JPS5825702Y2 - ケ−ブル冷却管の終端部 - Google Patents

ケ−ブル冷却管の終端部

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Publication number
JPS5825702Y2
JPS5825702Y2 JP14829679U JP14829679U JPS5825702Y2 JP S5825702 Y2 JPS5825702 Y2 JP S5825702Y2 JP 14829679 U JP14829679 U JP 14829679U JP 14829679 U JP14829679 U JP 14829679U JP S5825702 Y2 JPS5825702 Y2 JP S5825702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling pipe
cable
metal
flange
cable cooling
Prior art date
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Expired
Application number
JP14829679U
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English (en)
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JPS5666139U (ja
Inventor
哲夫 井上
宏一 石津
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケーブルが布設されているケーブル管路やト
ラフ(以下両者を含めてトラフという)内に布設される
冷却管に関する。
一般にケーブルが布設されているトラフはケーブルの発
熱のためにトラフ内の温度が上昇する。
このためトラフ内には冷却管が布設されていて。
この冷却管に冷却水を流通させてトラフ内を冷却してい
る。
この冷却管にはプラスチックパイプ外周面に補強用の金
属テープを被覆したものが使用されている。
しかしながら、これらの金属テープを被覆した冷却管は
トラフ内にケーブルに沿って布設するとケーブルの通電
電流によって金属テープに誘起電圧が発生するという問
題が生じる。
この誘起電圧はトラフ内に布設されたケーブルに地絡事
故等が生じた場合にはかなり高圧となるので人体に危険
となる。
また、ケーブルの通電電流によって生じた誘起電圧は水
冷管端部の連結具等に電蝕を発生させる原因となる。
本考案の目的は、前記の問題点を解決するためになされ
たもので、プラスチックパイプに金属テープを被覆した
冷却管をトラフ内にケーブルと共に布設しても誘起電圧
が生じないようにしたケーブル冷却管の終端部を提供す
るにある。
この目的を達成するために本考案はケーブル冷却管終端
部において、その終端部に設けた連結具はケーブル冷却
管の終端を内側から押えるフランジ付受は金具と、該終
端を外側から押え前記金属テープに電気的に接続される
と共に接地されるフランジ付押え金具と、これら両金具
のフランジを連結して前記ケーブル冷却管の終端を締付
ける複数本のボルトと、前記両金具間に介在され両金具
相互を電気的に絶縁する電気絶縁体とからなることを特
徴とする。
以下本考案のケーブル冷却管の終端部の一実施例につい
て図面を参照して説明する。
1は冷却管、2は冷却管1の連結具である。
冷却管1はプラスチックパイプ1aの外周面に金属テー
プ1bが被覆されたものである。
この冷却管1の終端に連結具2は取付けられている。
冷却管1の終端に取付けられた連結具2は受は金具4を
有している。
受は金具4は冷却管1の終端内側に嵌め込まれた先端が
細い外周テーパ状の円筒管4aを有している。
この円筒管4aの一端には複数個のボルト穴を有したフ
ランジ4bが固着されている。
このフランジ4bの端面には中心軸に対して同心にリン
グ状のパツキンミゾが設けられパツキン5が嵌め込まれ
ている。
受は金具4が嵌め込まれた冷却管1の終端外周には押え
金具6が嵌め込まれている。
この押え金具6は冷却管1の外周面に接する部分がテー
パ状に先端が拡がっている円筒管6aを有している。
この円筒管6aには複数個のボルト穴を有したフランジ
6bが固着されている。
フランジ6bの各ボルト穴には電気絶縁体でできた円筒
状のブツシュ6cが嵌め込まれている。
前記両全具4,6のフランジ4bt6bに設けた各対応
するボルト穴にはそれぞれ複数本のボルト7を挿通して
これによりフランジ4b、6b相互を連結し冷却管1の
終端を締付けるようにIよっている。
また押え金具6は冷却管1の金属テープ3とリード線8
によって電気的に接続されている。
更に押え金具6には接地のためのアース線9が接続され
ている。
このような連結具2を有した冷却管1は例えば他の金属
製の冷却管10に連結されている。
冷却管10の先端には固定フランジ11が固着されてい
る。
この固定フランジ11の端面には中心軸に同心に突起1
1aが設けられている。
また、固定フランジ11が固着された冷却管10の外周
にはリング状の遊嵌フランジ12が嵌め込まれている。
