JPH1158181A - 割り出し装置とその駆動方法 - Google Patents

割り出し装置とその駆動方法

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JPH1158181A
JPH1158181A JP23774897A JP23774897A JPH1158181A JP H1158181 A JPH1158181 A JP H1158181A JP 23774897 A JP23774897 A JP 23774897A JP 23774897 A JP23774897 A JP 23774897A JP H1158181 A JPH1158181 A JP H1158181A
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worms
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spindle
displacement member
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JP23774897A
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English (en)
Inventor
Masanobu Ueda
正信 上田
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックラッシュ量を調整可能にし、高い精度
を得るとともに高速加工を可能にする。 【解決手段】 ウォーム15,17が設けられたウォー
ムスピンドル16と、ウォームホイール14を有する。
ウォーム15,17がウォームホイール14と噛合した
部分で、ウォームスピンドル16の軸方向に2分割さ
れ、この分割された各ウォーム15,17は互いに相対
的に回転不能に設けられている。分割されたウォーム1
5,17は、ウォームスピンドル16の軸方向に相対的
に移動可能に設けられ、分割されたウォーム15,17
の少なくとも一方を、電気的にウォームスピンドル16
の軸方向に移動させる変位部材24,26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野この発明は、ウォ
ームギヤ機構を有するロータリテーブル等の回転角度の
割り出し装置とその駆動方法に関する。 【0002】
【従来の技術】従来、ロータリテーブル等の回転角度割
り出し装置に用いられるウォームギヤ機構1は、図16
に示すように、図示しない回転テーブルが固定された回
転軸2に、ウォームホイール4が固定され、このウォー
ムホイール4には、ウオーム5が噛合している。ウオー
ム5は、ウオームスピンドル6と一体的に形成され、ウ
オームスピンドル6の一端はテーパローラベアリング8
に軸支され、ウォームスピンドル6の他端はニードルベ
アリング9に軸支されている。このウオームスピンドル
6は、図示しないモータに連結されている。
【0003】ウォームギヤ機構1は、所定の割り出し位
置の手前までウォームスピンドル6が高速回転し、その
後ウォームスピンドル6が低速回転となり、ウォームホ
イール4の回動位置を正確に割り出し、回転軸2を介し
てロータリテーブルを正確に所定角度回動させて位置決
めする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このウォームとウォー
ムホイールとの噛合部分の歯の間には、通常ある程度の
バックラッシュがある。このバックラッシュ量は、大き
くするとウォームの高速回転時の歯面の摩擦による回転
抵抗が少なく発熱も抑えることができるが、低速回転で
位置決めする際には、回転方向が一定ではないため、回
転方向が変わる毎にこのバックラッシュによるガタが発
生し、位置割り出し精度が低くなるものである。さら
に、ワークの加工時には外力が加わり、このバックラッ
シュによるガタのために、加工精度の低下や、加工によ
る振動が発生する場合もあった。
【0005】また、位置の割り出し精度を高くするため
に、バックラッシュを小さくすると、高速回転させる際
の歯面の摩擦による回転抵抗の増大や、ウォームギヤ歯
面の発熱や摩耗が生じるため、高速回転できず加工速度
が落ちてしまうものであった。
【0006】従って、従来ウォームギヤ機構のバックラ
ッシュ量の設定に際しては、その用途に合わせて上記相
反する観点の中間を取る設定が成されているものであ
り、高い精度で高速回転可能な割り出し装置はなかっ
た。
