JPS582800B2 - マニピユレ−タ等における作動力検出装置 - Google Patents

マニピユレ−タ等における作動力検出装置

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JPS582800B2
JPS582800B2 JP2305779A JP2305779A JPS582800B2 JP S582800 B2 JPS582800 B2 JP S582800B2 JP 2305779 A JP2305779 A JP 2305779A JP 2305779 A JP2305779 A JP 2305779A JP S582800 B2 JPS582800 B2 JP S582800B2
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manipulator
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JP2305779A
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川合征二
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、マニピュレータ等における作動力検出装置
に関するものであり、さらに詳細には、マニピュレータ
やロボット等における腕部等の関節部の内部に、駆動装
置や減速装置を内装して、保守作業や交換作業等の緒作
業を行なうことができるようにしたマニピュレータ等に
おける作動力検出装置に関するものである。
従来、上記のごとき種類のマニピュレータ等における作
動力検出装置は、主として歪ゲージを貼付けて使用して
いた。
しかしながら、小型のサーボモータを応用したマニピュ
レータ等においては、歪ゲージを使用すると貼付部の長
期間における劣化などを防ぐためベローズに密封する必
要性等により大型化を余儀なくされ、しかも長期間使用
に対する貼付部の信頼度が低く満足できるものではなか
った。
また、駆動装置(モータ等)の電流から駆動トルクを求
めることもできるが、この場合にはつぎのどとき欠点が
あった。
すなわち、マニピュレータ等を小型化するためには、高
回転数の駆動装置を減速装置を介して大幅に減速して使
用しなければならないのであるが、この場合には、減速
装置における機械効率の低下が大きくなり、出力軸にか
かる負荷トルク(作動力)を精度高く求めることができ
ない。
また、出力軸側から逆転させることがきわめて困難とな
り、作動負荷に対してのマニピュレータ等の作動応答が
非常に悪いものとなる・その結果、負荷により駆動装置
が回転されようとする作動力の検出はきわめて困難であ
る。
高度な作業になる程、マニピュレータ等の作動力を精度
よく検出する装置が必要となり、また、コンパクト化の
叫ばれている折から、上記従来技術の改善が望まれてい
た。
この発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
って、コンパクトに内装可能に構成するとともに、高精
度にて作動力を検出することができるようにしたマニピ
ュレータ等における作動力検出装置を提供しようとする
ものである。
以下、図面を用いてこの発明の1実施例について詳細に
説明する。
第1図において1で示すのはマニピュレータで、遠隔操
作により作動制御されるものである。
2で示すのは、上腕部3および下腕部4等を支承するた
めの肩部で、通常走行台車(図示省略)等に装備されて
いる。
上腕部3、下腕部4は、それぞれの連結部(関節部)5
,6により折曲げ自在に構成して設けてあるとともに、
そのそれぞれの腕部3,4の適宜位置に設けた関節部7
,8により、回転自在に構成してある。
下腕部4の先端部には、その先端に指先部9を備えた手
首部10が装着して設けてある。
前記関節部5,6,7.8のそれぞれには、第2図にお
いて示すごとき作動装置11が内装して設けてあり、こ
の実施例においては、回転作用を行なう関節部7,8に
ついて例示している。
図において12で示すのは、電気モータあるいは油圧、
空圧モータ等の駆動装置で、関節部7,8における駆動
側の管状本体13内に内装して設けてある。
14で示すのは、駆動装置12と一体的に、あるいは連
動連結して設けた減速装置で、その出力軸15には、被
駆動側の作動部材(被駆動体)16がキー17を介して
固装して設けてある。
出力軸15は、減速装置14に固装して設けた略環状の
ブラケット18に、軸受19,20を介して支承されて
いる。
駆動装置12および減速装置14は、駆動側本体13の
内周面に設けたボス部21.22に、軸受23,24を
介して回転自在に支承されている。
減速装置14側を支承する軸受24は、ブラケット18
とボス部22との間に介装して設けてある。
ブラケット18の外周面部の一部には、駆動側本体13
の内周面方向に突出させた突出部(作動力検出部材)2
5が設けてあり、この突出部25は、駆動側本体13内
においてブラケット18と同心にして配設したC形状の
支持部材26の空間部27内に挿入して設けてある。
C形状に形成した支持部材26は、その一端部28側を
、皿ネジのごとき締結具29,29を介して駆動側本体
13の内周面30に固定して設けてあるとともに、その
他端部31側は自由端に構成して設けてある。
また、支持部材26は、例えば鋼板のごとき弾性部材に
て構成して設けてあり、その両面側(内、外周面側)に
おいて、駆動側本体13の内周面30およびブラケット
18の外周面32との間に設けた空隙部33.34によ
り、前記空間部27を自在に広狭操作することができる
ようになっている。
前記支持部材26における固定端部28および自由端部
31には、突出部25と協働してマニピユレータによる
操作時における作動力を検出するための作動力検出装置
35が装着して設けてある。
作動力検出装置35は、例えば第3図において示すごと
く、作動力を検知するための検知部材(センサー)36
および鋼球37を介して突出部25を押圧するための押
圧力調節部材38等より構成して設けてある。
検知部材36は、例えば荷重計にて構成してあり、支持
部材26の固定端部において、突出部25と対応する面
部に設けた凹部39内に装着してある。
検知部材36の検知部40は、突出部25の一側面と当
