JPS5825897B2 - クウキアツシユク ４ サイクルオウフクピストンナイネンキカン - Google Patents

クウキアツシユク ４ サイクルオウフクピストンナイネンキカン

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JPS5825897B2
JPS5825897B2 JP48138216A JP13821673A JPS5825897B2 JP S5825897 B2 JPS5825897 B2 JP S5825897B2 JP 48138216 A JP48138216 A JP 48138216A JP 13821673 A JP13821673 A JP 13821673A JP S5825897 B2 JPS5825897 B2 JP S5825897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、継手を収容する継手ノ・シリンダを介して伝
動装置を収容する伝動装置ハウジングが結合されている
、自動車における駆動内燃機関としての空気圧縮４サイ
クル往復ピストン内燃機関（以下単に内燃機関と称する
）に関する。
周知のようにこのような内燃機関では、往復運動または
回転する質量にようひき起される慣性力またはトルクの
ため振動が生じ、クランク軸またはシリンダを介して内
燃機関全体に作用する。
これらの慣性力またはトルクはできるだけ相殺するか小
さくする必要がある。
非対称なりランク軸をもつ内燃機関特に５シリンダ直列
内燃機関では、特別な問題が生ずる。
なぜならば、この場合かなりの費用をかけないと相殺で
きない慣性力またはトルクが、たとえば４および６シリ
ンダ直列内燃機関に釦けるより多くの危険な振動を生ず
るからである。
本発明の課題は、容認できる費用で、内燃機関、継手お
よび伝動装置にとって危険な振動が生じないようにする
ことにある。
この課題を解決するため本発明によれば、内燃機関、継
手ハウジング釦よび伝動装置ハウジングの質量の総和の
質量をもつ振動系の固有振動数を、内燃機関の振動質量
により生ずる二次モーメントによって励振される振動数
より高くするため、伝動装置ハウジングがほぼ箱状をな
し、かつその長さの少なくとも半分にわたって伝動装置
ハウジングの縦軸線に対し傾斜して継手ハウジングの方
へ上昇する土壁を含み、継手ハウジングが伝動装置ハウ
ジングの土壁に続くほぼ同じ傾斜の土壁を含み、この傾
斜角か約２０ であり、内燃機関の油受けがその底面の
両側にひれをもち、これらのひれが結合フランジから離
れるに従って狭くなっており、それにより内燃機関と継
手ハウジングとの結合部釦よび継手ハウジングと伝動装
置ハウジングとの結合部における剛性が高められている
。
５シリンダ内燃機関に釦いて生ずるすべての危険な励振
振動は、従来のように回転する付加質量により慣性力ま
たはトルクを相殺することによって抑制するのではなく
、本発明によれば、内燃機関、継手ハウジングおよび伝
動装置ハウジングからなる振動系の固有振動数を常に励
振振動数より高くシ、シたがって共振がかこらないよう
にすることによって抑制する。
この場合本発明は、内燃機関と継手ハウジングとの結合
部および継手ハウジングと伝動装置ハウジングとの結合
部に補強部を形成することにより剛性を大きくして、固
有振動数を充分高くすることを教示する。
すなわち内燃機関、継手ハウジングおよび伝動装置ハウ
ジングは、それぞれそれ自体では充分な剛性をもってい
るが、これらの部分からなる振動系では、その結合部の
剛性が問題となる。
本発明により結合部に設けられている補強部は、前記の
振動系において内燃機関、継手ハウジングおよび伝動装
置バウシングの質量間にあるばね定数の大きいばねのよ
うに作用する。
したがってこれら結合部は荷重を受けてもほとんど変形
せず、これらの部分はほぼ一体の振動系を形成する。
本発明による補強部は、次のようにして従来のやシ方に
よるすべての危険な振動の相殺より著しく少女い費用で
形成することができる。
１ず剛性したがって固有振動数を高める補強部の有効な
構成として、大体において箱状の伝動装置ハウジングの
土壁の全長あるいは一部が、継手ハウジングの方へ向か
って上昇して伝動装置ハウジングの縦軸線に対し傾斜す
るように構成され、継手ハウジングの土壁がほぼ同じ傾
斜で伝動装置ハウジングの土壁に続いている。
これによシ伝動装置ハウジングと継手ハウジングとの間
における力の流れが段差や屈曲なしに連続して行なわれ
、したがって伝動装置ハウジングと継手ハウジングとの
剛性的な結合が行なわれる。
伝動装置ハウジング督よび継手ハウジングの土壁が縦軸
線となす傾斜角は、約２０°であるのが有利である。
この大きさの傾斜角では、土壁は縦方向にかいてもなお
剛性をもち、他方補強のためにわずかな場所しか必要と
しない。
