JPS5831190B2 - 高水分粗飼料脱水装置 - Google Patents
高水分粗飼料脱水装置Info
- Publication number
- JPS5831190B2 JPS5831190B2 JP56068776A JP6877681A JPS5831190B2 JP S5831190 B2 JPS5831190 B2 JP S5831190B2 JP 56068776 A JP56068776 A JP 56068776A JP 6877681 A JP6877681 A JP 6877681A JP S5831190 B2 JPS5831190 B2 JP S5831190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- ring
- roughage
- juice
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/20—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs
- B30B9/207—Roller-and-ring presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、牧草のような高水分粗飼料を磨砕しケーキと
ジュースに分離する脱水装置に関するものである。
ジュースに分離する脱水装置に関するものである。
生の牧草のような高水分粗飼料を脱水してケーキとジュ
ースに分離し、ケーキは更に乾草にするために人工乾燥
すれば、乾燥に要する燃料が飛躍的に節約できて省エネ
ルギになると共に、乾草品質が良好となることが判明し
ている。
ースに分離し、ケーキは更に乾草にするために人工乾燥
すれば、乾燥に要する燃料が飛躍的に節約できて省エネ
ルギになると共に、乾草品質が良好となることが判明し
ている。
また、ケーキをサイレージにすれば、高水分の１１のも
のよりも発酵品質が良く、飼育中の嗜好性が高いことモ
認められている。
のよりも発酵品質が良く、飼育中の嗜好性が高いことモ
認められている。
ジュースはその１１豚の飼料としてもよく、また、これ
を乾燥して水分蒸散すれば、蛋白質に富んだ濃厚飼料と
して活用し得るものである。
を乾燥して水分蒸散すれば、蛋白質に富んだ濃厚飼料と
して活用し得るものである。
このように、高水分粗飼料を脱水してケーキとジュース
に分離して、これらを有効利用するために用いられる脱
水装置としては、従来、スクリュープレス、三木ローラ
プレス、濾布併用ローラプレスなど、各種の形式のもの
が使用されている。
に分離して、これらを有効利用するために用いられる脱
水装置としては、従来、スクリュープレス、三木ローラ
プレス、濾布併用ローラプレスなど、各種の形式のもの
が使用されている。
しかし、これら従来の脱水装置は、材料を単に細断した
だけの場合には脱水率を高めることが出来ないため、脱
水装置に供給する前に、前処理として粉砕装置や磨砕装
置にかけて、より脱水しやすし状態にしてｂる。
だけの場合には脱水率を高めることが出来ないため、脱
水装置に供給する前に、前処理として粉砕装置や磨砕装
置にかけて、より脱水しやすし状態にしてｂる。
このような前処理は、材料が高水分であるために、粉砕
や磨砕するための所要動力が非常に太きくなる欠点があ
った。
や磨砕するための所要動力が非常に太きくなる欠点があ
った。
本発明は上述の事情にかんがみなされたもので、縦方向
に回転するリング状のダイのリング部分を中空とし、こ
のリング部分を放射方向に貫通する多数の孔を穿設し、
これらの各社に、周面に多数の脱水用通孔を有するスリ
ーブを挿嵌すると共に、前記リング部分の内周面に沿っ
て回転するローラを設け、リング部分の内周部に飼料を
供給して脱水処理するようにすることによって、高水分
飼料を磨砕、粉砕して前処理し、同時に臣縮してジュー
スとケーキに分離して取出すことができ、しかも、ケー
キの含水率を低くし、所要動力が少くて能率的な脱水作
業ができ、前記従来装置の欠点を解消する高水分飼料脱
水装置を提供するものである。
に回転するリング状のダイのリング部分を中空とし、こ
のリング部分を放射方向に貫通する多数の孔を穿設し、
これらの各社に、周面に多数の脱水用通孔を有するスリ
ーブを挿嵌すると共に、前記リング部分の内周面に沿っ
て回転するローラを設け、リング部分の内周部に飼料を
供給して脱水処理するようにすることによって、高水分
飼料を磨砕、粉砕して前処理し、同時に臣縮してジュー
スとケーキに分離して取出すことができ、しかも、ケー
キの含水率を低くし、所要動力が少くて能率的な脱水作
業ができ、前記従来装置の欠点を解消する高水分飼料脱
水装置を提供するものである。
以下、図示の実施例を参照して本発明を説明する。
図に釦すて、符号１は脱水装置の架台で、この架台１内
には、３つのリングダイ支持脚２，３゜４が立設され、
各支持脚２，３．４の上端部には左右一対のリングダイ
支持ローラ５．６．７が軸支されていて、これら支持ロ
ーラ５，６．７１ＣＩＪングダイ８の外周面を転勤可能
に支持している。
には、３つのリングダイ支持脚２，３゜４が立設され、
各支持脚２，３．４の上端部には左右一対のリングダイ
支持ローラ５．６．７が軸支されていて、これら支持ロ
ーラ５，６．７１ＣＩＪングダイ８の外周面を転勤可能
に支持している。
前記支持ローラ６の回転軸９には、ローラと隣接して歯
車１０が固着され、この歯車１０と噛合する歯車１１が
リングダイ８の外周に刻設されてあり、前記回転軸９に
取付けたプーリ１２を介して動力が伝達されて歯車１１
，１０の噛合でリングダイ８を縦方向（第２図の矢印方
