JPS58225119A - 含浸用電気絶縁樹脂組成物 - Google Patents
含浸用電気絶縁樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS58225119A JPS58225119A JP10808982A JP10808982A JPS58225119A JP S58225119 A JPS58225119 A JP S58225119A JP 10808982 A JP10808982 A JP 10808982A JP 10808982 A JP10808982 A JP 10808982A JP S58225119 A JPS58225119 A JP S58225119A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resin composition
- alcohol
- impregnation
- mono
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ビスフェノールＡとエピクロルヒドリンから得られる分
子内忙少なくとも１個のエポキシ基を有するエポキシ樹
脂（目下エポキシ樹脂と略ず。）とレゾール型フェノー
ル１酎脂（以下フェノール樹脂と略す。）を、キシレン
と第１級又は第２級アルコールとの混合溶媒に溶解した
樹脂組成物（以下ワニスと略す。゛）は、耐冷媒性に優
れているため冷凍機用モータのコイル含浸用ワニスとし
て使用されているが、ワニス処理時にエナメル線皮膜に
微細なりラック（Ｌ−ＩＦクレージングと略す。）を発
生するため冷凍機用モータとして使用する場合、十分に
エナメル線アニールを行なうなどの必要がある。
子内忙少なくとも１個のエポキシ基を有するエポキシ樹
脂（目下エポキシ樹脂と略ず。）とレゾール型フェノー
ル１酎脂（以下フェノール樹脂と略す。）を、キシレン
と第１級又は第２級アルコールとの混合溶媒に溶解した
樹脂組成物（以下ワニスと略す。゛）は、耐冷媒性に優
れているため冷凍機用モータのコイル含浸用ワニスとし
て使用されているが、ワニス処理時にエナメル線皮膜に
微細なりラック（Ｌ−ＩＦクレージングと略す。）を発
生するため冷凍機用モータとして使用する場合、十分に
エナメル線アニールを行なうなどの必要がある。
通常このクレージングを防止するために、エナメル線を
ワニスに浸漬する前に、予備乾燥を行ないクレージング
の発生を防止している。
ワニスに浸漬する前に、予備乾燥を行ないクレージング
の発生を防止している。
しかし、予備乾燥を行なうとワニス処理時間が長くなり
またエネルギーコストもかかるため。
またエネルギーコストもかかるため。
予備乾燥を行なう必要のない含浸用ワニスが要望されて
いた。
いた。
本発明者らは、エポキシ樹脂及びフェノール樹脂を含有
するワニスで予備乾燥を行なわなくてもクレージングを
発生しないワニスを開発するため種々検討した結果、ク
レージングが溶媒に用いられる第１級又は第２級アルコ
ールに起因することを見出し、第１級又は第２級アルコ
ールを第３級のモノアルコールに代えることにより従来
の作孕性、特性をそこなう事なく、予備乾燥しなくても
クレージングを発生しない含浸用電気絶縁樹脂組成物を
得るに至った。
するワニスで予備乾燥を行なわなくてもクレージングを
発生しないワニスを開発するため種々検討した結果、ク
レージングが溶媒に用いられる第１級又は第２級アルコ
ールに起因することを見出し、第１級又は第２級アルコ
ールを第３級のモノアルコールに代えることにより従来
の作孕性、特性をそこなう事なく、予備乾燥しなくても
クレージングを発生しない含浸用電気絶縁樹脂組成物を
得るに至った。
本発明は、ビスフェノールＡとエピクロルヒドリンから
得られる分子内に小なくとも１個のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂１００重量部。
得られる分子内に小なくとも１個のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂１００重量部。
レゾール型フェノール樹脂１０〜７０重量部および一般
式 ％式％ （ただし＊ Ｒｔ Ｉ ”２ 、几、は炭化水素基であ
り炭化水素基に含まれる炭素数の合計は５以下とされる
）で示されるアルコールを含有してなる含浸用電気絶縁
樹脂組成物に関する。
式 ％式％ （ただし＊ Ｒｔ Ｉ ”２ 、几、は炭化水素基であ
り炭化水素基に含まれる炭素数の合計は５以下とされる
）で示されるアルコールを含有してなる含浸用電気絶縁
樹脂組成物に関する。
本発明においてエポキシ樹脂としては、ビスフェノール
Ａとエピクロルヒドリンから得られる分子内に少なくと
も１個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂が用いられる