この固定フランジ11には接地のためのアース線13が
設けられている。
このような冷却管10と冷却管1は冷却管10の遊嵌フ
ランジ12と冷却管1の受は金具4とをボルトによって
締付けることによって連結されている。
このように連結された冷却管1がトラフ内のケーブルに
沿って布設された場合には、ケーブルに電流が流れても
冷却管1の金属テープ1bはアース線9によって接地さ
れているので誘起電圧が発生しない。
また、ケーブルに地絡事故等が発生して金属テープ3に
高圧の誘起電圧が発生しても冷却管1は、終端部の連結
具2のブツシュ6cによって絶縁され、またアース線9
によって接地されているので、連結されている他の冷却
管10に影響を与えることはない。
尚、上記実施例では連結具の電気絶縁体として押え金具
のボルト穴に絶縁ブツシュを挿入したが。
金具の各ボルト穴に絶縁ブツシュを挿入しても同様の効
果が得られる。
また、上記実施例では連結具の電気絶縁体として絶縁ブ
ツシュを使用したが、押え金具と受は金具を連結するボ
ルトの材質全部又は外表面のみが電気絶縁体であっても
同様の効果が得られる。
要は前記受は金具と押え金具間に電気絶縁体を介在させ
両金具相互を電気的に絶縁すればよく、前記両全具を連
結するボルトの材質全部を電気絶縁材料で形成した場合
には該ボルトが前記両金具相互を電気的に絶縁する電気
絶縁体を兼ねることになる。
以上説明したように本考案のケーブル冷却管の終端部は
、連結具に電気絶縁体及びアース線が用いられているの
でケーブルの地絡事故等によって犬さな誘起電圧が発生
してもアース線によって接地されているので人体に危険
を与え1..1′いし、また連結された他の冷却管には
影響を与えない。
更にケーブルに流れている通常の電流では誘起電圧が発
生しないので連結具等の金具に電蝕を発生させることが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル冷却管の終端部の一実施例を
示す一部省略断面図である。 1・・・・・・冷却管、1a・・・・・・プラスチック
パイプ。 1b・・・・・・金属テープ、2・・・・・・連結具、
4・・・・・・受は金具、4b・・・・・・フランジ、
6・・・・・・押え金具、6b・・・・・・フランジ、
6c・・・・・・ブツシュ、7・・・・・・ボルト8・
・・・・・リード線、9・・・・・・アース線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチックパイプに金属テープを被覆したケーブル冷
    却管の端部に連結具を具備したケーブル冷却管の終端部
    において、前記連結具はケーブル冷却管の終端を内側か
    ら押えるフランジ付受は金具と、該終端を外側から押え
    前記金属テープに電気的に接続されると共に接地される
    フランジ付押え金具と、これら両金具のフランジを連結
    して前記ケーブル冷却管の終端を締付ける複数本のボル
    トと、前記両金具間に介在され両金具相互を電気的に絶
    縁する電気絶縁体とからなることを特徴とするケーブル
    冷却管の終端部。
JP14829679U 1979-10-26 1979-10-26 ケ−ブル冷却管の終端部 Expired JPS5825702Y2 (ja)

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JP14829679U JPS5825702Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 ケ−ブル冷却管の終端部

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JP14829679U JPS5825702Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 ケ−ブル冷却管の終端部

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JPS5666139U JPS5666139U (ja) 1981-06-02
JPS5825702Y2 true JPS5825702Y2 (ja) 1983-06-02

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JP14829679U Expired JPS5825702Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 ケ−ブル冷却管の終端部

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6941270B2 (ja) * 2017-01-30 2021-09-29 住友電気工業株式会社 流体封止装置、及び電力ケーブル線路

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JPS5666139U (ja) 1981-06-02

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