JPS5833202A - 光伝送線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、１本又は複数本の光７アイパを含む光伝送１
１に関するものである。

光ファイバは、金属電線に比べて伸びに対する許容量が
小さく、金属電線で抹許容されるような伸びであっても
光７アイパの場合は破断事故に到ることが多い。

このよう１砿断事故を避けるため、最近光７アイパを熱
可塑性樹脂層で被覆してなる光７アイパ心線を、コイル
状にした光伝送線が提案されている。しかしながら、こ
のような構造の光伝送線では、形状保持機能が悪く、ク
リープにより、コイル状が崩れ、光ファイバの破断防止
機能が低下する欠点があつ九。

本発明の目的は、螺旋状又は波形状等の形状の保持機能
が優れた伸縮性のある光伝送線を提供するにある。

本発明の光伝送線は、保護層材の光ファイバの外周に繊
維強化熱硬化性樹脂より々る形状保持層が設けられ、前
記形状保持層は螺旋状又は波形状等に折曲成形されて硬
化されており、前記保護層材の光７アイパは前記形状保
持層の中で前記形状保持層の成形形状に応じ良形状に保
持されている構造となっていて、形状保持層により形状
保持機能を向上させ喪ものである。

以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。

第１図及び第２図、、社本発明に係る光伝送線１の第１
実施例を示したものである０本実施例の光伝送ｓ１紘、
光、ファイバ２の外周に保護層６と形状保持層４とが順
次設けられた層構造となっている。保護層３は、本実施
例の場合では、光ファイバ２の外周にシリコンゴム等よ
りなる１次被覆層δ１と、この１次被覆層５ｍより弾性
のよいシリコンゴム轡よりなる緩衝層６ｂと、ナイロン
等より表る２次被覆層６Ｃとが順次設けられ九層構造に
壜っている。この保護層３は、１次被覆層６１だけの場
合、或は１次被覆層３＆と緩衝層３ｂだけの場合もある
。形状保持層４は、ガラス繊維やボリアＺド系繊維等よ
り表る。繊維４瓢にエポキシ樹脂やポリエステル樹脂等
よシなる熱硬化性ｍ＠４ｂを塗布含浸させた繊維強化熱
硬化性樹脂よりなっていて、螺旋状に折曲成形されて硬
化され、その形状の維持が行われている。これに伴って
、形状保持層４の中の保護層付光７アイノ（２は形状保
持ｊｌ１４の成形形状に応じた形状に折曲されている・ このような形状保持層４の形成及び螺旋状の折曲成形は
、次のようにして行うことができる。保護層６の外周に
繊維４ａを被覆する・繊維４ａの被覆の仕方として社、
例えば編組、一方向螺旋巻き、二方向螺旋巻き等のいず
れでも＾い。螺旋巻きの場合は、例えば繊維４ａをひも
状、織布テープ状等にして保護層６の外周に巻付けるこ
とができる。繊維４ａをテープ状にし九揚合には、縦添
え被覆することもできる。この繊維４＆の層に対して熱
硬化性樹脂４ｂを塗布含浸させ、この樹脂４ｂを半硬化
状態することにより形状保持層４を、可撓性があってべ
とつかないプリプレグ層とする。

この状態で光伝送１Ｉｓ１を例えば棒状の芯材の外局に
螺旋状に巻付けて加熱炉の中に通し、形状保持層４を熱
硬化させて螺旋状に成形し、その後に芯材を抜き取る。

このような光伝送線１は、張力が加わると、螺旋のピッ
チが伸ばされるが、その場合螺旋が完全に伸ばされるま
では光７アイパ２に張力がか＼らず、光ファイバ２の破
断が防止される。張力が除去又は消滅すると、光伝送線
１はスプリング力によシ再び元の状態にもどるｏｆた、
このような構造の光伝送線１によれは、繊維強化熱硬化
性樹脂よりなる形状保持層４を備えているので、熱可塑
性樹脂の層に比べて形状保持能力が格段に優れており、
螺旋形状が安定しており、クリープに対して強い利点が
ある。

第５図及び第４図は本発明に係る光伝送１Ｉ１１の第２
ｉＪ施例を示したものである。本実施例の光伝送線１は
光７アイパ２、保賎層３、形状保持層４からなる層構造
をしている点は第１実施例と同様であるが、形状保持層
４の成形形状が波形（又は蛇行状）となっている点で第
１実施例と相違している。

