JPS5822542B2 - 多重蒸着膜の形成方法 - Google Patents

多重蒸着膜の形成方法

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JPS5822542B2
JPS5822542B2 JP54155857A JP15585779A JPS5822542B2 JP S5822542 B2 JPS5822542 B2 JP S5822542B2 JP 54155857 A JP54155857 A JP 54155857A JP 15585779 A JP15585779 A JP 15585779A JP S5822542 B2 JPS5822542 B2 JP S5822542B2
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vapor deposition
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deposition mask
vapor
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JP54155857A
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浦出俊則
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Fujitsu Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C14/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多重蒸着膜の形成方法に係り、特にガス放電
表示パネル用電極基板のような蒸着膜形成対象物表面上
に大きさの異なる蒸着膜を重ねて形成するための斬新な
方法に関するものである。
従来、例えば間接放電型ガス放電表示パネルの製造工程
において、ガラス基板上に形成した所定パターンの電極
を被覆してAt203などの誘電体層を形成するに当っ
ては、前記電極がCr−Cu−Crのような酸化性を有
する場合、当該電極表面の酸化を防ぐ観点から、まず全
面に薄いAt203の蒸着膜を形成したのち、表示部対
応領域に所望厚みのAt203膜を重ねて蒸着するやり
方が採られている。
かくして最初に形成した薄い蒸着膜は電極の端末部をも
覆った形となり、パネル組立に伴うすべての加熱工程を
終了したのち、当該端末部の蒸着膜は電極接続のためエ
ツチングによって除去される。
ところで、上記のような電極端末部を含むパターンの第
1蒸着膜と、表示エリアのみを覆うパターンの第2蒸着
膜を重ねて形成する場合、従来は、まず端子部を含んだ
電極領域に酸化を防止するための薄いAt203の蒸着
膜を形成すべく第一の蒸着マスクを装着し、回転式蒸着
装置で所定の工程を経て所望の蒸着膜を形成する。
そして前記第1の蒸着膜の形成が終ると、前記第1の蒸
着マスクを取り外して、表示部対応領域の開口部を有す
る第2の蒸着マスクに交換して5〜10μmと比較的厚
い蒸着膜を形成しなければならなかった。
この蒸着マスクを交換する工程としては、基板冷却−空
気導入−ドラム取り出し一マスク交換−ドラム挿入−空
気吸引−基板再加熱の作業が必要であり、この蒸着マス
ク交換を行なう前記一連の工程に数時間を労費する問題
点があった。
本発明は、前記問題点を解消すべくなされたもので、所
定パターンの電極を形成した基板上に、開口部の異なる
複数の蒸着マスクを離脱可能に重ねて装着し、蒸着装置
を休止することなく複数層の蒸着膜を形成することに着
目したものである。
筒中、に述べると、本発明は蒸着膜形成対象物表面上に
、所定パターンの開口部を有する第1の蒸着マスクと、
該第1蒸着マスクとは異なる開口部パターンをそなえた
第2の蒸着マスクとの少なくとも2枚のマスクを離脱可
能に重ねて蒸着装置内に装着し、これら2重の蒸着マス
クを通して第2蒸着マスクの開口部パターンに対応した
蒸着膜を形成したのち、該第2蒸着膜形成対象物から蒸
着経路外へ離脱させ、引続き第1の蒸着マスクを通して
尚核マスクの開口部パターンに対応した蒸着膜を連続し