がこのエポキシ樹脂としては、たとえばエビコー）８２
８，１００１゜１００４（いずれもシェル化学社製、商
品名）等が用いられる。
Ａとエピクロルヒドリンから得られる分子内に少なくと
も１個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂が用いられる
がこのエポキシ樹脂としては、たとえばエビコー）８２
８，１００１゜１００４（いずれもシェル化学社製、商
品名）等が用いられる。
フェノール樹脂としてはレゾール型フェノール樹脂が用
いられるが、このレゾール型フェノール樹脂としては、
たとえばｐＨ，−４０２０゜ＰＲ−５２０，ＰＲ−３３
０５（日立化成株式会社製、商品名）等が用いられる。
いられるが、このレゾール型フェノール樹脂としては、
たとえばｐＨ，−４０２０゜ＰＲ−５２０，ＰＲ−３３
０５（日立化成株式会社製、商品名）等が用いられる。
用いられるエポキシ樹脂およびレゾール型フェノール４
ｍ脂の種類には特に制限はない。
ｍ脂の種類には特に制限はない。
Ｌ記の一般式で示されるアルコールとしＣはターンヤリ
ブチルアルコール 、９−７ヤリアミル゛ｒルコール、
１）Ｌ−３−ヘキシルアルコール等が用いられ、このア
ルコールは溶解性の点から樹脂組成物に対して１０重量
％以上とすることが好ましい。本発明になる組成物に、
業界で通常用いられるキシレン、トルエン埠の溶剤を併
用しても差しつかえなく、溶解性の点からはキシレンを
併用することが好ましい。
ブチルアルコール 、９−７ヤリアミル゛ｒルコール、
１）Ｌ−３−ヘキシルアルコール等が用いられ、このア
ルコールは溶解性の点から樹脂組成物に対して１０重量
％以上とすることが好ましい。本発明になる組成物に、
業界で通常用いられるキシレン、トルエン埠の溶剤を併
用しても差しつかえなく、溶解性の点からはキシレンを
併用することが好ましい。
本発明においては上記のエポキシ樹脂１００重量部に対
してレゾール型フェノール樹脂は１０〜７０重量部の範
囲で用いられるが、１０重着未満では樹脂組成物の接着
力が劣り、７０重瞼部を越えると樹脂組成物の耐冷媒性
が劣るからである。
してレゾール型フェノール樹脂は１０〜７０重量部の範
囲で用いられるが、１０重着未満では樹脂組成物の接着
力が劣り、７０重瞼部を越えると樹脂組成物の耐冷媒性
が劣るからである。
本発明になる含浸用電気絶縁樹脂組成物は。
例えば冷凍機用モータのステークコイルの含浸に用いら
れる。
れる。
本発明の詳細な説明する。
実施例１
エビ−１−） １００１．ＰＲ−４０２０、＊シＬ／７
゜ターシャリブチルアルコール、ターンヤリアミルアル
コール＆［ＪＬ−３−ヘキシルアルコールヲ表１の１〜
５に示す割合で配合した樹脂組成物の粘度、塗膜の乾燥
性、塗膜外観、耐冷媒性、ホルマール銅線のクレージン
グについて１周べた。
゜ターシャリブチルアルコール、ターンヤリアミルアル
コール＆［ＪＬ−３−ヘキシルアルコールヲ表１の１〜
５に示す割合で配合した樹脂組成物の粘度、塗膜の乾燥
性、塗膜外観、耐冷媒性、ホルマール銅線のクレージン
グについて１周べた。
組成物は、塗膜乾燥性、塗膜外観に優れ、また耐冷媒性
試験でもワニス皮膜の発泡が見られず耐冷媒性に優れて
いた。
試験でもワニス皮膜の発泡が見られず耐冷媒性に優れて
いた。
更に、ホルマール鋼線を３係、５チ伸長してもクレージ
ングの発生はなく、良好であった。
ングの発生はなく、良好であった。
比較例１
表１の６に示す割合で配合した組成物について実施例と
同様な特性試験を行なったところ塗膜乾燥性、塗膜外観
、耐冷媒性は良好であったが、ホルマール銅線のクレー
ジングが無数に発生した。
同様な特性試験を行なったところ塗膜乾燥性、塗膜外観
、耐冷媒性は良好であったが、ホルマール銅線のクレー
ジングが無数に発生した。
以−１′余白
粘度は、ＢＬ型回転粘度計（東京計機製）で測定した。
塗膜乾燥性、外観は樹脂組成物をステンレス板に塗布し
、１３０℃で６０分硬化した際の乾燥性は指触で、外観
は肉眼で観察した。
、１３０℃で６０分硬化した際の乾燥性は指触で、外観
は肉眼で観察した。
耐冷媒性試験は、樹脂組成物をステンレス板（５０Ｘ１
００Ｘ０．２５ｆｆｌｌｌｔ）の片面に塗布しこｆｌを
を逆にして同じ面にもう一度樹脂組成物を塗布シフ。
００Ｘ０．２５ｆｆｌｌｌｔ）の片面に塗布しこｆｌを
を逆にして同じ面にもう一度樹脂組成物を塗布シフ。
１５０℃で５時間で硬化させ硬化皮膜が均一になるよう
にしたものを試験片とした。この試験片を内容積】ｌの
ステンレス製耐圧容器（１リドオートクし・−プと略す
）に入れ、これに冷凍機油（昭利石油製、＋１５０ ）
３００グを加え、オートクレーブを密封し、冷凍機油中
に含まれる水分を真空脱水（１００”Ｃ、４ｍｍＨｇ、
２時間）シ、冷却後さらにフレオンガス几−２２（ア
サヒフロン製）３００ｆ／−を加え密封し、１１０℃で
