JPS58222068A - 光学活性なシス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸の製造方法 - Google Patents

光学活性なシス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸の製造方法

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JPS58222068A
JPS58222068A JP10458582A JP10458582A JPS58222068A JP S58222068 A JPS58222068 A JP S58222068A JP 10458582 A JP10458582 A JP 10458582A JP 10458582 A JP10458582 A JP 10458582A JP S58222068 A JPS58222068 A JP S58222068A
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尚仁 大橋
Kozo Shimako
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池田 隆春
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光学活性なシス−1,3−ジベンジル−5−エ
トキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カ
ルボン酸の製造方法に関する。
光学活性なシス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカ
ルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン*
<以下ハーフェステル体と略称する)はビオチン及びそ
の他医薬品の重要な中間体である。
従来光学分割により、光学活性なハーフェステル体を得
るという方法は全く知られていない。
一般にラセミ体を光学分割し、光学活性体を取得する方
法に於て、当該ラセミ体の過飽和溶液に一方の光学活性
体を接種して、接種したと同種の光学活性体を分離取得
するといういわゆる優先晶出法の原理は周知である。し
かしこの方法が有利に適用できるのは、一般に当該ラセ
ミ混合物を形成する場合に限られ、ラセミ化合物の場合
には適用できないと言われている。しかしいかなる化合
物がラセミ混合物を形成するか或いは優先晶出法が適用
できるかは不明であり、しかもその規則性もない。即ち
、この光学分割法を適用しうるラセミ混合物を形成しう
る場合はむしろ特殊な場合である。従ってこの様な条件
を満足する化合物を見出すには非常な努力を払わねばな
らない。しかも、光学分割しようとする化合物が、その
ままの形で優先品出できる場合はきわめてまれである。
本発明者等は(4S、5K)−1,3−ジベンジル−5
−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4
−カルボン酸〔以下(4S。
5R)−ハーフェステル体と称す〕と(4R15S)−
1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−オ
キソイミダゾリジン−4−カルボン酸〔以下(4R*5
S)−ハーフェステル体と称す〕の混合物の種々の方法
による光学分割法を鋭意検討した結果、該ハーフェステ
ル体かラセミ混合物を形成し、そのままの形で優先晶出
法による光学分割が可能となる条件を満足することを見
出し、本発明方法を完成した。
即ち、本発明方法によれば、(4S、5R)−および(
4R,5S)−ハーフェステル体が混在する過飽和溶液
に光学活性なハーフェステル体の結晶を存在せしめ、該
光学活性体と同種の光学活性なハーフェステル体を優先
的に晶出せしめこれを採取することにより光学活性なノ
ーーフエステル体を得ることができるものであり、接種
する光学活性なハーフェステル体の配位により、4R,
58配位及び4S、51を配位の光学活性なハーフェス
テル体をいずれも任意に得ることができる。
本発明方法により得ることができる光学活性ナハーフエ
ステル体からは還元、閉環反応によリビオチン製造上の
重要中間体として知られてパ6光学活性“′”不−1・
3− ′S :/ 9 Jl/ ts、 4    ’
+。
サヒドローIH−フロ(3,4ct)イミダゾール−2
,4−ジオン(以下ラクトン体と略称する)を製造する
事ができる。
この還元、閉環反応においては、光学活性なハーフェス
テル体のエトキシカルボニル基あるいはカルボキシル基
の一方だけを選択的に還元した後、酸処理により閉環し
た光学活性なラクトン体を得る事ができる。
光学活性なハーフェステル体のエトキシカルボニル基を
選択的に還元する場合には、水素化ホウ素リチウム、水
素化ホウ素ナトリウム等の・1    還元剤を用いて
還元反応を行なえば良く、カルボキシル基を選択的に還
元する場合にはジボラン等の還元剤を用いて還元反応を
行なうか、あるいはカルボキシル基をN−ヒドロキシコ
