JPS5827608A - 体液「ろ」 - Google Patents

体液「ろ」

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JPS5827608A
JPS5827608A JP56124468A JP12446881A JPS5827608A JP S5827608 A JPS5827608 A JP S5827608A JP 56124468 A JP56124468 A JP 56124468A JP 12446881 A JP12446881 A JP 12446881A JP S5827608 A JPS5827608 A JP S5827608A
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JP
Japan
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body fluid
flow path
membrane
plate
regulating plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP56124468A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Watanabe
正春 渡辺
Akira Igari
猪狩 章
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 ム 技術分野 本発明は体液FjI器に関する。 更に詳しくは、平板
状の微細多孔膜また社限外−過膜にて、!l!LIl勢
の体液をp遇して、血けう分離器や濾過型人工前等とし
て用いる体液濾過器に関する。
B 先行技術 このような体液濾過器で社、平板状の濾過膜に1血液等
の体液を1XWiiとはぼ平行に流し、血液等を濾過す
るものである。 このような場合、血液等の流路厚を薄
くすればするはど、血流の圧力損失が減り、血流の剪断
速度が大きくなシ、濾過量が大きくなって、濾過効率が
向上する。
しかし、従来の体液濾過器では、in液勢の流路厚O規
制を、濾過層端部と、容器壁あるいは積層する濾過膜と
の間に、バッキング部材尋のスベーナーを、介在させる
ととKよって行っているが、P、4膜が変形し中すいた
め特に血液等の流路厚を薄くすると、流路厚が流路内で
均一とならず、又濾過膜を積層して複数om*勢の流路
とv液流路とを重層するときには、流路間で血液等の流
路厚が不均一となる。 このため、濾過量がばらつき、
*m、血液凝固をおζす。 また、濾過の処理効率を高
めるため、膜面積を増ヤし、流路を重層しても、流路内
および流路間に偏fi(チャンネリング)が生じ、膜面
積の増加にみあう効率の向上が図れない。 さらに、特
に微細多孔膜を濾過膜とし、血液をF遇するときに鉱、
このチャンネリングにより、膜間でのJllL球の損傷
が生じる。
このような実状に鑑み、本I!it明者は、先に、濾過
膜を、多数の突部を表面に配置し死体液流路規制板で支
持する旨の提案を行っている。 このような体[濾過@
によれば、−過膜の変形が防止され、東部と突部との間
隔において所望の流路厚O血液等の流路が確保でき、所
望の濾過量が得られ、しかもその際のばらつきも小さい
しかし、このような体液流路規制板を用いる場合も、%
に微細多孔膜を用−る場、合、溶血等の血球の損傷が大
きい。 血球の損傷を少なくするためには、流路厚を厚
くすればよいが、血球の損傷量を実用上満足できるはど
小さくしようとすると、濾過量が不十分となってしまい
、又濾過効率の低下をきたしてしまう。
1 発明の目的 本発明はこのような実状に鑑みなされたものであって、
その第1の目的は上記のような先の提案に係る突部を有
する体液流路規制板を改良して、チャンネリングの発生
を減少し、濾過効率がより高一体液濾過器を提供するに
ある。 また、その第2の目的は、特に血液を濾過する
場合、濾過量を多くとる場合も、血球の損傷量が少々い
体液濾過器を提供することにある。
