JPS5830308A - セルロ−スエステル透過膜およびその製造方法 - Google Patents

セルロ−スエステル透過膜およびその製造方法

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JPS5830308A
JPS5830308A JP12668781A JP12668781A JPS5830308A JP S5830308 A JPS5830308 A JP S5830308A JP 12668781 A JP12668781 A JP 12668781A JP 12668781 A JP12668781 A JP 12668781A JP S5830308 A JPS5830308 A JP S5830308A
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JP
Japan
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cellulose ester
permeable membrane
liq
membrane
salt
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Application number
JP12668781A
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English (en)
Inventor
Ryozo Hasegawa
長谷川 僚三
Eiichi Murakami
村上 「えい」一
Kimihiko Matsuzawa
松沢 公彦
Eiji Masunaga
益永 栄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なセルロースエステル透過膜およびその製
造方法に関する。
セルロースエステル系の膜は、逆浸透用非対称膜が発明
されて以来、その製膜原液組成、凝固条件等において数
多くの改良と発展がなされ、とりわけ金属塩等の無機膨
潤剤およびホルノ・アミド等の有機膨氾1剤について検
討さ才lてきている。また、微孔網状組織をも−・限外
F’ Jl、’h膜についても多(04゛シ術が開示さ
れている。しかしながら、これらのlI−の製造技術、
と(に製膜原液a欣および流延後の膜状物力保持条件等
が複何1でありかつ高度な技巧をtPi−Jるもので、
【・、ろから、工業技術として適用範囲が自ら制約さ4
・する傾向がある。
本発明者は、セルロース;ゴスザルの透過1pを製造す
るにル)たり、単独の化合!l′l+でイJ効1.【膨
潤作用と起孔機能とを兼価したものを鉛量探索した結果
、7ン(ニウム塩に優れた添加動床を見いだし、本発明
を完成するに到ったもので力)る。
即ち、本発明は、セルr−スエス′5−ル、有機溶媒お
よびアンモニウム塩からt「る製膜原液を流延L、凝固
液V(て膜状に1戸−1化し、−7′ン千ニウム塩を除
去して刹tられろセルロースゴスチル透過膜である。そ
して、セル「1−スエステル5〜35wt%、有機溶媒
50〜94wt%およびアン十ニウム1〜25重量(w
t)係からなる製膜原液を流延し、凝固液にて固化し、
次いでアンモニウム塩を除去することから7fるセルロ
ーフ、エステルの製造方法である。
本発明を肘、明する。
アンモニウム塩の有機溶媒および有機液体への溶解性に
ついては詳しい報告は知られていt「いが、相当数の有
機液体に溶解し得るものである。第1表にアンモニウム
塩の溶解性(室温)を示す。17挿の有機液体について
、臭化物。
沃化物、硝酸塩、チオシアン化物、過塩素酸塩。
酢酸塩の6柚のアンモニウム塩の溶解性をみると、大半
の組合せにおいて溶解司能であった。
こJlらの有機液体のなかで、極性と凝集性の強いエチ
レングリコール、グリセリン、ポルムアミドが1べての
塩に対して溶〃r性を呈している。
他にアンモニウム塩として、塩化物、弗化物。
チオ硫酸塩、水硫化物、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫!’&
塩をMげることができろ。
本発明の特徴はアンモニウム塩の添加により、製膜原液
の安定性、製膜時の操作性、喧よびイ11られたIFJ
の性能が改良されることでk)る。製1佐原液の粘度は
、セル1一スj−ス子ルー1G−にイ)よるが、一般に
100〜1000ボイズの範囲が扱い易く、とりわけ中
空練絹にする場合は比較的高粘度が好ましい。アンモニ
ウム塩の添加によって製膜坤液粘馬を高めることができ
ろ。また溶媒の蒸発を抑制し製膜原液を安定化する働き
もある。添加されたアンモニウムJ急は製1jψ時t「
いし製11カ稜に、水および仲の液体によって抽出除去
さね、透過膜中の高分子網状組成の空隙や空孔形成の一
因となる。この結牙膜)/1能殊に溶質透過性が改良さ
れる。
本発明に用いるセルロースエステルとして、セルロース