【0007】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、バックラッシュ量を調整可能にし、
高い精度で高速加工が可能な割り出し装置とその駆動方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ウォームが
設けられたウォームスピンドルと、ウォームホイールと
からなるウォームギヤ機構であって、このウォームが上
記ウォームホイールと噛合した部分で上記ウォームスピ
ンドルの軸方向に2分割され、この分割された各ウォー
ムは互いに相対的に回転不能に設けられている。そし
て、分割されたウォームは、上記ウォームスピンドルの
軸方向に相対的に移動可能に設けられ、上記分割された
ウォームの少なくとも一方に、そのウォームの軸方向位
置を電気的に移動させる変位部材を設けたウォームギヤ
機構である。
【0009】上記分割されたウォームの少なくとも一方
には、圧電素子または電歪素子からなる圧電アクチュエ
ータ、及びウォームをウォームスピンドルの軸方向に付
勢する弾性変形部が、上記変位部材として設けられたも
のである。これにより、上記圧電アクチュエータを変位
させ、上記分割されたウォーム同士の間隔を、軸方向に
調整可能にしている。
【0010】上記変位部材として、上記分割された一方
のウォームの両端に、一対の上記圧電アクチュエータが
設けられ、圧電アクチュエータを各々変位させ、分割さ
れたウォーム同士の間隔を、軸方向に調整可能にしてい
る。
【0011】また、上記変位部材として、上記分割され
たウォーム間に上記圧電アクチュエータが設けられ、上
記分割された各ウォームと接合されており、上記圧電ア
クチュエータを変位させ、上記分割されたウォーム同士
の間隔を、軸方向に調整可能にしている。
【0012】またこの発明は、上記分割されたウォーム
の少なくとも一方に電気的にそのウォームの軸方向位置
を移動させる変位部材を設け、上記ウォームスピンドル
が高速回転している時には、上記変位部材により上記分
割されたウォームの間隔を調整して、ウォームギヤ機構
のバックラッシュを大きくし、上記ウォームスピンドル
が低速回転している時及びワーク加工時には、上記変位
部材により上記分割されたウォームの間隔を調整して、
ウォームギヤ機構のバックラッシュを小さくする割り出
し装置の駆動方法である。
【0013】またこの発明は、上記ウォームスピンドル
にかかる回転トルクを検知するトルク検知装置を備え、
上記分割されたウォームの少なくとも一方に電気的にそ
のウォームの軸方向位置を移動させる変位部材を設け、
上記トルク検知装置からの信号により、上記回転トルク
が所望の値となるように上記変位部材に電圧かけて、上
記ウォームの軸方向位置を制御する割り出し装置の駆動
方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第
一実施形態を示すもので、この実施形態のウォームギヤ
機構10は、工作機械の回転テーブル等の割り出し装置
についてのもので、所定の加工が施されるワークが載置
される図示しない回転テーブルが固定された回転軸12
に、ウォームホイール14が固定されている。このウォ
ームホイール14には、一対のウォーム15,17が噛
合している。ウォーム15,17は、ウォームホイール
14と噛合した部分で、ウォームスピンドル16の軸方
向に2分割されたものであり、これによりウォーム1
5,17はウォームスピンドル16の軸方向に並設され
ている。ウォーム15,17は、ウォームスピンドル1
6に対して相対的に回転不能に設けられ、ウォームスピ
ンドル16の一端はテーパローラベアリング18に軸支
され、他端は、ニードルベアリング19に軸支されてい
る。そして、ウォームスピンドル16は、駆動モータ2
0にカップリング22を介して連結されている。
【0015】一対のウォーム15,17の取付構造は、
一方のウォーム15が、ウォームスピンドル16に対し
て軸方向に移動可能に設けられ、他方のウォーム17は
ウォームスピンドル16と一体に形成されている。一方
のウォーム15は、テーパローラベアリング18側部分
で弾性を持たせた断面コ字状の鍔状の弾性変形部24が
ウォーム15に一体に形成され、その先端部がカップリ
ング21によりウォームスピンドル16に固定され、ウ
ォーム15はウォームスピンドル16に対して相対的に
回転不能であり、軸方向に移動可能な状態にある。そし
て、この弾性変形部24によりウォーム15は、弾性的
にウォーム17側に付勢されている。
【0016】一対のウォーム15,17の間には、圧電
アクチュエータ26が介装され、弾性変形部24ととも