て形成するようにしたことを特徴とするものである。
以下図面を参照しながら本発明に係る多重蒸着膜の形成
力法の実施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明の蒸着膜形成方法に用いる蒸着装置の
一実施例を示す要部断面図で、1は蒸着槽となる円筒状
の真空容器、2は前記真空容器1の中に設置された蒸着
試料容器、3は前記蒸着試料容器内に収容される蒸着試
料、4は蒸着膜を形成すべき基板5を固定した吊下げ具
9を軸10により回動自在に取り付ける回転枠、7は附
記蒸着試料3を加熱する。
+Jrl熱ヒーク、8は前記回転枠4を回転する回転伝
導ローラ、11は第2の蒸着マスク61を落下さぜる押
込み棒、61は装着金具611を具備した第2の蒸着マ
スク、62は第1の蒸着マスクである。
このよ−うな構成において、基板5の蒸着膜形成面にま
ず第1の蒸着マスク62を装着し、このままの状態で前
記第1の蒸着マスク62の外側下方に装着金具611を
具備した第2の蒸着マスク61を重ねて装着して、これ
を吊下げ具9に固定する。
かくして複数の蒸着マスク61,62を装着した基板を
回転枠4の所定位置に回転自在に軸支し、蒸着試料たと
えばAt203などの所定の蒸着試料3を蒸着試料容器
2に収容する。
そして真空容器1内を図示しない真空ポンプで排気し高
真空を保持した状態で回転枠4を回転伝導ローラ8によ
って矢印A方向に回転すると、蒸着マスク61.62を
重ねて装着した基板5の蒸着膜形成面が常時下向きとな
っているので、蒸着試料3の上に順次位置するようにな
る。
かくして前記蒸着試料3を加熱ヒータ7によって蒸発せ
しめれば、前記回転枠4に軸支された吊下げ具9に取り
付けられた複数の基板5にまず第2の蒸着マスク61の
開口部パターンに対応する領域すなわち表示部対応領域
に規制された形状の蒸着膜を順次形成し、この蒸着が終
ると、回転式蒸着装置を停tl−させることなく、真空
容器1の側方に設けた押込み棒11を第2の蒸着マスク
61の下方に具備した装着金具611に押込んで前記第
2の蒸着マスク61を順次蒸着経路外−\離脱せしめて
、真、空容器1の下部空間に落下せしめる。
そして引続き第1の蒸着マスク62の窓に対応する端子
部分を含んだ領域の蒸着膜すなわち前記放電部分の蒸着
膜を含めて蒸着膜を形成するものである。
このようにして蒸着膜を形成した基板の構成を第5図に
おいて後で詳述する。
第2図は、本発明に係る多重蒸着膜の形成力法における
基板5に蒸着マスクを取りつけた構造の一実施例を示す
側断面図で、前脳と同等の部分については同一符号が付
しである。
621は第1Q)蒸着マスク62に具備する装着金具で
、まず基板5に前記第1の蒸着マスク62を装着した上
に、第2の蒸着マスク61を重ね合わせて固定するよう
に、前記第1の蒸着マスク62の両端の下面に複数個の
永久磁石622を保持させである。
したがって第2の蒸着マスク61に前記第1の蒸着マス
ク62に付設した永久磁石622の対応する位置に鉄片
612が設けである。
第3図は、基板5に2枚の蒸着マスクを取り付けた構造
の他の実施例を示す側断面図で、前脳と同等の部分につ
いては同一符号が付しである。
623は第1−の蒸着マスク62の長手方向両端に取り
付けた弾性のあるたとえば燐青銅等からなるストッパで
、第2の蒸着マスク61を嵌め込むように構成されてい
る。
したがって前記第2の蒸着マスク61には前記ストッパ
623に対応した位置に孔が設けである。
なお、第2の蒸着マスク61を除外する方法は第2図で
述べたとおりである。
第4図は、基板5に2枚の蒸着マスクを取り付けた構造
の他の実施例を示す側断面図で、前脳と同等の部分につ
いては同一符号が付しである。
624は第1の蒸着マスク62の受は金具、613は第
2の蒸着マスク61の端部を折り曲げた引っかけて、1
3は機密保持用の0リング、14は前記第2の蒸着マス
ク61を除外する引っかけ棒である。
このような構成は前述の実施例と異なり、第1の蒸着マ
スク62の長手方向両端に第2の蒸着マスク61の受は
金具624を設け、該受は金具624に第2の蒸着マス
ク61を挿入して所定の蒸着膜を形成する状態を示した
もので、真空容器1には気密保持0リング13を介して
