
最も有利な微細粉砕範囲は5〜75μmである。
粉砕生成物はその粒径分布に応じた篩分けlこよっても
得られる。
本発明により使用する粉末被覆剤は、少なくとも30〜
40℃、特lこ40’Cの温度で、なお流動性であり、
約80−120℃のレベリング温度を有し、140〜1
90℃、特に160〜180°Cの温度で焼付けられ、
その際に網状化がおこる。
焼付けたフィルムは、一般に15〜80μmの層厚を有
する。
粉末被覆剤の塗布は、適当なベース、特に金属上に公知
方法、例えば静電気的粉末噴霧法で行なわれる。
本発明により使用した粉末被覆剤から焼付けた塗膜は優
れた付着強度及び硬度を有しているが、同時に弾性も優
れている。
更に、このものは光沢が高く、耐候性に優れ、洗濯液安
定性が極めて良い点で卓越している。
本発明の粉末塗料は家庭用品、自動車製造における金属
部材、気候の影響にさらされる金属部材、例えば表面材
薄板、管、金網、林業及び農業用器具並びに内部装飾用
のその他の金属部材の被覆に使用される。
下記実施例には、本発明の粉末塗料の製法及び静電噴霧
用粉末としてのその使用例を説明する。
例中に記載する「部」及び「饅」は特に記載しない限り
、それぞれ「重量部」及び「重量φ」を表わす。
実施例 1 還流冷却機、温度計及び21固の滴下漏斗をもつ21の
攪拌器中にドルオール4909を入れる。
ドルオールを約112℃の還流温度にし、これに4時間
の間に同時に2種のモノマー混合物、即ちa)スチロー
ル 550gメチルメタクリレー
ト 338g2−エチルへキシルアクリレ
ート 150gグリシジルメタクリレート
212g及び b) t−ブチル−パーオクトエート 4
4gドルオール 44gを滴
下する。
引続き、更に1時間還流下に保持し、その際付加的にt
−ブチル−パーオクトエート2gを滴加する。
次いで更に2時間還流下に約118〜120℃で後重合
する。
得られた共重合物はガードナー、ホルト法で20℃でド
ルオール中の50饅溶液として測定してM−Nなる粘度
を示す。
200℃まで加熱し、40mmHgの減圧下でトリオー
ルを溜置することにより脆くて、良く粉砕できる澄明な
固形樹脂が得られる。
得られた固形樹脂30(Bi’を アゼライン酸 97.8重量部及び 2.4,6−)リス(N’ # Nil j N”’−
ジメチルアミノメチル)−フェノール 22重量%より
成る付加物40g及び粒径約80〜200μmの二酸化
チタン(ルチル型)140gと一諸に粉砕する。
次いでこの粉末混合物を104℃で4分間押出機中で混
合し、溶融物を室温に@、冷し、約80μmなる微粒子
に粉砕する。
この粉末被覆剤を電気スプレーガンを用いて脱脂し、燐
酸塩処理し、亜鉛メッキした鋼板上に塗布し、次いで3
0分間180’Cで焼付ける。
得られた被覆は下記の性質を示す。
層 厚(μm) 55〜60レベリン
グ(肉眼)※ 2 破折試験※ 0〜1黄 変※
0〜1キジロール安定性※(2
時間) O 鉛筆硬度(W olf −W i 1born )
H5エリクゼン値(DIN−規格53156)7.2m
mランゲ法光沢(DIN67530) 92格子
切傷※(DIN53151) 。
(調整した粉末の40℃で7日間の貯蔵安定性※
O〜1) 上記試験において、レベリングのみならず破折試験、黄
変、キジロール安定性も肉眼(こよる観察により収積が
判定され、その結果は下記評価点に基づいて表示されて
いるが、倒れも極めて満足すべきものであった。
(注) ※ 値〇−極めて良好 → 5二極めて不良 なお、 (1) レベリングは焼付けた粉末状被覆のレベリン
グを肉眼的に評価するもので、DIN規格53230に
より行なわれた。
この方法は塗料の性質を評価するための基礎となるもの
で、他の特別の規格や方法によっては製法や試験結果が
判らない場合にもしばしば使用されるものである。
(2)破折試験は焼き入れにより得られたラッカーフィ
ルムを1800のまげ試験によって判断するもので、同
様DIN53230によって行なわれ、裂は目の形成、
破れ易さを評価するものである。
(3)黄変 被覆した鋼材を被覆の焼き入れ後に205°Cで10分
間付加的に処理する。
この評価は、DIN53230表7によって行なわれる
(4)キジロール安定性約5己の面を覆うキジロールで
浸漬した綿玉(タンポン)をラッカーフィルム上におく
そしてガラスのシャーレで覆う。この試験は20°Cで
65優なる相対湿度で行なわれる。
特定の時間、本件の場合、2時間の後DIN53230
表2の相対評価尺度によって評価するものである。
上記の試験結果は表中に数値的に表示されている様Gこ
極めて満足すべきものであった。
実施例 2 実施例1で説明した様に操作するが、たソトルオール6
60g及び下記のモノマー混合物a)スチロール
324gメチルメタクリレート
443g2−エチルへキシルアクリレート
129g及び グリシジルメタクリレート 1849b)
l−リオール 60g及
び t−ブチルパーオクトエート 34gから
共重合物をつくった。
得られた共重合体を実施例1に記載したようにして粉末
被覆剤に加工すると、これは一層良好なレベリング及び
良好な耐候性を有する。