ジアセテート、セルローストリアセテートおよびニトロ
セルロースが好ましい。他にセルロースプロピオネート
、セルロースブチレートを払げることができる。セルロ
ースエステルの製膜原液中の含がは5〜35wtチとす
る。
35wt%を超えると均一な溶解が困難であるか、また
は粘度が高過ぎて製膜しがたい。低濃度の48合は得ら
れた膜が脆弱となる傾向があるが、多孔(q=支持体」
二に製膜する場合には洟低度原液でも製膜することが可
能である。とくに中空繊維膜を製造する場合は、曳糸性
、膜強度の観点からセルロースエステルは8〜30yt
係が好ましい。
本発明に本・いてアンモニウム塩は、前述した種類の塩
の少なくとも1種を1〜2 s wt%の範囲において
製膜原液に添加して用いる。1%未満で・は徐、加効果
が発現しないか、実質的に小さい。市だ25%以上は均
一に添加できず、製膜#沖の安定性を1!41害するか
、または得られた膜が脆弱にI「る1、アンモニウム塩
の添加量は、製膜原液の安定性、膜性能および膜物性の
観点から、上H「1の範囲内において各製膜系に応じて
適宜決め得る。
セルロースエステルの溶媒としては公知の有機溶媒を用
いることができろ。例えばアセトン。
蟻酸、酢酸、酢酸メチル、酢酸エチル、カプロ→クトン
、ンオキサン、テトラヒF[yフラン。
メチルエ千ルケトン、メチルセルソルフ、トリアヤチン
、塩化メチレン、りpロポルム、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ニド−メタン、ピロリドン、
N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホ
ランを序ケることかできる。好ましい4!機溶媒として
、塩化メチレン(およびメチルアルコール)、アセトン
(およびメチルアルコール)、テトラヒドロフラン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ε
−カブラクトンを絡げろことができる。
補助的な溶媒として、メイールア/Lコール又はエチル
アルフールを用いて<z 、t:い。こ第1らの有機溶
媒から、所定のアンモ:つj−塩を溶解する溶媒を選び
製膜原液を調製する。製膜原液中の有機溶媒の含flは
他の成5分柊から相月的に決まるものであるが、5 Q
 wtli Iソ下でけ、仙4の成゛分の均一な溶解1
分散が困#hである。
 8一 本発明の11(にの成型方法としては公知の方法を適用
できる。製膜原液をスリットタイ、ドクターナイフ等の
手段により支持体(製膜後、膜と分離してもよいし、多
孔支持体で膜と複合させてイ・、よい)上に薄い層を流
延する。流延後の静litφ件(雰囲気、温度、湿度2
時間)は溶媒系によって適宜功;択して行う。管状膜(
チューブラ−)の場合は環状スリットまたは管状支持体
内をマンドレルを用いて製膜する。中空mlR膜の場合
は環状(二重管)ノズルまたは弧状スリットノズルを用
いて製膜する。製膜に際して粘度m6シ整、製膜f1向
上の為に添加剤、例えば無機添加剤(シリカ、炭酸カル
シウム等)および界面活性剤を添加ゴることかできる。
凝固液はセルロースエステルの非溶媒を主体とずろもの
である。そしてこの非溶媒は薄層がら溶媒および水溶性
成分を拡散除去しセルロースエステルを沈設(凝固)さ
せるものとして、弁済1〜の代表である水系が好ましい
。非溶媒に塩類等の凝固剤を加えてもよい。他にアルコ
−9− ル、非環状エーテル等を用いろことかできる。
膜表面の緻W↑層形成19ノ止にはアルコールが適し、
また凝固庫度向−1−には水か多い方が好叶1−1いか
ら、会戦に応じて両者を混合して用いてもよ(・。
非水系細固液を用いた場合は醗R11の完結<ry兼ね
て、添加物および有機液体を袖山1イ)ために、最゛終
的に水系液で処刑することが一般的”(・、シ、る。
本発明の透過膜は公知の方θ、例えば、グリセリンや界
面活性剤等を用いて116\の柔軟+1を保持しつつ較
燥膜とすることかできる。シ1′た、空隙孔径が大きい
場合はその二I−1’乾燥し−(もよい。
本発明の効果は、高性fILの)1つ【が11′申☆的
単紳な組成の製膜原液から、漉I常条f1下で製膜でき
ることである。
本発明の透過膜はモジュールと(−て組立て。
限外濾過器、精密r過器、面漿分前器等に供することが
できろ。例えば限1t4iI″IJμ器は工業用途や医
療用途等多岐にわたって利111できる。また有価物の
回収、精製、#縮等の操作に適し、天然物や血液から製
剤を得ろ場合にも適用できる。
入力;メ分野ではf過)【11人工腎hヴやJ(n漿分
離(血液浄イに、交換)等に利用される、 以下に実施例によって本発明を更に説明する。
実施例1 セルロースジアセテート(帝人製Hタイプ。
酢化)g5s、’s % 、重合度17(+)16wt
%(以下%と略す)、N−メチルビ戸リドン(76%)
および硝酸アンモニウム(8%)からなる製膜原液を調
製した。製膜原液を150μ(ミクpン)の厚さを廟す