に変位部材を構成している。この圧電アクチュエータ2
6に電圧を印加する配線27がウォームスピンドル16
内に設けられ、配線27は、ウォームスピンドル16の
外周面に端部が位置し、スリップリング28を介して外
部の回路に接続されている。
【0017】スリップリング28に接続された外部回路
の配線29は、図1に示すように、圧電アクチュエータ
26を駆動する変位部材駆動回路30に接続されてお
り、変位部材駆動回路30は、主制御装置32に接続さ
れている。また主制御装置32は、駆動指令を出す指令
装置34に接続され、指令装置34は記憶装置36に接
続されて制御信号の授受が行われる。また、主制御装置
32は、駆動モータ20を駆動するモータ駆動回路38
に接続され、所定の駆動状態に制御する。
【0018】この実施形態のウォームギヤ機構10の動
作について以下に説明する。先ず、ウォーム15とウォ
ームホイール14のバックラッシュ量Hを調節可能とす
るために、ウォーム15をウォームスピンドル16に固
定する際に、カップリング21によりウォーム15側へ
ウォーム17を付勢するようにしてカップリング21の
ボルトを締める。このとき付勢力は、弾性変形部24を
介してウォーム15からウォーム17へ加えられる。こ
の状態で、ウォーム15とウォーム17とで形成される
ウォーム全体の歯のピッチは、等間隔である様に組み付
けられており、図2に示されるバックラッシュ量Hは、
最大の状態に置かれる。
【0019】そして、先ず図2に示すように、ウォーム
ホィール14を反時計周りに高速回転させる場合、主制
御装置32の指令により変位部材駆動回路30が圧電ア
クチュエータ26に電圧を印加せず、ウォーム全体の歯
のピッチは等間隔に保たれる。この状態で、ウォーム1
5の歯の左側つまりウォームホィールの回転方向とは反
対側に、バックラッシュ量Hが最大のバックラッシュが
できる。これによりウォーム15,17は回転抵抗や摩
擦が少なくスムーズに高速回転する。
【0020】そして、回転テーブルの所定の割り出し角
度に近くなったところで、主制御装置32は、変位部材
駆動回路30に低速回転させる信号を出す。これによ
り、バックラッシュHをなくする方向にウォーム15を
摺動させるため、変位部材駆動回路30から圧電アクチ
ュエータ26に正電圧が印加され、圧電アクチュエータ
26が変形し、図3に示すように、弾性変形部24の付
勢力に抗してウォーム15を図面左方向へ僅かに摺動さ
せる。そして、バックラッシュ量Hがなくなり、ウォー
ム15,17の回転抵抗が増すが、ウォームホイール1
4とウォーム15,17間のガタがなくなり、その位置
決め精度も向上するとともに、ワーク加工時に外力がウ
ォームホイール14に加わっても加工精度が保たれ、振
動の発生も防止することができる。またバックラッシュ
量Hがなくなることによるウォームホイール14とウォ
ーム15,17の抵抗を利用して、回転テーブルが停止
している際の保持機構としても使用可能である。
【0021】また、ウォームホイール14を時計周りに
高速回転させる場合も、主制御装置32の指令により変
位部材駆動回路30が圧電アクチュエータ26に電圧を
印加しないことにより、ウォーム全体の歯のピッチは等
間隔に保たれ、図4に示すように、ウォーム15の歯の
右側つまりウォームホィール14の回転方向とは反対側
に、バックラッシュ量Hが最大状態のバックラッシュが
できる。これによりウォーム15,17はギヤ歯面の摩
擦が少なくなり、回転抵抗が減少しスムーズに高速回転
する。そして、回転テーブルの所定の割り出し角度に近
くなったところで、主制御装置32は、変位部材駆動回
路30に低速回転させる信号を出す。これにより、バッ
クラッシュをなくする方向にウォーム15を摺動させる
ため、変位部材駆動回路30から圧電アクチュエータ2
6に負電圧が印加され、圧電アクチュエータ26が変形
し、図5に示すように、弾性変形部24によりウォーム
17側に付勢されているウォーム15が図面右方向へ僅
かに摺動する。これにより、バックラッシュ量Hがなく
なり、ウォーム15,17の回転抵抗が増し、その位置
決め精度も向上する。またこの場合も、回転テーブルが
停止している際の保持機構としても利用可能である。こ
の場合、弾性変形部24の付勢力が回転抵抗及び保持力
のパラメータとなる。
【0022】この実施形態のウォームギヤは、バックラ
ッシュ量の調節を容易に可能にし、高速回転時の回転抵
抗及び摩耗を少なくし、低速回転及び位置決め時の精度
が高く、効率よく正確な回転角の割り出しが可能とな
る。また、この実施形態のバックラッシュの調整制御