接自在に構成して設けてあるとともに、この検知部40
を押圧することにより、荷重が検出されるようになって
いる。
検知部40は、出力軸15の軸心から一定の距離Rを隔
てた位置に配設して設けてある。
したがって、検知部40を介して検出される荷重を作動
力(作動トルク)として検出することができるようにな
っている。
前記鋼球37および押圧力調節部材38は、前記凹部3
9の軸心と同一直線上において自由端部31に設けた孔
(螺子孔)41内に装着して設けてあり、押圧力調節部
材38は、孔41内に螺着してある。
鋼球37は、押圧力調節部材38を介して常時突出部2
5に当接せしめられているとともに、突出部25を介し
て検知部40を押圧することができるように構成してあ
る。
そして、この検知部40を押圧する押圧力は、押圧力調
節部材38を操作することにより自在に行なえるように
なっている。
検知部材36は、例えば、拡散形半導体式圧力交換器等
により構成されている。
なお、前記ブラケット18は、減速装置14側に装着さ
れる場合に限定されず、空間的に余裕のある場所、例え
ば駆動装置12側の適宜位置に装着して設けてもよいこ
とは勿論である。
以上の構成において、この発明の作用について説明する
手首部10における指先部9により保守作業や交換作業
等の作業を遠隔操作するのであるが、作業をする前に、
作動力検出装置35をセットしておく。
すなわち、押圧力調節部材38、鋼球37を介して検知
部材36に一定の予圧を加えておくのである。
例えば、正、逆回転のいづれの方向の場合にも同程度の
作動トルクを検出したい場合には、検知部材36の定格
荷重の%までの予圧(荷重)を加えておけばよい。
予圧を加える際には、押圧力調節部材38を徐々にねじ
込んで行けばよい。
押圧力調節部材38をねじ込んで行けば、空間部27の
間隔が広がり、それに伴い支持部材26に弾性力(復元
力)が蓄勢されて、この弾性力により突出部25を介し
て検知部40が予圧されるからである。
したがって、検知部材36の定格荷重が例えばPk9で
あるとすれば、±1/2P・Rのトルクを検出すること
ができる。
この予圧は、必ずしも定格荷重の号に設定する必要はな
く、検知部材36の例えば10%〜90%程度の範囲内
として、その中の設定点を増幅器(図示省略)での基準
点(出力二〇)として正・逆方向の作動トルクを検出す
ることも可能である。
予圧を検知部材36の定格の10係以上とするのは、検
知部材36や鋼球37が振動することによって検出精度
が低下するのを防止すると吉もに、検知部材36や鋼球
37の接触部が振動により損耗するのを防止するためで
ある。
以上のごとくセットされた作動力検出装置35を用いて
作業を行なえば、作業時における負荷抵抗が負荷トルク
として検出でき、正・逆回転方向のいずれの方向の作業
力(作動トルク)も正確に検出することができる。
しかも、この構成の場合には、作動力の検出は減速装置
14の減速過程における機械効率の低下によっては一切
影響を受けないので、きわめて精密な作動力の検出が行
なえるものである。
また、作動力検出装置35は、管状の駆動側本体13内
の適宜な空間部材に内装することができ、検知部材36
も単純な荷重計にて構成してあるので、マニピュレータ
1における腕部3,4等をきわめて細腕にてコンパクト
にて構成できる。
また、逆転時においても、作動力検出装置35において
ガタあるいはパックラッシュがないので、正確性が保障
される。
しかも、長期間使用に対する安定性もきわめて良好であ
り、従来の歪ゲージのごとき長期間使用による不安定要
素がない。
また、小型、軽量の高速モーター等の駆動装置12を大
きく減速して使用しても、作動トルクの検出、調整には
不都合が生ぜず、したがって、装置の小型化かつ強力化
が図れる。
特に、この発明においては、C型状の支持部材26は変
位の少ない一端部28のみにて固定されているとともに
、撓みの発生する部分が空隙部33.34を介して他の
部分との接触を防止されているので、撓み等の変動に対
してもヒステリシスが小さく、安定した検出精度を得る
ことができる。
しかも、支持部材26は、駆動側本体13内の適宜な空
間部を利用できるので、コンパクト化を図りながら組込
むことができる等の著効を奏するものである。
なお、この発明は、マニピュレータに限定されるもので
はなく、その他のロボット等にも適用できるものである
また、この発明の作用、効果を逸脱することなくこの発
明の構成に変更を加えたものもこの発明に属するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の1実施例を示すものであって、第1
図はこの発明に係る装置を備えたマニピュレータの説明
図、第2図はこの発明の要部の側断面説明図、第3図は
第2図における■−■線方向の断面図である。 7,8……関節部、13……駆動本体、14……減速装
置、15……出力軸、16……被駆動体、25……作動
力検出部材(突出部)、26……支持部材、28……端
部、36……検知部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動本体13と被駆動体16とに分割構成してなる
    関節部7,8を備えたマニピュレータ等において、前記
    駆動本体13内に、前記被駆動体16を作動させるため
    の駆動装置を前記駆動本体13に対して回動自在に装着
    して設けるとともに、前記駆動装置における減速装置1
    4の出力軸15に前記被駆動体16を装着して設け、前
    記駆動本体13内に、その一端部28側を前記駆動本体
    13に固装した略C形状の支持部材26を設け、前記支
    持部材26における前記固定端部28に、負荷荷重を検
    出するための検知部材36を設けるとともに、前記駆動
    装置の一部に、負荷荷重に応じて前記検知部材36を押
    圧作動させるための作動力検知部材25を設けたことを
    特徴とするマニピュレータ等における作動力検出装置。
JP2305779A 1979-02-28 1979-02-28 マニピユレ−タ等における作動力検出装置 Expired JPS582800B2 (ja)

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