JPS582922B2 - ハミガキノセイゾウホウ - Google Patents
ハミガキノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS582922B2 JPS582922B2 JP2343775A JP2343775A JPS582922B2 JP S582922 B2 JPS582922 B2 JP S582922B2 JP 2343775 A JP2343775 A JP 2343775A JP 2343775 A JP2343775 A JP 2343775A JP S582922 B2 JPS582922 B2 JP S582922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothpaste
- squalene
- oil
- squalane
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯みがきの製造法、特に刺激の緩和もしくは除
去された歯みがきの製造法に関する。
去された歯みがきの製造法に関する。
歯みがきは口腔衛生品であるとともに、一種の嗜好品で
もあるので、歯みがきにはメントール、スペアミント、
ペパーミント、ウインターグリーン、チモール、オイゲ
ール等の清涼感やさわやか性を附与する香料、レモン油
、バニラ等の食欲をそそる風味のあるフレーバーが使用
されている。
もあるので、歯みがきにはメントール、スペアミント、
ペパーミント、ウインターグリーン、チモール、オイゲ
ール等の清涼感やさわやか性を附与する香料、レモン油
、バニラ等の食欲をそそる風味のあるフレーバーが使用
されている。
また歯みがきには洗浄剤として合成洗剤も使用されてい
る。
る。
しかしこれら香料および合成洗剤を歯みがきの製造に用
いると、これに起因する一種の刺激が生ずるので、この
刺激の緩和もしくは除去が求められていた。
いると、これに起因する一種の刺激が生ずるので、この
刺激の緩和もしくは除去が求められていた。
本発明はかかる問題解決のためになされたもので、本発
明はペパーミント油又はスペアミント油を含有する歯み
がきの製造に際し、スクワレン又はスクワランを配合す
ることを特徴とする歯みがきの製造法であって、その目
的とするところはペパーミント油又はスペアミント油に
起因する刺激の緩和もしくは除去された歯みがきの製造
法を提供することにある。
明はペパーミント油又はスペアミント油を含有する歯み
がきの製造に際し、スクワレン又はスクワランを配合す
ることを特徴とする歯みがきの製造法であって、その目
的とするところはペパーミント油又はスペアミント油に
起因する刺激の緩和もしくは除去された歯みがきの製造
法を提供することにある。
スクワレン(squalene)はさめの肝油中に発見
されたC30H50で示される不飽和トリテルペノイド
化合物で、その後の研究で人間の皮脂中にも約5%程度
含有され、生化学的に重要な役割を果たしていることが
知られ、化粧品基剤として使用されている。
されたC30H50で示される不飽和トリテルペノイド
化合物で、その後の研究で人間の皮脂中にも約5%程度
含有され、生化学的に重要な役割を果たしていることが
知られ、化粧品基剤として使用されている。
このものは長時間空気にさらされると酸敗するので、化
粧品原料としては、スクワレンを水素添加して得られる
スクワラン(squalane)として使用される場合
が多い。
粧品原料としては、スクワレンを水素添加して得られる
スクワラン(squalane)として使用される場合
が多い。
この様に両物質は皮膚に対する生理作用の優れているこ
とより皮膚用化粧品への応用が知られている。
とより皮膚用化粧品への応用が知られている。
本発明者等はスクワレン又はスクワランを歯みがきに使
用した場合の効果につき研究中、スクワレン又はスクワ
ランが歯みがきに使用される香料、特にペパーミント油
又はスペアミント油に起因する刺激の緩和ないしは除去
に優れた効果があることを見出した。
用した場合の効果につき研究中、スクワレン又はスクワ
ランが歯みがきに使用される香料、特にペパーミント油
又はスペアミント油に起因する刺激の緩和ないしは除去
に優れた効果があることを見出した。
本発明はこれらの知見にもとづいて完成されたものであ
る。
る。
本発明において歯みがきとしては、例えば練歯みがき、
潤性歯みがき、粉歯みがき等が挙げられる。
潤性歯みがき、粉歯みがき等が挙げられる。
歯みがきの製造時に配合するスクワレン又はスクワラン
の添加量は歯みがきに対し0.02〜0.08%(重量
%)が良好で、特に添加する香料すなわちペパーミント
油又はスペアミント油と共に使用するのが便利で、この
場合、上記香料に対し2〜4%添加するのが標準となる
。
の添加量は歯みがきに対し0.02〜0.08%(重量
%)が良好で、特に添加する香料すなわちペパーミント
油又はスペアミント油と共に使用するのが便利で、この
場合、上記香料に対し2〜4%添加するのが標準となる
。
添加量が2%を下まわる場合は充分な効果が期待出来ず
、また、4%を上まわる場合はペパーミント油又はスペ