２４０時間放 １１置後１６時間かけて室温
に冷却後開封し、６０秒以内に１３０℃の乾燥器に試験
片を投入し、１０分後取り出し皮膜の発泡状態を観察し
た。
にしたものを試験片とした。この試験片を内容積】ｌの
ステンレス製耐圧容器（１リドオートクし・−プと略す
）に入れ、これに冷凍機油（昭利石油製、＋１５０ ）
３００グを加え、オートクレーブを密封し、冷凍機油中
に含まれる水分を真空脱水（１００”Ｃ、４ｍｍＨｇ、
２時間）シ、冷却後さらにフレオンガス几−２２（ア
サヒフロン製）３００ｆ／−を加え密封し、１１０℃で
２４０時間放 １１置後１６時間かけて室温
に冷却後開封し、６０秒以内に１３０℃の乾燥器に試験
片を投入し、１０分後取り出し皮膜の発泡状態を観察し
た。
クレージングは、ホルマール銅線（直径１ｍの皮膜厚１
種のポリビニルホルマール線９日立化成工柴椰準試焼線
）を３係、５％伸長し、２５℃のワニス中に１０分浸漬
したあと取り出し、４０倍の光学顕微傭で観察した。
種のポリビニルホルマール線９日立化成工柴椰準試焼線
）を３係、５％伸長し、２５℃のワニス中に１０分浸漬
したあと取り出し、４０倍の光学顕微傭で観察した。
本発明になる樹脂組成物を用いることによりワニス処理
時にエナメル線をあらかじめ予備乾燥しなくても、クレ
ージングを抑止できるためワニス処理時間の工程を短縮
することができる。
時にエナメル線をあらかじめ予備乾燥しなくても、クレ
ージングを抑止できるためワニス処理時間の工程を短縮
することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ビスフェノールＡとエピクロルヒドリンから得ら
れる分子内に少なくとも１個のエポキシ基を有するエボ
キン樹脂］００ｉｔＭ、Ｌ／ゾール型フェノール樹１盾
１０〜７０重量部および一般式 ％式％ （ただし、 ［１，＋ 、 Ｒ２、几３は炭化水素基で
あり炭化水素基に含まれる炭素数の合計は５Ｌ−１Ｔと
される）で示されるアルコールを含有してなる含浸用電
気絶縁樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808982A JPS58225119A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 含浸用電気絶縁樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808982A JPS58225119A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 含浸用電気絶縁樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58225119A true JPS58225119A (ja) | 1983-12-27 |
| JPS6216209B2 JPS6216209B2 (ja) | 1987-04-11 |
Family
ID=14475588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10808982A Granted JPS58225119A (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 含浸用電気絶縁樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58225119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60228529A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-11-13 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | 耐酸性封止材または耐酸性含浸材を製造するための混合物並びにその用途 |
-
1982
- 1982-06-23 JP JP10808982A patent/JPS58225119A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60228529A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-11-13 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | 耐酸性封止材または耐酸性含浸材を製造するための混合物並びにその用途 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6216209B2 (ja) | 1987-04-11 |
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