JPS5822348Y2 - 整合装置 - Google Patents

整合装置

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JPS5822348Y2
JPS5822348Y2 JP1979085354U JP8535479U JPS5822348Y2 JP S5822348 Y2 JPS5822348 Y2 JP S5822348Y2 JP 1979085354 U JP1979085354 U JP 1979085354U JP 8535479 U JP8535479 U JP 8535479U JP S5822348 Y2 JPS5822348 Y2 JP S5822348Y2
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JP
Japan
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antenna
matching
voltage
reflected wave
radio
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979085354U
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English (en)
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JPS566145U (ja
Inventor
肇 加藤
東一郎 多堀
Original Assignee
株式会社 フジソク
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Publication date
Application filed by 株式会社 フジソク filed Critical 株式会社 フジソク
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Publication of JPS566145U publication Critical patent/JPS566145U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば無線送受信機本体と空中線との間に設
けられる整合装置に係り、特に整合操作を容易とし得る
整合装置に関する。
周知のように無線送受信機本体(以下、無線機と略称す
る)と空中線との間には整合装置が設けられる。
この整合装置が非整合状態の場合は、無線機に設けられ
た電力増幅器が所望以外の周波数で発振したり、電力損
失が増大したりする種々の不都合を生ずる。
ところで、無線機に複数個の空中線を設け、この空中線
を無線機のバンドに応じて切換えて使用することがある
この場合、各空中線と無線機との接合をとることは極め
て手間のかかる作業となっている。
即ち、この整合作業は例えば定在波比表示器等を目視し
ながら、整合装置を構成する2個またはそれ以上の可変
コンデンサやコイルを操作者がそれぞれ別々に手動操作
し、反射波電圧が基準値に等しくなる点を求めるもので
ある。
したがって、無線機のバンドに応じて異なる空中線の整
合をとることは非常に煩雑且つ熟練を要する作業となり
、これを簡単に行ない得る装置が望まれている。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので、反射波
レベルに応じて整合回路のインダクタンスやキャパシタ
ンス素子を自動的に可変することにより、無線機と空中
線との整合操作を容易に行ない得る整合装置を提供しよ
うとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において、11はL−π形の整合回路12を構成
するインダクタンス素子、即ちコイルである。
このコイル11の一端部はキャパシタンス素子、即ちコ
ンデンサ13を介して接地されるとともに、切換スイッ
チ14の固定端子14□に接続されている。
また、コイル11の他端部は全回転可能な可変コンデン
サ15を介して接地されるとともに、同じく全回転可能
な可変コンデンサ16を介して切換スイッチ17の固定
端子17□に接続されている。
さらに、前記コイル11の中間タップはそれぞれバンド
切換えを行なうスイッチ18の固定端子18 a・・・
・・・、18fに接続されている。
このスイッチ18の他の固定端子18g・・・・・・、
18にと接地端間にはそれぞれコンデンサ19.・・・
・・・、195が接続されており、これらは可動接片1
8 lによって切換え接続される。
一方、前記スイッチ14の固定端子142とスイッチ1
7の固定端子17□とは直接接続されており、可動接片
143と173は連動されている。
このスイッチ17の可動接片173は空中線切換スイッ
チ20の可動接片20.に接続されている。
このスイッチ20の固定端子202,203,204に
はそれぞれ図示せぬ空中線が接続される接続端子21,
22.23の信号端に接続され、固定端子20.は例え
ば50Qの擬似空中線24の一端に接続されている。
この擬似空中線24の他端は前記接続端子21,22.
23の接地端とともに接地されている。
また、前記スイッチ14の可動接片143は電圧定在波
比(VSWR)を検出するVSWR検出回路25の一方
入力端に接続されている。
このVSWR検出回路25の他方入力端は図示せぬ無線
機の出力信号が供給されている。
このVSWR検出回路25の検出出力、即ち進行波電圧
Vr、反射波電圧■1はそれぞれ無線機の出力電力等を
測定する表示設定回路26を介して表示器27に供給さ
れる。
また、前記VSWR検出回路25の出力信号のうち反射
波電圧■、は駆動部28に供給されている。
この駆動部28は例えば比較回路等から・構成されてお
り、この比較回路には所望の基準電圧(VSWR)が設
定されている。
そして、この基準電圧と前記反射波電圧■、とが比較さ
れ、電圧差が生じている期間駆動電圧が駆動源例えばモ
ータ29に供給される。
このモータ29の回転は減速機構部30によって減速さ
れ、前記可変コンデンサ15.16がそれぞれ所定の回
転比で駆動される。
即ち、この減速機構部30は例えば第2図に示す如くプ
ーリ301.30□、303,304によって構成され
、例えば可変コンテ゛ンサ16は可変コンデンサ15よ
り回転数が多くされている。
この実施例の場合可変コンテ゛ンサ15と16の回転比
は1:40に設定されており、可変コンデンサ15が1
回転する間に可変コンデンサ16は400回転るように
なされている。
上記構成において動作を説明する。
先ず、空中線と無線機との整合が殆んど必要なく良好な
場合は、スイッチ14.17の可動接片143.173
は固定端子14□、17□に接続される。
次に、空中線と無線機との接合がとれていない場合、ス
イッチ14.17の可動接片14..173を固定端子
14□、171に接続して整合回路12を挿入し、且つ
、スイッチ20の可動接片20.を固定接片205に接
続して擬似空中線24を挿入し、所謂終端形電力計を構
成する。
そして、バンド切換えスイッチ18を必要に応じて切換