本発明者らは、このような目的につき鋭意研究を行なっ
たところ、チャンネリングの発生量が、突部の寸法およ
び間隔に依存していることを見出し、更に研究の結果、
チャンネリング発生をきわめて少なくする突部の最適寸
法と最適間隔を見出し、本発明をなすに至ったものであ
る。 すなわち本発明状、平板状の微細多孔膜または限
外濾過膜からなる体液の濾過膜と、当該濾過膜の一方の
面に設けられて、表面に一定の間隔で凸部を形成した合
成樹脂製の体液流路規制板と、当該濾過膜の他方の面に
設けられて、F液流路を形成するp液流路形成板とから
なシ、これらを体液流入口と体tlLrIL出口とp液
流出口とを有するハウジング内に収納し、上記体液流入
口から導入される体液が上記−過膜と上記体液流路規制
板との間隙を過ってP箪を分離したのち上記体液流出口
に至る体液経路と、上記濾過膜て分離された当l*ろ液
が上記Fil流路形成板を通ってF液流出口に至るF液
経路とをそれぞれ形成してなる体液F:iM器において
、上記突部の高さから濾過膜の厚さを差引いた値を50
〜250μとし、しかも上記突部の間隔を100〜!、
600μとし九ことを特徴とする体ip濾過器ある。
また、このような本発明の実施態様に訃いては、上記の
目的をよシ一層有効に実現する構成を提供することを主
たる目的とする。
本発明の実施m様には以下のものがある。
1)突部底部の面積の平方根を、突起間隔で除した値が
、0.3ないしlである本発明の体液濾過器。
++)突部底部の面積が、突部頂大部の面積と勢しいか
ま九はそれよシ大きい本発明または上記1)に記載の体
液濾過器。
111)突部のヤング率が1.0X10’ないし2X1
0”dyn /−であシ、シかも突部のショアーAii
!度が20々いし100である木兄BAまたは上記1)
もしくは上記1i)に記載の体液濾過器。
lv) 突部が血液流路規制板の片面または両面に形成
されている本発明また蝶上記1)ないし111)のいず
れかに記載の体液濾過器。
V)  濾過膜が0.05〜1μの平均細孔径を有する
微細多孔層からなる木兄BAまたは上記i)ないしIV
)のいずれかに記載の体液F1a器。  v1)2枚の
濾過膜間に、両面に突部を形成した体液流路規制板を挿
入し、体液とp液が混合しないように当#2枚の濾過膜
間をシールし、これを網目状または多孔体のF液流路形
成板を介して積層してなる本発明または上記1)ないし
■)の体液−過器。
ViD  2枚の濾過膜間に、網目状または多孔体のp
液流路形成板を挿入し、体液と炉液が混合しなる本発明
または上記1)ないしvl)の体液濾過器。
Vll+ )ハウジングを構成する上下2枚の板状体の
少なくとも一方を摺動可能とし、当#2枚の板状体間に
濾過膜、体v1.流路規制板およびP液流路形成板を収
納し、崩該2枚の板状体間を上下から抑圧可能とした木
兄8Aまたは上記1)ないしvll)のいずれかに記載
の体液濾過器。
■ 発明の具体的構成 以下本発明を実施例に従い詳細に説明する。
第1図〜第3図には本発明の実施例が示される。
第1図において、本発明の体液濾過器は、ハウジング1
を具える。 図示の例において、ハウジングlは、体液
流入口11を有する側板101と、体液流出口12を有
する側板102と、Fl[流出口151を有する側板1
03と、V液流出口152を有する側板104と、上板
105と、下板106とから構成される。
側板101〜104、上板105、下板106は、それ
ぞれ、硬質プラスチック等から矩形状に形成され、側板
101〜104を角筒状に組み立て、上板105と下板
106とをその上面および下面に配し、内部を気密に保
持できるようにされる0 そして、側板101〜104
それぞれには、面の#普は中央部に透孔が形成され、こ
れに体液流入口11、体液流出口12、F液流出口15
1,152が付されている0 このようなハウジング1内には、Pma2、体液流路規
制板s、r*流路形成板4が積層されて収納されている
この場合、濾過M2は、平膜状の限外P:A換または微
細多孔膜である。
限外濾過膜としては、30〜100A程度以上O血球成
分やたん白質等を諌止するものであればよい。 また、