引っかけ棒14が設けられており、該引つかけ棒14に
よって、第2の蒸着マスク61の引っかけ613を引っ
張って蒸着経路外へ離脱するようにしたものてある。
第5図は、本発明に係る多重蒸着膜の形成力法により蒸
着膜を形成した基板5を示し、aは平面図、bは側断面
図で、前脳と同等の部分については同一符号を付す。
51は基板5に形成した電極、52は電極端子、53は
放電部分の第1の誘電体蒸着膜、54は放電部分および
端子部分を覆った第2の誘電体蒸着膜である。
蒸着マスクの窓の大きさは第5図aに示ずニー重斜線が
放電部分のみを蒸着するときに用いる第2のもので、一
重と71重斜線を合わせたものが放電部分と端子部分と
を同時に蒸着する大きな窓をそなえた第1のものである
したがって蒸着膜の形成は窓の小さい第2マスクとその
下の第1−マスクを通して放電部分の蒸着膜を形成した
のち、第1のマスクを通して放電部分と端子部分を含め
た薄い蒸着膜を形成するようにする。
なお、本実施例ではガス放電パネルの製造方法につき2
層の蒸着膜形成について詳述したが、ガス放電パネルに
限らすELその他の平板表示素子にも適用でき、しかも
蒸着膜は2層に限らず複数層の蒸着膜形成が可能である
また蒸着材料を切替えて多重蒸着膜を形成することも勿
論可能である。
以上説明したように、本発明に係る多重蒸着膜の形成力
法によれば、複数層の蒸着膜を一工程で形成することが
可能となるので、製造工程が著しく短縮でき能率向上に
寄与するところが犬であり、しかも外気にふれることが
ないので品質の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多重蒸着膜の形成方法の一実施例
を示す要部側断面図、第2〜4図は、本発明に係る蒸着
マスクの取付構造を示す側断面図、第5図は本発明に係
る多重蒸着膜の形成方法により形成した基板の側断面図
および平面図である。 1:真空容器、2:蒸着試料容器、3:蒸着試料、4:
回転枠、5:基板、7:加熱ヒータ、8:回転伝導ロー
ラ、9:吊下げ具、10:軸、11:押込み棒、13:
Oリング、14:引っかけ棒、51:電極、52:電極
端子、53:放電部分の誘電体蒸着膜、54:放電部分
および端子部分の誘電体蒸着膜、61:第2の蒸着マス
ク、62:第1の蒸着マスク、611:621 :装着
金具、612:鉄片、613:引っかけ、622:永久
磁石、623:ストッパ、624:受は金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸着膜形成対象物表面上に、所定パターンの開口部
    を有する第1の蒸着マスクと、該第1蒸着マスクとは異
    なる開口部パターンをそなえた第2の蒸着マスクとの少
    なくとも2枚のマスクを離脱可能に重ねて蒸着装置内に
    装着し、これら2重の蒸着マスクを通して第2蒸着マス
    クの開口部パターンに対応した蒸着膜を形成した後、該
    第2蒸着マスクを蒸着膜形成対象物から蒸着経路外へ離
    脱させ、引続き第1の蒸着マスクを通して当該マスクの
    開口部パターンに対応した蒸着膜を連続して形成するよ
    うにしたことを特徴とする多重蒸着膜の形成方法。
JP54155857A 1979-11-30 1979-11-30 多重蒸着膜の形成方法 Expired JPS5822542B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150689U (ja) * 1983-03-30 1984-10-08 株式会社昭和製作所 アンチ・ノ−ズダイブ型のフロントフオ−ク

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EP0326191A3 (en) * 1983-02-25 1991-12-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus and method for plasma treatment of resin material

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