は、オープン制御形態を採用しているものであり、容易
且つ確実な制御が可能である。
【0023】次にこの発明の第二実施形態について図
6、図7を基にして説明する。ここで、上記実施形態と
同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この実
施形態のウォームギヤ機構10は、ウォームスピンドル
16とウォームウギヤ15との間で、軸方向に移動可能
にかつ回転方向の相対的移動がないようにするために、
ウォームスピンドル16に軸方向のキー40を固定し、
ウォーム15にキー溝42を形成したものである。そし
て、カップリング21とウォーム15との間に圧電アク
チュエータ26とともに変位部材を構成する弾性変形部
として皿バネ44が介装され、上記実施形態と同様
に、図面において右方向にウォーム15が付勢されてい
る。ここに、カップリング21は、ウォームスピンドル
16に固定され、皿バネ44の一端を固定し皿バネ44
とともにウォーム15をウォーム17へ付勢する機能を
備える。
【0024】この実施形態でも、ウォームホイール14
を反時計周りに高速回転させる場合、主制御装置32の
指令により変位部材駆動回路30が圧電アクチュエータ
26に電圧を印加せず、ウォーム全体の歯のピッチは等
間隔に保たれており、図6に示されるように、ウォーム
15の歯の左側つまりウォームホィールの回転方向とは
反対側に、バックラッシュ量Hが最大状態のバックラッ
シュができる。これによりウォーム15,17はギヤ歯
面の摩擦が少なくやり、回転抵抗が減少するので、容易
に高速回転する。
【0025】そして、回転テーブルの所定の割り出し角
度に近くなったところで、主制御装置32は、変位部材
駆動回路30に低速回転させる信号を出す。これによ
り、バックラッシュをなくする方向にウォーム15を摺
動させるため、変位部材駆動回路30から圧電アクチュ
エータ26に正電圧が印加され、圧電アクチュエータ2
6が変形し、図7に示すように、ウォーム15を皿バネ
44の付勢力に抗して図面左方向へ僅かに摺動させる。
これにより、バックラッシュ量Hがなくなり、ウォーム
15,17の回転抵抗が増し、その位置決め精度が向上
する。またバックラッシュ量Hがなくなることによるウ
ォームホイール14とウォーム15,17の抵抗を利用
して、回転テーブルが停止している際の保持機構として
も使用可能である。また、上記第一実施形態と同様に、
逆方向の回転の場合は上記とは逆の電圧を印加すること
より、同様の作用を得ることができるものである。
【0026】この実施形態においても上記第一実施形態
と同様の動作作用を得ることができ、同様の効果を奏す
る。さらに、弾性変形部を皿バネ44により構成してい
るのでコストが安価に形成することができる。
【0027】次にこの発明の第三実施形態について図8
を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部
材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態の
ウォームギヤ機構10は、上記第二実施形態の変形例で
あり、圧電アクチュエータ26をウォーム15とカップ
リング21との間に介装し、圧電アクチュエータ26に
電位を与える配線27をウォーム15に設け、スリップ
リング28をウォーム15の端部の円筒部に摺接させる
ようにしたものである。また皿バネ44は、ウォーム1
5とウォーム17の間に介装され、ウォーム15をウォ
ーム17から離間する方向に付勢している。
【0028】この実施形態でも、ウォームホイール14
を図面において反時計周りに高速回転させる場合、主制
御装置32の指令により変位部材駆動回路30が圧電ア
クチュエータ26に電圧を印加せず、ウォーム全体の歯
のピッチは等間隔に保たれており、図8に示されるよう
に、ウォーム15の歯の左側つまりウォームホィールの
回転方向とは反対側に、バックラッシュ量Hが最大状態
のバックラッシュができる。これによりウォーム15,
17はギヤ歯面の摩擦が少なくなり、回転抵抗が減少
し、容易に高速回転する。次に、回転テーブルの所定の
割り出し角度に近くなったところで、主制御装置32
は、変位部材駆動回路30に低速回転させる信号を出
す。そして、バックラッシュをなくする方向にウォーム
15を摺動させるため、変位部材駆動回路30から圧電
アクチュエータ26へ負電圧が印加され、圧電アクチュ
エータ26が収縮し、皿バネ44の付勢力によりウォー
ム15が、図面左方向へ僅かに摺動する。これにより、
バックラッシュ量Hがなくなり、ウォーム15,17の