向）に回転するようになっている。
車１０が固着され、この歯車１０と噛合する歯車１１が
リングダイ８の外周に刻設されてあり、前記回転軸９に
取付けたプーリ１２を介して動力が伝達されて歯車１１
，１０の噛合でリングダイ８を縦方向（第２図の矢印方
向）に回転するようになっている。
前記リングダイ８は、リング部が中空となってｉ−リ、
このリング部に放射方向に多数の孔が貫通して穿設され
ている。
このリング部に放射方向に多数の孔が貫通して穿設され
ている。
これらの各社の径は、リング部の内周側が犬きく、外周
側が小さくなっていて、この孔にスリーブ１３が嵌挿さ
れている。
側が小さくなっていて、この孔にスリーブ１３が嵌挿さ
れている。
このスリーブ１３は、周面に多数の脱水用孔１４を有す
ると共に、リング部の外周側に位置してテーパ状の絞り
部１５を形成している。
ると共に、リング部の外周側に位置してテーパ状の絞り
部１５を形成している。
また、前記ダイ８のリング部の両側面の一方は密閉され
、他方にはジュース排出孔１６が設けられ、この排出孔
１６が設けられた側のダイ８にはジュース受部１７が形
成され、ジュース受部１７の底部には機外に連通ずるジ
ュース排出樋１８が設けられている。
、他方にはジュース排出孔１６が設けられ、この排出孔
１６が設けられた側のダイ８にはジュース受部１７が形
成され、ジュース受部１７の底部には機外に連通ずるジ
ュース排出樋１８が設けられている。
一方、リングダイ８の内周面の下部には、架台１を兼ね
る左右一対の支持脚１９に軸支されたローラ２０が、そ
の外周面をダイ８の内周面と近接させダイ８の周速度と
ほぼ等しい周速度で回転するように配設されている。
る左右一対の支持脚１９に軸支されたローラ２０が、そ
の外周面をダイ８の内周面と近接させダイ８の周速度と
ほぼ等しい周速度で回転するように配設されている。
このローラ２０は、その回転軸２１に取付けたプーリ２
２から動力を受けて第２図で矢印方向に回転するように
しである。
２から動力を受けて第２図で矢印方向に回転するように
しである。
ローラ２０の上方のダイ８内周空間には、機体−側に設
けた飼料供給ホッパ２３の供給端が臨１せである。
けた飼料供給ホッパ２３の供給端が臨１せである。
前記リングダイ８の下方は解放されていてケーキ収容部
２４を形成すると共に、前記支持脚２に固着したケーキ
掻取りナイフ２５が設けられてあって、ダイ８の外周に
押出されるケーキを掻落すようにしである。
２４を形成すると共に、前記支持脚２に固着したケーキ
掻取りナイフ２５が設けられてあって、ダイ８の外周に
押出されるケーキを掻落すようにしである。
また、脱水装置の上側はカバー２６により覆われている
。
。
このような構成の脱水装置に釦いて、プーリ９゜２２ｖ
ｃ伝達される動力でリングダイ８釦よびローラ２０が第
２図で矢印方向に回転し、飼料供給ホッパ２３からロー
ラ２０の上方空間に供給される高水分の細断粗飼料は、
ローラ２０とダイ８の内周面間に噛み込ｔＦＬるように
して磨砕、粉砕され、飼料の細胞膜が多数破壊されて非
常に脱水し易い状態となる。
ｃ伝達される動力でリングダイ８釦よびローラ２０が第
２図で矢印方向に回転し、飼料供給ホッパ２３からロー
ラ２０の上方空間に供給される高水分の細断粗飼料は、
ローラ２０とダイ８の内周面間に噛み込ｔＦＬるように
して磨砕、粉砕され、飼料の細胞膜が多数破壊されて非
常に脱水し易い状態となる。
そして、次つぎと供給される飼料に押圧されて磨砕飼料
はスリーブ１３内に押込渣れ、絞り部１５で抵抗を受け
て強い力で圧縮され、ジュースを絞り出すと共に、スリ
ーブ１３の終端からケーキ状に押出される。
はスリーブ１３内に押込渣れ、絞り部１５で抵抗を受け
て強い力で圧縮され、ジュースを絞り出すと共に、スリ
ーブ１３の終端からケーキ状に押出される。
そして、スリーブ１３内で絞り出されたジュースは脱水
用孔１４を通ってスリーブ１３外に排出され、ジュース
排出孔１６からジュース受部１７にもたらされ、ジュー
ス排出樋１８を介して機外に排出される。
用孔１４を通ってスリーブ１３外に排出され、ジュース
排出孔１６からジュース受部１７にもたらされ、ジュー
ス排出樋１８を介して機外に排出される。
また、スリーブ１３から押出されるケーキは、ケーキ掻
取りナイフ２５により削り落されてケーキ収容部２４内
に落下して適宜な容器に収容されて機外に取出される。
取りナイフ２５により削り落されてケーキ収容部２４内
に落下して適宜な容器に収容されて機外に取出される。
取出されたケーキは、磨砕と圧縮作用によって水分（ジ
ュース）が大量に搾り出されているので含水率カー低く
、これを人工乾燥して乾草にする場合の燃料が少なくて
すみ、省エネルギとなる。
ュース）が大量に搾り出されているので含水率カー低く
、これを人工乾燥して乾草にする場合の燃料が少なくて
すみ、省エネルギとなる。
また、ジュースはそのま１豚等の飼料となり、さらに、
水分を蒸散させて濃厚飼料とすることもできる。
水分を蒸散させて濃厚飼料とすることもできる。
実験によると、従来の脱水装置を用いて細断しただけの
飼料を脱水した場合には、水分８０係以上のものを７５
係１で脱水するのは困難で、前処理を行なった飼料でも
７ｏ％以下にするのは容易でなかった。
飼料を脱水した場合には、水分８０係以上のものを７５
係１で脱水するのは困難で、前処理を行なった飼料でも
７ｏ％以下にするのは容易でなかった。
ところが、本発明の装置を用いると、前処理と脱水作業
を同時行程で行なうので、容易に水分７０ｔｌ）以下、
即ち、６０％台のケーキを得ることができ、筺た、スリ
ーブ１３の絞り部１５の形状を変えることにより、脱水
程度を任意に変えることができることが判明した。