ハク酸イミド、P−ニトロフェノール、インブチルクロ
ロホルメイト等により対応する活性エステル基とした後
水素化ホウ素す) IJつ拳等の還元剤を用い還元反応
を行なえば良い。還元反応後、反応液を塩酸、硫酸等の
酸により中性または酸性とする事により光学活性なラク
トン体を得ることができる。
光学活性なハーフェステル体から光学活性なラクトン体
の製造においては光学活性なハーフェステル体のエトキ
シカルボニル基を還元し、閉環させた場合と、カルボキ
シル基を還元し、閉環した場合とでは得られる光学活性
なラクトン体の配位は互に逆のものとなる。
従って、本発明方法により得られる48,5R配位及び
4R,58配位の光学活性なハーフェステル体いずれか
らも、天然型ビオチン製造上の重要中間体である4aS
 、5aR配位をもつ光学活性なラクトン体に導びくこ
とかできる。
即ち、本発明方法によって得る事ができる2種の光学活
性なハーフェステル体はいずれも天然ビオチンの製造上
の中間体として用いる事ができるものである。
この事は、一般的光学分割操作においては、得られる2
種の光学異性体の一方だけが利用され、他方はラセミ化
し再度光学分割操作に付されていることと比べると大き
な特徴であり、工業的な価値の大きいものである。
本発明方法を以下に具体的に説明する。(4S 、5R
)−および(4R15S)−ハーフェステル体とが混在
する過飽和溶液の調製方法としては、該ハーフェステル
体を適当な溶媒に加熱溶解したのち、冷却する方法、溶
液を濃縮する方法、或いはこの該ハーフェステル体の溶
解度を減少させるような溶媒を添加する方法など一般の
過飽和溶液の調製に常用させる方法を用いる事ができる
溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等のアルコール系ON、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン系溶媒及びこれらと水との混合溶
媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
系溶媒またはアセトニトル等のニトリル系溶媒を用いる
事ができるが、光学分割を効率的に行なう上ではキシレ
ン、トルエンが好才しい。
本発明に於ける( ’i Sx p R)−および(4
R,58)−ハーフェステル体とが混在する過飽和溶液
の溶質が光学的に純粋なラセミ体である時には、分割に
際し外部より種晶を接種する必要があるが、溶質が光学
的に不純な時、即ち、一方の光学活性体がより多く存在
する場合にあっては、その活性体が自然組品し、これが
種晶を接種したと同様の作用するので、非ずしも外部よ
りの接種を必要としない。本発明方法では、この様に自
然組品し外部からの接種と同様に作用する場合であって
も接種したと称することとする。
接種量は特に制限はなく、多ければ多い程分割が容易に
なりかつ促進されるが、通常分割溶液中のハーフェステ
ル体の1〜10重量%程度の接種量を用れば十分である
。目的とする光学活性体が他方に比べ過剰に存在する場
合にtいて、自然組品を待たずに接種する場合には、そ
の接種量は更に少量で良い。接種する光学活性体はその
使用目的からして高純度であることが望ましい。
本発明方法においては過飽和溶液より一方の −。
光学活性体のみを晶出させるいわゆる片側分割のみなら
ず、平行又は直列に連結した2個の分割塔、或いは区査
を有する分割槽のそれぞれに相反する光学活性なハーフ
ェステル体の一方を接種し、これに(、iS、5R)−
および(4R15s)−ハーフェステル体とが混在する
過飽和溶液を接触させることにより2種類の光学活性な
ハーフェステル体を同時に取得することもできる。
又、本発明方法を実施するに当り、(4S。
5R)−および(4に、58)−ハーフェステル体とが
混在する過飽和溶液に、ジメチルアニリン、ジメチルベ
ンジルアミン、トリエチルアミン等の有機塩基、あるい
は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基をハ
ーフェステル体に対し0.05〜0゜6モル倍添加し、
過飽和溶液の安定性を増すこともできるが、特に必須の
条件ではない。      1 本発明方法で原料として用いるシス−1,3−シヘンジ
ルー5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジ
ン−4−カルボン酸(ラセミ−ハーフェステル体)は文
献未記載の新規化合物であり、シス−1,3−ジベンジ
ル−へキサヒドロ−IH−フロ(3,4−d)イミダゾ
−/l/−2、4、6−) !j tンとエチルアルコ
ールから合成することかでiる。
又、本発明方法により製造することができる光学活性な
シス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−
2−オキンイミダゾリジン−4−力)Lt yKン峻(
光学活性なハーフェステル体)も文献未記載の新規化合
つであり、本発明方法で種晶として用いた光学活性なハ
ーフェステル体はラセミ−ハーフェステル体をエフェド
リン又は2−アミノ−1,1−ジフェニルプロパツール
から選らばれる光学活性なアミンを光学分割剤として用