回転抵抗が増し、その位置決め精度が向上する。
【0029】この実施形態のウォームギヤ機構10によ
れば、圧電アクチュエータ26がウォーム15とカップ
リング21の間に位置し、配線27とスリップリング2
8が圧電アクチュエータ26に近接して配置しているの
で、配線27の取り付けが容易であり、電気的信頼性も
高い。
【0030】次にこの発明の第四実施形態について図
9、図10を基にして説明する。ここで、上記実施形態
と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この
実施形態のウォームギヤ機構10も、ウォームスピンド
ル16とウォーム15との間で、軸方向に移動可能にか
つ回転方向の相対的移動がないようにするために、ウォ
ームスピンドル16に軸方向のキー40を固定し、ウォ
ーム15にキー溝42を形成したものである。そして、
カップリング21とウォーム15との間に圧電アクチュ
エータ26aが介装され、ウォーム15,17間にも圧
電アクチュエータ26bが介装されている。ここで、ウ
ォーム15,17と圧電アクチュエータ26a,26b
の取付に際して、カップリング21によりウォーム1
5,17が近付く方向に予圧がかけられて取り付けられ
ている。
【0031】この実施形態において、ウォームホイール
14を反時計周りに高速回転させる場合、主制御装置3
2の指令により変位部材駆動回路30が圧電アクチュエ
ータ26a、圧電アクチュエータ26bに電圧を印加せ
ず、ウォーム全体の歯のピッチは等間隔に保たれてお
り、図9に示すように、ウォーム15の歯の左側つまり
ウォームホイール14の回転方向とは反対側に、バック
ラッシュ量Hが最大状態のバックラッシュができる。こ
れにより、ウォーム15,17はギヤ歯面の摩擦が少な
くなり回転抵抗が減少し、容易に高速回転する。
【0032】そして、回転テーブルの所定の割り出し角
度に近くなったところで、主制御装置32は、変位部材
駆動回路30に低速回転させる信号を出す。これによ
り、バックラッシュをなくする方向にウォーム15を摺
動させるため、変位部材駆動回路30から圧電アクチュ
エータ26bに正電圧が印加され、圧電アクチュエータ
26aに負電圧が印加される。そして、図10に示すよ
うに、ウォーム15を図面左方向へ僅かに摺動させる
と、バックラッシュ量Hがなくなり、ウォーム15,1
7の回転抵抗が増すが、その位置決め精度が向上する。
またバックラッシュ量Hがなくなることによるウォーム
ホイール14とウォーム15,17の抵抗を利用して、
回転テーブルが停止している際の保持機構としても使用
可能である。また、上記実施形態と同様に、逆方向の回
転の場合は上記と逆の電圧を印加することにより同様の
作用が得られる。
【0033】この実施形態においても上記実施形態と同
様の動作作用を得ることができ、同様の効果を奏する。
さらに、ウォーム15の移動によるバックラッシュ量の
調整を、ウォーム15の両側の圧電アクチュエータ26
a、26bにより行ない、上記実施形態にある弾性変形
部を介在させないため、圧電アクチュエータ26a、2
6bの印加電圧を調整することにより、十分な予圧をウ
ォーム15、17間にかけて剛性を高めることができ、
ウォーム15、17を完全に一体的なウォームとするこ
とができる。
【0034】次にこの発明の第五実施形態について図1
1、図12を基にして説明する。ここで、上記実施形態
と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。この
実施形態のウォームギヤ機構10は、ウォームスピンド
ル16に対して互いに同一形状の別体のウォーム15,
17を互いに対称の位置に且つ同軸に設けたものであ
る。ウォーム15,17の互いに相反する側の端部に
は、各々弾性を持たせた断面コ字状の鍔状の弾性変形部
24が、ウォーム15,17に各々一体に形成され、そ
の各々の先端部が各カップリング21により、ウォーム
スピンドル16に固定されている。この実施形態のウォ
ーム15,17は、各々ウォームスピンドル16に対し
て軸方向に移動可能に設けられている。
【0035】ウォーム15,17の間には、各々の端面
に対向して圧電アクチュエータ26a,26bが設けら
れ、弾性変形部24とともに、変位部材を構成してい
る。なお、ウォーム15,17と圧電アクチュエータ2
6a,26bの取付に際して、一対のカップリング21
と弾性変形部24により、ウォーム15,17には互い
に近付く方向に予圧がかけられている。
【0036】この実施形態において、ウォームホイール
14を反時計周りに高速回転させる場合、主制御装置3
