JPS5824320A - ガス洗浄塔 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス洗浄塔に係り、さらに詳しくは塔内に洗
浄液の散布手段を備えたガス洗浄塔に関する。

ガス洗浄塔は、例えば空気調和された室内からυト出さ
れるガスの清浄化の目的のために用いられるが、従来の
この種の洗浄塔は、第１図に示すように、塔本体１内の
下方に設けられた受水槽８と、その上方に順次設けられ
た洗浄層５（充填物層）、散水装置６．およびデミスタ
７とから主として構成される。洗浄層５下部の塔側壁に
は空気吸入口２が開口し、空気取入口２の空気側上流に
は送風器３が設置され、この送風器３の吸入口には空気
調和室からの排気ダクト４が接続されている。さらに受
水槽８は、洗浄液循環ポンプ９、搬送管１０を介して散
水装置６に接続されている。このように構成されたガス
洗浄塔ｌにおいて、空調された室内から排気ダクトを通
ってきた排気ＡＨ１送風器３を経て空気取入口２からガ
ス洗浄塔ｌ内に流入する。その後、排気Ａは、洗浄層５
で散水装置６から散水された洗浄液と向流接し、ガス中
の可溶性成分が液に吸収される。その後、デミスタ７で
ミストを除去されたガスは塔頂から外気に放出される。

しかし、このような従来のガス洗浄塔においては、洗浄
液が排気Ａと接触する際、洗浄液の温度が排気Ａのｌす
球温度まで冷却されるにもかかわらず、その淋回収は全
く行々われていなかった。

本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、塔内に
おいて散布される洗浄液の熱エネルギを有効に回収する
ことができるガス洗浄塔を提供することにある。

上記目的を達成するため、本発明は、塔上部から洗浄液
を散布するガス洗浄塔において、洗浄液とガスの接触部
に熱交換器を設け、熱回収するようにしたことを特徴と
する。さらに典型的には、本発明は、ガス洗浄塔の散水
装置の下部に熱交換ｄ診を設け、熱交換器の管外面でガ
ス洗浄を行なわせると同時に、熱交換器の管内部を流れ
る流体と洗４）液との間で熱交換させるように構成した
ものである。

以下、本発明を第２図に示す実施例によりさらに詳細に
説明する。

第２図において、第１図の従来例と異なるところは、ガ
ス洗浄塔ｌ内の散水装置６の下部に液液熱交換器２］を
設置したことである。この液液熱交換器２１は多管式熱
交換仝で水循環ポンプ２２、水搬送管２３を介し冷却コ
イル２４に接続されている。このような構成において、
散水装置６から散水された洗浄液は液液熱交換器２１の
管外壁に沿って流下する間にガス内の可溶成分を吸収す
ると同時に冷却される。例えば乾球温度２６℃、５０％
ＲＨで室内から排出されたガスは湿球温度１８．７℃で
あるため、洗浄液はガス洗浄により約２０℃まで冷却さ
れる。冷却された洗浄液は熱交換器２１の管群外面に沿
って流下する間に熱交換器内の循疎水と熱交換し、受水
槽８に落下する。

その後、洗浄液は循環ポンプ９、洗浄液搬送管１０を通
って散水装置６に戻され、再び塔内に散布される。一方
、液液熱交換器２１で熱交換して２１℃前後に冷却され
た循環水は水搬送管２３および水循環ポンプ２２を介し
、冷却コイル２４に送られる。冷却コイル２４で循環水
は外気Ｂと熱交換した後、管２３を通って再び液液熱交
換器　　　　１゜２１に戻される。なお、外気Ｂはｑ季
３２℃、〜 ６０％ＲＨの場合、冷却コイルで２６℃まで予冷された
後、空調機に送られる。

本実施例によれば、ガス洗浄を行うと同時に従来企てら
れていた熱を回収することができ、例えばこの回収冷熱
を利用して空調用聖人外気の予冷を行うことができる。

以上、本発明によれば、ガス洗浄塔でガス洗浄を行うと
同時に熱回収し、省エネルギー化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のガス洗浄塔を示す系統図、第２図は、
本発明の一実施例を示すガス洗浄塔の系統図である。 ■・・・ガス洗浄塔、　　　６・・・散水装置、２１・
・液液熱交換器、　２３・・・水搬送管、２４・・・冷
却コイル、　　　２５・・・外気取入ダクト。 第１図 第２図゛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｍ　　塔上部から洗浄液を散布す−るガス洗浄塔におい
   て、洗浄液とガスの接触部に熱交換器を設け、熱回収す
   るようにしたことを特徴とするガス洗浄塔。 （２、特許請求の範囲第１項にお−いて、熱交換器を液
   液熱交換器上し、洗浄液の有する冷熱を回収するように
   したこと’ｔ％徴とするガス洗浄塔。