い、光学分割操作を行って得たものである。
以下鑑こ参考例および実施例を挙げ本発明方法を具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。    − 参考例1 シス−1,3−ジベンジル−へキサヒドロ−1H−フロ
(3e41d)イミダゾール−2,4,6−4リオン7
0゜Ofに99゜5%、エタノール16.6F、ベンゼ
ン1,000−を加え、2時間加熱・還流した。その後
、ベンゼン約6004を常圧にて留去し、これにn−ヘ
キサン200−を加え、室温にて一夜攪拌した。
析出した結晶を沖過後、減圧乾燥し、76.2 Fのラ
セミ−シス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボ
ニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸を得
た。このものはトルエンにて再結晶し、融点 110〜
111℃を示した。
参考例2 1) ラセミ−シス−1,3−ジベンジル−5−エトキ
シカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボ
ン酸764■を95優エタノール4rnlに溶解し、こ
れにl−エフェドリン310119を加え均一な溶液と
した後、O℃〜5℃にて一夜放置した。析出品を枦取し
く4R,58)シス−1,3−ジベンジル−5−エトキ
シカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボ
ン酸・l−エフェドリン塩339岬、mp  163−
167℃、〔a″) D  −11,6’(C=1.0
 、 CH30H) ヲ得f:。
上記塩200 w9に3%塩酸水20−を加え塩を分解
した後、酢酸エチルにて抽出し、(4R,5S)−シス
−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−
オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸138〜、mP
 133−135℃、〔α)、6.+21.6°(C=
1.0゜DMF)を得た。
11)  ラ七ミーシスー1,3−ジベンジル−5−ニ
トキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カ
ルボン酸19.I Pをイソプロピルアルコール200
−に溶解し、5−2−アミノ−1,1−シフ・ニルプロ
・寸ノ     +、ニール11.1’を加え均一な溶
液とした後、室温にナー夜放置し、析出晶を沖取し、塩
21.1 ?、mP  135〜144℃を得た。 こ
の塩20.OFをメタノール500m1から再結晶して
、(4S、5R)−シス−1,3−ジベンジル−5−エ
トキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カ
ルボン酸・5−2−アミノ−1,1−ジフェニルプロパ
ツール塩?、3 f 、 mp 150−151℃、(
m) a0+20−9 ”(c =1−0 # ””3
0H)’t 得り。
で       この塩6.OFに3%塩酸水300r
rLtを加えた後、酢酸エチルにて抽出しく4S、5R
)−シスー1.3−ジベンジルー5−エトキシカルボニ
ル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸、3.
9 fSmP  133〜5 135℃、[m]   −20,7°(c=l、DMF
)66 を得た。
これをベンゼンから再結晶するとmp 137.52〇 −138,5℃、〔α)   −21,8°(c=l 
36+) DMF)であった。
一ヒ記光学分割母液及びメタノール再結晶母液を合せ減
圧上濃縮し、3チ塩酸水800tnlを加えた後、酢酸
エチルにて抽出し、減圧下酢酸エチルを溜去した残渣を
イソプロピルアルコール200−に溶解した。この溶液
にR−2−アミノ−1,1−ジフェニルプロパツール8
.42を加え均一な溶液とした後、室温にて6時間放置
して析出品15.OFを得た後、メタノール400m1
から再結晶して、(4R,58)−シス−1,3−ジベ
ンジル−5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾ
リジン−4−カルボン酸・R2−アミノ−1,1−ジフ
ェニルプロパツール塩8.2 P、 mp  150〜
151℃、〔α) D−21,0((e 1,0 、 
Cl−12sOH)を得た。
この塩6.Ovを3%塩醒水にて分解し、酢酸エチル番
ごて抽出し、(4R,5s)−シス−1,3−ジベンジ
ル−5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジ
ン−4−カルボンIR3,791mp 134〜136
℃、〔α〕20十6t5 2.1.0 (c= 1 、 DMF )を得た。
実施例1 ラセミ−シス−1,3−ジベンジル−5−ニトキシカル
ボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸(
以下 ラセミ−ハーフェステル体と略称する) 10.
