JPS5830803B2 - コンクリ−トブロツクの成形方法並びにその成形装置 - Google Patents

コンクリ−トブロツクの成形方法並びにその成形装置

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JPS5830803B2
JPS5830803B2 JP54022288A JP2228879A JPS5830803B2 JP S5830803 B2 JPS5830803 B2 JP S5830803B2 JP 54022288 A JP54022288 A JP 54022288A JP 2228879 A JP2228879 A JP 2228879A JP S5830803 B2 JPS5830803 B2 JP S5830803B2
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concrete
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弘 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は土留用コンクリートブロックの如く薄物のコン
クリート成形量を生産するための成形方法、並びにその
方法を実施する成形装置に関する本発明に係るコンクリ
ートブロックの実施例を第1図に示し、更に他の実施例
の側面を第2図に示す。
図において1は鉛直整板、2は傾斜底板、3は補強用リ
ブ、4は側縁、5は側縁の突条又はこれに嵌合する溝条
である。
鉛直整板1と傾斜底板2の交角は通常105°で使用に
際し相互に突、溝条5を嵌合させなから側縁4を密着し
て連設し該コンクリートブロック背面(補強用リブ面)
に土盛し基礎工事を要しないで造成地等の境界壁として
機能を提供する。
従って工事の簡略、薄肉ブロックによる土地の活用性、
改造工事の容易性等からその利用価値は多い。
しかし反面、鉛直整板1は用途に応じて高さ2mに達し
充分な耐圧強度更に天災地変による耐震強度が不可欠の
要件となる。
更に鉛直堅板表面は用途に応じて必然的に美観を要求さ
れる等工場量産に際しその課題は多数存在する。
次に該コンクリートブロックに関する従来の成形方法並
びにその成形装置は特公昭51−44009公報に開示
された発明に代表される。
その要約は第3図に示すように方形に枠囲いされた成形
床6に、補強リブ形状に形成され空気抜孔9を有する乗
せ板部7を架乗させ、更に乗せ板部7の縦部に係着した
縦板部8の結合によって型枠を構成し、離型剤を塗布し
たのち適宜振動を与えながらホッパー10から生コンク
リートを打設する。
しかる後、型枠をビニール等で覆い飽和蒸気によって1
〜3時間強制加熱養生を施すものである。
この成形方法においては型枠が閉鎖的で離型剤の塗布が
困難である。
・強制加熱によって惹起する型枠の熱応力変形と生コン
ク’J −pの重力の方向が第3図矢印の方向に重複す
るため、該コンクリートブロックの補強リブ並びに鉛直
整板と傾斜底板の接合部分に亀裂を生じ易く、強度が著
しく減殺される。
・生コンクリ−ト打設に際し残存空気の脱泡、成分の均
一化を目的として型枠に振動を与えるが型枠が閉鎖的で
あるため適正振動量の判断が困難で、空気の残存又は骨
材分離を往々に惹起し強度欠陥を生ずる。
・成形後脱型、運搬が難渋で上湯量産に適しない。
・鉛直整板表面が型枠配設面と密着するため鉄面の美観
のための化粧処理工法が極めて制限される。
等の重要な欠点が存在する。上述に鑑み従来技術の欠点
を除去し、上湯量産に適する新規生産方法とこれに基づ
く装置を提供するのが本発明の目的である。
まづ本発明の成形方法を詳述する。
第4図〜第6図に本方法による一実施例を示す。
図において11は型枠の成形型部、14,15は鉛直整
板並びに傾斜底板背面の補強リブに対応して構成された
リブ成形溝部、12は脚部、13は脱着自在に係止する
振動器である。
通常コンクリート成形は型枠を用いるが、本発明では第
4図のように型枠は成形後の鉛直整板表面を上面にして
且略々水平になるようにし傾斜底板は略々垂下するよう
に配設する。
型枠は水平上面のみを無用とし、他の面はすべて形状に
応じ方形等に枠囲いする。
次に型枠内面に離型剤をスプレーし、別に骨組された鉄
筋を挿入定置する。
成形は振動器13によって型枠全体に振動を与えながら
生コンクリートを該水平上面の開口部から充填して行う
振動は充填された水平部分の脱泡、脱水状態を確認しな
がら量を調整する。
更に用途に応じて鉛直整板表面の化粧処理を任意な手段
を選択して生コンクリートの型枠中の養生過程において
自由に施す。
該処理の前又は後にビニール等で型枠全体を覆布して1
〜3時間蒸気加熱によって養生し、脱型時間の短縮を図
り生産サイクルを増加させる。
本発明の方法による効果は・型枠が開放的で水平開口部
が大きく離型剤の塗布が容易であって、該コンクリート
ブロックの脱型が円滑に実施できる。
・型枠の物理的構成から型枠の熱応力歪が生コンクリー
トの重力方向と相反するため、実質的変形が極めて減殺
され上述の亀裂は惹起しない。
・水平開口部表面の生コンクリートの状態を目視で的確
に判断できるので、特に熟練を必要としないで適正振動
量を調整し強度欠陥の発生を防止する。
・鉛直整板表面の化粧を上述のように施すことができる
ので低床にして美麗な該コンクリートブロックを生産し
該ブロックの用途を広範にする。
以上が認められる。
