JPS5832026Y2 - ブ−ツ - Google Patents

ブ−ツ

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Publication number
JPS5832026Y2
JPS5832026Y2 JP1974140587U JP14058774U JPS5832026Y2 JP S5832026 Y2 JPS5832026 Y2 JP S5832026Y2 JP 1974140587 U JP1974140587 U JP 1974140587U JP 14058774 U JP14058774 U JP 14058774U JP S5832026 Y2 JPS5832026 Y2 JP S5832026Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft member
caliper
boots
gap
collar body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974140587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5167960U (ja
Inventor
正義 片桐
二郎 木崎
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Publication of JPS5167960U publication Critical patent/JPS5167960U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Sealing Devices (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、液圧作動により摩擦パッドを押圧作動させ
るピストンを内蔵するキャリパ及び該キャリパを支持す
る固定部材のうち、いずれか一方に軸部材を、他方に前
記軸部材を受は入れる貫通孔を有する部分をそれぞれ設
け、前記キャリパと固定部材とが前記軸部材及び前記部
分の摺動により相対移動するフローティング型式のテ゛
イスクブレーキにおいて、前記軸部材の外面を外気から
遮断して密封するよう前記軸部材と前記部分との間に設
けられたブーツを設えたディスクブレーキに関し、その
封止が前記軸部材と前記部分との相互移動によるポンプ
作用に影響されることなく行われるようにしたものであ
り、周知のように自動車のキャリパフローティング型の
テ゛イスクブレーキは第3図に示すようにテ゛イスク1
1の両面に裏金12に保持された摩擦パッド13と裏金
14に保持された摩擦パッド15が接するように配置さ
れ、一方の裏金12の背面はキャリパ16の内部ピスト
ン室に油圧で移動するように内蔵されたピストンに接し
ており、他方の裏金の背面はディスク11をまたいでホ
イール側に延びているキャリパ16の先端部分に接して
いる。
キャリパ16はその耳部16′を車体に連なる固定部材
17に固着したボルト18に挿通して摺動可能に取りつ
けられており、キャッパ16内のピストンが作動してテ
゛イスク11を摩擦パッド13.15間に液圧した場合
は、キャリパ16はその反力によって図の左右に移動し
、ブレーキ緩解後は復元装置により左方に摺動して図示
の状態に戻る。
ところでブレーキ部分は塵埃や泥水がかかり易いところ
であるから、この摺動部分には第4図に示すように一端
をボルト18に嵌装し、他端を摺動部材であるキャリパ
耳部16′の輪状四部に嵌合した前後2個のゴム筒状体
よりなるブーツ19.19が取りつけられている。
このブーツ19.19はキャリパ耳部16′の往復動に
よってその内部空気が一方は圧縮、一方は真空状となり
、これを交互に繰り返すことによるポンプ作用により塵
埃と共に外気を吸引し易い欠点がある。
これに対し、この考案のブーツは左右ブーツ内部を互に
連通ずることにより、上記ポンプ作用を防止するように
したものであって、これを図面について説明すると、A
は固定部材17に支持された軸部材であって前記ボルト
に相当し、Bはキャリパ16と一体に設けられて軸部材
A外径より径の大きい貫通孔20を有して軸部材Aを貫
通させる部分であり、該軸部材A外面との間に間隙21
が形成される。
従ってキャリパ16は部分Bにより軸部材A外面上を摺
動する。
11は前記貫通孔の両開口端23側にそれぞれ位置する
よう設けられて軸部材A外面を外気から遮断する第1、
第2の密封室を形成する第1、第2のブーツである。
なおこのブーツ1,1は、一端には軸部材Aに嵌着する
輪体部2を有し、他端には、その外周縁を部分Bの貫通
孔20内面に支持させると共にその内周の口縁を前記軸
部材A外周に弾性的に摺動させて貫通孔と軸部材A外面
との間に間隙21を形成するつば体3を有し、前記輪体
部とつば体3とを伸縮自在の管体3で連結して一体に構
成したものであり、つば体3の口縁には切欠5が設けら
れている。
このブーツ1は一体のゴム等の弾性材を以って作られ、
管4は蛇腹状に形成することもある。
また2個1組とせず、広巾に作った1個のつば体の前後