微細多孔膜としては、細孔径1fi徊度以下で、血球成
分と血しよう成分を効率よく分離できるものであればよ
い。
ただ、本発明に従い、血球の損傷がより顕著に減少する
という点では、P:A膜は、0.05〜1μ程toe紙
多孔膜であることが効果的である。 このような微細多
孔膜として、セルロースブチレート、酢識セルロース等
のセルロースやニトロセル党−スなどのセルロース誘尋
体のエステル、アルいはボリカーボネー) 、PMMA
 、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
スル7オ/、PVA等の合成樹NZ展であって、一般に
、30〜200声、8度の厚さをもち、公知のいわゆる
相分離法、抽出法、砥伸法、荷電粒子照射法等によって
、微細孔を設けたものは、いずれも好適である。
体11流路規制板3は、V過量2との閣で血液等O体液
の流路を形成するものであり、合成樹脂からな夛、11
12111に示されるように、平板状をなし、多数O央
部35がその表面に形成されている。
この場合、突部35絋、その片面にのみ形成されていて
も、を九両画に形成されていてもよく、その板厚は、突
部を除いて、500〜2,000声程度とされる。
体液流路規制板3に形成された突部35の寸法、配置等
には以下の制限がある。
まず、第3図を参照して説明するならば、突部35の高
さbは、50〜250μである。 このように、突部の
寸法として、高さhを規制するのは以下の理由による。
すなわち、体液流路規制板3は、通常、弾性を有する合
成樹脂から形成し、P過器を押圧して体液流路厚を狭め
ることができ、また抑圧を弛緩させて、流路が可逆的に
復元されるようにすることが好ましい。 従って、押圧
によって、流路厚を変化させるものであるが、非押圧時
の高さht−規制すれば、流路厚は容易に1tiIIl
できる。
本発明では、このように、高さhが50〜250μの範
囲にあるものである。 高さhが50μよシ小さくなる
と、突部35の製造自体が困難となシ、突部高りがばら
ついてしまったシ、流路厚をN直よく調節することが難
しくなったルする他、チャンネリング量が増大し、血球
損傷が避に太きくなシ、あるいはlXm積にみあうV過
量が得られなくなシ、濾過効率が低下する等の不都合が
生じる。
また、hが150μを超えると、押圧して体液流路厚を
狭めようとすると流路厚の誤差を生じやすくなる。 ま
た、チャンネリング量が増大し、血液損傷が大きくなっ
てしまう上、−過量も低下し、テ過効率も低くなる。
また、突s35の間隔、よシ詳細には、突部頂部の中心
の間隔(383図茗示d)Fi、100〜L5・OO声
である。
間隔dが100声未満となると、膜面積が減少し、圧力
損失が増大するため、濾過膜が!!済的に使えなくなる
上、F湯量が低下し、また、血液をFAするとき、血球
損傷が太きくなる。 これに対し間隔dが!、500声
を超えると、2通膜の変形量が大きくなjo、fij!
−厚がばらつき、またチャンネリング量が増大し、F:
A量を多くすると血球損傷がJ[lIとなる。
さらに1突部底藝の形状は、円錐、角錐、円柱、角柱等
種々の形状であってよいが、その底部面積の平方根を、
上記の突部の間隔dで除した値轢、0.3〜lであるこ
とが好ましい。 このようにすることによシ、一定圧力
損失での抑圧下のV過量は増大し、そのときの血球損傷
量もよシ一層減少する。
また、突部底sO面積は、突部頂SOW積と等しいか、
あるいはそれよシ大きいことが好ましい0突部頂5oi
isiを突部底部のそれより大とするときKFi、その
製造が難しくなる他、抑圧時OR路厚が不均一となシや
すいからである。
加えて、突s35は上記のように弾性をもつことが好ま
しいが、突部のヤング率、すなわち通常、体液流路規制
板3全体のヤング率は、lXl0なないし2 X 10
” dyn/’s より好ましくatxxO@ないし2
 X I Qlod)’n /cjであることが好まし
い0また、突s35、すなわち体液流路規制板3のショ
アーh*lnz 20ないし100でおることが好まし
い。