次に本発明方法を実施するための成形装置を実施例に基
づいて説明する。
(既に記述した事項は説明を省く)第4図〜第10図に
一実施例を示す。
16は型枠の側板部、18は同じく押え板部、19は補
強材、20は該コンクリートブロックに付設される運搬
用透孔を付与するための円孔である。
成形型部11は第7,8図に示す如く該コンクリートブ
ロックの補強リブを形成するため溝部14゜15を具備
し該溝部は脱型を容易にするためテーパ形状とする。
更に成形型部11は変形を配慮して板厚2〜3耗の鋼板
を用い、溝部14,15はプレス加工によって形成する
一方形成型部11の垂下部分は傾斜底板の側縁に相当す
る枠囲いした側板11′を一体に具備し、同じく水平部
分は溝部14と底板のみを構成し、鉛直整板の板厚相当
の枠囲した側板部を一体に構成しない。
他方垂下部分の傾斜底板表面形成の枠囲いとして押え板
18が第8図矢印方向に着脱自在となるよう係止する。
又鉛直堅板側縁の板厚相当の枠囲いとしてE、F。
G、方向に側板部16を着脱自在に係止する。
側板部16は図示しないが必要に応じて突条5又は溝条
5に相当する条部を付与する。
該係止はセットボルト等慣用手段によるが側板部16は
第7図のように蝶番17を用いて枢支し矢印方向に解放
自在にすることがある。
更に戒型部11を第10図のように定設面に対して転動
し得るように曲線部21を具備する脚部12に架設固着
する。
脚部12は丸棒を用い補強を加える。
又図示しないが成形型部11の背部の中央リブ用溝部に
方形板を挿入し、鉄板に押ボルト機構を取付は成形型部
11の外部から該押ボルトを操作することによって、鉄
板を上方に押上しコンクリートの離型促進の機構を付与
することがある。
以上の構成による成形装置に生コンクリートを充填し上
述の工法を施す。
尚、円孔20には丸棒を貫挿し透孔を成形するようにし
ておく。
生コンクリート充填の8〜24時間経過後該丸棒を撤去
すると共に、側板部16、押え板部18を開放して成形
型部11.脚部12に打撃を与えコンクリートの離型を
促進する。
次に第11図のように脚部20に人力等の外力を付与す
ると、該コンクリートブロックの重力によるモーメント
が作用して、容易に転勤回転して該ブロックは脱型し自
動的に図示のように狭い場所に傾斜底板を重ねて整夕I
ル、そのまま完全硬化を図ることができる。
形成装置は約0.3米づつ後退させ速やかに次の打設準
備に着手し、効率的に生産サイクルを繰返す。
本発明の成形装置は上述の新規成形方法実施に基づく効
果はもとより更に従来のように特殊の運搬手段による脱
型、搬送の必要はなく且それに随伴する破損、広大なス
ペース等は救済される特有の効果を有する。
以上詳記のように本出願に係る2発明は、品質が均−且
高位安定の薄肉コンクリートブロックを不良率少く効率
的に安定生産を可能にし、更に脱型搬送の難渋を解消す
ると共に、表面の化粧処理を多目的に施工を可能にして
用途領域を拡大する等有用な価値を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は土留用コンクリートブロックの一実施例の斜視
図、第2図は同じく他の実施例の側面図、第3図は従来
技術による生産方法を示す斜視図である。 第4図は本発明による成形装置の正面図、第5図は成形
型部の平面図、第6図は同じく側面図を示す。 又第7図は成形装置AN断面図、第8図はBB’断面図
、第9図は側板部斜視図、第10図は押え板部斜視図を
示す。 更に第11図は本発明による脱型状態を示す正面図であ
る。 主な符号の説明、1は鉛直整板、2は傾斜底板、11は
成形型部、16は側板部、18は押え板部、12は脚部
、を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉛直整板と傾斜底板とが略々L状に連設されその背
    面に補強用リブを具備する薄物のコンクリートブロック
    の成形方法において、該コンクリートブロックの形状に
    応じて構成された生コンクリート打設用型枠を該鉛直整
    板の表面が略々水平にして且該傾斜底板が略々垂下する
    ように配設し、該型枠に振動を与えながら生コンクリー
    トを該型枠の水平開口部分から打設し、強制加熱により
    コンクリート養生を施すことを特徴とする該コンクリー
    トブロックの成形方法。 21項記載の成形方法において該型枠が該コンクリート
    ブロックの背面リブ形状に応じて構成された成形型部、
    鉛直整板肉厚相当の側板部、並びに傾斜底板表面相当の
    押へ板部の組合せからなり該側板部、押え板部は成形型
    部に着脱自在に係着され且該成形型部は配設面に対して
    該コンクIJ −ドブ爾ツクの脱型方向に転動させる曲
    線部分を具備する脚部を有することを特徴とする該成形
    方法を実施する成形装置。
JP54022288A 1979-02-27 1979-02-27 コンクリ−トブロツクの成形方法並びにその成形装置 Expired JPS5830803B2 (ja)

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JPS6024508U (ja) * 1983-07-26 1985-02-19 垣見 實 コンクリ−トブロック成形装置
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