え、先ず、表示器27、表示設定回路26を用いて無線
機の出力電力を例えばIOWに設定する。
それからスイッチ20を切換えて所望の空中線を接続す
る。
この状態(、こおいて、vSWR検出回路25からは進
行波電圧■、と反射波電圧Vrとが検出され、この検出
電圧は表示設定回路26を介して表示器27に供給され
るとともに、反射波電圧Vrは駆動部28に供給される
この駆動部28では所定の基準電圧と反射波電圧■、と
が比較され、差電圧が生じている期間モータ29に駆動
電圧が供給される。
このモータの回転は減速機構部30を介して前記1:4
0の減速比で可変コンデンサ15.16にそれぞれ伝達
される。
この可変コンデンサ15゜16の回転に伴ない反射波電
圧vrと整合回路12の共振周波数の関係は例えば共振
周波数fの増大に従い第3図矢印穴に示す如く低下する
ここで、前記駆動部28に設定された基準電圧が第3図
に示すB部とすると、反射波電圧が同図C部に到達した
状態、即ち所望のVSWRに整合がとれた状態において
駆動部28の出力電圧がオフ状態とされ、モータ29が
停止される。
また、実際にはこの状態において前記表示器27はVS
WRが略・1.の値を表示するようになされる。
尚、前記駆動部28にはロック回路が設けられており、
このロック回路によって一度整合がとれたら反射波電圧
Vrが変化しても駆動部28の出力がオフ状態に保持さ
れる。
また、モータ29には並列にトランジスタが設け、られ
ており、これをスイッチングする事によりモータ29を
急激に停止させ、この停止状態が保持される。
上記構成によれば次のような効果がある。
整合回路12の可変コンデンサ15.16をVSWR検
出回路25によって検出された反射波電圧■1と基準電
圧との差電圧が生じてい、る期間駆動部28の出力電圧
によってモータ29を駆動することにより連動して可変
し、自動的に整合をとっている。
したがって、従来のように操作者が2個またはそれ以上
のインダクタンスまたはキャパシタンス素子をそれぞれ
別々に手動操作して整合をとる場合に比べて極めて容易
に、且つ短時間に整合をとることが可能である。
また、可変コンテ゛ンサ15,16を減速機構部30に
よってそれぞれ所定回転数に減速して整合をとっている
このため、減速比を大きくすれば厳密な整合を行なうこ
とが可能であるとともに、減速比と駆動部28の基準電
圧を変えることにより所望のVSWRに整合を行なうこ
とが可能である。
また、一度整合がとれれば駆動部28の出力がオフ状態
とされ、モータ29が停止されるようになっており、且
つ、モータ29もブレーキされるため整合状態が確実に
保持される利点を有している。
尚、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば整合回路としてはL−π形整合回路12に限らず
、π形、T形、並列同調形等でもよく、可変する素子は
コンテ゛ンサに限らずコイルのインダクタンスを可変し
てもよい。
さらに、減速機構部30はプーリ30..30□、30
..304に限らず歯車等で構成してもよい。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によれば反射波レベルに応
じて整合回路のインダクタンスやキャパシタンス素子を
自動的に可変することにより、無線機と空中線との整合
操作を容易に行ない得る整合装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る整合装置の一実施例を示す構成
図、第2図は第1図の要部を示す構成図、第3図は第1
図の動作を説明するために示す図である。 12・・・・・・整合回路、15.16・・・・・・可
変コンデンサ、25・・・・・・VSWR検出回路、2
8・・・・・・駆動部、30・・・・・・減速機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線送信機本体と空中線との間に設けられる整合装置に
    おいて、前記無線送信機本体と空中線との間に設けられ
    複数のキャパシタンス素子およびインダクタンス素子に
    よって構成される整合回路と、前記空中線からの反射波
    信号を検出する手段と、この検出された反射波信号に応
    じて回転駆動される駆動源と、この駆動源によって駆動
    され前記複数のキャパシタンス素子もしくはインダクタ
    ンス素子を所定の回転比によって連動して可変する減速
    機構部とを具備したことを特徴とする整合装置。
JP1979085354U 1979-06-21 1979-06-21 整合装置 Expired JPS5822348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979085354U JPS5822348Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 整合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979085354U JPS5822348Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 整合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566145U JPS566145U (ja) 1981-01-20
JPS5822348Y2 true JPS5822348Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=29318550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979085354U Expired JPS5822348Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 整合装置

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JP (1) JPS5822348Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548909A (en) * 1977-06-22 1979-01-23 Patelhold Patentverwertung Automatic transmitter and antenna matching system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548909A (en) * 1977-06-22 1979-01-23 Patelhold Patentverwertung Automatic transmitter and antenna matching system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS566145U (ja) 1981-01-20

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