このようなりフグ率およびショアーA11I度をもつ合
成amとしてLl例えば低密度ポリエチレン、シリコー
ンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタ
ジェンゴム(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン(
PTFE)、エチレン酢酸ビニル^重合体樹脂(EVA
)等がある。
このようなりフグ率および表面硬度範囲においては、ヤ
ング率およびショアーム硬度が、lXl0’d7n/a
jおよび20未満のときと比較して、濾過膜を支持して
、その変形を防止する機能が向上し、また2 X 10
”d7n/Cj、100よシ大(例えばボリグ四ピレン
など)のときと比較して、抑圧にょる突部の弾性変形は
よシ容易となり、濾過量を多くとることができる。 こ
れに対し、柔軟すぎる材質であると、濾過膜の変形応力
に抗しきれず、硬すぎると押圧によ〕流路厚が変化しな
いことがある。
なお、体液流路規制板3は、第2図勢に示されるように
両面に凸部35が形成されておらず、片面のみに突部3
5が形成されていてもよい。 また、両面に突部を設け
る場合、その内部には、硬質の板状体が補強用に挿入さ
れていてもよい。
さらに、体液流路規制板3と、上述の濾過膜2および後
述のF液流路形成板4との積層のしかたには、上述した
先の提案で開示したように、種々の態様があシ、例えば
体液流路規制板3の端部には、積層にあたシ、バッキン
グ部材として機能する部分が形成されていてもよいO Pg流路形成板4は、図示の例では、網目状に、スクリ
ーンメツシュ等から形成され、概ね目開き80〜500
μ、また層厚80〜1.200μ程度とされる。 そし
て、このF液流路形成板4によシ、濾過Jl!I2を通
して濾過され九P1fLの流路厚が決定されるものであ
る。 この場合、目開きが小さすぎると、流路抵抗が大
きくな9、F液が流れにくくなり、逆に大きすぎると、
濾過膜が変形して、チャンネリングを生じ、溶血凝固を
生じる0 又、Fil流路形成板4は、網目状の他、上
記と同等の細孔をもつ多孔体とすることもできる。
なお、先の提案において図示したように、このP′WL
流路形成板4には、必要に応じ、その端部に、以上詳述
したよりな濾過膜2、体液流路規制板3、F液流路形成
板4紘、濾過膜2の一方の面に体液流路規制板3を、ま
た他方の面にF液流路形成板4を接触させ、これを前記
ハウジング1内に収納する。 この場合、通常は、膜面
積を高めるため、V過jK2を被数枚積層し、各濾過[
12のそれぞれの面が体ta路規制板3とP液流路形成
板4とに!!するようKして、収納される。
ハウジングl内にこれらを収納する場合、血液等の体液
とF液との混合を(ロ)避するように、ハウジングlの
体液流入口11から導入される体液が、濾過、112と
体液流路規制板3との間隙を通って、P液を分離したの
ち、体液流出口12に至る体液経路と、濾過膜2で分離
されたF液がF液流路形成板4を通ってV液流出口15
1.152に至るろ液経路が形成される仁とが重要であ
る。
、このように構成するに鉱極々am様があル、そのIf
4は、上記した先の提案においても開示したとおりであ
る。
ただ、その構造がよ〕簡易となるという点で線、例えば
第1図、第2図に示されるように、体液流路規制板30
両面に上記のとおシ突部35を形成し、これを2枚の濾
過膜2.2間に挿入し、体液とV液が混合しないように
2枚の濾過1[2,2の例えtfF液流出口151,1
5211端部間をシールし、これを例えば網目状のν液
流路形成板4を介して積層し、さらに積層体の綾部およ
び体液流出口および流入口151.152@端面を、例
えば接着剤5やシール部材を用いたシ、あるい線熱シー
ル等を施して、シールし、これを上板105、下板10
6と一体化して、ハウジングIP3に収納することが好
ましい。 仁のように構成し九とき、血液等の体液紘体
液流入口11を通シ、濾過膜亀2間の体液流路規制板3
の突部35間隔内を過)、体液流出口に至る。 ま九、
tPtIiLは、rPI液流液流路形管4って、F液流