アミント油の清涼感を減退せしめる現象が生じて来て好
ましくない。
、また、4%を上まわる場合はペパーミント油又はスペ
アミント油の清涼感を減退せしめる現象が生じて来て好
ましくない。
本発明においてスクワレン又はスクワランを歯みがきに
配合するには、常法により歯みがきを製造する時、原料
の混和より製品を得るまでの間に添加すればよく、特に
ペパーミント油又はスペアミント油と共に添加するのが
好ましい。
配合するには、常法により歯みがきを製造する時、原料
の混和より製品を得るまでの間に添加すればよく、特に
ペパーミント油又はスペアミント油と共に添加するのが
好ましい。
次に実施例を示してさらに本発明を説明するが、本発明
はこれにより制限されるものではない。
はこれにより制限されるものではない。
上記のCMCを水によく膨潤溶解した液に、残りの原料
を加えロールに数回通して良く混練し、練歯みがきを得
た。
を加えロールに数回通して良く混練し、練歯みがきを得
た。
これと別にスクワランを添加しない以外は上記と全く同
様にして対照品を製造した。
様にして対照品を製造した。
本例の製品および対照品についてパネル16名により官
能試験を行った結果、歯みがき使用時に本例の製品は対
照品のような刺激がなく、マイルドでペパーミント油の
清涼感が好ましい感じとなったとするものが全員であっ
た。
能試験を行った結果、歯みがき使用時に本例の製品は対
照品のような刺激がなく、マイルドでペパーミント油の
清涼感が好ましい感じとなったとするものが全員であっ
た。
リボン型混合機に上記の燐酸二カルシウム、ラウリル硫
酸ナトリウム、サツカリンを添加し、混合しつつ、少量
のアルコールに上記の香料とスクワレンを溶解したもの
をスプレーして均一に混和し、粉歯みがきを得た。
酸ナトリウム、サツカリンを添加し、混合しつつ、少量
のアルコールに上記の香料とスクワレンを溶解したもの
をスプレーして均一に混和し、粉歯みがきを得た。
別にスクワレンを添加しない以外は上記と全く同様にし
て対照品の粉歯みがきを製造した。
て対照品の粉歯みがきを製造した。
本例の製品および対照品につき16名のパネルによる官
能試験により比較した。
能試験により比較した。
その結果、歯みがき使用時に本例の製品は対照品のよう
な刺激がなく、マイルドでスペアミント油が好ましい感
じとなったとするものが全員であった。
な刺激がなく、マイルドでスペアミント油が好ましい感
じとなったとするものが全員であった。
Claims (1)
- 1 ペパーミント油又はスペアミント油を含有する歯み
がきの製造に際し、スクワレン又はスクワランを配合す
ることを特徴とする歯みがきの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343775A JPS582922B2 (ja) | 1975-02-27 | 1975-02-27 | ハミガキノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343775A JPS582922B2 (ja) | 1975-02-27 | 1975-02-27 | ハミガキノセイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51101139A JPS51101139A (ja) | 1976-09-07 |
JPS582922B2 true JPS582922B2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=12110467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2343775A Expired JPS582922B2 (ja) | 1975-02-27 | 1975-02-27 | ハミガキノセイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582922B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6157514A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-24 | Yakult Honsha Co Ltd | 口腔粘膜疾患治療剤 |
US6248779B1 (en) | 1995-04-21 | 2001-06-19 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | External preparations for treating dermatoses |
-
1975
- 1975-02-27 JP JP2343775A patent/JPS582922B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51101139A (ja) | 1976-09-07 |
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