JPS5823300B2 - 可燃性粉体輸送装置に於ける安全装置 - Google Patents

可燃性粉体輸送装置に於ける安全装置

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JPS5823300B2
JPS5823300B2 JP13549779A JP13549779A JPS5823300B2 JP S5823300 B2 JPS5823300 B2 JP S5823300B2 JP 13549779 A JP13549779 A JP 13549779A JP 13549779 A JP13549779 A JP 13549779A JP S5823300 B2 JPS5823300 B2 JP S5823300B2
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森山峻
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Denka Consultant and Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、可燃性粉体を生成・輸送する可燃性粉体輸
送装置に於ける安全装置に関する。
先ず本発明を適用し得る可燃性粉体輸送装置の一例とし
てセメント焼成プラントを第1図について説明する。
、1は石灰原料ホッパー、2は石炭フィーダー、3は計
量用ベルトフィーダー、4は後述するクーラー14から
のクリンカと熱交換された加熱空気がブロワ−5を介し
て供給される石炭乾燥粉砕機であって、粉砕機4には石
炭がフィーダー2,3によって定量制御されて供給され
る。
6は粉砕機によって粉砕乾燥された微粉炭の輸送管、7
は分級機、8は微粉炭貯蔵ホッパーである。
10はロータリーキルン、11は流動燃焼炉、12はサ
スペンションプレヒータ、13はキルン排風機、14は
セメントエアクエンチングクーラーであってキルン10
はそのバーナー15に、ホッパー8からの微粉炭が、ク
ーラー14からの加熱空気が供給された微粉炭フィード
ブロワ−16によって供給されて燃焼することにより高
温に維持され、プレヒーター12を介して供給されるセ
メント原料を焼成し製品となるクリンカを得、これをク
ーラー14に供給して急冷する。
18は微粉炭長距離輸送機であってホッパー8からの微
粉炭を150m程度離れた燃焼炉11に定量輸送する。
このような構成を有するニューサスペンションプレヒー
タ(NSP)付キルンに於ては、通常流動燃焼炉11で
燃焼させる微粉炭としてはサスペンションプレヒータ1
2における二次燃焼によるアルカリコーティング、キル
ン排風機13の排ガス温度上昇等を防止する意味で燃焼
速度の速い例えば、40%揮発分を有する微粉炭を使用
することが好ましい。
然し乍ら、揮発分が多いため乾燥、粉砕、分級、計量、
輸送及び供給時における安全性の確保が問題となり、従
来各種の安全対策が採用されているが、従来明確になっ
ている保安限界では必ずしも経済的な安全限界の保証は
できず、異常状態の拡大を防止する手段を設けて安全性
の範囲を確認することが要求される。
叙上に鑑み本発明は、輸送装置の可燃性粉体移送系路に
異常状態を検出する検出器を配設し、この検出器から得
られる検出出力を予め定められた安全条件と比較する論
理判断装置に供給し、その制御出力によって移送系路に
抑制・冷却剤を供給すると共に異常原因を記憶するよう
にした新規な安全装置を提供せんとするものである。
以下第2図を伴って本発明の詳細な説明すると、21〜
23は第1図の微粉炭移送系路の適所例えば輸送管6、
分級器7及び長距離輸送機18の3ケ所に配設した異常
状態検出器であって、移送系路中の紫外線、赤外線、圧
力等をフェンオール検出器で、温度、酸素濃度、一酸化
炭素濃度、メタン濃度等を夫々温度検出器、酸素分析計
、一酸化炭素分析計、メタン分析計等で自動検出する。
25は各検出器21〜23の中の1つの検出器出力が供
給される論理判断装置であって、例えば検出器21から
得られる温度、紫・赤外線、圧力、酸素濃度、−酸化炭
素濃度及びメタン濃度を夫々表わす検出出力5DA−8
DFが夫々予め安全条件を設定した比較回路27A〜2
7Fに供給され、比較回路27B 、27C,27E、
27Fの比較出力が直接オア回路28に供給されると共
に比較回路27E、27Fの比較出力がオア回路29に
供給され、このオア回路29の出力及び比較回路、27
A、27Dの出力がアンド回路30,31に供給されこ
れらアンド回路30,310出力が前記オア回路28に
供給され、オア回路28から操作出力SCが得られるよ
うに構成されている。
この場合比較回路27A〜27Fの設定値即ち安全条件
としては、既知の安全条件例えば温度60℃以下、温度
上昇率10℃/h以下、酸素濃度8%以下、一酸化炭素
濃度20%以下、メタン濃度6%以下と、定められた安
全率とに基づいて選定される。
一方検出出力SDE及びSDFがオア回路32に供給さ
れ、この回路からSDE +に1sDF(但しに1は比
例常数)で表わされる出力SJが得られ、他方検出出力
SDDが酸素濃度調節計33に供給され、これから得ら
れる操作出力SK及び前記オア回路32の出力SJがオ
ア回路32と同様の機能を有するオア回路34に供給さ
れ、このオア回路34からSK+に2SJ (但しに
2は比例常数)で表わされる操作出力SLが得られるよ
うに構成されている。
36は表示ランプ、ブザー等の異常状態警報器であって
、論理判断装置25の比較回路27A〜27F及びアン
ド回路30,310出力が夫々供給され、何れかの回路
から出力が得られたときそれに対応する警報器が点灯又
は発音駆動されて警報を発する。
40は抑制・冷却剤供給手段で、第1図に於けるブロワ
−5及び粉砕機4間の管路、粉砕機4、分級機7及び長
距離輸送装置18に、オア回路28からの操作制御入力
SCに基づき操作される開閉制御弁41〜44を介して