出口151.152から排出される。
第4図および第5図には、本発明の別の実施例が示され
る。
同図においては、ハウジング1は体液流入口11と体@
に出口12を有し、下端が封止された円筒状のケース1
08と、P液流出口151.152を有する上板109
を0−リング17を介し連結してなシ、このハウジング
1の中に、ν過器2、体液流路規制板3およびF液流路
形成板4が重ね合わせられて収納されている。
この場合には、体液流路規制板3は中はシ両面に突部3
5を有するものである。 そして、スクリーンメツシュ
等からなる網目状あるいは多孔体のF液流路形成板4を
挾装するように、上下2&の濾過膜A2を配し、その周
縁と中央−口%23の周縁をシールし、またp液通過孔
251.252の外周にシール材55を貼付しである。
 そして、この濾過膜2.2の上下には、体液流路規制
板3が配設され、シール材55にて濾過M2.2と一体
的に接合し、これらを図示のように積層して、ハウジン
グ1内に収納している。
このような場合にも、構造はきわめて簡易となる0 ■ 発明の具体的作用効果 本発明の体液ν過器は、人体または血液ないし体液容器
から、例えばポンプ等の作用で、血液、血しよう等の体
液を排出し、これを轟該濾過器内に流入させ、血しよう
分離器、あるいはヂ過型人工腎等として使用される。
との場合、血液等の体液は、体液流入口11から流入し
、濾過膜2と体液流路規制板4との間を通シ、血球成分
ないしたん白質成分等の所定の成分よル小さい分子成分
をもつ血しよう成分をV液として分離し、残液が体液流
出口12を通シ排出され、所望の補液を加え、人体に戻
される。
一方、V液は、F液流路形成板4を通シ、炉液排出口か
ら排出され、廃棄されるか、浄化し、補液として返還さ
れる。
このような使用に際して、平板状の濾過[12の面直角
方向に、コイルバネ、ネジ等によ)押圧力を加え、その
体液流路の圧力搗失を所望のごとく調節して使用するこ
とが好ましい。
本発明によれば、濾過M2と、多数の突部35を有する
体液流路規制板3を重ね合わせて、体液流路を形成する
ことによシ、濾過膜2の変形はきわめて少なくな夛、突
部35の間隙において体液の均一な流路が形成される。
 また、押圧力を変えることにより、体液流路の厚さ社
可変となシ、これ拡圧力損失を指標として、数十ミクロ
ンのオーダーで精密に制御することができる。
そして、突部35の寸法と配列を所定のように規制する
結果、チャンネリングが格段と減少し、濾過量が格段と
増加し、膜面積にみあう沖過量がえられ、濾過効率は格
段と向上する0 しかも、血液−過において、溶血等の
血球損傷が格段と少なくなシ、そのとき、濾過効率ない
し膜剤率はきわめて高い。
この場合、上記実施態様1)またはiI)に従い、突部
底部の寸法と突部間隔との比や、突部の形状を所定のと
おル規制すれに1このような効果はさらにすぐれ友もの
となる。
また、上記実施態様111)に従い、突部のヤング率お
よび表III硬度を所定の範囲とすれば、体液流路厚の
変更はよシ精密に行うことができる。
さらに、上記実施態様1v)に従い、濾過膜の平均細孔
径が0.05〜1μであるときには、このような効果は
よシーN顕著となる。
また、上記実施態様111)におけるように、体液流路
規制板3は、突部を片面または両面のいずれに形成され
ていてもよいが、その両面に突部が形成されたものを用
い、上記実施態様Vl)またはVll)に従い、2枚の
濾過M2間に体液流路規制板3またはF液流路形成板を
挾装して積層すれは、構造がきわめて簡易となシ、取シ
扱いが容易となる。
さらに、上記実kA態様V用)K従い、積層物を自在に
押圧すれは、圧力損失を指標として、簡易な制御システ
ムで、流路厚の変更を行うことができる0 本発明者らは、本発明の効果を確認するため種々実験を
行った。 以下にその1例を示す。
実験例 111g4図および第5図に示されるような装置におい
て、濾過膜として、平均細孔径0.45μで、表1に示
されるような膜厚をもつセルロースアセテート製微細多
孔Mt−用い、また、体液流路規制板として、厚さ0.