るドクターナイフでガラス板トに流延し、室温雰囲気下
で30秒静置後、水凝固液(川下Wと略す)および水/
メチルアルコール(1/] ’)混合凝固液(以下Mと
略す)にN漬凝固1−た、牛面清アルブミンおよびグロ
ブリン水溶液を用い、膜性能として、木の限外i+−+
過i+5jQH(UFR(me/rrt−hr−mHg
) )および溶質透過率(S(チ)〕を測定した。その
結果を第2表に示!−た。
第2表 比較例1 セルロースシフ十チー)(16%)およびN−メチルピ
ルリドン(s 4%)からなる製膜原液を調製し、以降
、実施例1と同様に製膜評価 12− (また。評価結果は第3表に示した通りであって、透過
性能が低かった。
第3表  13− 実施例2〜fi 第4表に示l−た」゛う/、「製膜原iWを調製し、実
施例1と[−11様に製膜評価しt−oセルロー7トす
7セプート(ダイセル製L ’l” + 5 、酢化バ
l:6 ]係、I(〒合J(iI 280 ) i、i
よび二1・μセル1J−ス(ダイセル製R8−120,
硝化度12俤1重合瓜440)を用いた。斗だ凝固治に
け水アルコーノ1.系Mを用いた。li f;も、アン
士−ウムJiを加えない糸とルーして高1月能千t)つ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)セルロースエステル、有機M i :1.5 J:
     rチアンモニウム均からなる製膜原液を流延して凝固
    液により固化せしめてアン4T−ラム塩を除去してなる
    セルロースエステル透過膜。 2)セルロースエステル5〜35 ]j j!1−%、
    有機溶$ 5 (1〜94重柑チt6よびアノ、(−ニ
    ウム塩1〜25重M′チからなる製膜Jfjc’lf’
    lを流延し、凝固液により固化し、次いでアン玉二1シ
    ム塩を除去することよりなるセ/l=ロースニスケル透
    過膜の製造方法。 3)セルロースエステルカ、−+=yレロースジアセテ
    ート、セルローストリアセテ−1−およてyニトロセル
    ロースからなる群より選(了れた少if(とも1で)す
    る特許HI3求の範囲第2m記載0セルロースエステル
    透過膜の製造方法。 4)アンモニウム塩が、臭化物、沃化物、硝酸塩、千オ
    シアン化物、過塩素酸塩および酢酸塩からなる群より選
    ばれた少なくとも1化合物である特許請求の範囲第2項
    記載のセルロースエステル透過膜の製造方法。 5)有機溶媒が、塩化メチレン、アセトン、テトラヒド
    ロフラン、ジオキザン、ジメチルホルムアミド、ジメチ
    ル7セ)7ミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスル
    ホキシド、スルホラン、ε−カブpラクトンからなる群
    より選ばれた少なくとも1の化合物である特許請求の範
    囲第2項記IIIVのセルロースエステル透過膜の製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5525279A (en) * 1994-04-04 1996-06-11 Sekisui Kagaku Kogyo K.K. Method of forming a granulocyte adsorbing carrier and granulocyte remover
US6103998A (en) * 1998-06-19 2000-08-15 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Resin windows having electrically conductive terminals
US6103999A (en) * 1998-06-19 2000-08-15 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Resin windows having conductive elements

Cited By (4)

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US6103999A (en) * 1998-06-19 2000-08-15 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Resin windows having conductive elements
US6455809B1 (en) 1998-06-19 2002-09-24 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Resin windows having electrically conductive terminals

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