このような光伝送線１でも第１実施例と同様の効果を得
ることができる。

このような光伝送線１は、例えは幅のある耐熱エンドレ
ス帯にその幅方向の両縁部に沿って互い違いにピンを突
設しておき、これらピンにプリプレグよりなる形状保持
層４をもつ光伝送［１を波形に引つ掛、け、その状態で
加熱炉に通すことにより形状保持層４を熱硬化させて成
形し、その後にピンから成形済の光伝送Ｍｌを外すこと
によシ製造することができる。

　５− Ｐ５図は本発明に係る光伝送線１の第５実施例を示し九
ものである。本実施例の１伝送線１は光ファイバ２、保
護層３、形状保持層４からなる層構造をしていて、形状
保持層４が螺旋状又は波形に成形されて硬化されている
点は第１．第２実施例と同様である。特に本実施例のも
のは、光ファイバ２が複数本内蔵され、且つ耐熱構造と
なっている点で第１．ｌＩ２実轡例と相違している。光
ファイバ２はシリコンゴム等よりなる１次被覆層６ａを
つけ良状態で６本撚り合わされ、その外周に弾性のよい
シリコンゴム等よシなる緩衝層６ｂが被覆され、その外
周に耐熱性樹脂よりなる２次被覆層６ｃが被覆されてい
る０耐熱性樹脂としては、例えば耐熱性の高いグリイミ
ド。ポリアミドイミド、各種フッ素樹脂等を用いる。こ
れら１次被覆層３ａ、緩衝層６ｂ、２次被覆層３Ｃにて
各光７アイパ２の保護層６を形成している。保膜層乙の
外周に設けられた形状保持層４は、保賎層６の外周にガ
ラス繊維、金属繊維又は有機繊維等の繊維４ａが禎侵さ
れ、この繊維４ａの層にエボキ　６− シ樹脂又はポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂４ｂが塗
布含浸され、プリプレグとした状態で螺旋状に折曲成形
されて硬化されている。なお、この場合も波形状勢に成
形してもよい。

このような光伝送１１１によれば、第１．第２実施剥の
光伝送線１よりも耐熱性を向上させることができる。

以上説明したような本発明の各光伝送線１は、例えば機
器内の配線材等として使用するのに好適である。

また、第２図及び第４図に示す第１１第２実施例の光伝
送線１においても、第５図に示す光伝送線１と同様に中
心に複数本の光ファイバ２を内蔵させることができる。

更に、第１．第２．第５実施例の光伝送線１はその外周
に熱可塑性プラス−チックの外被をかけ保−するように
してもよい。熱可塑性プラスチック外被の被債は、例え
ば成形が終了した光伝送線１を熱可塑性プラスチック溶
液の中に入れて引き上げるディッピング法勢により形成
することができる。

以上説明したように本発明に係る光伝送線においては、
繊維強化熱硬化性樹脂よりなる形状保持層を有し、この
形状保持層が螺旋状又は波形状勢に折曲成形された状態
で硬化されていて、その中に保饅層付の光ファイバが収
容されて形状保持層の成形形状に応じた形状に保持され
た構造となつアイルに張力がか＼らず、光ファイバの張
力による破断を防止できる。特に本発明のように、繊維
強化熱硬化性樹脂よりなる形状保持層が螺旋状又は波形
状等に折曲成形されて硬化されていると、耐クリープ性
及び形状保持機能が熱可塑性樹脂の層に比べて格段に優
れており、付与された形状に対す杢安定性がよくなシ、
光ファイバを張力から保護する機能を著しく向上させる
ことができ、信頼性の向上に寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の側面図、第２図はｔＩ／
４１図のト」線断両図、第５図は本発明の第２実施例の
側面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図
は本発明のＨｓ実施例の横断面図である。 １・・・光伝送線、２・・・光７アイパ、３・・・保饅
層、４・・・形状保持層。 　９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 保護層材の光ファイバの外周に繊維強化熱硬化性樹脂よ
   りなる形状保持層が設けられ、前記形状保持層は螺旋状
   又は波形状等に折曲成形されて硬化されておシ、前記保
   護層材の光ファイバは前記形状保持層の中で前記形状保
   持層の成形形状に応じ良形状に保持されていることを特
   徴とする光伝送線。