7諺の低密度ポリエチレン(ヤング率2 X 10’ 
dyn/cIlsショアーA硬度64)製で表1に示さ
れるような高さb、間adおよび4/d(Sは凸部底部
断面積)の凸部をもつものを用い、本発明の体液濾過器
A1〜10と比較用の濾過器A11〜18を作製した。
また、参考のために、体液流路規制板を、リング状の表
1に示される厚さのものにかえ、濾過器ム19〜24を
作製し丸。
これら濾過器AX〜24につき、表2に示される条件に
て、血液を流し、その際濾過器を押圧して、表2に示さ
れる圧力損失PD (mmHg )とし、そのときの計
算流路厚bCa+〕、実御」V過量Q F(2)〔1分
〕、実測血しよう遊離ヘモグロビン魚(V′dAlおよ
び膜効率を求めた。
この場合、計算流路*bは、下記式から求めた。
b”312QB ・fi ・Lt PD−@ −gにζ
に、QBは血流量C11分〕、μは血液粘度、瓢は血液
流路長(a+)、gcは重力係数(5I/set” )
である。
また、血しよう遊離へモグpビン量は、コントロールを
0として、その差として表記した0さらに、膜効率は、
実測の濾過量Qr(2)(m/分〕と、下記計算値とし
ての濾過量QF(1)との比から求めた。
QF(1) = I X (?)’X a X Lt 
= 6Qn/ab” ここに、I、Jは用いるp過膜によって実験的に決定す
る係数であ夛、I = 1.4 X 10−’、J =
 0.8である0 また、tは血液流路長〔国〕である
第1表に示される結果から本発明の効果が明らかである
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示す図であシ、
このうち第1図が分解斜視図、第2図が第1図の拡大分
解斜視図である。 第3図紘本発明の詳細な説明するた
めの端面図である。 第4図および第5図線本発明の他
の実施例を示す図であル、このうち第4図が分解斜視図
、第5図が断面図である。 1・・・ハウジング、11・・・体液流入口、12・・
・体液流出口、151.152・・・p過流出口、2・
・・V過膜、3・・・体液流路規制板、35・・・突部
、4・・・Ftfi路形成板 形成板願人   テルモ株式会社 代理人  弁理士 石 井 陽 − 牙2図 り 牙8図 牙4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平板状の微細多孔膜または限外濾過膜からなる体液
    のF’J換と、当該濾過膜の一方の面に設けられ【、表
    Wk一定の間隔で突部を形成した合成樹脂製の体液流路
    規制板と、当該−過膜の他方の藺に設けられて、ろ液流
    路を形成するろ液流路形成板とからなり、これらを体液
    流入口と体液流出口とF液流出口とを有するハウジング
    内に収納し、上記体液流入口から導入される体液が上記
    濾過膜と上記体液流路規制板との間隙を通ってp液を分
    離したのち上記体液流出口に至る体液経路と、上記−過
    膜で分離された当該F液が上記ろ液流路形成板を通って
    ろ液流出口に至るFl’l!経路とをそれぞれ形成して
    なる体液−過器において、上部央部の高さを50〜25
    0 sとし、しかも上記突部の間隔を100−1,80
    0μとしたことを特徴とする体*濾過器。 λ 突部底部の面積の平方根を、突部の間隔で除した値
    が、0.3ないし1である特許請求の範囲第1項に記載
    の体i[濾過器0 3、突部底部の面積が、突部頂部の面積と等しいかまた
    はそれよ多大きい特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載の体液濾過器。 4、突部のヤング率が1.0X10’ないし2X10”
    dyn/cjであ夛、しかも突部のショアーA硬度が2
    0ないし100である特許請求の範囲第1項ないしjI
    3項のいずれかに記載の体液濾過器05、央部が体液流
    路規制板の片W1または両面に形成されている特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の体液f過
    器。 6、  濾過膜が0.05〜1μの平均細孔径を有する
    微細多孔膜からなる特許請求の範囲第1項ないし第5項
    のいずれかに記載の体液濾過器07.2秋opag間に
    、両面に突部を形成し死体液流路規制板を挿入し、体液
    とPliが混合しないように尚該2枚のF−A膜間をシ
    ールし、これを網目状また拡多孔体のFt流路形成板を
    介して積層してなる特許請求の範囲第1項ないし第6項
    に記載の体液−過器。 & 2枚の一過膜間k、網目状または多孔体のV液流路
    形成板を挿入し、体液とF液が混合しないよ5に当m2
    枚の一過膜間をシールし、これを両面に央部を形成した
    体液流路規制板を介して積層してなる芳許請求の範囲第
    1項ないし第6項記゛載の体液FM器。 張 ハウジングを構成する上下2枚の板状体の少なくと
    も一方な摺動可能とし、当#2枚の板状体間KP濾過膜
    体液流路規制板およびp液流路形成板を収納し、当該2
    枚の板状体間を上下から抑圧可能とした特許請求の範囲
    第1項ないし第8項のいずれかに′記載の体液−過器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01224016A (ja) * 1988-03-03 1989-09-07 Terumo Corp 白血球分離器
JPH04126728U (ja) * 1991-05-03 1992-11-18 日東電工株式会社 積層式流体分離装置

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