を同時行程で行なうので、容易に水分７０ｔｌ）以下、
即ち、６０％台のケーキを得ることができ、筺た、スリ
ーブ１３の絞り部１５の形状を変えることにより、脱水
程度を任意に変えることができることが判明した。
な釦、前記実施例に卦いて、ローラ２０は必ずしも強制
回転駆動させる必要なく、リングダイ８の回転によって
供給飼料を介して回転するようにしてもよいものである
。
回転駆動させる必要なく、リングダイ８の回転によって
供給飼料を介して回転するようにしてもよいものである
。
以上説明したように本発明の高水分粗飼料脱水装置によ
れば、高水分粗飼料をリングダイ８とローラ２０とで磨
砕、粉砕すると共にスリーブ１３内に押込んで圧縮し、
ジュースとケーキとに分離するようにしたので、ジュー
スの絞り出しく脱水）量が多く、従って含水量の少いケ
ーキを得ることができ、しかも、構造が簡単で小馬力で
運転でき、高性能、高能率の脱水処理を行なうことがで
きる。
れば、高水分粗飼料をリングダイ８とローラ２０とで磨
砕、粉砕すると共にスリーブ１３内に押込んで圧縮し、
ジュースとケーキとに分離するようにしたので、ジュー
スの絞り出しく脱水）量が多く、従って含水量の少いケ
ーキを得ることができ、しかも、構造が簡単で小馬力で
運転でき、高性能、高能率の脱水処理を行なうことがで
きる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は装置全体の縦
断側面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 ２．３．４・・・リングダイ支持脚、５，６．７・・・
リングダイ支持ローラ、８・・・リングダイ、１０゜１
１・・・歯車、１３・・・スリーブ、１４・・・脱水用
通孔、１５・・・絞り部、１８・・・ジュース排出樋、
２０・・・ローラ、２３・・・飼料供給ホッパ、２４・
・・ケーキ収容部。
断側面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。 ２．３．４・・・リングダイ支持脚、５，６．７・・・
リングダイ支持ローラ、８・・・リングダイ、１０゜１
１・・・歯車、１３・・・スリーブ、１４・・・脱水用
通孔、１５・・・絞り部、１８・・・ジュース排出樋、
２０・・・ローラ、２３・・・飼料供給ホッパ、２４・
・・ケーキ収容部。
Claims (1)
- １ 縦方向に回転するリング状のダイと、このダイのリ
ング部分を中空とし、該リング部分を放射方向に貫通す
る多数の孔と、これら各社に嵌挿され、その周面に多数
の脱水用通孔を有するスリーブと、リング部分の内周面
に沿って回転するローラとを備え、リング部分の内周部
に高水分飼料を供給して脱水処理するようにしたことを
特徴とする高水分粗飼料脱水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068776A JPS5831190B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 高水分粗飼料脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068776A JPS5831190B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 高水分粗飼料脱水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57186481A JPS57186481A (en) | 1982-11-16 |
| JPS5831190B2 true JPS5831190B2 (ja) | 1983-07-04 |
Family
ID=13383467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56068776A Expired JPS5831190B2 (ja) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | 高水分粗飼料脱水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831190B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105286053A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-03 | 无锡市双氏机械有限公司 | 流转切割混合式饲料加工装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105341968A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-24 | 无锡市双氏机械有限公司 | 保温式流转切割饲料加工装置 |
-
1981
- 1981-05-06 JP JP56068776A patent/JPS5831190B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105286053A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-03 | 无锡市双氏机械有限公司 | 流转切割混合式饲料加工装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57186481A (en) | 1982-11-16 |
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