2の指令により変位部材駆動回路30が圧電アクチュエ
ータ26a、26bには電圧を印加せず、ウォーム全体
の歯のピッチは等間隔に保たれており、図11に示すよ
うに、ウォーム15の歯の左側つまりウォームホィール
の回転方向とは反対側に、バックラッシュ量Hが最大状
態のバックラッシュができる。これにより、ウォーム1
5,17はギヤ歯面の摩擦が少なくなり、回転抵抗が減
少し容易に高速回転する。
【0037】そして、回転テーブルの所定の割り出し角
度に近くなったところで、主制御装置32は、変位部材
駆動回路30に低速回転させる信号を出す。これによ
り、バックラッシュをなくする方向にウォーム15を摺
動させるため、変位部材駆動回路30から圧電アクチュ
エータ26aに正電圧が印加される。そして、図12に
示すように、ウォーム15を図面左方向に僅かに摺動さ
せると、バックラッシュ量Hが小さくなり、さらに不十
分な場合には、圧電アクチュエータ26bにも正電圧を
印加して、ウォーム17を図面右方向に僅かに摺動す
る。これによりバックラッシュがなくなり、ウォーム1
5,17の回転抵抗が増すが、その位置決め精度が向上
する。また、上記実施形態と同様に、逆方向の回転の場
合は上記と逆の電圧を印加することにより同様の作用が
得られる。
【0038】この実施形態においても上記実施形態と同
様の動作作用を得ることができ、同様の効果を奏する。
さらに、互いに反対方向にウォーム15,17を摺動さ
せることにより、バックラッシュ量の変位量を大きく取
ることができ、より高速な回転と正確な回転駆動及び位
置決めが可能となる。
【0039】次にこの発明の第六実施形態について図1
3を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の
部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態
のウォームギヤ機構10は、ウォームスピンドル16と
ウォーム15との間で、軸方向に移動可能にかつ回転方
向の相対的移動がないようにするために、ウォームスピ
ンドル16に軸方向のキー40を固定し、ウォーム15
にキー溝42を形成したものである。そして、変形部材
として圧電アクチュエータ26とウォーム15及びウォ
ーム17を一体的に接着したものである。
【0040】この実施形態において、ウォームホイール
14を反時計周りに高速回転させる場合、主制御装置3
2の指令により変位部材駆動回路30が圧電アクチュエ
ータ26に電圧を印加せず、ウォーム全体の歯のピッチ
は等間隔に保たれており、図13に示すように、ウォー
ム15の歯の左側つまりウォームホィール14の回転方
向の反対方向に、バックラッシュ量Hが最大状態のバッ
クラッシュができる。これによりウォーム15,17は
ギヤ歯面の摩擦が少なくなり回転抵抗が減少し、容易に
高速回転する。そして、回転テーブルの所定の割り出し
角度に近くなったところで、主制御装置32は、変位部
材駆動回路30に低速回転させる信号を出す。これによ
り、バックラッシュをなくする方向にウォーム15を摺
動させるため、変位部材駆動回路30から圧電アクチュ
エータ26に正電圧が印加され、圧電アクチュエータ2
6が変形し、ウォーム15を図面左方向へ僅かに摺動さ
せる。これにより、バックラッシュ量Hがなくなり、ウ
ォーム15,17の回転抵抗が増すが、その位置決め精
度が向上する。また、上記実施形態と同様に、逆方向の
回転の場合は逆の電圧を印加しすることより同様の作用
を得るものである。
【0041】この実施形態においても上記実施形態と同
様の動作作用を得ることができ、同様の効果を奏する。
さらに、圧電アクチュエータ26をウォーム15に接着
したので、カップリング21や弾性変形部材24を不要
とし、簡単な構成で同様の効果を得ることができる。
【0042】なお、ウォームホィール14の回転方向に
よっては、バックラッシュ調整動作により、ウォームホ
ィール14が動き、割り出し精度が損なわれる。これを
防ぐため、以上の実施例では、ウォーム15の移動方向
を、ウォームホィール14の回転方向によって規定する
バックラッシュ調整方法を用いた。しかし、このような
厳密な精度が必要ない場合には、ウォームホィール14
の回転方向に関係なく、ウォーム15を一方向に移動さ
せることにより、バックラッシュを小さくし、元の位置
に復帰させることにより、バックラッシュを最大にする
バックラッシュ調整方法を用いても良い。
【0043】次にこの発明の第七実施形態について図1
4を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の