一方内燃機関と継手・・ウジングとの結合部では、内燃
機関の高さが継手ハウジングの高さよりかな９大きいの
で、それらの土壁は結合部で不連続となり、別の補強策
をとる必要がある。
本発明は、内燃機関の油受けの下方には利用可能な空間
が残っていることに着目して、油受けの各側面に近い底
面範囲にひれを形成し、結合フランジから離れるに従っ
てこれらのひれが狭くなるようにしている。
これにより油受けしたがって内燃機関と継手・・ウジン
グとの結合部が著しく補強される。
油受けのひれは、結合フランジの範囲において、狭くな
って１つのひれとなるそれぞれ１つのひれ格子を形成す
ることができる。
こうして結合フランジの受ける力は、縦方向へ連続的に
ひれを介して油受けへ伝達される。
機関−伝動装置ブロックのそれ以外の補強、したがって
その固有振動数の増大は、内燃機関と継手ハウジングと
の間にさらに中間ハウジングを設け、少なくとも内燃機
関に隣接する端面にひれを形成し、このひれを格子状あ
るいは蜂の巣状に構成することによって、可能となる。
本発明によるこの手段により、油受けの結合部したがっ
て継手ハウジングと中間ハウジングをもつ内燃機関が著
しく補強される。
それにより剛性をさらに増大して振動系の固有振動数を
いっそう高くすることができるので、危険な励振振動数
に対して一層大きく離れた固有振動数を得るか、あるい
は継手ハウジングと伝動装置・・ウジングの結合部を、
固有振動数を低下しない場合より少し弱く構成すること
ができる。
油受けのひれは、接続フランジの範囲において、狭くな
って１つのひれとなるそれぞれ１つのひれ格子を形成す
ることができる。
こうして接続フランジの受ける力は、縦方向へ連続的に
ひれを介して油受けへ伝達される。
機関−伝動装置ブロックのそれ以上の補強、したがって
その固有振動数の増大は、内燃機関と継手ハウジングと
の間に存在する中間ハウジングが少なくとも局面にひれ
を備え、このひれが格子状あるいは蜂の巣状に構成され
ていることによって可能となる。
図面について本発明の詳細な説明する。
第１図の内燃機関１は、大体においてシリンダヘッドハ
ウジング２、シリンダハウジング３、油受けの上部４お
よび下部５からなる。
シリンダハウジング３中には、概略的に示すように、１
列に並んだ５つのシリンダ６が設けられている。
内燃機関１の端面には、中間・・シリンダ７を介して継
手ハウジング８および伝動装置・・シリンダ９がそれぞ
れフランジ結合されている。
内燃機関１により駆動される図示しない自動車の駆動軸
１０は、伝動装置ハウジング９および継手ハウジング８
の縦軸線１１に沿って伝動装置ノ・シリンダ９から出て
いる。
この縦軸線１１は、同時にシリンダハウジング３と油受
は上部４との分離面１２内にある。
内燃機関１、継手ハウジング８および伝動装置ハウジン
グ９は、自動車内において、内燃機関１の重心の近くで
この機関の側方にあるそれぞれ１つの支持体１３と、駆
動軸１０の伝動装置・・シリンダ９からの出口の近くに
ある支持体１４とにより支持されている。
第２図に拡大寸法で示した伝動装置・・シリンダ９にお
いてよくわかるように、伝動装置ノ・シリンダ９の上壁
１５は剛性を高める補強部として、その長さの一部を縦
軸線１１に対して傾斜するように構成され、しかも第１
図に示すように、伝動装置ハウジング９の左にある継手
・・シリンダ８の方へ上昇するように構成されている。
この上壁１５は、伝動装置ハウジング９の長さの約５分
の４の区間にわたってだけ傾斜し、縦軸線１１に対して
平行な部分１６へ小さい丸みで移行している。
縦軸線１１に対する上壁１５の傾斜角は約２０ である
。
第３図に示す継手・・シリンダ８では、その上壁１７が
剛性を高める補強部として、その全長にわたシ伝動装置
・・シリンダ９の上壁１５と同じ傾斜角で、縦軸線１１
に対して約２０ 傾斜している。
その際上壁１５釦よび１７は１つの面内にあるので、こ
れらの結合により特に好ましい力の流れが生ずる。
もちろん、第３図に示すように付加的なひれをハウジン
グと一体に形成して、剛性をさらに高めることもできる
。
第１図むよび第４図かられかるように油受は上部４は、
フランジ１８により中間ハウジング７を介して継手ハウ
ジング８と結合されている。
フランジ１８したがって油受は上部４と継手ハウジング
８との結合部を補強して剛性を高めるために、中間ハウ
ジング７へ結合される範囲における油受は上部４の下面
を示す第４図にかいて、油受は上部４の側面にひれ１９
が設けられている。
これらのひれ１９は、フランジ１８の近くに、第５図か
らよくわかるように格子を形成するので、フランジ１８
から大きい力を伝達することができる。
これらの力は連続的に油受は上部４に分布され、その際
格子はフランジ１８から離れるに従って狭くなっている
。
さらに油受は上部４を補強するために、その下面に釦い