消火用・・ロゲン化炭化水素(例えばCF 3 B r
、 CB r 2 CI F 2、CBrF2−CBr
F2 )、CO□、N2、石灰粉、炭素粉等の抑制・冷
却剤を投入する。
50はオア回路28からの論理出力SMが供給される記
憶装置としてのロジックレコーダであって、オア回路2
8から操作制御出力SCが得られた時点に於ける各比較
回路出力又は各検出出力が記録される。
52はオア回路34からの操作制御出力SLが供給され
た移送系路内の酸素濃度を略一定に維持するための抑制
・冷却剤供給量調節弁であって、制御出力SLに応じた
量の前記抑制・冷却剤を移送系路内に投入する。
以上の本発明装置による動作を説明すると、常時は酸素
濃度検出出力SDDが酸素濃度調節計33に供給される
と共に一酸化炭素検出出力SDE及びメタン濃度検出出
力SDFがオア回路32に供給されているので、調節計
33の出力SK及びオア回路32の出力SJに基きオア
回路34から各検出出力に応じた操作制御出力SLが得
られ、これによって調節弁52が操作されて移送系路内
への抑制・冷却剤の投入量が制御され、移送系路内の酸
素濃度が一酸化炭素及びメタン濃度を加味して調節計3
3の設定値に応じた値となるように調整される。
而して各検出出力5DA−8DFが予め設定した安全条
件の範囲内であれば比較回路27A〜27Fの何れから
も出力が得られず、従って警報器36、抑制・冷却剤供
給手段40及びロジックレコーダ50は非作動状態にあ
る。
所で移送系路内に於て可燃性ガス、炭素粉塵、炭化水素
揮発物、静電気等により生ずる異常状態が発生して紫・
赤外線の発生、圧力上昇、一酸化炭素濃度増加、メタン
濃度増加等が生じると、それが検出器21で検出され、
その検出出力が比較回路27A〜27Fに供給されるか
ら、これら比較回路から比較出力が得られ、それに対応
する警報器36が作動されると共に、オア回路28から
操作出力SCが得られ、これに基き抑制・冷却剤供給手
段40の開閉弁41〜44が全開されて移送系路内の1
個所又は複数個所に抑制・冷却剤が投入され異常状態の
拡大を防止する。
而して操作出力SCが得られると同時に記憶出力SMが
得られ、異常状態の原因即ち何れの検出出力が安全条件
の範囲を越えたのかをロジックレコーダ50に記録する
又温度上昇及び酸素濃度増加による異常状態が発生した
ときは、それ等単独では移送系路に発火爆発等の障害が
生じるおそれが少ないので、比較回路27A、27Dか
ら比較出力が得られても比較回路27E、27Dの何れ
か一方がオア回路29を介して得られない限りアンド回
路30゜31から出力が得られず、従ってオア回路28
から操作出力は得られず抑制・冷却剤供給手段40及び
ロジックレコーダ50は非作動状態を維持し、警報器3
6のみが作動される。
以上のように本発明装置によると、論理判断装置の安全
条件を移送する可燃性粉体の性質に応じて適宜設定する
ことによって経済的な安全限界を得ることができ、予め
設定した安全条件の範囲を越えた異常状態が発生したと
き論理判断装置から操作出力が得られて可燃性粉体移送
系路に抑制・冷却剤が供給されその異常状態の拡大を防
止することができるから、安全限界の範囲を拡大するこ
とができ経済的な安全限界が得られ、輸送装置の操業条
件を改善し得る。
又異常状態が発生した場合、その発生原因が自動的に記
憶されるから、爾后の原因解析を容易に行なうことがで
きる等の特徴を有する。
又上側のように可燃性粉体移送系路に酸素濃度を略一定
に維持する手段を付設すると、異常状態の発生要因を減
少させることができ、より安全な輸送環境を得ることが
できる利点を有する。
尚上側に於ては1つの検出器に対して1つの論理判断装
置を設ける場合について説明したが、複数の検出器に対
して1つの論理判断装置を設は各検出器の出力をマルチ
プレクサ等によって順次時分割的に走査するようにする
ことも出来、更には論理判断装置としてマイクロコンピ
ュータ等の演算制御装置を適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用し得る可燃性粉体輸送装置の一例
を示す系統図、第2図は本発明装置の一例を示す回路図
である。 2L22,23は検出器、25は論理判断装置、40は
抑制・冷却剤供給手段、36は異常警報器、41〜44
は抑制・冷却剤供給弁、50はロジックレコーダー、5
2は抑制・冷却剤供給量調節弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可燃性粉体な生成・輸送する可燃性粉体輸送装置に
    於て、可燃性粉体の移送系路に配設された紫・赤外線、
    圧力、温度、酸素濃度、一酸化炭素濃度、メタン濃度等
    を検出する検出器と、該検出器から得られる検出出力が
    供給されこれを予め定めた安全条件と比較して制御出力
    及び当該制御出力が得られた時点での上記検出出力を表
    わす記憶出力を得る論理判断装置と、上記制御出力によ
    って消火用ハロゲン化炭化水素、CO2、N2、石灰粉
    、炭素粉等の抑御・冷却剤を上記移送系路に供給する抑
    制・冷却剤供給手段と、上記記憶出力を記憶する記憶手
    段とを具備し、上記移送系路中に可燃性ガス、炭素粉塵
    、炭化水素揮発物、静電気等により生ずる異常状態の発
    生時に上記論理判断装置から制御出力及び記憶出力が得
    られ、上記抑制・冷却剤供給手段が作動されて異常状態
    の拡大を防止すると共に、そのときの検出出力を上記記
    憶手段に記憶することを特徴とする可燃性粉体輸送装置
    に於ける安全装置。
JP13549779A 1979-10-20 1979-10-20 可燃性粉体輸送装置に於ける安全装置 Expired JPS5823300B2 (ja)

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