面にそれぞれ管を介して輪体を連成してもよい。
なおつば体3は、部材A、Bが相対移動した際には、常
に軸部材Aに切欠があるものの密接しているつば体3の
弾性変形による復元力により、部材A、Bをもとの位置
まで復帰させる機能を有するものである。
この考案は上記の構造により、部材A5部分Bが相互に
移動しても両側のブーツ1,1内の密封空気はっは体3
,3の切欠5,5及び間隙21を通って相互に連通ずる
から、管4,4は部材A、Bにより外力的に変形される
だけであって、前記従来のもののような内部空気による
変形を受けることがないから、外気を吸引することがな
く従って充分な封止が達成される。
さらにブーツ1そのものは一体の材料で容易安価に得ら
れ、また各部材A、Bに特に加工などを必要とせず取付
も簡単であり、多くの利点を有する。
なお、本実施例においては、軸部材が固定部材に支持さ
れ前記部分がキャリパと一体である型式のテ゛イスクブ
レーキにおいて説明したか′、キャリパに軸部材が支持
され前記部分が固定部材と一体である型式のテ゛イスク
ブレーキにも使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の外観斜面図、第2図はこの考案のブ
ーツを取りつけた状態の縦断面図、第3図は自動車のテ
゛イスクブレーキ部分の斜面図、第4図は従来のブーツ
を取りつけた一例を示す縦断面図である。 図中符号 1・・・・・・ブーツ、2・・・・・・輪体
、3・・・・・・つば体、4・・・・・・管、5・・・
・・・切欠、A・・・・・・軸部材、B・・・・・・部
分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液圧作動により摩擦パッドを押圧作動させるピストンを
    内蔵するキャリパ及び該キャリパを支持する固定部材の
    うち、いずれか一方に軸部材Aを、他方に間隙を介して
    前記軸部材Aを受は入れる貫通孔を有する部分Bをそれ
    ぞれ設け、前記キャリパと固定部材とが前記軸部材A及
    び部分Bの摺動により相互移動するフローティング型式
    のディスクブレーキにおいて、 前記貫通孔の両開口端側にそれぞれ位置するよう設けら
    れて軸部材A外面を外気から遮断する第1、第2の密封
    室を形成するゴム等の弾性材料から成る第1、第2のブ
    ーツであって、該第1、第2のブーツはそれぞれ、軸部
    材Aに被嵌すべき輪体部2と、前記部分Bに支持されか
    つ前記軸部材A外面と弾性的に摺接する口縁に1コ以上
    の切欠5を設けたつば体3とを伸縮自在の管体4で連結
    して一体に構威し、前記間隙及び前記切欠5により互い
    に内部が連通ずる第1、第2の密封室を形成するブーツ
    を設けたことを特徴とするディスクブレーキ。
JP1974140587U 1974-11-22 1974-11-22 ブ−ツ Expired JPS5832026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974140587U JPS5832026Y2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 ブ−ツ

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JP1974140587U JPS5832026Y2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 ブ−ツ

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Publication Number Publication Date
JPS5167960U JPS5167960U (ja) 1976-05-29
JPS5832026Y2 true JPS5832026Y2 (ja) 1983-07-15

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ID=28418493

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JP1974140587U Expired JPS5832026Y2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 ブ−ツ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027857B2 (ja) * 1977-08-25 1985-07-01 アイシン精機株式会社 ダストブーツ
JPS6035804Y2 (ja) * 1978-05-16 1985-10-24 ワタナベエンジニアリング株式会社 車輌のデイスクブレ−キ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5167960U (ja) 1976-05-29

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