て側面に近い範囲にそれぞれひれ２０が設けられ、フラ
ンジ１８から離れるに従って狭くなシ、それによシカを
連続的にフランジ１８から油受は上部４へ伝達すること
ができる。
第６図および第６Ａ図から、中間ハウジング７の周面が
、その一方の端面にある多数の凹所の側壁により形成さ
れるひれ２１を備えていることがよくわかる。
これらのひれ２１は中間・・シリンダ７の貫通孔２２の
周辺の範囲にも設けられているので、この範囲でも中間
ハウジング７は非常に高い剛性をもつように構成されて
いる。
本発明は前述した特許請求の範囲に記載されている特徴
を有するものであるが、その実施態様を例示すると次の
通りである。
１）ひれが結合フランジの範囲内で格子を形成している
。
２）ひれが格子状である。
３）ひれが蜂の巣状に形成されている。
【図面の簡単な説明】
第１図は中間ハウジング、継手ハウジング釦よび伝動装
置ハウジングをもつ４サイクル往復ピストン内燃機関の
概略側面図、第２図は伝動装置・・シリンダの縦断面図
、第３図は継手・・シリンダの縦断面図、第４図は継手
ノ・シリンダへ結合される範囲にかける油受は上部の一
部分の下面図、第５図は第４図による油受は上部の■−
■線に沿う断面図、第６図は中間ノ・シリンダの正面図
、第６Ａ図は第６図のＶＩＡ −ＶＩＡ線に沿う断面図
である。 １・・・内燃機関、７・・・中間・・シリンダ、８・・
・継手・・シリンダ、９・・・伝動装置・・シリンダ、
１８・・・接続フランジ、 １９゜ ２０゜ ２１・・・補強部（ひれ）。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １４サイクル往復ピストン内燃機関に、継手を収容する
    継手ハウジングを介して、伝動装置を収容する伝動装置
    ハウジングがフランジ結合されているものにおいて、内
    燃機関、継手ハウジングおよび伝動装置ハウジングの質
    量の総和の質量をもつ振動系の固有振動数を、内燃機関
    の振動質量によシ生ずる二次モーメントによって励振さ
    れる振動数よシ高くするため、伝動装置ノ・シリンダが
    ほぼ箱状をなし、かつその長さの少なくとも半分にわた
    って伝動装置・・シリンダの縦軸線に対し傾斜して継手
    ハウジングの方へ上昇する土壁を含み、継手ハウジング
    が伝動装置ハウジングの土壁に続くほぼ同じ傾斜の土壁
    を含み、この傾斜角が約２０ であり、内燃機関の油受
    けがその底面の両側にひれをもち、これらのひれが結合
    フランジから離れるに従って狭くなっており、それによ
    り内燃機関と継手ハウジングとの結合部および継手ハウ
    ジングと伝動装置ハウジングとの結合部にかける剛性が
    高められていることを特徴とする、空気圧縮４サイクル
    往復ピストン内燃機関。
JP48138216A 1972-12-13 1973-12-13 クウキアツシユク ４ サイクルオウフクピストンナイネンキカン Expired JPS5825897B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

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DE2260798A DE2260798A1 (de) 1972-12-13 1972-12-13 Luftverdichtende viertakt-hubkolbenbrennkraftmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS4987904A JPS4987904A (ja) 1974-08-22
JPS5825897B2 true JPS5825897B2 (ja) 1983-05-30

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ID=5864204

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JP48138216A Expired JPS5825897B2 (ja) 1972-12-13 1973-12-13 クウキアツシユク ４ サイクルオウフクピストンナイネンキカン

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US (1) US3942502A (ja)
JP (1) JPS5825897B2 (ja)
DE (1) DE2260798A1 (ja)
FR (1) FR2211046A5 (ja)
GB (1) GB1393050A (ja)
IT (1) IT996437B (ja)

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