00 y +c )ルエン100dを加え、加温・溶解
した。
この溶液を徐々に冷却し、42℃となったところで(4
S 、5R)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカル
ボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸0
.50 fIを接種し、39〜41℃にて2時間、保温
・攪拌した。析出した結晶を沖過し、乾燥した。
(45,5R)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカ
ルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸
1.57 Fが得られた。
融点 135〜137℃ 0 (a)    −20,5°(c=2.DMF)65 光学純度 94% 沖欣にラセミ−ハーフェステル2.0Of加え、加温、
溶解した。この溶液を徐々に冷却し、42℃となったと
ころで(4R,58)−1,3−ジベンジル−5−エト
キシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カル
ボン酸0.50 fIを接種し39〜41℃にて2時間
保温・攪拌した。
析出した結晶を沖過し、乾燥した。(4k。
5S)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル
−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸2゜23
2が得られた。
融点 135.5〜137.5℃ 0 〔α)   +20.9  (C=2.DMF)66 光学純度 96% 参考例3 水素化硼素リチウム43!lvとテトラヒドロフラン3
 nJの混合物に4−のテトラヒドロフラン中に上記反
応で得た( 4 S 、 51t)−1゜3−ジベンジ
ル−5−エトキシカルボニル−1 2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸249H”
iを溶解した溶液を室温にて滴下した。
次にこの反応液を2時間還流したのち、テトラヒドロフ
ランを溜去した。残渣に°冷却子メタノール4−を徐々
に加え、次に濃塩酸0.52を加えた。この混合物を1
時間還流し、次に減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロ7ト精製し150”Pの(4aS、13aR) 
−1,3−ジベンジルへキサヒドロ−l H−フロ〔3
゜4−d〕イミダゾール−2,4−ジオンを得tこ 。
融点 114〜116℃ [α]o+58.1°(C= 1 、 CHCl3)参
考例4 実施例1で得た(4R,55)−1,3−ジベンジル−
5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−
4−カルボン酸382■とテトラヒドロフラン5−の溶
液に一20℃で水素化硼素ナトリウム47岬を少量ずつ
加えた。これに三弗化硼素−エーテル錯体220■を滴
下し、同温度で1時間攪拌後、室温で3時間攪拌した。
この反応液を氷水10nd中に注入し、室温にて1時間
攪拌後、炭酸カリウム水溶液にてpH9としたのち酢酸
エチル10−にて2回抽出した。有機層を飽和食塩水に
て洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロ7ト精製し、(4a
S、5aR)−1。
3−ジベンジルへキサヒドロ−1H−フロ[3,4−d
)イミダゾール−2,4−ジオン208〜を得た。
融点 114〜117℃ 〔α) 、 +58.9°(C=1.C[(C1,s)
実施例2 ラセミ−シス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカル
ボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸2
.50 y +こキシレン25−を加え、加温、溶解し
た。この溶液を徐々に冷却し、60℃となったところで
(4S。
5R)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル
−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸0゜25
Fを接種し、55〜57℃にて2時間保温・攪拌した。
析出した結晶を沖過し、乾燥した。(45,5K)−1
,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−オキ
ソイミダゾリジン−4−カルボン酸”   0.72 
Fが得られた。
融点 117〜120℃ 0 〔α)    −13,5°(C=2.DMF)s66 光学純度 62優

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (4S、5R)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカ
    ルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸
    〔以下(4S15R)−ハーフェステル体と称する〕と
    (4R,55)−1,3−ジベンジル−5−エトキシカ
    ルボニル−2−オキソ−イミダゾリジン−4−カルボン
    酸〔以下(4R15S)−ハーフェステル体と称する〕
    とが混在する過飽和溶液に光学活性な(48#5R)−
    ハーフェステル体または(4R,58)−ハーフェステ
    ル体の結晶を存在せしめ、該光学活性体と同種の光学活
    性なハーフェステル体を該過飽和溶液より優先的に晶出
    させたることを特徴とする光学活性な(48,5k)−
    ハーフェステル体または(4R,58)−ハーフェステ
    ル体の製造方法。
JP10458582A 1982-04-16 1982-06-16 光学活性なシス−1,3−ジベンジル−5−エトキシカルボニル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボン酸の製造方法 Granted JPS58222068A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57198098A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Sagami Chem Res Center Preparation of optically active monoester monocarboxylic acid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57198098A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Sagami Chem Res Center Preparation of optically active monoester monocarboxylic acid

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