部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態
のウォームギヤ機構10は、上記第一実施形態と同様の
構成であって、変位部材駆動回路30の出力は、指令装
置34による所定の設定値により圧電アクチュエータ2
6の変位量が設定されるように形成されたもので、ウォ
ーム15,17の回転速度にかかわりなく、所望のバッ
クラッシュ量に設定して作動させ得るようにしたもので
ある。
【0044】この実施形態のウォームギヤ機構10によ
れば、バックラッシュ量を適宜設定してウォームギヤ機
構10を作動させるので、その加工等の目的に合わせて
適宜のバックラッシュ量でウォームギヤ機構10を駆動
させることができる。
【0045】次にこの発明の第八実施形態について図1
5を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の
部材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態
のウォームギヤ機構10は、上記第一実施形態と同様の
構成に加えて、ウォームスピンドル16にかかる回転ト
ルクを検出する動トルク計50が設けられ、その出力が
主制御装置32に入力している。
【0046】この実施形態のウォームギヤ機構10は、
フィードバック制御等のクローズド制御を行うもので、
主制御装置32には、指令装置34からの所定の駆動指
令が入力する。この指令内容はその回転テーブルの駆動
目的に応じて、常時一定のバックラッシュ量で回動させ
る場合や、回転速度に応じてバックラッシュ量を調整す
るもの等任意に設定される。さらに、この実施形態で
は、動トルク計50からの信号によって、圧電アクチュ
エータ26に加える電圧を制御し、バックラッシュ量を
調整することにより、ウォームスピンドル16にかかる
トルクが所望の回転トルクとなるように、制御可能とな
っている。
【0047】この実施形態のウォームギヤ機構10によ
れば、ウォームスピンドル16にかかる回転トルクを検
知して主制御装置32にその検知信号を入力しているの
で、ウォームスピンドル16にかかる回転トルクが最適
トルクとなるように動的な制御が可能であり、より高速
且つ正確なウォームホイール14の位置制御を可能にす
る。
【0048】
【発明の効果】この発明のウォームギヤ機構を有する割
り出し装置とその駆動方法によれば、ウォームギヤ機構
のバックラッシュ量を調整可能にし、回転抵抗が少なく
高速回転を可能にするとともに、低速回転時の位置精度
を高いものにすることができ、ワーク加工速度及びワー
ク加工精度をともに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の割り出し装置のウォ
ームギヤ機構の概略縦断面図である。
【図2】この第一実施形態の割り出し装置のウォームギ
ヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図3】この第一実施形態の割り出し装置のウォームギ
ヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図4】この第一実施形態の割り出し装置のウォームギ
ヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図5】この第一実施形態の割り出し装置のウォームギ
ヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図6】この発明の第二実施形態の割り出し装置のウォ
ームギヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図7】この第二実施形態の割り出し装置のウォームギ
ヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図8】この発明の第三実施形態の割り出し装置のウォ
ームギヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図9】この発明の第四実施形態の割り出し装置のウォ
ームギヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図10】この第四実施形態の割り出し装置のウォーム
ギヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図11】この発明の第五実施形態の割り出し装置のウ
ォームギヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図12】この第五実施形態の割り出し装置のウォーム
ギヤ機構の他の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図13】この発明の第六実施形態の割り出し装置のウ
ォームギヤ機構の動作状態の部分拡大縦断面図である。
【図14】この発明の第七実施形態の割り出し装置のウ
ォームギヤ機構の概略縦断面図である。
【図15】この発明の第八実施形態の割り出し装置のウ
ォームギヤ機構の概略縦断面図である。
【図16】従来の技術の割り出し装置のウォームギヤ機
構の概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 ウォームギヤ機構 14 ウォームホイール 15,17 ウォーム 16 ウォームスピンドル 24 弾性変形部 26 圧電アクチュエータ 30 変位部材駆動回路 32 主制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームが設けられたウォームスピンド
    ルと、ウォームホイールとからなるウォームギヤ機構を
    有する割り出し装置において、このウォームが上記ウォ
    ームホイールと噛合した部分で上記ウォームスピンドル
    の軸方向に2分割され、この分割された各ウォームは互
    いに相対的に回転不能に設けられているとともに、上記
    ウォームスピンドルの軸方向に相対的に移動可能に設け
    られ、上記分割されたウォームの少なくとも一方に電気
    的にそのウォームスピンドルの軸方向位置を移動させる
    変位部材を設けた割り出し装置。
  2. 【請求項2】 上記変位部材は、上記分割されたウォー
    ムの一方の端部に設けられた圧電アクチュエータと、分
    割されたウォームの他端に設けられ、分割されたウォー
    ムを上記圧電アクチュエータの方向に付勢する弾性変形
    部から構成されている請求項1記載の割り出し装置。
  3. 【請求項3】 上記変位部材は、上記分割された一方の
    ウォームの両端に設けられた一対の圧電アクチュエータ
    から構成されている請求項1記載の割り出し装置。
  4. 【請求項4】 上記変位部材は、上記分割されたウォー
    ム間に設けられ、各ウォームに接合している圧電アクチ
    ュエータからなる請求項1記載の割り出し装置。
  5. 【請求項5】 ウォームが設けられたウォームスピンド
    ルと、ウォームホイールとからなるウォームギヤ機構を
    有する割り出し装置において、このウォームギヤ機構の
    バックラッシュ量を調節するために、上記ウォームが上
    記ウォームホイールと噛合した部分で上記ウォームスピ
    ンドルの軸方向に2分割され、この分割された各ウォー
    ムは互いに相対的に回転不能に設けられているととも
    に、上記ウォームスピンドルの軸方向に相対的に移動可
    能に設けられ、上記分割されたウォームの少なくとも一
    方に電気的にそのウォームの軸方向位置を移動させる変
    位部材を設け、上記ウォームスピンドルが高速回転して
    いる時には上記変位部材により上記分割されたウォーム
    の間隔を調整してバックラッシュを大きくし、上記ウォ
    ームスピンドルが低速回転している時及びワーク加工時
    には上記変位部材により上記分割されたウォームの間隔
    を調整してバックラッシュを小さくする割り出し装置の
    駆動方法。
  6. 【請求項6】 ウォームが設けられたウォームスピンド
    ルと、ウォームホイールとからなるウォームギヤ機構を
    有する割り出し装置において、上記ウォームスピンドル
    にかかる回転トルクを検知するトルク検知装置を備え、
    上記ウォームが上記ウォームホイールと噛合した部分で
    上記ウォームスピンドルの軸方向に分割され、この分割
    された各ウォームは互いに相対的に回転不能に設けられ
    ているとともに、上記ウォームスピンドルの軸方向に相
    対的に移動可能に設けられ、上記分割されたウォームの
    少なくとも一方に電気的にそのウォームの軸方向位置を
    移動させる変位部材を設け、上記トルク検知装置からの
    信号により、上記回転トルクが所望の値となるように上
    記変位部材に電圧かけて、上記ウォームの軸方向位置を
    制御する割り出し装置の駆動方法。
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