達成された技術的進歩性を証明する ための被覆剤の応用技術的試験 値O−極めて良好→ 5−極めて不良 実施例 3 実施例2により得られた共重合物300gをテカンジカ
ルポン酸−1,1098,5重量φ及び 2.4,6−トリスー(N’ 、N// 、N///−
ジメチルアミノメチル)フェノール 1.5重量係から
成る付加物32g及び粒径約80〜200μmの二酸化
チタン(ルチル型)13:lと一諸に粉砕する。
次いで、この粉末混合物を100°Cで4分押出機中で
混合し、溶融物を室温に@、冷し、約80μmの微粒子
に粉砕する。
この粉末被覆剤を電気スプレーガンを用いて脱脂し、燐
酸塩処理し、亜鉛メッキした鋼板上に塗布し、次いで1
70°Cで30分焼付ける。
得られた被覆は下記の性質を示す: 層 厚(μm) 55〜60レベリン
グ(肉眼)※ o−i破折試験※
O 黄 変※ O−1キジロール
安定性(2時間)※ O 鉛筆硬度 H5 エリクゼン値 mw 8.7ランゲ法
光沢 108 格子切傷※ 0 (注) ※ 値〇−極めて良好 → 5−極めて不良 実施例 4 実施例1で説明したように操作するが、たゾこの共重合
物はら下のモノマー混合物からつくったニスチロール
567gn−ブチルメタクリレー
ト 403g及び グリシジルメタクリレート 291得られた固
体樹脂300gを デカンジカルボン酸−1,1097,8重量袈及び 2.4,6− トリス−(N’ j N// ) N”
’−ジメチアミノメチル)−フェノール 2.2重量%
から成る付加物 4(Bi’ね径
約80〜200μml二酸化チタン(ルチル型)
132g及び ポリエステルを基体とする顔料湿潤改良剤6g〔ボルヒ
ゴール(Borchigol ) VL −73BK
424 Gebr−Borghers AG−Gos
laralと一諸に粉砕する。
次いで、この粉末混合物を100℃で4分押出機中で混
合し、溶融物を室温に9@、冷し、約80μmの微粒子
に粉砕する。
この粉末被覆剤を電気スプレーガンを用いて脱脂し、燐
酸塩処理し、亜鉛メッキした鋼板上に塗布し、次いで1
80℃で30分焼付ける。
得られた被覆は下記の性質を示す: 層 厚 (μm) 48〜55レベ
リング(肉眼)※ 1 破折試験※ O 黄 変※ Oキジロール
安定性(2時間) O 鉛筆硬度 H5 エリクゼン値 8.8關ランゲ
法光沢 98 格子切傷※ O(注) ※
値〇−極めて良好 → 5二極めて不良 実施例4は特に貯蔵に安定な被覆剤を提供する。
16・0〜190℃で30分焼付けた塗膜は金属支持体
上で、卓越したレベリング性、光沢及び卓越した付着性
を示す点で優れている。
実施例 5 実施例1で説明したように操作するが、この共重合物は
り下のモノマー混合物からつくった:メチルメタクリレ
ート 456gブチルメタクリレート
376g及び グリシジルメタクリレート 248g得られた共
重合物を実施例4に記載したようにして、粉末被覆剤に
加工する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (4)数種のエチレン性不飽和化合物の、グリシジ
    ル基を含む比較的低分子量の共重合体、及びΦ)その共
    重合体のエポキシ基1個につき0.8〜1.1個の酸残
    基に対応する量の少なくとも1種の脂肪ジカルボン酸よ
    り成る混合物及び場合により (Oその混合物の少なくとも0.05重量条の量の流動
    調節剤であって、平均分子量(Mn)が少なくとも10
    00で、そのガラス転移温度が共重合体(4)のガラス
    転移温度より少なくとも50°C低い重合体及び場合に
    より 0 他の常用の添加物より戊る粉末覆剤において、それ
    らの成分が (4)a)一般式: %式% (式中R1及びR2は−H又は−CH3を表わし、R3
    は −C−0−CH2−又は−CH2−0−CH2−1 又は −CH2−O−C−CH=CH−C−0−CH2−OO 又は −CH2−0−C@−デー0−CH2−力ま11
    1 0 0 直接結合を表わす) 0炭素原子数6〜12のエチレン性不飽和エポキシドモ
    ノマー4〜28重量俤 b)炭素原子数1〜8の飽和脂肪族モノアルコールのア
    クリル酸エステル又はメタクリル酸エステル10〜96
    重量多、及び場合によりC) スチロール又はビニルド
    ルオール70重量φ以下より成り、デユラン法軟化点が
    約90〜120℃で、有機溶剤に可溶性であり、エポキ
    シド基及び水酸基を含有する共重合物80〜96重量多 色)式: HOOC(CH2)n C0OH(式中n
    は5〜12の整数を表わす)の飽和直鎖脂肪族ジカルボ
    ン酸と2.4,6−トリス(N′。 N〃、NNLジメチルアミノメチル)−フェノールとの
    付加物であって、その付加物の成分が97=3〜99:
    lの重量比であるもの4〜20重量多 及び場合により 0 流動調節剤及び 0 他の常用の添加物 より成ることを特徴とする粉末被覆剤。
JP50059181A 1974-05-22 1975-05-17 粉末被覆剤 Expired JPS5833269B2 (ja)

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